_＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　〃´/ 　 7ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　 // /　　/ .//}
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 // /　　/ .// /'￣ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣,ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣,ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣,ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣'7
　　　　　　　　　　　　　　　// /　　/ .// / 　//　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //
　　　　　 　 　 　 　 　 　 // /　　/ .// / 　//　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 //　 //
　　　　　　　　　　　　　 // /　　/ .// / 　//　　　やる夫は始皇帝の父と呼ばれるようです　　　//　 //
　　　　　 　 　 　 　 　 // /　　/ .// / 　//　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 //　 //
　　　　　　　　　　　　// /　　/ .// / 　//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //　 //
　　　　　 　 　 　 　 // /　　/ .// /　 //　 　 　 　 　 　 　 　 第十四話　　　　　　　　　　　　　//　 //
.　　　　 　 　 　 　 // /　　/ .// / 　// 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//　 //
　　　　　　　　 　 //_/＿_/_.// / 　//　　　　　　　　　　　 新たなる才能　　　　　　 　 　 　 //　 //
　　　　　　　　　〃ｨ7三ミヾ//./ 　//　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 //　 //
　　　　　　　　　{l「（{{句j刈}｝./ 　//　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //
　　　　　　　　　ヾ弋沁少ｨjﾘ＿,ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'＿ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'＿ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'＿ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'___//
　　　　　　　　　　ヾ＝一"'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ'ｰ'′






.

　　　　　　　 ,r'彡;;;;;;;ﾐ彡圭;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミﾇﾂゝ、
　　　　　　　/ﾂ彡;;;;;;;ﾐ彡Ｅ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ三ゞ;;;八
　　 　 　　 ,'シ彡;;;ﾋ,､韭ミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ三ミ;;;;;;ﾞｉ
　　　　　 /彡;;;;;;;;;;;ﾉ::::::　`'弋N;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ≒;;;;;;;;;;}
　　　　　 {ｿソ;;;;;;ノ::::::::　　　　ゞ`'-､,;;;;;;;ミﾍﾞ;;;;;;;;;;j
　　　　　 ﾚｲノｲｲ::::::::::::　　　　　　　 `'ｰ､;ミｬ;;;;;;ﾘ
　　　　　ﾉ;;;;;;;;;ﾉ'ｰ- ､,::::　　　　　　　　　　`''ｉﾐ;;;;l
　　　　 ｲｼ∧ｿ:::::ｔｪｒ- ﾐ､; ､ ,〟　＿,,,,,､､．､|;;;;;ﾉ
　　　　　乂　ﾘ:::::::::::`ﾞ''''ﾞﾉ:::>　＜rｔﾃﾆ,;ｨ'　,レi゛
　　　　　 〉{ﾙﾄ::.......　　　.:::.;;　　 ....　　　　 ﾚｲj 　　　　　　なるほど…
　　　　　　ﾊ　j:ﾞ､::　　　:::::::;;　　　　　　　 ﾉノj'　
　　　　　　ﾋ;;;ﾘ:::::::　　　:::､:ゞ:r:　　　　 　 レ' 　　　　　　　　つまり、できる夫様には庶民の妻と
　　　　　　ゞｼﾊ::::　　　　　;;;　　　　　　 /ｲ　
　　　　　　 `Y´:ﾞ､::　　¨､ﾆ二ﾆ;`'　　　ｲｼﾞ　　　　　　　　　　　その間にできた子がいたと言うわけですか
　　　　　　　ﾉ　:::ヽ　　　ﾞﾞ^^ﾞ　　　 ,. ','ﾘ　　
　　　　　　斤'ｰ､,_::＼ 　　　　　 ／　 |　　
　　　　　/_;__;;;;;;;;;;`-;;;ヽ,,,,＿,／;;.../　ﾄ>　　
　　　　 ,f…::;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ;;､_　/ r'〈| |　



　　　　　　　　　　　　　,,､､-‐''"￣｀` ー-､､
　　　 　 　 　 　 ,r'"´ミy'"´　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　`ヽ　　　　 `､
　　　　　 　 　 l　 ,ｨｲ^^ヾi､　 i　　　　ﾞ､ヽ　　　ﾊ､
　　　　　 　 　ﾉ　 j1!　　 1i!　|l　　　､ ﾞヾ､､､ィｲ;:;＼
　　　　　　　/　　ﾉﾉ　　　Nﾄﾄ､ﾄﾄ､.:.:;ヽヾミﾇ彡;:;;:;ヽヽ
　　　　　　 （1j ｨｲﾘ　　 　 `ヾ>>､;:;:;ミﾐ二云彡;:;;:;;ヽj　　　　
　　　　　　　`ヾN!;ﾐz､　､､z-_‐彡≧ｰ-三彡<;;､ヾヽｲ　　　　ミク様に報告もなくそのような事があったとは…
　　　　 　 　 　 ｀`iでｿ}　.:.:;;ﾓﾃｿ　　　ﾞミ/ｲ i!;:;;;:;:;::V　　　　
　　　　　　　 　 　 |　,ﾉ　　 ｀`　　 　 　 ﾐ ﾘ /;:;;;;;;i;l;i!　　　　　しかし確実なのか？
　　　　　　　　　　 l (　　 ,　　　　　　　 ﾘ イ;:;;;i;:;;i;:ﾘ　　　　
　　 　 　 　 　 　 　! ｀"´　　 　 　 　　,′!::ヽi;;リソ　　　　　
　　　　　　　　　 　 ',　‐-‐- ､　　 　 /.:.::,!::::ﾉﾘｿ{､
　　　　　　　 　 　　 ﾞ､ ￣`　　 　 ／.:.:.:/／｀`^ﾉﾉ￣｀`ー- ,､､､＿
　　　　　　　 , ｨイ 77,ゝ､ ＿ , .イ.:.:.:､‐'´　　／´　　　　　　 ,r'r'´r'´ｿ＞､､
　　　　 　 ／ // // ￣｀`Nヽ r彡＜　　 ／　　　　　　　　/./ ,/　　 , イ^.
　 　 　　/ﾄ､//_//　 　 　 Uし1（(⌒´,.イ　　　　　　　　　/ / /　 ／／.:.:::::

　　　　　　　　　　　　　 　_,. -――- ､,_
　　　　　　　　　　　　 ／ 　　 　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /,. '"￣￣ '''‐-､　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 { , -､　　 , ―､　ヽ　 　 　ヽ_
　　　　　　 ／`<つ_,ｌ |　ｒ1 　 |　 r1 　 |　 r'"￣　　　　　　　 　
　　 　 　　（＼//＼ i |　L|　　|　 L|　　l　 l　　　　　　　　　　　長平の事情をできる夫様とやる夫殿に
　　　　　 ／￣ヽ､⌒〉｀-'〇　 ｀- '', -､ ｌ　 l　　 　 　 ＿　　　　　
　 　 　 （ 　　　　 Ｙ（＿＿＿＿＿ (Ｃﾉ/　/　　 ,.‐'"　 　,.＞　　伝えた時に幼い子供を抱えた夫人がいたのでござる
　　　　　＼　 　 ／＾ ＼　　　　 　｀ ,ノ ∠＿ノ　　　　 /
　　 　 　 　 ＼/　　 ／ i｀t― --r''ﾌ´ 　 　＼-―　'ヽ(　　　　　　ひょっとしてはと思い拙者が調べたから間違いないでござる
　　　　　 　 　 ＼i_/　　 ＼＼／ノ　 r 　　　 |
　　　　　　　 　 　 ヽ,　　　 {>ロ<}　　}-―- ､」　　　　　　　　　　　（もっとも子供の父親のほうはどちらかわからんでござるが）
　　　　　　　　　　　 |　　　 　 ＼＼（　_＿_ 　 }
　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　 `／´　 　 ｀y'



　　　　　　　　　　　　　,､-─ ‐-､､
　　　　　　　　 ,ィ'"´`'"' 　　　　 　｀`ヽ､
　　　 　 　 ／ ,ﾉ　 ,r､,,､ｨ､　　　　　 　　 ＼
　　 　 　 ,/　 '′ /ミY彡j!　　､　　 `ﾐヽ __,ﾊ
　　　　　 |　　 ﾉ ,ﾘ"´　 `ﾄ､　　`i､.:;;;ヾ三ミヽ!
　　　 　 ,ｲ　!/ﾊ jﾄ､　　　 _,ゞ公`ﾄ､ヾ三三ヾj!
　　　　/ j! jｿﾆﾆ'ｰz､　,zr=,ﾆ <　｀iミﾐヾミゞ;;;;!
　　　　Nヾ.;;ﾄ, ｀でン〉　　 ゝ='　 　!ミ/ﾍ」ﾂ;;:;;|
　　　　`ヾ｀ヾj　　ﾞ`7　　　　　　　　ﾞﾘ }ｶ !;:i;:;;{　　　　　後見人であるミク様に報告もないということは隠しているのか！許せん！
　　　 　 　｀` i! 　　ヾﾆ　　　　　　　　ﾉ ,ｲ.:;;!N　　
　　 　 　 　 　 !　　 r ─ -､　　　　　 /`i j;;;;V　　
　 　 　 　 　 　 ',　　V 二 ノ　　　　 ,′ N,ｲｿ　　
　　 　　 　 　 　 ﾞ､　　 ー‐　　　　 /　　 ﾘ/　　　
　　　 　　 　 　 　 ﾞ､　　　　　　 ／　　 ,,ﾉ{
　　　　　　　　　　　}> --- ‐''ﾞ´,､-‐'"´　Λ
　　　　　　　　　　　厂Y^Y厂<´　　　　 / Λ_ ＿＿ _
　　 　 　 　 　 　　 l|/^}! |!!/^ヽ　　　　/_/ r''"´.::::.:.:.::｀7 7"「「
　　　　　　　　＿ ,,ﾊ V l | |　 ﾉﾙィ''"´.:::::::::::::::::::::::::::::.://　 i |
　　　 　 , ィ´:::::.:.:::ﾄﾄ､ /ﾊ j , イ´:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://　　| |

　　　　　　　　　　　//: : :/ : : : : :l､ : : : : : :__: : :| : : : l !: : :《 《: : : : : : :＼
　　　　 　 　 　 　 //: : :/: : /! : : l ＼: : ／: : :l: | : : : :ｌ:!: : : ﾏﾍ : : : : : : : '.,
　　　　　　　　　 〈/.: : :.|: : :ｌ: ヽ: :.＼_／＼: :.:.l :|!: : : : l:!: : : :.ﾏﾍ:.: : : : :.:l: :i
　　　　 　 　 　 　 ｌ : : : |: : :l＼､＼: :、ィTヱァl: |l: : : : :l!__／ /ﾏ》、: : : : l: :l
　　　　　　　 　 　 l: :ｌ: :.|: : :l<ﾋﾘ　 ＼: ､ゞー′'!!|.: : : :j!:ィヾ/ : /.: :ヽ: : : l: :l　　　　まあ、確かに腹立たしいけど
　　　　　　　 　 　 i ∧: ﾄ､.: ! く　､　　＼　　　 / |: : : /! ﾑ,/ : /.: : : :.i: : : l: :l
　　　　　　　　　　 |′∨: :＼　　　 　 　 　 　 　 |: : /:.l:.イ: :.ｲ: : : : : :ｌ: : : l: :l　　　　私達、楚派としての問題は
　　　　　　　　　　　 　 ﾄ､: : :l　 >ｰ ､ 　 ノ( 　　厶イ: :ｌ: : ／ | : : : i : l: : : :l: :l
　 　 　 　 　 　 　 　 　 V: :ｌ l:､ ´￣ ｀ 　⌒ 　 /　ｲｌ:.:/／　　| : : : l : l: : : :l : l　　　　報告があったとかそういうことじゃないわ
　　　　　　　　　 　 　 　 V:ｌ l: :＼ 　 　 　 　 　 　 ﾊ∧、 　 ｜: : : !: :l: : : :l.: :l
　　　　　　　　　　　　　　 V:j : : : ヽ._ ..ィ　　　 　//　l　　　　| : : : l : l: : : :ｌ.: :l
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 l: : : : : :|:.:.:.:|::! 　 _＿//__,,,i_　　　｜: : /l: :l: : : :ｌ: : l
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 l: : : : : :|:.:.:.:|::! ,∠///////∧　　 ∨:/:.,: :l: : : :l : : l
　　　　　　　　　　　　　　 ｌ: : : : : :|:.:.:.:|/////////〆ﾑﾍ　　　Ⅵ/: :l: : : :l.: : : l



　　　　　　　　　 /　　,r'´ ,f;:;:;:;,､,;:;:;:　　　 ｀,　ヽ　　ヽ
　　　　　　　　 ｲ　 j　　,ｨｲ-‐'´｀`ｰ-ｿﾘ　　 i　　｀､　 ｀,
　　　　　　　　/　 ,'　 ,ﾘ从　　　　　　｀ﾘﾄ　　i　　　ヽ　 ﾞi　　
　　　　　　　 ,! ,! ,'　 /,ｲ,､､､　　　　　 _,,,.ゞ､､ゝ､　　, 　j |
　　　　　　　 ﾞiﾞi l　,ｲ'^"`''ｰ｀`､　,ィﾆ,､-‐＝=ゞ三ﾆ´　,　!
　　　　　　　　ゞ ﾊ:;｀,　,ｨｴｳﾝ｀, 　´Tｴﾕゞ､　 ﾞiミ7^ヾ　i |
　　　　　　　　　｀`ヾ l　 　　 /　.;..　｀`　　　　ﾄ/ｲY l　i !　　　　　母が庶民の子でもできる夫様の子なら
　　　　　　　 　 　 　`i　　　 /　.;::.:. .　　 　 　　ﾞ　) j,!　i j
　　　　　　 　 　 　 　 l　　　ゝr-､　　　　　　　　'´ /　 !/　　　　　　その子供は王位を継承する資格もあるということですね
　　　　　　　　　　　　 i,　　　　　　　　　　　　　仄　　i ,!
　　　　　　　　　　　　 lﾄ, 　　ｪﾆﾆﾆﾆｭ　 　 　 ,' ,ﾘｲ　,!j
　　　　　　　　,､-─‐-ﾞゞ､　 　´二￣　　　 ／　 ｲ　//
　　　　　　　,ｲー‐-､ 　ヾﾄ､　　　　　 　 ,ィ´,/ィ´⌒Y
　　　　　　,r'"´￣二つ ,fゝ- ､ー‐一'"´ィ´ィ　　 　 i
　　 　 　 /　　,r'´ ＿__i ,!`ﾌ｀ミヽ,r'"´　　　　　 ,r'"´i
　　　　 ,/　　/´￣　 ヽ｀つ　　j iﾙ'´⌒｀ヽr'´／／　ﾉ､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::ﾊ.:.:.::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!　　　　　現状、我々はできる夫様ややる夫とうまくやっているが
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/　　　　　　　肉親の情のこととなるとやはりわかりませんからな
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」
　　　　　　　　　　　　　 _ノ/＝= ､　　　r‐ `''ｰrr‐ '''7{



　　　　　　　　　　　　　 　_,. -――- ､,_
　　　　　　　　　　　　 ／ 　　 　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /,. '"￣￣ '''‐-､　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 { , -､　　 , ―､　ヽ　 　 　ヽ_
　　　　　　 ／`<つ_,ｌ |　ｒ1 　 |　 r1 　 |　 r'"￣　　　　　　　
　　 　 　　（＼//＼ i |　L|　　|　 L|　　l　 l　　　　　　　　　　　　できる夫様のその女にたいする寵愛は
　　　　　 ／￣ヽ､⌒〉｀-'〇　 ｀- '', -､ ｌ　 l　　 　 　 ＿　　　
　 　 　 （ 　　　　 Ｙ（＿＿＿＿＿ (Ｃﾉ/　/　　 ,.‐'"　 　,.＞　　　強いように見受けられましたでござる
　　　　　＼　 　 ／＾ ＼　　　　 　｀ ,ノ ∠＿ノ　　　　 /
　　 　 　 　 ＼/　　 ／ i｀t― --r''ﾌ´ 　 　＼-―　'ヽ(　　　
　　　　　 　 　 ＼i_/　　 ＼＼／ノ　 r 　　　 |
　　　　　　　 　 　 ヽ,　　　 {>ロ<}　　}-―- ､」
　　　　　　　　　　　 |　　　 　 ＼＼（　_＿_ 　 }
　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　 `／´　 　 ｀y'

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /:/.: : :／.: : : : : :-=ﾆ"¨＞,. 　-‐ｧ′　/ ｉ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:/.:.:／: :,. ＜:／´.::::::／／.::::::::::/　./.:/　:! |｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:/: :/.:.／.:::::::/｀:ー='/／八　..:::/　.ｲ /:|　:ｉ｜|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,' /:|:〃/⌒>､::::::::::: 　/' 　 　 ＼/／.::j/ ::|　:ｉ｜|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |/　|:i{:.{ 　 {i::::＼::::　/　　　 　／＼ .:/　:::|　:ｉ｜|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　/|八l::::､弋;;;;ノ^　　　　　　 　 　 ｀廴＿|　:ｉ｜|
　　　　　　　　　　　　　　　　　, 　| : :|::::::`ー　　　　　　　　_　　　/　　 ::|　:ｉ｜|　　　　なんですって？
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　. :∧:::::::::.　　　　　　　　 ⌒iドミ　　　::',　ｉ｜|
　　　　　　　　　 　 　 　 ／　／. :, ': :∧:::::::....:/ 　 　 　 　 ､ 弋:::::::｀ｱ ﾌ::Ⅵ |｜
　　　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　. : / : :,: :∧:::::::〈　　　　　　　　　 ｀ニ´　　　::|｜|
.　　　　 　 　 　 　 ／　／/. :　/ : :/.: :{ ∧::::ト　　　　　　　 　 　 　 　 　 ノ|小|
　　　　　　 　 　／　／, '/／ / : :/／´￣　:::`ー‐一　 　 　 　 　 　 ､_ ..　イ　:!
　 　 　 　 　 ／　／／ / 　 / {: :,:′　　 　 ゝ 　＿＿ 　........-‐　　　 　 ,ハ|　 |
.　　 　 　 ／　／／／/　　 !　∨　 　_＿＿_／　ハ:::::::::::::::::　　　 　 ／　 l|　 |
　　 　 ／　／／／. :/　　　j _,厶=イ⌒'　／ 　＿__j＿_　　　　-‐　　　　　｢＼|



　　　　　　　　　　　　　 　,rへ　 _
　　　　　 　 　 　 　__/＞´!　　　　 ﾐ :、
　　　　　　　　　γ //　 /{i 　 　 ＼ ヾYY
　　　　　　　　　,'　《i　Nﾄ､'ぃ　ト､　 ヽ |::|｀ヽ
　　　　　　　　　　　{　| ､_,.`ﾊＮ-‐刈　}ﾚj:　 }　　　　　
　　　　　 　 　 l　　 N {　　　'　｀¨´ハ从,' 　 |　　　　　ただ、その親子は邯鄲から逃げ出したできる夫殿や
　　 　 　 　 　 |　　 | 圦　 - 、 　厶 ﾚ! 　::　|　　　　　
.　　　　　　 　 |　　｜ }介: . _　イＸ〈　! 　:ｉ　|　　　　　　 やる夫殿に置き去りにされたままのようなの　
.　　　　　　 　 |　　｜　人_ r―┐　　| 　 i　|　　　　　
　　　　　　　　j ,' 　 !,.ｨ: :/｢_}!: : ;>'"⌒ヽ :i　|　　　　　　　今は生きているかどうかもわからないわ
　　　　　　　 ,'/ /⌒》 ∨/ { ﾚ' /　　　 ,　ｉ　|　　　　　
　　　　　 　 ,'　/　/: : : :/　!: : /__ 　 ,.ｲ　:i　|
　　　　　　〃 / Y: : : .:/　 |: :/:::::::ヾ):/ 　:i　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　 _x＜´　　　　　　　 ＞x.
　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 　 　 　 / /　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　 　 　 　 　 　 　 .' /　　 　/　　　 　 ,. ィ　 ∧　ヽ　　'.
　　　　　　　　　　| l　　 　:/　　　　／　 }　/　 V　'. 　 |
　　　　　　　　　　| |　　 　{ 　＼ '　　　/／ 　_∧　l 　 |
　　　　　　　　　　| |　　　 レ'　 ≧‐　/'　 ‐≦　 |　! 　:|
　　　　　　　　　　| | 　 　 |　　 {r'} 　 　 　 ﾋﾊ 　∨　　|　　　チャンスです！
　　　　　　　　　　| | 　 　 |　　 {り　　　 　 い} 　 |　　 |
　　　　　　　　　　| | 　 　 |.⊂ つ r―‐ﾍ　⊂ つ |　　 |　　　　探しだして生きていたら暗殺しましょう！
　　　　　　　　　 /∧　　　L_　　　|　　　|　　　　 }　　 |
　 　 　 　 　 　 //　　 r ´ 　._>､　|　　　l 　 　 ィ　　　|　　　　　そうすれば私の子が王です
　　　　　　 　 // ￣｀Y　　　 　,ﾍ {_＿_ﾉ-＜.　 | 　　:/＿＿
　 　 　 　 　 / |　　 　ﾄ　　　　　 }　 ∧　 ∧∨:! 　 /
　　　 　 　 .'　∧　 　 }　＼　　 /ヽｲ　lヽ/　 .> |　 /
　　　　　　l　ｲ　|　　 .'　 　 ￣/| 　:L ｣　 　{r ７／
　　　　　　|/ l 　!　 /　 　 　 /l !　　　　　/Z　ｺ　 ＿＿＿
　　　　　　　 }小　/　 　 　 / .| !　　　 　 l 　L|　/



　　　　　　　　　　　　　 　,rへ　 _
　　　　　 　 　 　 　__/＞´!　　　　 ﾐ :、
　　　　　　　　　γ //　 /{i 　 　 ＼ ヾYY
　　　　　　　　　,'　《i　Nﾄ､'ぃ　ト､　 ヽ |::|｀ヽ
　　　　　　　　　　　{　| ､_,.`ﾊＮ-‐刈　}ﾚj:　 }
　　　　　 　 　 l　　 N {　　　'　｀¨´ハ从,' 　 |
　　 　 　 　 　 |　　 | 圦　 - 、 　厶 ﾚ! 　::　|　　　　　う～ん
.　　　　　　 　 |　　｜ }介: . _　イＸ〈　! 　:ｉ　|
.　　　　　　 　 |　　｜　人_ r―┐　　| 　 i　|　
　　　　　　　　j ,' 　 !,.ｨ: :/｢_}!: : ;>'"⌒ヽ :i　|
　　　　　　　 ,'/ /⌒》 ∨/ { ﾚ' /　　　 ,　ｉ　|　
　　　　　 　 ,'　/　/: : : :/　!: : /__ 　 ,.ｲ　:i　|
　　　　　　〃 / Y: : : .:/　 |: :/:::::::ヾ):/ 　:i　|
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　　　　 ./ rく_;:::x≦:::_{{rﾍ〉〉ﾉ::::/ :/i　　　ｉ　|
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　　 ｀ヽ_ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ: : : |　| 　 　 :.　|
　　　/　/｀¨Τ￣|: :|〓　|: : : : : :|　|　　　 :.　|

　　　　　　　　　　　　　 　,rへ　 _
　　　　　 　 　 　 　__/＞´!　　　　 ﾐ :、
　　　　　　　　　γ //　 /{i 　 　 ＼ ヾYY
　　　　　　　　　,'　《i　Nﾄ､'ぃ　ト､　 ヽ |::|｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 {　| 赱`ﾊＮ-‐刈　}ﾚj:　 }
　　　　　 　 　 l　　 N {　　　'　｀¨´ハ从,' 　 |　　
　　 　 　 　 　 |　　 | 圦　 - 、 　厶 ﾚ! 　::　|　　　　貴方達はどう思う？
.　　　　　　 　 |　　｜ }介: . _　イＸ〈　! 　:ｉ　|　　　
.　　　　　　 　 |　　｜　人_ r―┐　　| 　 i　|
　　　　　　　　j ,' 　 !,.ｨ: :/｢_}!: : ;>'"⌒ヽ :i　|
　　　　　　　 ,'/ /⌒》 ∨/ { ﾚ' /　　　 ,　ｉ　|
　　　　　 　 ,'　/　/: : : :/　!: : /__ 　 ,.ｲ　:i　|
　　　　　　〃 / Y: : : .:/　 |: :/:::::::ヾ):/ 　:i　|
　　　　　 /　/⌒｝: : :/xｧ=<ﾍ::::::::/ :/　　 i　|
　　　　 ./ rく_;:::x≦:::_{{rﾍ〉〉ﾉ::::/ :/i　　　ｉ　|
　 　 f＾ y'/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ Y　!　 　 ｉ　|
　 ∠　 { {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/: : |　|　　　:ｉ　|
　　 ｀ヽ_ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ: : : |　| 　 　 :.　|
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　　　　　　　　　　　　　,,､､-‐''"￣｀` ー-､､
　　　 　 　 　 　 ,r'"´ミy'"´　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　`ヽ　　　　 `､
　　　　　 　 　 l　 ,ｨｲ^^ヾi､　 i　　　　ﾞ､ヽ　　　ﾊ､
　　　　　 　 　ﾉ　 j1!　　 1i!　|l　　　､ ﾞヾ､､､ィｲ;:;＼
　　　　　　　/　　ﾉﾉ　　　Nﾄﾄ､ﾄﾄ､.:.:;ヽヾミﾇ彡;:;;:;ヽヽ
　　　　　　 （1j ｨｲﾘ　　 　 `ヾ>>､;:;:;ミﾐ二云彡;:;;:;;ヽj　　　　　できる夫様との関係性は良好です
　　　　　　　`ヾN!;ﾐz､　､､z-_‐彡≧ｰ-三彡<;;､ヾヽｲ　　　
　　　　 　 　 　 ｀`iでｿ}　.:.:;;ﾓﾃｿ　　　ﾞミ/ｲ i!;:;;;:;:;::V　　　　　 それに邯鄲にいたころに作った妻ならやる夫殿も関係してるかも
　　　　　　　 　 　 |　,ﾉ　　 ｀`　　 　 　 ﾐ ﾘ /;:;;;;;;i;l;i!　　　　
　　　　　　　　　　 l (　　 ,　　　　　　　 ﾘ イ;:;;;i;:;;i;:ﾘ　　　　　　　暗殺は彼らの心象を害するリスクが大きくはありませんか？
　　 　 　 　 　 　 　! ｀"´　　 　 　 　　,′!::ヽi;;リソ　　　　
　　　　　　　　　 　 ',　‐-‐- ､　　 　 /.:.::,!::::ﾉﾘｿ{､
　　　　　　　 　 　　 ﾞ､ ￣`　　 　 ／.:.:.:/／｀`^ﾉﾉ￣｀`ー- ,､､､＿
　　　　　　　 , ｨイ 77,ゝ､ ＿ , .イ.:.:.:､‐'´　　／´　　　　　　 ,r'r'´r'´ｿ＞､､
　　　　 　 ／ // // ￣｀`Nヽ r彡＜　　 ／　　　　　　　　/./ ,/　　 , イ^.



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::ﾊ.:.:.::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!　　　　　いや、今なら暗殺しても我々の仕業と思われることもないでしょう
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/　　　　　　　その母子が秦の咸陽に入られてからでは暗殺も難しくなりますぞ
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/　　　　　　　　　後々の禍根を断つためにもすぐに暗殺するべきです
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」
　　　　　　　　　　　　　 _ノ/＝= ､　　　r‐ `''ｰrr‐ '''7{

　　　　　　　　　　　　　　　　 　._ _ _　ｺﾝ☆
　　　　　　　　　　　　　　 　 (ヽl_l_ll_l,l
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／／￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　／／　 ノ 　 ⌒ 　 ＼
　　　　　　　　　　　 ／／　　（＞）　（●）　　＼
　　　　　 　 　 　 　 |　.l　 　 //（__人__）//　 　 ｌ
　　　　　　　　　　　 ＼＼　　 　 ｀ U ´　　 　 ／
　　　　　　　　　　　 　 ヽ ヽ　　　　　　　　　　＼


⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶

　　　　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　о
　　　　　　　　　　　　｡

　　　　　　　　　　　　　 　,rへ　 _
　　　　　 　 　 　 　__/＞´!　　　　 ﾐ :、
　　　　　　　　　γ //　 /{i 　 　 ＼ ヾYY
　　　　　　　　　,'　《i　Nﾄ､'ぃ　ト､　 ヽ |::|｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 {　| 赱`ﾊＮ-‐刈　}ﾚj:　 }　　　　　（もしその女がやる夫と何か関係していたら
　　　　　 　 　 l　　 N {　　　'　｀¨´ハ从,' 　 |　　
　　 　 　 　 　 |　　 | 圦　 - 、 u.厶 ﾚ! 　::　|　　　　　　　夏姫の時のようにやる夫に殺させてそれを弱みとするのは
.　　　　　　 　 |　　｜ }介: . _　イＸ〈　! 　:ｉ　|　　　
.　　　　　　 　 |　　｜　人_ r―┐　　| 　 i　|　　　　　　　　　ちょっと無理よね…）
　　　　　　　　j ,' 　 !,.ｨ: :/｢_}!: : ;>'"⌒ヽ :i　|
　　　　　　　 ,'/ /⌒》 ∨/ { ﾚ' /　　　 ,　ｉ　|
　　　　　 　 ,'　/　/: : : :/　!: : /__ 　 ,.ｲ　:i　|
　　　　　　〃 / Y: : : .:/　 |: :/:::::::ヾ):/ 　:i　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 __
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.　　 　 　 　 　 　／///. ,. . . . !. . . . . . . . . . . . . . . .＼. . . . . . . .i
　　　 　 　 　 　 {. //〈 / . . . . !. . !. . . . !. . ､ . . . . . . . ヽ. . . . . ｜
　　　　　　　　　 }. ＼:〉. . :′.!.!. . !. . . . !. ｉ. ﾊ. . . . . . . . .∨ . . . |
　 　 　 　 　 　 丨ｉ. . ｉ. . . |. . |.|. . |. . . . |斗i从‐i‐. ､. ､ . ､.'. . . . .!　　　　まあ、ここは保留にしときましょう
.　　 　 　 　 　 八.!. . !. . . !.,斗|-八 . ｉi. |.|八| ヽ__＼. . ＼Ⅵ. . . .!
　 　 　 　 　 　 　 |. . |. . . |. . |.|∧| ヽi.从|　 ,ﾂ'{'/笊 . . ｉ､ｉ. !. . . .!
　 　 　 　 　 　 　 |. 八 . . !. . !.炸/心　　 　 　弋厶| . . !）} |ﾍ. . .!
　 　 　 　 　 　 　 |/. ハ . !. . !､ 乂/ｿ 　 　 　 　 　 !. . .|/. .!.∧. .!
　 　 　 　 　 　 　 |. .′.i. .iﾊ. !.. >.　　 　 　 　 　 　 | . . !ｉ . |. . .〉 !
　 　 　 　 　 　 　 |. i. . .|. .! |. ! {//〉、 　 ､ _ .　' 　.ｲ.!. !.!. . ｉ. . . . ,
　 　 　 　 　 　 　 |. i. . .|. i! |. ! ｢|｢　,≧　 .　_　 　 ｉ.!.|. |.|､. . ,. . . .′
　 　 　 　 　 　 　 |. |. . ﾊ.ｉ从 ! |.Ｌ彡r‐ 亠v―　´￣.!八､ ヽ.′. . . . ＼



　　　　 >-rイ爪/　} / ＼ト､|　　 |
　　　　 |　| +二..ﾐ/ｲ=＝≦=ト　 .|
　　　　 |　| |"_r｡ハ　 _r｡z_.”|　　.|　　　　　　何故ですか？
.　　　　 V.! |、￣　}　 ￣￣ .|　 i |
　　　　　 ﾊ ﾏ ､.　,､_,､　　　ｲ!　.i !
　　　 ／::∧ |:::::> 二¨. イ .|/　/｀丶
　　 ./:::/::::ﾊ |::::ゝ._r- ､　. ｲ　/::::::::::ヽ

　　　　　　　　　　　　　/二ヽ、　. - : : : : : : : : : : : : -. .|| i! |:|ゝ＼
　　　　　　　　　　　. イ :/⌒:.＜: : : : : : : : : :- : ― : -.､!i∧|:|／: :ヽ
　　　　　 　 　 　 ,:′/ /: : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : ∨∧! l: : : : ',
.　　　 　 　 　 　 ｌ : / / : : : : : : : :./ : : : : : l: : : : : : : : : : ∨∧ l: : : : : ,
　　　 　 　 　 　 l: : ﾚ′.: : : : : : :./: : : :::: : :l: : : : : : : : : : : ∨:ﾍ ｌ: : : : : ,
　　　　　　　　　ｌ: :/:./ : : : : : : :.∧.: : : :::: : ﾄ、ヽヽ.: : : : : : :.∨:ﾍｌ.: : : : : ,
.　　　　　　　　 l: :′ｌ: : : : : : i :/　∨: : :::: : ｌ ＼: :_＼＿: : : : ∨: ｌ: : : : : :.,
　　　　　　　　 l : |: :l: : : : : : :|/　　 V : : : : :ｌ ￣＼ヽヽ : : : : : ∨:l : : : : : :.,
.　　　　　　 　 l: : |: :!: : ｉ: : : :.|--―　V.: : : :.l　　二≧≠ｧ: : |! }_}､ｌ: : : : : : :.,　　　　今できる夫殿ややる夫に恨まれるようなことをするなら
　　　　　　　　ｌ.: :.|: :!: : |.: : : :| __,,,二、ヽ＼: ﾄ､イ ら必ハ : :.|ﾊ!77ｌ: : : : : : : .,
　　　 　 　 　 ﾊ : l: :| !: |: : : :.|〈'"ら必ｊ　 ヽ＼　 　 ￣｀　!: : ｌ!777 !: l: : : : : : .,　　　　その母子のことはカードとして取っておいたほうがいいじゃない？
　　 　 　 　 ,:′∨: :!i|从: : : :lﾍ　ゞ"´　 　 　 　 　 　 　 从 :l!7７　l: :ｌ: : : : : : :.,
　　　　　　,:′ :.:i!.: :i!ハﾉヽ: :.Ｖﾍ　　　 　 ′　 　 　 　 // !/Z7　｜: ｌ: : : : : : : ,
.　　　　　/l: : : : :|: : |: : i/'＼ : Ｖﾍ　　 　 、___ 　'　　 .ｲ/／　　 　 |:ｌ : ｌ : : : : : : .,
　　　　 / l: : : : : : : :|: ! !　 　＼:Ｖ:ヽ 　 　　 ｰ　　 ／/ハ: ＼　 　 | l: : l: : : : : : : .,
.　　　 /:. l: : : : : : : : : | |　 　　 ヽゝｰｒｭ＞　 __ .イ　　ムｲ⌒｀ヽ　｜l: : :l : l : : : : : ,
　　　/: : l : : : : : : : : :.| |　　　　　jﾉ　/:｀::＜　 rｰ:::＜::::: ﾍ　 　 　 |: l : : l: :ｌ: : : : : : ,
.　　/ : : ｌ: : : : : : : : : :.リ　　　 　 　 /:::::::::ハ　ハ:::::::::::::::::: 〉､ 　　 |: :l : : l: :ｌ.: : : : : : 、
　 /.: : : l: : : : : : : : : : :_l__＿＿__xイ::::::::: i|:: ∨::::j:::::::::::::: ∧)　ｰ .⊥: l ＿l : l: : : : : : :ヽ
. /: : : : l: : : : : : : : :／　　　　 ｊ7::::(!:::::::::::i|､:::::::::∧::::::::: /::::ﾍ)　 　 　 　 　 ｀V.: : : : : : : :＼



　　　　　　　　　　　　　　 　　　 _,r'''''´ー-､､､,,,,r,､,,
　　　　　　　　　 　 　 　　 ,ィ'"´　　　　　　　　　　　`ヽ,
　　　　　　　　 　 　 　　 ノ;:;:.:. . . . ..　､ｨｲ(ﾊ　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,ｲ;（(;:;j;:.;:ゞｨｲ'ﾞ,ｨｲ彳;;:;.: .:j;::.　　　　!
　　　　　　　　　　　　 f;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,ｨミﾆ彡ﾂｨ;::::::;;;;､ ,j
　　　　　　　　　　　 ､ｲ;;;;;メミﾆﾆ彡'´,rﾘ'ﾞ´｀`ｧｿ ｀`ヾゞ ,ｲ　　　　 それはそうです
　　　　　　　　　　　　Y ,彡,r-､,ｨｲ厂 -=＝=z､　　_,,,､ｲｿ'　 　 　 　
　　　　　　　　　　　　jﾄ;:;:;:j!个ﾞilﾗ　　 　ﾓﾃｿ''´　 ,fｧ ,!'ﾞ　　　　　　 できる夫殿はいずれ王になられるのですから
　　　　　　　　　　　　`ゞ;;ﾊ､,ﾚ ﾘ　 　 　　　 　　 ﾞ!　 ﾘ　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　N;;;;;;`ゝ　 　 　 　 　　 ,､ 」　,!　　　　　　　　その時はミク様が王太后になられるとはいえ
　　　　　　　　　　　　　ヾ;;;;;;ｲ　ﾊ 　　　　_　 　´　 /　　 　 　 　 　
　　　　　　　　　　　　　　Yﾘ^'　,!　ヽ､　　　二ﾆ´ /　　　　　　　　　　心証には十分に気を使うべきでしょう
　　　　　　　　　　　　　　 厂¨ｰ- ､.　＼　　　　 /　　　　　　　 　 　
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　｀`＞｀ーr‐'′
　　　　　　　　　　　　 ,ィ＞､　　　　　 '´ヽ i! !「I､

　　　　　　　　　　 　 　 　 rｪｪx‐ ､
　 　 　 　 　 ,. -: : ´:￣: :.｀{{{{!: : : : ヽ
　　　　　,.: :´: : : : : : : : : : :{{{{: : : : : :.ﾍ
　　　　,.': : : : : : : : : : : : : :{{{{､_: : :..: : : :.
.　 rェ/: : : : : : : : : : : : : : :ゞ=ミｌ: : : : : : :.
　 j}}}′: :.i: : : :.ﾄ､: : : : : : : : : : :!: : : ; : : :.
　j}}}': : : :..l: : : : :. ヽ:__: : : : : : :f}!:..: :.i: : : :　　　　　　
　}}}! : : : : ﾄ､: : :.ﾍ´ ヽ:.ヽ:.i: : : l}}!: : :.!: : : l　　　　　　ハットリは引き続き、その母子をどうなったのか調べておいて
　｀ i: : : :l/! ヾ: : : :, ,.ィﾁﾐx!: : :l}}}!:..: :ｌ: : : l　　　　　　
.　　l: : : :l:.lxｪｭ｀ヾ:{'　弋ツl:.l: :l}}}l : : l:..: : l
.　 ﾉﾄ､: :.l:.{ 弋:）　　　　　 j/j/¨! !: : :!..: : :!
.　 　 i:ヽ:l:.lヽ、 　 ' 　,　‐､ //　l l: : :l: : : ;
. 　 　l:..:.ヾ{: :.iヽ　　 ゝ- '　ｲ 　 V_: /: : /
.　　　ｌ: : : : : :l 　 ≧_‐ｧz'i　　 ／: :.i_:_:/ - ､
.　　　ｌ: : : : : :ｌ /　　 /:.〈　,.イ: : : :./ 　 　 　 ヽ
　　　,: : : :..: :.l,'　 　/;.ｲ｀ヽﾍ: : : ;ｲ:l　　　　　　;



　　　　　　　　　　　　　 　_,. -――- ､,_
　　　　　　　　　　　　 ／ 　　 　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /,. '"￣￣ '''‐-､　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 { , -､　　 , ―､　ヽ　 　 　ヽ_
　　　　　　 ／`<つ_,ｌ |　ｒ1 　 |　 r1 　 |　 r'"￣　　　　　　　
　　 　 　　（＼//＼ i |　L|　　|　 L|　　l　 l　　　　　　　　　　　　御意
　　　　　 ／￣ヽ､⌒〉｀-'〇　 ｀- '', -､ ｌ　 l　　 　 　 ＿　　　
　 　 　 （ 　　　　 Ｙ（＿＿＿＿＿ (Ｃﾉ/　/　　 ,.‐'"　 　,.＞
　　　　　＼　 　 ／＾ ＼　　　　 　｀ ,ノ ∠＿ノ　　　　 /
　　 　 　 　 ＼/　　 ／ i｀t― --r''ﾌ´ 　 　＼-―　'ヽ(　　　
　　　　　 　 　 ＼i_/　　 ＼＼／ノ　 r 　　　 |
　　　　　　　 　 　 ヽ,　　　 {>ロ<}　　}-―- ､」
　　　　　　　　　　　 |　　　 　 ＼＼（　_＿_ 　 }
　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　 `／´　 　 ｀y'

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へへへへへへへへへへへへへへﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍ　　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::...... / : : :/　`ヽ;:_;:;:;:;:_::::..,,,,,_ノ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 r── ────､: : :/
　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::::::........　　　　 i :./

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::ﾊ.:.:.::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!　　　　　　ミク様はやる夫に甘いのではないか？
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/　　
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!　　　　　　　 　つい先日も・・・
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/　　　　
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」
　　　　　　　　　　　　　 _ノ/＝= ､　　　r‐ `''ｰrr‐ '''7{

　　　　　　　 　□
　　　　　　┌──┐
　　　　　　└──┘
　　　┌──────┐
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　　　│　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -── - ､
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣へ＼　、　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 / 　 　 　 へ＼｀三　　 ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l 　 　 _　　 　 厂lトi､ 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　三_彡　_ノ　 l| l|ヽ、　i l|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　　 ,ﾆ､ 　 /　＿ ヽ `ｰ ∨/l|
　　　　　　　　　　　　　　　　〉　/ ﾍ l. ハ! ‐ｔｧ=ミ　_≧-┘
　　　　　　　　　　　　　　　　〉　ヽ`! ﾐ′　　 ￣ " 〈 ｲ　　　　　　ミク様、実はやる夫殿が
　　　　　　　　　　　 　 　 　 l、／`┐　　　 　 　 _　∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /＼ 　 ﾍ　　　　 ＿　_７′
　　　　　　　　　　　　　　 /=く　＼ l　＼　　　 ｰ /
　　　　　　　　　　　 　 ／＼　ヾ:､ ｀ヽ、_＼ ＿ / ,-─-､



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　 ＿　　_,..;;-;;v─-､//ヽヽ
　　　　　　　　　//||／:::::_::;: ::::::::::::⌒＼| |
　　　　　　　　　| |/:::::::;/::ヾ:::::へ::::::::ヽ:::＼
　　　　　　　／::ヽ;;::::::/:::::::::::::::::::::::ヽ、;;:ヽ:::!
　　　　　 ／::::/:/|::'=-|::::::/__ヽ:::;;:::i.＼;::::!::i
　　　　 /::::::::;:::/ i|Oj !|:::/',=、 i::::/,=、!:/ﾚ
　　　　,′::::i:::/ 　!＝´|:/ ﾋ!〕　i:/ ﾋ!〕ﾚ :::!　　　　　 やる夫が？な～に？
　　　 !:::::::::::::::!　　＼∥!;　 　　 　,　　! :::::!
　　　i:::::::::::::::::! 　 　 丶::::..､　 ー　／i:::::::::!
　　　|:::::::::::::::::!　　　　　_;;;! ｀ －i.._　 i:::::::::!
　　　!::::::::::::::::::!　　　　/丶-─‐v-丶_!:::::::::|
　 　 !::::::|:::::::::::|　　,.-‐＼＿＿/ハ_ノ! ヽ::::::!
　 　|:::::::::i:::::::::::! , ′　 ヽ : : : : :|　|: : :ヽ !::::|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -── - ､
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣へ＼　、　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 / 　 　 　 へ＼｀三　　 ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l 　 　 _　　 　 厂lトi､ 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　三_彡　_ノ　 l| l|ヽ、　i l|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　　 ,ﾆ､ 　 /　＿ ヽ `ｰ ∨/l|
　　　　　　　　　　　　　　　　〉　/ ﾍ l. ハ! ‐ｔｧ=ミ　_≧-┘
　　　　　　　　　　　　　　　　〉　ヽ`! ﾐ′　　 ￣ " 〈 ｲ　　　　　 食客や自分の家人を増やしているようです
　　　　　　　　　　　 　 　 　 l、／`┐　　　 　 　 _　∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /＼ 　 ﾍ　　　　 ＿　_７′
　　　　　　　　　　　　　　 /=く　＼ l　＼　　　 ｰ /
　　　　　　　　　　　 　 ／＼　ヾ:､ ｀ヽ、_＼ ＿ / ,-─-､



　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　　　 　 　 　 __
　　　　　　　　　　　 　 　 _/∧　　_　-‐　::... __ _／ﾆﾍ
　　　　　　　　　 　 　 __∠〈/∧'´ 　...:::::::::::　　 `マ//〉
　　　　　　　　　 　 , '　　⌒〉/∧／　　　 }　　ﾍ::.　 ﾏ
　　　　　　　　　　/　　...:::А/V/　.:: 　　/|:i　　 ｝::..ｌ　:.
　　　　　　　　　 ｛　　 .::::::{ﾏV/　 i:: 　 ハ|::!　 ,ﾍ::...|:i:.
　　 　 　 　 　 　 i　:　..::::::|｢/｛ 　 |::: イ⌒ト|: /-‐v::|:|　i
　　 　 　 　 　 　 |　i　..:::::|Ｖ＾{　　|::: /.ィ=㍉/ .ｨ=､}:|:|　|
　　 　 　 　 　 　 |　|　|:::::i八 ｛i　 |;/ ｛ fう`'′ fう刈:}::i|　　　　そうなの？まあ、やる夫も今は秦で自分の領地を持って
　　　　　 　 　 　 |　|　|:::::{　)ﾒ{　ｲ　 　 ﾋソ　　 ﾋﾉ |/:::ﾘ
　　　　　　　　　　| :|　|:::::|　 W)　|　　　　　　 ’　 丿:|　　　　　　末席とはいえ大臣になったのだから当然じゃない？
　 　 　 　 　 　 　 ! |　|:::::|　　 ﾄv |`::..　 　 ､__,　／|　!
　　　　　　　　　　|:|　|::::::|　　 j/| |　　　＞r一'::::::::| 人
　 　 　 　 　 　 　 }|　|:::::i|　　/ ﾙ'＼ 　 　 |ﾍ ::::::::::ﾚ!
　　　　　　　　　　|!　|::::::|} ／ﾍ 　 　 ＼　 /　＼::::::::|
　　　　　　　　 　 |　 |::::／ヘ　　＼　 　 トzﾍ.　 |＼::|
　　　　　　　　　　|　 |/　　　 ｝　　 ＼　 |＿А　|　「ヽ
　　　　　 　 　 　 | ／　 　 　 ｝　　 　 ＼|〔　 「Ｖ　 ｛　 ＼__

