正方形画面と物理キーボードを備えた個性派スマホ「Unihertz Titan 2」の外観や基本機能などをチェック!

既報通り、超小型モデル「Jelly]」シリーズやタフネスモデル「Atom」シリーズなどの個性豊かなスマートフォン(スマホ)を多数展開している中国の上海を拠点としているメーカーの「Unihertz(ユニハーツ)」がQWERTY配列の物理キーボードを搭載した「Unihertz Titan」シリーズの新商品となる「Unihertz Titan 2」を日本国内向けに一般販売を開始しました。

Unihertz Titan 2は2019年に発売されたQWERTY配列の物理キーボードを搭載したAndroidスマホである初代のUnihertz Titanの後続機種で、本機の登場まではには同じくQWERTY配列の物理キーボードを搭載しながらも小型化した「Titan Pocket」や縦長ディスプレイを搭載した「Titan Slim」などというような若干コンセプトの異なるシリーズ展開がされました。

一方、Unihertz Titan 2は初代のUnihertz Titanと同様にアスペクト比1:1の正方形な1440×1440ドットのディスプレイを搭載したおよそ6年ぶりの正統後継機と言えると思います。またスレート型のQWERTY配列の物理キーボードを搭載したAndroidスマホとしては世界で初めて5G通信に対応した機種でもあります。なお、5Gに対応したQWERTY配列の物理キーボード搭載スマホとしてはスライド式キーボード搭載型のコミュニケーター「Astro Slide Transformer 5G」が初となります。

Unihertz Titan 2は本体カラーがブラック1の1色のみで、主な販路(記事執筆時)は同社の公式Webサイト( https://www.unihertz.com/ )内の公式Webストアや大手ECサイト「」で、価格はオープンながら希望小売価格および公式Webストアでは64,800円、Amazon.co.jpでは64,999円(640ポイント還元)となっています。

本記事では古くは「W-ZERO3」シリーズからQWERTY配列の物理キーボード搭載スマホを好んでやまない筆者も一般販売の開始前にクラウドファンディングでゲットしており、実際に「メイン端末として」現在使用し始めているため、開封して同梱品や外観、プリインストールアプリなどの基本機能を紹介していこうと思います。

【同梱品と外観、スペックを確認】

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Unihertz Titan 2のパッケージ(箱)の内容物

UnihertzはこれまでにQWERTY配列の物理フルキーボード搭載スマホとしてTitanシリーズを展開しており、これまでに初代のUnihertz Titanからはじまり、小型なUnihertz Titan Pocket、縦長画面のUnihertz Titan Slimといった3機種をリリースしていましたが、新たに初代Unihertz Titanの正当後継機種として5Gに対応したUnihertz Titan 2が登場しました。Unihertz Titan 2は前述通りに正方形な約4.5インチ1440×1440ドット液晶ディスプレイを搭載し、その下にQWERTY配列の物理フルキーボードを搭載してより正方形に近いスタイルとなりました。

それではさっそく個装箱の中身を確認していきましょう。内容物としては、Titan 2本体のほか、専用の保護ケース(TPU製)、USB Type-Cケーブル、USB Type-C→3.5mmイヤホンマイク端子変換ケーブル、USB充電器、SIM取り出しピン、ディスプレイ保護フィルム、クイックガイド、ワランティガイド(保証書)などの紙類が同梱されています。また本機にはFMラジオ機能が搭載されていますが、これを利用するには付属の変換ケーブルかUSB接続タイプの有線イヤホンが必要となるので紛失しないように気を付けましょう。

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Unihertz Titan 2の正面(画像=左)と背面(画像=右)

続いいて外観をチェックしていきます。表側には正方形な約4.5インチ1440×1440ドットメインディスプレイ、約3200万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラ(顔認証対応)、通話用(受話)スピーカー、近接センサーと本機のキモでもあるQWERTY配列の物理キーボードが配置されています。

背面側にはメインとなる約5000万画素CMOS/広角レンズに加え、約800万画素CMOS/望遠レンズ、撮影用ライト、NFCセンサー(Unihertzロゴの上付近)、そしてもう1つの大きな特徴でもある約2インチ(410×502ドット)のサブディスプレイが配置されています。一方、初代のUnihertz Titanには搭載されていた非接触充電(Qi)への対応は見送られています。

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カメラとサブディスプレイ付近のアップ

サブディスプレイを利用してメインカメラでの自撮りの写真撮影のほか、ユーザー自身でアプリを登録してサブディスプレイ上で実行することも可能です。とはいえ、2インチと画面が小さいので、快適に操作できるかどうかはアプリ次第になりますが……。

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Unihertz Titan 2の天面(画像=左)と底面(画像=右)

