Nubiaの新ゲーミングスマホ「REDMAGIC 8 Pro」を写真や動画でチェック!

既報通り、ZTE傘下のNubia Technology(以下、Nubia)が新しいゲーミングスマートフォン(スマホ)「REDMAGIC 8 Pro(型番:NX729J)」を日本のオープン市場向けに2023年2月15日(水)12:00より先行予約販売、2月22日(水)12:00より正式販売を開始します。

先行予約販売や正式販売はまずREDMAGICの日本向け公式Webサイト( https://jp.redmagic.gg/ )にて行われ、REDMAGICの日本向け公式Webサイトにて2月15日(水)11:59までの期間にメール登録した場合にもれなく1,500円OFFクーポンをプレゼントするほか、さらに2月22日(水)11:59までの先行予約販売では3,000円が割り引かれ、クーポンと合わせると4,500円OFFとなるとのこと。

なお、日本向けに販売される製品は内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージ、本体カラーの違いによって2モデルあり、価格(金額はすべて税込)はマットブラックの「Matte」(12GB RAM+256GBストレージ)が103,800円、透明デザインの「Void」(16GB+512GBストレージ)が124,300円となっています。

これにより、クーポンと先行予約販売の割引によってMatteが99,300円、Voidが124,300円となります。またアクセサリーとして「REDMAGIC8Proガラスフィルム」(2,200円)や「REDMAGIC8Pro保護ケース」(3,300円)、「REDMAGIC スマホクーラー」(5,500円)も販売されるということで、販路は大手Webストア「」でも予定しているとのことです。

本記事ではそんなREDMAGIC 8 Proをメーカーより一足先にお貸しいただいたので、まずはパッケージ(箱)を開封して外観や同梱品、基本機能などを写真や動画を交えて紹介します。なお、今回紹介するのはVoidとなり、製品版ではありますが、発売前なので一部仕様などが異なる場合がある可能性もあることをご了承ください。

02
REDMAGIC 8 Proのパッケージ

REDMAGIC 8 ProはNubiaが展開している「REDMAGIC」ブランドの最新機種「REDMAGIC 8」シリーズとしてラインナップされ、同シリーズとしては最上位モデル「REDMAGIC 8 Pro+」も用意されており、REDMAGIC 8 Proとともにチップセット(SoC)には最新のハイエンド向けQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、前世代の「Snapdragon 8 Gen 1」と比べてCPU性能が最大37%、GPU性能が最大42%も向上しているほか、同社が独自開発したゲーミングチップ「Red Core 2」を搭載しています。

箱はブラックとシルバーを基調としており、開けるとまず本体保護ケース(透明)などが入ったスリーブケースがあり、その下にREDMAGIC 8 Pro本体、さらに下にUSB電源アダプターとUSB Type-Cケーブルが収納されています。本体は半透明シートで覆われており、背面には製品製造番号(IMEI)などが記載された透明なシールが貼られていますが、簡単に剥がせました。

03
パッケージは透明なフィルムで覆われています


04
箱を開けるとまずスリーブケースがあります


05
スリーブケースの下にREDMAGIC 8 Proの本体が収納されています


06
同梱品はREDMAGIC 8 Pro本体および本体保護ケース(透明)、USB電源アダプター(65W GaN急速充電対応)、USB Type-Cケーブル、SIMピン、取扱説明書などの紙類です

REDMAGIC 8 ProはこれまでのREDMAGIC 7シリーズなどと比べてデザインが刷新されてより洗練されたスタイリッシュなスクエアな外観となり、これまでのゲーミングスマホっぽいゴツゴツしさはかなり抑えられて薄くなっているほか、フロントカメラが画面下カメラ(Under Display Camera:UDC)となってゲームプレイ時や動画視聴時などでもパンチホールやノッチなどの切り欠きとは違って邪魔にならないようになっています。

またスクエアなデザインとなったため、狭額縁設計が際立ち、画面占有率は93.7%に達しており、ディスプレイは約400ppiの約6.8インチFHD+(1116x2480ドット)AMOLED(有機EL)で、アスペクト比9:20、120Hzリフレッシュレート、960Hzタッチサンプリングレート、明るさ最大1300nits、色域カバー率(DCI-P3)100%、色差△E<1などに対応しています。また画面はCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass 5」で覆われています。

07
REDMAGIC 8 Pro本体を半透明なシートから出しているところ


08
REDMAGIC 8 Pro本体前面。画面を消した状態


09
REDMAGIC 8 Proを持ったところ。画面は初期設定を終えた直後のホームを表示


10
第2世代の画面下カメラを搭載しているため、ノッチやパンチホールといった切り欠きはなく、見た目もほぼわからない印象

6.8インチサイズなのでさすがに大きいですが、狭額縁設計と薄型化によってだいぶすっきりしたデザインとなり、重さもこのサイズとしては気にならない方だと感じました。サイズは約163.98×76.35×9.47mm、質量は約228g。第2世代の画面下カメラとなったフロントカメラは約1600万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.0)で、顔認証に対応しており、生体認証としては画面内指紋センサーも搭載しています。

放熱システムは「ICE 11.0」を搭載し、高性能のコイルとメタルカバーでファンの騒音を低減してわずか4dBの超静音を実現した最大2万RPMの超薄型シャークフィン高速遠心式ファン(プロペラ59枚、プロペラ厚み1mm)や発熱量の多いCPUに接触して冷却させる2068mm3の2層(厚さはそれぞれ0.6と0.45mm)に別れた超大容量3Dベイパーチャンバー(VC)を内蔵し、さらにディスプレイの下にもグラフェンシートや超熱伝導銅箔を追加することによって熱量が全体に分散され、指の体感温度が低下して発熱を気にせず快適に利用できるようになっているということです。

