動画や音楽が良い音で楽しめる「ZenPad 8.0」用のDTS対応スピーカーを搭載したブック型カバー!

ASUS JAPANのAndroidタブレット「ZenPad 8.0(型番:Z380C)」(ASUSTeK Computer製)は2万円台前半で購入可能ながら約8.0インチWXGA(1280×800ドット)ディスプレイを搭載し、CPUにはIntelの「Atom X3-C3200」を搭載する。

ZenPad 8.0には今回紹介するWi-FiモデルのZ380CのほかにSIMフリーで4G LTEに対応するZ380KLがあり、後者のCPUはQualcommの「Snapdragon 410」となり、両機種ともにスペックよりは価格を重視したモデルだ。

以前に手軽に流行りの映像配信サービスが利用できることを紹介したが、ちょっとした工夫でより満足度の高い視聴環境を整えることができる。そこで、今回はZenPad 8.0用のユニークなアクセサリー「Audio Cover」を紹介していく。

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ZenPad 8.0の背面はオプションのカバーを取り付けられるように取り外しが可能となっている。そして、microSDカードやLTE対応モデルではSIMカードロットがカバーの中にある。

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カバーを取り外すと側面にはmicroSDカードスロットがある。Wi-Fiモデルなので左に見えるSIMカードスロットは埋められている。さらに奥には専用カバーと接続するための端子が見える。

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そして、こちらがZenPad 8.0用のAudio Coverだ。

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開いた状態ではごく普通のカバーにしか見えないが、良く見ると手前のカバー部分はメッシュ状になっており、ここにスピーカーがあるのだ。

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カバーについている端子は、ZenPad 8.0との接続用でもあるが、付属のコネクターでAudio Coverを「充電」することができる。つまり、Audio CoverはZenPad 8.0とは別にオーディオ(スピーカー)用のバッテリーを搭載しているのだ。

また、ZenPad 8.0に取り付けた状態であれば、本体充電とAudio Cover充電をまとめて行うことも可能だ。

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Audio Coverを取り付けた状態。ごく普通のブック型カバーだが、バッテリーとスピーカーを搭載しているため、総重量は実測で571gとなった。

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カバーの開閉で画面のオン・オフが連動する。

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カバーを取り付けるとやや厚みが増すが、別途スピーカーを持ち歩くよりはスマートで扱いやすい。

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背面から見た状態。カバーを開いてZenPad 8.0をこのように固定する。

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スピーカーは特殊な設定の必要はなく、Audio Coverを取り付ければ自動で内蔵スピーカーからAudio Coverの出力に切り替わる。

肝心の音質だが、薄型のスピーカーであるにもかかわらず十分な音量を確保でき、動画や音楽を聴くには十分なクオリティーを持つ。

一方、サブウーハーも搭載しているが流石にズンズンくるような重低音は出ない。音は比較的軽快で安っぽいスカスカした音ではないので、BGM用のスピーカーやラジオ配信サービス「radiko.jp」サービスでのFMラジオ視聴用にもちょうど良い。

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16:9の8インチワイドディスプレイなので動画コンテンツと相性が良く、筆者も年末年始はこれでHuluのコンテンツを思う存分楽しむことができた。

付属の「AudioWizard」アプリを使えば、リスニングポジションとコンテンツに合わせてサラウンドサウンド効果を調整可能だ。

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Wi-Fi環境さえあれば、いつでもどこでも動画や音楽コンテンツをしっかりとした音量・音質で楽しめるのでAudio Coverはなかなか重宝している。

昨年末に発売された7インチタブレット「ZenPad 7.0」にも同じく専用のAudio Coverがあるので、手に収まる7インチのサイズが丁度良い人にはそちらもオススメだ。


ASUS ZenPad 8 Z380C - ASUS Shop


記事執筆:mi2_303


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