エリア・ストアブランドではなく、個々の店舗単位なので、例えば「エキュート立川」「アトレ秋葉原」はJRE POINTアプリのバーコード機能が使えるが、「グランデュオ立川」「アトレ恵比寿」は使えないで注意しよう。首都圏エリアに加え、「エスバル山形」など東北エリアの
JR東日本の駅ビルでもJRE POINTアプリのバーコード機能が使えるそうだ。
JR東日本は、多様な通勤スタイルを応援する、紙の回数券に相当する新たなポイントサービスを2021年3月に開始予定。
JR東日本の在来線全てのSuicaエリアを対象に、同一運賃区間の利用が同一月内に10回で運賃1回分相当のJRE POINT、さらに月11回以上の利用で、1回ごとに運賃の10%相当のJRE POINTを還元する。
この新サービスの成否は、JRE POINTアプリのバーコード機能対応のJRE POINT加盟店が増え、還元されたポイントを買い物や飲食に使えるかどうかにかかっていると思っていたところ、
JR東日本は、急ピッチでアプリ対応加盟店を拡大し、しっかりとフォローしてきた。やっと、楽天ポイントなど先行する共通ポイントサービスのサービス内容に追いついただけだが、従来のイメージで「JRE POINTはためても、Suicaへのチャージしか消費先がなく、楽しみがない」と思い込んでいるなら、JRE POINT加盟店マップをチェックしてみよう。
交通系電子マネーの相互利用の都合上、おそらく実現しないが、もし全てのSuica加盟店でJRE POINTが使えるようになると、スマートフォンやApple Watchで使えるSuicaは、ポイントがたまりやすく、レジでの決済スピードが速い、最強のキャッシュレス決済サービスに躍り出るだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)