～やる夫はカタキのやらない夫を討つようです～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最終話

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ～士は己を知る者の為に死す～　　

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　　　　　　～元智領　やる夫と金糸雀の家の近くにある市場～




　　　　　　　　　　　　　　　(,,ﾟ∋)
　　　　　　　　　　　　　　ノﾉﾉ;丿　　　／／　　　　　　　　　　　　　 ＼＼
　　　＿＿＿＿＿＿　　〃YY　　 .／／　　　 　 　 　 　 　 ＼ヽ∧ ∧＼＼
　　　)　　　　.∧ ∧ |　　　´`´`.／／ .∧＿∧　 /／　　　　　　(ー^*)《》＼＼
　　　)　l><三(,,ﾟДﾟ).|　 　 　 ／／∈!,（*　´∀）')　　　　　　／/と_,ii. |.lﾞ:ﾞl《》＼＼
　　　)＿＿＿＿＿__|　　 .／／|:|(≡),（＿ii＿ii　ヽ＼　　　　　　 [__ﾉ..|ﾉノlﾞ:ﾞl＠＼＼
　　　　　　　　　　 | |　 ／／〆）/|XXﾉ|;;;;;;;;;;;;;|　　　　　　　　　　U´ヽ)|`ﾉノ＠＠ ＼＼
　　　　　　　　　　 | |／／!.〆）/ !|　.__（＿）＿）　　　　　　　　　　　　 .|　 ＼＠＠＠＼＼
　　　二二二二二ﾐﾉ／ ∧ ∧　 /　.|新|　　　　　　　　　　　　　　　　ヾｿ__/￣~ヽ　　　＼＼
　　　　 | |l><三ﾟ<　　＿(；ﾟДﾟ) /　./|鮮|　　　　　　　　　　　　　　 　 i´｀i（・∀・*） .（()'）()＼＼
　　　　 | |<l><三;ﾟ<（　　）_ii_ii∧＿∧￣　　　　　∧ ∧　　　　　 　 　|;:;.:|ヽ　　　）＼ヾｿヾｿ__＼＼
　　　l>_| |><三;ﾟ< |　)　ﾟ=3::::';';';';　 ；）　　　　　　(ﾟ *　) ｱﾗ　　　　　 ﾉ;ノ　 Ｙ　./ヽ　|＿＿＿＿＼＼
　　　￣| |￣￣|　ヽＸＸ))Ｘノ と/⌒　）　　　　　　ﾉ_,._,.ゝ　ｱﾗ　　　　（,∧∧ﾍ∧　＿ |＼〈;:'.:〉:'.:〉.:〉＼＼
　　　＿| |＿＿|／　　 ﾞ　　　（＿）ヽ_つ　　　　　ﾉ,_,_,_ゝ　　　　　　　(ﾟ∀ﾟ*)ﾟДﾟ)/豆| 　.＼|芋|〈;:'.:〉　＼＼
　　　　 [:]　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　U U　　　　　　　　ヽXXXXXﾉ´￣ |　　　＼〈;:'.〈;:'.:〉'.:〉＼＼

　　　　　　　／ ￣￣￣ ＼：
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　 　 　;： |　　　　　 　　　 :::::::| ：　　　（もう、この市場にいる意味は無いお・・・）
　　　　　 ＼.....::::::::: 　 　::::, ／
　　　 　 r "　　　 　.r　　／
　　　　：|::|　　　　 ::::|　:::i
　　　　：|::|:　 　 　.::::|　:::|：
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　　... ..........／::::::::::::　　　　｀.. .... ..　　　　　　　　　　　　　　　　...　......
　　... .....／::::::::::::::::　　　　　　＼....　　（やらない夫を討ちに　　......
..... ..........|::::::::::::::::::　 　 　　　　　|.... ..　
　..... .......＼:::::::　　　　　 　 　 ／.... ..　.　　行かなければだお）
　　... ..........>::::　　　 　　　　<　.... ..　.:.. .... ..... ............. ..　.　........　......
　　... ........（　|:: 　　　　　　 / ）.... ..　　.:.... .... ..　......... ..　.　........　......
... ... 　　.......`|:::::::　　　　　/'.... ..　......　. ..　..... ............. ..　.　........　......
　　... ......　....|:::::::::人　　/::.. .... ....... .... ..　..... ....　......... ..　.　........　......
　　... 　..........ヽ::::::ヽ,.Ｌ＿).... ..　.:.... .... ..　..... .... ..　..... ............. ..　.　........　......
　... ......　....　　>__ノ三三.... ..　.:.... .... ..　..... .... ..　..... ............. ..　.　........　......
..　........　..........三三三三.... ..　.:.... .... ..　..... .... ..　..... ............. ..　.　........　......
. .. 　　　...　三三三三三.... ..　.:.... .... ..　..... .... ..　..... ............. ..　.　........　......

　　　　　　　　　や、やる夫？



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l＿＿
　　　 　 　　 　　＿＿＿_　ビクッ　　　　 ／
　　　 　　 　　／:::　 　 　＼　　　　　　　 ＞　　　
　　　　　 　／::::::::::　　　　　＼　　 　　　　＼
　　 　　 ／:::::::::: 　　　　　　　 ＼
　　　　　|:::::::::::::::　　　　　　　　　|
　　　 ／⌒::::::::: 　　　　　⌒ヽ／
　　；/::::::::::::　　　　　　　 　 　 ＼；
　 ；/::::::::::::::　　　　　　 　　　＼　ヽ；



::::::... ..丶
:::::::....　...＼
:::.' ──-.. ＼
:::::::... ⌒__丶　＼　　　　　　え？誰だお？
:::::::::.... .'::. ）.ヽ　 .ヽ
:::::::::::.... __ ..丿　　　ヽ　　　　　
:::::::::::...　　　　ヽ　　　.ヽ
:::::.._ ﾉ ヽ.___＿丿　　　.丶
::::::::::::::....　..::ﾉ　　　　　　.）
:::::::::::.. 　 ../　　　　　　 .ﾉ
:::::::::.⌒ "　　　　　　　..ﾉ
:::::::::::::::::.... 　　 ....::::::../
:::::::::::::::::::::..　......::::.／

　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　／　　 　　＼
　　　　　 ／　　　ノ　　 ヽ＼　　　　やっぱり、やる夫さんだ
　　　　／　　u　（●）　（●）＼
　　　　|　　U　　　　 __´__　u　 |　　　一体、そのお姿はどうされたんですか？
　　　　＼　 　　　 　`ー'´　 ／
　　　　　 ヽ　　　　　　　　<　∩ノ ⊃
　　　　　　|　⌒ヽ 　　　 i　|／ ＿ノ
　　　　　　|　ヽ　　＼　　／　／　　　←やる夫の幼馴染かつ親友



　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／ノ 　 ヽ､_＼　　　　　
　　　／（ ○）}liil{（○）＼　　　　　
　 ／　　　 （__人__）　　@＼　　　　（で、できる夫・・・しまった！つい振り向いてしまったお）
　 |　　　ヽ　|!!il|!|!l|　/　　　|　　　　
　 ＼　@　　|ｪｪｪｪ| 　 　 ／

　　　　　　,r‐┐／)
　　　　　 / /／／／>
　　　　／ イ └'´／　　　　　　　　　　
　　　./　　.＼_.ンニﾆス_（＼(ヽ　　　　　　
　　 /　　._＿...二つヽ､_(._'弋 ＼＼　　　　　人違いだお
　　（　　 /　(（ ＞）) (＜）＼`┘ ヽ＼　　　　　
　　 ヽ　 .ヽ、　.（__人┌─‐'　／　　 .ヽ、　　　（往来でバレたらまずいお）
　　　　＼　ヽ　　ﾉ　 （｀¨乙二..＿_／　ﾉ
　　　　.　|　　 　｀ ⌒´　　　　｀ー‐- ィ'


　　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　　／　ノ　 　 ＼　＼　　　　えーい、誰でも構いません
　　　 ／u　（●） 　（●）　 ＼　　　　
　　　 |　　　　　__´__　　u　　 |　　　　さ、私の馬車にお乗りください　治療しましょう
　　　 ＼　 　　.L:::::ﾉ　　　 ／
　　　 ／ 　u　　　　　　 　 ＼

　　　　　　　　　　　～できる夫邸～




　　　　　　　　ｖwｗｗｗwwwwwwwwwwwwwv
　　　　　　　　:ll----------------------ll　　　　　　　　　　　　　：;;ゞ；：;:ゞ.
　　　　　　 ,,r'ﾞ:;;:; ;::; :;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; :;:; ; :;:;ﾞﾟ'i､　　　　　　　彡ﾐ､r~::　：　;;ゞ(;;;：;:ゞﾟ'ﾞ
　　　　　,r''ﾞ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; :ﾞﾟ'i､　　　　 ﾐ彡iﾟﾞ(;;　　:.'；:;:.：ゞ　;;ゞ:;:ゞ
　　　.,,r''ﾞ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:; ;:;::;:; ;;:; ; ;:;:; ::;:; :;:;,,,ｿ “ﾞﾟ''''' ''ﾟﾞﾞﾟ　　彡ﾐ；ヾ::：;;ゞ　：;:ゞ.：ゞ
　 ,,rﾞ‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰　　(彡ﾐ彡ﾐ彡ﾐ彡ﾞ》ﾐ彡ﾉ''ﾞ(　　　;;:　.'；:;:.：　ゞ;ﾞﾟヾ；:;::ゞ;:;
《《,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　(彡:;:彡ミ;　;:;;　:ﾐ;;:;:;彡｀ﾟ“'：;;ゞ；：;:ゞゞ.：;　;ゞ ：;:ゞ.：.
　,r'~二二二二二二二二二二二二二　ヽﾐゞ　ゞ::;ゞ;　:;:ﾐ;:;:彡ﾐ彡ﾞﾟ''')：　　;　:ゞ.：;;ゞ；：;:ゞ.：;;
　ﾞ~l~~~~~~~~~~~~~~~~ﾆﾆﾆｗﾆﾆﾆ~~~~~　(彡　　彡;:;:;ﾐ　彡ﾐ：　;;丿：;;ゞ　：;:ゞ.：　　;;ゞ；　：;:ゞ.：;;ゞ
　　|￣￣￣￣￣￣￣|　　 ∥　　 |目　　　.(ゞ;:ゞ;:,ｖr━i､
　　|￣￣￣￣￣￣￣|　　 ∥　　 |　　　　l'''''''"'''''''''ﾟ゜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　|￣￣￣￣￣￣￣llllllllllllllllllllllllll　　　 │::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ~'ﾍ､;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　 ． ─―─‐ 、
　　　 　 , "　　　 　 　 　 ＼
　　　　/　　　　　　　　　　　＼
.　 　 /　　　　　 　 ＿／::::::＼_ヽ　　　　ここならいいでしょう
　 　 |　　　　　 　 　 　 ::::::::::::::　:..　　　
　 　 |　　u　　　　（　ー):::::::::( ー)　　　　　貴方はやはりやる夫さんなんですね
.　 　 ＼　　　　 　 　 　 　 ´　　 /
　　　　 ,＼ 　 　　　　　` ｰ‐‐／
　 　 ／　　` ｰ─　　 　 　 　 ＼


