記事はまず、経済協力開発機構(OECD)によると、
韓国の2020年のGDPはOECD加盟国のうちカナダをわずかに上回って第9位となり、ロシアやブラジル、オーストラリアをも超えたと紹介した。日本や
中国にはまだ及ばないものの、世界のトップ10に入ったことは評価すべきだとしている。また、購買力を基準とした1人当たりGDPで、
韓国は日本を追い越したこともあると指摘した。
さらに、
韓国は「経済自由度指数」でも高い評価を得ていると紹介した。米国のヘリテージ財団が発表した2021年版の「経済自由度指数」によると、日本は23位、
韓国は24位だったが、
中国は107位と大きく引き離されている。特に
韓国は、ビジネスの自由度が高く評価されているという。
このほか、教育面でも
韓国は優れているそうだ。記事は、第58回国際数学オリンピック(IMO)で
韓国が優勝したことを紹介し、これを根拠に「アジアにおいて教育面での実力が強い国」だとしている。また、
韓国には14万人もの外国人留学生がいる留学大国でもあると伝えた。
中国では
韓国のことを格下扱いする傾向があるが、
韓国の実力を認めている人も多いようだ。とはいえ、
韓国経済も新型コロナの影響を強く受けており、2021年の経済見通しは決して楽観できるものではないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)