天面側には動画撮影用マイクと赤外線リモコン用ポートが配置され、底面側にはUSB Type-C端子(USB OTG対応)、通話および動画撮影用マイク、外部スピーカー、そしてSIMカードスロットがあります。SIMカードスロットはnanoSIM(4FF)×2の構成で、メモリーカードには非対応となっています。

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SIMカードスロットを取り出したところ。


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Unihertz Titan 2の左側面(画像=左)と右側面(画像=右)

左側面にはユーザー自身が自由に機能やアプリなどをアサインできるファンクションキーが2つあります。なお、デフォルトはファンクション1にサブディスプレイの画面点灯および消灯が設定されています。また右側面には音量キーと指紋認証センサー一体型の電源キーがあります。モバイルネットワーク面においては、5G(NR)に対応しており、国内主要4キャリア5Gおよび4Gでの利用が可能です。

対応のモバイルネットワーク
5G(NR): Band n1/2/3/5/7/8/20/25/26/28/38/40/41/48/71/77/78
4G FDD-LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66/71
4G TDD-LTE: Band 34/38/39/40/41/42/48)
3G WCDMA: Band 1/2/4/5/6/8/19
3G CDMA2000: Band BC0/BC1)
2G GSM: Band 2/3/5/8

※FDD-LTE・5GのBand 20は日本を含むグローバル版のみ、Band 71はUS版のみの対応

外形は約137.8×88.7×10.8mmで質量は約235g(バッテリー込)。持ってみるとしっかりとした重みを感じますが、それでも初代Titanの約303gからは大幅に軽量化されています。一方で、防水防塵機能やタフネス性は失われており、それでもこのズシリとした「道具感」をTitanシリーズの味とみるかどうかは難しいところではあります。筆者としては防水・防塵・高耐久を省いたのであれば、もう少し軽くできたのでは……とも思いますが、そこは仕方がないところなのでしょうか。

チップセット(SoC)にはMediaTek製「Dimensity 7300」を採用しており、内蔵メモリー(RAM)は12GB(仮想拡張で最大12GBまでの割り当て可能で最大合計24GB相当)、内蔵ストレージは512GB(UFS 3.1)を搭載しています。Wi-Fi 6(ax)やBluetooth 5.4、NFC Type-A/Bにも対応するなど、初代のUnihertz Titanと比べて現行のミドルレンジからアッパーミドル程度のスペックまで引き上げられており、日常使いにも過不足の無いパフォーマンスで使っていけるスペックではないでしょうか。

バッテリー容量は5050mAhで、省電力性の高いSoCであるDimensity 7300と相まって長時間の運用でも安心して使っていけます。OSはAndroid 15を搭載し、メーカーは具体的なサポート期間の明言はしていないものの、Unihertzでは「Android 17まではサポートを続けたい。」としており、過去に発売されたこれまでのUnihertz Titanシリーズと比較して長い期間のサポートが行われる予定となっています。

本機搭載のQWERTYキーボードはこれまでのUnihertz Titanシリーズのスマホの中でもさらに洗練され、非常に押し心地の良いものとなっています。また、これまでのUnihertz Titanシリーズと同様に物理QWERTYキーボードでの文字入力を行うための文字入力(IME)アプリとして「Kika-Keyboard」がプリインストールされています。

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キーボードは文字部の発光するイルミネート仕様で、設定を変えるとトラックポイントのようにタッチ操作ができるようにも可能です


【ホーム画面とプリインストールアプリ】

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Unihertz Titan 2のホーム画面

ホーム画面は2面とGoogle Discoverの全3面で、ホーム画面にデフォルトで配置されているアプリはそのすべてがGMS(GmailやGoogleマップ、Google検索といった「Google Mobile Service」のもの)アプリとなっています。

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Unihertz Titan 2のアプリドロワーの画面

プリインストールアプリはUnihertzスマホではお馴染みのツールボックス(コンパスや分度器、騒音計などがまとめられたアプリ)や学生モード(キッズモード)などの他にはFMラジオやNFCカードの管理アプリがある程度で、サードパーティ製のアプリは一切プリインストールされていません。

Unihertz Titan 2は物理キーボード搭載スマホに惚れ込み、現行のマシンスペックでの後続機を待ち望んでいた根強いキーボードスマホ派のユーザーにとって待望の1台となれるスマホではないかと思います。このように「BlackBerry Passport」から続く正方形画面、そして(本家の「BlackBerry」にはまだ追いつけてはいないものの)打鍵感のさらに向上したキーボードの組み合わせは文章・文字入力において非常に快適です。次回は実際にしばらく本機を使って気が付いた点などをお送りしたいと思います。

Unihertz



記事執筆:河童丸


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