最新フラッグシップスマホ「ASUS Zenfone 10」が日本で発売へ!

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにASUSTeK Computer(以下、ASUS)が「ASUS_AI2401_H」(認証番号:020-240001)の工事設計認証(いわゆる「技適」)を2024年3月12日(金)付けでタコヤキによって取得しています。

ASUS_AI2401_Hはすでにグローバル向けに発表されている最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Zenfone 11 Ultra(型番:AI2401)」であることが判明しているほか、Zenfone 11 Ultraのグローバル向け発表時よりASUSの公式Webサイトにて内にあるZenfone 11 Ultraの特設Webページでは各国の販売拠点が掲載されており、その中に「Japan」についても「Coming Soon」と記載されているため、これまでの同社の販売展開を鑑みても従来通りにZenfone 11 Ultraも日本で発売される予定であることがわかっていましたが、改めて日本向けに発売する準備を進められていることが確認できました。

なお、工事設計認証は同じく日本で発売される見込みとなっている最新ゲーミングスマホ「ROG Phone 8(型番:AI2401)」や「ROG Phone 8 Pro(型番:AI2401)」の「ASUS_AI2401_C」や「ASUS_AI2401_D」に追加する形で認証されており、海外を含めてROG Phone 8シリーズとZenfone 11 Ultraはベースが同じとなっているため、日本でも同様に日本向け製品についてはベースが同じで、5G NR方式のn79にも対応しています。

またそういったこともあり、これまでの「Zenfone」シリーズのフラッグシップモデルとして前機種「Zenfone 10(型番:AI2302)」や前々機種「Zenfone 9(型番:AI2202)」などでは日本市場向け製品については日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)に対応していましたが、Zenfone 11 UltraがFeliCaに対応しているならROG Phone 8シリーズもROG Phoneシリーズ初のFeliCa対応となる期待が持てます。

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Zenfone 11 UltraはASUSが展開しているZenfoneブランドにおける新フラッグシップスマホで、Zenfoneとしては「ZenFone 3 Ultra」以来の久しぶりの“Ultra”を冠する大画面スマホとなり、ここ最近のZenfoneと同様にSnapdragon 8シリーズを搭載したハイエンドモデルとなります。一方、Zenfoneでは2021年に発売された「Zenfone 8」シリーズから小型モデルを中心に展開し、2022年に発売された「Zenfone 9」や2023年に発売された「Zenfone 10」は小型モデルのみでしたが、今年は大型モデルが投入されることになりました。

ROG Phone 8シリーズとベースは同じで、主な仕様は共通となっており、チップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform」を搭載しており、急速充電(最大65W)やQi(Version 1.3)に準拠したワイヤレス充電(最大15W)などに対応するほか、ROG Phone 8シリーズは同シリーズ初の防水・防塵(IP68)に対応していますが、Zenfone 11 Ultraも同様に防水・防塵(IP68)に対応しています。ただし、ゲーミング的な背面が光るなどの要素は省かれ、その分だけ薄型・軽量化され、サイズは約163.8×76.8×8.9mm、質量は約225gとなっています。

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主な仕様は約6.78インチFHD+(1080×2400ドット)有機ELディスプレイや5500mAバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、急速充電(最大65W)、ワイヤレス充電(最大15W)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、位置情報取得(デュアルバンドA-GNSSなど)、デュアルステレオスピーカー、デュアルマイク、顔認証、画面内指紋センサー、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、ホールセンサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、Android 14など。カメラは以下の構成で、背面の広角カメラは6軸ジンバルに対応しています。

<リアカメラ>
・約5000万画素CMOS(1/1.56型、1画素1.0μm、PDAF、4in1)+広角レンズ(F1.9、焦点距離23.8mm相当、6軸シンバル、OIS)
・約1300万画素CMOS(1/3.0型、1画素1.12μm)+超広角レンズ(F2.2、焦点距離12.7mm、画角120°)
・約3200万画素CMOS(1/3.2型、1画素0.7μm、PDAF)+望遠レンズ(F2.4、焦点距離65.3mm相当、光学3倍ズーム、OIS)

<フロントカメラ>
・約3200万画素CMOS(1/3.2型、1画素0.7μm、RGBW、4in1)+広角レンズ(F2.5、焦点距離22mm相当)

SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は販売される国・地域によって異なり、以下の2つのSKUが案内されています。同梱品はZenfone 11 Ultra本体のほか、USB-C to USB-CケーブルやSIM取り出しピン、専用ケース、簡易説明書などの紙類。その他、詳細な製品情報は『ASUS、新フラッグシップスマホ「Zenfone 11 Ultra」を発表!Snapdragon 8 Gen 3搭載の6.78型高性能機で防水などに対応。日本でも発売へ - S-MAX』をご覧ください。

WW version:
5G SA&NSA: n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n18 / n20 / n25 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79
4G FDD-LTE: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28 / B32 / B66
4G TDD-LTE: B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B43 / B48
WCDMA: 800 / 850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100MHz
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz

US version:
5G SA&NSA: n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n18 / n20 / n25 / n26 / n29 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78 / n79
4G FDD-LTE: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B29 / B30 / B32 / B66 / B71
4G TDD-LTE: B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B43 / B48
WCDMA: 800 / 850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100MHz
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz

なお、工事設計認証で取得している携帯電話サービスの対応周波数帯は5G NR方式のn1およびn3、n8、n28、n41、n77、n78、n79、4G LTE方式のBand 1および3、8、18、 19、26、28、39、40、41、42、3G W-CDMA方式のBand IおよびVI、VIII、XIXとなっており、恐らくZenfone 11 UltraのWW versionが日本で販売されると見られます。



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記事執筆:memn0ck


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