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コラボニュース
「確かに、いろいろなことが大きく変わりましたね。転職市場もそうですが、社内を見てもすごく実感しています」
「Spring転職エージェントでは平均すると週1回程度でしたが、例えば小さい子どもがいる社員などにはかなり積極的に利用してもらっていました。そこへ新型コロナウイルス感染症の拡大が起きました。我々は今年の2月半ばから一斉にリモートに切り替えたので、4月に緊急事態宣言が出た頃にはリモートの働き方にもかなり慣れていたと思います」
「転職市場の動向でいえば、米中摩擦の影響が長引いているところへコロナがあり、求人倍率の数字は前年から比べるとかなり下がりました。また、企業側も転職者も、選考の最終段階で慎重になるケースが増えています。企業は役員面接の段階で見送りとなり、転職者も最終的にオファーが出ても断ってしまう。最近の転職市場のひとつの傾向だと言えるでしょう」
「ジョブ型への移行は大きいですよね。企業側が求める人材が、今まで以上により専門性のある人材にフォーカスされていく。ジェネラリストよりもエキスパートのほうが求められるようになっていく傾向はますます強くなっていくでしょう」
「まだまだIT人材が不足しているのですが、需要が多ければスキルを身に着けた人材も増えていくだろうと考えられます。だからひとつの先行投資ですね。IT人材だけではなく、他の職種でもエキスパートのニーズはこれからどんどん増えていくでしょう。たとえばバックオフィス系だと法務や、財務・経理などの分野で専門性を持っている人材に対する需要は大きい。人事でも、これからは新しい働き方が広がっていくでしょうから、そこに精通している専門性が求められることになるでしょう。こうした傾向は、特定の業界に限らないものだと思います」
「今までは人手不足で売り手市場という状況も手伝って、多少スキルがマッチしなくても採用されたし給料も上がった。でもそういう時代は終わりました。やりたい仕事があって転職をしたいと思っても、そのためのスキルが自分に不足しているならばまずはスキルアップをしていくことが大切になります。つまり、単に転職というよりはキャリアビジョンをはっきりさせて、計画的に専門性を身に付けていくほうがいい、ということです」
「これまで仕事一筋という人も、コロナ禍でひとりひとりが仕事だけではなく家庭も省みるようになって、さらに自分自身を見つめる時間も増えた。ですから、仕事だけでなく生活全体を踏まえて考えることが重要になっていくでしょう。これはもちろん企業側も同様で、今までのような採用活動ではなかなかいい人材を見つけていくことはできなくなるかもしれません」
「Spring転職エージェントでは『360度式コンサルティング』といいまして、1人のコンサルタントが転職希望者のキャリアコンサルティングと企業の求人開拓の両方を担当するやり方を導入しています。こうすることで、コンサルタントが人材と企業の双方を深く理解したうえで紹介できるので、精度が格段に上がります。また、我々は『職種別専門部門制』という体制をとっています。各コンサルタントが担当する職種に精通することで、より深いニーズを把握できます。そもそも企業が求人をかけるときは職種で募集しますから、この方が理にかなっているんです。この『360度式コンサルティング』と『職種別専門部門制』が非常にうまく噛み合い、満足度も大きく向上しました」
「コロナ禍でジョブ型への移行が進みましたが、こうした傾向はコロナ以前からありました。コロナはむしろその流れを加速したに過ぎません。ワークライフバランスの重視もそうで、今までの変化の傾向が顕在化しつつあるのが現状の働き方の変化だと言えます」
「リモートの時代ですから、転職活動の面接もオンラインで行われることがかなり多くなっています。最終面接以外は全てオンラインで、という企業も多いですね。オンライン面接は、若手の方の方が上手ですね。自撮り文化があるというか、カメラを見て喋るのに慣れているように見えます。オンライン面接にはどうしても慣れが必要ですし、リアルとは違った言葉のキャッチボールの仕方、画面への映り方、背景や音といった環境への気配りなど、オンラインならではの注意する点も多い。当社では照明の当て方や喋り方などのコツをはじめ、テクニカルな部分のアドバイスもしていますので、転職を考えている人はぜひ一度Spring転職エージェントに相談していただきたいですね」