　 　　　　　／￣￣￣ ＼
　　　　　／　　　　　　 .　＼　　　　・・・やる夫だお、さっきは悪かったお
　　　 ／　 _ ノ　　 ヽ、_　　 ＼　　　　
　　　.|　　　（ー） 　（ー）　.　　|　　　往来でやる夫だと身元がバレたくなかったんだお　
　　　 ＼ 　　 （__人__）　.　　／
　　　 　/　　　 ｀⌒´　　　　ヽ　　　　　
　　　　ヽ、二⌒)　　　(⌒ニノ

　　　　　　／￣￣￣＼
　　　γ⌒)　　　　　　(⌒ヽ　　　　しかし何故バレたんだお
　　 ／ _ノ ノ 　　 ＼ 　＼ `､
　 （　 < （○）　 （○）　　 | 　）　　　金糸雀にもバレなかったのに・・・
　　＼　ヽ　（__人__） 　 ／ ／


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼　　　　　　どのように身をやつしても親友が
　 ／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼
　 |　　　　　__´___　　　　　 |　　　　　　気が付かぬはずがないでしょう！
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　　　 ／

　 　　　　　／￣￣￣ ＼
　　　　　／　　　　　　 .　＼　　　　
　　　 ／　 _ ノ　　 ヽ、_　　 ＼　　　　・・・
　　　.|　　　（ー） 　（ー）　.　　|　　
　　　 ＼ 　　 （__人__）　.　　／
　　　 　/　　　 ｀⌒´　　　　ヽ　　　
　　　　ヽ、二⌒)　　　(⌒ニノ


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼　　　　　　貴方が暗殺未遂事件を起こしたことは今や元智領の人間だけでなく
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼　　　　
　 ／ 　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼　　　　趙領中、晋国中が知っています。ならばそのように自ら身を痛め変装し、
　 |　　　　　__´___　　　　　 |　　　
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´　　 　 ／　　　　素性を隠しているなら貴方はまだやらない夫の暗殺を諦めていないのでしょう？

.

　　　　　　　　　　　　　　　　／ ￣￣ ＼
　　　　　　　　　　　　　　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　／（―） 　（― ） 　 ＼　　　　その通りだお
　　　　　　　　　　　　　|.　　（_人＿）　　　u　|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／
　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　./　l　　　,/　 /　　 i
　　　　　　　　　　　　　(＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　___ ,ノ
　　　　　　　　　　　　　!､＿__!､＿_＿＿_つ


　　　　　 　　 ／￣￣￣＼
　　　　　　 ／　　　　　　　 ＼　　　　それなら何故、夜神にようにやらない夫に使えないのですか？
　　　　　／　　_ノ 　ヽ､_　　　＼.　　　
　　　　　|　 oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　　　|　　　　仕えて信用された後に志を遂げたほうが苦しまずに済むではありませんか。
　　　　　＼::::　　__´___　　::::　／　　　　
　 　 　 　 ／　　｀ ⌒´　　 　＼　　　　　　どうして身をやつし苦しめてキル夫の仇を討とうとするのです。
　 　　 　 |　　　　　　　　 　　　 ）　　　　
.　　　　　|　　| ．　 　 ．　/　 /　　　　　　そのほうがよほど難しいではないですか！
　　 　 　 | 　 |　　　　 　 /　 / |
　　 　 　 |　　|　　　 　 /　 / 　|

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼ 　　　　・　・　・
　　　　　　　 　 ／　　（―）　（―）　　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　 　 　.|　　　　その方法も考えなかったわけじゃないお
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼


　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼　　　　だが、その主君にの仕えながら、その主君を殺そうとするのは、二心を抱いて仕えていることになるお。
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼
　　|　　　　（●） 　（●） 　|　　　やる夫が敢えてこんな辛い方法をとっているのは、後世に人臣として二心を抱いて主君に仕えることを
.　　＼　　　　（__人__）　 ／
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼　　　　恥ずかしいことであることを教えるためだお
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　l＿＿
　　 　 　 　 ／￣￣￣ ＼　　 　 ／　　　！
　　　　　 ／　　 :::::＼:::／＼　　 ＞　　　
　　 　 ／　　 　｡<一>:::::<ー> 　　＼　　　そこまでの覚悟なら最早なにも言うことはありません
　　 　 |　　　　.:::｡ﾟ __　´　_~ ﾟj　　　　　　　
　　 　 ＼、　　　゜　　￣　,;／゜　　　　　　　いつかきっとやる夫さんはまことの士になると思っていましたが
　　　　／　 ⌒ヽﾟ 　'"'"´(;ﾟ　｡　　　　　　　　
　　　/　,＿ ＼　＼／＼ ＼　　　　　　　　　まさかこのような悲壮な形とは・・・ぐぅ～～～
　 　 と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;.



.　　　　　 ／ ￣￣￣＼　　　　　　　　 ┃|　　
　 　 　 ／; 　 　 .　@: : :＼　　　　　　　┃|　　　　 さらばだお
　 　 ／　　 @　 . . : : : : : :＼　 　 　 　 ┃|　　
.　　 |　　 　 　 　 . : : : : : : : :| . 　 　 　 ┃|　　　　　 やる夫がこんなになっても
　 　 ＼_　　　 . : :〃: : : :,／ 　 　 　 　 ┃|　　
　　 　 /⌒`　. . : : : :.@: :｀ヽ.　　　　 　 ┃|　　　　　　 できる夫が自分とわかってくれて嬉しかったお　
　　　 /　. . . . : : : :..: : : : : ,: :＼　　 ,rっ┃|　　　　
.　　 / . : :/｀: : : :..::: ::..: : : :i＼: ::`≠⌒⊇ |

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ある意味妻の価値全否定だなww

で、できる夫さんは空気読んでも良いと思うんだw
せっかくの妻の努力がｗ

　　　 　　　　　　　　　　　～新やらない夫の宮殿～


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　　　　　　　　　　　　　　　　.／／　.|_||_||_||_||_.||　 ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 .／／　　　￣￣￣￣´　 　.＼＼
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⌒/癶)))))))))))l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」((((((((((癶⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒
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⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/
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二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二
　　　　|:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|
　　　　|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:|
__ __.　 |:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:|
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＼_________________________________________________________________________________________________________________________________ヾヽ
ｿｿ＞=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l艸艸-､,､　艸艸艸
|""＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝ 艸艸艸⌒ヽヽ/
|＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝ 艸=彳艸艸　　　　_ｿ:’;;:
|((二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二fnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn　 (,!｡:;;
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　　　　それからやる夫はやらない夫の宮殿の付近で物乞いをしながら情報収集をしていた

　　　　前回の暗殺未遂事件の噂は広まっていたのでやる夫は警戒されていたうえに

　　　　やる夫の顔を知っているもの少なからずいたが、誰もやる夫だと気がつく者はいなかった




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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ::;;;.ｉ　 　（─） 　（─） 　 　 };;;;,,,,,;;;;;;;;;;　　　　お恵をくだぜえ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;;;:,ﾁ''゛''::'' ｀⌒ ´'::'''''　ﾞﾞY;;;;:;;;;;
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　　　　　　　　　　　　　　　　　::;;;.(,　　　　″　　　　　 　　'(;;;::;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　;;;;;:`,ll'-､　＼　@　　　ll　 |:::;;;;;;;;;;;;;;;
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::i　 　::::　　 　 　@　 　 .'-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ::;;;;;.ﾊ　 '(i|||||lllllllliiii＝''′　　 .,};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,,,lllllllｼ 　,,illllllllllll″　,＿_@,,,,,,,iiillllllllllllllllllll
　　　　　　　　　　　　　　　　.(lllllllllllll､,,,ｨ'illlllllllllllllli,　ﾞ lllllllllllllllll!ﾞﾞllllllllllllllll
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀”ﾞﾞﾞﾞﾞﾞllllllllllllllllllllllllｭ,,ｊ'llll　 !.llllllllllll

＜おい、お前、今度の休み何処か一緒に行かないか？

＜守衛の仕事を一緒に休むわけにはいかないだろ

＜馬鹿だな、そろそろ、やらない夫様が広くなった領地の視察に行くから邸を空けるだろう。一緒に休暇とっても大丈夫さ

＜ああ、そう言えばそんな話もあったなあ、一緒に休みを取るか



　 　 　 　 　,,.､_,.,､_　＼　　　　　　 ∧[†￣] /__| 　 :|　　　　 　 　 　 　 ::;|
　　　　 　　　　　　,.:::;,:..＼　　　　 （´∀｀　）　||　 ::;;|　　　　　　　　　 .:;;;;|
'""｀｀｀''''　　 　 　 　 　 　 ＼　　<⌒iーi⌒＞.||　 ::;;|　　　　　　　 　 ::;;;;;;|
　 .,;:. .:;.　..: :..　　　　vjiijww　＼　:| i　　 ヽ ヽ.||　 ::;;|　 　 　 　 　 |＼￣"二二二二二.＼
　　　　　　　　　 　 　　　.;; :..　　ヽ| |　　　 ＼(ﾐ)　 :;|　　　　　　　.|　::＼ ＼　　　　 　 |＼＼
　　　　"~''''　　,,.、_,、 　　　　　　 (,,|　 　 ｲ　 ||　　:;|　　　　 　　::;|　　::;;＼ ＼＿＿＿|::　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |　 |　 ||　 ::;;|　 　 　　　::;;;|　　　::;;;;＼_二＼　 ＼:: 　＼
,,vWWwjjw　　　,;::.::..:.　　''"'"~''''　　|　 |　 |　 ||　 ::;;|　　 　 　 ::;;;;;|　 　 　 ::;;;;|　 l＼＼　 ＼::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |　 |　 ||　 ::;;| 　 　 　 ::;;;;;;;|　　　 　 ::;;|　 | 　＼＼　 ＼
　''"´''"""'''''"""''""｀`'‐.､ 　　　　　|　 |　 |＼||　　:;|　　　　::;;;;;;;;;;|　.∧　　 ::;|　 |　　　＼＼
　　　,;:,.:;..:.　　　　　　　wiijijｊyyv　（＿（＿_） 〈:〉、 :;|　 　　:∧[†￣]/__| 　 　 |　 |　　　　::＼＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |i　　ヽ^ヽ||　 　 ::;|　 |　　　　　　　::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ||　 　 ＼(ﾐ）　 　:;|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 (|　 　 ｲ　||　 　 ::;|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　|　 |　 ||　 　 ::;|　 |
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|　|　 |　 ||　 　 ::;|　 |　　　←やらない夫の宮殿の衛兵達
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""''|　|　 |　 ||　 　 ::;|　 |
　　　　　　　　　　,,::;;.,,;.　　　　　　　"'''''"""'''"　　　　　　 　|　|　 |　 ||､　　::;;|　 |
　'"'"~'"'"~'"'"~　　　　　,,.､_,,､_　　　　,,::.　　 　 　 wwiiw　（_（＿__）.〈:〉.＼　:;|　 |

孫武曰く、国の質は、門番でわかるwww

　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　　　‐　　 ─ 　　　　＼　　　　　（領地の視察に行くのか・・・）
　　　　　 　（　　（ ●）　　　　　＼
　　　　　　（人__）　　　　　　　　　|　　　　（だとするなら間違い無く、その過程であの橋を渡るお）
　　　　　 　｀⌒´　　　　　　　　 ／
　　　　　　　｀ｌ　　　　　　　　　 ＼　　　　　（問題はいつ渡るかがわからないだけだお）
　　　　　　　　ｌ　　　　　　　　　　 ＼


　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼ 　　
　　　　　　 　 ／　　（―）　（―）　　＼　　　（ついにこの時が来たか・・・）
　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　 　 　.|　
　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼

　　　　　　　　　　　～趙の旧領と新領の境にある橋～




　　　　　　　　　　 ._,,,..-‐'ｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ'‐-..,,,_
ｖ..､,､..,､:;ﾞi,.__,,,..-‐''',,,..-‐'''￣￣＞'´￣￣｀'＜￣￣'''‐-..,,,'''‐-..,,,__
　}::.''ゞ　 .i:__,,,..-‐''´=ﾆ=-=ﾆ／　　　　　　　 ＼ﾆ=-=ﾆ=｀'''‐-..,,,__:'^''^'~`''‐ｖ'~
　ｖ..::ﾞﾐ　ｖiﾆ=-=ﾆ=-=ﾆ=- /　　　　　　　　　　丶 ‐=ﾆ=-=ﾆ=-=ﾆｊｖﾍｊV｀ゞ'^i/
　　爻　 ﾞﾐ=-=ﾆ=-=ﾆ=-= |...,.. ...,, .. . ,.. ...,　,.,.....,| =-=ﾆ=-=ﾆ=-=:〉､ / ゝ　Y く
　:;ｖ ,ｖ:''^´vゞ;ヾ.:ﾞ;;ﾐﾞ':,ゞ､.v, ....-::.;.;::.::..　　　`v,,;.wVゞ;爻v;oゞゞ彡''‐ｖ.、/V > :
,:'-''^:,ﾐﾞ':,oヾv”v':,ゞ;;ﾐﾞ'爻....:-..::: ::..:..:　 　 　　;ヾ:ﾞヾ;ゞ;yゞ;ﾐﾞ':,ゞ.;/ﾐ;.､:;ｖ''‐-ｖ,,;:
oヾv;;ﾐﾞ'爻vゞ;ヾ.:ﾞ;;ﾐﾞ':,。....::.;.;:: .:.　....　 ..'　 .　... .　　　 wVゞ;v;ゞ;';”v':,ゞ;;ﾐﾞ'爻::


　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　（馬車が来たら橋を落とせるように細工をして
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　やらない夫が馬車ごと川に落ちたところを斬るお！）
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼

　　　　～やる夫は既にこの世からの未練を断ち切っていた




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ;;;;;;;;_;;;;;_;;;;;;_;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.::::／　　 　 　＼;;;;;;;;;;;;;;　 ｨｧ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ::;;;;;.／　@.. 　 　 　 ﾞヾ;;;;;;;;;;;;//";;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ::::／　　─　 　 ─ 　@＼;;; //;;;;;;;;;;;;;　　　　（後は橋の下を住みかとして待つだけだお）
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ::;;;.ｉ　 　（─） 　（─） 　 　=ｬｨﾄ､;;;;,,,,,;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ::;;;;::...　@　（__人__）　　　　///｀";;;;;::;;;;;　　　　　（成功しても失敗しても助からないから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;;;:,ﾁ''゛''::'' ｀⌒ ´'::'''''　ﾞﾞ///;;;;:;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　::;;;;y'´　　　 , `::::::::'　　 　///;;::;;;;;　　　　　　　　　　　橋の下がまさに終の棲家だお・・・）
　　　　　　　　　　　　　　　　　::;;;.(,　　　　″　　　　　 ///'(;;;::;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　;;;;;:`,ll'-､　＼　　　　 /// |:::;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::|　　 ﾞ;,_ ,:　　　 ///ﾞ､　i;;;;,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::i　 　::::　　 　 ///　　.'-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　;;;;;;;;ﾊ　　i:::::　　 ///.....::::'' 　 ｀'<;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ::;;;;;.ﾊ　 '(i|||||ll///ii＝''′　　 .,};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,,,lllllllｼ 　,,illllllllllll″　,＿_,,,,,,,,,iiillllllllllllllllllll
　　　　　　　　　　　　　　　　.(lllllllllllll､,,,ｨ'illlllllllllllllli,　ﾞ lllllllllllllllll!ﾞﾞllllllllllllllll
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀”ﾞﾞﾞﾞﾞﾞllllllllllllllllllllllllｭ,,ｊ'llll　 !.llllllllllll

　　　　～待ち続けること数日・・・

　　　　この時、やる夫の研ぎ澄まされた聴覚は人間を超えていた～




　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼　　　　（遠くから馬車の蹄の音が聞こえるお）
　　|　　　　（ー） 　（●） 　|
.　　＼　　　　（__人__）　 ／　　　　　（数にして5乗か・・・騎兵もいるから商人じゃないお・・・来たか・・・）
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ

　　　　～前回のように、はやった殺気も無い～

　　　　～あるのはキル夫の遺臣としてカタキを討つという目的のみだった～




　　　　|　|　　　　　　　＿
　　　　|　|　　 ,　-‐　　　 ＼
　　　　|　| 　/　　　　　　　　＼
　　　　|　| ./､／　　　　　　　　＼
　　　　|　|/（一 ）　　　　　　 　　 |
　　　　|　|､___）　　　　　　　　　／
　　　　|　|`　、　　　　　　　　　ヽ
　　　　|　|　　l　　 /　　　ヽ　　　l
　　　 〔￣〕　　l　　l　　　　l　　　l
　　　 <⌒ヽ__　l＿⊥　　　l　　　l
　　 　〈　　　　　　　　　　ノ　　　l
　　　　 >ー-　 --　 一´　　　　 l
.　　　 〈 二)し'　l　　　　　　　　　l

　　　～静かに・・・静かにその時を待ち続けた～




　　　　　　　　　　／￣￣￣ ＼
　　　　　　　 　／─　 　 ─　　＼
　　　　　　　／　（ー）　 （ー）　 　.＼
　　　　　　　|　　　 （__人__）　　　　　|
　　　　　　　＼　 　 ｀ ⌒´　　　　 ／
　　 　 　 　 ／⌒　　　　　　　　￣＼
.　　　　　 　|　 　 　 　 　 　 　 　,､ 　ヽ
　　 　 　 　 ＼　＼　 　　　　　　|| 　 │
　　　　　 　 　 ＼　＼ 　 　 　 ／　 ／
　　　　 　 　 　 ,! ＼　ヽ「| _／　 , ヘ
　　 　 　 　 , '⊂ﾆﾆ(((,「|ｌ|ニ] 　 )三三三三三三三三三＞
. 　 　 　 　/　　　,／　　ｌ」　 ￣ヽ　 　|
　　　　　__|　　　 | 　 　 　 　 　　|　 　＼
　 　 　 （＿＿_,,ノ 　 　 　 　 　　ﾍ　　　 )
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　`ー‐'′