11
REDMAGIC 8 Proの背面。REDMAGICロゴの右側にある丸いパーツは“ゲーミング”を象徴するRGBゲーミングライト

またゲームの遊びを拡張するミラーリング機能「REDMAGIC Studio」に対応し、より複雑な設定をしなくてもパソコン(PC)でスマホなど向けゲームアプリをプレイすることができ、テレビへのストリーミングではHDMIケーブルとUSBなどで接続することによって低遅延で高画質な画面をミラーリングすることが可能となっています。さらに体験からゲーミング雰囲気を醸し出せるように520Hzのショルダートリガー、音声とシンクロするRGBゲーミングライト、X軸リニア振動モーターとデュアルスピーカーも搭載されています。

リアパネルやサイドフレームなどは航空級アルミニウム合金を使用しているとのこと。透明デザインのVoidは基板が丸見えというわけではないものの、メカっぽい見た目となっています。リアカメラは以下のトリプル構成となっており、出っ張りもなく、背面を下にして置いても安定してカタカタしたりはしません。また付属の本体保護ケース(透明)を装着すれば傷などが付くのは防げそうです。

・約5000万画素CMOS「Samsung GN 5」(1/1.5型、1画素1.0μm、PDAF)/広角レンズ(F1.79、画角82°)
・約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/超広角レンズ(F2.2、画角120°)
・約200万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4、画角78°)

36
充電時などではREDMAGICロゴなどが光るようになっています


12
リアカメラ部分。RGBゲーミングライトを光らせているところ


28 29
標準カメラアプリのファインダー画面。ズームは光学ズームには対応しておらず、最大10倍のデジタルズームが利用可能


30 31
カメラモード一覧


32 33
標準カメラアプリの設定画面。シャッター音はオン/オフが可能

主な仕様はRAMはLPDDR5X、内蔵ストレージはUFS 4.0、無線LANはWi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5.xGHz)、BluetoothはVersion 5.3、NFCはType A/B、位置情報取得はA-GNSSなど)、USB Type-C端子(USB 3.1)、3.5mmイヤホンマイク端子、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、電子コンパス、ジャイロスコープ、センサーハブなど。なお、Wi-Fi 7にも対応予定だとのこと。

バッテリーは電池容量6000mAh(3000mAh×2)で最大65Wの急速充電に対応。携帯電話ネットワークは5G NR方式のNSAおよびSAをサポートし、対応周波数帯は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。またOSはAndroid 13ベースの独自ユーザーインターフェース「REDMAGIC OS 6.0」をプリインストールしており、ユーザー体験(UX)を向上できるように複数のインタラクティブ機能を追加しています。

5G NR: n78, n77
4G LTE: Band 1, 3, 8, 18, 19, 26, 28, 34, 41
3G W-CDMA: Band I, III, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz



13

14
付属の本体保護ケース(透明)


15
REDMAGIC 8 Proの左右側面。左側にはエアダクトと音量上下キー、サブマイク、右側にはエアダクトと電源キー、ゲームスペーススイッチ、ショルダートリガーが配置


16
REDMAGIC 8 Proの上下側面。上側にはスピーカーと3.5mmイヤホンマイク端子、サブマイク、下側にはスピーカーとUSB Type-C端子、マイク、SIMカードスロットが配置


17
カードスロットをSIMピンを使って引き出したところ。表裏に1枚ずつnanoSIMカードを装着します

REDMAGIC OS 6.0では常時表示や通知コントロールセンターとカスタマイズできる設定などの機能がアップグレードされ、ゲームスペースの中で画像生成AIによって好きなバックグラウンドを生成してゲーミング感を盛り上げ、ライブ配信にLive2Dスキンが追加され、REDMAGICのマスコット「紅魔姫『Mora』」の顔とすべての2Dスキンでストーリーミングができ、ARカメラにMoraの3Dキャラクターモデルを増設してMoraと一緒にリアルな写真を撮ることも楽しめるようになっていますf。

18 19
通知エリア(画像=左)とアプリ切り替え画面(画像=右)。初期状態のホーム画面はドロワー(アプリ一覧)がなく、右に1枚、左にGoogle Discoverの3枚のみ


20 21
設定画面。この下にさらに「その他アカウント」と「Google」があります


22 23
デバイス情報にてREDMAGIC OS 6.0であることが確認可能。またストレージは初期設定直後で利用可能容量が449GBとなっていました


25 24
パーソナライズされた設定がまとめて確認可能。より多くの特色のある機能として「スーパースクリーンショット」や「画面分割画面モード」、「小さなウィンドウで表示」、「片手モード」、「クイック開始」、「エンターテイメントツールボックス」、「心拍数測定」、「ファイバーキャッチャー」といった項目が並んでいます


26 27
画面のリフレッシュレートはデフォルトで120Hzとなっており、画面上部のピクトエリアにも常時表示されています。また放熱ファンにてRGBゲーミングライトやファンスタート音などを設定可能


34
ゲームスペーススイッチをオンにすると「ゲームスペース」機能が起動します


35
AnTuTu Benchmarkの結果。総合スコアは約130万となっており、非常に高性能なことがわかります



https://youtu.be/P1E474BZ4MA


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
REDMAGIC 8 Pro 関連記事一覧 - S-MAX
REDMAGIC 8 Pro 早割キャンペーン - REDMAGIC日本公式サイト – REDMAGIC (Japan)
REDMAGIC 8 Pro 製品ページ - REDMAGIC日本公式サイト – REDMAGIC (Japan)
このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ :