TCLがAlcatelブランドのスマホをMWC 2018で発表!初のAndroid Oreo (Go Edition)搭載モデルも

TCL Communicationは24日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2018年2月26日(月)から3月1日(木)まで開催される「Mobile World Congress 2018(以下、MWC 2018)」に合わせて同社が展開する「Alcatel」ブランドのプレスイベントを開催し、新たにGoogleが昨年発表した低性能向けプラットフォーム「Android Go」の最新バージョン「Android Oreo (Go Edition)」を採用した初のスマートフォン(スマホ)をなどを発表しています。

Alcatelでは2018年にスマホのラインナップを一新し、新たに流行りのアスペクト比9:18の縦長画面「Alcatel FullViewディスプレイ」による“ほぼ全画面デザイン”を採用した「1」シリーズおよび「3」シリーズ、「5」シリーズを展開していくとのこと。特徴は縦長画面だけでなく、指紋認証や顔認証に対応し、3および5シリーズはデュアルリアカメラを搭載しているということです。

またこれらの2018年モデルを含む主要な機種において少なくとも四半期ごとのAndroidセキュリティパッチレベルの更新を行い、1シリーズではAndroid Oreo (Go Edition)を搭載することで軽快に動作するGmail GoやYouTube Go、Chrome Goなどの各種Goアプリが利用可能となっています。

5シリーズは300ユーロ(約39,000円)以下で約5.7インチHD+(720×1440ドット)IPS液晶の「Alcatel 5」、3シリーズは200ユーロ(約26,000円)以下で約6.0インチFHD+(1080×2160ドット)IPS液晶の「Alcatel 3V」と約5.7インチHD+ IPS液晶の「Alcatel 3X」、5.5インチHD+ IPS液晶の「Alcatel 3」、1シリーズは100ユーロ(約13,000円)以下の「Alcatel 1X」の合計5機種がラインナップされています。

発売時期はAlcatel 5とAlcatel 3Xがすでに一部市場で販売開始されており、Alcatel 3VとAlcatel 3が来月より順次発売、Alcatel 1Xが4月より順次発売され、価格はAlcatel 5が229.99ユーロ、Alcatel 3Vが188.99ユーロ、Alcatel 3Xが177.99ユーロ、Alcatel 3が149.99ユーロ、Alcatel 1XがシングルSIMで99.99ユーロ、デュアルSIMで109.99ユーロ。

さらにAlcatelでは7インチ「Alcatel 1T 7」と10インチ「Alcatel 1T 10」のタブレット、そしてLTE UE Category 7による下り最大300MbpsとLTE UE Category 12による下り最大600Mbpsにそれぞれ対応したモバイルWi-Fiルーター「Alcatel LINKZONE CAT10」と「Alcatel LINKZONE CAT7」も発表しており、パートナーと協力して次世代移動通信体規格「5G(第5世代)」については来年に投入する予定だと明らかにしました。

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