　　　～それぞれの馬車に乗っていた、戦国を生きる歴戦のツワモノ達でさえ、

　　　やる夫の存在に全く気が付かなかった　・　・　・　～




　　　　　 　 , ---───────--､
　　　　　 　ヽﾆニニニニニニニニﾆﾆｿ
　　　　　　　|:::::::::::::::{|￣￣||::||￣￣||:|
　　　　　　　|:::::::::::::::{|＿＿||::||＿＿||:|ｰ--､　　　　　　　　　　　 　 　 　 lヽ_ lヽ_
　　　　　　　|:::::::::::::::{|￣~[|||:::::::::::::::::::ゝ＿_|_ノ~ｌ　　　　　　　　　　　　彡 ・彡 ・ ゝ､,,
　　　　　　　|:::::::::::::::{|＿＿||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　彡　彡　,ヽ,__/
　　　 　 　 , =＝=､、───────, =＝='､、　　　　〃,ﾞ.〃,ﾞ'´￣~「:|￣!｀､/
　　 　　　〃＼| ／ヾｰ----------‐〃＼ | ／ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆ（（ヽ, 　 　 |::|　丶,'
　　 　 　 ||―.＋― ||　 　 　 　 　 　 || ―＋― ||　 　 　 ）) |.）) | // ￣ l //
　　 　 　 ヾ／ | ＼〃　 　 　 　 　 　 ヾ／ | ＼〃　　　　 　 | |l...| |l 　 　 || l
　　　　　　 `＝=＝'　　　　　　 　 　 　 `＝=＝'　　 　 　 　 .ﾋl.l .ﾋl.l 　 　 l11

　　　



　　　　 　／￣￣＼
　　　　／　　 _⌒　 ＼
　　　　|　　　（●）（ー）
　　　　|　　 ⌒（_,,人__） ﾎｼﾞﾎｼﾞ
　　　　|　　　∩ノ |;;;| }
　　　　|　　／＿ノ"' }
　　　 /ヽ/　　/　 　 }
　　　(　 ヽ　 /＿　ノ
　　　7.ヽ＿_/　　　＼


　　　　　 ､-ー'｀Ｙ ＜,__＿
　　_＿≦ー`__＿　_二ｚ<＿
　　 ＞ ７ ￣､-人 ￣｀'┴＜　　　　　　　　 汚いですよ
　＜之′Ｙ´／{:;o）　　 　 　 ＼
　　 >{　 ,' 　| ､ ゛´ ,.　 ,.l　　, 　ﾞｉ　　　　　　 　　　　臣下の前ではほじらないだろ、お前はもう臣じゃない＞
　　 |　!､{　　| 寸寸T　ハT７} ｨ,ｌ
　　 ′Ｊｉ, ﾞｉ ﾞｉ （ ≡）　 （≡）|ハ|　　　　　　　あぅあぅ
　　　　i⌒ヽ'(1. ''' 　＿'_　''' ﾉ川／⌒)
.　　 　 ヽ 　ヽx＞､.｀⌒´_,イ ｌ |::::ヽ／　　
　　　　 ∧　人lﾊ:::::l,三|:::/ｌ|　,:::::ﾊ

　 ,.　--── ､
／/／/ｲｌ!lヽ:ヽ.＼
:./:/.:.:/:l.:|:.|l.:.:lヽﾄl.:ヽ
.:/.:.:./.:./ﾊ:ト.:.|.:ヽ!l.:ii.:',
/ｌ|.:.:|.:ﾚﾊ.:ﾒ.ヽ|.:l/.|.:.i:l:.|
.:!ll.:.:|.:lｨZﾐヽ.:l|〉､!l.:ﾄN:|　　　　いい天気になってよかったですね～
.:.|lﾄl.:.|ゞ┴ l/ k::仆|:l/ﾘ
.:.|lハ:! 　 　 　 ,¨´/l./
.:|N　 　 ､＿_' ′/ﾚ′
小! ヽ 　 ` ｰ'`, '|/!　　　 　　 　
Nト!　 ヽ､___／ 　

　　　 　 　 　 　 　 ,、
　　　　 ／＼＿_／　＼__
　　　／　　 　 　 　 　 　 ｀ヽ.
　 　 |　／　　　　 ＼　　　　 i　　　絶好の視察日和ですなあ～
　 　 |　 　 ヽ＿/　　 　 　 　.|
　　　＼ 　 　∨ 　 　　　　／
　　　／ 　 　 　 　 　　　　＼

　　　～戦場に立ち込める殺気を敏感に感じ取る

　　　彼らですらやる夫の静けさにあざむかれたのである～




　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l⌒＼　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !　・　〈 　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/ 　__,.ノ｀ ⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ト､/　　（＞ ）（●）
　　　　　 　 　 　 　 　 　 r-='´　　　　　ヽ 　 　（___人__）　　　　　　あまりウルサイとつけちゃうだろー
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　＿∠ ノ |　　　 ｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　}　⌒´　　　　 ｀V　　　　　　 |＞ー- 、
　　　　　　　　　　　　　　〉　　　　　　 -‐く　　　　 　　|:::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　￣ 　 　　 /｀ヽ.,___ ,__ノ７::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　／|/:ヾｰ--ｰ"　ゞ:::::::::::::::/::::ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 ７ |　　　　￣　, /ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::i
　　　　　　　　　　 /::::ｌ|　、　　　　／ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::∧


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,．　´　 　 ＿　＿≧ｘ、　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ⌒　⌒　　　　＼　／ヘヽＶ｣∠ヽ. 　 ＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　. 　　 　　　＼ 　 ＼　　 ﾏﾐ=∨｝　 } 　厂｀
　　　　　　　　　　.　 　 　 　 / // 　 ,　　 　 |　　　ヽ　　 '.　 /　Vﾊ｀ヽへ＼＼}
　　　　　　　　　　　　　　　/ //　 ./l　 |　 ! |　 ヽ,　 i　　 ｉ / /　|| |Ⅵリ 　厂｀
　　　　　　　　　　.　 　 　 /〃:!　 ハ||　 l＼|ｌﾍ |　 | | l　　 |/ /　 ,ﾘｿﾊｉ　 ､ ＼　　　　やだやだ
　　　　　　　　　　　　　　｜l|　| l_l!__||ノ ||　|l ､||＼| | l　　 | /　 /:|∨｝　} 　厂｀
　　　　　　　　　　　　　　｜l|　| N|　lﾊ　||　ﾘ　l厂下}Ｔ | | i　　./　l/j｝ ｊ!　ﾄ､　　　　　　やめて～
　　　　　　　　　　　　　　　v{　Ｎｆ卞オﾍｌ|　 ＿＿＿ﾘ| l| | ﾄ､ /　ｊ/ ｊ! 　ﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ　{ｘｘ￣　 　 ´　 ﾋう勿ハﾘ' .ﾊ }　ﾊ　/Ｖ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　| ∧ﾍ　　　 　 　 　 xxxx／　/ノﾉ / レ'
　　　　　　　　　　　　　　 　 ,ﾊ:|⌒＼ Y´￣｀} 　 -=イ　¨ｱ′
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　｀＼__,ﾉ-‐'´イ／l/
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 　 　 ヽ　　　 　 　 /'´｀ ー- ､　 　 /

MOGERO

　　　～しかし、やる夫の「静けさ」は、もはや肉食動物が草食動物を襲うそれにまで達してしまったのか！？～




　　　　　　　　　　／￣￣￣ ＼
　　　　　　　 　／─　 　 ─　　＼
　　　　　　　／　（ー）　 （ー）　 　.＼
　　　　　　　|　　　 （__人__）　　　　　|
　　　　　　　＼　 　 ｀ ⌒´　　　　 ／
　　 　 　 　 ／⌒　　　　　　　　￣＼
.　　　　　 　|　 　 　 　 　 　 　 　,､ 　ヽ
　　 　 　 　 ＼　＼　 　　　　　　|| 　 │
　　　　　 　 　 ＼　＼ 　 　 　 ／　 ／
　　　　 　 　 　 ,! ＼　ヽ「| _／　 , ヘ
　　 　 　 　 , '⊂ﾆﾆ(((,「|ｌ|ニ] 　 )三三三
. 　 　 　 　/　　　,／　　ｌ」　 ￣ヽ　 　|
　　　　　__|　　　 | 　 　 　 　 　　|　 　＼
　 　 　 （＿＿_,,ノ 　 　 　 　 　　ﾍ　　　 )
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　`ー‐'′

　　　～皮肉にも・・・その静けさは「馬」を警戒させる結果となってしまった～





　　　､v　´／´＜　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 (,,ﾟДﾟ)
　　ーﾍゞ､､,,　､ヽ､￣ーﾆ　　　　　　　　　 　 　 　 ｿ ／　）　　　う、馬が橋の前で
　　ｲ::／`不ヾ　:.:.`＼　 ＼､　　　＿ =＝=､.___＿/／ .／
　　ハ:.:.rj:.:|:ﾄ`:.:.:.:.:.:.:.　`ヾ　 `＜=-=　　.ノﾉ!!!＿＿／/　　　　　　急に暴れだしました
　　　 i:.:.:.:.`|Yヾ:.:.:.:.:.:.:.　 .:.:`ﾊ-ﾆく＿,／ ´＿_y　　　/
　　　 'r=＝k=＝ｧ--―:=＝― ￣　ヾ＼（　　　_＿ノ
　　　 ,ﾊ_'`,ｲ,／　ゞ:.:.:.:.:.:.〉:..:.　　　 /`T:ｫ ＼ ＼}ｰ--
　　　/　 ,／　 .r⌒`ー--､:.-:.:　.:. /　 |:::|　　 i　／／ `ヽ
　　　`ｰ´　　　.|: ﾊー:.＿.:_:.　):./. ゝ､./:/　,. -ﾆ:/　}:.:.:　ヾ ､　　　　　　- ― -　＿
　　　　　　＿__|: {-ゞ:::::::::::.:.:.:.:.:.:.　 ／:/￣￣　　.:.／　　　ﾄ､ー　''￣　　　　　　　三
　　　　　/:::;--}: i:::::::::::::::､:::::::::.:.:.rz:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ :.:.:.　　 !　ヽ::＿:.:.:.:.＿　-― -　二ニ=
.　　　 ／／　 ゝ､`ｰ､￣　`ー　＿＿::::::::::::::::::::Y:　:　　　/　　　　　￣
　　 ／／　　　　 v::ﾉ　　　　　　　　{:::::::::::／￣ﾍ:.:　　　{
　 r´／　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ:::::::i　　　 `ｰ:.:._:. ゝ
　　i::ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　.〉:::::>　　　　　 /:.:/
　　{／　　　　　　　　　　　　　　　　 /::／　　　　　　 i:.:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／　　　　　　　 i:./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ノ:/　　　　　　　　 i:.{
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ::ｲ　　　　　　　　/:.:Y