　　　　　　　　 ,r'彡;;;;;;;ﾐ彡圭;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミﾇﾂゝ、
　　　　　　　　/ﾂ彡;;;;;;;ﾐ彡Ｅ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ三ゞ;;;八
　　　 　 　　 ,'シ彡;;;ﾋ,､韭ミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ三ミ;;;;;;ﾞｉ
　　　　　　 /彡;;;;;;;;;;;ﾉ::::::　`'弋N;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ≒;;;;;;;;;;}
　　　　　　 {ｿソ;;;;;;ノ::::::::　　　　ゞ`'-､,;;;;;;;ミﾍﾞ;;;;;;;;;;j
　　　　　　 ﾚｲノｲｲ::::::::::::　　　　　　　 `'ｰ､;ミｬ;;;;;;ﾘ
　　　　　　ﾉ;;;;;;;;;ﾉ'ｰ- ､,::::　　　　　　　　　　`''ｉﾐ;;;;l
　　　　　 ｲｼ∧ｿ:::::ｔｪｒ- ﾐ､; ､ ,〟　＿,,,,,､､．､|;;;;;ﾉ
　　　　　　乂　ﾘ:::::::::::`ﾞ''''ﾞﾉ:::>　＜rｔﾃﾆ,;ｨ'　,レi゛　　　　　それはそうなのですが
　　　　　　 〉{ﾙﾄ::.......　　　.:::.;;　　 ....　　　　 ﾚｲj
　　　　　　　ﾊ　j:ﾞ､::　　　:::::::;;　　　　　　　 ﾉノj'　　　　　　　なかなか人物が集まっており
　　　　　　　ﾋ;;;ﾘ:::::::　　　:::､:ゞ:r:　　　　 　 レ'
　　　　　　　ゞｼﾊ::::　　　　　;;;　　　　　　 /ｲ　　　　　　　　　　警戒したほうがよろしいのではないかと
　　　　　　　 `Y´:ﾞ､::　　¨､ﾆ二ﾆ;`'　　　ｲｼﾞ
　　　　　　　　ﾉ　:::ヽ　　　ﾞﾞ^^ﾞ　　　 ,. ','ﾘ　　　　　　　　　　　　　例えば…
　　　　　　　斤'ｰ､,_::＼ 　　　　　 ／　 |　　
　　　　　　/_;__;;;;;;;;;;`-;;;ヽ,,,,＿,／;;.../　ﾄ>　　
　　　　　 ,f…::;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ;;､_　/ r'〈| |

　　　　　 ／.:.:.:.::::::::::::::::::::::::.:::.:.:.＼
　　　　　／,.:::::.:.:::∧::ﾄ:::::::::::::::::::::.:.ヽ
　　　 　´ /.:..:;ｲ::/:　ｌ::!ﾊ:∧:::::::::::::::::|
　　　 　 /::ｲく`く 　 ,斗匕xヘ:::::::::::::|
. 　 　 　 ´/|==`eｉ ｉ!===e==:::|:rx::::::|　　　こないだの件でアンタは秦に重く用いられているっては臣なんじゃねえかと
.　　　　　　 |`ｰｧ'::::　`ー '　u:|:|n|:::::l
　　　　　 　！/.::::__,　u 　 .:::::|:|り::::::l　　　　思ったがやっぱりそうか
　　　　　　　└'に二..つ .::::,.:ｲ: :::::::::::l
　　　　　　 　 ', 　━　 .:::／.:/::::::::::::::::l
.　　　　　　　 ∧　　.:::／　.:/:::::::::/＼:::l
.　　 　 　 　 /.:.::ヽ.:ィﾞ_,, ィ/:::::::／／　>l
.　　　　　　イ.:.::::ｘｆ='´　 /::::／／　／::｀
　　　　　　/.:::／/|　_,.=7:／／　／::::::::


　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　　 ⌒　　 ⌒＼　　　　　一般人がよくここまでこれたもんだお
　　　　　　　 　 ／　　　（ ●）　（ ●）ヽ
　 　 　 　 　 　 l　 　 　 ⌒（__人__）⌒　|　　　　　けど何のためにやる夫に会いに来たんだお？
　　　　　　　 　 ＼　　　　　｀ ⌒´ 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　　 　 　 　 　 ヽ

　　　　　　　　＿__　　,.-‐-　、
　　　　　　　＞　　`　　　　　　 `　､
　　　　 　∠　　　　　　　　　　　　　` ､
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　.　　 ./　　　 　 　 /`ヽ 　　　　　　　　ヽ
　　　/,　'　　　/|/|/　　 |. iヽ　　　　　　 ヽ
　　　~./ 　　 /`- ._ u　. | |_,| !ヽ　 　　　 i
.　　　　 //| /＝= 。_!　 !~,。 = 'ヽ. l^i　　i　　　　　軍人として仕官したい・・・
　　　　　　　||` _ _ /　　=,_ _ . '　 | Fi　　|
　　　　　 　　||　 / u 　 　u　　u　|.Pi　　|　　　　　　それを頼みに来たんだ
　　　　　　　 i||/　 　_ 丶 　u　　 .||~　　 |
　.　　　　　　| ヽ` 　 ____....--、　/ |　　　|
　.　　　　　　|　 ヽ ￣￣￣￣ / 　|　　　 |
　　　　　　　|　　　ヽ 　#'　 /　 　 |　　　__|_____
　　　　　　//__....../| ヽ_ ./　　u 　|　　　|┬ii.--
　___....-- i.|~　　/ |　/　 　u 　　 |　　　|　|　||
　-- ~ ~ i.| 　 /　| / ＞...___....-^ | 　　 |　 |　|



　　　 ／￣￣￣＼
　　／　　　　　　　 ＼
　/　　　 ─　　　─　ヽ　　　秦の首都である咸陽のここに来たということは覚悟はできていると思うけど一応聞いておくお
　|　　　 （●） 　（●）　|
　＼　　∩（__人/777／　　　趙人がはなはだ憎む秦の軍人として趙を攻めることになるかもしれないけどかまわないかお？
　／　　（丶＿//// ＼

　　　　　　　　-=ﾆ"￣"''‐-‐''"￣"ﾆ=-
　　　　　　　∠´　　　　　　　　　　　｀ﾆ=-
　　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ,
　　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　 !
　　　　　 i　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　.i
　　　　　.|　　 　 　 　 /| |:| ﾄ,ヽ　　　　　　　|
　　　　　|.　　　　ﾉ 　ﾒ:::リ:|.|:::|ﾉ｀>　　　　　 |　　　　　もちろん承知の上で来た
　　　　　|.　　　 /ﾘメ, .＼::ﾘ::::／ ,.ﾍ!ゞ,　 　 |
　　　　　.|　　 ./　　　 ＼|　　|／　　　ヽ 　 |　　　　　　家族もいないしな
　　　　　 i⌒| | ＝＝ｏ=-　　.-=ｏ＝＝ | |⌒i　　　　　
　　　　　 | Ｇ| |　ヽ . __ ノ | | ゝ __ .／　| |∂|　　　　　　　俺も隊長のように戦国の世の戦場をかけてみたいんだ
　　　　　,.ゝ,_.|.|　u.　　　　| |　u　 　/　|.|_,ノヽ,
　　　 ／　　　||　　　.!j　ヽ!_ﾚ　　.／　 ﾘ　　　 ヽ
---‐‐''７|　　　ヽ　ー‐--------一　/　　　|￣""''''‐‐--
--‐‐''７ .ﾚ|　　 | ヽ.　　　≡≡　　　./.|　　.Ｎ""''''‐‐----
　　　/　　 ﾚ|　 |　 ヽ.　　　　　 u ／　|　　|　|
　　./　　　　.|　 |.　　 ＼　　　 ／　　 |　　|　 .|
　 /　　_,,　　.|　 |　　　　＼ ／　　 　 |.　 |　　 |


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　 ー､＼　　　　　　アンタはは邯鄲決死隊として刑地牢殿と共に戦って邯鄲を守りぬいた経験もある
　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　　それにやる夫を秦の高官だと見抜いてここまで来たなら採用だお
　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

　　　　　　 _ｘ-‐‐‐v‐‐‐‐ｚ_
　　　　　ノィ　　　　　　　 　 Xヽ
　　　　 ／　　　 　　,　 　 　　 ＼
　　　∠イ 　 ＜l ／ ＼ l> 　 ヽ.ﾆゝ
　　　　/ ｲ|/＼.ヽ、 _／／）ヽ!　ヽ
　　　 /ｲ .| 〈￣｡`ﾐl l〃｡￣》 .|　.ﾄ|　　　　　　おお、ありがてえ
　　　　 |,=|　｀￣´"|.|ヽﾞ￣´）.|=､!
　　　　 ||（|　　 　 /!ヽ┘　 .| |.）||　　　　　　　　俺はカイジ（＝ヒョウ公）だ
　　　　 |=ﾍ.　rｪェエエェｪｧﾉ/=''|
　　　 　l|　.ﾄ､ ＼＿_＿／//| 　 |　　　　 ／＼/ヽ
　　　　ﾉ|　.| l＼ 　 <７　/,ｲ |　 N＿__ ／　 ／　 |
　　　_厂|　| .|　 ＼?礫 ／ ﾉ（￣"＿／`ｰ､　　　　|
_,-‐'/　 .|　| .|　　　ヽ'　／ .ﾉ >'´_,. ＼ ./ハ._,.-‐く
　 /　　./∧!.! 　　　 ／　 r'´￣ヽ　　　ヽ.　|　 　　＼
／　　ノｲ　 !‐-､　./　 ／{ヽ　　　ヽ 　　 |i/
_,. -‐‐-､!　 |‐‐‐-'--‐|　 {　 ＼　　　|i_,:'/
　　　　　|　 .|　　　 ／ ＼冫____|i,. -‐'／
　　　　　|　　!　　 〈＼／ 厂　　　 ／ﾉ〉



　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　, ヘｰ‐- ､　　　 ／ヽ　 ／　＼
　 -‐ノ .ヘー‐-ｨ　　／（●.） 　（● ）ヽ　　　　趙の臣は人を見る目がないお
　''"/／ヽｰ､ 　ﾉ .／:::⌒（__人__）⌒::::::ヽ
　 /／＾＼ 　ヾ-､.|　　　　|r┬-|　　　　 |　　　　まずはやる夫の家臣として秦軍の部隊長クラスにしてやるお
,ノ 　 ヽ,_　ヽノヽ_)＼　　　`ー'´　　　 ／
/　 　 <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ ::::ヽー‐-..､　　,..-‐|、
＼＿＿_,／|　 !　　::::::l、:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.| ＼

　　　　　　　　　　　　　　 __＿＿
　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　＼
　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　＼
　　　　　 　 　 　 ／　⌒　 　 ー 　　　＼　　　　なるほど・・・こんな布陣だったんですかお
　　 　 　 　 　 　 |　 （●）　 （●）　　　　|
　　　　　 　 　 　 ＼ 　（__人__）　　　　／
　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 ｀⌒ ´　　　イ｀ヽ、
　　　　　　　　　, '　 　 　｀￣　 　 　 　 　 ＼


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　＿,､　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿　　　　　 ,ヘ　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　 ,-' 　 /　 　,__ 　 ,-､_ 　　 ＿,＿／　(　　　　　 |　 `ｰ-､　 ＿_／
　　　　　　　　　　__／ _, -‐'　　　i::::ヽ {　_　`,'￣　　　　　　ヽ＿＿　　ヽ　　　￣
　　　　　　　 ､-‐'　　/　 _,-‐-､_/:::::〈　`i |　 ', ,　　　　　　　　　　　〕 ＿)
　　　　　　　　'-､＿/　 〈:::::::::::::::::::::::_）_,-'　　 　' ' ,　　　　　　　　/　ヽ
　　　　　　　　　　 　__ ／:::::::::::::::::､'_,-'　　　　　　 ,'　　　　　　　　`i　 i
　　　　　　＿　　／　　'::,::,:::::::::::, '　　　　　　　　 ,'　　　　　　　 _,-'　 i'
　　　　　 /　 `-' _　　　　 ' ,::, '　　　　　　　　　　 ',　　　　　　 /　　　ヽ
　　　　　 !､_,-､/ /　　 ,-'i　',　　　　　　　　　　　　 ' ,　　　　　`i＿　　'､
　　　　　　　　　/　　 / i´　 ',　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　　　　　　 ヽ_,-' 　　　　　　　　　　←戦場図
　　　　　　　　　'´`ｰ'　〈 　 ,' , ,　　　　　　　　　　　 ,'　　　　　　, , , '
　　　　　　　　　　　　　 `-'､　　',' ' ' ' '´｀ ' ' ´ ｀ ' , ,' , , ' ｀ ' ' ' ' ,
　　　　　　 　 　 　,--､,-‐'´　 ,'　　　　　　　　　 , ',　　 ' ,　　　　 ,' ' ' ,
　　 　 　 　 　 ,-‐'　　　　　 　 ',　　　　　　　,　'　　' ,　　 ',　　　, ': : : :' ,
　　　　　　　_/　　　　　　　　　 ',　　　 , ,　'　　　　　 ' ,　　' , ' ': : : : : : : :,　, ,　　　　　　 ,　'　'
　　　　 ,-‐'　　　,-､　　__　　　, , ' ' ' ´　　　　　　　 　,'　 , ': : : : : : : : : : : :';;;;;;;',　 　 ,　'
　　　　'､_,､　 ､‐' 　 `-'　ヽ, , '　　　　　　　＿,-‐―, ,' 　 ,: : : : : : : :: : : , ';;;;;;;;;', , , , '
　　　　　　 `ｰ'　　　　　　/　　　　　　／`'　　　　　`i　, ': : : : : : : : : : ,' :',-‐-,': ': ': ´',

　　　　　　　 　 　 　 　 　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　 　 　 　 　　

　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　
　 　 　 　 　 　 　 この戦いで斉は敗けましたが私は部隊長でした　ここの部隊です　＞
　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 ／￣￣￣＼　　　　　　　　　
　　／　　　　　　　 ＼
　/　　　 ─　　　─　ヽ　　　　　斉の損害は？
　|　　　 （●） 　（●）　|
　＼　　∩（__人/777／　　　　
　／　　（丶＿//// ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　死んだ兵が４００と負傷兵が１３００です　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／


　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　　　あなたはどんな指揮を？
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　
　　＼ ／＿＿＿ ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しんがりを努めました＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／u.　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼　　　兵站も考えられてないような、いきあたりばったりの酷い作戦を
　　|　　　　（●） 　（●） 　|
.　　＼　　　　（__人__）　 ／　　　　貴方の部隊はよく支えていますお　　全く斉は軍政はひどい
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ



..　　　　　　＿＿＿_
　　　　　／　―　　-＼
.　　.　／　 （●） 　（●）
　　／　u.　　 （__人__）　＼　　　　にも関わらず、この規模の戦いでその程度の損害とは
　　|　　　　 　　｀ ⌒´　　　|
.　　＼　　　　　 　　　　 ／　　　　　敗けてからもしんがりの部隊がよほど勇猛だったんでしょうな・・・
.　　　ノ　　　　　　　　　＼
　／´　 　　　　　　　　　　ヽ

　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼　　　　今、秦は日の出の勢いですお
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　　これから優秀な将兵がいくらでも必要になります
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　　　　貴方ならきっとすぐに将軍になれるでしょう
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|　　　　　　　　待遇も斉とは全く違うはずです　いかがでしょう？
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　　　 　　`≪/////////////////////////////////////　|ｘ
　　　　　　 ｘ≦////////,'` ＜'///////////////＞´V////　 ｊ/X､,ｨ
.　　　　　 ////ｨ//////,','　　　　`　＜///＞　'´　　　　V//　　ﾑ`／ﾉ
　　　　　//／////////,'　　　　　　　/ （　ヽ　　　 　 　 У 　 /シ ／　,.ィ
　 　 　 /'´　//γ⌒X/ﾉ　　　　　 ＼ヽ |　| /／　　　_／　　 ／ ／,.ィ'／　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　///ｲ　ｘ=､从ｘ､_ヽ､.　　　 〈｀ 　´〉　 　 ／　 　 ／_／''´ ／　　　　　　　　　　　蒙ゴウさん　　　 ＞
　　　　　 /'´　ﾍ　{　ｘ=ヾ　ヾミ≧ｘ_ 　 ＼,.ｲ`三≦二ﾆィ´￣ _,.ｘ＜　　＿　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　ﾍ ヾ. 　 ヾ.　＼ ゝ='ミｘゝ / /' ,.ｨソ _.ｼ’ ／￣￣￣__ ,.イ
　　　　　　　　　 人　`ー､i.　 　 ￣￣ミ` 《__ﾞー=''¨　_.ｘケ元フ￣
　　　　　　　　　　 /`ｘ _　ヽ､　　　　　,　 　 乂|￣￣　 /// ﾚ､
　　　　　　　　 　 /////ﾄ=∧　　__,ｘｨ'ﾄ､:__.ｨミｘ､　　　/ | |　|ﾏｘ
　　　　　　　　　 ' ////ｲ 　∧　ｘ彡彡彡ミミミミﾐｘ ,ｲ.　| |　!　ヾ
　　　　　　　　　 /'´//ヾ=ｘ､__X'´ '´　　　　　　｀`｀X|　/| | ｊ=ｘ ＿__
　　　 -―ｧ＝'''フ￣/|　　　　 ∧. 　 　 ''''''''''　　 ,.ｲ | / .| |/　|ミｘ 　￣¨''
.　　　 　 /　　 /　 / .|　　　　　 ∧　　　　　　　,ｲ　 |/　.|ﾉ　 .|　ﾏ∧

　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／⌒　　⌒＼
　　　　　　／　（⌒）　（⌒）＼　　　　　　　貴方のことは必ず
　　　　 ／　 ::⌒（__人__）⌒::: ＼
　　　 　|　 　 　　　|::::::|　　　,---、　　　　　　秦軍の重要な地位に推薦しますよ
　　　　 ＼ 　 　 　 `ｰ'　　　しＥ　|
　　　 　／　　　　　　 　　　 l､Ｅ ﾉ　　　　　　　　まずは当家でゆっくりしていかれては？
　　　／　　　　　　　　　　　 ｜　|
　　 （　　 丶- 、　　　　　　 ヽ_／
　　　　`ー､＿ﾉ




　　　 　 　 　 　 　 __＿____　　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 ＼::::::::::::丶、　　 ::::＼
.　　　 　 -‐…・・・・・　＼:::::::::::::::＼　}:::::::::,
　＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V:::::::::::,
　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}　　..:/
∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/／:,.:′
::::::::／::::::::::::::::::::/　‐-　　　::,,_::::__,,.　ｨ::::::::::::／
::／:::::::::::::::::::::: /　 　 　 　 　 .jﾉヽ 　 |::::::::::く　　　　　　　　　　　　わかった
. /:::::Y⌒＼::::/　　　　 :::: :.　　　　 　 |::::::::＼〉　　　　　
/::::::::{ rヽ　|:;′　　　　　::::. .　　　　　|⌒}:::::|_＿＿＿__　　　　　　　前向きに考えさせていただきたい
|／::∧ vう |i　 _辷=- ..,,_ヽ　,/,,.-=:;て　/ ヽ|｀　､｀　､
　|:/:::∧丶 |!.　 ｀气 t式㌃　従㌻´/／　　‘，　 ＼　＼　　　　　　　　よろしくお願いします
　/|::/ 介ｰ　　 　 　 　 　 ,　 |　　 /′‘， 　 ‘，　　 ，　
　ｉ /／..| ＼;､　　　　　 ,,;;;;｀;;;;;;,,､.′ 　 ‘， 　 ‘，. 　‘,
　|　 　 :|　 　 ＼　 -=彡'""ﾞﾞﾞﾞヾミ　　 　 ‘,　 　‘,　　　,
　|　 　 :|＼　　　＼　　　 ￣　/彳‘，.　 　‘,　　 ‘,　 　
　|　 　 :|.　 ＼　 　 　 ､_＿__/　ﾉ 　′　　　,　　　i　　　
　|　 　 :| 　 　 ＼　 　 }:{　[] ／　　 ∧　　　′ 　:|

⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
　　　　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　　　о
　　　　　　　　　　　　　　　｡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::ﾊ.:.:.::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|　　　とまあ、やる夫の下で働いているのでわかりますが
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/　　　　有能な人物が集まっております
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」



　　　　　　　　　　 　 　 　 rｪｪx‐ ､
　 　 　 　 　 ,. -: : ´:￣: :.｀{{{{!: : : : ヽ
　　　　　,.: :´: : : : : : : : : : :{{{{: : : : : :.ﾍ
　　　　,.': : : : : : : : : : : : : :{{{{､_: : :..: : : :.
.　 rェ/: : : : : : : : : : : : : : :ゞ=ミｌ: : : : : : :.
　 j}}}′: :.i: : : :.ﾄ､: : : : : : : : : : :!: : : ; : : :.
　j}}}': : : :..l: : : : :. ヽ:__: : : : : : :f}!:..: :.i: : : :　　　　　うーんなるほどね　でも武官はねえ
　}}}! : : : : ﾄ､: : :.ﾍ´ ヽ:.ヽ:.i: : : l}}!: : :.!: : : l
　｀ i: : : :l/! ヾ: : : :, ,.ィﾁﾐx!: : :l}}}!:..: :ｌ: : : l　　　　　武官は不足していて秦が今特に必要としているから
.　　l: : : :l:.lxｪｭ｀ヾ:{'　弋ツl:.l: :l}}}l : : l:..: : l
.　 ﾉﾄ､: :.l:.{ 弋:）　　　　　 j/j/¨! !: : :!..: : :!　　　　　　彼らは権謀術策はあまり使わないしね
.　 　 i:ヽ:l:.lヽ、 　 ' 　,　‐､ //　l l: : :l: : : ;
. 　 　l:..:.ヾ{: :.iヽ　　 ゝ- '　ｲ 　 V_: /: : /
.　　　ｌ: : : : : :l 　 ≧_‐ｧz'i　　 ／: :.i_:_:/ - ､
.　　　ｌ: : : : : :ｌ /　　 /:.〈　,.イ: : : :./ 　 　 　 ヽ
　　　,: : : :..: :.l,'　 　/;.ｲ｀ヽﾍ: : : ;ｲ:l　　　　　　;

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ ミク夫人の言うように今秦では優秀な武官を不足しており求められていた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┃
┃ 理由の一つは武安君と武安君と関係の深い武官を左遷して失ったこと　　　　　　　　　　　　　　　　　
┃
┃ もう一つは一時、信陵君のために停滞していた秦の軍事行動が再び活発化したためである
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───




　　　　　　 　 / ,,;;;;;;; ' ,; ;,　;'　;;';,　　,　' ;;;,,　 ';,'';;;;;;;;,　';;, ';,＼
　　　　　　　/;;　'' ,;',;　,;'　;;;, ';;,;;;;;;;,,　 ;;,, ';;;;;;;;,, '';;;;;;;;;;;;;, ';;,';;;;;ヽ
　　　　　 ,_';;,;' ,;',;;' ,; ,;;;;,　;;;,　,;;;;;;;;;;;;,　;;;;;;;;;;;;;;;;, ';;;;;;;;;;;;;;,,;;;;;;;;;;;;;;i
　　　 　 ´　l;;,;;;;;; ,;;; ,;;;;ﾄ､;;;;;,, ;;;;;;;;;;;;;;;, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
　　　　　 　 l;;;;;;;;,;;;;;,;;;;;l. ヽ;;;i､;;;;;;､;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;l ヽ;;;;;;;;;;;;;;;l
　　　　 　 　 l;;;;;;;;;;;;;l;;;;;l￣ヾヽ _ヾ､ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;lヽ;;;;;;;;;;;;;l￣ヽ;;;;;;;;;;l
　　　 　 　 　 l;;;;;;;;;;;;l_l:l-‐≦ヾ､ヾヽﾖ;;;;;;;;li;;;;;;lﾆl;;;;;;;;;;;;;l‐--l;;ﾄl;;l　　　　紀元前256年、韓を討ち、陽城・負黍を取り、首級4万を挙げたぜ
　　 　 　 　 　 l;;;;;;;;;;;;;lrｉ‐fﾗ'｀）ヽ‐ヽ､_li;;;;;｢l;;;;lｰl'l;;;;;;;;;;;l―-l;l'/;l
　 　 　 　 　 　 ! l;;;;;;;;;lヾ´　 /　 ｀　 ヽl｢l;;トl;lニl-l;;;;;;;;;lﾃｧ--!'　　　　　　紀元前254年、魏を討ち、呉城を取ったぜ
　　　　　　　　 　 l;i' i;;;lヽ 　〈　　,　 　 　 ! 　 　　l;;;;;;;l'ノ;;;;;;;l
　 　 　 　 　 　 　 j　 !ヽ ｀　　　　　 ＿_ｧ　　　　l l;;;;l l;;;;;;;;;l　　　　　　　　ついでに西周も亡ぼしたった
　　　　　　　　　　 　 　! ヽ　　 '´￣,,,　　　 　 　 ' l ﾉ l;;;;;;;;l
　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 "　　　 　 　 , ' "　 l;;i'l;;l､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　 　 ,　'　　　 ノ_,l;/-‐ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 , 　'　　 　 ,....:'´::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　←秦将、キョウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l 　／::::::::, -‐ ' ´ ￣￣￣｀ヽ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿
　　　　　　　　　　　　　　 　　,　 ´::::::::::::::::｀　､
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　　 ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　,'::::::::.... 　 　 　 　　l　i
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,':::l:::::::,::l:::::::::::::.......:::::l::..l
　　 　 　 　 　　 　 　 　　,':::l:::::,｣_l i:i:::::::l:::i::::::::::l::::l
　　　　　 　 　 　 　　　　 l::il::::::lltｪﾒ､|l::l_l:L::::::l:::::l　　　　紀元前256年　鄭を討ち、国都を落とした
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 l:::l::::l 　 　 ｀ヽftｫl::::l:::::l
　　　　　　　　　　　　　　l:::l:::l 　 　 . ,　 　 ',l::l::::l　　　　　　同年、趙を攻めて寧新中の地を抜いたぞ
　 　 　 　 　 　 　 　　_　 l ‐､lヽ 　'ﾆヽ 　 /.'l::l::l
　　　　　　 　, --‐,'´｀ ｀´ 　ﾉl　ヽ ''　, イ::::::l::l:::l
　　　　 　／　, '´　､　ヽ r'´ l::l ､　´ 　/ヽ::::l::l::::l
　　　 ,- ' 　 ,l　ヽ　ヽ　l, ｀ 、l::l　､､ 　 l lヽ｀l::l:::::
　　, ｰ, -- '　ヽ　ヽ ｀=亡_ノ l::l 　 ､､　l l l i l::l ヽl
￣／　/　 　　｀ ‐/　　　 l 　 l:l　　 ､､l l　l　il:l　 　＼　　　←秦将、張唐
´ 　 　l　　　　　 /l　 ' 　 l　　l | 　 　〈 l 　l　|l 　 　　 ヽ

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━　　　　　　
┃
┃ 信陵君は、奪うように魏から手に入れた魏兵を邯鄲救出後は魏に帰国させ　　　　　　　　　　　　　　　　　
┃
┃ 信陵君自身は魏で罪をこうむるのを恐れて趙に留まったため死に体となってしまったのである　　
┃
┃ 秦の軍事行動はその間隙を突いたものであった
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, －'"~ 　　`''ｰ-､,＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　ヽ、 `ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　　　　　　　　　　　　ヽ、　＼
　　　　　　　　　　　　　　, -'",, －' ／イ 　　　　　　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　　　　　　レイＮ／Ｖｒ ﾍ　　ヽ、　　 `、
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　/　ヽ、　　　　　 ）
　　　　　　　　　　　　　イ　,.‐'´　　　　　　　　　/　　　｀i､/　　　　{
　　　　　　　　　　　　　{　, -'"~ _,,,.-―''''"　ﾉﾉﾉ　　　　　)(　　　　し
　　　　　　　　　　　　　ﾘ　　,.‐'ﾍ　　　, -'"＜ _彡　　_,,,.-ル、　　ｒ
　　　　　　　　　　　　　{　　（　　ｌ　ｒ´　`=ｧ'-、　彡r 'ｭｬ'　小/ノ
　　　　　　　　　　　　　　ゝ　＼ィハ:　　　￣~　　 . | ￣　 /.-'´
　　　　　　　　　　　　　　 ン　　弋: :::　　　　　　::::. ｌ　　 ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　>　　 ∧:::::　　　　　　;;;７　　/
　　　　　　　　　　　　　　 〔　　 /::::＼ . ..:　 一一　　／
　　　　　　　　　　　　　　　｀ｉ ∧`''－ `'-、 ""￣ .／
　　　　,一一一一一-､、　　/　　`''ｰ-､,　`''ｰ- '"|　　　,一一一一一　、　　　　←反秦の盟主・象徴に祭り上げられながら
　　　/　　　　　　　　　/-- '　 i､⌒У⌒ヽT r⌒'"|-―く`''‐ 、　　　　 　 `''-、　　　　死に体となってしまった信陵君
_..--ｔーー一一一一'"/　　`''‐-.‐'´⌒)　　|（r⌒ノj 　　 ＼ `''‐ｔ一一一一ー＼
::::::::/------ｰｰｰｰｰ'~ヾ　`''ー－、､､-―''|'"ー　ﾉ　　　　＞_,,,.-―'''一ー-、|:::＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::ﾊ.:.:.::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|　　　　　しかも武官だけではありませんぞ
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/　　　　　　最近でも夜神月という男が
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _　-─────- _
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／へ＼-::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::｀ ..､＿＿
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼／::/>.>ミ/:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::,<::::::::::::ヽ┐|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／:::::/／:ミ/; l::.:.:.:.:.:.:.: ／|::::/　ヽ:::::＼ :ヽ|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::/::::::ミ/;;;; !:::::::::::／ヽ l::/　　__',:::::::::ﾄ､ ',
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::::/.l:l.!＝=ﾄ､:l:::::::ﾚ'〒､　l/　 ´,.-､!::::::::!:::ヽ!
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:::::::::::::/　l:||∥|} ヾ:!::::,ﾍじリ　/ 　 ｲﾘ. jl:::::::::l:::::::!!　　　　どんなやつなの？
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::/ 　 ヾ∥|{: : }|:/|.　　 　 　 　 ｀ "/:::::::/:::::::::l
　　　　　　　 　 　 　 　 　/:::::::::::::::/　　　　 ヾヽノ|::::!　 　 　 　 '　　 !l::::::/:::::::::::::!
　　　　　　　 　 　 　 　 /::::::::::::::::/　　　　　　　ゞ l::::|､　 　 ｰ_- 　 . ' l:::/.!::::::::::::::l
　　　　　　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::/　　　　 　 .／／l＼! ` 　. _ 　 イ〃 |/　|:::::::::::::::ｌ
　　　　　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::/　　　　 　 .ｒ ´＿_｝＿ヽ＿{＿_ rｸ".　l 　 !::::::::::::::::l
　　　　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::/　　　 　 　＿_人.　 　 　 　 /＼＼ｰ─-.､ |::::::::::::::::::!
　　　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::/　　　　　..´　　 　 ヽ.　 　 　∧二＼＼ 　　',!:::::::::::::::::::l

　　　 //::::::ｌ:::::::/:/{ :::::/:::::::://:/::::!::::ｌ:::::::ﾄ:::::ヽ::::.
.　　　ｌ:l::::::/|:::::ﾊ/∧:V:::/:::/::::/::::/:::/::::::/::ﾍ::::l::::ﾊ
.　 　 |:l:::::::::|:::::|::!::::∧:V:::/::::/::::/:::/::::::/|::::::|::::|::|.!|
.　 　 |:ｌ:: |: :|:::::l::|::/:::ﾍ::V::／／/:/ ::／:::|:: /!:: | l ||
　　　 ｌ::::l:::::ﾊ:::|∠:ィ７:::Y:／::イ::z≦ィ:::/::/::ﾊ/:ﾘ |!
.　　　 ｌ::|:::::小:Π:/l/-=彡１ /艾ｧﾃ｀ｼ_:ｨｆﾁ::/:/
　　　　V::ｌ: :!::l:|い小/|:ハl:|/　　｀´　 　 ｛ }ノ´　　　　楚で兵糧を管理する下級官吏をしておりました
　　　　 Ⅵ: ｌ:::::｀爪|　　　　　　　　　　　　〈
　　　 　 }:!: |::|:::l::|　＼　 　 　 　 　 　 ‐ _ノ
　　　 　 ぃ::|::|:::l::|　　 丶　　　　__,　，／
　　　　　 |:∧l＼:{　　　　＼ 　 　 　 /
　　　　　 ｌ′丶　ヽ　　　　　ト､＿,ノ
　　 　 ／　　　　　　　　 　 ,′　　　　　　　←夜神月　李斯
.　 ／＼.＿＿＿＿　　 　 人_



　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　　 ⌒　　 ⌒＼　　　　　　ほう　楚で既に官吏をされていた
　　　　　　　 　 ／　　　（ ●）　（ ●）ヽ
　 　 　 　 　 　 l　 　 　 ⌒（__人__）⌒　|　　　　　　その夜神さんが何故秦で仕官を望むのかお？
　　　　　　　 　 ＼　　　　　｀ ⌒´ 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　　 　 　 　 　 ヽ

!:|ｉ:ｉ::: ｉ:ｉ:ｌｌ:::/∧:!:::ｌ｀ ､:ヽ!:ｉ/:::ｉ:ハ!::ｌ::ｉ ｌ
::|l::|::::|:|::ｌ: '/　ヽ: l 　 ｉ::::!:!ﾄ､:!::::ｉ:ヽ! ! |
::!:|:|::::!:!: !/　　 ヽ:!　 !ﾊ /ヽ !ヽ:ｌｉ:ｉ:N:::!
::: |:|::::ヾ:::!｀ヽ _ ,,_ ' /'　|!　.ィ､ ｌ:!::|:!:: '
､ｉ:|:Ⅳ:::ｉヽ!　　　　　　　!く _ ,, ! !::::!' /
: ﾄ､!:! ヽ!　　　　　　　　 , ｀ ´ /|::,':/　　　　　私が楚で役人をしていたころ
: !ｉ:N　　｀　　　　　　　ノ　　 /ｉ:!:'/
:､:!|ﾊ　　　　　_　　　　　　　/::!:/′　　　　　　厠と兵糧庫で鼠を見たのです
小:!. ヽ　　　　　 ￣ ｀　　　'Ⅵ'
::::ﾘ. 　 ＼　　　 ｀　　　／
Ⅵ.　　 　 ヽ､　　　　 ´
｀　 ー　 _　　 T　´

┌──────────────────────────────────┐
│　厠の鼠は人の糞尿を食らい人の姿を見ては逃げ、しかも痩せ細っていました 　 .│
└──────────────────────────────────┘



　　　;ヾ､,.､,､.､rﾂ　ｯッｼ、:':' r':' _,､-'ﾞ_,
　,､,､,ﾐｯﾝ､,._　　　　　　　 _,､-'ﾞ_,､-'ﾞ. _,､-'ﾞ,
　､ｨｯ　,:､　ﾞ''ゞ=ﾐ､~.: _,､-'ﾞ_,､-'ﾞ _,､-'ﾞ,,
　}; ヾ　ﾞ'　{!li;:,. _,､-'ﾞ_,､-'ﾞ _,､-'ﾞ,::|＿|＿＿l__,|⊥ |＿＿|
　ゞｧ''ﾞぐ _,､-'ﾞ_,､-'ﾞ _,､-'ﾞ,､-''"　.|＿＿|＿＿| ＿|＿|＿
　,ﾍ:'_,､-'ﾞ_,､-'ﾞ..::｢┴_,ｴ ┴　 ''"_|＿|＿＿l__,|⊥ |＿＿|
　　└i'ﾞ-ﾆ,ﾆエ,.:|ﾆ｢ _ｴ ┴　 ''"_|＿＿|＿＿| ＿|＿|＿
　　　 |エ | ﾆエ, |ﾆ｢ _ｴ ┴　　__.|＿|＿＿l__,|⊥ |＿＿|
　　　 |エ | ﾆエ, |ﾆ｢ _ｴ ┴　「fj.||＿＿|＿＿| ＿|＿|＿
　　　 |エ | ﾆエ, |[8] _ｴ ┴ └‐_|＿|＿＿l__,|⊥ |＿＿|
　　　 |エ | ﾆエ, |二 _.ｴ 二..＿　|＿＿|＿＿| ＿|＿|＿
　　　 |エ | ﾆエ, |┴ _.ｴ 二..＿　|＿|＿＿l__,|⊥ |＿＿|
　　　 |エ | ﾆエ, |工 _.ｴ 二..＿　|＿＿|＿＿| ＿|＿|＿
　　　 |エ | ﾆエ, |工 _.ｴ 二..＿　|＿|＿＿l__,|⊥ |＿＿
　　-,-=''┷━━|┬ﾆｴ ┬--　 .|＿＿|＿＿| ＿|＿|＿
　　　''ｰﾆ_''ｰ::､_ ﾞ┷ 工_二'‐-､,_|＿|＿＿l__,|⊥ |＿＿
　　二二二｀''ｰﾆ｀_''ｰ-､_¨''━､L|＿＿|＿＿| ＿|＿|＿
　　二二二二二二二｀''ｰﾆ_''ｰ ､_　　　　 　 |⊥ |＿＿



　キ　　　 o
　　　○　　　　　　　　　　　ｏ　　　キ
　 0　　〃⌒ヾ 　 　 〃⌒ヾ　　0
　o　　｛{　 　 }｝---｛{　 　 }｝　　o
　 　 　 ヾ==シ ＞ _＜ ==シ　　　　　　　　ABESANが来たキー
　　　　　　　 （　┌┐）　　　 　　○
　　　 　 o　 そ　 ￣ そ　　。
　　　　　 0　 乂＿_乂　　0
　　　　　　　 Ｏ　　　○

┌────────────────────────────────────────┐
│　一方、食料庫の鼠は肥え太り人の姿を見てもおびえずのうのうと兵糧を食らっていたのです 　 .│
└────────────────────────────────────────┘



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⌒ヽー、、　 ／いヽ;::::::~7'ｙ'ニニニニニニﾆ|
　　　　 ﾘ:　/　ﾉ(　 /;;;／;/, ――()―― ..|　|
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　　　　|:::|￣￣￣￣￣￣| 　￣￣￣￣　:::|/ r三、
　　|　:ﾉ:￡....-――――┘ 　食料庫 　 .:::| ﾍr-v'ヽ＿
　／⌒/⌒ヽ⌒丶＿＿＿|　　 LAND 　 :::::|｡) , ゝﾟj ｢ヽヽ
│││::::::│││＿＿__.|　　　　　　　:::::::/-<ｰﾍ__ﾉ　|　l
｜│::| ;;;;;;;│││＿＿_..|、＿＿＿＿＿/ ﾞヽ二-'′ {　{
　ﾞ:､..,,,ゝ__;ノ;;丿;ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i!jﾉ .




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　 　 　l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/_,.......-;,＝=-...ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
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　 　 　 ヽ::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::/　　 ／￣　　ヽ/⌒ヽ:::::::::::::::::／
　　　　　　ヽ、:::::::::::::_／::::::::::::/　　 /　　　　　　　 ⌒ ヽ￢－'´
　　　　　　　 　￣　/:::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　l:|
　　　　　　　　　　　l::::::::::::::::::l　　　　　　　　　 　 　 　 　 l:l
　　　　　　　　　　　l::::::::::::::::::l　　 　 （●）,　　 　 　 　 　 l:l
　　　　　　　　　　　l::;, -ｰ 、::l　　　　 　 　 　 　 ､（●）､ .l:l　　　　食い飽きたキー
　　　　　　　　　　 /　　　　　ヽ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l::l
　　　　　　　　　　l 　 　 　　_ 　 　 　 　,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　　.∠く
　　　　　　 　 　 　l　　　￣|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _ 　　l
　　　　　　 　 　 　ヽ　　　　ヽ　　　　　　　　　　 　 　 ,/） ./
　　　　　　　　　　 　 ＼　　　 ＼、　　｀-=ﾆ=- ' 　 .／　 /
　　　　　　　　　　　　　 >. .、_、　ヽ.　　｀ﾆﾆ´　 .／　 ／
　　　　　　　　　　　　　 ヽ: : : : :ヽ　　　　　　　　／.イ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ、: :__ヽ　`ー- ´／: : : ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　l ￣: : : : : ７フ ７: : :｀´: :l

/ｉ: /:: /ｉ::ｌ::: /ｉ::ｌヽｌ::丶:::ｌ::::::ﾊ:ｉ|::ｉ: ｉ:､::ｉ
!:|ｉ:ｉ::: ｉ:ｉ:ｌｌ:::/∧:!:::ｌ｀ ､:ヽ!:ｉ/:::ｉ:ハ!::ｌ::ｉ ｌ
::|l::|::::|:|::ｌ: '/　ヽ: l 　 ｉ::::!:!ﾄ､:!::::ｉ:ヽ! ! |
::!:|:|::::!:!: !/ィ示ヽ:!　 !ﾊ /ヽ !ヽ:ｌｉ:ｉ:N:::!
::: |:|::::ヾ:::!｀ヽ::ﾉ_ '　/'　|!　.ィ､ ｌ:!::|:!:: '　　　　　その時に私は思ったのです
､ｉ:|:Ⅳ:::ｉヽ!　　　　　　　!く:::ｿ ! !::::!' /
: ﾄ､!:! ヽ!　　　　　　　　 , ｀ ´ /|::,':/　　　　　　　人も鼠も同じだろうと…
: !ｉ:N　　｀　　　　　　　ノ　　 /ｉ:!:'/
:､:!|ﾊ　　　　　_　　　　　　　/::!:/′　　　　　　　　活躍をできるかどうかは人の賢愚よりも
小:!. ヽ　　　　　 ￣ ｀　　　'Ⅵ'
::::ﾘ. 　 ＼　　　 ｀　　　／　　　　　　　　　　　　　　その置かれている環境のほうが大事なのではないかと…
Ⅵ.　　 　 ヽ､　　　　 ´
｀　 ー　 _　　 T　



　　 　 　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ　 ヽ､_＼
　 　 ／（ ─）／)（─）＼
　 ／::::::⌒／／／)⌒::::: ＼　　　　　　全く貴方のいうことは真理だお
　 |　　 ／,.=ﾞ''"／　　　　　 |　　
　 ＼.　i f ,.r='"-‐'つ　　 ／　　　　　　　楚は貴方のような智者を下級官吏のままにしている
　 ／　ｉ　 　 _,.-‐'~　　　 ＼
　　　　i　　　,二ﾆ⊃

　 ,.　--── ､
／/／/ｲｌ!lヽ:ヽ.＼
:./:/.:.:/:l.:|:.|l.:.:lヽﾄl.:ヽ
.:/.:.:./.:./ﾊ:ト.:.|.:ヽ!l.:ii.:',
/ｌ|.:.:|.:ﾚﾊ.:ﾒ.ヽ|.:l/.|.:.i:l:.|
.:!ll.:.:|.:lｨZﾐヽ.:l|〉､!l.:ﾄN:|
.:.|lﾄl.:.|ゞ┴ l/ k::仆|:l/ﾘ　　　　日の出の勢いの秦ならばと思って遠里を通しとせずに来た甲斐があったようですね
.:.|lハ:! 　 　 　 ,¨´/l./
.:|N　 　 ､＿_' ′/ﾚ′　　　　　まずはやる夫様の下で食客として働かさせてください
小! ヽ 　 ` ｰ'`, '|/!　　　 　　 　
Nト!　 ヽ､___／ 　 　
､｀`''‐- ､」　 　 　 　
、｀ヽ、　│　　 　 　
、＼　＼ |、　


　　　　　　＿＿＿_
　　　　 ／＼　　／＼
　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　　　貴方はうちの最上級の食客として扱わさせてもうよ
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -── - ､
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣へ＼　、　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 / 　 　 　 へ＼｀三　　 ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l 　 　 _　　 　 厂lトi､ 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　三_彡　_ノ　 l| l|ヽ、　i l|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　　 ,ﾆ､ 　 /　＿ ヽ `ｰ ∨/l|
　　　　　　　　　　　　　　　　〉　/ ﾍ l. ハ! ‐ｔｧ=ミ　_≧-┘
　　　　　　　　　　　　　　　　〉　ヽ`! ﾐ′　　 ￣ " 〈 ｲ　　　　　こんな男もいたのです
　　　　　　　　　　　 　 　 　 l、／`┐　　　 　 　 _　∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /＼ 　 ﾍ　　　　 ＿　_７′　　　　　　問題とは思いませんか？
　　　　　　　　　　　　　　 /=く　＼ l　＼　　　 ｰ /
　　　　　　　　　　　 　 ／＼　ヾ:､ ｀ヽ、_＼ ＿ / ,-─-､
　　　　　　　　　　　r＜_　　 ＼　ヽ＼_)）r=ﾐT｢<ヽ＼ヾ、`ｰ┐
　　　　　　　　　r＜_　｀ヽヽ、　 ｀ヽ、¨´ ゝ l.|.| |`i　l トi ヽ　/



　　　　　　　　.. -― ＝-＜/ﾞ>'ヽ
　　　　 rl" !'´　 ´　　　 ｀ヽ! |　　ヽ
　　　　 l !'　　　　 ､　　　　 ＼!　　 ',
　　　　.|'　 l ,!､　　|-- ､ ',　　 l| 　　 l
　　　　l i　 !,'／.､　!　z=s､::. ,.!.l.　　　|　　　　うーん　まあ武官なら宮中の勢力争いにも
　　　　|' | ::l' r=.､ ヽ',. !ｲi:::i:::l' i.|　　　 l
　　　　.l　';::|. !i!:!:i　　 丶-'!:/-=!　　　 |　　　　弱いことが多いけどその夜神っていうのは
　　　　|　 ヽl.i,,,ﾞ‐' '　　　"ﾞ '!l' |::　　　　l
　　　　l　　 ::::ヽ　 ......-. .イ>　"ヽ.　　 　|　　　　それも得意かもしれないわね
　　 　 |　　 ::::| /´ ! | Ｘ　/l　 01.!　 　　 l
　　　 .l　　 :::::l_!　 |　'L/´, | '´￣.i　　　　|

　　　　　　　　　　 ,r'彡;;;;;;;ﾐ彡圭;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミﾇﾂゝ、
　　　　　　　　　　/ﾂ彡;;;;;;;ﾐ彡Ｅ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ三ゞ;;;八
　　　　　 　 　　 ,'シ彡;;;ﾋ,､韭ミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ三ミ;;;;;;ﾞｉ
　　　　　　　　 /彡;;;;;;;;;;;ﾉ::::::　`'弋N;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ≒;;;;;;;;;;}
　　　　　　　　 {ｿソ;;;;;;ノ::::::::　　　　ゞ`'-､,;;;;;;;ミﾍﾞ;;;;;;;;;;j
　　　　　　　　 ﾚｲノｲｲ::::::::::::　　　　　　　 `'ｰ､;ミｬ;;;;;;ﾘ
　　　　　　　　ﾉ;;;;;;;;;ﾉ'ｰ- ､,::::　　　　　　　　　　`''ｉﾐ;;;;l
　　　　　　　 ｲｼ∧ｿ:::::ｔｪｒ- ﾐ､; ､ ,〟　＿,,,,,､､．､|;;;;;ﾉ　　 それもそうですが…私が問題にしているのは
　　　　　　　　乂　ﾘ:::::::::::`ﾞ''''ﾞﾉ:::>　＜rｔﾃﾆ,;ｨ'　,レi゛　　　　
　　　　　　　　 〉{ﾙﾄ::.......　　　.:::.;;　　 ....　　　　 ﾚｲj　　　　環境を重視するという楚の男が我々のところではなく
　　　　　　　　　ﾊ　j:ﾞ､::　　　:::::::;;　　　　　　　 ﾉノj'　　　　　
　　　　　　　　　ﾋ;;;ﾘ:::::::　　　:::､:ゞ:r:　　　　 　 レ'　　　　　　やる夫のところに行ったことです
　　　　　　　　　ゞｼﾊ::::　　　　　;;;　　　　　　 /ｲ　　　　　　　
　　　　　　　　　 `Y´:ﾞ､::　　¨､ﾆ二ﾆ;`'　　　ｲｼﾞ　　　　　　　　楚の男が秦で仕官したいとなったら楚派の我々のところに来るのが普通でしょう
　　　　　　　　　　ﾉ　:::ヽ　　　ﾞﾞ^^ﾞ　　　 ,. ','ﾘ　　　　　　　　
　　　　　　　　　斤'ｰ､,_::＼ 　　　　　 ／　 |　　
　　　　　　　　/_;__;;;;;;;;;;`-;;;ヽ,,,,＿,／;;.../　ﾄ>　　
　　　　　　　 ,f…::;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ;;､_　/ r'〈| |



