GoogleがAndroidのバージョン別利用台数シェアを更新!

Google(グーグル)は4日(現地時間)、Androidのバージョン別の利用台数シェアを2014年2月4日(火)付に更新しています。集計期間は、2月4日までの14日間。

それによると、ついにAndroid 2.3(開発コード名:Gingerbread)が20%以下となり、5分の1となりました。だいぶ意味合いは違いはしますが、iPhoneなどのプラットフォーム「iOS」でも旧バージョンのiOS 6が17%ほど残っているので、旧世代の割合としてはだいぶ底をついてきたという感じもします。

また、先月にAndroid 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich)以上が75%を超えていましたが、現在最大シェアとなっているAndroid 4.1〜4.3(開発コード名:Jelly Bean)が60%を超えています。

最新バージョンのAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)はどちらかというとAndroid 4.1〜4.3 Jelly Beanの次世代へのつなぎ、一方、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich)が初期バージョンといった位置付けのように考えて一括りとするなら、現世代のAndroid 4.xが78.8%となり、かなり統一されてきたと見ることもできます。

ただし、GoogleではGoogle PlayストアやGmailなどの各種GoogleアプリをAndroidから分離して個別に随時アップデートできるようにしており、できるだけOSの違いでサービスの違いがないようにしています。

一方で、OSの担う部分についてはより深い部分に絞られてきており、次世代ではAndroid 4.4 KitKatでお試し導入された新しいランタイム「ART」などのかなりコアな部分が変わってくる可能性もあります。

今年は64bit版Androidがリリースされることも予想されており、その辺りで次世代になるのかさらに先に延ばされるのか注目していきたいところです。なお、各バージョンのシェアは、以下の通り。

VersionCodenameAPIDistribution
JanuaryFebruaryDifference
2.2Froyo81.3%1.3%0.0%
2.3.3 - 2.3.7Gingerbread1021.2%20.0%-1.2%
3.2Honeycomb130.1%0.1%0.0%
4.0.3 -4.0.4Ice Cream Sandwich1516.9%16.1%-0.8%
4.1.xJelly Bean1635.9%35.5%-0.4%
4.2.x1715.4%16.3%0.9%
4.3187.8%8.9%1.1%
4.4KitKat191.4%1.8%0.4%


記事執筆:memn0ck


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Google、Androidのバージョン別利用台数シェアを更新!4.0 ICS以上が75%、4.1 JellyBean以上が60%を超える - S-MAX
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