　 　 　 　 , '::: /!:::/::::::::::{:::::::::::::::::::: /::::::ﾊ::::ﾑヽ;:::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　/::::::/::{:::|::::::::::::l::::::::::::::::::::,'l::: /　V:::ﾑ ∨:::::::::::::::::::::::::
.　 　 　 ′::/:::/V{:{:::::::::::',:::::::::::::::::l_|::7ｆ斗￢::::', ∨::::::::::::::::::::::
.　　　　l:::: ,'::::,'::::ヽ:V::::::::::',::::::::::::: lﾁ::|　 ＿- V:',　ヽ::::::::::::::::::::
.　　 　 |:::::|:::::|:::::::ﾊ::Ⅵ::::::::',::::::::::::l　',|/´　, - 、:ﾄ､　｀Y::::::::::::::
.　　 　 |:::: l:::::l::::::{_,}:トヽ、::::ﾄ､:::::: {　/_　 ﾏ== ’ '´　　l::/V ::::::　　　　こっちの馬車の馬もだ！
.　　　　l::/::',::::',::::ｉ　, =ミ ＼:', ＼:::',　　　　 　 　 　 　 |,′l::|::
　 　 　 |:!|::{∨ﾑ::|./　(以ﾉ　＼　 ヾ、 　 　 　 　 　 　 }　 :ﾘ|:::l　　　　　くそ・・・どうなってる？
　 　 　 |i l::| |VNヾ` ´／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::;　
.　　　　ゝ ',! |:::::::|　　 ',　　 r　　　 　 　 　 　 　 u. 　 　 　 ,:/　
.　　　　 　 ヽVﾄ､|　 　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　
　　 　 　 　 　 {　l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
.　　 　 　 　 　 ヽ ',　 　　___,. -ニ=-　_　　　　　　　 　 　 　 　
.　　　　 　 　 　 　 ',　　 ｛ゝ-’:::::::;: ---ゝ　　　 　 　 　 　 　 　
　　　 　 　 　 　 　 ‘,　　 )-=￢　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 　 　 　 　 　 ’,　　　　,.::=￢　　 　 　 　 　 　 　 ,. -=ﾆ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ’,　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　
.　　　　　　　 　 　 　 　 ’,　　　　　　　 　 　 　 　 ／

　　　. 　 ／　'　　　ｉ ｌi廴 _,／　　　　　　　 .　,　　　　、　 　｀丶. ｀ヽ、
　 　 ｉ　/j/ 　 　 　 | |｢　 /　　 　 　 　 　 / / i、　　　 ヽ　 　 、 ＼、＼
　 　 |,/ .′ｉ　i　 ､八{｀¨7　　 　 　 　 /_,/_∧_|_＼ ヽ　　}　　､ ＼ 弋ト-`.
　 　 ｌ{　{　 |　|　　l＼_ _j　i　　　　　,/　_}.厶.斗{__ ヽi　_,ﾊi　　ｌ、　ヽ.}｀　　
　　　　 ‘,　l　 、　l＼7^1､|、　　　ノ{　_人_jぅ_j厂｀　|　瓜j　　|､＼　 ＼　　　　やらない夫様・・・我々の馬もです
　　　　　‘, { 　 ＼}〉, { r{　い.　　 　 ∨ 　 ｀¨¨`　　 j.ノ迅}　 ,jハ　｀ト--`
　　　　　 ,}人　 .　i'∧ヽ.＼l八 ヽ、　 |　　　　　　　　 　 〉|.ノi{　_j　ノ　　　　　　　これは・・・もしや！
　　　　　　 　 ヽi　|//i＼＼__、ヽ、`ト| 　 　 　 　 　 　 / 从弋 て´
　　　　　　　　　l　|//|　,ｉ'>､_{,＼ ＼}　　し 　 　 　 __，　 ′`　ミ_,
　　　　　 　 　,ノ　∨∧_}//,厶　 　 　 　 　 　　<´　ﾉ　/
　　　 　 　 ／ ／}　＼{///{,//〉、　　 ｀ 　.._　　　　　,i′.
　　　　　 /　./　ﾉ　　jバ¨⌒'<,//>、　 　 　 ｀≧r‐‐〈ハ.、
　　　　　,{　 ｉ{　{　　/i.ノ{　､　｛ヽ./∧　 　 ／,ノ^}　　 ヽ./>､


　　　　　　　　　　　／￣￣ ＼
　　　　　　　 　 　 _,ノ　ヽ､,_　　＼
　　　　　　　　　 （ー）（● ） 　　 |
　　　　　　　　　 （__人___）　　 　 |　　　　　ああ、やる夫かもしれない
　　　　　　　　　　'､｀⌒ ´　　u　 |
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 |　　　　　　探せ！橋も調べさせろ！
　　　　　　　　　　 ヽ　、 　 　　ｲ
　　　　　　　　　　　ｨヽ-ー　≦ノ7
　　　　_, ､ -― ''"....:::::::::::::::::::::::::::ﾄ、
　　　/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........--、
　　丿.:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::: {
　 r :::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀,::::i
　/.:::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::i
/.:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣
　　　　　　　　　　　　　　　　　,rt､　　　　 ,-‐､　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　ハハ彡　/ト'ヾヽ　　　l=j, (,、　　　　　　　
　ゞゝ──ゝ　　／､ ゝX 　彡ゝoノ　ハハ/ソ/⌒ゝ　　 　　　
　　　　　　　　(　'　Y''''ノ＼ 　彡　／､ ゝx彡ヾ > ）､__ノ彡ﾐ=　
　　　　　　　　　`‐'￣＼　ヽノ 　(　'　Y''ノ 彡く/彡'　　＼　　
''''''''"""""￣￣￣　　　〉____,／ | `‐'ヽ　ヽノ |/／　|　　　|　
""""￣￣　　　 　／＼|ﾘjilji 　 丶ゝヽ〉____,／ゝヽｰ'　　 /　　
-‐　_,,.　．-‐　　　ヽｿゝゝ　　　　　`''' 川ﾘ|　　`'''　,'ヽ　丿　　
　-‐ _,,.　．-‐　　,-‐'''"　ゝ　　ノ-ー'7ゝ　ゝ　　ゝ'　ヽ　ヽ　　
　_,,. 　　 -=━━|　-ー　/　彡　 　／　　/　／　.　..　ヽ 〉　　
　　　　-‐'''""-‐'''ヽヽヽ/ ／ .:-‐' /　／/ ／　　　.　　//　／
　　　　,,,-‐'''""　　_,..:-/／,..:-‐'"/／　/／_,..:'_,..:'　　/ゝ／　
-‐'''"",,,,,　　　　　　　/ゝ　　　　/ゝ　 /／　_,..:'　　／　　 　　
-‐'''""_,..:-‐'"_,..:-‐'" 　　　　　　　　 /ゝ　　　　　　／　　　　
_,..:-‐'"_,..:-‐'"_,..:-‐'"_,..:-‐'"_,..:''　　　_,..:'　　／　　　／　　／
　　　　_,..:-‐'"　　　　　　_,..:''　　　_,..:'　　　　　　　　　／

　　　　　　　　　＿
　　　　　　　 ／＿`ヽ_　　　 　,ヽ
　　　　　,--"-λ━i~　　　　 /　|
　　　　/　　 ＼ヽニﾌヽ,　　 /　/
　　　　ヾ,--,___|＿＿ｿ,ﾉ　 /　/　　　　　怪しい浮浪者を捕らえました！
　　　　,-|__/ヾ＿ノ,ノ ,i　 /　/
　　　　ヾ　 ＼-,　「」)^<0ヽ/　　　　　　　疫病を患ってるようですが帯剣しております！
　　　　　 ＼＿],)、 /ヽ,＿ｿ
　　　　　　|i　　　 ヽ　　i　　　　　　　　　　橋も杭が抜けていたり蔓が傷つけられています！
　　　　　　 ＼,--、,|　 λ
　　　　　　　/ヾ-'^i-／丿　　　　　　　　　
　　　　　　　ヽ,ー,/~ﾌ'"
　　　　　　　　1　|　'ヽ、
　　　　　　　 ノ　 ゝ--'
　　　　　　（＿＿/


　　　　　　　　　　　 　　 ;　-─‐──‐-、
　　　　　　　　　　　　 ／ 　@. 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　／ ;　　　　　 　@.　 　 　 ヽー''⌒´⌒｀ヽ、
　　　　　　　　　　 l　　U　　@. 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　　 ＼　　　ぐ・・・無念だお
　　　　　　　　　　 |　　　　　 　　 　　　　 ; 　/⌒゛`　　　　　　 l:
　　　　　　　　　　 !、　　＼_};　{,＿ノ´　 ∪ |　@. 　 ,　　　　　 |
　　　　　　　　　　　 ﾄ、(（ー）　　（●） ):@.　|　　 　 |　 　 ,　　.!
　　　　 　 　 　 　／　 ヽ　 （_人__）＿__ , ノ |　　　　|___,ノ　　 |
　　　　　　　　　 {　　⌒ヽ／ 　 　 |　　　　　|　　　　|　　　　 ,lー─- 、
　　 　 　 　 　 　 ヽ　　@. ＼ 　 　 l　　　 　 ,|　　　　|　　　,／　）　 　 ）
　　　　　　　　　　 {ﾑ　　　　｀}　 　＼ノ＾ノ^／⌒ヽj＼　　 ／＾ー-‐'
　　　　　　　　　　 ｀ー…一-’ 　　（＿(_イ_,イ、_,ィ'´__/ ￣

