二作目は、BBC & HBO共同制作のドラマ『2034 今そこにある未来』だ。物語の序盤で起きる、度肝を抜かれる“ある展開”の描写が原因かどうかは定かではないが、中国では放送禁止となった本作。一方、欧米では「2019年最高傑作のひとつ」と賞賛された話題作が、ついに今年1月から日本でも配信解禁! 2019年から2034年までの15年間を、今後起こるかもしれない世界的な紛争、政治やテクノロジーがもたらす騒乱、疫病に天災等とともに、英国マンチェスターのある家族の姿が描かれる。エマ・トンプソンがトランプ前大統領を思わせる政治家を魅力たっぷりに“怪演”しているほか、ラッセル・トーヴィー、ロリー・キニア、リディア・ウエスト、アン・リードらが出演。脚本を手がけたのは、『ドクター・フー』や『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』で知られる、気鋭の脚本家ラッセル・T・デイヴィス。彼いわく、本作は「マンチェスターのライオンズ家が、この15年間をどのように生き抜くかを描いた家族の愛の物語」だ。