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2010年03月03日 12:21

第二次世界大戦中に使われた各国のオートバイいろいろ

 

第二次世界大戦のバイク
馬車よりも高機動・高性能であったオートバイは、第一次世界大戦後の1920年代に現在の構造に似たものがが確立し、第二次世界大戦になるとサイドカーを備えるなどして、偵察用や指揮官の移動手段として使用されました。

第二次世界大戦時に活躍したドイツ・アメリカ・ソ連・イギリス・フランス・スペインのオートバイをご紹介します。

ドイツ

ドイツ01
高い機動力と耐久性をほこったBMWのR75。砂漠でも安定して走れる性能の高さから、米国やソ連が持ち帰ってメーカーにコピーを造らせたと言う逸話があるほどだそうです。

ドイツ02
少し軽量なタイプ。

ドイツ03
冗談みたいなキャタピラ搭載のオートバイ。速度はどのくらい出たのか気になりますね。

(2010/3/5)追記:これはNSUという当時名門のバイク・自動車メーカの作「ケッテンクラート」と言い、時速70キロ程度は出るそうです。映画「プライベート・ライアン」で、瓦礫の中を疾走する姿を見ることが出来るそうです。
教えてくださった方、ありがとうございます。

ドイツ04
バイクにまたがったドイツ兵。

ドイツ05
半世紀以上の年季を感じます。

ドイツ06
悪路を走るためか、サイドカーの装甲もがっしりしています。

フランス

フランス01
フランス軍のオートバイ。

フランス02
軽量なタイプ。

オートバイの原型はフランスのエンジニア・発明家のルイ-ギヨーム・ペローが考案し、1868年に特許を取得したそうです。

フランス03
バズーカ砲のようなものを積んだ無茶なスクーター。運搬していただけかもしれませんが、もこの状態で砲火するとしたら反動が凄いことになりそうです。

(2010/3/5)追記:スクーターはベスパと言い、搭載しているのはバズーカ砲ではなく75ミリ無反動砲だそうです。なお、第二次世界大戦中のものではなく、戦後1950年代のインドシナ戦争に空挺部隊の対戦車用軽車両として使用されたものだそうです。無反動砲は手持ちで撃てる兵器で文字通り反動は無く、バスーカ砲もロケットミサイルを発射するため反動は無いそうです。
教えてくださった方、ありがとうございます。

アメリカ

米国01
★のマークがいかにもアメリカらしいです。

米国02
ごくつてデカイ。

米国03
ライフルをいつでも取り出せる位置にカバーがあるのも特徴のようです。

米国04
当時のオートバイ兵たち。

イギリス

イギリス01
性能はともかく、どことなくイギリス風の気品を感じるデザイン。

スペイン

スペイン01
現代のバイクと比べてもそん色ない格好よさ。

ソ連

ロシア01
実用重視と言った機能美があります。ロシアだけに雪道も走れそうなタイヤ。

(2010/3/3)追記:ソ連のバイクは戦時中ではあり得ない油圧ディスクブレーキが装備されているように見えるので、もっと後に製造されたものと考えられるそうです。ご指摘くださった方、ありがとうございます。
(2010/3/5)追記:「ウラル」というメーカーのもので現在も作られているそうです。もともとはBMWのR75だそうです。
教えてくださった方、ありがとうございます。

Damn Cool Pics: The Second World War Motorcycles

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