　　　　　　　　　　　　　 　,rへ　 _
　　　　　 　 　 　 　__/＞´!　　　　 ﾐ :、
　　　　　　　　　γ //　 /{i 　 　 ＼ ヾYY
　　　　　　　　　,'　《i　Nﾄ､'ぃ　ト､　 ヽ |::|｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 {　| 赱`ﾊＮ-‐刈　}ﾚj:　 }
　　　　　 　 　 l　　 N {u.　　'　｀¨´ハ从,' 　 |　　　　　　んっ　それは確かに…
　　 　 　 　 　 |　　 | 圦　 - 、 　厶 ﾚ! 　::　|　
.　　　　　　 　 |　　｜ }介: . _　イＸ〈　! 　:ｉ　|　　　　　　　
.　　　　　　 　 |　　｜　人_ r―┐　　| 　 i　|
　　　　　　　　j ,' 　 !,.ｨ: :/｢_}!: : ;>'"⌒ヽ :i　|
　　　　　　　 ,'/ /⌒》 ∨/ { ﾚ' /　　　 ,　ｉ　|
　　　　　 　 ,'　/　/: : : :/　!: : /__ 　 ,.ｲ　:i　|
　　　　　　〃 / Y: : : .:/　 |: :/:::::::ヾ):/ 　:i　|

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,. ‐: : : : : : : : ‐. {// ///}∧
　　　　　　　　　＿　　　 ,.ィ:´: : : : : : : : : : : : : {/ ////}/｀:ヽ､
　　　　　　　　///t≧,.ｲ: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ∨//}{: : : : : ｀ヽ、
　　　　　　　 f///}//: : :..i: : : : : : ﾄ､:／:｀: : : : : :.∨∨/∧: : : : : : :｀:
　　　　　　　 {///}/: :/:..:.|: : : :..: :.|　＼: : : : : : : : :∨∨//へ: : : : : :
　　　　 　 　 {///}i: / : : ;|-: :..: : :.|　 　｀ヽ:_: : :i: : : ｀寸彡′ ＼: : : :
　 　 　 　 　 {///／:/ : : | ＼:..: :.:|　 　xfﾁﾐ㍉:!: : : :l: : l　　　　 ヽ: : :
.　　　　　 　 {/彡ィi/: :..: :|　__｀ヽ:.{ 　 "弋:ツ　l: : :./}}:.,′　　　　 ヽ: :　　　でもまあ…逆に言えば、その夜神という男も
　　 　 　 　 /: :ゞ=i; :..: :..i:| f{ f:㍉｀　　　　,,,,,,　|: :///|′　　　　　　ヽ:
　　　　　　/: : : : 八: : :..从､ 弋:ｿ　　　　　　　ﾑｲ///}　　　　　　　　　　　　　後ろにいる私達を見てるのよ
.　　　　　/: : : : /　 ヾ: :iヾ:_:ﾊ　,,, ｀　　　　　　　/ゞ彡'
　　　　 /.: : : : :′　　ヾ{　V/jヽ　　　r_，　　　ｲ　|＿　　　　　　　　　　　　　　　やる夫が楚派であると外からも見られていると言うことよ
.　　　 / : : : : :′　　　　｀　ゞ=-'＞　 　__, イ 　／: : :}
　　　/: : : : : :i　　　　　　　　　　　 ,.-r‐‐:|＿／: : : : :ヽ 　　 ___



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::ﾊ.:.:.::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!　　　　それはそうかもしれませんが…
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/　
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!　　
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/　　
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」
　　　　　　　　　　　　　 _ノ/＝= ､　　　r‐ `''ｰrr‐ '''7{

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿{////＼⌒ヽ
　　　　　　　　 x==ミ . : ´￣｀: : ´: : : : : :⌒＼//＼: :ﾟ.
　　 　 　 　 . :///,У: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨//} : :,
　　　　　　/ ////: : : l : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ|///|.: : :.
.　　 　 　 ′{ //: : : : ﾄ､.: : : .: : :斗 : ⌒ヽ: : : : ∨/,|: : : :,
.　　 　 　 : : :∨: : : : .:| '⌒.: : .: .: :|丶 : : : : : : : : V/|.: : .: :.
　　　　　 ｉ: : : |: : : : /:|　　 、.: : : :| 　 ＼: : : : : : .:|/|.: : : : :
　　　　　 | : : :|l: : : : : |　　　＼: : :| 　 ____ヽ: : : 、:|/|.: : : .: :　　　ロイちゃんはちょっと心配し過ぎだよ～
　　　　　 |: : : |l : : : : :|　____ 　 ＼{　〃⌒ﾞ　': : :Ⅵリ: : : : : :
　　　　　 | : : 八: : : : : 〃⌒ﾞ　　 , 　 　 こつ| : :|　|.: : : : : : :　　　やる夫の勢力が増せば楚派の勢力が増すことと一緒なんだから
　　　　　 |: : : : : ＼: : |こつ　　　　　　　　　 |: : |　| : : : : : : :
　　　　　 |: : : : : : | ＼{　　　　　r　　￣}　　.ｲ: : 　 : : : : : : : :
　　　　　 | : : : : : :|　　 ＞　　　 ､　 　 ﾉ イ　}ノ 　 !: : : : : : : :
　　　　　 |: : : : : : |　　　　　　 r‐i¨¨¨´{-､{　　　　 |: : : : : : : :|
　　　　　 | : : : : : :|　 .　-‐r‐:::':::::＼_／:::::＼ 　 　 |: : : : : : : :|
　　　　　 |: : : : : : | /　　｝}､::::::::::::/-ﾍ :::::::::::: >..、 |: : : : : : : :|



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
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　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|　　　　　…
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!　
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/　　　　　　（確かに今はやる夫と我々は運命を共にしていると言ってもいいですが
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/　
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!　　　　　　　　　奴は楚の人間ではないのですぞ）
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/　　
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」
　　　　　　　　　　　　　 _ノ/＝= ､　　　r‐ `''ｰrr‐ '''7{

　　　　　　　　　　　　/77　 _,........ _　　 /7}}
　　　　　　　　　r‐.､/,.ィ:´: : : : : : : : :｀///⌒ヽ
　　　　　　　　　; :,.ｲ: : : : : : : : : : : : : {/i:{: : : : :ヽ
　 　 　 　 　 　 ;/: : : : : : : : : : : : : : ヽ{{{x､: : : : : :ヽ
　　 　 　 　 　 /: : : : : {: : : :|: : : : : : : :.V: ヽ: : : : : : ヽ
　　　 　 　 　 ,: /: : : /_!: : : |ヽ__:_: : : : : .; : :ヽ: : : : : : ﾍ　　　　でもまあ警戒することは重要よね
.　　 　 　 　 /j/: : : ;'´ ヽ: :i:|´　丶: : : : : iｪz: :ヽ : : : : :∧
　　　 　 　 /: : |:!.:..:{f笊ﾐ ヾ{　　___ヽｉ: :..i:|ミ}: / V: : : :.: : :.　　　　ありがとうロイちゃん
.　　 　 　 / : : 从:..从弋ｿ　　　'⌒゛ |: :.从/; ' 　 : : : : : : :.:
. 　 　 　 ,′: : : : ヾ{ﾊ　,,,　'　 　 '''　从/:／　　　ｉ: : : : : : :.i　　　　　これからも監視は怠らないでね
　　　 　 .: : : : : : /　ヾ、 　 V フ　 　 i ´　　 _ _　!: : : : :..: :|
.　　　　 ｉ: : : : : :.′　　 ＞　 _　イ 　 /７f ´　　 Y : : : : : : |
.　　　　 |: : : : : :i　　　　　　　_x}　 ／: j}{　 　 　 !: : : : : : :.|
.　　　　 |: : : : : :| 　 　 　 , -f{: :レ': : : j}ﾍ　　 　 |: :..: : : : :.|


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へへへへへへへへへへへへへへﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍ　　 |
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|　|　.:.)__,,.-‐‐‐-､ ,|　|r'⌒ヽ､_r'..| |⌒Y´　 | |　　　||／　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-''"´.:::;:;:;;;;;;;;;;;;;`ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ,r'"´.:.:.::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::ﾊ.:.:.::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,!;;;厂 `＼.:.:.:::::::::::;;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,!:;;;!　　 　 ＼`ヾ;;;:､ミ､;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i!
　　 　 　 　 　 　 　 　　 〈:;;;;!　　　 　 　`ヾ､ﾄﾄ､三ﾆﾆミヾ;;;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!ｰz､､_,,　　　　　_,,,,､`ゞ三二ミﾐ;|　　　　　まぁいいだろう
　　　　　　　　　　　　　　　 〉 ｀`ｰヾ!;:.　r≦ﾃｧ=ｭ　ﾞi三三二i!
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　　 　 ﾉ 　　｀`　　　　　!::/^ヾ;;/　　　　　　確かに母子は諸刃の剣だが
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞi　　　/　　　　　　　　　ﾘｲ> |;/
　　　　　　　　　　　　　 　 　i　　〈 ;:. _,　　　　　,′　ｿ／;:!　　　　　　　　できる夫ややる夫に対しても切り札になるからな
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ', 　 _　 　 　 　 　 　/^ ｲ;;;;/
　　　　 　 　 　 　　　 　 　 　 ',　　二ﾆ''ｰ　　　 /: 　 |;:/　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ﾄ,　　　　　　　／:.::. 　 ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 //.;.ﾞ､__ ＿_ , イ:.:.::::.:. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　//　　｀`''ｰ- ､::::.:.:.:...:　　,」

　　　　　　　　　　　　　　 〉:::::::!　　　　`ゞ､::ヾミﾐ､::::::::::::::::::::::::::::＼i
　　　　　　　　　　 　 　　 ﾘ;:;:;:;!　　　　　｀ヾ､:;:;:;:;:ヾミヽ;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:i!
　　　　　　　　　　　　　　 ﾘ;:/　　　　　　　｀`ｰ-ﾆ;:`ー-､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾘ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 Yj､_　　　　　　　　　　　｀`. :.::丁;:j;;;;;いﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　}ヾ≧ゝ､　 　 　 　 　 　　　｀,.:〈;:;:i!;;;lいI
　　　　　　　　　　　　　　　i　｀`ヾftｭ､ 　　_,,,､z-─‐ -.､:､j;:;:r-､N,!
　　　　 　 　 　 　 　 　 　　l　　 　''´ j　 ,';:＜´ﾁﾃﾆｰ '.:.::/;:j, ﾍ !/　　　　　ハンゾウなら必ずやる夫よりも
　　　　　　　　　 　 　 　 　 | 　　　　/　　　　 ｀`　　　.:: .,!;:/,/ｿ,!!
　　　　　　　　　　　　　　　 i 　　　,/　　　　　　　　　.:. :.:i,ﾘ ﾚ'//　　　　　　　早く見つけ出してしまうだろうよ　　
　　　　　　 　 　 　 　 　　　 ﾞ, 　　ゝ -‐,　　　　　　　,r'.:.:/　,/,!　　
　　　　　　　 　 　　　　 　 　 ',　 ､,,_ 　　　　　　　　,'.:.:.:/ ,「 /
　　　　　　　　　　　　　　　　,ﾊ 　　 ｀ ‐-- '　　　 ,.: :.:// ,k'′
　　　>≧＞ー--------‐イj （!　 ｀`ー　 　　　　. :,イ　 / j
　　　,r'"´￣　　￣￣｀¨`/ /ヾヽ､　 　 　 　 　,．'´　/／／i
　　　　　 　 　 　 　 　　/ /,r'⌒X｀ゝ---‐'' ´,．-‐'´, ‐'´　,ﾄ､

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┃
┃ 趙、邯鄲の娼館
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　　　 l　|::..::| ::;| i l　| l　::::.|　i　!;;;::|..:l　 |::.::l ::.:|　ｌ　 | l |::.::l ::.
　　二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
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　　二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
　　　| |　|三三三／／::三三三三三三 !ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl
　　　| |　|ﾆﾆﾆ,／／ヽ三三三三三三三ゞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
　　　| |　|二／／二 |＿_＿_＿_ ＿_._　| |l| ,ノ￣￣￣ヽ、!
　　　| |　|／／　　 |::|:::::||::::||:::::||::::||::::|｜|!|:|　　　　　　 | |
　　　| |　|／ 　 　 ｜|二 二 二 二 二; | |l| |　　 　　　　| |
　　　| |　| 　 　 　 ｜|:::::||::::||:::::||::::||::::|;;| |l| |　　　　　 　| |
　　　| |　| 　 　 Q ｜|二 二 二 二!￣! | |l| |　　 　Q　　| |
　　　| |　| 　 　 　 ｜|:::::||::::||:::::||::::| Q|;;| |l| |　　　　　　 | |
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　　　| |　|‐‐‐‐‐‐‐‐┤ . :|　　｜　　|　::| |l|;‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐┤
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　　　| |　| ヽ,:|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|

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　　　　　　　　　/　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　し'
　　　　　 　 　 /　　　　　　　し'　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ
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／　　　　　　　　　　　　　　 }　 ＼　　 `ミミ彡〃,　 /　　/　　　 }　　　　　　　　 　 ､
　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 / ヽ　　ミミ彡彳　/--､ {　　　 U　　　　 　 　 　 　 `､
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　　　 ﾚヽ,;:::''''`':;|;il~,. -‐'　 ル ）ﾉｌ / ミ ﾉr^,ヾ　!　　　　ふぅ～っ　出した出した
　　　　 ゝ l;ｭ=≡{., (;;,（ﾆ＝=＝､-.ｌ!　li /ｿ ;;）|./
　　　　　　｀!;ｪ‐・ｵ　""'''< `・ｰｚ'ｰ'~　|/ フ;;i |!　　　　　　よし終わった後のアレを口で綺麗にしてくれよ
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　　　　 　 　 |.:::.:::.:::.:::.:::.,':.:::.＼l|::.|::.:::.|!::.::||　　　　 　 　 r '´　　　　　　　やらせていただきます
　　　　　　　 |::.:::.:::.:::.:::.:i::.:::.:::.:::|.:.!:::.:::|L::」|　　　　　 ‐ｾ′
　　　　　　　 |.:::.:::.:::.:::.:::|.:::.:::.:::.:|:.|:.:::.::||　　　 　 　 　 /|
　　　　 　 　 !::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::: |.:|:::.:::.|　 えﾆ_ー‐一1|:!
　　 　 　 　 ,':.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::./|:::!:.:::.::| /、 ＼｀`ヽ.:/ !|

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　　　　　　　　　　　　　　ゝ ｝`≦ニﾆﾌ　　/`ゝ 二二ノ/ {　〉 /::::',＼　　　　　　お前は本当にスキな女だな
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　　　　　　　　 　 　 　 ／ 　 |　`－-‐　i　 `　`－‐　　〉 　 /　',:::::|　　 |＼　　　　他の女はここまでしないぞ
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　　　　　　　　　　　 ,,-‐‐‐ - ､　　　　　 (´￣｀メ、　
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　　　　 　 　 　 ,'/　　　　　　　　　　 ヽ､
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　　　 　 　 　 　 ∨ヾ　　　　　　　　　　　　 ｊ
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　　　　　　 /: : : :/: : /: : : : i :.: i.: :/{.: :/ｉ: :i ://|: : j: : : !::!
　　　　　　 |: : : : l :./ : : : : : : :.:ｉ::/7ﾊ/ノノｊ/:/_|:./ }: :/:ｉ:|
　　　　　　 !: : : / :/:.: : : : :.:i :..:i　　 　 　 　 　 ｊ/｣_ｊ:/l/::|　　　　　今日はもう…
　　　　　　,: : :./: /ヽ: i : i : i i :.|.　　　　　 　 {　　 'i i: :.:.:l
　　　　 　 j: :/ : / ｉ.:ヽ､: : : i i :.|　 　 　 　 　 ′ ﾉ: :i: : : !　　　　　　たまにはホロさんが私から客をもらったらどうですか？
　　　　 　,"/: : :｢:.:ｉ.:/i_:_i!:_:_|!i:_i、　　　 -ｰ　 ／: : ｜:.: :!
　　　　　/: : : : /: : : :.i: i : i : :.!　 　 ､ 　 ｀ .イ: : : : :.|:_:i!:｣　　　　　　　私がもらってばかりですよ
　　　 　 j: : : : ,'─=ミ:|: : : ｊ : :|　　　 / : : {: i: : i: : : :!
　　　　 j: : : : ﾉ￣￣´i: : : ii: : i　 　 /: : ﾉﾉ八: :ii:: : :|
　　　　 i': : :./　　|　　|: : : ii: |:.!ヽ　｛ ＼／　|: : |: : ||
　　　　 |: : /　 /　　　|i|: : ii: : i＼＼: 　 ＼　!: ||i!: : |

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 イレ'^!
　　　　　　　 　 　 　 　 x＜　　 ;　 /
　　　　　　　 　 　 _ ,／: : : 〉／;:ﾊ/￣ ｀丶､　＿＿_
　　 　 　 　 　 ／, :´ : : : ／;:;:;;;':/: : : : : : : : ヽ　: : : : :く二ﾆZ
.　　　　　　 ／: : : : : : ／'"´: ￣: : : : : : : : : : : :＼;;-‐;;:'"／
.　　　　　 /: : : : : : ／ : : : :／:/: : : : : : : : : : : : : : :ﾏ;;'／
. 　 　 　 ,′: : : : :/: : : : : /:: : l: /: : : : : : : :ヽ: : :丶: :〈
.　　　　 : : : : : : :/: : : : : /::: :{ |│: :/: : │: : |:: ｌ:: :|:: : :',
　　　　 i: : : : : :/ : : : /:/:ｌ::::八! |: : {:: : : j:: : :|:: |:: :|:: ｌ: :|
.　　　　ｌ: : : : .:,':: : : : l: |l::|::::|:::j/|: :,'!:: : /ｌ:: ::,':: j: : |:: j: :|
　　　　j: : : : .:ｌ :: : : : l: |ﾚ∨|:‐ト|: ハ:::.:!│:/_;.ｲ:: /::/: ,′
　　　 ,' : : /.::,'!::: : : : l: L二._Ⅵ_V｀ヽヽ{ 匕Ⅳ ﾚｲ::/} /
{￣ ∨: : /.::/::|::: : : : l: |l代ぅ:歹￣`　　弋歹＾ｱ/:ｲ／　　　　　お、いいのか？レン君じゃぞ？
l:::::::├＜.::/:::,'|::: : : : l: | 　 ¨¨＾　　　　　 `¨　,':: : |
ｌ:::::::∧::::::::｀ヽ:|::: : : : l: |　　　　　　　　 〉　　 :::: : :|　　　　　　　　レン君はわっちもかわいいと思っとたんじゃ
'::::::::::::}::::::::::::: `ｌ: : : : l: ﾄ､　 　 、　　 _,　　 ｲ::: : : :!
:::::::::::,' ::::::::::::::: |: : : : ｌ: |　丶、　 ￣ 　 . 个:!::: : : :|　　　　　　　　　　では、いただこうとするかの
::::::: /::::::::::::::::::::|: : : : ｌ: |　　 /ヽ､_, ｨ升=､| :ｌ:::: : :│
ヽ／::::::::::::::::::::∧: : : :l: |　　ハ/　　 ∨ヽ ｝:ｌ::::.: : :|
::::::::::::::::::::::::::::::::∧:: : l: |＞rK ヽ＿／⌒V!.:ｌ::::.: : :|



　　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　〃:/:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
　　 //::::::::::::::::::/:::::::::::::i:::::::::i::::::i:::::::::i::::::::::::i
　　//!::::::::::::::/::i:::::::::::::ll:::::l::H:i:::::::::::::!::::::::::::i 　　　　レン来たの？
　 // !:i:::::::::::ii:ト!:::::::::::;ﾊ::＿LLV::::::::jヽ::::::::ﾊ
　 /　LL:::::::〈/:::|::_./l l l l´,´●｡j:::::::/ /::::::::::ヽ
　　 　 　 |:::::ﾊ/｡●;　　　　` "´::::::/ノ::::::::::::::::ヽ
　　 　 　 |:::::::ﾊ ｀"　､　 　 //./::::::/|:::::::::::::::::::::::::＼
　　 　 　 |:::::::::ﾊ　//　 　 　 /:::::/　,ｲ!::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　 　 　 '::::∧::::ヽ..._　‐ -　,:::::/／　 ﾞ､._::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 　 ,'::::,　ヽ::::::::::::＞‐イ::::/'　　　 ,.イﾄ‐‐-::､::::::::::::::ﾊ
　 　 　 /:::/　　 ＼:_,.ｨ'　|/::::/　　　／　　　／ ｀ヽ::::::::::::ﾊ
　　 　 /:::/　 　 ／´ i　 /:::/　　　,ｲ　　 　./　/ 　 ';:::::::::::::ﾊ
.　　　/:::/　 　 ﾊ　　 ! /:::::/　　,/ 　 　 　 /　,'　　　',:::::::::::ﾊ

　　　　　　　　　　　＼: : : : .　　　 ＞ミ 彡 ⌒ヽ　 イ ､
　　　　　　　　　　　,'./＼: : : : . ´　"i ‘，.　　　　＼　　　＞
　　　　　　　　　　 ,斗≦´　　 　 ／ l　 }　. : : . . 　 ヽ!l´
　　　　　　ー=彡　　　　..: : ::_Ｚ,_　　|! ,'　>、: : : : :. .　 ＼
　　　　　 　 ` ＜ ＿: : : ＞´＿__ `　ﾚ　"_,≧ｭﾐ : : : : : :.　＼
　　　　　　　　　 〈　∧　|ィ て::ﾊﾐ　　 　 ｲっﾊ }!｀!¨7 ｧ-‐ｫ¨`
　　　 　 　 !＾i r 、V .∧ | ヽ{:::::::j　　　　 乂:::ﾉ　 | / ,'77/
　　　　 | 〉.|´| | .!　 V ∧!　 ｀¨　　　 , 　 　 　 　 !,'-ゝｰ′　　　キョウ子さ～ん
　　　　 |亅|´| |´|　　ゝイ ﾍ　　　 ＿　＿ 　　 　ﾙ
　　 　 i＾i !j　リ　i　　　　＼ヘ　 ‘､,　　_ノ　　／　　　　　　　　　　また来たよ
　　　/j´l ) 　" 　!　　　　　 ＼≧つ 　 　 .ｨ ∨
　　 ,' :{ ノ　 　 　 i__／ 〉　　　/　　 ｀¨´ ,′
　　｛　{　　ヽ〃　 　 ／／￣＼　　　　　{‐-｡
　　 |ヽ＼.　　　　 ／》:::::::::::::::::::ヽ　　　　ﾐ､:::::＼
　　 |:::::＼＼ｰ 7:::://＼ヾ､::::::::::::::’,´￣｀ヽ}::::::::::＼
　　 |::::::::::::ヽ＞==彳　 ≧ｭ､ヾ､:::::::::．　　 ,':::::::::,.彳＼



　　　　　　　　　　　 ／::/:::::::::ヽヽ:::::ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　 /:/::::!:::::::::::u:|:::::l:::::::ｌ::::',
　　　　　　　　　　,:::|::::::i!::::::::::::::i!::::ｌ:::::::l :::,
　　　　　　　　 　 !:::|:::::_|:::::::::::i!::|!:::ｌ:::::::| :::!　　　つ
　　　　　 　 　 　 |::::::!:（●)　　(●ﾟ!:::::::| :::l　　っ　　　　　　　今日も来てくれたんですか
　　　　 　 　 　 　|_:::从xxx ､ 　xxxi!:::::_l :::l
　　　　　 　 　 　 　 }|:::ゝ　ヽフ u／||::::|:::::l
　　　　　 　 　 　 　 ｌi::::i::::＞r　´　ﾉ|::::i::::::ｌ　ｧ-　、
　　 　 　 　 　 　 　 ｌi:::::i::_ノｌ|　 ／ ,:::::|〉.::⊆ミ丶. ヽ
　　　　 　 　 　 　 斗i::::iY　少"　　|:::::| .⌒と:__`　　}
　　　　　　　　 ／　 /::j个 / 　 ／ !::::|　　　　八 　 !
　 　 　 　 　／ヽ　/':::,' .ﾚ′　'　　 !::::|　　　'" い　 {

≦⌒>" 　 ／　　　　　　　 ,′ 　 ｀ ＜⌒
二７　　∠ _＿__／　　 　 //　 　 ﾄ　　 ＼
-‐爪　　　　 ／　　　　　// 　 　 ル ヽ 　 ＼
　ﾊ　＼　　// /　　　　〃　　 ／　}　 }}
. k ｀ ｰ-ヽ/ ' 　 　 　 , ′/ ／--‐1ﾞ ∧┌‐-　ヽ
　　＼　 /　{　|　　∠-‐厶≠トミ ｜/,斗{
八 -=≦=-‐Ⅵ　　/ﾙ《　　　fi} 　 j/ﾞf}ハ
　 　 　 Y⌒ヽ‘､ // 　 ﾞ　 　 ﾘ 　 　 ﾘﾄ､{
. 　 ＼ ！Y＾く　∨／/／/｀¨ﾞ　 ／/ ､{　`　　　　　　　うん　迷惑だった？
　　　　y〉､｀¨　　　　　　　　　　　 　 ノ}
　　　ノ/　 ｀¨T　　　 U　　　　　　　　/　　　　　　　　　　三日続けて毎日だからね
　 　_,厶イヽ、{　　　　　　　　,．-‐
　　　　 _＿　厂　　　 ¨ ｧ‐-　　 _/
　　　_ノ::::::::｀丶　　　　/‐-
　／≠＝==ミ :::＼　 ∧:::::::::i l:〕
〃´‐- ￣￣丶.＼::＼__ :.:::::::l |:|｀ヽ
　　　　　｀ヽ　　＼＼::＼　ヽ:l |:|　　＼



　　　　　　　 　 　 ＿＿
　　　　　　 　 ／: : : : : : :｀. . 、
　　　　　 　 /: : : : : : : : : : : : :ヽ
.　　　　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : ',
　　　　　 /: : : f: : /: :| : |: : |: : |: :',
　　 　 　 ' : : : {: : {_:_」_:」 : 」: : |: :.}
　　　　　|: : : : |: : |ｲ云ﾐ ￣云ｵ: :|　　　　　め、迷惑だなんて…そんなことないですよ
　　　　　|: : : : |: :」 ｀"′　 ゞﾞｲ : ;
　　　 　 j: : : : |: :ｲ￣´}ｪｪｧ　ｲ: :ﾘ　　　　　　
　　　　/ : : : : {:/: {　　ト-イ: : : /
　　　 ィ"´￣ヾ; : :| 　 .lヽ ―r:/
.　　　/.| ＼ /　'; :{ 　 .|　|　 }/ヽ
　 　 ﾊ |　 /　　 ; :',　 .|　|　 ﾘ　ﾊ
　　 ': : {　/ 　 　 ヾ{　 |　|　　 ヽ ',

　　　　　ヾ. . . :　: :Y　⌒ヽ: : :._　 ',　　 ∨彡
　　　　 ,Y´　 　}　 ::　　　　 :.　 ¨亥ﾆ=- }　 ,'
　ー=彡:　　 　/!　i ::.　　　　　: . 　 ＼　,'::ノ
　　　,'　　　　/,'　Ａ　::.　　 u ヘ: .　 　＼: : , '
　　　 j/　 　 // ./- ＼　　　　　';::｀7 ーj-ﾐx､ :
　　　 '. 　 /气ノ　ミﾐ　ヾ　　 　 ';::」,.rt/／: : : :
　　　　从｛ 弋}!　 三＝　　ヽ　i∧. Ⅶ1', ∨: : : :　　　　　　よかった～毎日毎日来ちゃ迷惑かなって
　　　　　　　 Ｙ.　￣￣　　　 ∨〃ヽ} <::::>∨: : :
　　　　　　　く　　　　　　 u :{ {　　　 >／. : :／　　　　　　　　キョウ子（キル子の客用の源氏名）さんは
　　　　　　　　ヽ　 　 　 　 　 ヽゝ - 彳　　 {
　　　　　　　　　`rー　　　　　　"　　　∧　{ヽ〉　　　　　　　　　他の客にも大人気みたいだしボクなんか来なくても
　　　　　　　　　　 ヽ 　 ,..イ 　 　 　 i　 ＼!
　　　　　　　　〈 i　ﾌ }ヽ.r=j　　　　　ト --､
　　　　　　　　{´ 〈フ¨ヽ} '"　　 ,. ＜:￣:::::::}



　　　　　 ,. 　-‐――-　 ､
　　 　 ／::::;:::´:::::::::::::::::::::::::＼
　 　 /:::::::/:::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　 ′..:/ .::::::::/|:::::::::::ﾄ、::ｉ::|::|::::',　　　　 そ、そんなことないんですよ
　　|::::::::l::::l:::::/:::|:|:::::::::|::|:::|::|::|:::::|　　　　
　　|::::::::l::::l::/ﾆ'l」:::::::::|_|ﾆl::::|/:::|′　　　　レン様が来てからの三日だけ何故かたまたま指名が続いて…
　　l:::/＾l::::|'≡≡￣￣≡≡.| l:::|　　　　　
　　|::ゝ､!:::|　u.　 　 　 　 　 { ﾊ_|　　　　　　　いつもワチ子（ホロの源氏名）の指名ばっかりなんですよ
　　|::::::::|:::ト　　＿ _‐ __ ,..ｲ::|　　　　　　
　　|::ｉ::|::!::|:::::/ヽ､ ﾔ､:::::/:/:::i

　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : :/.' : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　': :/ : : : : : : :/: i: :, : : / : : : /: : : : : : : : : :i
　　　 　 　 　 : /: : : : :ｨ :./ : :.i: i : : ｉ: : : : :i : :/ : : ｉ : : : :|
　　　　　　　 |/ : : : /: : / : : : : i.: :/{.: :/ｉ: :i ://|: : j: : : !::!
　 　 　 　 　 |/: : : /: :./: : : : : :i:::/7ﾊ/ノノｊ/:/_|:./ }: :/:ｉ:|
　　　　　　 /: : : :/: : /: : : : i :.:i斥r≧ミ､　　　 ｊ/｣_ｊ:/l/::|　　　　　　　レン様が来てくれるのはとても嬉しいです
　　　　　　 |: : : : l :./ i : i : i i :.|弋.ﾟ●ｿ`　　　,.≦zﾐ,/: ::!　　　つ
　　　　　　 !: : : / :/ヽ､: : : i i :.|　 ﾞ¨ ´　　　　'ﾟ●ﾀ/: : : !　　っ　　　　　
　　　　　　,: : :./: /i /i_:_i!:_:_|!i:_i.　 '"´　　 　 {　¨´'i i : : :!
　　　　 　 j: :/ : /: : : |: : : : :.: |　　　 　 　 　 ′ ﾉ: :i:_:i!:｣
　　　　 　,"/: : :｢: : : :| : : : : :.:| ､　　　　{　ｱ　／: : ｜
　　　　　/: : : : /: : : :.i: i : i : :.!　 　 ､ 　 ｀ .イ: : : : :.|
　　　 　 j: : : : ,'─=ミ:|: : : ｊ : :|　　　 / : : {: i: : i: : : :!
　　　　 j: : : : ﾉ￣￣´i: : : ii: : i　 　 /: : ﾉﾉ八: :ii:: : :|



　　　　　　／ ` ｰ―=ﾆ¨　／　i　　　　　　　　＼ ___
　　　ｰ=彡/　　　　　　 〃　　∧　 ﾄ､　　、 　 　ﾊ⌒＼
　　　　　 /　　 　-‐　´/　　'ﾌ￣｢¨ハ＼　＼　 　:}ｉ 　i}`
　　　 　 　 ／´/⌒　 /　 ／　 　ﾚ　　､ ｀丁¨`　 从 八
　　　　　|/イ　i　 　 厶　゜　　x=＝ミ、‘,　　 ＼//}
　　 　 　 　 Ⅵ{ x==ミ　　　　　　 ,, ,,　　} /､　〃Ｘ
　　　　　　厶f＾Y""　〈　　　　　　　　　 ﾚ'⌒ヽ ｧ‐-ヽ　　　　　そっか
　　　　　　　　Ⅵ　　　　　　　　　　　　　 仄｝ }′
　　　　　　　 　 {　　　-一_＿¨_ヽ 　　　r‐彡く
　　　　　 　 　 八　 　｀ヽ _＿__ノ　　　ｲ Τ=‐-ヽ
　　　　　　　　　　＼　　　　　　　_, 　　{∨_＿
　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 _　-=ﾆ　　／::／⌒>'⌒｀
　　　　　　　 _＿__ ＿__｀￣∨　　／::／　　/
　　　-=7⌒/:://::/⌒＞xY´j　／::／　　　/

　　　　 　 　 　 　 　 /.:::/.:::::/.::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
　　　　　　　　　　　/.:::/.:::::/.:::::::::::::/.:::: /.::::::::::::i::::::::::::::::::.､.:::::::::.ヽ
　　　　　　　 　 　 /.:::/.:::::: ::::::::::::::':::::::,/.:::/.::::Ｎ|::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾊ
.　　　　　　　　 　 ′ ':::::::::l::::::::::::::|:_:〃__∧:::::l　!:::::::::::::::::::::ｌ::::::::::::::::.
　　　　　　 　 　 〃.:::}::::::::i|:::::::::: /|:/ |八{≧ /､」:::::::::::: |: : :|:::}:::::::::::::.
　　　　　　 　 　 /:/.:::::::: _:|:::: ::::｜/「￣だ仆ﾐ　|::::::::::::/}::::::|::':::::::: ﾊ:!
　　　　　　　　　'.:/.:: ':::/ _:!:::: : ::　　ゝ ｆ　● j｀,　￣¨ﾆﾆ,￣ﾚ;:::::::::| ||
.　　 　 　 　 　 .:/::::/: :{〈: .|:::: :::::|　　　 ﾞ　='"　　　　 ,ｆ●ﾟ, /:ト､:::::|,/
　　　　　　 　 〃.:::/:::八.ヽ!:::: :::::i　　 　 　 　 　 　 ， ゞ,,ﾝ/::::i　＼j
　 　 　 　 　 /.:::::::::::/:::::ヽ.|:::::::::::|　　　　 　 　 　 　 　 　 .::::::|　　　　　　　　そ、それは本当ですか！？
.　　　 　 　 /.:::::: :::/.:::::::::/;::::::::::::.　　　　　,　-‐┐　　　 八:｜
　　　　 　 /.:::::::: :/.:::::_r/ .|:::::::::::|、 　 　 /　　 }/　　　 . ::::::::|　　　　　　　　　秦に行ったりもするの？
　　　　　／ ￣￣￣丶 ＼|:::::::: i　＼　　 `ー　 　 　 イl ::::::::|
　　　 ／　　 　 　 　 　 ＼|:::::::: |　　 ＞　 __ . : ＜::::/　::::::::::|
.　　 /.::　　　 　 _ ..　-‐ ､ |:::::::: |＼ 　/　＼ :::::::::::::/ 　 |:::: ::|
　　/ ::　　　　/　　　ｰ- ､〉::::::::::|＼＼i　　　Vｰ＜/..　　|:::: ::!
.　/　　　　　/. 　 　 　 ＼｝、::::::|　 ＼＼　　 Ｖ　　ヽ、　::::::::|
　'　　　　　/　　　　　 ＼ }」::::::::|　　　＼＼　 Ｖ　　　＼|:::::::|
/　　 　 　/　　　　 　 ヽﾉ' |:::::::::|　　　　 ＼＼ V.　　 　 ヽ::::|



　　 　 ／　　　x=＝ミ{　 ∠ ー-=ﾆ´-‐ 　 ７
　　　/　-ｧ　　　´　　 　 　 　 　 　 　 　 ／，
　　 ／／　　 　 　 　 /　 ﾄ　＼　　　 ／j ,ハ
　　　/　　/／ ⌒　 ｲ {　 | ＼　＼　くノﾉ_彡}
　　ｰ=≦´_＿___ ノ 八　　!　　＼ 　 、＼-=ｹ
　∠ _＿　　| 〃⌒ヽ　＼{ '"´⌒ヽ ー‐一 /
　　　　/rぅ､{ 　〇　　　　`　◯ 　 ’ 》=く, ′　　　　きゅ、急にどうしたの？
　　　,厶{ <ﾍ　　　　　，　　　　　　 /zうﾊ
　　　　　＼ }　　　　 　 　 　 　 　 厶イヽ}　　　　　　　結構行くけど…丁度明日にはしばらく行くよ
　　　　　　 込、　　　 　 　 　 u　/
　　　　　　 }/　丶､　 ｃっ　 　 イ
　　　　　　　　　　_}｀ ー　 ´{ ∨
　　　　　　　 x≪ﾆ{ 　 　 　 kﾆヽ
　　　 -=≦ﾆﾆﾆﾆハ‐-　 -‐}ﾆﾆ≫x
x＜＼＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆハ　　 　 |ﾆﾆﾆﾆﾆ≧x

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ! !
●　　　　　●　　　　　●　　　---++：
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i i







.

　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　...:::::´::::::::::::::｀::....､
　　　　　　　　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::､::::::＼
　　　　　　　　　/:::::::::::::::/::::::::::::;::::::::::;::::::::ﾊ
　　 　 　 　 　 /::::::::::::://:::::::::::::ﾊ::;::::::::::::::::::i
　　　　　　　　i:::::::::::::/:/:::::::::::::::! !:!:!::;::::::::::::|
　　　 　 　 　 i::::::::::::/‐‐､ ‐─┘`ｰ-';:::::::::::|
　　　 　 　 　 W::::ｨ !｡●ﾟ,　　　!｡●ﾟj .!::::i:::::|　　　レン様、例の件お願いしますね
　 　 　 　 　 　 l:::::} ｀""　　 　 ｀ ""　.!::::i､:::!
　 　 　 　 　 　 l:::〈　　　　　 　　 　 　|::::j':::::!
　　　　　　　　 ﾊ::::＞､.___ ´ ｀　 ＿ ィ::::::j:::::::!
　　　　　　 　 /:::V:::V:,ﾍヽ､￣／,ﾍ､/::::/::::::::!
　　　　　　　 /::ハ::::V､　゛/ﾞijﾞ'<　｀/::::/￣ヽ::!
　　　　　　　/::′ V::! ,У　,j|!　ヽ/::/　/ 　 i::!
　　　　　 　 i::::!　　V／　　/,'　　V/　,/　　 }:::!
　　 　 　 　 L/　__/　　　//　　　ヽ　/　 ＿{:::|
　　　　　　　/￣／　　　 i|l　 　 　 ∨￣　　|:::|
　　　　　　 / ／　 　 　　|l|　　　　 　＼　　 |:::|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　＼　　　　〟
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 ｀ヽ.　〃
　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ、ー― - 　 　 ∨{ ___　　 　 　 　 ｨ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　 　 ／　｀ヽ　ヽ、 ｀ヽ、　／　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ ＿ ＞ ´　　/∧.　￤∨. 　 Ｖ　 _丿
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞　、＿__,.ｨ厶ハ　ﾄ､ ｖﾍ　　〈
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 　/-ー　/ ≠＝､ヽ.｀¨¨　 　 .
　　　　　　　　　　　　　　　∠ 　 ｨ　 .卞=、　　尓=-､ヽ.ヽ、} ﾄ､　}　　　　　 　任せといてよ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 厶ｨ/代ﾘ 　 　ヽ り// ＞─ｖ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 [ |＾　′ 　　¨＾厶ｨ　[][] |　｢∨ｎ　　 　 　 秦にやる夫っていうのがいたら
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {{人　 ﾏニ,/ 　 　 人　 .ﾛ｣｢ ｖ V |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 こﾌ＞ ｀_　.　イ /　 /￣ ri 　　| ｈ　　　　　キョウ子さんが探しているって言えばいいんだね
..￣￣￣]'￢ r───…ｧ ⌒｀＜⌒｢丁く /　　. ⊥ﾄ､._｛　r=　 　 ニ コ
.　　　　　|.　| |　　　　　/　 ィ　　〃 |ｌ　 　｀ｘ ´　 　 ｀ヽ. 　|　　　 ┌┐!
　　　　　」―┴─‐┬/　/　} 　/ 　 |ｌ　／　　 ＿＿__　＞.|　　　　|　| |
≠'"￣　　　　　　　└… ､厶ｨ　　 こｦ ￣￣　l　/　　 ヽ、｝　　　｜ |
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　/ /　　 　 　 |/　　　／ 〉|　　　 |　| ′

　　　　　　　　　　 _＿ ＿_ _
　　　　　　　, .:´:::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　 　 　 ,' :::::::::::::;ｲ:li::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::i
　　　　i :::::i:::!::::/l::i!::::::::::::::l::!:::i::::ｌ::::::::::::i
　　　　i::::::::l::i::」 .l::|:::::::ｌ:::l_ｊ::Lｊi::::ｌ::::::::::::l
　　　　|:::l::::l::|（●） ￣（●）Lｊ:::::ﾄ､:l::::::|　　　　（やる夫なら娼婦のキョウ子でもきっと私とわかってくれるはず）
　　　　L:l::::l_i　　　 、　 　 　 |::::」ﾉ」:::::l
　　　　　 ￣ﾊ　　　　　　　　 iﾚ::::i:::::::::l
　　　　　 　 i: :＞／ ⌒ヽ _, ィ´i:::l:::::::::|
　　　　　　　|: ／　　　　 レ'｀ヽl:::l:::::::::|
　　　 　 　 ﾉﾚ'　　　　　/　　／ヽl:::::::::|
　　　 　 ／　　　　　　/　／　　　＼::::|
　　 　 /　　　　　　　/／ 　 　 　 　 |:::i



　　　　　　　　 　 ／　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　（　　 　 　 x≦Ｚｰ-―ｧ
　　　　　　　 ＜⌒　 　 　 ､ 　、　｀¨ 　ﾌ
　　　　　　　 ／/　, i{　　　}＼ ＼　 ／
　　　　 　 ／　,'　 { 圦　ｰ┼- }i　`くァ　　　　　でもちょっと嫉妬しちゃうな
　　　　　 ｀ ｰ-l ｢〈＾rｭ ＼Ｎ乞八{r>-ヽ
　　　　　　　　从　 ｀'=ﾐ　　"""　{≦　　　　　　　　そのやる夫ってのは昔の客なの？
　　　　　　　　　 fヲ　 ﾉ、ｰ ＾／　k＼
　　　　　　　　　人‘､∧x=ア１ __ノニ≫x
　　　　　　　 ／ﾆﾆ＼ヽ}ﾆ/⌒Уﾆ／ﾆﾆﾆヽ
　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆニ/{{ｦ__∠==彳ﾆx≦⌒ヽ､

　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : :/.' : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　': :/ : : : : : : :/: i: :, : : / : : : /: : : : : : : : : :i
　　　 　 　 　 : /: : : : :ｨ :./ : :.i: i : : ｉ: : : : :i : :/ : : ｉ : : : :|
　　　　　　　 |/ : : : /: : / : : : : i.: :/{.: :/ｉ: :i ://|: : j: : : !::!
　 　 　 　 　 |/: : : /: :./: : : : : :i:::/7ﾊ/ノノｊ/:/_|:./ }: :/:ｉ:|
　　　　　　 /: : : :/: : /: : : : i :.:i斥r≧ミ､　　　 ｊ/｣_ｊ:/l/::|　　　　　　　　　　い、いえ　違うんですよ
　　　　　　 |: : : : l :./ i : i : i i :.|弋.ﾟ●ｿ`　　　,.≦zﾐ,/: ::!　　　つ
　　　　　　 !: : : / :/ヽ､: : : i i :.|　 ﾞ¨ ´　　　　'ﾟ●ﾀ/: : : !　　っ　　　　　　　　やる夫には昔ちょっと世話になったというだけで…
　　　　　　,: : :./: /i /i_:_i!:_:_|!i:_i.　 '"´　　 　 {　¨´'i i : : :!
　　　　 　 j: :/ : /: : : |: : : : :.: |　　　 　 　 　 ′ ﾉ: :i:_:i!:｣
　　　　 　,"/: : :｢: : : :| : : : : :.:| ､　　　　{　ｱ　／: : ｜
　　　　　/: : : : /: : : :.i: i : i : :.!　 　 ､ 　 ｀ .イ: : : : :.|
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　 　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　/　’、　　 　 　 　 _　 ． -‐ 　7
　　　　 　 　 〈{＼＞‐＝‐-　_／ 　 　 　 　 ;′
　 　 　 　 　 _∧: :ヽ.-‐≦こ/　　 .:′　　　;
　　　　　　 /　 ,.ﾏ: : ..｀＞ .,′　.::　　　. : :/
　　　　　 〆　/ ,:'’: : : : .　　｀ヾ:: . : : : :／　￣ ¨ ﾌ
　　　　　 〉　/ /　 ゜、: : : : : : . . >ー "　　-‐＜´
　　　 　 ,'　/ /　 ．≦´　　　　∧　:.　　　　ヽー`
　　　ー=＝七升　　　　　. :／　.}　;､　: : : .　‘，　　　　　　　 わかったよ　とにかく会ったら伝えるね
　　　　,≧‐ﾆ二三二ﾆ-‐‘ヽ　　,' /"´､,　:. :.: :..' . ＿
　　　　Vﾊヽ∧　:|　≦弐ミ､　　／ｨ弌ヽミ＝=ｰ〈ヾ: :｀ヽ
　　　　 Vﾏハ∧ |　∨::::ｿ　　　　 {::::ｿﾉ! ;'　　 　 }: :ゞ‐､',＝ｭ､
.　　　 　‘'＜ﾉノヾ　　｀¨　　　　　 ｀¨".'i/　　〈 ヽﾞ: :: :: :: : V:::',',
　　　　　　　　ヽへ　　　　、　　’,　　ﾉ　　　　A: :: :｀Y: :: : }::::}.｝
　　　 　 　 　 　レミ＞ ,　　 ￣　 ,　'　　　　　｛{ﾍ,ィ''''''''''´ﾉ:::,'/i
　　　　　 r≦´ー-=}≧ヒつ‐-＜｀ヽ.　　 　 　 V'_≧=＝≠彳:::}
　　　　　 |ミ: :: :: :: :: :: :＞ｭ｡: :￣ミ､了、　 　 　 ＼::::::::::::::::::::::::|

