4(し)月6(む)日に合わせて日本通信SIMの合理的プランにおいてeSIMが提供開始!

日本通信は6日、NTTドコモの回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「日本通信SIM」( https://www.nihontsushin.com )における「合理的プラン」にて「eSIM」を2022年4月6日(水)より提供開始したとお知らせしています。eSIMで申し込んだ場合も初期手数料3,300円(金額はすべて税込)はかかり、eSIM再発行手数料は1,100円となっています。

対象プランは「合理的シンプル290プラン」および「合理的みんなのプラン」、「合理的20GBプラン」、「合理的かけほプラン」で、これらのプランの申込時に通常のSIMカードまたはeSIMを選べるようになっており、すでにこれらのプランを契約中の場合に通常のSIMカードからeSIMに変更することは現時点ではできないということです。

ただし、開発中とのことで順次対応予定となっており、変更できるようになった場合にはオンラインサポート「マイページ」から手続きするようになる見込みです。なお、日本通信SIMのeSIMは識別番号(EID)がNTTドコモ(ahamo含む)やそのMVNOと共通となっているため、他のNTTドコモ回線のeSIMとは併用できないとのこと。

対応機種としてはiPhone XRおよびXS、XS Max、11、11 Pro、11 Pro Max、12、12 mini、12 Pro、12 Pro Max、13、13 mini、13 Pro、13 Pro Max、SE(第2世代)、SE(第3世代)、iPad(第7世代、第8世代、第9世代)およびPro 11インチ(第1世代、第2世代、第3世代)、Pro 12.9インチ(第3世代、第4世代、第5世代)、Air(第3世代、第4世代)、mini(第5世代、第6世代)が挙げられています。

なお、AndroidなどのeSIM対応製品については現時点では動作確認が取れていないとし、同社では利用できる可能性は高いものの、利用できない場合であっても返金などはできないとしており、今後、iPHoneやiPad以外についても順次動作確認を行い、確認できた製品から公式Webサイトなどにて案内するとしています。

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eSIMは通信サービスの利用に必要な加入者識別情報(プロファイル)をiPhoneなどのeSIM対応製品に遠隔で書き込むことができるSIMで、従来のようにSIMカードを差し替えることなく携帯電話サービスを乗り換えることができることから今後ますますの普及が期待されています。

また1台で2回線を同時運用するデュアルSIM化することで、例えば、日本通信SIMと楽天モバイルなどの異なる携帯電話サービスを組み合わせたり、個人用と会社用の電話番号を使い分けることもできるようになります。今回、新たに4(し)月6(む)日にちなんで日本通信SIMの合理的プランにおいてeSIMが提供開始されました。

なお、日本通信では2010年4月にSIMロック解除の世界的な流れを日本において強力に推進するためにSIMカードだけが入っているSIMパッケージ製品を初めて一般消費者向けに提供開始し、当時、SIMフリー製品は日本においては20万台強が使われているに過ぎず、どんな製品で使うことができるのかと言われていました。

しかしながら、携帯電話の中に隠れたSIMカードを製品化し、可視化することに大きな意義があると考え、当時のプレスリリースでも「日本通信は、携帯網の開放を世界で初めて実現し、そしてSIMロック解除を推進します。寡占状況著しい携帯事業において、携帯網の開放とSIMロック解除は、ユーザのコスト負担及び利便性、通信端末の多様性、メーカーの競争力等において、大きな変革をもたらす原動力となるからです。」と述べていました。

この10年でSIMロックは原則禁止されるに至り、日本通信では日本の携帯業界を取り巻く大きな変革に貢献できたとして大変誇りに思っているとしています。日本通信SIMのeSIMは申込後に住所確認コードが郵送されるので、住所確認コードとEIDを用いて開通作業を行い、その後、eSIMをアクティベートしてAPN構成プロファイルをインストールして利用します。また他社から乗り換え(MNP)の場合には開通時にMNP予約番号も必要だとのこと。



日本通信
2020-12-25



記事執筆:memn0ck


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