iPhoneをGoogleアカウントのセキュリティキーに設定可能に!高度な保護機能プログラムも

Googleは15日(現地時間)、Googleアカウントにログインする際に2要素(段階)認証(2FA)としてセキュリティーキーを用いる方法として新たにiPhoneをセキュリティーキーとして利用できるようにしたと発表しています。利用するにはiOS向けアプリ「Google Smart Lock」をダウンロード・インストールし、セキュリティキーを有効にすれば、Bluetoothを搭載した機器におけるGoogleアカウントのログインにおいてiPhoneをセキュリティーキーとして使えるようになります。

iPhoneをセキュリティーキーとして使えるGoogle Smart LockアプリのVersion 1.6はアプリ配信マーケット「App Store」にて現地時間1月13日より配信されています。なお、すでにAndroidでは昨年4月から同様にセキュリティーキーとして使えるようになっていますが、Androidでは特にアプリをインストールすつ必要はありません。対応OSはAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)以降およびiOS 10.0以降。

また同社は政治家やジャーナリスト、起業家などのより高いレベルの保護を必要とする利用者のためにGoogleの最も強固なセキュリティーサービス「高度な保護機能プログラム(Advanced Protection Program)」( http://g.co/advancedprotection )を提供開始しています。高度な保護機能プログラムは該当ページで登録することで利用できます。ただし、iPhoneの場合は事前にGoogle Smart Lockアプリを有効化しておく必要があるとのこと。

続きを読む