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　　　　　 〆　/ ,:'’: : : : .　　｀ヾ:: . : : : :／　￣ ¨ ﾌ
　　　　　 〉　/ /　 ゜、: : : : : : . . >ー "　　-‐＜´
　　　 　 ,'　/ /　 ．≦´　　　　∧　:.　　　　ヽー`
　　　ー=＝七升　　　　　. :／　.}　;､　: : : .　‘，
　　　　,≧‐ﾆ二三二ﾆ-‐‘ヽ　　,' /"´､,　:. :.: :..' .
　　　　Vﾊヽ∧　:|　≦弐ミ､　　／ｨ弌ヽミ＝=ｰ-ヽ
　　　　 Vﾏハ∧ |　∨::::ｿ　　　　 {::::ｿﾉ! ;'　　　　　　　　　…
.　　　 　‘'＜ﾉノヾ　　｀¨　　　　　 ｀¨".'i/
　　　　　　　　ヽへ　　　　、　　’,　　ﾉ
　　　 　 　 　 　レミ＞ ,　　 ￣　 ,　'
　　　　　　　　　　　}≧ヒつ‐-＜
　　　　　　　 　 ｧ=┴ｭ､ 　 丨
　 　 　 　 　 ∠__:::::::::::::＼　{≧ｭ､
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　 　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　/　’、　　 　 　 　 _　 ． -‐ 　7
　　　　 　 　 〈{＼＞‐＝‐-　_／ 　 　 　 　 ;′
　 　 　 　 　 _∧: :ヽ.-‐≦こ/　　 .:′　　　;
　　　　　　 /　 ,.ﾏ: : ..｀＞ .,′　.::　　　. : :/
　　　　　 〆　/ ,:'’: : : : .　　｀ヾ:: . : : : :／　￣ ¨ ﾌ
　　　　　 〉　/ /　 ゜、: : : : : : . . >ー "　　-‐＜´
　　　 　 ,'　/ /　 ．≦´　　　　∧　:.　　　　ヽー`
　　　ー=＝七升　　　　　. :／　.}　;､　: : : .　‘，
　　　　,≧‐ﾆ二三二ﾆ-‐‘ヽ　　,' /"´､,　:. :.: :..' .
　　　　Vﾊヽ∧　:|　≦弐ミ､　　／ｨ弌ヽミ＝=ｰ-ヽ
　　　　 Vﾏハ∧ |　∨::::ｿ　　　　 {::::ｿﾉ! ;'
.　　　 　‘'＜ﾉノヾ　　｀¨　　　　　 ｀¨".'i/
　　　　　　　　ヽへ　　　　、　　’,　　ﾉ
　　　 　 　 　 　レ|　　　　　　￣￣　,.へ　|
　　　　　　　　　　＼_________________ノﾑ　　i
　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　 ゝ　〈
　 　 　 　 　　　|　　　　　　　　　　　i　　|

　　　　　　　　　　ト
　　　　　　　　　　|　 ＼
　　　　　　　　 -‐＼　　｀ヽ‐- 、/⌒ﾌ
　　　　　＜´＿　　　　　　　ヽヽイ＿
　　　　_ ィ ´　 / ／ ヽ/ヽ 、　ヽ_',__ノ
　　　　　　　　≦弐ミ､/⌒ ＼＼
　　　　　　 ／∨::::ｿ　 、r‐､　＼＼
　　　　　 /　　　｀¨　　;ﾟ | lﾟ | 　　 |.へ|
　　 　 　 |　　 　 、/　ー' ｏｰ- ' ﾑ　　i
　　　　　 ＼_____ノ　　　　з　／ ゝ　〈
　　　　　 ／　　　　　　 　　　　　 i　　|
　　　　　 |　　　　　　　 　　　　　 |　　|




　　　　　　,.　-─-　、
　 　 　 ／ 　 ＿＿＿丶
　　　∠.　/´ ,.- 、r‐､`|
　 　 　 l　|　 | 　ﾟ | lﾟ | |　　　　　ふむ
　　　　 ｌ. |＠`ー' ｏｰ- ' l
　　 (＼ヽヽ 　　 　з　　　
　　　＼.ゞ,＞ｎn‐r=＜

　　　　　　　　　　　　　 　_,. -――- ､,_
　　　　　　　　　　　　 ／ 　　 　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /,. '"￣￣ '''‐-､　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 { , -､　　 , ―､　ヽ　 　 　ヽ_
　　　　　　 ／`<つ_,ｌ |　ｒ1 　 |　 r1 　 |　 r'"￣
　　 　 　　（＼//＼ i |　L|　　|　 L|　　l　 l
　　　　　 ／￣ヽ､⌒〉｀-'〇　 ｀- '', -､ ｌ　 l　　 　 　 ＿　　　　　　彼女で間違いないようでござるな
　 　 　 （ 　　　　 Ｙ（＿＿＿＿＿ (Ｃﾉ/　/　　 ,.‐'"　 　,.＞
　　　　　＼　 　 ／＾ ＼　　　　 　｀ ,ノ ∠＿ノ　　　　 /　　　　　　　早速ミク様に使いを送って報告するでござる　ニンニン
　　 　 　 　 ＼/　　 ／ i｀t― --r''ﾌ´ 　 　＼-―　'ヽ(
　　　　　 　 　 ＼i_/　　 ＼＼／ノ　 r 　　　 |
　　　　　　　 　 　 ヽ,　　　 {>ロ<}　　}-―- ､」
　　　　　　　　　　　 |　　　 　 ＼＼（　_＿_ 　 }
　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　 `／´　 　 ｀y'
　　　　　　　 　 　 　 l 　 ＿＿ ／　 　　 　ノ､
　　　　　　　　　　 　 l／,ゝ　　 ｀ヽ,　_,. ＜_l〃＼
　　　　　　　　 　 　<／/ / ,/ /_,,ノ'iニニニi＼　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 「 Lﾊ_/ノ　｀ '┘　　　 ｀ヽ ＼//

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ 　もちろんやる夫のほうでも新しく作った自分の子飼いの部下達にキル子の捜索を頼んでいた
┃ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───



　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼
／ 　　　　　　　　　　＼　　　やる夫はこの件で表立って動けないよ
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／　　　　カイジだけが頼りだよ
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／



　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　 ∠:::::::｀ヽ, -- 、
　　　　　　　　／:::/{:::::::::::::ヽ::｀ヽ
　　　　　　　/:::::::::ゝ､>::::::::､ﾘ::::｀ヽ
　　　　　　　!:::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::ヽ}
　　 　 　 　 !:::::::::::::::::<::,ｲ i:!;:r､:::::､}
　　　　　　 ,':r ､:rヶｪ､__ｱ /__, ﾊ::i::i　　　　わかった
　　　　　　ﾉ::i:ｺ:,' ヽ._ﾟノ　ぐ'ア' jヾ’
　　　　,／:::::ゝi/ u　　　 _　ヽ/　　　　　　　俺に任せておけ
　　　「￣￣　ー‐ﾍ r ---｀､7__
　　　「￣￣￣｀i　 ! ｀ ≡: '/-, /
　　　,〉　　　　　i　 !ヽ　　/　//
　　,人 ヽ　　　　!／｀ヾ_´--ﾍi ､r- 、
　´　　 ヽ.ヽ　 ／　　　　 }　 〉ヽ i　「ヽ

　:　 　 　 　| 　 　 　|::| |:|＼,,l| l{ｲエiエiエiエiエiエiﾄ､}／!　　｜　　|　　 | |:::::::l| ||::::::||　　　／
　 =======l======|::| |:|　　l| |{|ttttttttttttttttttt|}|三|　　└─┴─┘|:::::::l| ||::::::||　／: .: .
　 　 　 　　| 　 　 　|::| |:|　　l| |}|k====i====i====ll|{|三|　　　　 　 　 　　|:::::::l| ||::::::レ': .: .: .: .
　:　 　 　　| 　 　 　|::| |:|　　l| |{|:<ﾆiﾆ><ﾆﾆ><ﾆﾆ>l|}|ｪﾚ'ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ|:::::::l| ||／ : .: .: ., -'"
　:＼ 　 　 | 　 　　 |::| |:|　　l| |}|_|二Lll二l_l二ll二ﾆl|{|U/三===========:|:::::::lﾚ' : .: . , -'":: . : ..
　: 　 >　　|　　　 　|::| |:|　　l| |{| l絲||::::::::::::::::::::||絲l|}|/三/i r─────レ' : .: ., -'": .: .: ., -'
　 ／:::ﾄ　 |　　　 　|::| |:|　　l| |}| |絲||り通邯鄲||絲l|{|三/:::! |　　　||　　 /: .: ., -'": .: ., -'": .: .: .
　　　　ヽ |:======|::| |:|ｉ､　l| |{| |二|| ::::::::::::::::: ||二l|}|ﾆ/ii|::! |　　　||　 / , -'" : ., -'": .: .: ._,,.-‐'
　 : : ::..））　　　　　|::| |:|iiiヽl| ﾆﾆﾆﾆ二二二二二ﾆﾆﾆｺiiii|::!├──‐/: . : ., -'": .: ._,,.-‐''": : : :
　: : :::ノノ-------|::| |:|/////|::|ﾆl|i|____ri　　　 l|國|::| iiiiiiﾚ'i￣￣￣ |, -'": ._,,.-‐''" |: : : : : : : :
　｀ﾞ''ｰ-､,_i 　 　　 |::| |:|/////|::|=ii|i|{ﾆ}　　 　r-|料|::| ／　 !　　　ｨ==二二二二| i:::|__,,..　-‐　'
　: .: .: .: .: .}ﾆﾆﾆﾆ:Li::: |ﾄ､///|::|i__:|i|ｪｪｪｉ　　　ﾞ |理|::|｝,／|_|___／.._ヽ_ヽ_ヽ_ヽ_ヽ| |:::|: : : : : : : :
　------ '二二二ｺ:::::|:i|ﾞ'ｰ､,|::|iii :|i|(;)_(;)_(;)_(;)└iｉ|::|':::::::::!ニ二二二二二|　l二| |:::|: : : : : : : :
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::t,ｉ,.-､_,＝､l　l rｪｪ､〈ｲ;;}　Eﾕ r'ﾆﾐ　 rｰ､　ぐﾘ r.^.i　,,,,,,, r'^;;)ハ} {ﾟ_ﾟﾘ　 r'､"`oﾉｉi| |:::|l=======
: :::i｀~'!.｀~´`ﾘ' {-r ﾘ ｲ/ }/ じノ--'ﾄ､rｰ-'ヽ rﾉ}ﾊ-'ﾄ､(-ﾟﾘ 〉-' ﾋ'ヽ/Vヽ /　　ヾ'　　 ＿＿　‐- 　.
::　 ! fニﾌ.,ｲ'　冫^<}ヽ ┤Ｌ｣l　　　　}+i+i+lﾉ|__|ｪｏloﾉ 〉〉}| Ｌﾋｧ |ﾉ　： ﾉ{ {⌒ヽﾄ､／　　 ノ ''‐- ､
　_r'=､,.='-‐i__l 　Ｖ/,ｲ ///|| Ｙ　　 i'++i++|/∧{ Yﾉ∠/::||∧ |　 | | ： | |　＼__二二ソ)"rｰ-､
７ﾞl,.>‐`ｰﾆﾌ ヾ｀ｰ- ､ヽゝ 　　|　 　 l----i' 　ﾊヽ 〉　Ｌ::ﾉ|Eﾖ |--' ｹｲ|　|----|..==| |:::| {ヽ,;;;;} ｀
／　　i　i' ､ ─' .:.:.:.:.::ヽ . .: : ::ﾄー-''|:::::::::〈 　 ﾞ' }_}　　|::| |_____| lﾉ〈〈| |　|::ヽ:::::|　　| |:::|　〉ｰ {､

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_＿
　　　　　　　　-=ﾆ二￣￣ヽイ::∠´-- ､
　　　　　　　.　＜￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
　　　　　　ムァ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::ハ
　　　　　　./:::::::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::l
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　　　　　.}/ .|::_}::／ム＼く_　 ／:::::>L丶::}__::ﾄ! 　　　　金は出す
　　　　　　　{' ﾊ::{K￣｀ヾｰ'　ゞイ　　　ｲ:ハY
　　　　　　　V'　V! ｀ｰ-ﾟ-　| |　ｰﾟ-イ　|にり　　　　　　どんな情報でもいい
　　　　　　　 ヽ__ﾊ.　u　　　| |　　　,ﾘ　}ｰr'
　　　　 　 　 　 }:::ﾊ　　　　_| |_　　　　/::::{　　　　　　　　何か知らないか？
　　　　　　　　.ﾊ:::::ﾊ　とｴ≧≦ｴつ　/:::ハ
　　　　　　　 /::::V::ﾊ＼ 　 ＿__ 　 ／:::/ヾ＼
　　　_.. -‐''７::::::::V::ﾊ　＼　￣ .／ /::/::::::::＼^ー--　､
‐　´::_;;::-''７:::::::::::::Vﾊ　　 ＼／　 //〉::::::::::::::}:ー:::::_:::::::
-‐''´::::::::::::{::::::::::::::::|ﾏ{､6　　　　 /ｲ:.{::::::::::::::::|:::::::::::::￣:
:::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::|:.:.:.:＼　　 〃:.:.:.:|:::::::::::::/:::::::::::::::::::::



　　　　　　　 く　 　 ＼　　 -──-　　　　　/￣￣〉
　　　　　　 ／:.ヽ ＿_/:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､./＼　／
　　　　　 「￣￣く＿_{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ:.:.:.:.:.:.:.:}　　V:.:＼
　　　　　 廴＿／|　///:.:.:.:.:.:／ハ:.:.:.:.:.:.:.|＼　}:.:.:.:.:ヽ
　　　　 　 |:.:.:.l:.:.:.:V:.|//:.:.:／　　 /＼:.:|:.:.| 　∨:.:.:.:.:. i
　　　　 　 |:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|//Χ__, 　 /､_／ |:.:.|廴/:.:.:.:.ｌ:.:.:|
　　　　 　 |:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|　茂㌻ ／　茂㌻|:.:.| }　|:l:.:.:.|:.:.:|　　　　そう言われてもねえ
　　　　 　 |:.:.:.|:.:../:.:ハ　　／　､　 　 　|:.:.|ｲ　|:l:.:.:.|:.:.:|
　　　　　　.:.:.:.|:.:.:.:.├==彡　　 　 　 　 |:.:.|:l　从:.:.:|:.:.:|　　　　　そりゃお金は欲しいけどしらないわ
　　　　　/:.:.:.:.Ⅳ:.:.:.|　　＼　二二ﾌ｡／|:.:.|:|/:./|:.:.:|:.:.:|
　　　　./:.:.:.:./}:l:.:.:.:.l　　 　 〕ト-- 彳　 |:.:.|:|:./ :|:.:.:|:.:.:|
　　 　 ′:.:./　i|:.:.:.:.|＿　ベ. ＿＿_廴__|:.:.:.:/　 |:.:.:|:.:.:|
　　　.:.:.:.:.:/　./|:.:.:.│／ゞ 三三三彡 /:.:.:/＼ :|:.:.:|:.:..|
　　/:.:.:.:.:.′ ｌ :|:.:.:.:.|　　　　　__)V 　 ,:.:.:./　 　 |:.:.:.:.:八
　./:.:.:.:.:/ 　 .| .|:.:.:.:.|　|　 ／　/i:i:V　.:.:.:′ 　 l |:.:./:.: |　、
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/:.:./|:.:.|　　　刈:.:.:.:.|r─ミ 　 ⌒＞‐:|:.厶====》│:.:.:.:|　　　 、
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　　 |:.::.Ｖ:.:./　 |:.:.:.:.|　￣￣　　　 　 | 　 |　　 　 |:.:.:.:.:|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 "´　　　 ｀`　 ､= ミ　ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　 :ﾄ 　 　 ミヽ　　ヽ.　:.　} }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′ 　 :|　.>､--　.ｉ　 i 　 　 v /
　　　　　　　　　　　　　　　　__　　 ﾄ　　　　　 　 　 　 　 ｉ/　∧ﾘ ´斗 う〔 |　 L　i.　//
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼｀　// 　 　 　 　 　 　 　 / 〃≧　 　 "´　 |　 |ﾉ　,　/ i
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 々ヽ { 　 　 　 　 　 　 　 /　{{〔`ｱ､　 '''''　　 |　 |　/乂　|　　　　そんなことより遊んでいってよ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ｒ( ＼ __／{.　　 　 /　 /乂'/　 - ' ,　　 ′ |,/.　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＾ヽ　 } 　 　 /　 / 　 }〕＼　　　,./　　/」. 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　/　　／　／　　 {｛ 　 ＞ 彡 　 / ｀ヽ _＿/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｝ ⌒{　／　／　　 　 〔乂ノ/_」/ 　 /_＿_ﾘ　 　 ｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　 |.　 ／　　　　 ／斗／彡′ ./[__/　　　　　 　 :.
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ;　 　 |　/.　　　　／_/,／"´ / 　 /＿/　 ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ′　　ﾚ.　 　 r　"⌒´〔_,.　 "′ ./ 　 {　　　_
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　　 {　 　 '′　 .r 水7　/ 　 /.　　 { 　 "　｀>､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |. 　 　 L／ ｌ　　　 　 〔_, / 　 /　　　 ﾚ.　　／|　 ＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 　 ／　　　､__ ノ,　 }-′ ./ 　 ｰ '"{　　/　 |　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　_ヽ　[_〕,/ 　 /　 　 　 　 ､/ ｉ　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧　　　　　''" 　 } 　{/　　/　　 　 　 、/.　|　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ---,
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　　　　　　　　　　　　　　/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　/::::::, : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::ﾍヾ',
　　　　　　　　　　　　　 7:::::::::::::::::: : : : : : :::::::::::i.､:::::::::::::::::', .`　　　　 　 　 　 　 　 ,'　,'　　　悪いな　すまん
　　　　 　 　 　 　 　 　 i:/,:::::::::::::::::::::::::::7:::/:::::j　 ＼:::::::',ヾ;i　　　　　　　　　　　　,'　,'
　　　　　　　　 　 　 　 　 i::::::::',::::::::::::::::7::/ i:::/　　　≠iヾ, .`　　　　　　　　_,..､-''",,,,'　　　　　仕事中なんでな
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ',::::i~ヽ::／¨¨＞=tjヾ‐'　.i,-'´!i　　　 , -'", -'"
　　　　　　　　　　　　　　　i:::ﾍ',ﾆ',:',　´-....,-'"　　　 ＼iヾ　　 ,'　,'...,
　　　　　　　　　　　　　 　 |::i:::ヽ__',:',　　　　　　　 ,-　 .＼　　'--､　,'
　　　　　　　　　　 　 　 　 |:::',:::::::::ﾔ.､　　　　　 ,-､, --- ´､,-､　 ,' .,'
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 i:::y',:::::::::',　＼　　 ,-' ／ .／====='==__,'
　　　　　　　　　　　　　　_i-7 .',::::::::::',　　 .> -'"　‐.'　 ／､ヽ:.:.:.＞--..､＿
　　　　　 　 　 　 ,...-＜´.:.:.,'　 ﾔ::::::::ﾍ　 7　　　 '´　,_　／､ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞-､__
　 　 　 　 ,..-＜´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:7　　ﾍ:i､::ﾍヾ.i　　　　　　　　 〆　ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　 ,.＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:7　　　ヾヽ:::::-〉　　　　　　　/＿ 　　ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　i'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.7　　 .,-'":.ﾍ-,'　　　　　　,／/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!

　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 　　＿ ＼、”“''ミ、
　　　　　　　　　　 　 　 ／　 　　/　/ '，　 　'， ＼､　　＼
　　　　　　　　　　　　 /　/ 　/ /　/＼ '，　 　'， 　‘， 　 　 、
　　　　　　　　　　　　′/ 　/ /　/　　丶，　 　'，　　'，
　　　　 　 　 　 　 　 l 　 　/ /　/ ／￣__＼　 　'，　　'， 　 } 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 |　　/ / ／ 　 　r云うﾈ　 　ｉ__ 　 ｉ　　 }＼ 　 ＼　　　　　　…これでいいのかい？
　　　　 　 　 　 　 　 | 　i{_r云ぅ　　　　 　 ｜　 　}⌒） ,　 　, 　 ＼ 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 | 　∧ 　　〈　 　 　 　 |　　　}／ /　　 ′ 　 　 ､ 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 l　 　 '，　 　 ＿　　　 |　　　} ／ 　／　 　 　 　 ＼ 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 |　| 　 i'， 　 ´こ｀　　｜　 　l￣ ／　　　　　　　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 |　| 　 |父s。　　 　 ／，　 　'，　　　　　　　　　　　　 ｉ　 　
　　　　 　 　 　 　 　 |　| 　 |　　　〕i=‐≦ 　 '，　 　V辷z______　　　　 　 　 |　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 |　| 　 |　　 　}[qp]三三{'，　 　V厂＼､￣ ｀　、 　 　 |　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 |　| 　 |_　 　 j￣￣￣ ／ ，　　 '，　　＼､　　　 　 　 |　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 |　| 　 |__ ＞'”　　　 　 ／ ，　　　，　　　 ｉ 　 　 　 　 !
　　　　 　 　 　 　 ／|　| 　 |＿＿_　　 　イ]{　ﾚ''，　 　 '，　　　 　 　 　 　 |　 　 |
　 　 　 　 　 　 ／　！ | 　 |　　/￣{￣{ノ⌒ﾚ′ '， 　 　}　　　| 　 　 　 　 !
　 　 　 　 　 ∠　　　|　| 　 |_ 　{⌒ {／　　　　　　i　　 　}　　　|　　　　　　 　 　 ′
　　　　　 　／⌒ V＾i|　|　　|⌒⌒　　　　　　　　　i　　 　}　　　|　　 　 　 /　 　/




　　　　　　　／:::::::::::::::::／　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　＿／::::::::::::::::／　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　 ／::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
_／:::::::::::::::::::::::::::::::|　 　 　 　 ＿＿　 　 　 　 　 　 　 |
､:::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　　/　　　ヽ　　　　/￣ ヽ　 l
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ　　　　　|　 rｰ-､ ﾞｉ　　　ｌ ｒｰ-､ ｌ　|
/::::::::::::::::/:::::::::::::::l　　　　　 l　 l::::::::::i l　　　ｌ ｌ::::::::ｌ ｌ　|　　　　　ニンニン　上出来でござる
::::::::::::::::/::::::::::::::::::l　 　 　 　 l　 l:::::::::lﾉ　　 　ヾ_::::l_ﾉ　|
＞::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　　　｀　￣ ´　　 (⌒)　　　　 l　　　　　　礼金でござる
／￣￣ヾ::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　 l::::::::::::::::::|　　　　　＠　　 ／￣￣￣￣￣＼　　ヽ
　　　　　 l:::::::::::::::::::|　　　ヽ＿＿／　　　　　　　　　　 ヽ　 l
　　　　 ノ::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　 ｀ヽ:::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　 ￣￣ヽ::::::::::丶　　　　　　　　　　　 　 　 ／
　　　　　　　　　　/:::::::::::::ヽ、＿＿＿＿＿＿＿__／

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ 　ミクの食客は常に一歩先をいっていた
┃ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───




　　　　　　　　　　　　　 　_,. -――- ､,_
　　　　　　　　　　　　 ／ 　　 　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /,. '"￣￣ '''‐-､　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 { , -､　　 , ―､　ヽ　 　 　ヽ_
　　　　　　 ／`<つ_,ｌ |　ｒ1 　 |　 r1 　 |　 r'"￣
　　 　 　　（＼//＼ i |　L|　　|　 L|　　l　 l
　　　　　 ／￣ヽ､⌒〉｀-'〇　 ｀- '', -､ ｌ　 l　　 　 　 ＿
　 　 　 （ 　　　　 Ｙ（＿＿＿＿＿ (Ｃﾉ/　/　　 ,.‐'"　 　,.＞　　　　ミク様にやる夫の子飼いが来たとも伝えねばでござるな
　　　　　＼　 　 ／＾ ＼　　　　 　｀ ,ノ ∠＿ノ　　　　 /
　　 　 　 　 ＼/　　 ／ i｀t― --r''ﾌ´ 　 　＼-―　'ヽ(
　　　　　 　 　 ＼i_/　　 ＼＼／ノ　 r 　　　 |
　　　　　　　 　 　 ヽ,　　　 {>ロ<}　　}-―- ､」
　　　　　　　　　　　 |　　　 　 ＼＼（　_＿_ 　 }
　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　 `／´　 　 ｀y'
　　　　　　　 　 　 　 l 　 ＿＿ ／　 　　 　ノ､
　　　　　　　　　　 　 l／,ゝ　　 ｀ヽ,　_,. ＜_l〃＼　　　　　　　　※　この時代、特技を持つことで食客として有力者に仕えるものも多い
　　　　　　　　 　 　<／/ / ,/ /_,,ノ'iニニニi＼　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 「 Lﾊ_/ノ　｀ '┘　　　 ｀ヽ ＼//

┏━━━━━━━━━━━
┃
┃ 再び秦の咸陽
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┗━━━━━━━━───




　　　　　 　　　　＿,ヾ＼／/__
　　　　　　　　　.＞　　　　　　゛' 、
　　　　　　 　 ∠　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　/　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　すまん　見つからねえ
　　　　　　　　'| 　 ／| ∧ |ヽ、 　 |　　　　
　　　　　　　 ,..|,／＝|ﾉuヽ|＝ヽ､ .|､,_　　　　　　　　　　手がかりも無しだ
　　　 _,,､､‐''ﾞ, |(|| =＝ .l.l　＝= ||)||､,_゛''ｰ ､,,_
　 .i'i'ﾞ_,,､､‐'ﾞ　l｀||,　u　 |.|　 ノ,,､||'/.ｌ　 ゛''ｰ､,,_~/''､
　 l |~　　　　 l ヽ| `'' ヽl_ﾚ‐''´　|/　 l　　　　　/　 l
　.ｌ |　　 　　.l 　　l　　　　　　　/　　 ｌ　　　　/　　 l
　l　|　 　　 ﾑ,--､,l　　　　　　/,,､--､ |　　　/　　ﾉ｜



　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　／ 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　 _ノ ::::::: ゝ､　　＼　　　　そうか　仕方ないお
　 　 　 　 　 |　　　（●） 　（●） 　u |
　　　　　　　 ＼　　　（__人__） 　　,／
　　　　　　　 ／　　　　｀⌒´　　　　＼

┏━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ ちょうどその頃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　／　　　　////　ｨ　　　∧　　　 ト､　　 　|＼　　　　＼　　　＼
　　　　　 ∧| l/　　| 　　/‐∨　　 |　 ヽ. 　 ∟ ＼ ∧　　＼　　　＼
　　　 ／/ ∧j!　　！　 l!　,厶＼　＼ ,ハ 　| 　 ｀∨∧　　　ヽ. ＼.　＼
.　 ／　/　′l| 　　！　l| ｲ ｲf ﾄ､＼　＼ ∨|=‐x.　∨∧　　　　 .　＼.　＼
. /,′ .′i　　|　　　|i 　|　　弋ｿ' ＼＼　　∨ｲr'ﾊ.　Vﾍ.＼　　　　　　ヽ　 ＼　　　　え？産まれたの？
//　　　　! 　 !　　,/ﾄ､ :|.　　　　　　 ＼＼　ｌ!弋_ｿ　 |　|＼ﾊ　　　i　 　 ﾍ. 　 ＼
/　 .　　　i　　| 　 |　! ヾ､　　 　＿_ ' 　 ＼　!　　　　ﾊ　V　　＼　l|　　　ハ　 　 ＼　　　　男の子？
　　　　　 |　　' 　 |　　　ヾ.fて 　＝　ミ　､　　　 　 /　|　|　　　 ∨∨　 　 ∧　　　 ＼
　　　　　 |　　 .　 |　|.　　　∨　 　　　　ヾ〉　 　　/　/|　|　　　　 }|∧ 　 　 ∧
　　　　　 |　 　∨:ﾄ､込　　　 r─‐　　､.〃　　　〃 /ﾘ|　|　　　　 ||/∧ ！
　|!　　 　 .　 　 ∨　ヾ. ゝ 　　`ー　-‐'　　 　 ,.'/〃　 !　!　 　 　 |l///!　ぃ 　 i
　|!　　　　'. 　　∧　　,／'.＼　　￣　　　 . ィ升 ∧ 　 ! /　　　　 }///,|　| |　　|
　||　　　　 '． /　 ＼/〃∧　ヽ.＿ 　 　 　 |川/　》,　j/　　　　 /////|　| |. 　 !
　||　　　　　∨　＿_/＞┐ﾍ.　　　　　 　 ,ノ j/　 　:ト､ ＿＿,∠． .// !　! !　　|



　　　　　　　　　　　　　　 　　　 _,r'''''´ー-､､､,,,,r,､,,
　　　　　　　　　 　 　 　　 ,ィ'"´　　　　　　　　　　　`ヽ,
　　　　　　　　 　 　 　　 ノ;:;:.:. . . . ..　､ｨｲ(ﾊ　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,ｲ;（(;:;j;:.;:ゞｨｲ'ﾞ,ｨｲ彳;;:;.: .:j;::.　　　　!
　　　　　　　　　　　　 f;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,ｨミﾆ彡ﾂｨ;::::::;;;;､ ,j
　　　　　　　　　　　 ､ｲ;;;;;メミﾆﾆ彡'´,rﾘ'ﾞ´｀`ｧｿ ｀`ヾゞ ,ｲ
　　　　　　　　　　　　Y ,彡,r-､,ｨｲ厂 -=＝=z､　　_,,,､ｲｿ'　　　　　元気な男の子です！！！
　　　　　　　　　　　　jﾄ;:;:;:j!个ﾞilﾗ　　 　ﾓﾃｿ''´　 ,fｧ ,!'ﾞ
　　　　　　　　　　　　`ゞ;;ﾊ､,ﾚ ﾘ　 　 　　　 　　 ﾞ!　 ﾘ
　　　　　　　　　　　　　N;;;;;;`ゝ　 　 　 　 　　 ,､ 」　,!
　　　　　　　　　　　　　ヾ;;;;;;ｲ　ﾊ 　　　　_　 　´　 /
　　　　　　　　　　　　　　Yﾘ^'　,!　ヽ､　　　二ﾆ´ /
　　　　　　　　　　　　　　 厂¨ｰ- ､.　＼　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　｀`＞｀ーr‐'′
　　　　　　　　　　　　 ,ィ＞､　　　　　 '´ヽ i! !「I､

　　　　　　　　|　　　|　|　|　||　　／　　　　　　　　　　＿　　　　＿　｀ヽ
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　　　　　　　　|　　　|　|　|　|||　　　　　/　　　|'／　／ ／／／ ,. ﾍ　　　　ヽ!　　　
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　　　　　　　　|　　　|　|　|　|!|　　|　 /| |　　| |∠-―'´／´　　　 -‐､V! 　 |｜　　
　　　　　　　　|　　　|　|　|　|!|　　|　|| | |　　| | ＿_ニミ　　　 　 　 　 〉　　|　!　　　　　　ミク様
　　　　　　　　|　　　|　|　|　|!|　　|　|| | |　　| 「￣￣`'´　 　 　,.ﾆ.、 /　　 | /　　　
　　　　　　　　|　　　|　|　|　| |　　!　|| | |　　| ｜ヾ``　　 　 　'⌒` ｲ　 　 |/　　　　
　　　　　　　　|　　　|　|　|　| | 　/　|| i! || 　 |　|　　　 　 　 ン `` i |　 　 ||　　　　
　　　　　　　　|　　　|　|　|　! | /　∧V| | | 　 |　|　　 「￣＞　　 /　| 　 | |!　　　　
　　　　　　　　|　　　|　|　| 　 !'　/ ∧V ! |　　 |　|　　 ｀　　 ,. イ | ｜　 | |　　　　
　　　　　　　　|　　　|　|　|　/　/∠二| |〈 |　 | |　|＞ __,.ィ升　 | |　 |　　| |　　　　
　　　　　　　　|　　　!　!　!/　 /　ヽ＜! ﾊ |　 | ﾄ､ヽ ﾑ＼ ／ ／ | |　|　　|| |　　　　
　　　　　　　　|　　　　　 / ／　　　　ﾉ＜ |　 | |　ヽ|　|　 ＼' ／ | |　　　| | !　　　　
._　 　 　 　 　 |　　　　　/へ、　　／　　　|　 | !｀ヽ|| '´|　　 | ｀ヽ| ! |　　|　!|　　　　
　 ￣　　　―┴-　 ＿/　　 　 　 　 　 　 !　//　　||　　|　　 |　 ヽ! |　 /　 |　　　　
二ニｴェ―ｪｪ/⌒､__/　　　　　　　　　　/／　 ＼ ﾘ　　 | 　 　 　 乂 ∧　/　　　　
　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　＼　　　　　　　＼　　|　　　　 ｊ／　 ｲ　　　　　
　　　　　　　　　　/　 　 　 　 　 　 　 `ー ､　　　　　　＼|　　　　 ＼　 / ＼
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　　　　　　　　　　ヽ `　 ､　　　　　　　　　　　　＼　　 　 |　　 |　　　　 ヽ　 |
　　　　　 　 　 　 　 ､　　　`　　､　　　　　 　 　 　 ＼　　|　　 |　　　　　 }　 |
　　　　　　　_　　　　 ､　　　　 ＼　`ー- ､＿_|　　　　＼/　　 |　　　　　/　　＼

　　　　　　 , 　-──-: .､
　　　　 ／. : : : : : : : : : : : ヽ、
　　　 /､ : /: : : : : : : : : : : : : ',
.　　 /ヽ ,　 　　　: : :i: : : : : : : ',　　ｵｷﾞｬｰｵｷﾞｬｰ
　　/. : : :i: : l i: ﾊ 二川二二 . ﾊ
　 ,i:彳: : l: : l |: l |: : :|!:ﾄ､: i: :l :i :l
　 |l l:ﾊ : ﾄx-!从!､_／i工l: i : ! | :!
　　 |l l: i:|,ﾊ:::V 　 V彳:::::}' : j: ﾊ!
　　 　 i从{ i::::j　　　 i::::::::ﾊ://
　　　　　 {w　､＿__,　w /イ/
　　　　 　 ｀ー,ｨ__ｧ―‐く^~′
　　　　　　　/ j　　　（　!


　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿_
　　　　　　　　　　 . . : : :´: : : : : : : :｀: : .
　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ、
　 　 　 　 　 ,.': : : :.: :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　　 /: : : : : :/|: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : vzｭ､
.　　　　　 /: : : : : :/、: :.: :.ﾄ､: : : : : : : : : : : :.:ｘ≦///|
　　　　　 ′: : : : :′ ヽ: :.:| ⌒: : ‘， : : : :／//////,|
　　　　　ｉ{ : : : : : i ___ 　＼{ 　 ヽ: :|: : : : :{//,/:￣￣:ヽ
.　　　　 八ﾄ､: : :i:|'⌒゛　　 ｘ≠ミⅥ : : : : ∨′: : : : : : ＼　　　　　やったわね鷹姫
　　　　　　 ｉ: ヽ:从　　'　　　　　　i: : : :/: : : i: : : : : : : : : :
　　　　　　 |: : :八 　 「　　 ァ　　 ; : :./⌒i: :ｲ: : : : : : : : : :　　　　　　　この子が王になれば私と同じように貴方も未来の王太后よ
　　　　　　 |{: : : : :ヽ　　　　　　 厶イ__,ソ　 |: : : : : : : : : :
.　 　 　 　 八 : : : : : 丶 　-‐≦　　　 V＾ヽ. |{ : : : : : : : : :　　　　　　　　　それで名前は決まっているの？
.　　　　　　　 ＼: : : : : : :ヽ　__ヽ　　／::::::::::八: : : : : : : : :
　　　　　　 　 　 ＼: : : : ／　ﾄ､ﾉ／:::::::::::::/{{　＼ : : : : : :
　　　　　　　　　　　ヽ : ′　 |/Y/ /＼:::/::::{{　　 ＼ : : : :
　　 　 　 　 　 　 　 　 i 　 　 !:::〈￣}:::::｀::::::::､、　　　＼: : :
　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 !::::f⌒Y:::::r　ｭ::::ゞ　　f⌒ヽ :

　　　　　　　　,. .-－―－-.､_
　　　　　, . :'´: : : : : : : : : : : : :`: .、
　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　／: : : : : : : : : : : i: : : 、: : : : : : : :ヽ
.　/: : : : :/: : : : : /l: :l:l: : :ヽ: : : :､: : : :.ﾊ
　i: : /: :/: : : : : / l: :ﾊ:l.: : :ﾊ: : : ﾊ: : : : :i
. l: : i: :./: : : : :/　i: / ヽヽ: : ﾊ: : :ﾊ: : : : :l
. l: : l: :i: : : : / _ // -==-､...: :i: : : :i: : : : l　　　　できる夫様に命名していただこうかと思ったのですが
　l: : l :l: :,-,/'¨ 〃　　-___ヽ_i,:l: : : :l: : : :l|
　＼ 〉:l:'､;l-‐- ´　　 ´　　 `l: : : : :.l: : : :l　　　　　「私は学が無いからミク夫人に頼もう」と
　　//ﾍﾍﾄ　　　　　　　 　　l: : : : : l: : : :l
　 //: : ヽlﾍ　　 '　 __,　　　l: :l: : : :ﾊ: : : l
　i: i: : : : : :/丶､　　　　 , .ィ: l: : : /: i: : : l
　l: l: : : : : :l: : :!i:`:>-i　': ; :l: l: : : /: ﾍ: : : l
　l l: : : : : :lﾍ ; ＞'　/iﾍ´　l: l: : :/､:_: ﾍ: : :l
　l l､: :l: : :.l'´//i | / .l l.ﾍ　l l: : / ﾉ／／ ＞ ､
.　l l 〉 l: : :l　l lﾍ ' ｰﾉ+　` 'lll: :/, '/ /　 /　　 i



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rｪｭ､
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _ ...... _　 {三心、,. -:-.､
　　　　　　rｪｪz　　,，: :´: : : : : : ｀:ヾﾐ三心、: : :∧
　　 　 , ‐:.{三}}ﾍ,: : : : : : : : : : : : : : : ｀寸三}: : : :∧
　　　 ,: : : {三}j/: : :.{: : : :ヽ : : : : : ヽ: : :｀寸}: : : :.:∧　　　　
　　　 i: : : {三}′: : :ﾄ､: : : :ヽ ＞‐ ミ‘，: : ∨ : : : : ∧　　　　　　（できる夫、私に媚びたのね）
　　　 |: : : {ﾆ;': :ｉ: : :,' __ヽト　≧,ィ斧ﾐ､!: : : :ｉ : : : : : :∧
　　　 |: : : ｀:.i: :.|: :l:i´　 　 　 　 弋::ｿ '|:! : : |.: : : : : : :∧　　　　　　そうね～
　　　 |: : : : :.|:!.:.:.:从　ｘ≠‐　 ､　　　 从{: : !|: : : : : : : ∧
　　　 |: : : : :从: : : :ﾍ″　　　_ 　 ノ　 / !:.:.八: : : : : : : :∧
　　　 |: : : : : : :.ヽ: : :.:ヽ　　　　　　　ｲ:.厶ｲ　 V: : : : : : :.∧
　　　 |: : : : : : : :.i ｀ヽ: {:.≧　､‐ - ' /ヽ_　　　__V: : : : : : : :
　　　 |.: : : : : : : :| 　　ヾ　　 f: ｰｧ_〈: : :}}:.Y´　　ヽ: : : : : : :
　　　 |: : : : : : : :.| 　　 ＿／{{:.:/{　 ﾄ､:.}}:.‘，　　　i : : : : : :
　　　 |.: : : : : : : :|　〃　　}}: :V : Y＾Y:ヾ: : :.Y　 　 | : : : : : :
　　　 |: : : : : : : :.|　i　 　 ､}}: : : :.:|　‘，: : : :.:ヽ　　|: : : : : : :

　　　　　　　　　　　 ／　　 ＼.r‐┐
　　　　　　　　　　 /　　　　 　 l　 |　　　＿　.. _　　　　　　　　rﾍ
　　　　　　　　　／　　　　　　/l　 l-‐ '": : : : : : : :` ─-　.._ / ﾊ ＼
　　　　　　　　,ｲ　　　　　　／　>／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽl 　l　l
　　　　　　 ／人　　　 　 /__／/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: :＼/　l
　　　　　 /　/:::::::>──'/Y ｌ: :l: : : : : : : ヽ: : : : : : : /、: : : :ヽ: : ＼l
.　　　　 /　/:::::::/ 　 　 /:::l. ト.l: : : : : : : : : ＼／l: :/　ヽ: : : : :＼: : ',
　　　　 l　/:::::::/　　　 ,':::::l　!:::l: : : : : : : : :／　　l/　／ ',: : : : : : ヽ: ',　　　　　　圭一（＝成キョウ）はどうかしら？
　 　 　 l　l::::::/　　　　i::::::l　l::::l: : : : : : :／/:l　　　　/l　 ',: : : : : : :!: : ',
　　　　 li　l::/　　　　 l::::/ /::::::l: : : : ィ　 〈:/ 　 　 〈:/　　l: : : : : :/: : : ',
　 　 ／l:l　l:l　　　　 ／／/:::::::l: ／⊂⊃　　　　　　　 　 l: : : : :/: : : : :.',
　 ／: : l::l　ヽ-‐ '",､ '":::/ヽ--lハ: : |　 i''　‐- .._　 ⊂⊃l: : : :./: : : : : : :.',
／: : : : l::ヽ-‐ '"::::::::::::::/　　　/: :ヽ:.l　 ヽ　　　 /　　　 ｲ: : :./ |: : : : : : : :',
: : : : : : ',:::::::::::::::::::::::::::::::＼　/／　|`l` -　￣＿..　＜　 l: : :/　 l: : : : : : : : ',
: : : : : : :ヽ:::::::::::::::::::::::::::/　￣ Y⌒` ‐- ､　|　　　　　　 l: :/ 　　!: : : : : : : : :',
: : : : : : : : ＼::::::::::::::::／ 　 　 ( l: : : : : :/`i l` ┐　　 　 l/　　　 l: : : : : : : : : :',
: : : : : : : : : : `7''' ＜　 ＼　　 くl: : : : :ｲ┘l l.　 l　 　 　 　 　 　 l: : : : : : : : : : ',
: : : : : : : : : : :/　　　＼　 ヽ 　 /!: : /┘r┴‐┐ﾄ ､ 　　 　 　 　 l: : : : : : : : : : :',



　　　　　　 /　　　　　　　　/　　　 ／　　　,,　'' /　　,ｲ 　 　 　 　ﾊ
.　　　　　 /　　　　　　　　/　　 ／　　,,　''　　 /　 ／ !　　l　　　　ﾊ
　　　　　 i　　 l　 　 　 　 l/ .≠＝≠=-　　　/ .／　　l　　 l　l　　　l
.　　　　　l　　 l　　　　 　 ! / _.∠二、　 　／／　 ｀ヽ､',　　l　l　　　l
.　　　　　!　　 l　　　　　 .l／ﾌつ:ﾊ　　 ／／　　 r‐-､ ヽ、 l　!　　　l
　　　　　l　　　!　 l.　　　 l　ゞ＝'ノ　／'' ´　 　 　ﾌ｀>､ヽ ', !./　　　 !
　　　　　l　　　',　 l　　　 l :::::::::::::::　　　　　　i　 弋´ﾊ}`i　.}//　　　 l　　　　　圭一（＝成キョウ）、素敵な名前です
　　　　　l　　　 ',　.l__　　 ﾄ､　　　　　　 　 　 l　　　` '　　/ィ′　　　!
　　　　　ll.　,'　　V´　＼　l ヽ　　　　　　 　 /　　:::::::::::　/　! 　 　 　!
　　　　　l! /　　/　 ／｀ヽ l 　',　　　＿__　 　 　 　 　　/　 l.　　　　,'
　　　　　l/　　/　 /　　､ _ヽ 　', 　　｀ｰ- ｀＞　　　　 /__　l　　　　,'
　　　　〃,ｲ　{　　′ .／　｀ヽ.　!　　　　　　　　　　／/　}」 - ､.　,'
　　　 // /　 ',　　 ／　　, -‐､ﾄ !　 　 　 　　 , ィ ´ 〃r ´, -､　Ｖ
　　 .// /　　∧　　　　 '　　　 ! l`ヽ､　　, ィ　/ / / | l／ __　ヽ. ',
`ヽ.//　! 　 /　',　　　　　 く´ソ`lｰ ､ ｀ ´ /／ / /// l ／　 ヽ ',｜
　　 `ヽl　 /　 .∧　　　　　 Y |　!　ハ_ ..' `ヽ./ 〃/ヽ{ r ‐- ､ ` .l

　　　　　　　　　 ／　　 ヽ'　　　／　　　/　　　　 /　　＼
　　　　　　　　／　　　　　　　 /　　　　,.l　　　　 /　　　　ヽ
　　　　　　　 /　　　　　 |-- '/　　　　/ |　　　　/i　　　　　'.,　
i´ヽ　!´ヽ　 /　　　／　 l ＼/　 ,　　/　 l　　　 ,'　|　　　　　 l､
＼ ＼ヽ　ヽ　　 ／　　 .| _ / 　 l　 / ￣ ﾄ　　 / 　 l　　　　　| ',
　.ヽ　＼'　 ' , /　/´i　 l/ ﾞ|　　|　/　　　l　　i/ ..._　|　　　 i　l　|
＼　＼ ヽ',.　ヽ　.l　|　.|!　 l　i　!-＝=x､ |　/!　　 ｀'l　　　 |i .|　l　　　　　　でしょ～？圭一（＝成キョウ）元気に育つんですよ～
､　ヽ ヽ　 ' 　 ＼|　 l　l ヽ |　| |'　ヽ丶｀ V/ __　　　|　　　 l| l 　|
　＼ ｀　　　　 ／　　| |　　l　.l |　　 _　　'　 ￣ヾx　l　　　/l / _ l　　　　　＿
.､　　　　　　 /　 　 　l!　　 | .|　 　iヽ､｀ヽ.　丶ヽ ﾞ' |　　./ //´ !|　　 .／　 ,
　＼　　　　　!　　　　 |ヽ､_,ﾍl ＼　､　　｀/　　　 //　／　'/　/ .l　／　 ／
　　 ヽ　　　　　　　　 /　/　 |　　ヽ ＿´.... 　　イ'/.／　 ノ 　 レ '　　／＞'´
　　　|　＼　　　　　／　 l　　ヽ　　　/ 〉　　　　 ´　 | /　　　 l　　　' ´　　 ,.
　　　l /　/｀　　　/　　　|　　　＼ ノ　 |丶-―-､　 l　|　　　/　　 　 ,. ィ' ´
　　／　/　　　　/　　　 ヽ　／´ r<i　 l　　　　　ヽ |　l　　 '　　　　　' ´￣￣
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　 |┃　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　 |┃　三　　　　　　 ／u　　　　＼
　 |┃　　　　 　 　 ／　 ＼,　､／　 ＼
　 |┃　　　　 　 ／ 　（ ⌒）　 （⌒ ）　＼
　 |┃　三 　 　 |　　'"　（__人__）"'　u　 |　　　　どうもですお
　 |┃　　　　 　 ＼　 　　` ⌒ ´ 　 　 ／
　 |┃　　　 　 　 ／ゝ　 　 "`　　 ィ　｀ヽ.　　　　　お祝いを申し上げに来ましたお
　 |┃　三 　 ／　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
,⊆ﾆ´⌒￣￣"　　y　　　　　　　　　　 r､　 ヽ
⊂二、 ,ノ──-‐'´|　 　 　 　 　 　 　 | l"　 |
　 |┠ '　　　　　　　|　 　 　 　 　 　 　 l/'⌒ヾ
　 |┃三 　 　 　 　 |　 　 　 　 　 　 　 |ヾ___ｿ



