47分も飛行できる小型ドローンDJI Mini 3 Proは、航空法改定にも対応した次世代仕様

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ドローンとは、無線で遠隔操作できる無人機のことです。
ドローンには、荷物運搬や農薬散布などの産業用もありますが、個人で動画や写真の空撮ができるドローンも普及しています。

個人利用で人気が高いのが小型ドローンです。
200g以下の小型ドローンであれば、空港周辺や人口集中地区などの上空を除く、150m以下の空域であれば、申請をしなくても飛行可能だったためです。
ただし2022年6月以降は、法規制が変更となり、100g以上の無人航空機は登録が必須となっています。

200g以下のドローンとしては、199gのDJI Mini 2が人気ですが、申請義務の重さの基準が100g以下に変更となったため、小型ドローンの方向性にも変化が生まれつつあります。

そんな中、小型ドローンの最新モデル「DJI Mini 3 Pro」がリリースされました。
DJI Mini 3 Proのサンプル機をDJIよりお借りしましたので、写真にて紹介します。


DJI Mini 3 Pro

DJI Mini 3 Proは、小型ドローンDJI Mini 2の後継機種としてリリースされました。
重さが海外基準の249gという仕様となります。
さらに、長時間飛行できるオプションバッテリーが用意され、このオプションバッテリーの装着で約47分という長時間飛行が可能になっています。

DJI Mini 2の飛行時間が約18分でしたので、飛行時間は大幅に延びました。
小型でありながら、ハイエンドモデルに近い仕様となっています。
また障害物センサーの搭載により、広範囲で感知が可能となり、より安全な飛行が可能になりました。
さらにDJI Mini 3 Proは、6月20日以降の航空法改定に合わせて内蔵リモートID対応予定となっています。


カメラ部分

本体のセンサーサイズは、1/1.3インチと大型化されて、高解像度な4K動画の撮影が可能になりました。またジンバルの可動域が増え、上方にも向くようになったのに加え、縦動画の撮影も可能になり、TikTokなどの動画サイトで利用しやすくなりました。


送信機

DJI Mini 3 Proは、新型送信機とのセットモデルも用意されています。
新型送信機はディスプレイを内蔵しているため、スマートフォンに接続することなく、ドローンの操作が可能になっています。また、送信機自体にメモリカードを内蔵しており、動画や写真のデータを保存することが可能になっています。

DJI Mini 2と比較すると、重量が50g増えていますが、本体サイズは小型を保ったまま、プロペラサイズが大きくなっており、飛行の安定性が高くなっています。


DJI Mini 3 ProとDJI Mini 2の比較


DJI Mini 3 Proの飛行の様子

DJI Mini 3 Proの作例です。


写真の作例(オリジナルデータは4032×3024ピクセル、F1.7、1/3000、ISO100、焦点距離7mm)

動画の作例


DJI Mini 3 Proは、小型ドローンとして大きく進化しました。
安定した飛行と高解像度動画が可能になり、より使いやすくなっています。
2022年6月以降の法改正を遵守しながら、利用しやすいモデルといえるでしょう。


執筆 伊藤浩一