最新スマホ「Galaxy S6 edge」および「Galaxy S6」をベンチマーク!

先週4月23日に日本国内でもNTTドコモおよびau by KDDIから4月23日に発売されたサムスン電子(以下、Samsung)の最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S6 edge」および「Galaxy S6」。

原点回帰でゼロから開発し、新たに背面パネルが強化ガラスになるなど、デザインに注力しており、特にGalaxy S6 edgeでは両側面に湾曲有機ELディスプレイを搭載した「デュアルエッジスクリーン」によってより先鋭的な外観になりました。

また、性能面でも妥協のない最高スペックとなっており、約5.1インチWQHD(1440×2560ドット)Super AMOLEDディスプレイや自社製の64bit対応オクタコアCPU「Exynos7420 OctaCore」(最大2.1GHzクアッドコアCPUと最大1.5GHzクアッドコアCPU)、LPDDR4になった3GB内蔵メモリー(RAM)、UFS2接続の内蔵ストレージ(NAND)を搭載するなどしています。

そこで、今回はこれらがどの程度の性能があるのか、各ベンチマークアプリを用いて測定してみましたので紹介したいと思います。なお、ベンチマークに用いたのはNTTドコモ向け「Galaxy S6 edge SC-04G」です。

まず、Galaxy S6 edgeやGalaxy S6の外観や詳細な製品情報についてはすでに公開している以下の記事を参照してください。
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注目点はやはり昨秋に発売された「GALAXY Note Edge」を含めてWQHDディスプレイを搭載したAndroid搭載スマホはこれまで若干もたつきがあることが多かったですが、Galaxy S6 edgeおよびGalaxy S6はこれがないところでしょう。これだけでも期待が高まります。

上記のようなハードウェアの変更のほか、Galaxy S6 edgeおよびGalaxy S6ではOSが最新のAndroid 5.0(開発コード:Lollipop)に変わっています。では、さっそくベンチマークを行った結果を紹介したいと思います。ベンチマークアプリは「AnTuTu Benchmark」(以下、AnTuTu)および「Quadrant Standard Edtion」(以下、Quadrant)の2つでそれぞれ3回実行しました。なお、各アプリでは初期状態のまま測定を行い、AnTuTuでは64bit対応版を使っています。

02 03 04
Galaxy S6 edgeのAnTuTuの結果


05 06 07
Galaxy S6 edgeのQuadrantの結果


【Galaxy S6 edgeの各ベンチマークの総合点まとめ】
アプリ1回目2回目3回目平均
AnTuTu65776660606762866488
Quadrant35503365633751736528


08

単純に総合点だけで言えば、AnTuTuの他機種との比較においてはGALAXY Note 4やMeizu MX4よりも高いようで、以前に別途測定した「ZenFone 2(型番:ZE551ML)」や「Nexus 6」もAnTuTuでは5万弱なので、Galaxy S6 edgeおよびGalaxy S6が現状の他の機種よりも頭ひとつ飛び抜けたという結果だと言えるでしょう。

なお、ベンチマーク中に多少発熱がありましたが、熱くて持てないというほどではなく、ほんのり暖かいという程度でした。

一方、海外を中心にカメラ機能などで発熱することがあり、電源キー周りが発熱してカメラ機能が利用できないこともあるようです(現時点で筆者は未体験)。

高機能化した機種では大抵起きているようにも思いますが、この辺りはいざカメラを使おうと思った時に使えないと困るので注意が必要かもしれません。



記事執筆:memn0ck


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