　　　,/　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　ヽ
　　 /　　　　 ./ ／　　　　　　　|　　　　　　　　　　 ヽ　　　ヽ
　　//　　　 ./ /　　　　　　　　 l　　　　　　　　　　　ヽ　　　 i
.　 i /　　　 /./　　　　　　／i　.ｌ　　　　　　　　　　　 i　　 　 l
　 | i　　　 i /　　　　　 ／ /　/l　　　　　　　　　　　　ｌ　　　 |
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　ｌ .!　　　i　_　／_`ヽ　/./　　 l .|i　　　i　　　　　　 　 |　　　|i　　　　　…これはやる夫様、ありがとうございます
.　i |l　　 .| ヽ戈ゥ,ミ ./／　'''ーl､|.i.　　 |　　　　　　　　!　　 .|l
　 i l.l　　 l /　ー―'／　　　'`ヽ i iヾ､ .|　　　　　　　 .|　　　| l
.　 li .i　　|/ﾊ　　／ i　　　 ´弋ｚ､ヽ＼.|　　　　　　 　 | 　　|l　i
　　|　i　　　ﾊ　　　./　　　 　 ＼ﾆヾヽl　　　　　　　 l　　　l l　ｌ
　　　 ヽ　　 ﾊ.　　　　　　　　 　　　ヾ| `　　　　　　/　　　　|　|
　　　　 >i　　　＼　 ､　　　　　　　　 |　　　　　　　/　　　　 .|　|
　　　/´ |　　　　 ＼　` ー--　　　　|　　　　　　 ./　　　　　 |　|
　　 /　 |　i　　　　 |.＼　　　　 ,,　- |　　　　　　 /ヽ　　　　　.|　.|
.　　i　　.| .|　　　　 | //|` -､''　　　 l 　　　　　 / ヽヽ、　　　　i　 i
　　l　　 | |　　　　 |// |　　i´|＿,,,,-l　　　　　 /　/ ヽ､ヽ　　　 i　 i

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|　.:.:.:.:.:| l　|　| /ゝlﾕｴ';;ﾝ　　　　,,=､、｀ｰ、/:l:.:.:.:.::.:|:.:|　　　　　やる夫殿来てくれたんだね
.|　.:.:.:.:.|'l、|　.|.|　ヽヽヽヽヽ　　 ﾋ'ｻ'｡ヽ、':.:|:.:.:l:.:.:.|:.:/
.|　.:.:.:.:| ゝ,| l .|'　　 ヽヽヽヽ, 　　｀ヾ'-'',.l. ./:.::./:.: |:/　　　　　　　　嬉しいありがとう
｜:.:.:.:.:|　　|:.|:.|､　　　,----､_　ヽヽヽ /l..:/:.::/:.:.:/'|
｜:.:.:.:.:.|　　|:.:|:.::＼.　ゝ、　　ノ　　　,//:/:.:/:.:.:./.|'
｜:.:.:.:.:.:|　　| .l :.:.|｀ゝ、_ ￣　,,,,, ‐''／:./／:.:.:./　l|
. | :.:.:.:.:.:|,, -=|:.:|‐---,_｀'' ‐,'' ＝‐'´/:/　|:.:.:.:/:.　 .|
　| :.:.:.:/　　　｀ヽ、::::/､,=,,,_l/、 　./:/ 　 |:.:.:.:.:.:.　 |


　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／⌒　　⌒＼
　　　　　　／u.（⌒）　（⌒）＼
　　　　 ／　 ::⌒（__人__）⌒::: ＼ 　　　　　当然でございますお
　　　 　|　 　 　　　|::::::|　　　,---、
　　　　 ＼ 　 　 　 `ｰ'　　　しＥ　|　　　　　　楚派の未来を担う王子でございますお
　　　 　／　　　　　　 　　　 l､Ｅ ﾉ
　　　／　　　　　　　　　　　 ｜　|　　　　　　　いやかわいい子ですお　私にもちょっと近くで見せてくださいお
　　 （　　 丶- 、　　　　　　 ヽ_／
　　　　`ー､＿ﾉ

x幺主圭歪≫''¨”´ ,ｘｉｆ斧lll圭圭才''"´　 　 　 刈圭狄ｱ㌢　　 　 　 　 　 　 '守|会ｭ　　　 '守圭圭圭圭
丞圭亥7才´　　,.x幺lllll圭才"´　　　　　　　　,炸Ｉ圭jⅣ´　　　　　　　　　　 　 ｀Ⅵ|丞　　　 ｀Ⅵ圭圭圭|
圭歪ｊ㌢´　　,x幺llll圭才´　　　　　　　　 　 　焔圭:Ⅳ　　　　　　　　　　　　　 　 Ⅵ|伐　　　 　Ⅵ圭圭||
圭ｊア　　　,ｨ劣圭才´　　 　 　 　 　 　 　 　 .以圭Ⅳ　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵ|伐　 　 　 Ⅵ圭圭
j炒′　 ,ｨ劣l才´　　　　　　　　 　 　 　 　 　 込i:圭{　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵｉ伐　 　 　 Ⅵ圭ll
Ⅳ 　　/{}{ア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵｉｉﾍ　 　 　 Ⅵ圭
/　　 /㌢´　　　　　　　　　/二ヽ、　. - : : : : : : : : : : : : -. .|| i! |:|ゝ＼　　　　　　　　 　 ||圭]　 　　　 ||圭
　 　 ll/　　　　　　　　　. イ :/⌒:.＜: : : : : : : : : :- : ― : -.､!i∧|:|／: :ヽ 　 　 　 　 　 　 ||洲ﾘ　　　 　 ||洲
.　 　 　 　 　 　 　 　 ,:′/ /: : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : ∨∧! l: : : : ',　　　　　 　 　 為Ⅳ　　 　 　 Ⅶll
　 　.　　　　　　　 　 ｌ : / / : : : : : : : :./ : : : : : l: : : : : : : : : : ∨∧ l: : : : : ,　　　　　　　　'ｿ　　　　　　　 Ⅶ
　　　　　 　 　 　 　 l: : ﾚ′.: : : : : : :./: : : :::: : :l: : : : : : : : : : : ∨:ﾍ ｌ: : : : : ,　 　 　 　 　 /　　　　　 　 　
.　　　　　　　　　　　ｌ: :/:./ : : : : : : :.∧.: : : :::: : ﾄ、ヽヽ.: : : : : : :.∨:ﾍｌ.: : : : : ,　　　　
　　.　　　　　　　　 l: :′ｌ: : : : : : i :/　∨: : :::: : ｌ ＼: :_＼＿: : : : ∨: ｌ: : : : : :.,　　やる夫殿、殿方は赤子の扱いに慣れておりませぬゆえ
.　　　　　　 　　　　l : |: :l: : : : : : :|/　　 V : : : : :ｌ ￣＼ヽヽ : : : : : ∨:l : : : : : :.,　　　　
　　.　　　　　　 　 l: : |: :!: : ｉ: : : :.|--―　V.: : : :.l　　二≧≠ｧ: : |! }_}､ｌ: : : : : : :.,　　　圭一が赤子の時はあまり近寄らないでください　　　　
　　　　.ｨ圭　　　　ｌ.: :.|: :!: : |.: : : :| __,,,二、ヽ＼: ﾄ､イ ら必ハ : :.|ﾊ!77ｌ: : : : : : : .,
　　 ,ｨ劣圭:,:　　　ﾊ : l: :| !: |: : : :.|〈'"ら必ｊ　 ヽ＼　 　 ￣｀　!: : ｌ!777 !: l: : : : : : .,　　　万が一があっては大変ですから　
　 ,ｨ劣斧ｱ,:　　,:′∨: :!i|从: : : :lﾍ　ゞ"´　 　 　 　 　 　 　 从 :l!7７　l: :ｌ: : : : : : :.,｡.
.　　　　　/l: 　,:′ :.:i!.: :i!ハﾉヽ: :.Ｖﾍ　　　 　 ′　 　 　 　 // !/Z7　｜: ｌ: : : : : : : ,寺ll≧ｭ｡.
/淤.　　　　　/l: : : : :|: : |: : i/'＼ : Ｖﾍ　　 　 、___ 　'　　 .ｲ/／　　 　 |:ｌ : ｌ : : : : : : .,　為圭圭丞
.　　　 /:. l: / l: : : : : : : :|: ! !　 　＼:Ｖ:ヽ 　 　　 ｰ　　 ／/ハ: ＼　 　 | l: : l: : : : : : : .,　圭圭圭丞
圭i:.　　　 /:. l: : : : : : : : : | |　 　　 ヽゝｰｒｭ＞　 __ .イ　　ムｲ⌒｀ヽ　｜l: : :l : l : : : : : ,,圭l圭l圭l丞
.　　/ : : /: : l : : : : : : : : :.| |　　　　　jﾉ　/:｀::＜　 rｰ:::＜::::: ﾍ　 　 　 |: l : : l: :ｌ: : : : : : ,　　l圭圭刻
圭li.　　/ : : ｌ: : : : : : : : : :.リ　　　 　 　 /:::::::::ハ　ハ:::::::::::::::::: 〉､ 　　 |: :l : : l: :ｌ.: : : : : : 、l圭l圭Ⅳ
圭圭淤t、　　　　　　　　　　　　　　!垈　　　　　　　　　 代　　　　　　　　　　　 以圭圭圭淤jⅣ
圭圭:歪会ｭ｡　　　　　　　 　 　 　 .為llll}　　　　　　Ｌ　　',{Ｉ≧ｭ｡.　　　　　　　　 込i:圭l圭圭:Ⅳ
圭圭淤冰ik会ｭ｡　　　　 　 　 　 .ｨ圭洲;　　　　　　[代 　 `''寺ｌ圭≧ｭ｡.　 　 　 Ⅵ7:圭lll圭lⅣ
ll圭圭圭淤冰ik会ｭ｡　　 　 　 ,ｨ劣圭:㌢　　　　　　Ⅵ心　　　`''寺圭斧≧ｭ｡._　 `''寺圭圭丞
圭圭圭圭圭圭圭ik会ｭ｡　 ,ｨ劣lll斧ｱ　　 　　　　　　Ⅵ会ｭ｡　　 .ﾞ㍉丞圭圭会ｭ｡_　｀'守圭ik会ｭ｡

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ：／ '⌒ヽ　　;　'⌒ﾞ＼ ：
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ： ／　　　 　 　 ∪　　 　 ＼ ：
　　　　　　　　　　　　　　　／ ／´　 ｀ヽ　　　/´　 ｀ヽ　＼
　　　　　　 　 　 　 　 ： ／ 　（　　　● l 　ιl ●　　　）∪＼ ：　　　　　うっかりしてましたお
　　　　　　 　 　 　 ： ／　　ιヽ_　 ∪ノ　　　ヽ∪　_ノ　　;　 ＼
　　　　　　　　　　　　| 　 ;　 ''"⌒'（　　　　i　　　　）'⌒"' ∪ 　 | ：　　　　　それはそうですお
　　　　　　 　 　 　 ： |　 ∪　 　 　 ｀┬─'＾ー┬'′　　　　　　 | ：
　　　　 　 　 　 　 　 ：＼　 　 ι　 　 |/⌒i⌒､|　　ι　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　＼／⌒⌒ヽ !、＿＿,!　　 　U　 ／ ：
　　 　 　 　 　 　 　 　 ： ／ 　　　　　〉､_＿__,,　　　　　　 ＼
　　　　　　　 　 　 　 ： /　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　ヽ ：
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　　　　　　　　 　　 　 　 　_ .......... _　　　 f心、＿
　　　 　 　 　 　 　 ,，‐: :´: : : : : : : :｀: :‐ .{三}: : : :ヽ
　　　 　 　 ＿_　／: : : : : : : : : : : : : : : : : {三}: : : : : ヽ
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　　　 i: :∨j}: : : : : レ'丶: : : |´　　　 ‘，: : : : |{: ｉ: : : : : : :|
　　　 |: : :ヾ!: : :.: :.:| 　 　＼ |　 ｘ＝ュ i: : : :.:八:|: : : : : : :|　　　
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　　　 |: : : :从: :.: :.:ﾄ.″　　 　 '　 　 　 !: : / j/　: : : :.: :.:.:|
　　　 |: : : : : :.ヽ: : |: ヽ　　　 _ 　ノ　 厶イ /　　|: : : : : : :|
　　　 |: : : : : : : :ｉヾ{:.:|:!＞ 　 　 　 ／|　　　　　 |: : : : : : :|
　　　 |: : : : : : : :|　l/从　　r‐ｉ ￣　　|ヽ　 　 　 |: : : : : : :|
　　　 |: : : : : : : :| /　　　 ノ: :｀: t r:.'´: :.ヽ 　 　 !.: : :.: : :.:|

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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿ｘｭ、ヘ　　 ／ u.　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｘfﾐx、　 _,.ィ≦ヾﾐﾆ= 、/　　　　　　_ノ　　 '⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／∠..､ヾく: : : : : ///､ ＞: :＼　　　　（　⌒）　（ ⌒）
　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　 〈〈,.': : : : :ヾヽ: : :.///: : : :/ ∧∨　u.　　　（__人__）./　　　　圭一は鷹姫に任せて久しぶりに二人で
　　　　　　　　　　　　　　　 　 .　　　?: : : : :.i: 〉〉: :.f//!: :∨ |/ /r-|　　　　　　　　 ／ 　
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 八:..:.ｉ :..:|//: : :.{//}: : i./r=</|/　　　　　　　／　　　　　　　　お庭を見ながら話しましょうよ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 .　　 /　ｉ:ヾ{:..:..|/: : : :.{//}:/∧| 　　ヽ⌒巛 ､　　γ､､
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　|:..:..＼:|: : : : :f三/:i:| ﾍ.　,-/　　 ∨∧ヘ　 ||lヽ､　
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 .|: : : : :.|: : : : :|三j//,､＿ゝ'　　　　∨∧　　 /ﾘ　l
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　/: : : : : ;|､: : :.ﾉ?}从<|:::/　　　　丿|〉::::::::ヘ彡|　.|　　　　　　　　わかりましたお
＼　　　　　　　　　　　　　 　 　 , - ' ´.: : : : :./ｘく 　 ￣ﾘi　/::/　　　　/ .∥:::::::::::::::::::::/Y
　 ＼　　　　　　　　　　　 , -＜: :＿＞＜／/ l 　 　 i/Niiil./::/　 　 γ　∥::::::::::::::::::::::::::::|
　　　＞=＝ニ二＞＜: : : :＞- ' ´　/:.:.:.:／ 　i i　　　∥:::||:/ 　 　 / 　,《:::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ
　　　　　　, -＜ニ＞- ' ´ 　 　　／:.:／/　　 y'　 　./´::::::ii　　　 /≫゜/∧::::::::::::::::::::::://
　 ., -＜＞ 　 　 　 　 　 　 　 ／::／| /　　　 /　　../ : : : :ｲ.i　 ,rﾐ////////::::::::::::::::///
／／´　　　 　　　　　　　　／ ／　//　　　 /　　 /: : : : //iﾘ　 ﾃ《////／:::::::::::::::／///
../　　 　　 　 　 　,　 ‐＜＞' ´ 　 //　　　,/　　./: : : : /　 l/　/　|///:::::::::::::::////////|
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=＝ニ二 イ／　　　　　　　　　 // 　 //〈　　　　＞＜ _∨　 _κ, .|////////::::::::::∨//|
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　　　　　　　　　　　　　　” `.　　:;.；;､'::;.；;､':` ；;:.；;､':.；｡:.；;:;　:;.；;::;:;､':.；｡::;.／.；ヽ；;､':.；　;:;'`｡::;.；;､':.；
ぃ=-＝=ー=ｰ=-＝=ー=ｰ``.；; :;;､':､、,...;:;.,.γ,.,;ヽ　 ,i';　;':;:;,,:,";､;､'..:.`；;:.；;､:;:;｡　　::;／.；ヽ;､':.；;:｡.:.
ヽ,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二:;.；;､'::;.；;､':；;､':.；"''""'''｡::;.；;､':.；;::.；;:;'`｡;:;'`::;:;'`;:;'`;.；ヽ､;
二,,､二,,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､:,"､':.；;::.；｡::;.；;､':.；;;:;'`;:;'`:｡;:;'`;:;'`｡;､;､'..:.`；;:.；
､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二;,,.；:;',.,`;:;'`､':.；;::.；｡;:;'`;:;'`::;.；;､;:;'`':.；;;:;'`:｡;
;;､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二;:;'`;:;';::. ；｡::;.；;､':.；;`＼;　''i_,;／　ヽ::.；｡::;.
;:;;､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,､二,；;；｡::;; :;'`;:;'`;:　;'`.；;.γ　　､':.；;'''｡::;.；;､':.；;
⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y⌒y"''ｰ',.,.,;:;'`;:;'`;:;'`;:;'`,i'　　/ｰ､;､ｰ':;､':.
二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二,_,二, ;:;, '';;'",,i' ...;; .,i''''｡::;.；;､':.；;
　　.:I,,i__I　　　|;;|　|　　　I,,i__I　　　I,,i__I　　　　|;;|　i　I,,i__I ＿＿,i`　;;　;:;／'''｡::;.；;､':.；;
,;__,;____"''三二|;;| 二i]_,__,;_,;__,;__,;___,_;__,,,;;三二|;;| 二i]　　　　､i ;:;: ;:`;:；:
　li____li____li__,,,|;;i　|li____li____,li 　　　　　　　　　|;;|　|　|:i |　　;;　;;:;,i '|:;| |
　li____li____li__,,,|;;i　|li____li____,li 　　　　　　　　　|;;|　|　|:i | 　/ :;;:;,;i.:..|:;| |
　li____li____li__,,,|;;i　|li____li____,li　 　　　　　　　　|;;|　|　|:l |　,i 　,;,;,i'　`-"__..,.,__,.,______、,／
　li____li____li__,,,|;;i　|li____li____,li 　　　　　　　　　|;;|　|　|:i |,i` 　:;:;　,___.,i.,__,,く.,__,,,_)___／
　li____li____li__,,,|;;i　|li____li____,li　　　　　　　　　 |;;|　|　l:i (ヽ ;;:;:;i,,___.,i.,__,,く.,__,,,_/_／
　　　　　　　　|;;i　|　　　　　　　　　　　　　　　|;;|　|　ﾞ,i` : ｰ /__ヽ,___.,i.,__,,く.,,.／
　　　　　　　　|;;i　|　　　　　　　　　　　　　　　|;;|　| 　i　 ;;:;:;i'ヽ,__く.,_.,ヽ.___／
　　　　　　　　|;;i　|　　　　　　　　　　　　　　　|;;|　|,.,i' ..:;;;:;:;i' 　ヽ.____i_, ／
─────=|;;i　|;;=─────────-i;;|_,,';; :;;:;,;:i':ﾉ　　　 ヽ,.／
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　　　　　　　,.,’ー‘,,　　　　　　　　　　　　　.ノ；;,;, ':.；｡::;.；;､' :.i　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;'`､':;.；;::　　.；｡;:;'`／
＿＿_＿＿＿＿＿＿_,,.,_______＿＿＿＿＿__,＿＿＿＿＿／

　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　 ／　　 _ノ　 ヽへ＼
　 　 ／　　　（ ―）　（―） ヽ　　　　　なにか用があるんですかお？
　　 .l　 .u 　 ⌒（__人__）⌒　|
　 　 ＼　　　　　｀ ⌒r'.二ヽ<　　　　　　（圭一ってミクがつけたのかお？）
　 　 ／　　　　 　 　ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
　　/　　　,　　　　　ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
　　{　　　{　　 　 　 　 ＼｀7ｰ┘!



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rｪｭ､
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _ ...... _　 {三心、,. -:-.､
　　　　　　rｪｪz　　,，: :´: : : : : : ｀:ヾﾐ三心、: : :∧
　　 　 , ‐:.{三}}ﾍ,: : : : : : : : : : : : : : : ｀寸三}: : : :∧
　　　 ,: : : {三}j/: : :.{: : : :ヽ : : : : : ヽ: : :｀寸}: : : :.:∧
　　　 i: : : {三}′: : :ﾄ､: : : :ヽ ＞‐ ミ‘，: : ∨ : : : : ∧
　　　 |: : : {ﾆ;': :ｉ: : :,' __ヽト　≧,ィ斧ﾐ､!: : : :ｉ : : : : : :∧　　　　　用がなにもなければ
　　　 |: : : ｀:.i: :.|: :l:i´　 　 　 　 弋::ｿ '|:! : : |.: : : : : : :∧
　　　 |: : : : :.|:!.:.:.:从　ｘ≠‐　 ､　　　 从{: : !|: : : : : : : ∧　　　　　秦の大臣のやる夫殿をお誘いしてはまずかったかしら？
　　　 |: : : : :从: : : :ﾍ″　　　_ 　 ノ　 / !:.:.八: : : : : : : :∧
　　　 |: : : : : : :.ヽ: : :.:ヽ　　　　　　　ｲ:.厶ｲ　 V: : : : : : :.∧
　　　 |: : : : : : : :.i ｀ヽ: {:.≧　､‐ - ' /ヽ_　　　__V: : : : : : : :
　　　 |.: : : : : : : :| 　　ヾ　　 f: ｰｧ_〈: : :}}:.Y´　　ヽ: : : : : : :
　　　 |: : : : : : : :.| 　　 ＿／{{:.:/{　 ﾄ､:.}}:.‘，　　　i : : : : : :
　　　 |.: : : : : : : :|　〃　　}}: :V : Y＾Y:ヾ: : :.Y　 　 | : : : : : :
　　　 |: : : : : : : :.|　i　 　 ､}}: : : :.:|　‘，: : : :.:ヽ　　|: : : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ノ　　＼　　 u. ＼　　　　いえ、そんなことはありませんお
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ （●） 　（●） 　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　（__人__）　 　　u. 　 |　
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　u.｀ ⌒´　 　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　／´　　　　　　　　　　　　 　　ヽ

　　　　 /::::::::ｋ'ノﾉ: ｨ' 　 .: : : : : : : : : .. . : : : : 'ノﾉ:ノ: : /､
　　　　/::::::::::::仄｢ｉ.:´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :仄｢ｉ.:: : : /＼
　　　 /:::::::::::::/ﾑ_i| : : ___: : : : : : : ∧ __ : : : :: /ﾑ_i|_: :::: : |
　　　/　:::::/｢`ト|Ｎ: :´,ｲ｀/＼ : : /　ヽ: 7ヽ: : :ト|Ｎ:||: ::: : .:|
　　 ,'.:: : :　:.}［II)!i }: :/ ﾚ'　　 ＼/　　 V　 Ⅵ: : │: : : : : : !
.　　!: : : : .::|:.! |」」.//:| .ィ＝ﾐ　　　　ィ＝ミ 　! ∧:::.:.:.:.: : : |　　　改まって用というほどのことではない当たり前の話しなのだけど
　　i: : : : : .:!　　 　l |:;|　　　　 　 　 　 　 　 ﾉⅣ |::.:.:.:.:::.: : |
　　|: : : : : .:|　 　　 |/ri＾ixx　　､__,　　 xxrvｨ: 　 | : : : : : : :ｉ
　　|: : : : : .:|　　　 　 .〉、`ｰ-､ .___ ,．-‐'　/__.　 | : : : : : : :|
　　|: : : : : : !　　 　 .l　｀ｧ__　〉‐‐┤＿r ｲ.／l＼.!:: : : : : : .:|
　　|: : : : : : |　　.／ | l´: : : `i　　i´: : : `i./　　　|::.: : : : : : :|
　　|: : : : : : | 　/　: l /` ‐イ､ヽ、`l ‐-t'/. 　　　|::.: : : : : : :|



　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　／ ／ 　 　 ＼ ＼
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼　　　　　なにか？
　　 |　　　　（__人__）　　　　|
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼

　　 　 {//: : :./: : : :.|: : : : : :| : : : : : : : :.ヽ: : ://７
　　　 ﾊ∧ : /:.: : : : |: : : : : :ﾄ､: : : : : : : : : ､:///:ﾊ
　　　,: V∧,': : : : :..∧ : : : : |　ヽ: : : : : : : :..:{//: : :.
　 　 i: : V/}: : : : : ;　 ヽ:..: :..|,　-ヽ‐:-: : : : :.∨: : : i
　 　 |: : :.｀,: : : : : :!　　 ヽ:..:.|　　　丶: : : : : : ｉ: : : :.|
　 　 |: : : :.ｉ: : : : :..|／　　 ヾ{ 　 ,.ィ斧ミx:..: :..|:!:..: :.|
　 　 |: : : i:|: : : : : |,.ィ斧ﾐ､　｀　　弋r:::ｿ i: : :八 : : |　　　　　やる夫殿は私に次ぐ楚派の実質NO２として
　 　 | : : 从: : : :..:|{弋r:::ｿ 　 　 　 ,,,,,,　 j/:/: : : : :.|
　 　 ､: : : :..:ヽ{:..从゛ ,,,,, 　 　 ' 　 　 　 /i:/{: :..: : :..|　　　　　　圭一を支えてくださるんでしょう？
.　　　 : : : : : :i｀ヾ{ 丶　　 　 r=　 ラ　 //　!: : : : : |
　　 　 i: : : : : :　　 　 ＞　　 ｀ 　 　 イ:.Yｰ ､: : : : :|
　　 　 |: : : : : :i　　 /　 /: i:.､≧　 ´/: :/: : : :｀:ｰｧ ､
　　 　 |: : : : : :|　　.　　i: : |: ﾍ　　 /: :/: : : : :.／ 　 ヽ
　　 　 : : :..: : :.| 　 i 　 ,':..:ﾑ-､:}　/ : ;′: : : /　 　 　 :
.　　　 ′: : : :..| 　 |ヽ i: : : : :.V≠Y｀: : : : :..′　　　　,
　 　　ｉ: : : : : : | 　 |､　!: : : : :..i　 /: :r‐_ｭ: :,　＿_　　,



　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／u.　 　 　＼
　　　　 　／三＿',!｀zx二 ＼
　　　　／ ´ー¨‐｀　´ｰ¨‐''　＼　　　　　　も、もちろんでございますお
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　　 ＼　 　　´ﾆﾆ｀ 　　 ,／
　　 　 /⌒ヽ　 　 ー‐　 　ｨヽ

　　　　　／.:.:／／/.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.／／:.:.:.:.:.:..ヽ
.　　 　 /:.:／／.:.:/:.:.:./:.:.:. /:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　 　 |:.:.:.＼＼.:|:.:.:/:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:l.:.:＼＼.:.::.:.:.:.:.:.:.: |
　　 　 !:.:.:.:.:.:.＼|:.:.|:.:.:.:./!:./l:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.l:.:|:.:.|:.:.:.|:.:.＼|:.:.:.:.:.:.::.:.:.|　　　　　やる夫殿…嬉しいわ
　　 　 |:.::.::.:.:.:.:.|:.:.|:.:.:/‐l/-|:.:ﾊ:.:.:ﾊ:.:. |:.:.:.|: |:.:.|:.:.:.|:.:.:.:/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
　　 　 |.:.:.:.:.::.:.:.|:.:.l:.:.:.|<圷示　∨|ー-|:./」_:|:.:.|:.:./:.:.:/　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',　　　　　でも王ともなれば御子を多く持つもの
　　　　!:.::.:.:.:.::.:|:.:.|、.:|l ゞ='　　 ﾍ| 'ｲ圷示/|: /:/'＾ﾚ　　　|:.::.:..:.:.:.:.:.:',
　 　 　|:.:.:.:.:.:.:. |ヽ| ヽ|　　　　, 　　　ゞ=' ′|/:/|ｒ;　　　　|:.:.::.:..:.:.:.:.:.:',　　　　　できる夫殿とてこれからも圭一が男子一人とは限らないわ
　 　 　|:.:.:.:.:.:.:.:.:　 ＼ﾍ. 　 　′　　　　　 /ｲ:.:.|/　　　 　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:',
　 　 　|:.:.:.:.::.::.::.:|　 /|:.:＼　 ｀ `　　　　/　|:.:/ 　　　　　|::.:.:.:.:.:.:.::.:..:.:.:',
　 　 　|:.:.:.::.:＿＿|　//|:.ノ＼＿_　..　イ｜,|/ ＿　　　　|:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:',
　 　 　|:. /　　　 /〈. V＿|＼_＞'′＿ l　 　/ 　 ￣ヽ　|:.:.:.:.:.:.:.::.:.:..:.:.:.:.|
　　 　 |/　　　　| 　　￣￣!ニﾆ} ￣￣　　/　　　 　　ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　 /　　　　 |　　　　　 |　|　　　 　 　/　　　 　 　　│:.:.:.:.:.:.:.:..::.:.:.:.:.|
　 　/　 　 　 　|　　　　　 |　 |　　　　 　|　　Y　 　０１ │:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.|



　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　　u　＼
　　　　 　／　　／　 　 ＼＼　　　　　　　それは…そうでしょうお
　　　　／ 　し （●） 　（●） ＼
　　 　 |　∪　 　 （__人__）　 J .|　　　　　　　（げっまさかミクはキル夫のことを知って…）
　　　　＼　　u　　 ｀⌒´　 　／

.　　/::/::/　　　　 ＼＼＼´. : .:.:.:::::::::::::::::.:.:.:.:. : . 　 ミ＜⌒ヽ.　//
　 /::/::/ /⌒｀￣｀ヾ:＼＼＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:　 　 　 ヽ　}//
. /::/::/ /.　 　 /|　 ::::､::＼丶 >::::::::::::::::::::::::::::::/: :　.:.　　　　X/
〈::〈::〈　' .:　.: ,': :|　 :::::|:::::/／.:.:.:::::i::::/: .;. : .:.:/: ::..;: .: :,} 　 :.　 :.
. ＼＼Y i: : : i : :|.....:::::|::〃::::ｉ: ::. : :ﾚ': : ,': : .:/: ::.:∧l∨j
　　 ＼| l: : : ｌ.: .:|::::::::::|/::.:.: :|: ::. : :|: : / : : /::.:.::/　∨/l　 ;　.:　}
　　 　 | l: : .:ｌ: : :|:::::::: |:::::.:.: :|: ::. : :|: / : : /:::::.:/　 　∨,!　}　.: ,′
　　 　 | : : : ｌ : : |::::: . ﾄ、::.:.:.|: ::. : :|/ : : /.: :≠―-ﾐ　Ⅵ/　 〃 !
.　　　 l ｉ : : ｌ: : i |:::::　ﾄ､:::::Ⅵ : : : :|: : ;.: :／_ ＿　　　 ﾚ'.:　/,′l　　　　　王位の継承争いに敗れた公子（＝兄弟）が粛正され
. 　 　 | l : : l: : l :|::: 　ト:＼Ⅵ: :i: : :|／≠=ﾆ二=ミ 　 /.: ∠ｧ 　::
　　　｜l: : :l: : l .:| : 　|::f⌒ヾ!: :i:.: :|／ ゝ辷彡 ,　 ／.: 人ﾉ!　　:i　　　　　　擁立しようとした者も含め殺されることは珍しいことではありません
　　　 |　: : ｌ: : l : |.:.　:|::{ い j|: :ｉ:.: :|　　　 ｀¨¨｀／-‐ ´　 〉}　　:|
.　　　l　i: .:j: : l : :|　　ﾄ ゝ,.ヾi|: :! : :|　　　　　　　　　　　　/ 　 ::|
　　　 　l : i: : i::　i! 　 |　` ミ八: :. :卜、　　　　　　　 _,,.. ｲ　 　: |
　　　|　l ::i: : ｉ::　ｌ| 　 |　　　}　 ヽ刈　　　　　　　 '´¨, '.　::　 　i |
　 　 | : l::i: : i:: 　!| 　 | 　 ,-j　 　 ヾ 　 ＞ ．. 　　　/　:　i:　 　i |
　 　 | : l:i: : i::　 ｉ.| 　 |　/ ￣二ﾆ=‐-　.,_ト、 i:　｀¨　　:　l:　 　l |



　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::'⌒:::::::::::;　'⌒ﾞ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::∪　　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　／::／´　 ｀ヽ::::::::::/´　 ｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　 ／::::::（　　　　 l:::::::::::::l 　　　　） 　＼　　　　　　　（まずい、完全にキル夫のことが掴まれているお）
　　　　　　　　　　　／::::::::::::::ヽ_　 　_ノ::::::::::::ヽ_　　_ノ　　;　＼
　　　　　　　　　　　|::::　;:::::''"⌒'（　　　　i　　　　）'⌒"' ∪　　|　　　　　　（ひょっとしてキル夫を殺すつもりかお）
　　　　　　　　　　　|:::::U::::::::::::::::::::｀┬─'＾ー┬'′　　　　 　 .|
　　　　　　　　　　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::|ｴｴｴｴｴ|　　　 　 　 　／　　　　　　　　（だとしたらやる夫も切られるかもしれないお）
　　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::: !llllllllllllllll|　　　U　　／
　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::!llllllllllllllll|　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::└ .u　U┘　　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　 　 ,　　 |

　 　 　 　.／::::: ／ /: : : |: l: : : :.ﾄ､:::: __r┤: : : : : : :/: /:.｀ﾒ 　|':::|　 V: : :',_
　　　　 　.￣￣　 /: :/i: : :.|:. :.:.:.ﾄ､｀´:. :.:.|: : : : : :.:/: /ｌ: /　　 }: :| 　 l : : : l
　　　　　　 　 　 /: :/. |{: :.:|:.:.:. :.ﾄ､＼____.|: : : : ／／ //　　　l: ├‐´l: : |: |
　　　　 　 　 　./: :/　 |.:.:.:ﾊ: : :.:.V＼: : : :`寸´／/／'---､ .∧:.:l ｨﾎ}: : |: |　　　とはいえ、兄弟間で血の粛正がおこなわれるなど「下」と言えましょう
　　　　　　 　 /: :/ 　 .||: : ∧: : : :V＼＿__ノi<x､{'.-＝≦ ､　 _ｊ/ .{iﾘﾊ: :.}: |
　　　　　 　 ,ｲ : :l.　　│: :.ｌ.:.i＼: : :V r‐＜}人: : lイ/r..::jcミ　　　 ｀´"∨:./　　　　例えば趙の平原君の王の弟でありながら大きな権力を
　　　　　.／/i: ll l　　.│: :.| .ﾄ､ :＼∧　　ハ　ﾄ､.l　乂zン　　　　　ヽ　ﾊ/
　　 　.／: /.│ﾊ:l.　 　|: :.:.| .| : ＼: ＼ヽ　 .ﾊ l ｌ l　 , . ､丶　 　 　 　 /　　　　　　　付託され重臣として政治に参与しています
　 　 /:. :./　│{ l:ｌ　　 |: :.:.ﾄ､i＼: :.＼: ｀｀ー-､.:.:.|　　　　　　　_　 ｧ /
　　/: : : l. 　 |:.| |:l　　 |: :.:.|　＼:＼／＼:＼}　＼ﾄ､　　 　 　 ｀ ｰ　/　　　　　　　　　これが王族の兄弟のあり方として「上」というものです
　 /:　/: l.　　|:.| l l　　 l: :.:.|: :r'´＼:＼: : ＼:＼　 ＼　,r_＿＿＿／
　.{: : :l.:.:.l. 　 |:.| |:.l　　.|: : :ﾚ'　/》' ,>､:＼: : ＼:＼　 Y



　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　／ '⌒ヽ　　;　'⌒ﾞ＼　　　　　　 ||　　||
　　　　　　　　　　　 ／　　　 　 　 ∪　　 　 ＼　　　 　 ||　　||
　　　　　　　　　　／ ／´　 ｀ヽ　　　/´　 ｀ヽ　＼ 　 　 ｏ 　 ｏ
　　　　　　　　 ／ 　（　　　● l 　 　l ●　　　） 　＼
　　　　　　　／　　　 ヽ_　 　_ノ　　　ヽ_　　_ノ　　;　＼
　　　　　　　|　　;　 ''"⌒'（　　　　i　　　　）'⌒"' ∪ 　|
　　　　　　　|　 ∪　 　 　 ｀┬─'＾ー┬'′　　　　　　|
　　　　　　　 ＼　 　 　 　 　 |/⌒i⌒､|　　　　　　　／
　　　　　　　　　＼　　　　 　 !、＿＿,!　　 　U　 ／
　　　　　　　　　／ 　　　　　　､_＿__,,　　　　　　＼
　　　　　　　　/　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　 　 |　　､　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿._　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.,．': : : : : `i┌‐┐!.!
　　　　ｰ一　　一ｌ l　 ,‐､,‐､　　　　　 ／´: : :.ヽ､.､: : ＼: ＼| |.|　　　　　　
　　 　 夕ヒ 　 廾l亅　＼／　　　　/孑/: /ヽ: : ﾍ　`,､>､ヽ, ＼i` ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /,ｲ:.ｉ: :i　　ﾊ､: :|?,r‐.､vV : :ヽ: :ヽ　　　　　　 圭一の王位継承に別の可能性が僅かでもあると
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 '´.|:|:.l : | _ノ　　ヽ '　　　Vハ: : :ヽ: ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l l':.＼!ｨ⌒　､　　　 _　ﾘYﾘ:i: : : :i : :＼　　　　　圭一の王位継承を成すために血が流れるかもしれませんが
　　　　　　　　　 __　　　 　 　 　 　 .|:l : :.lﾍ　　　,　　 ´｜　,ハハ.: :.l : : : :＼
, r―‐ ．_,.．‐ｧ'ｰ.,ﾉ＿ 　 　 　 　 　 |:ﾞ､.: :Yﾍ 　 ヽ､.　 ノ　/ﾑ' 　 V.:| : : : : : :＼
`.゛ー- <__／　／ 一　 ヽ　　　　 　 l: : ＼_ヽLroｭ, ?　 , '.,'　〉　　|:ｨ: : : : : : : : :＼
　　　 　 .〈 　 i'￣￣(冫　 ヽ　　 　 /: :.r'´　 ｀ヾヽ ｀､?　/　ﾉ　　ﾉノ .ヽ : : : : : : : :ヽ
　　　　　　＼l　 l￣孑. 　 　 ヾ,　 /: : ,'.　　　　∫.:.:.:.:＼ﾑ　　　　　　 　 ＼ : : : : : : : :
　　　　　　　 !_ .l　.ィ　 　 ,　　.llＶ : : :l　　　　　∫ﾍ:.:.:／ﾍ＼__　　　　　　　＼ : : : : : :
　　　　　　 　 .｀ii――‐､'　 　 jlﾊ : : :|＿＿　　∫:.ﾍ,':.:ヽ.:ﾍ:j.:∫?ヽ.　　　　　 ヽ : : : :
　　　　　　　 　 ll/////∧　 /,'/∧:.|[i]//∧ヽ∫:.:.:.:.:r､:.:l: l:.:.:,∫_　ヽ　　　　　　V : :
　　　　　　　　　ll,'/////∧/,'///∧!ﾛ/////》":.:.:.:.:.:ゝ.＼:l.ノ､.ｖ､｀ヽ`､　　　　　 | : : :
.　　　　 　 　 ／:ヾ=ﾆニィ,'//////∧,'/////,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ｰ.l l ∟__　　Vヾヽ　 　 .| : : :
　　　　　　／: : : : : 寸//////////∧/////:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:ﾍ.``ー' 　 　 ヾ}}＼　　,' : : :
　　　　.／ : : : : : : : : ,:寸/////////∧///:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.＼＿＿　　ﾉ///ヽ/ : : : :
　　 .／: : : : : : : : :／　　 寸///////////:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:./: : : V////>ｲ/////ﾊ : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 　 　　　|￣f¨'' ，
　 　　 　　　.　　　　 　　　　　 　　 　　 　　 |￣|　 　　　，　-‐=≠=‐-　，　 |　 |　　 ＼
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　ｒ‐|　 |　　‘　　　　　　　　　　　　Ⅵ　 |　 　　　 、
.　　 　 　　　 　　　 　　　　 　 　　　 　　/　.|　ｧ‘　　　　　　　　　　　　　　　 ， .!　　　　 　＼
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/.Ⅳ　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　　 　　　　　 、
.　　　　　　 　　　　　 　　 　 　　 　　 /　/ /　　　　　　　　　　　　 ㍉　　　　　 ‘，　 　　　 　　　 、
　 　 　 　 ＿.　 　 　 　 　 　　 　　　/　/ /　　　　　　　{　　　　　　　‘，　 　　　 ‘，　　　　　　　　＼
　　　　 ./-- ヽ.　　 　　　　 　 　　 /　/　{　　　　　　　/|　　　　　　　　‘，　 　　　‘，
　　　　/　　　 ヽ. 　 　 　 　　　　 /　/ 　 !　　　 ./{　./ .|　　|　　　　　　 |三| 　　 /　　　　　　私とやる夫殿は一枚岩なのですから　　
　　　　|　　 　 　',.　　　　　　　　/　/　　 |.　　　 |｜/　 .､　 ト､.　　　　　|三三l ./　　 ､　　　　
　　　　{　　　 　　',.　　　 　　 　,'　.,'　　 人.　　　|,士弌　 ＼|　＼　　　　!三三|/　　　　　　　　その時に王のできる夫殿は王位の継承に
　 　 　 ',　 　　 　 ',.　　 　 　　,'　.,'　　　　.i＼.　 |`込ﾗ`　　　弐弌ﾍ　　.j三三||.　　　　 ‘，　　
　　　 　 ',　　　　　 ＼.　　 　 ,'　 { .,ィ斥心| 　＼{　`""　　　 ヾﾋ乃 .V /　八 {.　　　　　　‘，　　迷いを抱く必要も無く兄弟間で無駄な血が流れることもないでしょう
　 　 　 　ヽ　　　　　　＼＿_ {＿／/////ﾊ-‐=ﾆ＼　　,　　　　`'''''ﾞ　}/ ./≠=ゞ─ ，　　　　　
　　　　　 　＼.　　　　　 　＼　マ///////.ﾊ.　　　 }ヽ　 ､__　　　　　ｲ ./　　 |　　　　ヽ
　　　　　　/⌒＼　　　　　　 ＼ ‘マ//////ﾊ　　　}　|` ．_ 　　イ　/／|　 　 |　　　　　}
　　 　＿_/　　　　　　　　　　　‘，　 マ////.ﾊ.　　， .|　　　＼／ 　　　|　　　|　　　　　i 　　　 ｀､
　　 /　　　　　　　ヽ　　　　　　 ‘，　　V////ﾊ　/　 .|　　　.／＼.　　　! 　　 |　　　　　{
　　.{　　 ヽ　　　　　ｉ　　　　　　　‘， 　 }////.ﾊ/　　.|　 .／{＿__}＼.　 !　　　{　　　　　 ､ 　 　　 ‘，
　 /　　　 ‘，　　　　{　　　　　　　　}　　.|/////.}. 　　!／　 .i　　 |.　 ＼| 　　 ‘，　　　 　､　 　　　 ‘，
　（　ヽ　　　＼　　　）-､.／　　　ｿ ,'　　 |/.y''¨¨V　　　　　　|　　 !　　　 　　　 ‘，　　　　 ､
　 ＼　＼　　　ヽ＿＿／　　　 /_./　　 .jⅣ ｜　∨　　　　　|　　 |.　　　　　　　 ‘，.　　　　_､
　　　＼　＼＿＿ノ.:（／ヽ＿ノ:.:/　　　/　　 .|　　∨　　　　 | 　　|　　　　　　　　∧＿, -'//∧
　　　　 ＼＿／＼:.:.:Ｌ／:.:.:.:.: :/　　　/　　　 |. 　　∨　　　 .|　　 |　　　　　　　V　 V//////∧
　　　　　　　 　 　 ＼:.:.:.::.:.:.:.:./　　　/　　　　.|　　　 V　　　 |　 　|　　　　　　 V　　 .V//////∧



　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ：／ '⌒ヽ　　;　'⌒ﾞ＼ ：
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ： ／　　　 　 　 ∪　　 　 ＼ ：
　　　　　　　　　　　　　　　／ ／´　 ｀ヽ　　　/´　 ｀ヽ　＼　　　　　　　　　左様でございますお
　　　　　　 　 　 　 　 ： ／ 　（　　　◎ l 　ιl ◎　　　）∪＼ ：
　　　　　　 　 　 　 ： ／　　ιヽ_　 ∪ノ　　　ヽ∪　_ノ　　;　 ＼　　　　　　　一枚岩どころか一心同体ですお
　　　　　　　　　　　　| 　 ;　 ''"⌒'（　　　　i　　　　）'⌒"' ∪ 　 | ：
　　　　　　 　 　 　 ： |　 ∪　 　 　 ｀┬─'＾ー┬'′　　　　　　 | ：
　　　　 　 　 　 　 　 ：＼　 　 ι　 　 |/⌒i⌒､|　　ι　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　＼／⌒⌒ヽ !、＿＿,!　　 　U　 ／ ：
　　 　 　 　 　 　 　 　 ： ／ 　　　　　〉､_＿__,,　　　　　　 ＼
　　　　　　　 　 　 　 ： /　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　ヽ ：
　　　　 　 　 　 　 　 ： | 　 　 　 　 |　　　　　　 　 　 　 , 　 　 | ：

: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V/i}: : :.ﾍ
|: : : : |: : : : : : : : : : : : : : :..:Ⅶ}: : : : :.
|: : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : Ⅷ!: : : : :.
|: : : : ﾄ､: : : : : : : : : : : : : : :..Ⅷ : : : :..:.
|: : : : |　ヽ: : : : : : : : :i: : : : : :Y : : : : : :.
|: : : : |- ―＼: : : : : : l: : : : : :| : : : : : : :
:､.: : : :　　　　｀ヽ、: : :ｌ.: : : : :.| : : : : : : :i
: ヽ : : i　　　　　　ヽ: :.l: : : : : |: : : : : : : |　　　　　　一心同体、まあ嬉しい
､ : ヽ从 _,.斗≠≦≠-:!: : : :..:|: : : : : : : :.
､:ヽ: :ヽ　'"弋::’:ツノ　ヽ: :..: :.|: : : :ｉ: : : :ﾍ　　　　　　
　ヽ:＼:ﾍ 　´￣￣｀　　 jﾊ: : :i : : : | : : : : ヽ
　　 　 ＼　　　　　　　/∧}: :.l: : : :.|: : : : : : :ヽ　　　　　　とにかく圭一の王位継承が確固たるものであれば
　　　　 　 　 　 　 　 ∧//: : l.: :..: :|: : : : : : : :ﾊ
､　　　　　　　　　　 /¨¨´:i : ;′: : :| : : : : : : : : :.　　　　　 私達は将来できるやもしれないできる夫殿の他の御子の安全の心配をしなくて
　　　　　　　 　 　 ｲ: : : :/: / : : : : |: : : : : : : : : :
-　― ´　　 　 ／　!: : :/: /: : : : : :.|: : : : : : : : :..i　　　　　　済むということです　わかっていますね？
　　 　 　 　 イ　　 ｌ: :./ :/: : : : : : :.| : : : : : : :..: :|
　　　　＜ 　 |　 　.: :/: :′: : : :..: :..|: : : : : : : : :..|
｀¨¨´　　　　 |､__/:..:′: : : : : : : : :..|: : : : : : : : : :
　　　　 　 ／::::::} : : : : : : : : : : :..: :.|: : : : : : : :..: :.
r‐‐‐ ､r::'´::::::::::::l : : : : : : : : : : : : :.|: : : : : : : : : : :
:..: :.: :ﾉ|::::::::::::::::/ヽ: : : : : : : : : : :..八: : : : : : : : : :.i



　　　　　　　　　　　　　　　 _　-－― - ､
　　　　　　　　　　　　　_,__'´　 　 ＼ 　 u. `ヽ、
　　　　　　　　　　　　(´ 　,)　　(´￣ ｀)　　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　/￣　　　　￣￣　　　　　 i
　　　　　　　　 　 　 ,' l､＿人　　ﾉ　　　　　　 　 l　　　　　わ、わかっておりますお～
　　　　　 　 　 　 　 i 　 　ｌ .ｌ ￣　 ,　　　　u　 　l
　　　　　　　　 　 　 ヽ　　l l　 　 /　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　`.l､_ノ__　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 `l 　 　 　 　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　_＿／　　　　 _/　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　 　 　 　 `ヽ､_／l　　＜＿／　 　　　l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l　　　 　 　 　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ、　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 `l　　　_,- 　 ／
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　　 /　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ .／ヽ､〈

