低価格でもメタルボディーを!SIMフリースマホ「ZTE BLADE V7 Lite」を写真・動画レポート

既報通り、ZTEジャパンは15日、都内にて「ZTE 2016夏 新製品発表会」を開催し、日本国内にてSIMフリーのAndroidスマートフォン(スマホ)「ZTE BLADE V7 Lite」および「ZTE BLADE E01」を2016年7月中旬に発売すると発表した。

BLADE V7 Liteの価格はオープンながら市場予想価格で21,800円(税別)。すでに事前予約受付が開始されており、家電量販店およびSIMフリー製品取扱店などで購入可能だ。

その特長は約5.0インチHD(720×1280ドット)IPS液晶を搭載した質感の高いメタルボディーを採用し、低価格ながら指紋センサーやリア・フロントカメラともに800万画素を搭載するなどミドルクラスのコストパフォーマンスの高い製品になっている。

今回は発表された2機種のうちのBLADE V7 Liteについて、発表会終了後に展示会場にて試作機を試すことができたので、その模様を写真と動画で紹介していく。

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BLADE V7 Liteの主な仕様は64bit対応MediaTek製1.0GHzオクタコアCPU「MT6735P」や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ(eMMC)、microSDカードスロット(最大32GBまで)、2500mAhバッテリー、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、A-GPS、FMラジオ、microUSB 2.0端子、加速度センサー、電子コンパス、近接センサー、光センサー、ホールセンサー、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子などだ。

解像度はHDとなるものの、オクタコアCPUや2GB RAMとのバランスが良く、ごく普通に使える処理速度はキープしてある。そのため、外観だけでなく、性能面でも価格に対するバリュー感がある。

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そして、特長となる外観は「ミュンヘンデザイン」による平面と曲面を強調した約7.9mmの薄型アルミ合金によるメタルボディーを採用している。

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また前面の強化ガラスには2.5D加工を採用しており、ラウンドした曲面が側面に綺麗に溶け込むようなデザインをしている。

さらに機能としてもベゼル上部にLEDライトを搭載しており、リアカメラだけでなく、約800万画素フロントカメラでのセルフィー用ライトとして使用できるのだ。

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ディスプレイの下部には、タッチセンサー式のナビゲーションキーがある。中央のホームキーの左側は戻るキー、右側は履歴キーだが、これまでのZTE製スマホと同様に設定で左右の入れ替えも可能だ。

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背面パネルにはサンドブラスト加工されたメタルボディを採用。なお、上下のパーツは樹脂製で電波感度を良くしている。

手にしてみると、4辺が緩やかにラウンドする持ちやすいデザインになっているのがわかる。サイズは約143.8×70.2×7.9mm、質量は約135gと持ったときの印象も軽い。

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約800万画素リアカメラとその下には指紋センサーがある。なお、カラーバリエーションは写真の前面が白の「シルバー」のほかに前面が黒の「グレー」という2色展開。

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この指紋センサーは、高速0.3秒認証と360°の指紋認証に対応し、ラフな持ち方でも認証制度を高めている。さらに、指とアプリを登録することで、ロック解除後すぐに対応するアプリを起動することも可能としている。ギャラリーなどのプライバシーを守るために指紋認証によるアプリ機能もある。

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右側面(写真=上)には電源キー、nanoSIMカード・microSDカード(最大32GBまで)のスロット、左側面(写真=下)にはボリュームキーがある。

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上面(写真=上)には3.5mmイヤホンマイク端子、下面(写真=下)にはマイク、microUSB端子がある。側面は背面と同じサンドブラスト加工だ。

【ZTE BLADE V7 Liteの外観を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/2rtFeS9U5lc

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カメラ機能は多彩な撮影モードのほか、美肌モードなど実用的な機能ももちろん網羅している。また、カメラに詳しい人向けのプロカメラモードなども搭載。

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プロカメラモードは、露出とピントを個別に指定できるため、見たままの明るさで撮影可能だ。もちろん、露出補正やホワイトバランスを変えて撮影できる。

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ネットワークでは、NTTドコモのネットワーク以外にソフトバンクのネットワークで利用可能。対応周波数帯は4G(FDD-LTE方式)のバンド1および3、5、8、19、3G(W-CDMA/HSPA方式)のバンド1および6、8、19、2G(GSM/GPRS/EDGE方式)の4バンドに対応している。

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OSはAndroid 6.0(開発コード:Marshmallow)を採用し、展示機では内蔵ストレージのユーザー領域は10.68GBだった。

このようにBLADE V7 Liteは、スタンダードモデルながらメタルボディーによるデザインや質感で同価格帯との差別化を図っており、指紋認証搭載機種では他製品よりも割安となっている。

今春に似たような特長の「HUAWEI GR5」が高コスパスマホとして注目を集めたがさらに1万円ほど安く、基本的な操作がメインだが、質感にはこだわりたいというユーザーには最適なモデルだろう。

【2016年07月中旬発売】 【送料無料】 ZTE ZTE Blade V7 Lite グレー 「BLADEV7LITEGRAY」 Android M 6.0・5.0型・メモリ/ストレージ:2GB/16GB NanoSIMx2 SIMフリースマートフォン
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記事執筆:mi2_303


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