　
＿＿＿
　　　 　 ｀"''-..,,
　　　　　　　 　 ヽ、　　　　　　　l＿＿
.　　　　　　　 　 　 '.,　　　　　　　　／
　　　　 |.　　　 　 　 '.,　　　　　　　＞　
　　　　 | |l 、＿＿＿ ',　　　　　　　＼
　　　　 | ||　　　　 　 ｀',
　　　　 | |||　　　 　 　 .',
　　　　 | ||||7-――-、/
　　　　 | ||||l　 {l|l}　　){ 　　　　　お、お前、やる夫なのか・・・？
　　　　 | |||||≡≡＝'' |
　　 　 　 .|.||||||||| | |.|| |　　　　　　　な、なんという・・・かわりようだ・・・
　　　　　　 ||、|||| | ||| .|
　　　　　　　　ヽ|| | ||| .|
　　　 ,.、　　　　}　 .||| .|
-‐''"´　｀''‐┬''"　　　 .|
‐---――‐┘ 　 　 　 |
　 ー――　　　　　　　l
　　　　 　 　 　 　 　 ノ
　　　　　　　　_,,..-＜
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　-===ｚミ.
　　 　 　 |/ :|: /: . : .:/: . : . : . :{: . : . : . : . : . : . : . : . : ', |'　　　　　　　　　　　　　 ／:.イ7/:.:.:.:/||:.:＞､
　　 　 　 　 j:/!: . : .,': . : .:／: .|: . : . : /: . ｨ: . }: . : . : . Ｎ　　　　　　　　　　　　　ｲ,／／:.:|:.:.:./:.ﾘ:./:.:.ハ
　　　　　　　　|:|: .:.:|: . : /ｌ: .:.∧: . : .:,': ./ |: . ﾊ: }: . : . |　　　　　　　　　　　　　,:.〈:.|/:.:.:.:.:.レ:.:〃:.八/:.:∧
　　　　　　　　|:|: .:.:|: . /‐|: ./-､',: . :.|: ﾑ-|: /‐}:.|: . ://　　　　　　　　　　　　　l:.:.斗-:.7彡:.:/:./:./:. |:./:.:.|
　　　　　　　　 :ﾊ: . {:.:ム⊥/二　',:.::.|/.二L' .⊥ｊ: .:/　　　　　　　　　　　　　　|:.:/:|:.:.ム/|ｲ:./ﾚム:ｲ/:./:.|
　　　　 　 　 　 ∧: ∨ ゞ( ・ )ﾉ 　'ヽ:j ゞ( ・ )ﾉリノ/:.　　　　　　　　　　　　　　Ⅵ:.:|ム叉〉|/: ﾑ叉7!:./:.:ﾘ
　　　　　　　　 /: ∧:_＼　￣　　　　　 　￣ ∠:イ::.|　　　　　　　　　　　　　　　|匕{:|　 u　..:i　　　 jｲﾊ/
　　　　　 　 　 !:/;;/|:∧ 　　u.　　 ; 　　 　 　 /: |ヽｊ　　　　　　　　　　　　　　　|入ﾊ u　　 ..: 　 u.　,Ⅳ
　 　　　　　　　　};ｌ |' /;＼　　 　-　-　　　　ｲヽ:|　〉〉　　　　　　　　　　　　　　　 }:l:ヽ.　「　￣〉　./ｲ
　　　 　 　 　 　 !;L./;ム};;＞ .. 　 　 　u.. イ;∧ﾆﾆノ　　　　　　　　　　　　　　　 , =-:| ＼｀¨¨´.／ |L
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　厂l }　 ｀¨¨´　 .{　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _. イ　　 .ﾊ　ﾘ　　　　　　 ＼!　　 丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イΖ´　　　　 /ム､　　　　　　　 ム　　＿__二
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 z=彡￣　 〈｀ヽ ミx､＿＿ ィ彡／|＿＿_===

　

　
　
　　　　　　　　　　　 　　 ;　-─‐──‐-、
　　　　　　　　　　　　 ／ 　@. 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　／ ;　　　　　 　@.　 　 　 ヽー''⌒´⌒｀ヽ、
　　　　　　　　　　 l　　U　　@. 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　 |　　　　　 　　 　　　　 ; 　/⌒゛`　　　　　　 l:　　　　ぞうだお・・・
　　　　　　　　　　 !、　　＼_};　{,＿ノ´　 ∪ |　@. 　 ,　　　　　 |
　　　　　　　　　　　 ﾄ、(（●）　　（●） ):@.　|　　 　 |　 　 ,　　.!
　　　　 　 　 　 　／　 ヽ　 （_人__）＿__ , ノ |　　　　|___,ノ　　 |
　　　　　　　　　 {　　⌒ヽ／ 　 　 |　　　　　|　　　　|　　　　 ,lー─- 、
　　 　 　 　 　 　 ヽ　　@. ＼ 　 　 l　　　 　 ,|　　　　|　　　,／　）　 　 ）
　　　　　　　　　　 {ﾑ　　　　｀}　 　＼ノ＾ノ^／⌒ヽj＼　　 ／＾ー-‐'
　　　　　　　　　　 ｀ー…一-’ 　　（＿(_イ_,イ、_,ィ'´__/ ￣
　
　
　:.:.:/:ﾘ:.:/:.:.:/:.://:.:.:.:/:.:.l
:./:.:.:／:.:./:.:./!:.:.:.:./:.:.:.:!
´:／:.:.:.:/:.:.:/ }:.:.:.:A:.:.:.:.}
:.:.／:.:.:.:.∠¨”!:.:.:/示:.:.:ﾊ
イ:.:.:.:／ 5:).〉|／〈こ|:./　　　　　　い、一体そのお体はどうなされたんですか？
ィテ/　¨＝=/　　 ＼!'
/ｲ:.|　u　　　　　_　ノ
|:∧|　　　　　　　　 ′
|′　　　　　 ,仁_ｱ′
ゝ.　　　　　 〈こｺ ′
　　＞　　　　 =　}
　　　 　_＞　--く
､ .　イ　 {　　 　 .}

　
　　　　!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｌ
　　　 .!　　　　 　`'ｰ ,,_　　　　　　　 　　　　　　　　　 _,,,＿__　　　　　　　!
　　　 |　　　　　-.、　　 ｀''ｰ ..,、　　　| |　　　...ｰｰ''"´　　 ._,-　　　　　　　!　　　　漆の汁をがぶり、炭を飲んだお
　　　 l 　 　 　 　 ﾉ　　　　　 　　　 ゛　　　　'i　　　　　 　 }　　　　　　　　 i!
　,..-'".ｌ　　　　　　ヽ,、　　　_./ 　　　　　　　　ヽ_　　　.／　　　　　　　　 ,l～　..,,
´　　　 ヽ　　　　　　 .｀ﾞﾞﾞﾞﾞ./ 　　　　　　　　　　 ヽﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　　 /　　　　 ﾞﾞ'-､、
　　　　　.＼　　　　　　　│　　　　　 　 　 　 　 　 l　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　 .｀'-､,　　　　　ゝ..＿__＿,..-ｰ .＿＿__イ
　
　
　.　　　　 　 i//　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨ﾊ　　ｉ　､ ＼
　　　　　　 /　　./　　 / 　 　 !　　 !　 ､　　　　 ∨｝　 } 　厂｀
　　　　 　. |　　./　　 / 　 　 !　 　 !　　ﾄ､　　　　∨｝ ｊ!　ﾄ､
　　　　　　|　　:i　　 ハi　 　.|　　! :|　　 V　　　　 ｊ/　ｊ! 　ﾚ
　　　　 　 |　　:l:　:/＿ V|∧　_|:_|__| 　　 ｌ　　　　:ﾊ　/Ｖ⌒ヽ　　　あぁ・・・
　 　 　 　 | : : | : : ｆ _,}Ｎ_　ⅤN∨__}N__}N.　　 |-、! ! ! |
　 　 　 　 |: : ∧: l:|z=＝ミ　 Ⅵ　z≠=ﾐ､ |　　 |rj j!ﾉ｜{
　 　 　 　 Ⅴ:lヽⅥ|.　 　 　 '　　　　　　　 | 　　|ﾉ .!ﾊ∧ゝ
　　　　　　　ヾ、　＼ """　_ ＿ 　 """　,i　　/: :/
　　　　　　　　 ＼/|: ＞ 　 ｀⌒´＿_　イ:/: : 厶i/
　　　　　　　　　　 _ﾚ＞ '　 /}　　　 　 }f: : /　 ||＼

　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　 ／　　 _,.ノ　 ヽ､_
　　　　　　　　　 　 ｜　 　 (●) (●）
　　　　　　　　　　　｜ U　　（___人__）　　　　　やる夫よ！
　　　　　　　　　　　 .|　　　　 ｀ ⌒´ﾉ__
　　　　　　　　　　　　|　　　　 _／ ￣＼ヽ　　　　お前はおかしいだろ！
　 　 　 　　 　　 　　 人､ 　　'､／ ￣ ヽ　'､
　 　 　　 　 　　 _,／(:::::ヽ､　 __'-r´￣ヽ　 v
　　　_, ､ -― ''"::::::::::＼　:::::::::::::::j_γ　　　 |
　　/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ　　　 r、
　丿;;;;;;;;;;;:::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞニﾆ彡〉,
. i ;;;;;;;;;;;;;;;;::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::::∧^
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::∧i

　　　　お前は元々、范氏と中行氏に仕えたのではなかったのか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 `　､:￣:::::‐-:.........＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　＞:::::::::::::::::::::::::::｀:::...、
　　 　 /: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',　　　　　　　　　　　,....::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : ! 　　　　　　　 ,...:::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　　　 ＼_!　　　　　　＿　'　　　　 !　　　　　 　　　　 ￣￣.フ::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ヘl:::::::::/,___l::::::::;'
　　　　　　　 ヽ　　　Tﾆｰ‐‐‐,‐''　 ／　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::;ィ::::∠,,,ィ::::::ム'￣ﾚ',）/
　　　　　　___,ｒ| ＼　 ｀二二´　／　　　　　　　　　　　　　　￣￣7:::::::::＜´ /ｲ´（＿/:::/￣ヽ'¨7::/
　　　　／:/::::| ＼　 ヽ ｀_⌒ ィ´　　　　　　　　　　　　　　　　　ム'イ1::::::`Tヽ　 　 /／　__ ´ ｨ::/
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､　　　　　　　 　　　　　　　　　　　l:::/.＼',　＼　'　 ∠ィ.／ﾙ'、
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ′　/〉　　＞　 _ イ／.王'、　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 /.,' .',　　　　 　./　　　　ヽ-､ -

