次期スマホ「Unihertz Titan Slim」が技適を取得!QWERTYキーボード搭載機が登場へ

既報通り、Unihertz(ユニハーツ)は8日(現地時間)、同社の公式YouTubeチャンネル「Unihertz Official」にて「What's the next? Stay Tuned!」( https://youtu.be/38TYztL8ik8 )というタイトルのティザームービーを公開し、次期スマートフォン(スマホ)の投入を示唆しています。

次期スマホはムービーにてQWERTYキーボードを搭載しているように見えるため、同社が展開しているQWERTYキーボード搭載のストレート型スマートフォン(スマホ)「Unihertz Titan」シリーズの次期モデルかと思われており、これまでの初代「Unihertz Titan」や「Unihertz Pocket」よりもスッキリしたデザインとなりそうです。

一方、総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにUnihertzが未発表スマホ「Titan Slim」(認証番号:210-181232)の相互承認(MRA)による工事設計認証(いわゆる「技適」)を2022年3月21日付けMiCOM Labs通じて取得していることが明らかとなりました。

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Unihertzではクラウドファンディングを利用して開発・生産資金を調達し、これまでの複数のスマホを製品化しており、QWERTYキーボードを搭載した製品としては2019年に「BlackBerry Passport」をオマージュしたUnihertz Titanを開発・発売し、その後、2021年には後継機種として小型化したUnihertz Titan Pocketを開発・発売してきました。

一方、BlackBerryと言えば、Onward MobilityがBlackBerryやFoxconn Technology Group(鴻海科技集団)傘下のFIH Mobileと協力してBlackBerryブランドのスマホの開発を2020年8月に発表していたものの、2022年2月に投入を断念したことを案内していました。

そうした中で新たにUnihertzが次期スマホとしてUnihertz Titanシリーズの新作を投入することを示唆したことからBlackBerryを始めとしたQWERTYキーボード搭載のストレートタイプのスマホを求める人たちの救いの1台として期待が高まっています。新機種は「BlackBerry KEY2」のような縦長なデザインで、製品名のようにスリムなスタイルとなっています。

Unihertzはこれまでも新機種などをチラ見せしてからそれほど長い期間を置かないうちにクラウドファンディングサイトで出資を募っているので、今回の新機種もそう遠くないうちに正式発表があると思われますが、早くも新機種と見られるUnihetz Titan Slimという製品名が技適を取得しており、もしかするといつも以上に商品化は早くなるかもしれません。

総務省が公開している認証情報では少なくとも現時点では5Gには対応しておらず、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は4GのLTE方式(AXGP方式含む)ではBand 1および3、8、18、19、26、28、34、39(sXGP)、41、3G のW-CDMA方式ではBand IおよびVI、VIII、XIXとなっており、さらに無線LAN(Wi-Fi)の2.4および5GHz、Bluetoothで取得されています。




追記(2022/04/11 20:14:48)
Unihertzの公式Webサイトでも製品名が「Unihertz Titan Slim」になることが示され、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて近く出資募集を開始することが案内されたのでトップ画像などを変更しました。

記事執筆:memn0ck


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総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 210-181232
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