(2010/1/15)追記:この核実験の名前は、「カノープス」ではなく「リコルヌ」(Licorne、『一角獣』)とのことです。この実験は1970年7月3日に行われ、914ktの水素爆弾でした。教えてくださった方、ありがとうございました。
※リコルヌ実験の映像
※こちらが本物のカノープス実験の映像
1968年に南太平洋にあるフランス領ポリネシアの島、ファンガタウファ環礁で行なった核実験コード名:カノープス(Canopus)の画像。
以下の他の画像を見ればわかりますが、恐ろしいことに昼間の写真です。(追記:写真が暗いのは核爆発時の閃光を軽減するために遮光フィルターなりの処置が施されてるためだろうとのことです。)
※画像クリックで大きな画像
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広島・長崎の原爆の核出力が15〜21キロトンなのにに対して、カノープスは2.6メガ(2,600キロ)トンあるそうです。
史上最大の水爆、水素爆弾であるソ連のツァーリ・ボンバに至っては100メガトンもあり、核実験の影響が大きすぎるため、50メガトンに抑えたそうです。
1961年10月30日、広島型原爆リトルボーイの3300倍というこの50メガトン級核爆弾の爆発は1000キロメートル離れた場所からも確認でき、その衝撃波は地球を3周した。(via:Wikipedia)
ツァーリ・ボンバの凄まじい爆発実験─youtube映像
The largest nuclear weapon ever: Tsar Bomba 50 Megatons
いかに核兵器が使用されてはいけないものなのか、改めて感じます。
via:flickr
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