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| SoftBank VoLTEに対応する予定の「AQUOS CRYSTAL X」（右）と「AQUOS CRYSTAL」 |
ソフトバンクモバイルは12日、高速通信サービス「SoftBank 4G LTE」（FDD-LTE）を用いた音声通話を実現する技術「VoLTE（Voice over LTE）」による高音質音声通話サービスを「AQUOS CRYSTAL X（型番：402SH）」の発売に合わせて開始しすると発表しています。
AQUOS CRYSTAL Xは発売日は現時点で明らかにされていませんが、2014年12月13日（土）に事前予約受付を開始する予定。
また、VoLTEに加え、3G（W-CDMA）でも高音質な音声通話の提供する「HD Voice（3G）」サービスも開始するとのこと。対応機種はAQUOS CRYSTAL Xのほか、すでに販売中の「AQUOS CRYSTAL（型番：305SH）」がソフトウェア更新によって対応予定で、今後順次拡大するということです。
これにより、VoLTE対応機種間の通話だけでなく、HD Voice（3G）対応機種間、VoLTEとHD Voice（3G）間でも高音質な音声通話が可能になるとしています。
VoLTEは高音質な音声通話（HD Voice）を利用できるだけでなく、発着信の時間が従来よりも短縮されたり、通話中でも高速データ通信ができるなど、ユーザーの利便性が向上します。さらに、周波数を効率的に利用できるので、一度に多くの通信ができるなどの特長もあります。
日本国内ではNTTドコモがいち早く今年5月に開始したほか、auでも2014年12月12日（金）にサービスを開始しています。
一方、HD Voice（3G）は3GでVoLTEと同じように高音質な音声通話を実現するサービスで、NTTドコモやauでは導入していないため、国内初導入となります。
VoLTEおよびHD Voice（3G）の対応機種はAQUOS CRYSTAL Xを皮切りに、順次拡大していく予定で、発売中のAQUOS CRYSTALも2014年12月以降のソフトウエアの更新によって、HD Voice（3G）およびVoLTEに順次対応する予定となっています。
VoLTEおよびHD Voice（3G）の利用料金は、現在加入中の料金プラン・割引サービスに準じ、追加料金は発生しないとのこと。なお、VoLTEを利用するにはオプションサービス（無料）への申し込みが必要です。
記事執筆：memn0ck
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