ブッフヴァルト氏が伊藤洋輝を評価、遠藤航の負担を不安視
ドイツの大衆紙ビルトは、先日にブンデス初得点を決めるなど、いまやVfBシュトゥットガルトの主力の1人として活躍をみせる伊藤洋輝について、同じCBで日本でも活躍していたドイツのレジェンド、ギド・ブッフヴァルト氏に22歳の若武者の印象を聞いた。
これに対して同氏は、「パスの正確さに加えて、彼がもつ落ち着きを特に評価している。プレッシャーがかかる状況下にあっても、しっかりとボールを出すことができるんだ。また彼は非常に客観的にプレーすることができ、対人戦では常に近くについている。彼がみせる今の成長は、母国の日本でも注目されており、近い将来、彼が日本代表の一員としてのチャンスを得ることは、想像に難くないね」と評している。
そしてこれまで遠藤航、伊藤洋輝、岡崎慎司、酒井高徳、浅野拓磨、細貝萌ら、多くの日本人選手が活躍をみせてきた理由について、日本の事情にも精通するブッフヴァルト氏は、「シュトゥットガルトでとても居心地良く過ごせていると思う。我々シュヴァーベンの人々と似たメンタリティをもっており、ともに勤勉な気質で、まるでホームのような感覚を覚えているだろう」との印象を語った。