　　　　　　　　　　キル夫はその彼らを亡ぼしたが


　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　 ／　　 　 ＼　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 ＼
　　　　 /　 　 　 　 　 ＼　　　i 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　 ',　　　　
　　 　 /　　　　　 ＿_ 　 ヽ_ ソ　　　　　　ゞｰ''´　,ｨｆ ￣￣ ア　　　　',
　　　 /　　　ヾ￣　,.‐-ﾐｰ<､　　　　　 　 　 i　,.ｨ´ ,　¨ヽ 　 ,　　　　　 ,　　　　
　　　　 　 　 　ﾊ 　{　i　}　 ヾ　　　　　　 　 ! '/　 {　i　 }　/　　　　　　　
　　　 　 　 　 　ゞﾆ≧=´-　,　 　 　 　 　 　 ､ 　 -ゝ=＜.ｲ'　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　′　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ､
　　　　　　　　　 ﾄ.､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ ′　 　 　 }
　　　 ',　　　　　　ﾏ`ｧ-..,, _＿＿＿＿＿＿＿＿____ ,..ィ У　　　　　　/
　　 　 ヽ　 　 　 　 ゞノV^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ヾ.j/　 　 　 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.-─-、
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　 ノ（.',
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i 　　 ⌒　i
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 !　　　　　,'　　　_　　　　　　お前は范氏と中行氏のカタキであるキル夫を討とうともせず
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ＿＿　/　　　 i }_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.ィ':::::::::::::::::`ー─ <//γ、　　　逆にキル夫に仕えた。二氏の滅亡にキル夫が深く
　　　　　　　　　　　　　　　,.-‐'´...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.｀､. r_j
　　　　　　　 　 　 　 　 /´...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: }　}　　　　関与していたことを知らないとは言わせないぞ！
　　　　　　　　　　　　 / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::ｲ-〔､
　　　　　　　　　　　　,ゝ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶:::::::::::: {::::: i　　　
　　　　　　　　　　　 冫:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l.:::::::::::: i:::: l
　　　　　　　　　　／.::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::: i::: l　　　
　　　　　　　　　イ.:::::::::::::::::／｀,::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::: i､:i


　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）　　　　そのようなお前がどうしてキル夫のためにだけ
.　|　u.　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　カタキを討って報いることに固執するのだ・・・
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }　　　　　　　単刀直入に言う、許してやるから俺を討つのは諦めるのだ！
　　 ヽ　　　　　ノ
　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､
　 　 l ＼　巛ー─;＼
　　 　|　｀ヽ-‐ーく＿）
.　　　 |　　　　　　l

　　　　　　　　 　 ／￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　 ／　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　 　 ／　　 　 _＿ 　 　 　 ＿_　　 ＼　　　　　　范氏と中行氏はやる夫を凡夫として扱いましたお
.　　　　　／　　 ´￣　　　 ヽ　　/　　　￣｀　＼
.　　　 ／　　 　 イ:::::::ヾ.､ 　 ｉ　ｉ　 イ:::::::ヾ.､　　＼　　　　ですから私も凡夫として、お応えいたしましたお
　　　/　　　 〃　ゝ－ 'ノ　　.!　!〃 ゝ－ 'ノ　　　 ヽ
　　　|　　　　　　　　　/　　　 ﾊ　　 ヽ　　　　 　 　 |
　　　|　　　　　　　　　ゝ __ ノ　 ゝ.__ノ　　　　 　 　 |
　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /
　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼

　　　　　　しかし、キル夫はやる夫を国士として遇してくださいましたお




　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　／　　　 　 ＼ 　 　 　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　 ⌒ 　. ⌒　 ＼　　　／　 　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　／ 　 （●）　 .（●）　 ＼／ 　　(●）　（●）　　＼　　　　　俺が晋国を奪ったらお前に丞相をくれてやるからな
　　　　　　　　　| 　 　⌒（__人__）⌒　 　.|　 　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|
　　 　 　 　 ,-､. ＼　　　　｀ ⌒´　＿ .／.＼　 .＼ェｪｪｪェ／ 　 ∠＿　　　　ナニソレ丞相うまいの？　
　　　　　　/ ノ／￣／ ` ー ─ '/＼＿　／　　　` ー─ ' ┌､ ヽ　　ヽ,
　　　　　/　 L_　 　 　 　 ￣　　　　　／　　　 　　　 　　　_l__(　{　r-､ .ﾄ
　　　　　　　　_,,二)　　　　　　　　／　　　　　　　　　　 　〔― ‐} Lｌ　 | l) ）
　　　　　　　　>_,ﾌ　　　　　　 　 /　　　　　　　　　 　　 　 }二 ｺ＼ 　 Li‐'
　　　　　＿_,,,i‐ノ　　　　　　　　l　　　　　　　　　　　　　 └―ｲ 　 ヽ　|　　　　　※丞相＝総理大臣みたいな感じ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　　　ヽl

　　　　 　 　　 　＿＿＿_
　　　 　　 　　／:::　 　 　＼
　　　　　 　／::::::::::　　　　　＼　　　　　なのでやる夫もキル夫には※国士として
　　 　　 ／:::::::::: 　　　　　　　 ＼
　　　　　|:::::::::::::::　　　　　　　　　|　　　　　　その恩に報いようとしているのですお
　　　 ／⌒::::::::: 　　　　　⌒ヽ／
　　；/::::::::::::　　　　　　　 　 　 ＼；
　 ；/::::::::::::::　　　　　　 　　　＼　ヽ；

※国士＝国中で二人といない士、国一番の士
　　　
.

　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 , ´ ￣￣ ｀ 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　_,ノ_ ｀ヽ-、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　(√丶丶´v　〉　　　　ふ～～～　・　　・　　・　　話は分かっただろ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ　U 　 {　)　　　　　j　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ ､　　　 V　 　　　/　　　　　　しかし、同時にお前の決意のかたさも分かってしまっただろ
　　　　　　　　　　　　　 ,／(:::ヽ.ヽ　　 {　　　　 r
　　　　　　_, ､ -― ''":::::::::::::＼::::ヽヽ., __r　 ／⌒ヽﾆ‐-、　　
　　　　　/::::::::ﾞ:':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣　'.,:::::
　　　　丿::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(　:::::::::::::::... '.,::: |
　　　r ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::.. '.,::i
　　/ ::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::::. '.,
　 / ::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::::::. '.,

　
　
　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 ／　 　_ﾉ＼
　　　　　　 /　　　　 （一）　　　　あぁ、やる夫よ
　　　 　 　 |　　　　　（__人）
　　　　　　 |　　　 　 　 　 ｌ　　　　お前はキル夫のためにつくして忠義の名分は充分成っただろ
.　　　 　 　 |　　　　　　 　|
.　　　　　　 ヽ　　　　　　ﾉ　　　　　そして俺がお前を許すのも以前許したことで充分に足りているだろ
　　　　　　　 ヽ　　　 　/
　　　　　　　　/　　　　ヽ　　　　　　　
　　　　　　　　|　　　　　|
　　　　　　 　 |. 　 　 　 |

　　　　　　　 ／´￣￣￣￣ ｀＼.
　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　/　　　　　 　 　 　 　 　 　 '.,
　　　　　|　 　___ノ'′　　 ﾞヽ､___　　 ..|
　　　　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .|　　　　　だから暗殺を諦めようとしない貴方を
　　　　　|　;;;（　● ） ﾉヽ （ ●　） 　 |　　　　
　　　　　|　　.´"''",.　　　　 "''"´　　 |　　　　　　これ以上許すことはできない！お前たち！！！
　　　　　|..　　　（　　　 j　　　 ）　 　.l
　　　　　|　　 　 ｀ｰ-‐´｀ｰ-‐′　　 /
　 　 　 .丶　　　　　｀ ⌒ ´　　　 　 /
　　　　 　ヽ　　　　　　　　 　 　 　 /
　　　　　 　ヽ　　　　　　　　　　　/
　　　　　　 　 ゝ　　　 ＿　　　／イ＼
　　　　　　／　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　 ／＿`ヽ_　　　 　,ヽ　　　　　　　　 　 |i! |
　　　　　,--"-λ━i~　　　　 /　|　　 　 　 　 　 　 |i! |
　　　　/　　 ＼ヽニﾌヽ,　　 /　/ ...　　　　 　 　 　 |i! |
　　　　ヾ,--,___|＿＿ｿ,ﾉ　 /　/　　　　　　 　 　 　 |i! |　　　　　,. -─- .､,
　　　　,-|__/ヾ＿ノ,ノ ,i　 /　/ ...　　　　 　 　 　 　 |i! |　　　 不:::く｀ヽ;::､:::｀丶
　　　　ヾ　 ＼-,　「」)^<0ヽ/　　　　　　　　　　　　 |i! |　　ハ:l::;;ヾ:ヽﾆヽ:ヽ::､ヾヽ 　　　　はっ！！！
　　　　　 ＼＿],)、 /ヽ,＿ｿ　　　　　　　　　　　 　 |i! |　 ,':::i:ﾄヾヽ::ヽ:ﾄヾ､ヽヽヾ`ヽ
　　　　　　|i　　　 ヽ　　i　　　　　　　　　　 　 　 　 |i! |　l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ　　　　　やる夫さん！お覚悟！
　　　　　　 ＼,--、,|　 λ　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |i! |　 |::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀　 ﾘヽヾ',
　　　　　　　/ヾ-'^i-／丿　　　　　　　　　　　　 　 |i! | 　 ';:';ヾﾄヽ. 　`r'- ､　u. .|::ﾄ`､　　
　　　　　　　ヽ,ー,/~ﾌ'"　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |i! |　　 ヾヽﾍ. u.　|';二::!　　入',
　　　　　　　　1　|　'ヽ、　　　　　　　　　　 　 　 　 |i! |　　　 `トｋ 　　ヽ､ｚｿ　./::| ヾ
　　　　　　　 ノ　 ゝ--'　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿|i! | __　　 Y:j｀ ‐ ､　ｰ´／ ﾄｊ
　　　　　　（＿＿/　　　　　　　　　　　　　　　／,ｨrｪ」ぇ　￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ 　 ｣､
　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　 ∧. ￣i㌧!￣.　 l　　ヽ　　 　 7ヽ~ﾍヽ.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /-'´　,-i㌧!　　 　l　　　ﾄ､ 　/〃ﾊ　 | ヽ ｀ヾ ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r'´, イ〃< ﾆヽ, 　　.|　l　 ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl　 ヽ　 ヽj｀ヽ
　　　　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　 / '´　 ﾄ < __二〕　 ∧l　',　　ヽ 　Tﾍ', 　 l _..ノ 　　l j　',
　　　　　 　　　　 (#ﾟДﾟ)　　　　　　　　,′　 　.}､< ＿_,〕 ./ 　 l　ヽ　 　',　|､､ﾍ.　| ＼　　／ }. ﾍ
＜二X=======と/:::::::]つ　　　　　　　 i 　　　　ト< 二ｼ　　　　.| 　 ',.　　', l､ヽﾍ　| 　 | 　　　 j/ l
　　　　　　 　 　 /;;;;;;;;i;ゝ　　　　　　　　|　　　ノ ＼¨7/　　　 　 .l　　ﾄ､　 ヾ ､ヽ ',.l 　 lｰ- ／/　 |
　　　　　　　　　（_/`Ｊ　　　　　　　　　 ゝ─'-- -r-`' 　　　 　　 ｌ　　',.ヽ　ヽ　ヽヽ!　 |￣　 /j 　 l

