【HEIC（.heic）画像の現在のサポート状況】

HEIC（.heic）画像を閲覧、起動できる	HEIC（.heic）画像を閲覧、起動できない
・iOS 11 ・macOS High Sierra（10.13）	・Windows の全バージョン ・iOS 10 以下 ・macOS Sierra（10.12）以下 ・Android

HEVC（.mov）動画の現在のサポート状況

HEVC エンコードの MOV（.mov）動画を起動、再生できる	HEVC エンコードの MOV（.mov）動画を起動、再生できない
・Windows 10 ・Android 5.0 以上 ・iOS 11 ・macOS High Sierra（10.13）	・Windows 8.1 以下 ・iOS 10 以下 ・macOS Sierra（10.12）以下 ・Android 4.4.4 以下

新しいファイル形式はすでに紹介したように対応する「iPhone 7」や「iPhone 7 Plus」などでカメラで写真撮影した画像がHEIF形式（.heicファイル）、ムービー撮影した動画がHEVC形式（.movファイル）で保存されます。

これにより、より高効率なために小さいファイルサイズとなり、ストレージ容量の逼迫を減らすほか、HEIF形式では複数枚を1つのファイルにまとめられるため、3秒動画を含むLive Photosやバーストモードの写真も1つのファイルとして保存などのさまざまなメリットが得られます。

iPadについてはアップルでは明らかにしていませんでしたが、Dropboxによると「iPad Pro」シリーズおよび「iPad 2017」（第5世代）が対応しているとのこと。

またもちろん新製品の「iPhone 8」や「iPhone 8 Plus」、「iPhone X」も含まれます。そのため、現時点でiOS搭載機器における対応機種は「iPhone 7シリーズ以上、iPad Proシリーズ、iPad 2017以上」となります。

DropboxのiOSアプリでは9月12日にHEIFおよびHEVCに対応しており、例えば、カメラアップロードでも手動アップロードでもHEIF形式の画像ファイル（.heic）を既存のJPEGファイル（.jpg）のどちらでアップロードするか選べ、HEIC形式で保存している場合にはJPEG形式に変換するようになっているとのこと。

アップロード形式を選択するには、DropboxのiOSアプリで「人物のアイコン」を選択し、「歯車のアイコン」から設定を表示後、［カメラアップロード］で［HEIC 画像の保存形式］または［JPEG 画像の保存形式］を選びます。

これは共有相手のパソコン（PC）やスマートフォン（スマホ）などのOSがHEIF形式に対応していない可能性のあるときには変換することがおすすめされています。なお、その際にJPEG形式に変換するとHEIF形式のファイルの一分機能は失われるとしています。



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