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かわいい本体カラーも揃えたASUSの8インチタブは買いだ！

既報の通り、KDDIと沖縄セルラー電話は8日、5月以降に発売する新製品を発表した。

新製品には2機種のタブレットがラインナップされたが、そのうちの一つに、Android 4.4（開発コード名：KitKat）を搭載し、高速通信規格「LTE（FDD-LTE）」によるデータ通信サービス「4G LTE」に対応した、ASUSTek Computer（エイスーステックコンピュータ）製の8インチタブレット「ASUS MeMO Pad 8 AST21」（エイスースミーモパッドエイトエーエスティーニイチ：以下、AST21）を8月下旬以降に発売すると発表した。

同日、都内で開催された「au 発表会 2014 Summer」の展示会場では、起動しないモックアップ状態の本体の展示だったが、外観を中心に説明員にもAST21の特長などを聞いてみたので、写真と動画でレポートする。

本体正面と背面

パールホワイト

パウダーピンク

メタリックブルー
本体のサイズは暫定値で約123（W）×213（H）×7.45（D）mm、重量は約305g、ディスプレイは約8インチ IPS、解像度はWUXGA（1920×1200）、内蔵メモリはROMが16GB、RAMが2GB、外部メモリとしてmicroSDに対応し、最大64GBまでのmicroSDXCに対応する予定。

本体のカラーバリエーションは、「パールホワイト」「パウダーピンク」「メタリックブルー」の3色展開。いずれも背面は艶ありのグロッシーな仕様で、メタリックブルーはやや指紋が目立つ印象だった。タブレットとしては珍しいカラーを揃え、特にメインカラーのパウダーピンクは淡いピンクが好きな人は要チェックだ。

通信機能面では、800MHz/2GHz対応のau 4G LTEに対応し、下り最大150Mbps、上り最大25Mbpsの通信が可能。今回の夏モデル向けのサービス「CA（キャリアアグリケーション）」および「WiMAX2+（ワイマックスツープラス）」には対応しない。

無線LAN（Wi-Fi）はIEEE802.11a/b/g/n/acに対応、最大8台までの機器が接続可能なテザリング機能、Bluetooth Ver.4.0、NFC（情報リンク）、GLOBAL PASSPORT（LTE/GSM/UMTS）に対応する。

赤外線通信機能、ワンセグおよびフルセグの視聴・録画、おサイフケータイ、防水性能、防塵性能には対応しない。

本体左右側面（左）と上下側面（右）
本体の右側面には上下キー（ボリュームキー）と電源キー（スリープボタン）、左側面にはmicroSDカードスロット、本体下部側面にはmicroUSB端子、本体上部側面には3.5mmイヤホンジャックがそれぞれ搭載されている。各端子、スロット部分に蓋（キャップ）は付いていない。

本体正面上部

本体正面下部

本体背面上部

本体背面下部
本体正面上部に搭載されているサブカメラは約120万画素/CMOS、本体背面上部に搭載されているメインカメラは約500万画素/CMOS、背面の上部と下部にはそれぞれスピーカーが搭載されており、ステレオバックスピーカーとして動画や音楽を視聴する際に、良い音質で楽しめるようになっている。

また、背面の下部には「intel inside」のロゴが記載されているが、インテル製の最新プロセッサ「インテル Atom プロセッサ Z3580」（最大2.3GHz）を搭載する。これまでにASUS製のタブレットではインテル製のプロセッサを搭載したモデルは販売されているが、キャリア向けの製品としては初めてインテル製のAtomプロセッサを採用したモデルだ。

ペットボトルと重量比較

文庫本サイズの小型タブレット
インテルの最新プロセッサ搭載のハイスペックタブレット、という点が最も特長的だが、軽量・小型という点がも大きな特長だ。

展示会場では、天秤にAST21と300mlのペットボトルを乗せ、AST21の軽量さアピールしていた。また、文庫本に近いサイズ感であることも展示されており、片手で持てる大きさ、かつ非常に薄いこともアピールしていた。