"Deus Ex Machina" デウス・エクス・マキナとは、ラテン語で「機械仕掛けの神」を意味する言葉で、古代ギリシャの演劇などで使われたそうです。
その意味からゲームなどで時々見かけますが、その名が付いたバイクが考案されているそうです。
空気圧による人工筋肉などの技術を駆使し、時速120kmに到達するまでに変形までしてしまうという、超未来的なコンセプトだそうです。
それだけ聞くと、エイリアン2のパワーローダーや、機甲創世記モスピーダを彷彿とする人もいそうですが、いったいどんなものなのか、ご覧ください。
まだコンセプト段階で製造されてはいないのですが、Festo社の人工筋肉制御など、全て現存する技術によって設計されているそうです。
設計者はカリフォルニア州のArt Center College of Designの学生、
Jake Loniakさん。さすが若者といったクールなデザインです。
YAMAHAのロゴが入っているので、てっきり「ヤマハもついにこんな新時代のコンセプトを打ち出してきたのか」なんて思いましたが、どうやら無関係のようです。
約3秒で時速100kmに到達し、操縦者の動きをセンサーが察知して制御してくれるというのですが、顔が地面すれすれになるわけですよね…。
このまま実用化は怖すぎますが、将来、他の技術やコンセプトと融合して新たな移動手段になるかもしれません。
モータースポーツとして使用すれば、むしろその危険さが売りになったりなんかして…。
ロマンにあふれたコンセプトですが、もし実用化されるとしたら軍事利用なんてのが現実なんでしょうね。
コンセプト映像は以下よりどうぞ。
YouTube - The Wearable Motorcycle
背中のところに「電気」というロゴがあるのが気になります。アメリカ人にとって漢字はクール。
Deus Ex Machina - The Wearable Motorcycle?|?Device Daily, A Wearable Motorcycle | Popular Scienceより
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