エルヴァは、2019年にマクラーレンが発表したルーフのないロードスターである。4リッター V8ツインターボエンジンを搭載し、815馬力を発揮する。1960年にブルース・マクラーレンがレースのためにエルヴァカーズとコミッションして、開発したレーシングカーM1Aなどのマシンからインスパイアされている一台だ。
マクラーレン・エルヴァ
テスト・開発プログラムの最終段階に到達し、最初のオーナーへのデリバリーを2020年中に控えている。マクラーレンのアルティメットシリーズ最新モデルであるエルヴァは、ドライビングのスリルを最も純粋な形で味わえるよう設計されている。マクラーレン史上最も軽量なマシンを、最高出力815psのツインターボV8エンジンで駆動して、どう猛な加速力を備えるだけでなく、性能を最大限に活用して自在に操ることのできるハンドリングを誇る。ドライビング経験を変貌させるのが、革新的なアクティブ・エア・マネージメント・システム(AAMS)。これが、シームレスに融合したエルヴァのコクピットをバーチャルキャノピーで包み込み、繊細に調整されたエグゾーストが放つ感動的なサウンドも加わって、五感が増幅されるような経験を生み出す。
そのテスト・開発プログラムは、マクラーレン・オートモーティブのチーフ・テストドライバー、ケニー・ブラックが指揮しており、マクラーレン・オートモーティブの製品史上、最も胸躍るモデルに磨き上げたのも、彼のチームである。
ケニーはグッドウッド・スピードウィーク期間中に、グッドウッド・モーター・サーキットをエルヴァで走行し、その特徴を鮮明に示した。目を見張るペースと生き生きとしたハンドリング性能がよく分かるケニーのラップをご覧いただきたい。
ダイナミックな能力が凝縮されたランドのステアリングさばきは、こちらでご覧いただける。