X Corp.は25日(現地時間)、同社が提供・運営するソーシャルネットワークサービス(SNS)「X(旧:Twitter)」( https://x.com )において音声通話とビデオ通話を導入しています。同社ではXにおいて音声通話とビデオ通話を導入することを表明しており、すでに利用者によっては順次利用可能となっていましたが、筆者もようやく利用できる環境となりました。

利用する場合にはXの左サイドメニューから「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」にて「音声通話とビデオ通話を有効にする」をオンにする必要があり、筆者のアカウントでは現時点でiPhoneya
iPadなど向けiOS・iPadOSアプリでのみ対応しており、Androidアプリについてはまもなく対応予定であることが案内されています。

また音声通話とビデオ通話を有効にするをオンにしているアカウントではダイレクトメッセージの会話画面にて右上に受話器アイコンの通話ボタンが表示されるようになっており、そこからそのアカウントへの音声通話・ビデオ通話を発信できるようになっています。なお、音声通話・ビデオ通話の発信はプレミアム機能となっており、サブスクリプション「Xプレミアムプラス」に加入する必要があります。

Xプレミアムプラスは日本では月額1,960円、年額20,560円で、音声通話・ビデオ通話の発信の他にも[おすすめ] と [フォロー中] に表示される広告数や返信のブースト(最大)といったプレミアム機能が利用できます。なお、音節通話・ビデオ通話の受信はすべてのアカウントが行え、デフォルトではオンになっており、受信を許可するアカウントの範囲も指定可能です。

02 03

Xの音声通話とビデオ通話については今年8月にElon Musk氏が導入予定であることを明かしていましたが、その後、10月25日に同氏がXにて音声通話・ビデオ通話が可能になって設定項目が表示されるようになった利用者の投稿を引用する形で導入開始したことが紹介されました。なお、現時点ではiPhoneやiPadなど向けアプリのみで対応しており、まもなくAndroid向けアプリが提供予定で、Webブラウザー向けなどでの展開については不明となっています。




04 05


06 07


08 09


<基本情報>
・プレミアムサブスクライバーは、音声通話とビデオ通話を発信できます。
・通話の受信はすべてのアカウントが行えます。
・自分に通話を発信できるユーザーは、ダイレクトメッセージの設定で管理できます。
・初期設定では、自分がフォローしているアカウントか、アドレス帳に登録されているアカウント(Xがアドレス帳にアクセスすることを事前に許可している場合)からの通話を受信できます。
・他のユーザーに通話を発信できるようになるには、通話相手があなたに対し、これまでに少なくとも1回ダイレクトメッセージを送信している必要があります。

<iOSで音声通話またはビデオ通話を発信するには>
1)封筒アイコンをタップします。メッセージが表示されます。
2)既存のダイレクトメッセージの会話をタップするか、新しい会話を開始します。
3)電話のアイコンをタップすると、以下の操作を行うことができます。
 ・[音声通話] をタップして音声通話を開始する
 ・[ビデオ通話] をタップしてビデオ通話を開始する
4)通話の発信先のアカウントは、あなたが通話を発信している旨を知らせる通知を受け取り、通話に出なかった場合、着信があった旨を知らせる通知を受け取ります。

<音声通話を管理する>
音声通話中は、以下の操作を行うことができます。
・音声アイコンをタップして、スピーカーモードで通話する。
・マイクアイコンをタップして、マイクのミュートまたはミュート解除を行う。
・[X] ボタンをタップして通話を終了する。

<ビデオ通話を管理する>
ビデオ通話中は、以下の操作を行うことができます。
・[カメラを反転] アイコンをタップして、内側カメラと外側カメラを切り替える。
・オーディオアイコンをタップして、スピーカーモードをオフにする。
・カメラアイコンをタップして、カメラをオフにする。
・マイクアイコンをタップして、マイクをミュートする。
・[X] ボタンをタップして通話を終了する。

<自分に通話を発信できるアカウントを管理する方法>
1)封筒アイコンをタップします。メッセージが表示されます。
2)画面右上の設定アイコンをタップして、メッセージの設定を開きます。
3)メッセージの設定では、音声通話やビデオ通話の機能を有効にするかどうかを管理できます。
4)音声通話やビデオ通話の機能を有効にすると、自分に通話を発信できるアカウントを選択できるようになります。以下のアカウントからの通話を受信するかどうかを設定できます。
・アドレス帳に登録されているアカウント
・フォローしているアカウント
・認証済みアカウント

10




記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
X(旧:Twtter) 関連記事一覧 - S-MAX
音声通話とビデオ通話
音声通話とビデオ通話
このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ :