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やる夫達はローマ共和国を作るようです 第十四話 ルキウス・ユニウス・ブルータス




原作・塩野七生 著 ローマ人の物語1
「ローマは1日にして成らず」

*ですが、wikipediaとか他の本とかもたまに参考にしてます。
*そしてわりとオリジナルの部分あり。史実・原作重視ですがフィクションです。




紀元前509年、イタリア

                     ,-、
                  ,-~´
                  \
       _          |~
      /´  `ヽ,        |,
  ,-~´~     ~´)       `\,
/           )         `~|
            `)          `|
             ~\         |,
              く,,_  。ウエイ   \
                `\  ◎ローマ   `"-,_,,-ーっ
                  \           /
                    `ヽ,-,_        `ヽ,,
                       ヽ,_,         ̄`ヽ,,_
                         `っ       ,,-,,_ ~ヽ,
                           `ヽ, _   /    `ヽ )
                             ~ |,  (_,     し´
                               )   `ヽ,
                               `),,  _|
                               ,-´ (
                               _)  ノ´
                              (__ノ

やる夫達はローマ共和国を作るようです
第14話 「ルキウス・ユニウス・ブルータス」







368 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:27:42 ID:cOgbUCb.




               ____
             /      \
           / ─    ─ \
          /   (●)  (●)  \
            |      (__人__)     |
          \     `⌒´    ,/
          /     ー‐    \

*ルキウス・ユニウス・ブルータス(AA/やる夫)



ローマの共和制を構築したのは、間違いなくこの人物である。
彼は、王の妹の息子。つまり甥だった。





369 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:28:07 ID:cOgbUCb.




ブルータスというのは、アホとかバカとか愚か者とか、そういう意味である。



           ____
         /_,r'  ' !、\
       /(≡)   (≡)\
     n/ ::::⌒(__人__)⌒::::::\
    y |     |r┬-|     |⌒) イエーイwwww
    l \_   `ー'ォ     //
     \      ・    ・  ̄ /
       \         /
        >      <
       〃   (::)っ   ヽ
       ヽ  <  `‐' >  )
        と__)   (__)



彼はそんなふうに、王に呼ばれていた。





370 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:28:38 ID:cOgbUCb.




傲慢王タルクイニウスは、自分の気に入らない相手は抹殺する性格だった。



.  |l    丁弐=ミへ\   |il   /_彡イ=孑z_ /   ′   <
.  |l   シ       ` \从/           V  ./  /   `ヽ
.  |l    ≧             `'"              ヽ/イ´    ___\
.  |l   ミ〉                           〈      /⌒ヽ
. ∧!   _}}                         ___` ̄} /     \
. ∨   ≧―- 、                     /´     く      /
  ∨ |       \                /====     ≦   /__
  ∨ |   r==\、       ヾ__/ l::{i}::l   》    {   イ   /
   Ⅵ   〃  l::{i}::l ``ー        、   `ー" 〃    厂`ヽ.  /
 / ̄ |  丶_`ー"__ノ           `===≠    |    l/
 |   {      ̄ ̄ ̄      l                  | 圦 |
 | <{ l             }                   !  ̄/
 ヽ    !             〈               ー○_
  ○__                              / /     !
  /   ∧       、           ____,,,      /  {____|
. /___/       ヾニニニニ二二二二}′   /   ` ̄ ̄
   ̄ ̄´  `       ∨i|ii|i____i|ii|i|i/      ′         /
 \      /\     ∨´ ____`∨     イ、        /
   \     /   |\   `ー===一 ′  /;' l ヽ、   /
    ヽ_/ i,.,.,.,.|  \     こイ      /::::;' |.,.,.,.,i\_/
      l}   l::::::::|    ヽ         /::::::::;'  |::::::::l  {!
      ll  l::::::::|        、__   ´:::::::::::;'  |::::::::l  ll
      ll  |::::::::!      ';:::::::::::::::::::::::::::::::;'   |::::::::|  ||



生き残るには、馬鹿に見せるしかなかったのだ。





371 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:29:00 ID:cOgbUCb.




もっとも、歴史が示すように、彼は本当は馬鹿ではなかった。
馬鹿のフリをして、機会を待ったのである。



       / ̄ ̄ ̄ \
      /  ─    ─\
    /    (ー)  (ー) \
    |       (__人__)   |
    \      ` ⌒´   /
      / ヽノ   ⌒\__
     / |      \___)⌒\
     ` ̄\ \     -''' ⌒(___)
         \         /\ \__
           ` ―─―─´   ヽ___)



王の側近、近衛隊長にまでなっていた彼は、見事、革命を成功させた。
そして、ローマ「共和国」の創始者となる。





372 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:29:24 ID:cOgbUCb.




Res Publica Romanaとは、直訳するならば、
公益(または国益)重視の国ローマ、と言う感じである。

標語は、Senatus Populusque Romanus
略してSPQR
ローマの元老院、及び市民。
これが、ローマ共和国をあらわすことになる。



               ∩_
              〈〈〈 ヽ
      ____   〈⊃  }
     /⌒  ⌒\   |   |
   /( ●)  (●)\  !   !  これ以降、誰であっても王にはなれないとするお!
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\|   l  誰であっても、ローマ市民の自由を侵害することは許されんお!
  |     |r┬-|       |  /  そして、ローマ共和国のリーダーは、元老院の推薦と、選挙で選ぶ、
  \     ` ー'´     //    任期一年の、二人の「執政官(コンスル)」とするお!!
  / __        /
  (___)      /



立場上、王にもなれるはずだった彼だが、全く違うシステムへの移行を進めた。
ローマ市民は「王」が嫌いになっていた、というのが最大の理由であろう。





374 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:30:10 ID:cOgbUCb.




こうして、第一回目の執政官に選ばれたのは・・・


      ____
     /\  /\
   /( ●)  (●)\
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |     |r┬-|       |
  \     ` ー'´     /


ブルータスと、





                  厶イ:ハ:.:.八{\{\{__\八:.:}:.:.:.:.:.:.ヽ
                 }八{-V‐    ´     V :.:.:.:.: ト、}
                \{ ____      x===ミ }/.:.:.:.:.;
                    /}" ̄`}          }/⌒V
                ヽ.   ′        ノ 丿
                    、  ー─一    __/
                   \          /Ⅳ
                   \    .    |
                    |`¨¨´      |


コラティヌスだった。





375 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:30:37 ID:cOgbUCb.




             ∨レヘL_」ヘ!ヾ}、,りrt≦二リr‐:.!
                rラにテ!     ヒ少 レゝ }
                !ヘ ゞ=′    ` ̄´ ソノ ブルータス。
               ヾヘ  ′___    /リ  執政官と言うシステムは、これまでの「王」に比べると、
                   \ ` ー ´  /  |   かなり脆弱だぞ。
                   \__ / /  |
                 「::::||::|  「| ̄ ̄ ̄ ̄|



執政官は、期限が一年しかない。
このシステムを成立させるには、違う「力」が必要であった。



    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ
 |    (●)  (●) |
 \  ∩(__人/777/   うーん・・・確かに・・・
 /  (丶_//// \





376 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:31:03 ID:cOgbUCb.




         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \
    |      (__人__)     |
     \    ` ⌒´    ,/  よし、元老院を強化しましょう。
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |



元老院は、王政時代後期からかなり強力な政治組織となっていた。
ブルータスは、元老院議員をさらに100人増員。300人となった。
こうして、元老院は更に強化され、ローマ共和国の中核組織となった。





377 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:31:25 ID:cOgbUCb.




こうして、ローマ共和国は構成されつつあったのだが・・・
開始直後に、とんでもない事件が起こる。



【審議中】

    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )  あれー?これじゃ俺達チャンスなくね?
| U (  ´・) (・`  ) と ノ  面倒だなおい・・・
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'



不満を持っていたのは、名門の若い男達であった。
執政官になるには、40歳にならなければならないと決められていたのだ。
元老院入りも、今までは王に抜擢されればよかったが、そうはいかなくなった。





【可決】


      ∧,,∧  .∧,,∧
  ∧∧(`・ω・´)(`・ω・´)∧∧
 (`・ω・´).∧∧) (∧∧(`・ω・´) よし!王を呼び戻そう!
 | U (`・ω・´)(`・ω・´) と ノ  血判状を作るぜ!
  u-u (l    ) (    ノ u-u
      `u-u'  `u-u'



彼らは、王政復古を狙った。





378 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:31:47 ID:cOgbUCb.




しかし、この企みは、これを聞いていた奴隷によって、あっさりと露呈。



         , (⌒      ⌒)
       (⌒  (      )  ⌒)
      (             )  )
        (_ヽ_ハ从人_ノ_ノ
 ,r'ニニニヾヽ、.      | || | |      //ニニニヽ、
("´ ̄ ̄ヾ))   ノ L,l ,|| |、l、   ((/ ̄ ̄`゙`)
|   、ィ_ノと)'   /"\三/"\  (つ(_,,ア   |!
i|   ` イ_/  ./((○))三((○))\  _Y   |!
.ヽ、  ' (  /   `゙(__人__)'"   \ / `  /
  \  \l     i|    |!     l/  /
 l|l  \   \  、i|,/⌒ヾ、|!;,   /  / |l
     \  ヾ   `ー一'´  ィ    /   i
        ヾ、    ``"´      /
   ゚   |!  Y           ィ |!  。
   ,.  '  、/               ヾ ´ ’  `
 ゚, i! `| ゜、l!            i|!; ゚ ゜ 。



執政官によって、全員逮捕された・・・のだが・・・





379 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:32:14 ID:cOgbUCb.




なんと逮捕された人たちの中には、執政官たちの子供達もいた。


     ____
   /      \
  /         \
/           \
|     \   ,_   |
/  u  ∩ノ ⊃―)/  おまえら・・・何やってんだお・・・
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /





\ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \\ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \ \ 丶 \ 丶 ヾ
 かいきにっ  \ \\丶 \丶ヾ丶┼┼`` 丶 \ 丶 ヾ丶\ \
\ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \  __ \  /  ア ア ア ア ア ア ア ア ア ──
 丶 \ ___\ 丶  \ /u  ヽ\ 丶丶v \ ヽ \丶丶 \ 丶
\ 丶/uー -\ヾ丶\ /_ノ ヽ、_U ヽ  \ 丶\  \\ 丶 \\ 丶
 丶/ (● ) (●)| \\(●) (●) U | 丶丶\ 丶 \ 丶\\ 丶 \ 丶
\ | U (__人_.).U| ヾ丶(__人_.)  u |  だまれ  \\ 丶 \ ヽ \丶丶
 丶\___`⌒´,/丶\\|`⌒´ U  |  \\ 丶丶丶 \ 丶  \\ 丶 \
丶v //、U/ /ヽヾ丶  ヽu__U _ノ \\ 丶\  \\ 丶 \\ 丶 \ 丶
\ L二つ二二ノU ヽ\ //,u/ /ヽ \\ 丶丶v丶 \ ヽ \丶丶、
 \/U/  人U \  }丶L二つ二二ノUヽ  \\ 丶   丶v \ ヽ \丶丶、
v'∠'∠_/ ヽヽ、_.ノv' /U/ u人U \u}  \ 丶 \ ヾ 丶丶\、 ヽ \
 v\、 ヽ  v\、 ヽ∠'∠_/ ヽヽ、_.ノ  v'   v\、 ヽ \  v'





380 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:32:44 ID:cOgbUCb.




       ヾ'''''''''-,へ
    ヾ ̄:ヾ: : : : : : : :ヘ_
   /: : : : : : : : : : : : : : : !.
   ~/: : !!/!/リ\!\!、:: : :!
   /!: / l/    `ヽ u ヽ,,/
   レ!小lー   ー   /~
     |l⊃ 、_,、_, ⊂⊃_ノ  ・・・まあどうかと思うけど、ここは追放・・・
    ./⌒l       j      でいいんじゃね?
    /:::ヽ/,、 __,  ノ  _
.   ヽヽ:/ヽ‐-‐‐イ:::ヘ、.:.::.'ヽ



               ____
             /      \
           / ─    ─ \
          /   (●)  (●)  \
            |      (__人__)     |   ・・・・・・死刑。
          \     `⌒´    ,/
          /     ー‐    \





381 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:33:08 ID:cOgbUCb.




       ヾ'''''''''-,へ
    ヾ ̄:ヾ: : : : : : : :ヘ_  __
   /: : : : : : : : : : : : : : : !   /
   ~/: : !!/!/リ\!\!、:: : :!.  \
   /!: / \  U / ヽ,,/  ̄ ̄
   レ!小l○   ○u  /
     |l⊃ 、_,、_, ⊂⊃_ノ   ・・・・・・・・・・・は?
    ./⌒l       j
    /:::ヽ/,、 __,  ノ  _
.   ヽヽ:/ヽ‐-‐‐イ:::ヘ、.:.::.'ヽ



             ____
           /      \
          / ─    ─ \
        /   (●)  (●)  \
        |      (__人__)     |   反逆者は鞭打ちの後、死刑。
        \     ` ⌒´    ,/   ・・・当然ですお・・・
 r、     r、/          ヘ
 ヽヾ 三 |:l1             ヽ
  \>ヽ/ |` }            | |
   ヘ lノ `'ソ             | |
    /´  /             |. |
    \. ィ                |  |
        |                |  |





382 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:33:35 ID:cOgbUCb.




         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \
    |      (__人__)     |  ティトゥス・ティベリウス。
     \    ` ⌒´    ,/  お前達は何故、自分達に向けられた告発から
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ   身を守ろうとしないのかお?
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |



               .ノ 、 、
                  ● ●) l   - -、
               (人__)U|.  ● ●) ヽ  ・・・
                ヽ   ノ  (人__)Uノ
                /-、r―'〉  (ξ)_ノ|
          ̄ ̄ ̄ ̄└‐' ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



ブルータスの子供達は黙っていた。
ブルータスは、3回繰り返した。





383 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:33:57 ID:cOgbUCb.




しかし、子供達は黙っていた。



     ____
   /      \
  /─    ─  \
/ (●)  (●)   \
|    (__人__)      |  ・・・これから先は、あなたたちに任せますお。
\   ⊂ ヽ∩     <
  |  |  '、_ \ /  )
  |  |__\  “  /
  \ ___\_/



彼は、警士たちにそう言った。





384 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:34:20 ID:cOgbUCb.




こうして、二人は首謀者として、鞭打ちの後、殺された。



         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \
    |      (__人__)     |
     \    ` ⌒´    ,/
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |



残酷な刑罰に誰もが眼をそらす中、ブルータスだけは、
視線をそらすこともしなかったという。





385 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:34:43 ID:cOgbUCb.




【審議中】

    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) 凄いな!ブルータスは・・・
| U (  ´・) (・`  ) と ノ なんて公正なリーダーなんだろう!
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'





【審議中】

    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) それに比べてコラティヌスは・・・
| U (  ´・) (・`  ) と ノ 自分の息子のほうが、俺達より大切なんだろうぜ!
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'



ブルータスの評価は高まり、コラティヌスの評価は地に落ちた。





386 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:35:05 ID:cOgbUCb.




     _rvイ¬__
  <: : : : : : : : :>
 ∠: : : : : : : :_:_:_f^ハ、       _
  レ: : : : : : Z/∠  <`ーrr‐ァーイ:.:.:.:.\
.  V: : : : :l l/‐'ノ  |  |:l:.:|:.:|:.:l:.:.:./ ̄}   ・・・俺はただ、幸せな家庭が欲しかっただけなのに・・・
.  ゝト、ニ ,__  ,-, |  、ゝ: l:.:|:.:|:./:.:.:.:.:.::ト、  だって息子達は、ルクレツィア、お前の子供達じゃないか・・・
      ̄`ー`-―/ ̄` : ハ:.:.\/:/:.:.:.:.//:.ヽ
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387 : ◆yxZlGN83jM:2011/08/24(水) 21:35:33 ID:cOgbUCb.




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                    rラにテ!     ヒ少 レゝ }
                    !ヘ ゞ=′    ` ̄´ ソノ
                   ヾヘ  ′      /リ   ・・・すまない。ルクレツィア。そしてローマ。
                       \ ´  ̄  /  |   俺はここまでだ・・・
                       \__ / /  |
                     「::::||::|  「| ̄ ̄ ̄ ̄|
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コラティヌスは執政官を辞職。家族とともに、他国へと亡命した。





第14話「ルキウス・ユニウス・ブルータス」終わり

つづく・・?





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[ 2011/08/25 00:36 ] 歴史系(世界史) やる夫達はローマ王国を作るようです | TB(0) | CM(1)



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