Aterm WX3600HPからの置き換え。
上位にルータがあるため、アクセスポイントとしての利用。
嫌われている印象の強いスマートコネクトをオンで使っているが、特段トラブル無し。
5GHz固定で使いたい機器はゲストネットワークかIoTネットワーク機能を使えば固定化可能。
【デザイン】
縦型ですっきりしている。
以前使っていたAX73など、外部アンテナのあるものに比べると接地面積含めて日本の住環境にはマッチしている気がする。
【設定の簡単さ】
基本的な設定はアプリからできるので簡単。
すべてがアプリから設定できるわけではなく、詳細な設定はWeb経由となる。
【受信感度】
3LDKの真ん中あたりに置いているが、5GHzで接続できない箇所はないので問題なし。
【機能性】
高速DFS障害回避が実装されているが、どのように実現しているのか不明。
BE805などにはZero Wait DFSアンテナが内蔵されていることが明記されているが、この機器にはそういった記載が見つけられなかった。
WX3600HPでは帯域を80MHzに落とすことで、残りのアンテナを高速DFS用に使っていたが、この機器は160MHz設定のまま高速DFS障害回避がオンにできている。(本当に動いてる?)
もう少し詳細なログ出力があると嬉しい。
DFS発動後はW52帯域に自動変更されるが、その後W53, W56に自動復帰はしないようなので、週1回再起動スケジュールを組むことで、復帰させている。
Wi-Fiチャネルを自動設定にすると自分の環境ではW53,56が空いているときでもW52にしかならないので、手動でチャネルを固定している。チャネル選択のロジックが知りたい。Atermのときは自動でもW56になったりしていた。
【サイズ】
WX3600HP同等で大きすぎず、ちょうど良い。
Wi-Fi5世代の小さめなルータを使ってた方にはちょっと大きく感じるかもしれない。
【総評】
価格性能比を考えると、国産メーカに比べ優位性が高い。
一般家庭であれば、Wi-Fi7が一般化するまでの間、これで十分だと思う。
TP-Linkのアカウントとリンクし、インターネット経由で管理する機能があるが、カントリーリスクが気になる人は使わないほうがいいかもしれない。