森保一監督(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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先日、テレビ番組で「日本代表がワールドカップまでに準備すべきこと」という質問があったので、「今さらない」と回答しました。

実際、今後日本代表がワールドカップまでに試せる時間というのは、9月に予定されているアメリカ戦を含む練習試合の2試合、そしてもしかしたら本大会前にできるかもしれないという1試合ということになります。となると、今さら新しいことはできません。

それなのにブラジル戦、チュニジア戦と枠内シュートが0本に終わり、日本代表の前途には重い暗雲が立ち込めている雰囲気になっていると思います。

それでも今後、日本代表にできることはあります。それは森保一監督が戦い方を明確にしてくれること。たとえば三笘薫にボールが渡ったときに、そこで崩すか、あるいは崩せなかったときにどうするか、監督がもっとはっきり道筋を示してくれればと思います。

また6月の4試合はワールドカップと同じ中3日の戦いをすることで、どうコンディションを作っていくのか試しました。9月はドイツとスペイン、そしてコスタリカという対戦相手をしっかり想定した戦いを見せることで、期待度が増すのではないでしょうか。

それから7月のE-1選手権に思い切った選手を招集し、その後9月の試合に呼ぶことでチームは変わると思います。これまでの選手にも強烈な刺激を与えられるでしょう。

つまり「新しいこと」はもうできませんが、まだできることはあるということです。そういう森保監督の手腕を見せてほしいと思います。

(撮影:岸本勉/PICSPORT)