現在、27歳のトレシージャはスペイン代表としてもプレー。しかし、20年に脳腫瘍と診断されて手術を行い、その後は闘病生活を送った。だが、23日に行われたスペインスーパー杯決勝のバルセロナ女子戦で、後半40分にピッチへと送り込まれ、キャプテンマークを巻いてプレーした。
試合には0-7と敗れたものの、2年ぶりの復帰を果たしたトレシージャには忘れられない試合となったようだ。試合後には、かつて在籍したバルセロナの選手たちに囲まれて胴上げも行われ、『ESPN』は「これぞフットボール」とコメント。
トレシージャはクラブの公式ツイッターで「ここにいて、仲間とすべてを分かち合うことができて、とても幸せです。クラブに感謝しなければならない。彼らはいつも一緒にいてくれた。これは私へのご褒美です。ロッカールームとピッチにいられることは、とても特別なことです」と感謝と喜びを伝えている。