　.　　　　　　　　＿＿＿＿
..　 　 　 　 　 ／ 　　 　 　 ＼
　　　　 　　／　_ノ 　ヽ､_ u.　＼　　　　　（完全にキル夫とキル子のことを把握されてたお）
　　　 　 ／　（●）　 （●）　 　 ＼
　　　 　 | 　 '" （__人__） "'　 　 　|　　　　　（ひょとしたら所在も知っているお）
　　　　　＼　　　｀ー ´　　　　 ／
　　 　 　 ／ ゝ　　 　 　 　 ィ'ヽ　　　　　　　（しかし悪い話ばかりでもなかったお）
　　 　 ／ 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　/　　 ｨ　　　　　　　　　 r 　 ＼
　 　 | 　 `||　　　　　 　 　　　|ヽ　　ヽ
　 　 /⌒ヾ|　　　　　　　　　　|　|,　　|
　　 ヾ___,ｿl　　　　　　　　　　│（､__,ﾉ
　　　　　　 |　　　　　　　　　　|
　　 　 　 　 l　　　 Y´　　 　 /
　　 　 　 　 ヽ,　　 （ 　 　 ,/
　　　 　 　 　 ヾ　　|　　　|
　　　　　　　　　≒;|　　　|
　　　　　　　　　(.（"＿｀ﾞ_）

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼
／ 　　　　　　　　　　＼　　　　（ミクはまだやる夫に利用価値を認めているお）
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／　　　　　（それに遠回しに圭一側についていればキル夫の存在は認めるともとれたお）
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　　　（もちろんやる夫に対してのカードとして取っておくためだろうけど…）
　　＼ ／＿＿＿ ／



　　　　　　＿＿＿_
　 　 　 ／_ノ　ヽ､_ ＼
　　　oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo　　　　　（もう一つの良い話はあの口ぶりだとキル夫とキル子を確認している…
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::::＼
　 | 　 　 　 |r┬-|　　　　　|　　　　つまり、まだ生きていることは間違いないということだお）
　 ＼　　 　 ｀ー'´　　 　 ／

　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／　　　　　＼
　　　　　　／　 _ノ　 ヽ､_　 ＼
　　　　 ／　 oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼　　　　　（しかし、それなら何故見つからないんだお？）
　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　　　 |
　　　　 ＼　　 　 ｀ ⌒´　　 　 ／　　　　　　（ひょっとして趙の邯鄲にはいないのかお）
　　　　　　>　　　 /　）ヽ　　 <
　　　 　 (　 ＼ ／ __ﾊ　） ／　 )
　　　　　 ＼　 ﾞ　 ／ヽ　ﾞ　　／
　　 　 　 　 ＼_／　　 ＼_／


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　 　 　 　 　 　＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　 やる夫殿　　　　 ＞
　　　　　　　／　　 　 　＼　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　 　／ノ　　＼　　 u. ＼　！？
　　　　／ （●） 　（●） 　　　＼
　　 　 |　 　（__人__）　 　　u. 　 |　　　　誰だお？
　 　　 ＼　u.｀ ⌒´ 　 　　　　／
　　　　ノ　　　　　　 　　　　　＼
　 ／´　　　　　　　　　　　　 　　ヽ

　　　　　　　　　 _,,,,,,,,,,,,_　 _,,,,,,,,,,,_
　　　　　　　 ,;r'"　　　　ﾐf"'"三- `ﾞ''-､
　　　　　 ,;r'"　,,:r'''''''ｰ､ミi;ﾆ二─-:､　 ﾞヽ.
　　　　　,i'　/" ,,:-─-:､,_ﾐi;ﾆ-─-:､_ﾞヽ.　.ﾞl;
　　　　,,f"〃 ,f"￣￣￣~ﾞﾞ"~￣￣~`'ヽ.ヽヽﾞi
　　　 f",i:.;|　|;　　　　　　　　　　 　 　 ﾞl　} ｉ :}
　　　 |/j; ﾘ ,|'　　　　　　　　　　　　　　|　! l ,l
　　　 {　,/ ,ｿ　　　　　　　　　　　　　　 ﾞl; ヽ ﾞ}
　　　 | /.,rj　.,,,＿＿　　　　 　＿＿,,,,,,... ﾞl, ﾞl;.}　　　　　　　どうなされた？
　　　（ l ﾘ-l　 -=wｧ三''';;:.　'''~←wｧ=-　ﾉﾐ､| }
　　　 l {ﾉl! ﾞl.　　 ￣ ''´　::　　 `'' ￣ 　　ﾄ |,ﾘ }　　　　　　　　朝議の時もずっと考え事をなされていたようだが？
　　　 ﾞl;ヾヽ､l　　　　　　.:::　　　　 　 　 ﾉ ﾉ,ｲ:{
　　　　,） :i ﾞ-i＼　　　　;;　　 ,,　　　　,/f'"i　,}
　　　　{.　i: l lﾞi､　　　　　｀_´　　　 　 ,ｲ　i l ﾘ
　　　.　ﾞl,　 i l　|ﾞ､.　　-=====-　　 ,i', {　l　:|
　　　 　:|　 ; ;　|　ﾞ､.　　 ''==''　　 .,/ ,l | ,ﾘ ,ﾘ
　　　　　ﾞヽi,ir"ﾋ,,_ ﾞヽ.　　　　　／　/,ﾉ､'-'"
　　　　　　　j-､`''-ﾆﾐ`''──''":-ｰ''" 'rﾞli.
　　　　　　,（.(ﾍ`f"-'"`'''i,`l!￣"~て~'y',n }
,,::-rvー''f">ﾐ　ゝ ﾞｖっ　/.,iﾞ|.|　とヽ）ノ　ﾌﾌ`=ﾆｪ-:rｪ_
=＝-'''''""~ヾﾐ-,,_ゝ（_ ,/ ;i' :|.l　ノ,,r", ,f"''二`ﾆ=-=-
＝ﾆ"￣￣~`ヽ､`''-ﾆ___,ﾉ 　:l,三,ﾆ-''",,-'',,r'''''ｰ-ﾆ二


　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　 ／　.u　　　＼
　　　　　　／(（○）) (（○）)＼　　　　　　　　　　　　　　　 　応侯！
/⌒)⌒)⌒).::::　 （__人__）　l_j :::＼　　 　 /⌒)⌒)⌒)　　　　
|　/　/　/　　　　 |r┬-|　　　　　|　(⌒)/　/ / /／　　　　　　（ほとんど話したことも無いミクが目の敵にしている
|　:::::::::::(⌒)　U　.|　|　 |　　　 ／ 　 ゝ　　:::::::::::/　　　　　　
|　　　　　ノ　　 　|　|　 |　　 　＼　　/　　）　　/　　　　　　　　　 現王の謀臣に急に話しかけられたお）
ヽ　　　　/　　　 └ー.┘　　　　ヽ /　　　　／

　　　　　　　　　　　　　,,　　､､　,
　 　 　 　 　 　 ､､ ゛　_＿＿＿　　' ,　　　　　　　　　　　
　　 　 　 　 　 ,'　　／⌒ 三⌒＼ 　丶 　 　 　　　　
.　　　　 　 　 ;　 ／（●）三（● ）＼　 ; 　　　　　　　　　
　 　 　 　 　 ; ／:::::⌒（__人__）⌒::::::＼ ; 　 　　　（悪いことが起きる前に逃げたほうがいいお）　　　　
　　　　　　　; |　　u　　|ｒ┬-| 　　u　　| 　 　
　　　　　　 ;　/´￣｀｀゛'- ._‐´　u　　／ 　　　　　　　いえ、別になんでもないですお　失礼いたしますお
　　　　　　,'　|　　　＿＿＿）　　　 ＼ 　　_　
　 　 　 　 ; 　|　　　　　　　 　 　 　 　 ＼　　'､,　　　　　
　 　 　 　 ; 　| 　　　　　　　　　　　　　　　￣）　､　　　　
　　　　 　 ;　| 　 　 　 　 　　　　　　|￣￣￣ 　　;　


　　　　　　　　　 _,,,,,,,,,,,,_　 _,,,,,,,,,,,_
　　　　　　　 ,;r'"　　　　ﾐf"'"三- `ﾞ''-､
　　　　　 ,;r'"　,,:r'''''''ｰ､ミi;ﾆ二─-:､　 ﾞヽ.
　　　　　,i'　/" ,,:-─-:､,_ﾐi;ﾆ-─-:､_ﾞヽ.　.ﾞl;
　　　　,,f"〃 ,f"￣￣￣~ﾞﾞ"~￣￣~`'ヽ.ヽヽﾞi
　　　 f",i:.;|　|;　　　　　　　　　　 　 　 ﾞl　} ｉ :}
　　　 |/j; ﾘ ,|'　　　　　　　　　　　　　　|　! l ,l
　　　 {　,/ ,ｿ　　　　　　　　　　　　　　 ﾞl; ヽ ﾞ}
　　　 | /.,rj　.,,,＿＿　　　　 　＿＿,,,,,,... ﾞl, ﾞl;.}　　　　　待たれい
　　　（ l ﾘ-l　 -=wｧ三''';;:.　'''~←wｧ=-　ﾉﾐ､| }
　　　 l {ﾉl! ﾞl.　　 ￣ ''´　::　　 `'' ￣ 　　ﾄ |,ﾘ }
　　　 ﾞl;ヾヽ､l　　　　　　.:::　　　　 　 　 ﾉ ﾉ,ｲ:{
　　　　,） :i ﾞ-i＼　　　　;;　　 ,,　　　　,/f'"i　,}
　　　　{.　i: l lﾞi､　　　　　｀_´　　　 　 ,ｲ　i l ﾘ
　　　.　ﾞl,　 i l　|ﾞ､.　　-=====-　　 ,i', {　l　:|
　　　 　:|　 ; ;　|　ﾞ､.　　 ''==''　　 .,/ ,l | ,ﾘ ,ﾘ
　　　　　ﾞヽi,ir"ﾋ,,_ ﾞヽ.　　　　　／　/,ﾉ､'-'"
　　　　　　　j-､`''-ﾆﾐ`''──''":-ｰ''" 'rﾞli.
　　　　　　,（.(ﾍ`f"-'"`'''i,`l!￣"~て~'y',n }
,,::-rvー''f">ﾐ　ゝ ﾞｖっ　/.,iﾞ|.|　とヽ）ノ　ﾌﾌ`=ﾆｪ-:rｪ_
=＝-'''''""~ヾﾐ-,,_ゝ（_ ,/ ;i' :|.l　ノ,,r", ,f"''二`ﾆ=-=-

　　　　 　 　 ,．-‐─-､､,,_
　　　　　 ,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ,
　　　　 ,ｲ.:.:.:::::::::::::::::::::.:.:.:,r'ﾞ,r;;!j
　　　　,!:l:;彳〃: ｨｲ;:;:,ｨｲｿﾚ'ﾞ｀`|
　　 　 1;|;:ｌl;//:::;:::;:,r､ﾞ'r'"´ｰ､,,.!
　　　　|;:;:';:ﾞ;:;:;:;:;:;:〈 ﾄﾞﾘ　`‐=ｭ〈
　　　　l;;;;;:;:;:;:;:;:1;:l;:.ﾊ 　. 　　　 !　 　 　　　本日、私の屋敷に来て夕食でも一緒にして頂けないだろうか
　　　　|;;,;;;;;;;;;:;:;:;:Y/`i　 ; 　　ｰr'　　　　　　
　　　　|;;|;;l;;|;;;;;;;:;:;ｨｲ!｀､ 　 ´了　　　　　　　 貴公とは一度話したかったのだ
　　　 ,f;;j;i|;;|;;j;;;;i/'ﾘ ｰ-ヽ　　j　　　　　　　　
　　 _」f;:l::!l:;l;:l;:/二ﾆゞ, ｀Y「´　　　　　　　　
'"´　　i;:!;ﾘ;/ﾊ/￣｀¨`ｰ- '{､_
ｰ- ､＿　　　　　　　 ＿_＿__,二ﾆrf¨77tr'"´￣`i
;;:.:..　　 ￣　￣￣￣ ､､　__ ＿, ,.,j 〉/ !/￣¨｀ｰ 〈､
;;:.:.::.. . . 　　　　 　 　　　　 　 　 | 〉〉 !!　￣｀ヽ 久
;;;;;;;;:;:;::;.:.:.:. . .　　 　 　_ ,,．-‐ ,ｨｲ|〈〈 jﾄ､　　｀`ヽ､



　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒三 ⌒＼
　　　／（ ●）三（●）＼　　　　　え？
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　 |　　　　　|r┬-|　　 　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣7
　 　 |　　　 ／｀ー ､　　　　／ﾍ /
　 　 |　　／::::ﾐ‐-､__｀ ー '　／ ,ﾍ
　 　 |　　＼:::::. ｀ー ﾆ||　 ||レ'　　|
　 　 |　l「jl |┳━━━━━━━┓
　 　 |　ｌ「jl |::|　　::iilllllll|━|　::illllllll|　　　　范雎様はもうすぐいらっしゃいます
　 　 |　 ヽN:::＼::iillllllll/　::ﾄ､:iillllllﾉ
　 ／|　　/：|　　 ￣　7　　:l　￣ 7　　　　　ここでお待ち下さい
／　 |　/::: ：ヽ　　　 (＿　_:ﾉ 　 ,'
::::::::: |/::: 　 ：ヽ　　r――─┐ /
::::::::: |＼:　　 ：ヽ　　￣￣￣　/
::::::::: |　 ＼　　：＼　　 ￣　 /＼




　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　／　─　 　 ─ ＼
　　 ／　 （○） 　（○）　 ＼　　　はい…
　　 |　＼ 　（__人__） 　／　|
　　 ＼　|　　 ｀⌒J´ 　|　／
　　 ／ 　 　 　 　 　 　 　＼

　　　　　　＿＿＿
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　　　　　（ミクは范雎を失脚させようとしているから范雎にはありとあらゆる嫌がらせをしているお）
　　　／<○> 　 <○>＼　　　　　　
　 ／　　　（__人__）　　　＼　　　　（范雎は絶対君主である現秦王の昭王の寵臣といってもいい）
　 |　　　　　|r┬-|　　　　 |　　　　　
　 ＼　　　　`ー'J　　　 ／　　　　　　（できる夫や安国君の時代になったのならともかく今ならやる夫のなんて吹き飛ばせるお）
　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼　　　　　　


　 　 　 　 　 ＿＿＿
.　　 　 　 ／　　　　　＼
　　　　／　─ 　 　 ─　＼　　　　　　（きっとミクの楚派の手下と思われているやる夫を潰そうとしてるんだお）
　　 ／ 　　　・　 　 ・　　　 ＼
.　　|　　　　 （__人__）　　　　 |　　　　　　（こりゃ詰んだかもしれないお）
　　 ＼　 　 　 l＿_l　 　 　 ／
　 　 ／　　　　　　　　　 　 ＼

　　　　　　　 .;'::::::}:::::: /:::/:/'　 ./´￣￣￣￣｀￣￣寸　}:}
　　　　　　　,;'}::::/::::::/／:/　　/:.　　 　 　 　 　 　 　 |　 }'
　　　 　 　 {'::{::/:::／:::彡'　　/: :　 　 　 　 　 　 　 　 l: 　'
　　　　　　ﾊ:::/:::/:≧＿.,,彡': : :　　　　　　　　　 　 　|:l 　',
　　　　　　　}'::://　寸::r'’: :´￣ ｀ ヽ 、　　、　　 _..,, }:} , '’
　　　　　　　}::::// .ヽ|::{: : : : : ::::ーtｧ-｀ヽ ノ　r'ｾｧ-/ｿ’
　　　　　　.人/:.、　〈?: : :　　　｀￣7ヽ: : :　{'’　　 i'　　　　　　　待たせてしまったな
　　　　　　{::〈::::::∧　}　 ヽ :.　　 　 　 . : : ::　.ヽ 　 /
　　　　　　　}::/::/人 _ﾉ: : } : .　　　　: :ｒ: : :{　{　　/　　　　　　　　　腹が空いているだろう
　　　　　　　};'::/ｲ:::}　 l: : : : : .　　　　　￣7-'　 ,1
　　　　　　 /::/:l:::::ﾘ.　　 、: : ::　　,_　-一-　、 ﾊ　　　　　　　　　　　　早速食事にしようか
.　　　　 　 {:::{l:::{:::::｝　　::::＼: : .　　 ｀===7　 ∧:}
　　　　　　ﾊ::}{::ﾊﾙ'＞ 　 ::::::＼:　　　 ￣　　,ﾘリj
　　 　 　 　 {八{? 、 ニ＞　 :::＼　　　　　4ﾙ'
　　　 　 　 _{ニニ } } ニニニニ＞｀ . -=壬 }
_　　 　 ＜ニ＞　 ﾍ ∨ニノ}´r=-.ニ| | |{_ _ |


　 　 　 　 　 ＿＿＿
.　　 　 　 ／　　　　　＼
　　　　／　─ 　 　 ─　＼　　
　　 ／ 　　　・　 　 ・　　　 ＼　　　　　　はいですお
.　　|　　　　 （__人__）　　　　 |　
　　 ＼　 　 　 l＿_l　 　 　 ／
　 　 ／　　　　　　　　　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　;;;;;
　　　　　　　　　　 　 ;;;;;
　　　　　　　　　　　 ;;;;;;
　　　　　　　　　　　 ;;;;;;
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　　　　　　,'｀ ー ─ -;;;;- ─ 一'｀,
　　　　　　|ｉ:.¨ ´ ￣ ;;;;;;　￣ ｀ ¨.: i
　　　　 　 |i:　 　 　　;;;;;;　　 　 　 :i|
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　　　　　　 ヽ: ;;;;　 　;;;;;;　　　,,,,. :/
　　　　 　 　 ＼;;;,,,,,,;;;;;;;;;;;,,,,,;;;;;／
　　　　 　 　 　 ｀ヽ､;;;;;;;;;;;;;;;:i'´
　　　　　　　　　　　 ヽ;;;;／
　　　　　　 　 　 　 　 | ;:|
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　　　　　　 　 　 　 　 | ;:|
　　　　　　　　　 　__ノ　人 __
　　　　　　　 　 (´ 　 ...:::;;;;; 　｀)
　　　　　　　　 　｀ ー -- 一 ´


　　　　　　　　　　 ────-，
　　　　　　　　　　|　／ヽ＿ノく
　　　　　　　　　　|　］ヽ　　　/|
　　　　　　　　　　|６＝■＝■　　　　　　めっさ熟成させた高級酒でございます
　　　　　　　　　　|/ | 　└┘|＿＿
　　　　　　＿＿／ヽ |＿￣　j::::::::::|＼
　　　　/⌒丶::::::::::::::::|　 .x￣|:::::::::::|::::::＼
　　　　|::::::::::|::::::::::::::::::|／只 |::::::::::::|:::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　.:;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;.:｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　,r'´ ｀ヽV彡' ￣｀ヽ;;;;;;;;;;ゞ',
　　　　　　　　　　　　　　　 !　r'" ￣｀`" ￣｀ヽ ヽ:::::::::ﾞ,
　　　　　　　　　　　　　　　 l　!　　　　　　　　　ﾞ,　ﾄ:::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　 l/!　　　　　　　　　　'; ﾐミ ;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　　　 j::!ｰ- ､　　,,､ --＝　 ﾄﾄt;;;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　 　 〈;:;ﾊ｀ー'ヽ　 `ー '　　 ﾚハ;;;;;!　　　　　うん　いい香りだ　
　　　　　　　　　　　　　　　 ';;;i1 　　/　　　　　 ,:　)) /;;;;!
　　　　　　　　　　　　 　 　　Vﾊ　　ヽ ,　　　　 ′_ノ;:;;;;;;!　　　　　　これで良い
　　　　　　　　　　　　　　　　 j;i:',　　_..__　　　　/j;;;i:;:;i:.:V
　　　　　　　　　　　　　　　　 j;;;;;', 　 ｰ　　　 /　 V;;;;;;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　'从ﾞ､　 　 　／,,,　_」;;ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1 ﾄ｀〒´　　　;;　V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 lﾚ() 1l(⌒))　 ;;　　L_
　　　　　　　　　　　 ,, 　__rr 　-‐ﾍ　　llﾄ､　__ -‐　::::　　ﾉﾉ二ﾆ77ーtt､､､､,,
　　　　　 ,, _, rr-‐//　　((　　　　 i1 ﾉll　//　　　　　　/　　　//　　//　　//
　　　　//　 //　//　　　　` ｀ヽヽiﾚ⌒ヽ!/　　　　　　/　　　//　　//　　//
　　　/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::.:｀ヽ　　　 ｲi　　 l1!　　　ヽヽV／.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　 /.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　ﾉﾉﾊ　 ﾉﾉ ﾄ､　　ﾉﾉ/.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


.　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　 　 　 　 　 　 　 　 -´　　　｀｀ヽ
.　　　　 　 　 　 　 ／ ⌒　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　／　　　　　 　　｀ヽ 　ヽ
.　　　　（（　　 /　（○）　　 　　　　　　　ヽ　　　　　（まさかこの酒で毒殺するつもりでは）
　　　　　　　　|::⌒（__　　 （○ ）　　　　　 }
　　　　　　　　ヽ 　 人__） ⌒::::.　　　　 　 |　　　　　　（でもおかしいお　同じ瓶から注がれたお…
　　　　　　　 　 ヽ（__ン　　　　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　人.　　　　　　　　　　　　/　　| |　　　　　そうだ、やる夫のグラスだけ毒が塗ってあるんだお…いや、そもそも食事に…）
　　　　　 　 　 /　　　　　　　　　　　＿ノ　　ノﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |

　　　　 　 　 　 　 　 ,　.:.:.:.:;:;-─‐‐--､､
　　　　　　　　 　 ／.:.:.:;;:;:;:;:;:;;;:;:;;;;;;;;;;;:;:;;:;ヽ
　　　 　　　　　 /.:.:;:;:;:;;;;;;;;;r'"´￣`ミ;;;彡-ﾐヽ
　　 　　　　　 ./.;;〃.;:;:;;;;ｨ´　彡'"二y'彡⌒ヽヽ
　　 　　　　　/,;;〃;:;;;;,ｨ´　彡'" ￣｀`''´｀ﾞﾞヽ1 !
　　 　 　 　 /,;;〃;:;;ｨｲ 彡'′　　　　　　　　!1 !
　　　　　　/,;;;〃;:;;:;;;;;/　　　 　　 　 　 　 　';　',
　　　 　 　i;;;;〃/⌒V　 ´ﾞﾞﾞ二`ヽ､　　　_,,､､jﾐﾐ;
　 　 　　　 V;;;ﾊ い;'　 "ﾞ‐trぇr､.;;｀ ,斤ｯ‐;ｲｼ′
　　　　　　/;:;;〃､_,　',. 　｀` 　~"´　ﾄ￣　 /　　　　　　ところでやる夫殿
　　　 　 　!.:〃:;:;;;;ij.　;　 　　　 ;.._ 　l　　,'ﾞ
　　　　　　V.:;:;;;;;ハ', 　 　　　　　 `"　 /　　　　　　　　　本日、貴公をお呼びしたのはな
　　　　　　/.;;;;;;/　 ヽ､ 　　 -‐''ﾆﾆ''　/
　　　 　 　!.:;:;;/､　　　 ＼　 　 　 　 /
　　　　　　`y二ヽヽ､.　　 ＼ _ ＿,:'′
　　　　　 _/　　ﾞ,1　　r二ﾆヽY￣〕
　　　,.ィ＜｀`丶､ ﾚﾉ ' ￣`)i　1ﾚﾊ
,.ィ＜　｀`ヽ＼ 　 ＼　＿ノノ　1Lノﾄ､,,,_ ＿_＿
　｀`ヽ＼　 ＼＼　　＼＜　ノﾉﾊVﾉ　1　　｀`ヽ＼



　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　 .ｎi 7　　　　　／⌒　　⌒＼
l^l | | ｌ ,/) 　 ／ （ ﾟ ） 　（。 ） ＼　　　　　ｎ　　　　　　　 はい…
', U ! ﾚ' / ／ ::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　l^l.| | /）
/　　　 〈　| 　 　　 　ﾍ　 / 　 　　　| 　 | U ﾚ'/／)　　　　　（早速きたお）
　　　　　ヽっ　　 　　｀ ⌒´ 　 　／　　ﾉ　　　 ／
　／´￣￣　ノ　　　 　　　　　　 ＼ｒニ 　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ヽ　　　l

　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,.-､__,.-*,. ;:☆
　　　　　　　　　　 　 　 　 r┴┐
　　　　　　　　　　 　　 ,. '"´:::::::｀ﾞヽ,
　　　　　　　　　　 　 ,':::():::::::::::::::::::::',
　　　 　 　 　 　 　 　 i::::o::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　 　 　 　 　 ',::::::::::::::::::::::::::::,'
　　 　 　 　 　 　 　 　 ゝ､;;:::::::::::;;;,. '
　　　　　　＿＿＿_　　　〈⊃　　}
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |　　　　　　こうなったら　
　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !　　　　
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l　　　　　　 死なば諸共だお
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／　　　　
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／
　　/　＿＿　 　　　　　　/　　　←心のなかのやる夫
　　(＿＿＿）　　　　　　/

　　　　　　　　　 　 ／‐-､fr'"_,､､,,_`ヽ､ ヽヽ,
　　　　　　　　　　/　r'⌒'ｰ'ﾞ──-ヽ　ヽ　ヽﾞ､
　　　　　　　　　 iﾞ　,!　　　　　　　　 ﾞ､ﾞ､ ﾞi　ﾞ! !
　　　　　　　　　 }　,!　　　　　　　　　　ﾞi､ ﾞ､ ' ﾞ､
　　　　　　　　　 ,!/!＿　　　　　_,,..､､　 i,ヾﾐ ﾞi, ﾞi
　　　　　　　　　 l　,! ｨtﾃ:､　 '"モｪ-' 　 ﾚ,^'iﾐﾞi, |
　　　　　　　　　 ﾞ､ﾄl, 　''"i　　`　　　　　! り,! ﾘｲ　　　　一言、感謝を申し上げたくてな
　　　　　　　　　　 ﾞi､;　　,!　　　　　　/ ,ﾑ-'ﾞ 'ﾞ ｢
　　　　　　　　　　　| i,　 `_",,＿　　　 / | 'ﾞ iﾞ　|
　　　　　　　　　　　ﾞ､.ﾞ､ ﾞー─''´ 　 ,ｨﾞ ハ　l ,/
　　　　　　　　　　　 |, , ﾞ､ ｀ ´　　／　/　l｢　ｿ!
　　　　　　　　　　　 `ﾐﾄrﾞ､＿_,／.､_-'ﾆ"ﾍﾘﾙ′
　　　　　　　　　　　　　,!=ミ,|ﾞr'',ニヽｌ｢`_ノム､,,_
　　　　　　　　　 　 _, ｨ'ﾄ-'ﾞ,!|.| !、__,,＞,ﾆﾞ-'~`''ｰ｀`''ｰｧ,､,,_
　　　　 ,､_,,.. -^ﾐ"´､ | Y'ﾌ｣ !`ｰｧ,r''" __,,...､､､　_-‐''"-'^''‐-
rｭr'ri'fﾞf,iﾞ　　　 ,rっ`､ l |ﾞ,へ, V / ,／'(~ヽ￣￣＿＿＿,,,......




　　　　　　　　　　　　　　　　”；　　” 　’、
　　　　　　　　　　　　;　(′‘ ・．　’、′”；
　　　　　　　　　　　　　′・　 (　（´;^｀⌒)
　　　　　　　　　’、　’・　､´⌒,;y;;;;;ﾉ､"'人 　　　 　ヽ
　　　　　　､(⌒ ;;;:;´'从 ;'　　 ;:;;) ;⌒ ;; :） )､　　　ヽ
　　　　　ー（　´;`ヾ,;⌒)´　 从⌒ ;) ｀⌒ ）⌒:｀．・　ヽ
　　　　　　ニ｀:::､　ﾉ　 ...;:;_)　　...::ノ　 ソ　...::ノ
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |
　　　／（ ○）三（○）＼　.!　　 !
　 ／ ::::::::::（__人__）:::::::::.＼|　　 l　　　　　　　　へっ？
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／
　 ＼ 　:　　`ー'´　 　　 ／／
　　/　＿＿　 　　　　　　/
　　(＿＿＿）　　　　　　/

　　　／　ｨ彡 / ／:::￣`ヽｖ_=二ヽ
　　/　／　 ノ／:::::　　　　　　 ﾞi|　|
　　l　/　　 ,'ｲ::::::::::　　　　　　　|　!
　　{　　　　　j,,､--．､,,_　　　　　ﾞil
　　ｉ　　f⌒ｉｿ::::::~､'''='ヽ`'　ﾋニ`'}}
　 ,'　　{{ ((:::::::::　　　'´　　 |`'~ '/{　　　　　私を目の敵にしている楚派のなかで
　/f 〟ヽ、ユﾞi､　　　　　_ _ｌ　 ,'f´　
　{ l |　　　|ﾊ　　　　　 ＿　　 /ﾘ　　　　　　私に対する工作を貴公が一人抑えようとしていることは知っているぞ
　ゝﾘ　　从::::ヽ　　　￣二`' / f　
　 {ｼンfﾙ､_::::　＼　　　　　/ 乂　　
　ﾚ'从ﾘ:::ll　 `'ｰ-､_'-､＿_/_从　　　
　　　ノ::::ll:::ﾐ:::::::::fｒｰ､'Tﾆﾝ:::|
　 r'´`''ｰ-､ﾐ:::::::::U::::ﾉ | | |;;;;|



　　　　　　 ＿＿＿
　　　　 ／:::: u ::::::::＼
　　　／　 ○ 三 ○:: ＼　　　　　い、いえ…
　 ／::u:　 （__人__）　:::::::＼
　|　　　ヽ　|┼┼|　/　u　 |　　　　　まあ、そのなんというか
　＼　　　 ｀――'´ 　 　 ／
　／￣￣￣￣￣￣￣￣＼

　　　　 　 　 ,．-‐─-､､,,_
　　　　　 ,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ,
　　　　 ,ｲ.:.:.:::::::::::::::::::::.:.:.:,r'ﾞ,r;;!j
　　　　,!:l:;彳〃: ｨｲ;:;:,ｨｲｿﾚ'ﾞ｀`|
　　 　 1;|;:ｌl;//:::;:::;:,r､ﾞ'r'"´ｰ､,,.!
　　　　|;:;:';:ﾞ;:;:;:;:;:;:〈 ﾄﾞﾘ　`‐=ｭ〈
　　　　l;;;;;:;:;:;:;:;:1;:l;:.ﾊ 　. 　　　 !　 　 　　　ひょっとして私に潰されるとでも思ったのかね
　　　　|;;,;;;;;;;;;:;:;:;:Y/`i　 ; 　　ｰr'　　　　　　
　　　　|;;|;;l;;|;;;;;;;:;:;ｨｲ!｀､ 　 ´了　　　　　　　ククク
　　　 ,f;;j;i|;;|;;j;;;;i/'ﾘ ｰ-ヽ　　j　　　　　　　
　　 _」f;:l::!l:;l;:l;:/二ﾆゞ, ｀Y「´　　　　　　　　
'"´　　i;:!;ﾘ;/ﾊ/￣｀¨`ｰ- '{､_
ｰ- ､＿　　　　　　　 ＿_＿__,二ﾆrf¨77tr'"´￣`i
;;:.:..　　 ￣　￣￣￣ ､､　__ ＿, ,.,j 〉/ !/￣¨｀ｰ 〈､
;;:.:.::.. . . 　　　　 　 　　　　 　 　 | 〉〉 !!　￣｀ヽ 久
;;;;;;;;:;:;::;.:.:.:. . .　　 　 　_ ,,．-‐ ,ｨｲ|〈〈 jﾄ､　　｀`ヽ､ 〉



　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　 　　　／_ノ　 ヽ、＼
　　　　　　／（●） 　（● ）.＼
　　　　 ／　　 （__人__）　　u　＼　　　　　まさか
　　　 ｎ|i 7　 　 ｀ ⌒´　　　 　 ｎ|
　　l^l | | ｌ ,/)　　　　　　U 　l^l.| | /）　　　　ははは
　　', U ! ﾚ' /　　 ー‐　　　　| U ﾚ'/／)
　　{　　　 〈　　　　　　　　　ﾉ　　　 ／
　　..i,　　 　."⊃　　　　ｒニ 　　　 /
　　　."'""⌒´　　　　　　　`''""''''

　　　／　ｨ彡 / ／:::￣`ヽｖ_=二ヽ
　　/　／　 ノ／:::::　　　　　　 ﾞi|　|
　　l　/　　 ,'ｲ::::::::::　　　　　　　|　!
　　{　　　　　j,,､--．､,,_　　　　　ﾞil
　　ｉ　　f⌒ｉｿ::::::~､'''='ヽ`'　ﾋニ`'}}
　 ,'　　{{ ((:::::::::　　　'´　　 |`'~ '/{　　　　　貴公と私は少しお立場が似ているな
　/f 〟ヽ、ユﾞi､　　　　　_ _ｌ　 ,'f´
　{ l |　　　|ﾊ　　　　　 ＿　　 /ﾘ　
　ゝﾘ　　从::::ヽ　　　￣二`' / f　
　 {ｼンfﾙ､_::::　＼　　　　　/ 乂　
　ﾚ'从ﾘ:::ll　 `'ｰ-､_'-､＿_/_从　　
　　　ノ::::ll:::ﾐ:::::::::fｒｰ､'Tﾆﾝ:::|
　 r'´`''ｰ-､ﾐ:::::::::U::::ﾉ | | |;;;;|



　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　／ ／ 　 　 ＼ ＼　　　　　（どうも本当に潰したいわけじゃないみたいだお）
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　　　　ええ、そうですね　身一つで他国に来て重臣になっているのですから
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼

　　　／　ｨ彡 / ／:::￣`ヽｖ_=二ヽ
　　/　／　 ノ／:::::　　　　　　 ﾞi|　|
　　l　/　　 ,'ｲ::::::::::　　　　　　　|　!
　　{　　　　　j,,､--．､,,_　　　　　ﾞil
　　ｉ　　f⌒ｉｿ::::::~､'''='ヽ`'　ﾋニ`'}}
　 ,'　　{{ ((:::::::::　　　'´　　 |`'~ '/{　　　　　そのような外国から臣が多くが誅殺された
　/f 〟ヽ、ユﾞi､　　　　　_ _ｌ　 ,'f´　
　{ l |　　　|ﾊ　　　　　 ＿　　 /ﾘ　　　　　　　いにしえの秦の百里渓などはむしろ例外に過ぎん
　ゝﾘ　　从::::ヽ　　　￣二`' / f　
　 {ｼンfﾙ､_::::　＼　　　　　/ 乂　
　ﾚ'从ﾘ:::ll　 `'ｰ-､_'-､＿_/_从　　　　　　　　　　　※百里渓　外国からきた臣として破格の待遇を受け、なによりも秦の民にまで愛されたという
　　　ノ::::ll:::ﾐ:::::::::fｒｰ､'Tﾆﾝ:::|
　 r'´`''ｰ-､ﾐ:::::::::U::::ﾉ | | |;;;;|



　　　　　　＿＿＿
　　　　／　　 　 　 ＼
　　 ／　　　　　 　 　 ＼
　／　　　ノ　 ヽ､_　　　 ＼　　　　左様でございますな
　|　　 （ ●）　（● ）. 　 　 |
　＼ ｌ^l^lｎ__人__)　 　　 ／
　 ／ヽ 　 L⌒ ´
　 　 　 ゝ 　ﾉ

　　　／　ｨ彡 / ／:::￣`ヽｖ_=二ヽ
　　/　／　 ノ／:::::　　　　　　 ﾞi|　|
　　l　/　　 ,'ｲ::::::::::　　　　　　　|　!
　　{　　　　　j,,､--．､,,_　　　　　ﾞil
　　ｉ　　f⌒ｉｿ::::::~､'''='ヽ`'　ﾋニ`'}}
　 ,'　　{{ ((:::::::::　　　'´　　 |`'~ '/{　　　　　ミク夫人には私が昭王の信を得て肩で風を切って歩いているように
　/f 〟ヽ、ユﾞi､　　　　　_ _ｌ　 ,'f´　
　{ l |　　　|ﾊ　　　　　 ＿　　 /ﾘ　　　　　　　見えるのかもしれんがそれは表面上だけのこと
　ゝﾘ　　从::::ヽ　　　￣二`' / f　
　 {ｼンfﾙ､_::::　＼　　　　　/ 乂　　　　　　　　ミク夫人に昭王陛下の御代が終れば潰されるのではと怯えているのは私のほうだ
　ﾚ'从ﾘ:::ll　 `'ｰ-､_'-､＿_/_从　　　
　　　ノ::::ll:::ﾐ:::::::::fｒｰ､'Tﾆﾝ:::|
　 r'´`''ｰ-､ﾐ:::::::::U::::ﾉ | | |;;;;|


　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　 ／　　 _ノ　 ヽへ＼
　 　 ／　　　（ ―）　（―） ヽ
　　 .l　 .u 　 ⌒（__人__）⌒　|　　　　　（范雎殿はミク夫人のみならずやる夫を恐れていると言っているんだお）
　 　 ＼　　　　　｀ ⌒r'.二ヽ<
　 　 ／　　　　 　 　ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
　　/　　　,　　　　　ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
　　{　　　{　　 　 　 　 ＼｀7ｰ┘!

　　　／　ｨ彡 / ／:::￣`ヽｖ_=二ヽ
　　/　／　 ノ／:::::　　　　　　 ﾞi|　|
　　l　/　　 ,'ｲ::::::::::　　　　　　　|　!
　　{　　　　　j,,､--．､,,_　　　　　ﾞil
　　ｉ　　f⌒ｉｿ::::::~､'''='ヽ`'　ﾋニ`'}}
　 ,'　　{{ ((:::::::::　　　'´　　 |`'~ '/{　　　　ところでやる夫殿
　/f 〟ヽ、ユﾞi､　　　　　_ _ｌ　 ,'f´　
　{ l |　　　|ﾊ　　　　　 ＿　　 /ﾘ　　　　　　武安君の最後を話してくれないだろうか
　ゝﾘ　　从::::ヽ　　　￣二`' / f　
　 {ｼンfﾙ､_::::　＼　　　　　/ 乂　　　
　ﾚ'从ﾘ:::ll　 `'ｰ-､_'-､＿_/_从　　　
　　　ノ::::ll:::ﾐ:::::::::fｒｰ､'Tﾆﾝ:::|
　 r'´`''ｰ-､ﾐ:::::::::U::::ﾉ | | |;;;;|


　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　　u　＼
　　　　 　／　　／　 　 ＼＼　　　武安君…
　　　　／ 　し （○） 　（○） ＼
　　 　 |　∪　 　 （__人__）　 J. |　　　知りたいんですかお？
　　　　＼　　u　　 ｀⌒´　 　／

　　　　 　 　 　 　 　 ,　.:.:.:.:;:;-─‐‐--､､
　　　　　　　　 　 ／.:.:.:;;:;:;:;:;:;;;:;:;;;;;;;;;;;:;:;;:;ヽ
　　　 　　　　　 /.:.:;:;:;:;;;;;;;;;r'"´￣`ミ;;;彡-ﾐヽ
　　 　　　　　 ./.;;〃.;:;:;;;;ｨ´　彡'"二y'彡⌒ヽヽ
　　 　　　　　/,;;〃;:;;;;,ｨ´　彡'" ￣｀`''´｀ﾞﾞヽ1 !
　　 　 　 　 /,;;〃;:;;ｨｲ 彡'′　　　　　　　　!1 !
　　　　　　/,;;;〃;:;;:;;;;;/　　　 　　 　 　 　 　';　',
　　　 　 　i;;;;〃/⌒V　 ´ﾞﾞﾞ二`ヽ､　　　_,,､､jﾐﾐ;
　 　 　　　 V;;;ﾊ い;'　 "ﾞ‐trぇr､.;;｀ ,斤ｯ‐;ｲｼ′　　　　なるほど彼らしい最後だ
　　　　　　/;:;;〃､_,　',. 　｀` 　~"´　ﾄ￣　 /
　　　 　 　!.:〃:;:;;;;ij.　;　 　　　 ;.._ 　l　　,'ﾞ
　　　　　　V.:;:;;;;;ハ', 　 　　　　　 `"　 /
　　　　　　/.;;;;;;/　 ヽ､ 　　 -‐''ﾆﾆ''　/
　　　 　 　!.:;:;;/､　　　 ＼　 　 　 　 /
　　　　　　`y二ヽヽ､.　　 ＼ _ ＿,:'′
　　　　　 _/　　ﾞ,1　　r二ﾆヽY￣〕
　　　,.ィ＜｀`丶､ ﾚﾉ ' ￣`)i　1ﾚﾊ
,.ィ＜　｀`ヽ＼ 　 ＼　＿ノノ　1Lノﾄ､,,,_ ＿_＿
　｀`ヽ＼　 ＼＼　　＼＜　ノﾉﾊVﾉ　1　　｀`ヽ＼`



　　　　　　　　　　 _-─―─- ､._
　　　　　　　　 ,-"´ 　 　　　 　　 ＼
　　　　　　　　/ 　 　 　 　　　　　 　ヽ
　 　 　　　　 / 　　　　　　＿／::::::＼_ヽ
　　　　　　　|　　　　　　　　　::::::::::::::　 ヽ　　
　 　　　　 　l　　u　　　 （　●)::::::::::( ●)
　　　　　　　` ､　　　　　　　 （__人_）　 /
　　　　　　　　　`ｰ,､_　　　　　　 　　／
　　　　　　　　　／　　`''ｰ─‐─''"´＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,､､､､､､,,,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　.:;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;.:｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　,r'´ ｀ヽV彡' ￣｀ヽ;;;;;;;;;;ゞ',
　　　　　　　　　　　　　　　 !　r'" ￣｀`" ￣｀ヽ ヽ:::::::::ﾞ,
　　　　　　　　　　　　　　　 l　!　　　　　　　　　ﾞ,　ﾄ:::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　 l/!　　　　　　　　　　'; ﾐミ ;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　　　 j::!ｰ- ､　　,,､ --＝　 ﾄﾄt;;;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　 　 〈;:;ﾊ｀ー'ヽ　 `ー '　　 ﾚハ;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　　　 ';;;i1 　　/　　　　　 ,:　)) /;;;;!　　　　彼の友人として見届けてくれたことにも礼を言おう
　　　　　　　　　　　　 　 　　Vﾊ　　ヽ ,　　　　 ′_ノ;:;;;;;;!
　　　　　　　　　　　　　　　　 j;i:',　　_..__　　　　/j;;;i:;:;i:.:V
　　　　　　　　　　　　　　　　 j;;;;;', 　 ｰ　　　 /　 V;;;;;;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　'从ﾞ､　 　 　／,,,　_」;;ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1 ﾄ｀〒´　　　;;　V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 lﾚ() 1l(⌒))　 ;;　　L_
　　　　　　　　　　　 ,, 　__rr 　-‐ﾍ　　llﾄ､　__ -‐　::::　　ﾉﾉ二ﾆ77ーtt､､､､,,
　　　　　 ,, _, rr-‐//　　((　　　　 i1 ﾉll　//　　　　　　/　　　//　　//　　//
　　　　//　 //　//　　　　` ｀ヽヽiﾚ⌒ヽ!/　　　　　　/　　　//　　//　　//



　　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ／|＿
　　　　　　　　　　　　　　　　.＼　 　/
　　　　　 　＿＿＿　　　　　　 |_＿＞
　　　　　／ヽ、　_ノ＼
　　 　／　（●）　（●）＼　　　　　（彼の友！やはり范雎は…）
　　／　　　（___人__）　　..＼
　　|　　u　　ﾉ　　　ヽ,　　　|
　　.＼　　　（/⌒ﾉ´ﾌ 　 .／
　　 .　.>　　 .￣￣´　　<.

