冷戦期の旧ソビエト連邦では、西側諸国との競争によって世界最大級のものが数多く造られました。
1980年に建造されたタイフーン級原子力潜水艦は、射程距離9,000kmの弾頭ミサイルを搭載し、全長は172mと世界最大を誇っています。
しかしながら冷戦が終わり、建造された6隻のうち現役艦はすでに2隻となり、財政難のロシアでは維持することも難しいため、アメリカの解体費援助を引き換えに残りの艦も退役し解体する運びとなっています。
間もなく歴史から姿を消す、タイフーン級潜水艦の写真をご覧ください。
冷戦期の旧ソビエト連邦では、西側諸国との競争によって世界最大級のものが数多く造られました。
1980年に建造されたタイフーン級原子力潜水艦は、射程距離9,000kmの弾頭ミサイルを搭載し、全長は172mと世界最大を誇っています。
しかしながら冷戦が終わり、建造された6隻のうち現役艦はすでに2隻となり、財政難のロシアでは維持することも難しいため、アメリカの解体費援助を引き換えに残りの艦も退役し解体する運びとなっています。
間もなく歴史から姿を消す、タイフーン級潜水艦の写真をご覧ください。
潜水艦とは思えない甲板の広さ。空母みたいですね。
解体前に、一般公開されているそうです。
これだけ広いと、猫も我が物顔で闊歩。
何やら異様な迫力のブリッジ。
そして中へ…。
年季を感じさせる錆びついた金属類。
実用のみを追求したような内装。
さらに下へ…。
これだけ大きくてもやはり潜水艦。閉所恐怖症には耐えられそうにありません。
核弾頭を積んだ戦略級原潜だけあって計器類がびっしり。ウルトラ警備隊の基地みたいですね。
懐かしい電話。
乗員は160名。
さらに深部へ。
ロッカーらしき扉。
配線がびっしり。最大潜航深度500mだそうです。
ジャングルみたいになっていますが、排気口など、ちゃんと考えられているのでしょうね。
狭い空間だけに、運動不足解消は必須。
これはゲームでしょうか。気分転換してもらわないと、深海で精神失調されたら一巻の終わりです。
リッチな応接スペース。
さすがに偉い人の部屋は、圧迫感を減らすため天井が高くなっていますね。
プール?お風呂?
ちなみに映画「レッド・オクトーバーを追え!」に登場するミサイル原子力潜水艦レッド・オクトーバーは、このタイフーン級を改造したものという設定だそうです。
その他の写真は以下よりどうぞ
English Russia » World’s Biggest Submarine [with pics]より