欧米は動物愛護がかなり盛んです。
盛んなゆえにいろんな団体もあり、米国で創設されたPETA（People for the Ethical Treatment of Animals）（動物の倫理的扱いを求める人々の会）は世界最大の動物の権利擁護団体です。
毛皮の廃止をうたい、ベジタリアンなることを勧め、動物の輸送に反対しています。
かなり激しいパフォーマンスを行うのでかなり話題にもなり、批判もときにあがりますが、彼らが作る広告がまたインパクトがあります。
なぜか有名人をばっちり脱がせてしまうのですね。
そんなPETAの裸体広告特集です。
●Jameila
「イギリスのBeyonce」とも呼ばれる英国のシンガーですが、このプロポーションばっちりな体系はモデルとしても十分なこともうかがえます。実際にReebokと契約もしていました。
広告の「自分の肌で快適に、動物たちの（肌は）そっとしておこう」というのを見て、うんうん、そのままでいいと確かに思えます。
●Dita Von Teese
人気ダンサーでありグラビアモデルの彼女だからこそ、説得力のある広告というものです。「動物の繁殖コントロールはABCくらい簡単」彼女に習うなら何でも一生懸命しそう。
●Alicia Silverstone
「私はアリシア・シルバーストーン。そして菜食主義者よ」バットマン（Batman）の中でバットガール（Batgirl）を演じたのは他でもない彼女でしたが、こんなにナイスバディだったとは…
●Maggie Q
「菜食主義者になって、人生をスパイシーに」ホノルル生まれのモデルであり、女優の彼女は香港で一躍有名になりました。トム･クルーズと共演で「ミッション・インポッシブルIII」にも出ています。ベトナム人の母親とアメリカ人の父親から生まれた彼女のエクセントリックな魅力はこのチリとうがらしと絶妙な組み合わせを醸し出しています。
●No Angels
ドイツの女性シンガーグループ４人組です。「毛皮反対」をうたうダイナミックな広告ですが、この4人は2003年に解散していました。
●Joanna Krupa
このセクシーさ。ポーランド生まれの彼女は世界一セクシーな水着モデルと呼ばれたほどです。プレイボーイを含むいろんな雑誌の表紙を飾ったことでも知られています。彼女のポスターには「毛皮を着るくらいなら裸になるわよ」というモットーが書かれていますが、実際に彼女が言ったのは「苦しめたり殺したりしたものを着ることにセクシーさはない」ということでした。
●Juliette Schoppmann
ドイツの女性シンガーですが、どうしてシンガーでこんなにプロポーション抜群なのでしょう。「菜食主義エンジェル」というポスターがよく似合っています。
●Nova Meierhenrich
ドイツのテレビのプレゼンターであり、女優です。これも「毛皮を着るなら裸になるわ」ですが、すばらしいモットーに思えてきました。
●Annalise Braakensiek
オーストラリア出身の女優であり、TVプレゼンターですが、これは羊を救う広告のようです。「裸の真実：輸出によって子羊たちは苦しめられ死んでいる」目的を見失いそうですけれど…
●Michelle Manhurt
彼女は元々アメリカの空軍で訓練インストラクターでしたが、プレイボーイの表紙を飾ったことで、ランクを下げられたので、軍を去ったと言う経歴の持ち主です。しかし、こんなインストラクターから訓練されると気が散ると言う気もします。
●Holly Madison
女優の彼女はプレイボーイの創始者であるヘフナー（Hefner）の彼女でもあるようです。このあたりになると、ええ、毛皮より裸がいいに決まってますと一緒に唱えたい気分になりますね。
●Imogen Bailey
オーストラリアのモデルであり、シンガーであり、女優の彼女は暴れる雄牛に乗って競うワールドカップに反対するポスターに出ています。「誰も８秒だけ乗るなんて楽しくないわ」 ええ、楽しくありませんとも。
●Anna Nicole Smith
アメリカの週刊誌をずっとお騒がせしたアメリカのセックスシンボルでした。モデルとしてのキャリアもさることながら、一番騒がせた理由は26歳のときに89歳の大富豪と結婚したことから、遺産相続をめぐって醜い争いを続け、父親のわからない娘を残して彼女も他界。その後父親を名乗り出る者同士の争いと、動物愛護問題どころではなかったでしょうが、マリリン・モンローの「紳士はブロンドガールが好きなのよ」を文字って「紳士は毛皮をつけないブロンドガールが好きなのよ」という広告でした。
●Lisa Fitz
スイス生まれの女優ですが、こちらも毛皮反対の広告ですが、ちょっと顔が怖すぎます。
●Pink
彼女は有名なアメリカシンガーですが、ちょっとやんちゃなイメージのするR&Bを基調にした歌を歌っています。彼女の歌の内容とこのポスターのイメージがまさにぴったりです。セクシーというよりは、「反抗」という感じですけれど。
●Bela B.とFranka Potente
ドイツのミュージシャンに映画女優の組み合わせですが、モノクロが迫力ありますね。
●Dennis Rodman
「ミンクではなくインクにしとけ」懐かしきデニス・ロッドマン、こんなこともしてたとは。いまの若い人にはもうわからない人なんだろうか。マイケル・ジョーダン全盛期のNBA最強軍団シカゴ・ブルズを支えたリバウンド王。スラムダンクの主人公、桜木花道が頭染めてたりリバウンド王だったりするのは彼がモデル。アラクレなキャラクター。
●Alle Tiere
牛の肉の部位を背中に書いてます。霜降りはどこでしょうか。
●Pamela Anderson
カナダ生まれの彼女もまたそのグラマーな体つきから、セックスシンボルとして有名なモデルでもあります。出会ってから96時間で、Tommy Leeと結婚したことから、週刊誌のトップを常に飾っていました。同じ人と2度離婚しましたが、2度やりなおし、1998年に最終的に離婚しました。広告の「Turn over a new leaf」という言い回しは、「心機一転しなさい」という意味がありますが、パメラ･アンダーソン以外にもいろんな人が同じ内容でモデルもしています。