　　＋　　　　　ﾟ　　.　＋　　　　　　　　　　　　.　.　．ﾟ .ﾟ。ﾟ　。　,ﾟ．。ﾟ.　ﾟ．。　.。
　　　．　.　　　ﾟ　　.　o　　　　ﾟ　　。　　.　　,　.　.o 。　*　.ﾟ　+　。☆　ﾟ。。．　　.
　　　　　　　　　　　　　　　。　　　　　 　｡　　*。,　+　。.　o　ﾟ,　。*,　o　。.
　　ﾟ　　o　　　.　　。　　　.　　.　　　,　　.　,　ｏ　。ﾟ.　,ﾟ　。　＋　。　。,ﾟ.。
　ﾟ　,　　　,　。　.　　　＋　　ﾟ　　　。　　。ﾟ　.　ﾟ。,　☆　*　。ﾟ.　o.ﾟ　　。　.　。
。　.　　．。　　　　o　　　．.　。　ﾟ　 ﾟ　,　。.　o　。*　。　.　o．　。　．　.
　　　　　　　　。　　　.　　　。　　．　.ﾟo　。　*．　。　．.　☆　.　＋.　.　　.
　。　.　　．　.　　　.　　　．　　。　ﾟ。,　☆　ﾟ.　＋　。　ﾟ　,。　.　。　　,　.。
　　　　ﾟ　　。　　　ﾟ　　.　　+。　ﾟ　*　。.　,　。ﾟ　+.　。*。　ﾟ.　　　.　.　．　　.
　。　　.　　　.　。　。ﾟ.　。*　。,　´。.　　☆。。.　ﾟ。+　。　.。　　.　　｡　　　.
　　.　　　。　　ﾟ　ﾟ。　。,　.。o　☆　+　,ﾟ。　*。.　。　。　.　　　　。　　　　.
　ﾟ　.ﾟ　ﾟ　　。ﾟ　+　。.　+。　*　。ﾟ。ﾟ.,　,+　。ﾟ.　。　.　.　　　,　　　　,　　　.
ﾟ。ﾟ+ﾟ`,　o。。.ﾟ*。ﾟ　。.ﾟ　。　☆＋。。ﾟ.　°　。　.　　　,　　　　　　ﾟ　　　　ﾟ
　。,　.ﾟ。　+　☆。,ﾟ.　o。 。+　。ﾟ.,　　.　ﾟ　　　,　　　。　　　　　。　　　.　　　.
　ﾟ.　ｏ　*　。ﾟ。ﾟ.。ﾟ。+ﾟ　。　。　ﾟ。 ﾟ　。　　ﾟ
ﾟ`　.ﾟ　.ﾟ.　ﾟ.　.　ﾟ　　.　　ﾟ　　.　　　,　　.　　　　　.　　.　　　。　　　　　　ﾟ　.
　　ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒ｉ⌒i´￣｀i　　　　　　　　　.　　,　　　　.
　　|　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |ニ二⊃ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,、
　., |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |,, ﾟД)　　 　　　　　　　　　　　_〈 i、
　　|　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |'~ﾌ∞､ ＿　＿__ __ _ 　　　_､シ从ヾ、
　　|　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |/_,ハ　　　　　　 ＿　￣_,,シ:'｢|ヽ.・ヽヽ
　　|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|三}､_）./7 　　/⌒　￣||　 　 |.|_ へ.､｡_）
　　|三三三三三三三三三三三三三三三}／ノ 　 ,ｲ{　　 ノ　||（ 　 ,Ｕ
　　|三／´|｀ヾ三三三三三／´|｀ヾ三三三ﾚ'ニニニニニニニ０ニｺ/
　 └ﾞ（─＠─）========（─＠─）=┘　　 　 　 　 /|　|　　　　}　j{
　　　　＼._|_,ノ　 　 　 　 　 ＼._|_,ノ　　　　　　 　　　《_,ヒ｝　　　《_,/_｝

　　　　　　 　 　　 ＿＿＿_
　　　　　　 　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　 ／　 　　　　　　 ＼ 　　　　　白起、鄭安平、王稽…范雎は責任を感じて憂いているんだお
　　　　　　／ 　　_ノ　 　ヽ､_　　 ＼
　　　　　　|　　 （ ●）　　（● ）　　|　　　　　ひょっとすると陛下もお加減も悪く、命も長くないと考えているのやも
　　　　　　＼　　 　（__人__）　 　 ／
　　　　　　 γ⌒　　｀ ⌒´ 　 ⌒＼
　　　　 　　/　 （＿__　　　　_＿）　＼
　　　　　　（＿＿＿_ ヽ　γ' ＿＿＿）

　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿___
　　　　　　　　　／ _ノ　　ヽ_＼
　　　　　　　 ／　 （●）　 （●）
　　 　 　 　 /　　　　 （__人__）　 ヽ　　　　　きっと范雎は宰相から身を引こうと何度も考えているに違いない
　　 　 　 　 |　　U　 　｀ ⌒´　　　|
　　　　　　　＼　　　　　　　　　／　　　　　　ひょっとしたら既に陛下には話されていて許されないだけかも
　　　　　　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　/　　,　　　　　　　　l　 |
　　　 　 ./　　/|　　　　　　　　|　 |
　　　　 /　　/ .|　　　　　　　　l!　.|



　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼　　　　　いや…やる夫は他人のことを考えてる場合じゃないお
／ 　　　　　　　　　　＼
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |　　　　　どうしてキル夫やキル子が見つからないのか？
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　カイジ達食客を使って邯鄲中を探しているのに…
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼　　　　　　ミクが何処かに匿っている？
　　　／　─　 　 ─　＼　　　　　　
　 ／ -=・=- 　　-=・=-　＼　　　　ロイエンタールやミッタマイヤーが出入りしてるけどそれらしい気配もないお
　 |　 　 　 （__人__）　　U 　|　　　　
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　　　 ／　　　　　占い師にでも頼みたい気分だお



　　 　　　／￣￣￣＼！
　　　　／ ／ 　 　 ＼ ＼　　　　　占い師？そういえばやらない夫が言ってたお
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　　　魏の大梁には唐挙という有名な人相見がいるとか
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼　　　　　なんでも微臣だった時の李タイを百日で趙の権柄を握ると占ったとか…

　　　　　　　　　､
　　　　　　r-≧＝- ､｀ヽ｀ヽV //彡彡 彡彡≦ ～
　　　　　　　≧三ニ＞-彡-::v;:へミミミｘx三二＝～
　　　　　　三三彡彡〃〃r - -ヘヾミミミ ＜三二≧
　　　　　　　 彡彡 彡/ /'示　 示 〉ヾ　ミミミx
　　　　　　彡:／彡彡/ﾊ 、 _' __　/ﾉミミミxミミx ヽ
　　　　　　 ／彡彡//〃-) 、　 ｲ- ＜ヾミミxミミx
　　　　　　　　　　// {　/Y　 ¨ / l ヽ /ヾ
　　　　　　　　r 7//ハ/　ﾄ､ ＿ ﾉ　　(///7ﾊ
　　　　　　　 ///////　.| |:::::| |:::| !　 V////ﾊ
　　　　　　　/////ノ　　| |::::::| |:::| |　　lヽ.///ﾊ
　　　　　　 /////'　}　　| |:::::::-::::| |　 {　 V///ﾊ
　　　　　　 l////　 ,　　, ,::::::::::::::::, ,　　V　.V//ﾊ　　　　←唐挙　戦国時代、最高の人相見
　　　　　　 l///,　 /　 ,',':::::::::::::::::::',',　　、　.V//ﾍ　　　　　　
　　　　　　 l///!　 !　 ,',':::::::::::::::::::::',',　　}　　V///.､　　　　　



　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／ノ　ヽ､_＼
　　 　 　 （●）　（● ）　＼
　　　 ／⌒（__人__）⌒　　 ＼　　　　困ったときのオカルトだのみ
　　　 |　　　　)　 )　 　 u. 　 |
　　　 ＼　　 `ー'´　 　 　 ／　　　　　　ダメもとで言ってみるかお
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ|　　　　　 ､＿ノ

┏━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ 魏の首都、大梁の唐挙邸
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┗━━━━━━━━━━━━───



ゝ.;:_:_;:;:_:_;:;:_;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:||　 /
ミゝ､＿＿_／＼二｀＞､;:_:_;:;:_:_;:_||ー========----......＿＿
ゝミミミ ／ ／＼＼ ￣7 ＼＿＿||三三三三三,ｨ=‐--,,,..三三,kﾆﾆﾆﾆ､
彡彡／ ／lll;lll;ll;＼ ＼i＼　 ＼,',',.ﾍ,',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',','/,',',',',',',',','／ ＼
彡／ ／ll;ll;ll;ll;ll;ll;ll;＼ ＼ ＼r-＼,','},',',',',',',','ﾊ,',',',',',',',',',','7,',',',',',','／ ／＼＼
／ ／l;;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l＼ ＼/ヽ､__＼￣￣∨　＼,',',',',',',','|,',',','／ ／ll;ll;ll;ll;ll
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_;:;:_:_;:｢_,:,.,:,.,:,.,:,.,:,.l!;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;|; ||三三ﾐ|_;;:_;:;:_:_;:;:_:_;:;|:_:_;:;:_:_;;:_;:;:_:_;:;:,.-'"
_;:;:_:_;:l.,.,.,:..,:,..:,..:,.,:l!;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;|; ||_三三|_;;:_;:;:_:_;:;:_:_;:_|_:_;:;:_:ri―":.:.:..:..
_;:;:_:_;:l_:_,:_,:_,:_:,:__｣!:::::_;:;:_:_;:;:_:;:;:|; ||三二ｔ|_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:;:|_;:;:_:_|;|:.:.:.:.:.:
_;:;:_:_;:;￣￣￣￣:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_;:|; ||[三三|;;γ⌒ヽ_;:;:_:;:|:_;:;_;_|;|:.:. .
_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:|; || 三二|_; |　____|__:_;:_|_:_;;:;_|;|::
_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_/￣/￣￣｀!;;;;;;;;;;;;;;|_:;:|__　__|;:_;:;::;|:;:_:__:|;|.
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_;:;:/￣￣￣/l:_;:;:_:_;:;,ｨ´⌒i;;;;;;;;;;;;;|;;／,.;;;;;;|_;{　 ___};:;_:_;::|_;:__:;:i;|　　　 ,.-''"
_;/_;:;;_;;:;;:;_/__:_;:;:_:_;:_|ﾐ_ ノ..{　　 {　　 　 {　 ﾞﾐ､　ﾝ::::--┴-―┴'""´
　　　　　　　　　　　　　｀ ┴―┴――┴―'''"´

　　　　　　　　　　　　　ズラ～～～～～～～～

　　　 ∧∧　　　　 ∧∧　　　　 ∧∧　　　　 ∧∧　　　　 ∧∧　　　　 ∧∧
　　　/⌒ヽ)　　　 /⌒ヽ)　　　 /⌒ヽ)　　　 /⌒ヽ)　　　 /⌒ヽ)　　　 /⌒ヽ)
　　　i三 ∪　　　 i三 ∪　　　 i三 ∪　　　 i三 ∪　　　 i三 ∪　　　 i三 ∪
　　 〇三 |　　　 〇三 |　　　 〇三 |　　　 〇三 |　　　 〇三 |　　　 〇三 |
　　　(/~∪　　　　(/~∪　　　　(/~∪　　　　(/~∪　　　　(/~∪　　　　(/~∪


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 从!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 从,ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/,ｲ/小、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.仏//小:ﾍ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／:.:.::｀ヾ,小ﾑｿ:ヽ.
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:.:.:.::　　　 ｀~´　　 :.:.
　　　　　　　　　　　　　　　 　 i:.:.:.:.:　　　　　　　　　 :',
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {:.:.:.::　　 _,,,,_　　 _,,,､､,,_L,　　乗るしか無い、このビックウェーブに
　　　　　　　　　　　　　　　γ=ミ ､ ,.r=＝＝ミﾆy＝＝x
　　　　　　　　　　　　　　　 ヾy:. ｀ヽ{::::::::::::::::::八:::::::::::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏ i　　ﾞ ､＿_:::ノ__.冫＝'ﾞ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀.､　　　 ／,､ｬwwx,ヽ　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　_ ...',　　　彡K´　冫ﾈ. ﾉ
　　　　　　　　　　　　_　-　　､　　.ヽ　　彡　｀ﾆ´ .ﾐ/￣i　　-　_
　　　　　　　　 _　　　　ヽ　　 .',　　　｀　爻ｨﾊﾊﾊ爻 i　 .l　　　　 ヽ
　　　　　 ,　 ´　　　　　　.',　　 .',　 ､　　　｀^''''''''ﾞ　 .l　　l　　　　　 ',
　　　　／γ ヽ　　　　　　 ',　　 ',　　　､　　 　 , '　 .!　　.l　　　　　,,}
.　　　/　 〈O O〉　　　　　　',　　‘，　　　　　　　　 ,'　　　l　　　　 《}
.　　 ,　＼└ﾟﾟ┘／　　　　　 ', 　 .‘，　　　　　　　/　　　 .l　　　,　 .!

　 　　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／ ノ　　＼＼　　　　　　　　　うわ～並んでるなあ
　　　　　 ／　（●） 　(●）＼　　　
　　　　／　∪　 （__人__）　　＼　　　　　　　一日中並んでも今日中に占ってもらうのは無理かもしれないお
　　　　|　　 　　　｀ ⌒´　　　　|
　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)　　 ／/⌒)⌒)⌒)
　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/
　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/
　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/
　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／
　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／



　　　　　　　　　　　　 -‐,.　´　　　 ｀　　　、
　　　　 　 　 　 　 '　　　　　　　　　　　　　　　　、
　 　 　 　 　 　 / 　 /
　　　　　　　　/　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　、＼､
.　　　　　　　 '　 　 !　　 、　　　　　＼　　、　､　　　　',　ヽ
　　　　　　　 l　!　　'、　 ヽ‐-　..＿'"＿､　ヽ　lヽ　　　 l
　 　 　 　 　 ;　l　　　 , ､　 ＼／"ｆ ア }! ＼　, l.; !　 ヽ. l　　　　　おい、そこのお前
　 　 　 　 　ﾉ , !　 {. / ＿｀＞ゝ　,.　 '"　　Vヽ l/　　 ,lヽ
　　　　　　 '"　l 、 ﾞ,‐'"ｆ斗!´｀ "　　　　　　　,ヽ!　 ､　!
　　　　　　　 　 ,　､.ﾄ ,　'"〈　　　　　　　　 /.l　 　 .lヽ.|
　　　　　　　　　 ,　ﾄ､　 、　　,　 　 ‐　 　 '　 !　 !　!　'
.　　　　　　 　 　 ヽ{ ヽ　i＼　 　 　 　 ／　 　ｌ､ ハj
　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼丶　　、　／ 　 ,.　'"　、
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　, i　,.　'"　　 　 〉＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,.ｨl i.loｌヽ　　　　 /ﾆﾆ!ﾆ-_
　　　　　　　　　 　 　 　 ,_ィ/ニ/.!.! .! .!. 　 　 /二ﾆl二二ﾆ=-＿_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒　　 ⌒　　 ＼　　　　ん？やる夫に言ってるのかお？
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／（● ）　（● ）　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　⌒（__人__）⌒　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ 　 ｀⌒ ´　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　 　 　 　 　⌒ヽ



　　　　　　　　　　　 　 　 ,..　　 ､,.　"　　 ｀　 　 、
　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　'
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　 　 　 　 '　 　 /　　　 i
.　　　　 　 　 /　/　/　 　 '　 !　　 ,　　　　　　 　 　 　 ヽ　、
　　　　　　　/／　 ,　　 /　　 、 　 '　 　 丶　 ヽ
.　　　　　　/　 i 　 !　　'　　 ,. ヽ　　 ＼.　　＼　ヽ　　 !　 i　ヽ、　　　　ああ、お前だ
　　 　 　 　 　 l　　l 　 !　／＿　＼　ヽ　｀ ＿-ヽ 、　 l 　 !
　　　　　　　　 !　ハ　.l/￣弋 ツ￢--ヽ'弋 ツ " ' ;l　.! 　 !　　　　　　　　俺の順番は次だが俺の前に入れてやってもいいぞ
.　　　　　 　 　 !/.ｌ　ヽ.ゝ ＿＿＿_/.ｉ ヽ ＿＿＿ /,l　! l!　'
　 　 　 　 　 　 !　', 　! ヽ.　 　 　 　 {　　　　 　 'イ !/ /l./　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　、lヽ 　 、　　　　　　　　　/　　 ' / ,!
　　　　　　　　 　 　 ヽ ､　　　 、　ヽ　 ｱ　 .ｨ　　' /./
　　　　　　　　　　　　　 ヽ＼ ｒl　　 　 　 　 ,!､　j/ /
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ィl ｀ ￢,二,r　'" .ﾄ､'
　　　　　　　　　　　　 　 ,.ｨ{:/　 　 l.l.ｏ.l.!　　 V,ヽ、
　　 　 　 　 　 　 　 _,.,イ//|'　　　 ｌ ｌ　.l l　　　V/ハ-　._
　　　　　＿,.　‐'////////,l　 　 ./ .l　 !　、　　}'//∧////7　‐-

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ＞） 　（＜）＼　　　　　ま、まじかお
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　 |　　　　/| | | | |　　　　　|　　　　ありがとうだお
　 ＼　 (、`ー―'´,　　 　／
　　　　　 ￣￣￣


　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　／ /　　　　　　　　　　 丶
　　　　　　/　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　 / 　　{　　　 　 ＼　　ﾍ　　　 ヾ、
　　　　　."ｨ　 八　.ﾏ　　　　＼　 ﾍ　　ヽ-｀
　　　　　/ l　　 .ﾍ　 ﾏ　　　　 .ヽ　ﾍ 　 .l　　　　　　　　感謝はいらん
.. 　 　 　 　i　　 /_＼{ ｀-_- ≦=　　 i　 ﾄ-｀
　　　　　　 |/l _ {_ __,}＝{　-‐´ } l＼ l　.l　　　　　　　　　　当然見返りを求める
　　　　　　　　ﾚｌ ヽ¨ l　　 ¨¨　 .ｨ-´l /l|
　　　　　　 　 　 　 ＼ --イ　／.|_/l/
　　　　　　　　　　　　 ＞-_ _ -´^∧
　　　　　　　　　　　　_//loλ　 ./: : ＼＿
　　　　　　　＿ ―－// lo |_|　 i: : ＼＿: :＞- _
　　　　　　/: :＿／: / ,:.Ｖ: :∧_/: : : : :.／: : : : : :｀ 、
　　　　　/: : : Ｖ: : :i　ヽ。／　.i: :◇:.／: : : : : : : : : .}

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　─　 　 ─　＼　　　　　　いくらだお？
　 ／ -=・=- 　　-=・=-　＼
　 |　 　 　 （__人__）　　U 　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　　　 ／


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 丶
　　　　　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ. ,
　　　　　　　　　 /イ ./　/　　　　　 ,　　.ヽ　　　ﾄ ,
　　　　　　　　　　./ /　/　　／ _ゝ ヽ　　　i　　 .ｌヽ
　　　　　　　　　　i　　 rl　≠r≦-_＼|＼＿_ｌ　l　l　　　　　　　金なぞいらん　天下に俺の能力を示したい
　　　　　　　　　　ｌ/ｌ　ヽｌ/.l .ゝ　tッ}＝ijtッ=.λl/
　　　　　　　　　　　l/l　 |、l　　¨¨　　ｌ　¨///.l　　　　　　　　　　お前が馬車でここに来るのが見えた
　　　　　　　　　　　　 ヽ从|＼　　‐-- ／　 l .l
　　　　　　　　　　　　 _-‐|￣-ヽ、_　 r-v三Ξヽ　　　　　　　　　　どこぞの国のそれなりの官吏だな
　　　　　　　　　　 _ _/: : :ヽ　　/.loλヽ｀v.,ｧ　 .l
　　　　　　　, - ´´: : : : : : :.l　 .l .l　|_|: :ヽ .<　　 ｌ__　　　　　　　　　　
　　　　　 Ｙ: :ヽ: : : :――-´l__/:＼0::ヽ_V:ヽ_=＝":.ｌ
　　　　　 .{: : : :.｀ヽ:＼: : : : : l　 ヽ:.o:/　l: : :.l: : : : : :，
　　　　　　l: : : : : : :ヽ:.＼: : : .ｌ　 /: xヽ .l: : : :l: : : : : :，

　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　／／　 　＼＼
　　 ／（ ●） 　（●） ＼　　　　　なかなか抜け目ない　その通りだお
　／::::::⌒　　､_!　 ⌒::::: ＼
　|　　　　　'ｰ三-'　　　　　|　　　　仕官の口を用意すればいいのかお？
　＼　　 　 　 　 　 　 　 ／



　　　　　　　　　　　 　 　 ,..　　 ､,.　"　　 ｀　 　 、
　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　'
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　 　 　 　 '　 　 /　　　 i
.　　　　 　 　 /　/　/　 　 '　 !　　 ,　　　　　　 　 　 　 ヽ　、
　　　　　　　/／　 ,　　 /　　 、 　 '　 　 丶　 ヽ
.　　　　　　/　 i 　 !　　'　　 ,. ヽ　　 ＼.　　＼　ヽ　　 !　 i　ヽ、　　　いいや　それも必要ない
　　 　 　 　 　 l　　l 　 !　／＿　＼　ヽ　｀ ＿-ヽ 、　 l 　 !
　　　　　　　　 !　ハ　.l/￣弋 ツ￢--ヽ'弋 ツ " ' ;l　.! 　 !　　　　　　　できるだけ官位の高い人物を紹介してくれるだけで結構
.　　　　　 　 　 !/.ｌ　ヽ.ゝ ＿＿＿_/.ｉ ヽ ＿＿＿ /,l　! l!　'
　 　 　 　 　 　 !　', 　! ヽ.　 　 　 　 {　　　　 　 'イ !/ /l./　　　　　　　　　俺の能力は俺が証明する
　　　　　　　　　　　、lヽ 　 、　　　　　　　　　/　　 ' / ,!
　　　　　　　　 　 　 ヽ ､　　　 、　｀　　´　 .ｨ　　' /./
　　　　　　　　　　　　　 ヽ＼ ｒl　　 　 　 　 ,!､　j/ /
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ィl ｀ ￢,二,r　'" .ﾄ､'
　　　　　　　　　　　　 　 ,.ｨ{:/　 　 l.l.ｏ.l.!　　 V,ヽ、

　　 　 　　＿＿＿_
　　 　　／-‐　　‐-＼　　　　　　わかったお　商談成立だお
　　　／ （ ⌒)　(● ）＼　　　　　
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　　　（コイツやる夫が秦の大臣クラスって知ったら腰抜かすお
　 |　　　　　l／⌒ヽ 　　　 |　　　　　
　 ＼ 　　／　　 ／ 　　 ／　　　　　　　まあ使えそうだから雇ってやるお）



　　　　　　　 _　　 _
　　　　　　, ´　￣　｀ヽ
　　　　　ｲ　　　　　　　 ,
　　　　/,　　　_メ、　　　ﾄ、　　　　　　　　　よし、じゃあ俺はここで待っている
　　　　ﾉl,　 vrt_ッij-t_ij |
　　　　　　ヽ， ¨__ヽ /|/ l￣￣ー-‐ｌ　　　　　先に行け
　　　　　　 _ l＞- _,　　　ｌ　　　　ｌ　.l
　　　　_／ﾆ=V |、ヽ_‐--l　　　 .l　 l
　　ｒ-´三二ﾆ=-ﾍ::/_／￣￣ｿ＿ー
　ri_l三ﾆiﾆ三==＞´ヾ、_ _ヨヽ　　　　　　　　　_ ___
　ｌ l l三ﾆ_:＞仁二ﾆ=>^、ﾆi!ﾆヽ　　　 _ _ __--っ　 !
　 l l l三三三ﾆﾆ=／!　　ヽ:!ﾆ=ヽ.-仁二＝-_ｿｌ＿_ｌ
　　l l .l三三三／三=l　　ヽ:ヽﾆ／三三三三二＜
　　 l l 乂三_イ二三二l _ __ > 仁三三三三三三二=-＜　　　　　　　　　　　/￣/
　　　ｌ　l　　　 ｌ二二ﾆ/二二三三三三三三三三三三二=-＜　　　　　　　/　 /
　　　 l　ｌ　　　 l三ﾆ /二二二二三=／ﾆ⌒＼二三三三三二ﾆ=-＜＿_／　　/
　　　　ｌ　ｌ　　　ｌﾆ=./三三三三二／三三二ﾆ＼ー――ー＿三三三ﾆ]　　　/
　　　　 l　ー―-lﾆ/三三三ﾆ=／_-‐-　、三二ﾆ＼　　　　　 ー-_二=/　　　/
　　　　　ｌ　ｌ　　　乂_二_ - -―￣　 _－-＼三三二＼　　　　　　　　 ＼＿/
　　　　　 l　 l_ - -　　　 _ _-ー-　ー　　__／＼三三二＼
　　　　　　ｌ　ｆ＿　＿－　ｌ　　 l＿―　　　　　　＼三三二＼
　　　　　　 l .l　　　　　　　l　　 l　　　　　　　　 　 ＼三三二＼　　　　＿
　　　　　　　ｌ　ｌ＿　―　― l　　ｌ　　　　　　　　　　　＼三三二＼_ ／　　ヽ
　　　　　　　.l　ｌ　　　　　　　l　　ｌ 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼三二ﾆ／　　　 /

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 fｰｘ_　 {ヽ､　　ト、　　 　 　 　 ,､
　　　　　 　 　 　 　 　 r- 、　　 　 ヾ彡ヽヾ彡､. '彡､._　　　　,ｲｿ　　 ,.ィ)　　,.ｘ=ァ
　　　　　　　　　　　　　｀ｘ彡､_　　ヾ彡彡ヽ.ヽ彡ヾ彡{ミ､.　,ｲﾐ/　,イﾐイ　,.イミﾉ　　　　 ＿,,
　　　　　　　　 ｒｘ、　　 　 `＜彡ヽｰ-彡彡彡彡彡彡ミミVミミイミィ,.イﾐﾐイ"　　　,.-イミｱ
　 　 　 　 　 　 `＜彡=-､.ヾ‐'彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミ7ィ'"ミﾐﾐイ´_,..=ァ
　　　　　　r-,＿　 ,.ィｰ-､彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミﾐィ＿--､
_､　　　　　｀"＜ﾆ彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミイ"´
ﾆ＼　　　　　,ｲニ=ー ､彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミﾐﾐィ＝ﾆﾆ＞ ､
ニニヽ　 ＿/二彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミｰイ＜ニニ＼
ﾆニ二ヽｰ'彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミﾐ-=ニニ二二ニﾆﾆヽ
ﾆﾆニニニヽ二ﾆﾆ=‐'＜彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミﾐﾐ=ニニニニニニニニﾆヽ、
`ｰ=ニニニ=-‐ｨ彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミ-‐=＝ニニ＼ニニニニﾆ
＝=='二二二ﾆ＝＝ｰ彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミﾐﾐ≦ニニニﾆ＼ー-=ニニ
ﾆニニ'ﾆ二ﾆ=＝ｰ-==-‐=-彡彡彡彡彡彡彡彡彡'⌒｀´⌒ヾミミミミミミミミミミミミ<ﾆ-‐ヽニ
ﾆﾆニニ'ニニニニニ＞彡彡彡彡彡彡彡彡彡ｲ弋ｧヽ　 ,ィｧゝﾐﾐヾﾑミミミミヾﾆﾆ＞ミミｘ　 `'
ﾆニ二二'ニニ-‐彡彡-‐ﾆニ＞彡彡彡ィ彡ｲﾆ＼　　　 {　　 /' ヾミ二ﾆﾆ二＞ｰ,. '丶_　　　　　　　
二二二二'=＝ニニニニ＞彡ィ二ニニ彡ｲﾆﾆ'ニｌ　､　　,　 ｲ　ヽlミﾐニニﾆ/_／,. -― ､}　　　俺っちが超戦国級の人見相の唐挙だべ
､ニニニニニニニニ=ｨ彡イﾆニニニニニ二二'ﾆl.＼, ; ; ,:' .ｌ /.､lニヾニニ/ﾆ{./　 　 　 ﾉ　 　
. ＼ﾆニニニニニニニニニニニ／´　　　ヾﾆニ'二〉. ￣　./! ヽニニニニ;ﾆﾆ'{.　 　 　 '　 　 　　お前の名前と占って欲しいことは？
.　　＼ニニニニニニニニニ=-"―‐ -　 　 ﾞﾆﾆニl--､　／,' ./ﾆニ二二/￣ ﾉ 　 　 /　 　 　
　　 　 `ｰ=二ニニ二ニ-''"　　　　　　　　｀ヽ.ヾ=ｲl: : :∨: :.l./　, -―‐''"--‐'　　 　 '
.　　　　　　/　　　ヽ／　　　　　　　　 　 　 　 丶　.l: : :/ i: :l'└‐ﾆﾆ '"_,.., 　 　 　 '
. 　 　 　 　 ､　　 .,.'　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , .l: :.l : l: :l　　／.イ ／.,.,.　 .／
　　　　　　　 ヽ　,..._　 　 　 ......:::::::::::::::::::::::...　　 　 , l: :l: :l: :',　　 /　/ ／ ,　'"
.　　 　 　 　 　 /､　ヽ　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... 　 , l: : :／: ､　 lヽ - ｰ'"
.　　　　 　 　 / 　 〉 .}.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:''"ヽ ｌ l: : : : : : :､　 ﾄー- ､
.　　　　　　, '　　 '　/:::::::::::::::::::::::::::::::;:-― ;::::i　',　.V .!: : : : :: : lヽ.　 ヽ　　　､
.　 　 　 　 {　　　, ｲ ::::::::/ ⌒ヽ::::::::/　!　 'l:::::､　 " ヽ': : : : : : : ヽヽ　　　　　　｀　､
. 　 　 　 　 , 　 　 .!　 :::::l.! 　 } .l:::::::',　ヽ　 ':;::::ｉ　　　.}: : : : : : ／//＞,､　　 　 　 .!
　　 　 　 　 ,　　　.ト ,　 ﾉ!　 ﾉ .l:::::::::ヽ.　　　ヽｊ　　　.l: : :,: イ////////,＞ 、　　 l
　　 　 　 　 {　　　　　ヽ'　　 　.,::::::::::::::!　 ｰ ' l ヽ　 ノ////ｌ/ｌ///////////,＼　.ﾄ､
　　　　　　　｀　 、　　 .{　＿　 .l､..＿, '.!　　　 l_,.イ//////,ｌ/l'/////////////,ヽ!/ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ､',　　 　 ! ｀　　ヽ　　　,! .////////乂ヽ'/////////////////丶
　　　　　　　　　　　　 　 ,　　 　 ', "､　ー-‐ " ////////////////////////////////,＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　'///ヽ　　　 ////////////////////////////////////＼

　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　　　　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　 やる夫です　　キル夫とキル子って人が何処にいるか占って欲しいですお
／ 　　‐=・=‐　‐=・= ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　（つうか人見相なのになんで水晶球持ってるんだお）
＼　　　　　｀ ⌒´ 　 ,／



　　　　　　　　　　　　　ﾐ:､　　　iﾍ　 　 !　! |　 　 |／　/　／!　 ／!　　　_,,.- =-
　　　　　　　　＼、　　　ヾ＼　 l　ﾍ 　 !　 !|　　　| 　 /／　/／／_.x≦　　(-――＝-ァ
　　　 ＼､　　　 ヾ＼　　　ﾞ<ﾐ＼i　 ﾍ　|　　|　　　|　/　　　　／　　　　　　　,.＞ ''ﾞ´
　　　　　ヾ＞｡._　_)　＞．_ j　　ヘ　 ﾍ|　　|　　　| ,　　　 ／　　　　,.　-‐＜_
　　　　　　 ＼　 ＞-　　　 ＞ ､　　＼　 　 {　　　/　　／　　,.　＜　　　　　　三ﾆ=- ...＿__
　　　　　　　　｀ﾞ'＜　　　　　　　＞　　＼　 i　　　　／　,. ＜　　　　　　　　´　　　　 　＞''´
　　　　　　　　_,..ィ´￣￣　　　　　　　　　　 ､i/ 　＝-　　　　-―　　―-　　　,. ＞' ﾞ´
　　　　　　＜　　　　,.　-‐　￣　　　-‐―-　 l!　　　　　　　＿　 　　　　　 ＜_
　　　　 _,..　-≧＝三三　　 ＞　´ 　 　 　 　 i　　＝－　　　　　ミ ≧ｘ.､　　三≧=ｭ､
　-＝ニ二二　＿_ ,,,ニ＞'ﾞ´　,／　 　/ 　 　 i!　　　　　　　 ￣ ｀ ﾐ　 　 ≧＜´￣￣｀
　　　　　　　 　 _,.ｘ＜　　　,／　　　 /　　　　}!　　　　　≧:ｘ､　　　｀　、　 ＼ ≧x、
　　　 　 　 ,x≦三＞ｧ／／_／,／ ,ｨﾞ´/ ,彡''ﾞ¨¨｀ﾞ',ミﾐ「ﾞＹ;三≧:..._　　 ｀　､　＼　__≧=-
. 　 　 ,x≦＞''´ ＿,ｨ'/>'ﾞ´-/／／7::;ｲ /　 　　_,ノtヵ `iヾﾞ:､ ｀ﾞY,＜≧:､　　｀　､＼
.　 ∠に=._ ￣ヽ: {シ:.:.:.:;.イ/／ ;ｲ:/ ﾑλ＞=､ 　 ｀　　 r<ヾ''ﾞ　 l///｀ﾞ'＜>ﾐ＜ ＼ ＞､　　　　　　よしきた！任せとけ！
.　　 /´ 　 ヽ　　'.,　r≦彡'ﾞ　　/:;/ ムi'^i＼ 　ヽ 　　. ' ;　:! ｀',　 !//////,ヾ}≧zミ｀ﾞ''＜ミ､
.　　l!　　　　 ':,　　i　　 　 　 ,.ｲｼﾞ　{ｼ |　ヾ::｀:.．ｰ　´　/　;' 　 l　ｊ'//////////∧　　　 ￣　　　　　　
.　　i 　　　　　i　　|　　　＼ マ　　 ﾘ　|　,n｝､＼＞‐- ',. ｲ ,-､ ! ,' ///////////∧
.　　|　　　　　 j_.　'--―‐- ､､　　　　 ﾚﾞ:.:.:i!､＼｀ヽ／, -{/.:.:.:.Ｖ/////////////.∧
.　　|　　　　　;　　　　 　 　 ,'7ヽ　　　　　　l: :ヽ.＿＿_ _,ﾊ　. .::L/_/_/_/.////////∧
.　　i!　 　 　 ,'　　 　 　 　 ////へ　　　 　 V: : : :.:|　| : : :}　　　　　 　 　 : :.:.:＼///∧
　　 l　　　　/　　　　　　 ///////i:.､　　　　V : : :.|O|: : :∧　　　　　 i　　　 _,..:.:ヾ//,∧
.　　 !　　　,:　　　　　　 ////////ﾊ:.＼　　 　､ : : ',　',: : :.∧　　　　 ,l! ,　´ 　　: :.:V//∧
.　 　|　　　i　　　　　　////////／ﾍ　　 　 　 V :∧O∨ : : !　　　　{く 　　,.=-‐ .::.:V//∧
.　 　l　　　.!　　　　　///////／:::::::::}　　　　　 ', : : :￣: : : :.|　　 　 j }:!/´　　　　 .:.:Ｖ//∧
　　 ﾉ 　 　 ＼　　　//////／:::::::::::::j　　　 　 　j:.: : : : : : : : |　　　　 r':}'´　　￣￣｀ヾ///∧
..／／ ,　　 　 ＼_,ｲ////／:::::::::::::::::{´　　 .｡ｬぁて歪≧r‐､: :!　　 　 ノ!:{ ＞'´ ￣　｀ヾ////∧
' / ,.ｨ´ ,ィ⌒ヽ　 V///／::::::::::::::::::::::｝ 　,:1片｀　　　 ´;:圦 ＼　　,､_＞''ﾞ　　 　　　　 ﾉ/////,ム...._
/! i:.:|　i: : : : : :｀ー':｀:≦､: :_:::::_:::_:::::{ 　.州W　　　　　　 き、. ｀¨¨ﾞ8　　　　　　_ ,.,イ＞: ':´: : : : : : :｀:..､
: し: :し: : : : : : : : : : : : : : : : ｀: : -.､￣｀ いく,　　　　　 r--‐'　, 　　 8._..　-‐ ＞''´: : : : : : : : : : : : : : : : :Y
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : :＞､_.ﾏ/ｪ｡　　　　, 二ﾆ='' ノ ／　　 ,..＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l

＿＿,.ィ//ｲ/,ｲ'////:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾミ/////ﾊ///ハ////＞､___
//////;ｲ//i'////,ﾘ:::::::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y,////∧////＼///////
////／'///,}////,}:::: ー- ､:::::::::::::: .:::::::::::::::::::::::::;: -‐'´ : ｀ﾐ////ハ/////＼/////
77'´/////,ｨ'///,i'´.:ィ´i:三:iヾ､;,,: : : : : : ..: : : ,:ィ彳＝ｒ-､: : :ﾞ:､////ﾊ//////｀7777　　　　　見えたべ！！！
//////ィ////// :　: ヽ`ー'ﾞ : ´:　:　:　:　:　:　:ヽ_`三’／:　:　!〉'////,ヾﾞマ///////
////´r/////ノヾ 　　　　　　　　 　 ..:　　　　　　　　　　　　 ,''　j＼////＼｀ﾞマ////
-'''´ ,//////ﾊ｀ｰ',　　　　　 　 　 ..::::::　　　　　　　　　　　　,' '´ィ´ ＼////＼　｀￣
　,.ィ//////' /｀:.､.',　　　　　　　.::::::::::　　　　　　　　　　　 ,'　i´::::＼　＼////＼



　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　／ ／ 　 　 ＼ ＼　　　　　あの、先に聞いときたいんだけど
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　　　アンタの占いってどんぐらい当たるの？
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　 　 ｒ=彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミノ
　　　　 　 　 　 　 　 _ｘｨ彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミﾐﾉ
　　　　　　　　　　 ｰ-＝彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミ／
　　　　　　　　　　 -‐=彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミﾐﾐヽ　　　　 俺っちの占いの当たる確率は
　　　　　　　　　　 ＞=,彡彡彡彡彡彡/ 　 　 ｀ヾミミミ}.　　 　
.　　　　　　　 　 ＿≧彡彡彡彡彡彡ｲ- 、　,. -‐ヾミミﾉ　　　　　キッカリ３０％だべ
　　 　 　 　 　 '"'彡彡彡彡彡彡彡ﾉl　‘ﾞ ｊ 　 ‘ﾞ　 ヾﾐﾐ）　　　　
.　　　 　 　 　 　 ｒ彡彡イ彡彡彡彡xl　　 ＿_　　　,:ﾉﾐ〈.　　　　
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚ彡彡彡彡,ﾊ.　{/:::::ﾉ 　.ｲミﾐﾐヽ 　 　
　　　　　　　　　　　　　　 ノ彡彡ｨ彡彡ヽ ー' ／　!ミミミ}　　　
　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ彡彡彡彡彡i' ''　 　 /　l=∨　　　
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,ィﾆ'ﾆﾆ二/=／　!　　 ／　 /ニヽ 　 　
　　　　　　　 ＿_ ,.-‐イﾆ二ｌ二二/ﾆﾆＬ',_l　 {‐､　 ,ｲ二lﾆ）
. 　 　 　 ／ -‐ ､｀"ｰニニﾆ'-‐'"　､ヽ `.} |　 〉 ＼仁二|ﾆ}
.　　　　/´　　　　￣　´　　 　 　 ,ヽヽ 〉ｰ ､-' /　 'ニニl=ﾉ
　　 　 {　　　　 　 　 　 ,. -=Tﾆﾆ７ｰ'ﾆl￣´　l´　 '二二lノ-､
　　 　 ヽ　　　 ＿,. -=ﾆニニ!ﾆﾆヽﾆﾆl　,!ー.{　　'二＜ニニ）＿
　　　　　 ｀￣ __／ー=ﾆニニ,ﾆﾆｆﾆ二l　! 　 l　 /ニﾆ/ニニニﾆﾆヽ, -=
　　　　　　　　　　　　 　 ￣-ﾆ二'.ﾆニl .!　 .l　/ニﾆ/ニニニニニニﾆﾆ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾉニニ'ﾆニ!l 　 !./ニﾆ/二二二ニニニニﾆ



　　　 　　　　＿＿＿
　　　 　　 ／_ノ　　ヽ＼
　　　 　／ （○）　（○） ＼
　　　／ u 　 （__人__）　　　＼　　　　ひくっ！
　　　|　　　　　|i!i!i!i!|　　 u　　|
　　　＼　 u　　|;;;;;;;;;|　　　 ／
　　　 ／ 　　　｀⌒´　　　　＼
　　　(<<<)　　　　　　　　（>>>）
　　　 |、　i、　　　　　　　,i　　/
　　　　ヽ＿/　　　　　　　ヽ__/

　　　　　　　　　　　　 　 ｒ=彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミノ
　　　　 　 　 　 　 　 _ｘｨ彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミﾐﾉ
　　　　　　　　　　 ｰ-＝彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミ／
　　　　　　　　　　 -‐=彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミﾐﾐヽ　　　　馬鹿にしたもんじゃないべ
　　　　　　　　　　 ＞=,彡彡彡彡彡彡/ 　 　 ｀ヾミミミ}.　　 　
.　　　　　　　 　 ＿≧彡彡彡彡彡彡ｲ- 、　,. -‐ヾミミﾉ　　　　なーんも手がかりなしで探したら
　　 　 　 　 　 '"'彡彡彡彡彡彡彡ﾉl　‘ﾞ ｊ 　 ‘ﾞ　 ヾﾐﾐ）　　　　
.　　　 　 　 　 　 ｒ彡彡イ彡彡彡彡xl　　 ＿_　　　,:ﾉﾐ〈.　　　　３０％なんてもんじゃないべ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚ彡彡彡彡,ﾊ.　{/:::::ﾉ 　.ｲミﾐﾐヽ 　 　
　　　　　　　　　　　　　　 ノ彡彡ｨ彡彡ヽ ー' ／　!ミミミ}　　　
　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ彡彡彡彡彡i' ''　 　 /　l=∨　　　
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,ィﾆ'ﾆﾆ二/=／　!　　 ／　 /ニヽ 　 　
　　　　　　　 ＿_ ,.-‐イﾆ二ｌ二二/ﾆﾆＬ',_l　 {‐､　 ,ｲ二lﾆ）
. 　 　 　 ／ -‐ ､｀"ｰニニﾆ'-‐'"　､ヽ `.} |　 〉 ＼仁二|ﾆ}
.　　　　/´　　　　￣　´　　 　 　 ,ヽヽ 〉ｰ ､-' /　 'ニニl=ﾉ
　　 　 {　　　　 　 　 　 ,. -=Tﾆﾆ７ｰ'ﾆl￣´　l´　 '二二lノ-､
　　 　 ヽ　　　 ＿,. -=ﾆニニ!ﾆﾆヽﾆﾆl　,!ー.{　　'二＜ニニ）＿
　　　　　 ｀￣ __／ー=ﾆニニ,ﾆﾆｆﾆ二l　! 　 l　 /ニﾆ/ニニニﾆﾆヽ, -=
　　　　　　　　　　　　 　 ￣-ﾆ二'.ﾆニl .!　 .l　/ニﾆ/ニニニニニニﾆﾆ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾉニニ'ﾆニ!l 　 !./ニﾆ/二二二ニニニニﾆ


　　　　 　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　 　　／ 　＿,　 、＿　＼
　　　／ 　（ ―）三（― ）　.＼　　　　それはまあ確かにそう
　　　|　　 '"　（__人__）"'　　　|
　　　＼　　　　` ⌒ ´ 　 　／
　　　／ゝ　 　 "`　　　　　｀ヽ.
　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼

　　　　　　　　_,..ィ´￣￣　　　　　　　　　　 ､i/ 　＝-　　　　-―　　―-　　　,. ＞' ﾞ´
　　　　　　＜　　　　,.　-‐　￣　　　-‐―-　 l!　　　　　　　＿　 　　　　　 ＜_
　　　　 _,..　-≧＝三三　　 ＞　´ 　 　 　 　 i　　＝－　　　　　ミ ≧ｘ.､　　三≧=ｭ､
　-＝ニ二二　＿_ ,,,ニ＞'ﾞ´　,／　 　/ 　 　 i!　　　　　　　 ￣ ｀ ﾐ　 　 ≧＜´￣￣｀
　　　　　　　 　 _,.ｘ＜　　　,／　　　 /　　　　}!　　　　　≧:ｘ､　　　｀　、　 ＼ ≧x、
　　　 　 　 ,x≦三＞ｧ／／_／,／ ,ｨﾞ´/ ,彡''ﾞ¨¨｀ﾞ',ミﾐ「ﾞＹ;三≧:..._　　 ｀　､　＼　__≧=-
. 　 　 ,x≦＞''´ ＿,ｨ'/>'ﾞ´-/／／7::;ｲ /　 　　_,ノtヵ `iヾﾞ:､ ｀ﾞY,＜≧:､　　｀　､＼
.　 ∠に=._ ￣ヽ: {シ:.:.:.:;.イ/／ ;ｲ:/ ﾑλ＞=､ 　 ｀　　 r<ヾ''ﾞ　 l///｀ﾞ'＜>ﾐ＜ ＼ ＞､　　　　それにやる夫っちは運がいいべ
.　　 /´ 　 ヽ　　'.,　r≦彡'ﾞ　　/:;/ ムi'^i＼ 　ヽ 　　. ' ;　:! ｀',　 !//////,ヾ}≧zミ｀ﾞ''＜ミ､
.　　l!　　　　 ':,　　i　　 　 　 ,.ｲｼﾞ　{ｼ |　ヾ::｀:.．ｰ　´　/　;' 　 l　ｊ'//////////∧　　　 ￣
.　　i 　　　　　i　　|　　　＼ マ　　 ﾘ　|　,n｝､＼＞‐- ',. ｲ ,-､ ! ,' ///////////∧
.　　|　　　　　 j_.　'--―‐- ､､　　　　 ﾚﾞ:.:.:i!､＼｀ヽ／, -{/.:.:.:.Ｖ/////////////.∧
.　　|　　　　　;　　　　 　 　 ,'7ヽ　　　　　　l: :ヽ.＿＿_ _,ﾊ　. .::L/_/_/_/.////////∧
.　　i!　 　 　 ,'　　 　 　 　 ////へ　　　 　 V: : : :.:|　| : : :}　　　　　 　 　 : :.:.:＼///∧
　　 l　　　　/　　　　　　 ///////i:.､　　　　V : : :.|O|: : :∧　　　　　 i　　　 _,..:.:ヾ//,∧



　　 　　 ＿_＿__　　　　　━┓
　　　 ／　―　　 ＼ 　　 ┏┛
　　／ノ　　( ●)　　 ＼　 ・
.　｜ ( ●) 　 ⌒）　　　|　　　　　運がいい？
.　｜　　 （__ノ￣　　　 /
.　｜ 　 　 　 　 　 　 /
　　＼＿　　　 ⊂ヽ∩＼
　　　　/´　　 　 (,＿ ＼.＼
.　　 　|　　/　　　　　＼＿ﾉ

　　　　　　　　_,..ィ´￣￣　　　　　　　　　　 ､i/ 　＝-　　　　-―　　―-　　　,. ＞' ﾞ´
　　　　　　＜　　　　,.　-‐　￣　　　-‐―-　 l!　　　　　　　＿　 　　　　　 ＜_
　　　　 _,..　-≧＝三三　　 ＞　´ 　 　 　 　 i　　＝－　　　　　ミ ≧ｘ.､　　三≧=ｭ､
　-＝ニ二二　＿_ ,,,ニ＞'ﾞ´　,／　 　/ 　 　 i!　　　　　　　 ￣ ｀ ﾐ　 　 ≧＜´￣￣｀
　　　　　　　 　 _,.ｘ＜　　　,／　　　 /　　　　}!　　　　　≧:ｘ､　　　｀　、　 ＼ ≧x、
　　　 　 　 ,x≦三＞ｧ／／_／,／ ,ｨﾞ´/ ,彡''ﾞ¨¨｀ﾞ',ミﾐ「ﾞＹ;三≧:..._　　 ｀　､　＼　__≧=-　　　　 おうよ
. 　 　 ,x≦＞''´ ＿,ｨ'/>'ﾞ´-/／／7::;ｲ /　 　　_,ノtヵ `iヾﾞ:､ ｀ﾞY,＜≧:､　　｀　､＼
.　 ∠に=._ ￣ヽ: {シ:.:.:.:;.イ/／ ;ｲ:/ ﾑλ＞=､ 　 ｀　　 r<ヾ''ﾞ　 l///｀ﾞ'＜>ﾐ＜ ＼ ＞､　　　　　　 今日はどうもまだ調子が悪くて
.　　 /´ 　 ヽ　　'.,　r≦彡'ﾞ　　/:;/ ムi'^i＼ 　ヽ 　　. ' ;　:! ｀',　 !//////,ヾ}≧zミ｀ﾞ''＜ミ､
.　　l!　　　　 ':,　　i　　 　 　 ,.ｲｼﾞ　{ｼ |　ヾ::｀:.．ｰ　´　/　;' 　 l　ｊ'//////////∧　　　 ￣　　　　　 既に６回外してるべ
.　　i 　　　　　i　　|　　　＼ マ　　 ﾘ　|　,n｝､＼＞‐- ',. ｲ ,-､ ! ,' ///////////∧
.　　|　　　　　 j_.　'--―‐- ､､　　　　 ﾚﾞ:.:.:i!､＼｀ヽ／, -{/.:.:.:.Ｖ/////////////.∧　　　　　　　　　　だから今なら多分４回に３回は当たるべ　多分
.　　|　　　　　;　　　　 　 　 ,'7ヽ　　　　　　l: :ヽ.＿＿_ _,ﾊ　. .::L/_/_/_/.////////∧
.　　i!　 　 　 ,'　　 　 　 　 ////へ　　　 　 V: : : :.:|　| : : :}　　　　　 　 　 : :.:.:＼///∧
　　 l　　　　/　　　　　　 ///////i:.､　　　　V : : :.|O|: : :∧　　　　　 i　　　 _,..:.:ヾ//,∧



　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／三＿',!｀zx二 ＼　　　
　　　　／ ´ー¨‐｀　´ｰ¨‐''　＼　　　　え？
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　　 ＼　 　　´ﾆﾆ｀ 　　 ,／
　　 　 /⌒ヽ　 　 ー‐　 　ｨヽ

　　　　　　　　_,..ィ´￣￣　　　　　　　　　　 ､i/ 　＝-　　　　-―　　―-　　　,. ＞' ﾞ´
　　　　　　＜　　　　,.　-‐　￣　　　-‐―-　 l!　　　　　　　＿　 　　　　　 ＜_
　　　　 _,..　-≧＝三三　　 ＞　´ 　 　 　 　 i　　＝－　　　　　ミ ≧ｘ.､　　三≧=ｭ､
　-＝ニ二二　＿_ ,,,ニ＞'ﾞ´　,／　 　/ 　 　 i!　　　　　　　 ￣ ｀ ﾐ　 　 ≧＜´￣￣｀
　　　　　　　 　 _,.ｘ＜　　　,／　　　 /　　　　}!　　　　　≧:ｘ､　　　｀　、　 ＼ ≧x、
　　　 　 　 ,x≦三＞ｧ／／_／,／ ,ｨﾞ´/ ,彡''ﾞ¨¨｀ﾞ',ミﾐ「ﾞＹ;三≧:..._　　 ｀　､　＼　__≧=-　
. 　 　 ,x≦＞''´ ＿,ｨ'/>'ﾞ´-/／／7::;ｲ /　 　　_,ノtヵ `iヾﾞ:､ ｀ﾞY,＜≧:､　　｀　､＼　　　　　　　もしやる夫っちも外したら
.　 ∠に=._ ￣ヽ: {シ:.:.:.:;.イ/／ ;ｲ:/ ﾑλ＞=､ 　 ｀　　 r<ヾ''ﾞ　 l///｀ﾞ'＜>ﾐ＜ ＼ ＞､　　
.　　 /´ 　 ヽ　　'.,　r≦彡'ﾞ　　/:;/ ムi'^i＼ 　ヽ 　　. ' ;　:! ｀',　 !//////,ヾ}≧zミ｀ﾞ''＜ミ､　　　　次から３人連続で１００％当たるべ
.　　l!　　　　 ':,　　i　　 　 　 ,.ｲｼﾞ　{ｼ |　ヾ::｀:.．ｰ　´　/　;' 　 l　ｊ'//////////∧　　　 ￣
.　　i 　　　　　i　　|　　　＼ マ　　 ﾘ　|　,n｝､＼＞‐- ',. ｲ ,-､ ! ,' ///////////∧　　　　　　　　　　さすが超戦国級の人見相だべ？
.　　|　　　　　 j_.　'--―‐- ､､　　　　 ﾚﾞ:.:.:i!､＼｀ヽ／, -{/.:.:.:.Ｖ/////////////.∧　　　　
.　　|　　　　　;　　　　 　 　 ,'7ヽ　　　　　　l: :ヽ.＿＿_ _,ﾊ　. .::L/_/_/_/.////////∧
.　　i!　 　 　 ,'　　 　 　 　 ////へ　　　 　 V: : : :.:|　| : : :}　　　　　 　 　 : :.:.:＼///∧
　　 l　　　　/　　　　　　 ///////i:.､　　　　V : : :.|O|: : :∧　　　　　 i　　　 _,..:.:ヾ//,∧

　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　／ /　　　　　　　　　　 丶
　　　　　　/　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　 / 　　{　　　 　 ＼　　ﾍ　　　 ヾ、
　　　　　."ｨ　 八　.ﾏ　　　　＼　 ﾍ　　ヽ-｀
　　　　　/ l　　 .ﾍ　 ﾏ　　　　 .ヽ　ﾍ 　 .l
.. 　 　 　 　i　　 /_＼{ ｀-_- ≦=　　 i　 ﾄ-｀
　　　　　　 |/l _ {_ __,}＝{　-‐´ } l＼ l　.l
　　　　　　　　ﾚｌ ヽ¨ l　　 ¨¨　 .ｨ-´l /l|
　　　　　　 　 　 　 ＼ --イ　／.|_/l/
　　　　　　　　　　　　 ＞-_ _ -´^∧
　　　　　　　　　　　　_//loλ　 ./: : ＼＿
　　　　　　　＿ ―－// lo |_|　 i: : ＼＿: :＞- _
　　　　　　/: :＿／: / ,:.Ｖ: :∧_/: : : : :.／: : : : : :｀ 、




⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　о
　　　　　　　　　　｡

　　　 　 　 .＿＿＿_
　　 　　；／　　 ノ（ ＼；
　 　 ；／　 _ノ 三ヽ､_ ＼；　　　　　　あんのやろおおおおおおおおおお！
　 ；／ノ（（ ｡ ）三（ ﾟ ）∪＼；　　　　
　；.|　⌒ 　（__人__）　ノ（ 　|.；　　　　　しかもこいつ６回連続で外してるって超胡散臭いお
　..；＼　u. . |++++| 　⌒ ／；

　　　　　　　　ヽ-ィ彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミく
　　　　　　　　　｀ｰ'　ゞ-彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミﾐﾐソ'
.　　　　　　 ＿,ィ彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミ＜＿ ´
.　　　　 _イ彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ 、
.　　　　　　　 ＿＿,.-―-ゞ彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミ-‐'""""''"｀`ヾ
　　　　　　'"‐彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ- ､
.　　　　　 ,. -彡彡彡彡-彡彡彡彡彡彡彡彡'　　 　 　 　 ヾミミミミミミミミミミミミミミミミ、⌒｀　　なんか言ったか？
.　　　　 ノ-‐'"　 '",,,,,,イ彡彡彡彡彡彡彡ｿ'＞ｔｯ-､.　-ｔｯ＜.ミミミミミミミミミミミ､ ｀ヾヽヾミ㍉､
　　　　 　 　 　 　 ,.ィ彡彡彡彡彡彡彡彡{ ;.　　 　 } 　 　 　 ｿ.}ミミミミミミミミミミミヾ､ 　　 ｀`ヾ　　まっ　ともかく
.　　　　　 　 _,. イ彡イ彡彡彡彡彡彡彡彡､　　　 ヽ　　 　 /ｲミミミミミミミミミミミミﾐﾐ､
　 　 　 　 　 　 ´ｿ ｲ彡彡彡彡彡ｲ彡彡彡彡,　 ヽ 　 ｱ　,ｲミミミミミミミミミミミミﾐﾐ､ヾミヽ　　　　　　一度占ったもんを引っ込めることはできんべ
　 　 　 　 　 　 　 ｼ-,彡彡彡'"　 }彡彡'"￣二}＼　 　.／{二￣｀ヾミミ}｀`ヾミミミミミヽ
.　　　　　 　 　 　 　 '" ｀"´　　　,彡 /.:::::::::/ ノ　',.｀' ' ｀/　､ ヽ:::::::.ヽﾐﾐ{　 　 ヾミミﾐ､　　　　　　　　　　占い結果を言うべ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,. -‐=＝, :::/.{ .ハ　　, 　 ,　 __{.、 iヽ:: /-,ｿ__
　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ﾆﾆニｆﾆﾆ､/　!/ .{-　 _　 ／ ,/ ./.,l　ゝ二ﾆl二二ﾆ,
　　　　　　　　　　　 　 ,ｲﾆニニニlニﾆ!　 l'　 }　ー-./　 '　 ' ./､　 '二ﾆlニニﾆﾆ,
　　　　 　 　 　 　 　 ,ｲﾆﾆ,ニニニ}二/　　 .ｉ { ＼　, 　　/　 '　.i　　 'ﾆﾆ'ニﾆﾆ,ニ､
　　　 　 　 　 　 　 ,ｲﾆﾆ,ニニ二/ニ/ i　　 　 }　 ,　　　　　,. イ　　 　'ニﾆ,ニニ,ニ､
　　　　　　 　 　 ／ﾆニ/=ニ二/=／ ',　　　 ,.　"　　　,.イ .ｌ　 ! 　 　 i ヽ二,ニニ,二､
　　　　　　 　 ／ニ二ｲﾆ二二'／　　/　,.　　 　 　 ／　 　 l　 !　　　,' 　 ヽニニﾆ,ﾆﾆ、



　　 　 　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ　 ヽ､_＼
　 　 ／（ ─）／)（─）＼　　　　　　わかったお
　 ／::::::⌒／／／)⌒::::: ＼
　 |　　 ／,.=ﾞ''"／　　　　　 |　　　　　取り敢えず結果を教えてくれお
　 ＼.　i f ,.r='"-‐'つ　　 ／
　 ／　ｉ　 　 _,.-‐'~　　　 ＼
　　　　i　　　,二ﾆ⊃

　　　　　　　　　　　　　　 r.‐.ｭ
　　　　　　　　　　　 　 　 |:Ｏ:|
　　　　　　　　　　ミxミxミx　/彡彡彡
　　　　　　　　 ミミxミxミミY彡彡彡彡彡´
　　　　　　　＼ミミxミxミミx彡彡彡彡彡´
　　　　　　＜三三=-r - ヽ r 77､彡´三ニ'''　　　　　　二人はどうも趙の邯鄲にいるみたいだべ
　　　　　 ＜三≦三//r w v w ､ミx＜三ニ=-
　　　　　　 彡彡彡'//　､　　 ,ｨ ヽミﾐx三ニ=-　　　　　　そして～う～ん
　　　　　 ´彡彡/,{//,　__　　　__　川ミxミミx
　　　　　　　彡'彡' ( l　U　　　U　!)　ミxミx
　　　　　　　 彡彡´/ゝ ＿ｰ ＿ ノﾐ ミxミx
　　　　　　　　　　 彡'//Y777Y|/!ミx　｀
　　　　　　　　　　　／/| |///l .!/ﾊ



　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　 　 　 ／　　　 　 ＼
　　　 i⌒',　　　／ 　 ⌒　 　 ⌒＼
　　　 | 　つ ／　u　 ( ○)liiil( ○) ＼　　　　おお！今回の占いは成功っぽいお
　　　 |　　|　|　 　 　 　 （__人__）　 　|
　 　　|　　|　＼　 　　 　 |r‐- l　u.／　　　　　続きを早く！
　　　 |　　￣￣ 　 ,- 、　｀ー'´ 　 ＼
　　　 ＼_＿＿_ 　ヽ　 ヽ＿＿_) 　　|
　　　　 　 　 　 ＼⊂_　　　　 　 　 /
　　　　　　　　　 　＼ ｀ー─── ' ヽ
　　　　　　　　　　　　) 　 　 　 　 　 　＼
　　　　　　　 　 　 ／　　　　　　　　　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　 r.‐.ｭ
　　　　　　　　　　　 　 　 |:Ｏ:|
　　　　　　　　　　ミxミxミx　/彡彡彡
　　　　　　　　 ミミxミxミミY彡彡彡彡彡´
　　　　　　　＼ミミxミxミミx彡彡彡彡彡´
　　　　　　＜三三=-r - ヽ r 77､彡´三ニ'''　　　　　なんか狼みたいな耳した女がいる娼館にいるみたいだべ
　　　　　 ＜三≦三//r w v w ､ミx＜三ニ=-
　　　　　　 彡彡彡'//　､　　 ,ｨ ヽミﾐx三ニ=-　　　　　わっちわっち言ってる女だべ
　　　　　 ´彡彡/,{//,　__　　　__　川ミxミミx
　　　　　　　彡'彡' ( l　U　　　U　!)　ミxミx　　　　　　　　そんな女いるわけないし…またハズしたべ
　　　　　　　 彡彡´/ゝ ＿ｰ ＿ ノﾐ ミxミx
　　　　　　　　　　 彡'//Y777Y|/!ミx　｀
　　　　　　　　　　　／/| |///l .!/ﾊ



　 　 　 　 　 　 　　-─‐──‐-、
　　　 　　　　　／ 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　　　／ ;　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　いや、その女は知ってるけどその娼館は既に探した後だお
　 　 　 　　l　　U　　　 　 　 　 　 　 　 l
　　 　 　 　|　　　　　,　、　　　　 ;　 　 |⌒´⌒｀ヽ、　　　　　　またハズレだお
　　　 　　　!、　　_ノ"　"ヽ、__　　∪　　　　　　　　＼
　　　　　　　 ヽ (（●）　 （●） )::　 /⌒゛`　　　　　　 l:
　　　　　　　　 /ヽ~゜（__人___）~__ ,ノ|　　 　 ,　　　　　|
　　　　　　 　 /　　　/` ⌒　´　　　 | 　 　 |　 　 ,　　 !
　 　 　 　 　 /　　　/　　　　| `ー-,,,|"　　　|___,ノ　　 |
　　　　　　 /　　　/　　　　　|　　　　|　　　　|　　　　 ,lー─- 、
　　 　, --‐-ー、_/　　　　　 l　　 　 ,|　　　　|　　　,／　 ）　　 ）
　　 く / /　ァ- ,ノ　　　　　　＼ノ＾ノ^／⌒ヽ.j＼　　／＾ー-‐'
　　　 `ー' ー´￣　　　　　　 (_イ_,イ、_,ィ'´__/　　￣

　　　　　　 　 ,ｒｰィ彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミﾉ-彡'"_,,,,,,＿
　　　　　　 　 ⌒ヾ彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミー--ゝ
　　　　　　　　-=ﾆ彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミﾆ=‐'
　　　　　　 ,.―-､_,`>彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミｰ-‐=彡ﾉ
　 　 　 　 '""ヾ;彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミﾐヽ、
　　　　　　　 '""''"⌒´"＞彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミ＜⌒ヾミﾐ‐-＿⌒
　　　　　　　　　,ィ==彡彡彡彡彡彡彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミトミミｰ' ｀ー=‐'"
　　 　 　 　 ,彡彡'",.ｲ彡彡彡彡彡'彡j⌒ ´￣ ｀ヾミミミミミミミミミミミミミミミミﾐ､__
　　 　 　 　 　 　 ,ｲ彡彡彡彡彡彡彡{-､__ i,､＿＿,ヾミミミミミミミミミミミミミヾﾐミミヾ
.　　　　　　 　 　 '’　,ｲ彡彡彡彡彡彡ﾊ ｰ '.　 `ー '　'ミミミミミミ､ヾミミミミミﾐ､　ヾゝ
　 　 　 　 　 　 　 ｲ彡彡彡'",ｲ彡'ﾊ彡j ﾞ､　l　　　　　,.lミﾊミミ､ ヾﾐﾐ､ ヾﾐ､ `ｰヾ=-　　　そうか…惜しかったなあ
　 　 　 　 　 　 　 {ｿ ,ｊ彡' ､ｨ彡’ 　 ,}ｿ'￣＼ｒｰ ヽ　,　.ミ{￣｀ヾミ､　ヾゝ ヾぅ
　　　　　　　　　　　ｰ'"　　　　　　/ ,ﾘ'　/´/ ヽ:_; :ｲ 　 lミﾄ　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　ま、今回は結構いい線までいったべ　　　　　
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 __, -‐=l　ｿ,ｲ .ﾊ　　',　　/ 　 lヾ､ヽ　/-＿
　　　　　　　　　　　　　_-ニニニニ!./ .l./ .l-　 _ 　 _　-.!. ! l　V二二ニニヽ　　　　　　　　　並んでいる次のやつを呼んできてくれ
　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆ/ﾆﾆニニｌ　 '　i l `ー―--‐' !　ヽ　 .!ニニニニニ,
　　　 　 　 　 　 　 /ニニ'ﾆニニニ/　　 .! .!　､　 ,'　l　 ｌ　　　　 '二ニニニiニ,
.　　　 　 　 　 　 ,ｲﾆﾆ/ニニニニ/　　　.ｌ　!　　ヽl.Ｏ!　.!　　 　 　 '二二ﾆﾆlﾆﾆ,
.　　　 　 　 　 ／ﾆニ/ﾆﾆ二二／'.　　　 ! .l 　 　 l　 l　.l　　　 　 / ＼二ﾆﾆ',ﾆﾆ,

　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　／ /　　　　　　　　　　 丶
　　　　　　/　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　 / 　　{　　　 　 ＼　　ﾍ　　　 ヾ、
　　　　　."ｨ　 八　.ﾏ　　　　＼　 ﾍ　　ヽ-｀
　　　　　/ l　　 .ﾍ　 ﾏ　　　　 .ヽ　ﾍ 　 .l
.. 　 　 　 　i　　 /_＼{ ｀-_- ≦=　　 i　 ﾄ-｀　　　　　その様子では、またハズレの占いだったようだな
　　　　　　 |/l _ {_ __,}＝{　-‐´ } l＼ l　.l
　　　　　　　　ﾚｌ ヽ¨ l　　 ¨¨　 .ｨ-´l /l|　　　　　　　　　これで１００％当たるな　よし俺が占ってくる
　　　　　　 　 　 　 ＼ --イ　／.|_/l/
　　　　　　　　　　　　 ＞-_ _ -´^∧　　　　　　　　　　　　　約束は守ってもらうから待ってろよ
　　　　　　　　　　　　_//loλ　 ./: : ＼＿
　　　　　　　＿ ―－// lo |_|　 i: : ＼＿: :＞- _
　　　　　　/: :＿／: / ,:.Ｖ: :∧_/: : : : :.／: : : : : :｀ 、
　　　　　/: : : Ｖ: : :i　ヽ。／　.i: :◇:.／: : : : : : : : : .}
　　　　./_: : : : Ｖ: :.ｌ /: x; ＼_/: : ／: : :.／: : : : : : /
　　　 /__ ゝヽ: : V.l/_/斗´ o .／ー- _/: : : : : : : /
　　 ./乍_=　 ＞－´o　 ﾟ: : : : :＼_　 ./: : : : : : :./
　　/: ::＞－´: : : : : : : : : : : : : : : ｌl V: : : : : : ::/



　 　 　 　 　 　 　　―‐　､
　　　　　　　　 ／　　　　.:ヽ
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　　　　　　　|　　　　　.:.:.:.:.:.:.:}　　　　好きにしろお
　　　　　　　＼　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
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　　|三三三三三三三三三三三三三三三}／ノ 　 ,ｲ{　　 ノ　||（ 　 ,Ｕ
　　|三／´|｀ヾ三三三三三／´|｀ヾ三三三ﾚ'ニニニニニニニ０ニｺ/
　 └ﾞ（─＠─）========（─＠─）=┘　　 　 　 　 /|　|　　　　}　j{
　　　　＼._|_,ノ　 　 　 　 　 ＼._|_,ノ　　　　　　 　　　《_,ヒ｝　　　《_,/_｝

　　　　　　　　　　　　　　 _,　-　－ v-　_
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　 ノ_イ/　/　　　　　 ,　 ヽ　　　 l ，
　　　　　　　　　　 / /　/　 ／　ゝ ヽ　　 i　　　ｌヽ　　　　　やる夫というのか
　　　　　　　　　　 i ｨ　f l ≠r≦-_＼|＼　_ｌ　l　l
　　　　　　　　　　 ｌ ｌ　ヽｌ l　.ゝ tッ}＝ijｔッ=. /l l　　　　　　　　まさか秦の高官だったとはな
　　　　　　　　　　　 l/l　|-l　u ¨¨　　ｌ　¨/ / .l´
　　　　　　　　　　　　 ヽ从|＼　r==ｮ__／l/
　　　　　　　　　　　　 _-‐|￣-ヽ_ ⊂ヽ .ヽ
　　　　　　　　　　 _ _/: : :ヽ　　/.⊂ヽ ヽ ｀i
　　　　　　　, - ´´: : : : : : :.l　 .l .lヽヽ　　　 ｌー- 、
　　　　　　l: : :ヽ: : ::――-´l__/:＼0ヽ　　　 l__: : :.ｌ
　　　　　 .l: : : : :l:: : ＼: : : : :l　 ヽ:.o:∧__=-.::oヽ: : :，
　　　　　/: : : : : :l: : : : ＼: : :.ｌ　/: x: ヽfﾞﾞﾞ: : : : o:ヽ: ，


　　　　 　＿＿＿
　　　　／　　 　　＼
　　 ／　 _ノ ''　'ー　＼　　　　
　／　　（●）　 （●）　 ＼　　　　貴方も名乗ってくれお
　|　 　　　 （__人__）　 　　|
　＼ 　 　 　｀ ⌒´　　　／

　　　　　　　　　　　 　 　 ,..　　 ､,.　"　　 ｀　 　 、
　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　'
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　 　 　 　 '　 　 /　　　 i
.　　　　 　 　 /　/　/　 　 '　 !　　 ,　　　　　　 　 　 　 ヽ　、
　　　　　　　/／　 ,　　 /　　 、 　 '　 　 丶　 ヽ
.　　　　　　/　 i 　 !　　'　　 ,. ヽ　　 ＼.　　＼　ヽ　　 !　 i　ヽ、
　　 　 　 　 　 l　　l 　 !　／＿　＼　ヽ　｀ ＿-ヽ 、　 l 　 !　　　　　燕国で学問した十神（＝蔡沢）だ　　
　　　　　　　　 !　ハ　.l/￣弋 ツ￢--ヽ'弋 ツ " ' ;l　.! 　 !
.　　　　　 　 　 !/.ｌ　ヽ.ゝ ＿＿＿_/.ｉ ヽ ＿＿＿ /,l　! l!　'　　　　　　よろしく頼む
　 　 　 　 　 　 !　', 　! ヽ.　 　 　 　 {　　　　 　 'イ !/ /l./
　　　　　　　　　　　、lヽ 　 、　　　　　　　　　/　　 ' / ,!
　　　　　　　　 　 　 ヽ ､　　　 、　ヽ　 ｱ　 .ｨ　　' /./
　　　　　　　　　　　　　 ヽ＼ ｒl　　 　 　 　 ,!､　j/ /
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ィl ｀ ￢,二,r　'" .ﾄ､'
　　　　　　　　　　　　 　 ,.ｨ{:/　 　 l.l.ｏ.l.!　　 V,ヽ、
　　 　 　 　 　 　 　 _,.,イ//|'　　　 ｌ ｌ　.l l　　　V/ハ-　._
　　　　　＿,.　‐'////////,l　 　 ./ .l　 !　、　　}'//∧////7　‐-
　 　 /////////////////ﾄ 　 /＼l.ｏ.!／ヽ　,ｌ'///∧////////////



　　　　　　　　　　　　　　 __＿＿
　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　＼　　　　　　十神先生…
　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　＼　　　　　　
　　　　　 　 　 　 ／　⌒　 　 ー 　　　＼　　　　ところで十神先生は一体何を占ったんだお？
　　 　 　 　 　 　 |　 （●）　 （●）　　　　|
　　　　　 　 　 　 ＼ 　（__人__）　　　　／　　　　　　どうしたら立身出世できるかとかかお？
　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 ｀⌒ ´　　　イ｀ヽ、
　　　　　　　　　, '　 　 　｀￣　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　／ /　　　　　　　　　　 丶
　　　　　　/　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　 / 　　{　　　 　 ＼　　ﾍ　　　 ヾ、
　　　　　."ｨ　 八　.ﾏ　　　　＼　 ﾍ　　ヽ-｀
　　　　　/ l　　 .ﾍ　 ﾏ　　　　 .ヽ　ﾍ 　 .l
.. 　 　 　 　i　　 /_＼{ ｀-_- ≦=　　 i　 ﾄ-｀
　　　　　　 |/l _ {_ __,}＝{　-‐´ } l＼ l　.l　　　　　　　まさか
　　　　　　　　ﾚｌ ヽ¨ l　　 ¨¨　 .ｨ-´l /l|
　　　　　　 　 　 　 ＼ --イ　／.|_/l/　　　　　　　　　　俺の能力なら出世は約束されたようなもの
　　　　　　　　　　　　 ＞-_ _ -´^∧
　　　　　　　　　　　　_//loλ　 ./: : ＼＿　　　　　　　　　聞いたのは寿命さ　人の死生だけは天命だろう
　　　　　　　＿ ―－// lo |_|　 i: : ＼＿: :＞- _
　　　　　　/: :＿／: / ,:.Ｖ: :∧_/: : : : :.／: : : : : :｀ 、　　　　私は後４３年生きられるらしい　それなら十分だ
　　　　　/: : : Ｖ: : :i　ヽ。／　.i: :◇:.／: : : : : : : : : .}
　　　　./_: : : : Ｖ: :.ｌ /: x; ＼_/: : ／: : :.／: : : : : : /
　　　 /__ ゝヽ: : V.l/_/斗´ o .／ー- _/: : : : : : : /
　　 ./乍_=　 ＞－´o　 ﾟ: : : : :＼_　 ./: : : : : : :./
　　/: ::＞－´: : : : : : : : : : : : : : : ｌl V: : : : : : ::/



　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼
／ 　　　　　　　　　　＼　　　　　　全く何処までも自信過剰で図々しい先生だお
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／　　　　　　　その占いもきっとハズレで後１００年は生きますお　
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　　　　　ん？待てよ？
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　 　＼
　　　　　　　iニーヽ　　　　／─　　─　　 ＼　　　　　先生は商鞅・呉起・文種・伍子胥・白起などの行跡と最後を知っていますかお？
　　　　　　iニ＿ 　￣￣／（●） 　（●）　　　＼
　　　　　　　　⊂ノ￣￣|　　（__人__）　　u　　　 |　　　　　三皇五帝時代の歴史いついては？
　　　　　　　　　　　　⊂ ヽ∩　｀ー´ 　　　＿／
　　　　　　　　　　　　　 '､＿ ＼　　　　　　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　＼　／　／|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼　ヽ　／　 |



　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　　／　./　　　　　　　　 丶
　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　 /　　　i　　　 ＼　　　　ﾍ　　.ヽ、
　　　　　　 "　　　ﾍ　　 　　＼　　　ﾍ　　ト-｀　　　　　馬鹿にしているのか？
　　　　　 / イ　　　 ﾍ　 lー‐.__＼　　ﾍ　 ｀、
　　　　　/´　i　　 ﾒ__ ＼{ r弋ソ,}ヽ　　l　ト-　　　　　　　誅殺されたその人物たちの行跡と最後、
　　　　　　　 } ィ ｆ_弋ソ}＝ー―　 ｌ｀, .l　l
　　　　　　　 l/.ヽ 丶　　 、　　 u /- V /　　　　　　　　　　三皇五帝時代の歴史など洟垂れ小僧でも知っているぞ
　　　　　　　　　　l/ﾚヽ　,-‐ョ　 l从从/
　　　　　　　　　　　　　 lヽ _ ／-´∧
　　　　　　　　　　　　_//loλ　 ./: : .＼＿
　　　　　　　＿ ―－// lo |_|　 i: : ＼＿: :＞- _
　　　　　　/: :＿／: / ,:.Ｖ: :∧_/: : : : :.／: : : : : :｀ 、
　　　　　/: : : Ｖ: : :i　ヽ。／　.i: :◇:.／: : : : : : : : : .}
　　　　./_: : : : Ｖ: :.ｌ /: x; ＼_/: : ／: : :.／: : : : : : /
　　　 /__ ゝヽ: : V.l/_/斗´ o .／ー- _/: : : : : : : /
　　 ./乍_=　 ＞－´o　 ﾟ: : : : :＼_　 ./: : : : : : :./
　　/: ::＞－´: : : : : : : : : : : : : : : ｌl V: : : : : : ::/

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　 ー､＼
　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　　諸子百家の論説は？
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿　_
　　　　　　　　　　　　　　　　,　-　´　　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　 丶
　　　　　　　　　　　　　. /　　　　　　l　 ｌ　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　i　 ｌ　 ヽ　　 ヽ　ﾍ
　　　　　　　　　　　　 " /　　 /　　　 、　、　 ヽ　　　 l
　　　　　　　　　　　 / イ　　 i　/ /　　>、 、＼ ヽ　.l　l
　　　　　　　　　　　　 　i　　 l /./__＞′ヽ {ヽ-＼l　ﾄ　l
　　　　　　　　　　　　　ﾉィ 　 l　 {弋_ツ　}＝ ftﾂ_/ / ヽｌ　　　　　諸子百家の論説など全て知っているわ
　　　　　 ｒ-,　　　　　 /　レ,　　 .l　　　　　　ｌ ¨ /|/
　　　　　 {　 ヽ　　　　　　　 ,　从ｌ 、　　r--,　.　　　　　　　　　　　誰と議論しても負けはしない！
　　　　　 丶　 ヽ　　　　　　 .V .Yー＼　ー.／
　　　　_r-‐ ゝ　 ヽ、＿　　　　_∧　　　 ﾌ oy,
　 ,-l´　l　　　　　　ｌ　　 -´￣ l: : :ヽ　　l　ｌ .l ヽ-＜_ _
　ｆ　l　 {　 {-‐ｌ　　 l: : : : :_:＿_.l: : : .l　 ヘ lo∧ヽ:/:_:_:_≧‐
　ｌ 丶_ _ヽ,__ノ　　　ヽ: : :＼ : : ヽ／ヽ-ﾍ: :.v: .ﾍ_l◇: : : : :./}
　ー-´_　　　- _ ,_ _　　ヽ、:＼: : : : : l　　ヽo: l、 l: : : :: : /: :l
　　　　 ￣｀,=-".: : :｀ー-ノ: : : ＼: : : l　 /: :_: :ヽ.l: : : : :/: : :.l
　　　　　　　 ｀ヽ＿: : : : : :/: : : : :＼ : l/: :.ｨ　.ﾄ: :l : : :./: : : : l
　　　　　　　　　　　　　 l: : : : : : : : :ヽ: l:./ |　 |ヽ:l: : / : : : : : l

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　
　　　　　　　 　 ／ 　 （∧） 　（∧） 　＼　　　　　そうですかお　そうですかお
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼



　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 丶
　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　ｌ　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　 ,
　　　　　　ｌ　　　　　 　　　　　　　　　ﾍ　.l
　　　　　　ｌ　　l　l　／ヽ　 ト 、 　　　　i　.ｌ
　　　　　/ ｨ　 l　ﾚ≧- _＼l _ _ヽーｌ　 lト　l
　　　　/／ｌ　　ヽｌ {_シ___}-=-{tッ__}=　l｀ヽ　　　　何か企んでるな？
　　　　　　l/l　 ヽ　, 　 　 　 ｌ　¨//　 /
　　　　　　　 从|　 .＼　 ‐-- ／l/l ./
　　　　　　　　　 ヽ_ィ、　　_イ/ｌ＿l/
　　　　　　　　　/: : ｌ　 Ｙloλ ヽ: : .l
　　　　　　, - ´: : : :l　 .l l　|_|　 }: : :ヽー-＜
　　ｒ: :: : : ＿/: : : / l__/:ヽ_/:ヽ-l: : : : :ソイ: :
　　{: : : :.｀ヽ:ー-イ: :l　 ヽ:.o:/　l: : トー-:/: : :

　　　 　 　＿＿＿_
　 　　　／_ノ　　ヽ_＼
　　　／｡（⌒）　（⌒）｡＼　　　　　バレたかお　でも先生にも悪く無い話だお
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::::＼
　 |　　　　 ヽr┬-/　　　　 |
　 ＼ 　　 　 `ー'´　　 　 ／



　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 _,　- 、´　　　　｀ヽ
　　　　　　　　／　./　　　　　　　　 丶
　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　 /　　　i　　　 ＼　　　　ﾍ　　.ヽ、
　　　　　　 "　　　ﾍ　　 　　＼　　　ﾍ　　ト-｀
　　　　　 / イ　　　 ﾍ　 lー‐.__＼　　ﾍ　 ｀、　　　　　聞いてやる
　　　　　/´　i　　 ﾒ__ ＼{ r弋ツ,}ヽ　　l　ト-
　　　　　　　 } ィ ｆ_弋ツ}＝ー―　 ｌ｀, .l　l　　　　　　　言ってみろ
　　　　　　　 l/.ヽ 丶　　 、　　　 /- V /
　　　　　　　　　　l/ﾚヽ　 -‐‐　 l从从/
　　　　　　　　　　　　　 lヽ _ ／-´∧
　　　　　　　　　　　　_//loλ　 ./: : .＼＿
　　　　　　　＿ ―－// lo |_|　 i: : ＼＿: :＞- _
　　　　　　/: :＿／: / ,:.Ｖ: :∧_/: : : : :.／: : : : : :｀ 、
　　　　　/: : : Ｖ: : :i　ヽ。／　.i: :◇:.／: : : : : : : : : .}
　　　　./_: : : : Ｖ: :.ｌ /: x; ＼_/: : ／: : :.／: : : : : : /
　　　 /__ ゝヽ: : V.l/_/斗´ o .／ー- _/: : : : : : : /
　　 ./乍_=　 ＞－´o　 ﾟ: : : : :＼_　 ./: : : : : : :./
　　/: ::＞－´: : : : : : : : : : : : : : : ｌl V: : : : : : ::/

　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／⌒　　⌒＼　　　　　　　
　　　　　　／　（⌒）　（⌒）＼
　　　　 ／　 ::⌒（__人__）⌒::: ＼　　　　　 先生をやる夫よりももっと上の大臣に会わせるから
　　　 　|　 　 　　　|::::::|　　　,---、
　　　　 ＼ 　 　 　 `ｰ'　　　しＥ　|　　　　　その人にご自分を売り込んだらどうだお
　　　 　／　　　　　　 　　　 l､Ｅ ﾉ
　　　／　　　　　　　　　　　 ｜　|　　　　　　お膳立てもするお
　　 （　　 丶- 、　　　　　　 ヽ_／
　　　　`ー､＿ﾉ



　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　 ,　''″´´　　　｀ヽ
　　　　　　　_.／　　　　　　　　　　丶
　　　　　　/　　　　　＼　　　ヽ　　　ヽ
　　　　　 / .i　{　 ._ _ _ ＼　　 ﾍ　　　　、
　　　　　 ,　　 ｌ＼|　, ´==｀ヽ　 ﾍ　　ヽ-｀
　　　　　 i　　i__=、_{{弋ツ}}　 Ｙ. ﾍ　　 i
　　　　　 , i 圦_㌧}　　¨¨　　　i 、　　　ｌ　　　　　　ほう？
　　　　　　 ﾚ、ヽ　｀_　_　　　　.-´ }　.l l
　　　　　　　　ｖl ﾊ ｀ =´　　／.i　　 Nﾚ　　　　　　　一体誰だ？
　　　　　　　　　ｌ/Ｎ＼ _　　　　l从/
　　　　　　　　　　　　　 |＿ _ -´^∧
　　　　　　　　　　　　_//loλ　 ./: : :＼＿
　　　　　　　＿ ―－// lo |_|　 i: : ＼＿: : ＞- _
　　　　　　/: :＿／: / ,:.Ｖ: :∧_/: : : : :.／: : : : : : : 、
　　　　　/: : : Ｖ: : :i　ヽ。／　.i: :◇:.／: : : : : : : : : .}
　　　　./_: : : : Ｖ: :.ｌ /: x; ＼_/: : ／: : :.／: : : : : : /
　　　 /__ ゝヽ: : V.l/_/斗´ o .／ー- _/: : : : : : : /
　　 ./乍_=　 ＞－´o　 ﾟ: : : : ＼_　 ./: : : : : : : /
　　/: ＞－´: : : : : : : : : : : : : : : ｌ .V: : : : : : : :/

　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞:彡´::::::::心
　　　　　　　　 ;'::/／:::::::::::≧'´::::＞ ' ´｀ﾟ＜ヽ::r'´￣≦:.、
　　　　　　　　;':/':::::::::::::::::::::?´　 _..zzzzzｭ_、 ,..zｭ、　 .ﾊ
　　　　　　　 .;'::::::}:::::: /:::/:/'　 ./´￣￣￣￣｀￣￣寸　}:}
　　　　　　　,;'}::::/::::::/／:/　　/:.　　 　 　 　 　 　 　 |　 }'
　　　 　 　 {'::{::/:::／:::彡'　　/: :　 　 　 　 　 　 　 　 l: 　'
　　　　　　ﾊ:::/:::/:≧＿.,,彡': : :　　　　　　　　　 　 　|:l 　',
　　　　　　　}'::://　寸::r'’: :´￣ ｀ ヽ 、　　、　　 _..,, }:} , '’
　　　　　　　}::::// .ヽ|::{: : : : : ::::ーtｧ-｀ヽ ノ　r'ｾｧ-/ｿ’
　　　　　　.人/:.、　〈?: : :　　　｀￣7ヽ: : :　{'’　　 i'　　　　　　　　　　
　　　　　　{::〈::::::∧　}　 ヽ :.　　 　 　 . : : ::　.ヽ 　 /
　　　　　　　}::/::/人 _ﾉ: : } : .　　　　: :ｒ: : :{　{　　/
　　　　　　　};'::/ｲ:::}　 l: : : : : .　　　　　￣7-'　 ,1
　　　　　　 /::/:l:::::ﾘ.　　 、: : ::　　,_　-一-　、 ﾊ
.　　　　 　 {:::{l:::{:::::｝　　::::＼: : .　　 ｀===7　 ∧:}
　　　　　　ﾊ::}{::ﾊﾙ'＞ 　 ::::::＼:　　　 ￣　　,ﾘリj
　　 　 　 　 {八{? 、 ニ＞　 :::＼　　　　　4ﾙ'
　　　 　 　 _{ニニ } } ニニニニ＞｀ . -=壬 }
_　　 　 ＜ニ＞　 ﾍ ∨ニノ}´r=-.ニ| | |{_ _ |
ニニニニニニﾆ＞　 ＜ニ∧∨ニﾆ| | |. //}ニニﾆ＞-　　　




　　　　　　　　　　 .＿＿＿_
　 　ｎ　　　　　　／ノ　　⌒＼
　 　| |　　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　　　秦国の宰相　范雎だお
　 i｢|^|^ﾄ、／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　|: ::　 ! } |　　　　/| | | | |　　　　　 |
　 ヽ　　,ｲ ＼　 (、`ー―'´,　　 　／

　 　 　 　 　 　 　 　 ,:′　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 　 /　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　 ,
　 　 　 　 　 　 　 /　　 /　　　　　　　　　　　|　　 　 　 ‘，　′
.　　　　　　　 _彡'′　 .′ 　 　 /　　 '.　 　 │　　＼. 　 ‘，
　 　 　 　 　 '⌒¨７　　l　　 　 .厶___彡ﾍ、 　 '.＼　　‘，　 ‘,│
　　　　　　　　　 │ ｌ　| 　 　 厶ﾆ=-ミ,___＼＼＼＞＜|　l　 l |
　　　　　　　　　 │ |　l　　 ./|ヽ.,,_f洵　 ヽ＿/'＾洵_＞|　l　 Ｎ 　　　　　な、なに？秦の宰相の范雎だと？
　　　　　　　　　 │ |　| 　 ∧´' -------'′{＾' ---- '|　l　 |
　　　　　　　　　 │ |　| 　.′'. 　u　　　　　　〉　　　//|　|　,ﾞ
　　　　 　 　 　 　 '.∧ l　 lﾞ'ｰ'＾、　 　 　 _＿_　　u./´ .| ,ﾊ/
　　　 　 　 　 　 　 　 '.l　 | i| 　 ﾞ;　u.　 └一′　ｲ　 //
　　　　　　　　　　　　　＼|八　 _| 　 .　 　 　 ∠./|／|.′　　　　　＿_＿_
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼| ヽ.,,__＞- '゛　|＼ 　　　　　,.　'゛::::::::/⌒＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿／|　 | |〇|│　　| ::: `'┬:::::::'゛ ::::::::::: /.:::::::::::..＼
.　 　 　 　 　＿__,,.　　 -‐/.:/:::/|　 | |　 |│　　|:::::::::: | ::::::::::::::::::::: /.:::::::::::::::::::::〉、
　 　 　 　 /|::::::::::::::::::::::::/ ::::: .ﾞ　　 | |　 |│　　|::::::::::: ＼＿＿ :::::.′ ::::::::::::::::/.:: ＼
.　　　　　.' :ｌ::::::::＿＿／..::::::: | 　 ./ ,ﾞ〇|∧ 　∧::::::::: ／ :: ／ ::: | ::::::::::::::::: / :::::::::: ＼
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.　　　 ／| : l :::::::.｀、 ::::::::::::::: |. ∨/∨/／ ./ ::::::::: fツ／ :::::::::::::::‘,:::::::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::: ＼

　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫は始皇帝の父と呼ばれるようです　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　～第十四話「新たなる才能」～終わり


　　　　　　 　 　 　 　 ' 　 　 ／　　　　　　　　　　　　＼
　　 　 　 　 　 　 　 '　　　／ 　 　 　 　 '
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.　　　　 　 　 ／　／ 　 '　　　　 ／　-‐ 　、　　　　　　　　 ､
　　　　　　-　イ　/　　 !　　　 ∠,..＿_.、-‐ ヽ　 .! 　 i　　　　　　　　　　　,.イ　　＿＿_
.　　　　　　 　 '　/ 　 .,.!　　　./-‐/ 了＞､ ｰ＼　! 　 ｌ　　 } l　 l',　 　 ／//＜////'-―‐-　 ＿
　　　　　　 　 l　' 　　{ !　　 ./　 　ヽ _`ー'　　ll_ヽ.＼. !　 　 ;　 l∧　//////////////////＜´
　　　　　　　　ｌ.ﾊ　　　,　　/!　　　　 　 　 ー'" { {Tァ>!　 //　 {/∧'////////////////////!,ヽ
　　 　 　 　 　 !　,　}　.!　./ヽ　　　　　 　 　 　 冫 ー/l 　 /　　ヾ///////////////////// .ｌ//ヽ
　　　　　　　　　　V;　 ! / ｰ ､　　　 　 ＿　　 　 　 / ,}　ﾊ!　 ,ｲ///////////////＞//// .//∧｀`
　　　　　　 　 　 　 j/!.V　 .ｌ　ヽ　　　　　　　｀　　ｲ / l/　　 /＞////!　｀"/ﾊ!''"´　　∨/　/,.'//ﾊ
　　　　　　　　　　　　Vl i　,　　 　 、　　 　 　 ／' /　　　　　'′ !'/ハl 　　"　｀/　 　 ／　／/i .!/∧
　　　　　　　　　　　　　lﾊ/￣　 ‐- ､　 ＿ ／./ l/　　　　　　　　l'ハ ､ｌz≧､_、/`ニニ　/-‐ﾆ＞/l ヾ、
　　,ィニニ＝=‐-＿ィニヽ　　　　　 /lｰ/'l/ .l/　　　　　　　　　　　　ヽ 、 ｀'" }ヽー`"-' ／ﾆ=-//l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ 　 , 　 ￣￣/ l l .lｲ/,lヾ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.ィミミミミヽ､ ! .!.l////'ﾆヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.ィニニニ‐ｌ"､　ー‐　　,.l ,l/ !//ｲニﾆﾑ　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆ＼;;;;厂ー- ､＿_ ／--―‐ ／二ﾆﾆﾑ
　
　　　 .　　|:.|:.:| :.:.:.: '. ＼ .:.:.:.:.:.:.:. ＼:＼:.＼ : .:.:.　　　　　　　　　 ‐､――-､,,.. -――‐;:‐
　　　 .　　|:.|:！.:.:.:.:.:l'.＼＼＼.:.:.:.:.:.‘，‘，: ＼:.:l　　　　　　　　　　＞　　　　　　 　　　￣＜
　　　 .　　|！:‘，:.:.:.:| .＼＼＼＼ :.:.:.‘，‘，.:. Ν　　　　　　　 -=ﾆ　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ゝ
　　　 .　　|:.‘:, :‘，:.:.:'ｰ＼＼＼＼＼ : |'.:.:|.:l.:.:l |　　　　　　　 ∠´　 　,.ｨ　 ﾊ　　　　 　　　　 `、
　　　 .　　l:.:.:..＼ ＼ : '戈_癶＼＼＼ｔツl,ﾉ.:| /　　　　　　　　　/ 　　/　| ./　ヽ　 ﾄ､　　　　 　 |
　　　　　　'.:. {＼:＼ ＼l￣　 　 ｀　＼　 |:.://　　　　　　　　　lイ　/''-ﾆ|/､　r‐＼lﾆ＼!　__　 　|
　　　 .　 　 '.:.＼.＼l＼|　　　　 　 　 　 ﾉｲ/　　　　　　　　　　　'l.ｲ| ＝=｡､i　'"==｡=＝ l. l"ｌ| 　 |
　　　　　　　 '.:.:. Ｔ'.　　　　　　　　_ﾉ 　 /|　　　　　　　　　　　　　 |l| `ー'/　 u　ｰ‐''"　| |"ｌ|　 ｜
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　　　　　　　 / ∨.　　 ＼　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　 ! `|/_,.　- ヽ　v' 　 　l!-'′ 　 |
　　　 .　 ＿/ 　 ＼　　　 ｀　 .,＿／＼　　　　　　　　　　　　　　 ,l　 ヽ ヽﾆﾆﾆ二) 　／|　　 |＼. |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..　‐'''"~/lヽ 　≡　　／ 　|　　 |　　|~"''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | |　　/　| 　＼　 ／　ｕ　ﾚ! 　|　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | |　/ 　 ﾚw､　 l´　　　 　 |　 l　 　 |

乙ー
流石に別口からの妨害が働いているとは今のやる夫には思い及ばないか

乙でした。

なかなかいい意味でヒドイ蔡沢さんですねw

乙。
カイジあんただったのかｗｗｗ
そして李斯ｗｗｗあんたやる夫李斯好きだろ。

>>693

大好きですｗｗｗｗｗ
でも月って始皇帝よりキャラが李斯っぽい気がしてます

当時の周は分裂してたしなあ
せいぜい南北朝のどっちかが滅亡したくらい？

あと当時の中国は広がりすぎて、周の影響をほとんど受けていない
地域、国も中華に含まれているからなあ
彼らにしてみれば周の滅亡も古代日本で例えると
「熊襲や蝦夷が分裂していた天皇家の片割れが滅んだと聞かされた」
くらいじゃないかね？

乙でした
このスレのミクさんほんとすき

>>696

実は諸説あるんですがおそらく領土はほとんど失って名目だけになってしまったようです。
ただ昭文君が王位あるいは公位と周の象徴である神器を継承しており、周がほろんだ？後も
対秦合従戦の名目盟主の盟主となりますのでこのスレでは一応東周として周の勢力は残っていると
思ってください。この件はこのスレにかなり絡むと予定ではです。


>>697

このスレのミクさんはヒロイン兼政敵兼庇護者という微妙なポジション

>>698

何書いてるんだかようわからんｗ中国人みたいだｗ修正します。

実は諸説あるんですがおそらく領土のほとんど失って名目だけになってしまったようです。
ただ昭文君という人物が王位あるいは公位と周の象徴である神器を継承しており、
周がほろんだ？後も対秦合従戦の名目盟主となりますのでこのスレでは一応東周として
周の勢力は残っていると思ってください。この件はこのスレにかなり絡む予定です。

こっちにも貼っておきます。

---

韓非子　第十七　備内編　超訳

前略～

そもそも、君主の妻で、息子が後継になっているものは、夫が早く死ねばいい。
と望みがちである。
なぜか。元々妻と言うものは、親子兄弟のような『骨肉の情愛』があるわけではない。
夫に愛されているときは、仲がいいが、愛が衰えると、疎まれる。
諺に『母親が愛されていると、その子供も抱かれる』、と。
この諺を裏返して言うと、『母親が嫌われていると、その子供は捨てられる』、と。
男は、50でも色好みは、なかなか衰えないが、女の美貌は、30で衰える。
美貌の衰えた女が好色の夫と付き合うとなると、
夫に嫌われて、遠ざけられるかもしれないかと疑い、
息子は、後継からはずされてしまうかもしれないと疑うことになる。
これこそ、妻が夫の死を望む理由である。
母親が太后となって、息子が君主となれば、
王母として、やりたい放題。男女の行為もやりたい放題。
だから、君主に対して、暗殺が横行する事になる。
楚の史書にも『君主が、天寿を全うするのは、半分未満』と書かれている。
君主がそのことに気づいていないと、混乱の元になる。
だから、君主の死で、利益を得る者が多くなると、君主の身は危険である。

(中略)

だから、后妃や、太子の党派が出来上がり、君主の死を望むのは、
君主に対する好き嫌いは関係なく、
好きでも死ねば、自分達の利益になるからである。

～後略

---

しかし、始皇帝の母親みんな純情だなー

もうちょっとワイルドだったかも、と個人的に勝手に思ってる。

前スレの>>175で同じ出典上げてますけど日付を見るともう半年前…
時間が経つのって早いですね

キル子はヒロイン枠ですからねえ
順なところが失われるかはわかりませんが
段々変わっていく予定です
既に登場時からは結構変わっていると思いますが作者主観だからなｗ