　
　
　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼　　　 　 　 やる夫は・・・
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼ 　　　　　　
　　　　　　　 　 ／　　（―）　（―）　　＼　　　　「名君は人臣の美点を広め、忠臣はその忠の名のもとに死ぬ義理を負っている」
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　 　 　.|　　　
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　　　　と聞いておりますお
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼　　　
　
　
　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　以前、やらない夫様は私を寛容に放免して下さったお
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　今、天下には貴方の賢明さを称えない者はありませんお　　　　
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼

　
　
　　　　　　　 ／´￣￣￣￣ ｀＼.
　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　/　　　　　 　 　 　 　 　 　 '.,
　　　　　|　 　___ノ'′　　 ﾞヽ､___　　 ..|
　　　　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .|　　　　　　そのようだな・・・貴方のおかげと言える
　　　　　|　;;;（――） ﾉヽ （――） 　 |
　　　　　|　　.´"''",.　　　　 "''"´　　 |
　　　　　|..　　　（　　　 j　　　 ）　 　.l
　　　　　|　　 　 ｀ｰ-‐´｀ｰ-‐′　　 /
　 　 　 .丶　　　　　｀ ⌒ ´　　　 　 /
　　　　 　ヽ　　　　　　　　 　 　 　 /
　　　　　 　ヽ　　　　　　　　　　　/
　　　　　　 　 ゝ　　　 ＿　　　／イ＼
　　　　　　／　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　 ⌒ 　 ⌒　 ＼　　　　　そこでお願いですお
　　　　　　　 　 ／　　（●）　（●）　　＼
　 　 　 　 　 　 l　 　 ⌒（__人__）⌒　 　 ｌ　　　　今日のことは、私はもとより誅殺される覚悟ですお
　　　　　　　 　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 ＼



　 　　　　　／￣￣￣ ＼
　　　　　／　　　　　　 .　＼　　　　しかれども、あなたの衣を戴き、それを斬り棄てて、
　　　 ／　 _ ノ　　 ヽ、_　　 ＼
　　　.|　　　（ー） 　（ー）　.　　|　　　仇討ちの志を示すことができましたら、死んでも恨みはありませんお　
　　　 ＼ 　　 （__人__）　.　　／
　　　 　/　　　 ｀⌒´　　　　ヽ　　　　とても叶わない望みですが、あえて心中をうち明けて申し上げますお
　　　　ヽ、二⌒)　　　(⌒ニノ

.

　　　　　　　 ／´￣￣￣￣ ｀＼.
　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　/　　　　　 　 　 　 　 　 　 '.,
　　　　　|　 　___ノ'′　　 ﾞヽ､___　　 ..|
　　　　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .|　　　　・・・分かった　
　　　　　|　;;;（｡ｏ● ）ﾉヽ（ ●o｡） 　 |
　　　　　|　°oﾟﾟ~'"´　 　 ｀"~゜oﾟ;°.|　　　　　俺の服だから俺の馬車から服をいま持ってきてやるだろ　JK
　　　　　|..　　　（　　　 j　　　 ）　 　.l
　　　　　|　　 　 ｀ｰ-‐´｀ｰ-‐′　　 /　　　　　　
　 　 　 .丶　　　　　｀ ⌒ ´　　　 　 /
　　　　 　ヽ　　　　　　　　 　 　 　 /
　　　　　 　ヽ　　　　　　　　　　　/
　　　　　　 　 ゝ　　　 ＿　　　／イ＼
　　　　　　／　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼

:.:.:＝==--ミー-:.､:.:.:.:.＞､}:.:/::.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.＼:.:＼＞-　＿:.:.:.:ｘ､|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.､　　！
ミ=＜:.:.:.:ヽ:＼x彳 ア¨ヾﾍ¨７ヽ:.ミ､:.:ヾ
､:.:.:｀:.r＝==:.:へ ,;八_ﾟ_ノ >く　 ＼:.:＼
:.:＼:.:.:.Vへ　＼:.ヾ､　ｘ彳　　　　 ＼:.:　　　　　　お待ちを！私はやる夫さんとは
:.:ヽ::＼:.ヽ＿　　＼ミ　　　　　　　　　ヽ
Vﾍミx ＞- ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キル夫に仕えていた頃からの長いお付き合いです・・・
:.',　＞く:
ﾍ',´::::::::::::}　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私に服を渡させてください　　
、＼　　　{　､　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　
:',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 し
∧　　　　　 r r-＜￣＞　､
､ハ　　　　　 .{ r＜ 　 　 　 >
:ヽ:{　　　　　　V　　　　_.／　　　　　　　　 /
:.:.:＼　　　　　弋ﾆ＞ ´　_..　　　　　　　　/
＼:.:.:＼　　　　　　　-　´　　　　　　　　 /


　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　 　 　 ／　ヽ､_　　　＼
　　　　 　 　 （●）（● ）　　　 .|　　　　うむ、許そう
　　　　　　　　（__人__）ﾟo　　　│　　　　
　　　　　　　 　(,｀⌒ ´ 　 　 　 |　　　　　夜神この服を使え
　　　　　　　　　{　　　　　　　　|　　　　　
　　　　　　　　　{ 　 　 　　　..:/
　　　　　　　 　　 ` ー　　　　 ＼

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼　　！
　　　／　⌒　　　⌒　＼　　　　　夜神、ありがとうだお
　 ／:::::: 　 （__人__）　::::: ＼
　 |　　 　 　 |r┬-|　 　　　|　　　　（流石は夜神、二度は主君を殺さないかお、見事！）
　 ＼ 　　 　 `ー'´　　 　／


.

:::|:::::ii::::::＼:::::ﾏ::::::::::::::::::::＼ :::Ⅶ::::::::::::
:::i:::::|!:::从:::＼::＼:::::::::::::::::::::ヽ::Ⅶ:::::::::::
::|!::::ﾊ:::::i::Ⅶ:: ＼: :::i:::::::|`:::::::::|`∨:::::::::
::i:::::i::i:::::ﾄ､:＼:::::::＼i:::::::!,:::::i::::i ::::|::::::::::
::::::::|::|}从‐＼i＼:ﾐ|::i:::::::i|Ⅶ ::从:::i:::::|:::　　　　　やる夫さん、どうぞ・・・
从 :|::||　.ヽ　 ＼.＼ヽ:::ﾉ| ∨ .___ﾝ|:::从:::
{　ヽ:::|ヽ　`ｰ==仆､　 　　:'￣￣ ﾉ//::}
ゝ､人:i　　　　　　　　　 　:.　　　　∥/
.Ⅵミ､＼　　　　　　　　　 :.　　 　/{/
　＼:::∧. ヽ　　　　　 _　 ﾉ 　 　/八
,　‐‐ヽ|::＼　　　　　_____...　　 ｲ/ｰヽ､
　　::.. ||　　＼　　 ￣￣　 .／/′　　 ＼
　　 i::::〉:　　　＼　　 　 ／　/::::ゝ　　　　'　‐- ．..,,__
　　 |:::::::､　　　　` :＝彡　 , 　Ｘ::}　　　　　　　　　　~""''　‐､,‐
　　 Ⅵ:::::`　　　　　　　　 /　　::/　　　　　　　　　　　　　　　i

　　　　～やる夫は剣を抜き、



　　　____
　 　 ＼ :＼
　　　 　＼ :＼
　　　 　 　＼ :＼
　　　　　 　　＼ :＼
　　　　　　　　　＼ :＼
　　　　　　　　　 　＼ :＼
　　　　 　 　 　 　 _＿＼ :＼
　　　　　 　　　／　　　　＼ :＼　　　　　　　　　　かたじけないお！
　　　　　　　／　ヽ､_ 　_.ノ ＼ :＼,､
　　　　　 ／　　（●） 　（●）γ⌒ゞ7　　　　　　　　いざ！！！
　　　　　 |　　 　　（__人__）_／ ﾍ__ソ `)
　　　　　 ＼_　 　　｀ ⌒／　　／ ゞ､久>､
　　　　　 　/ `ｰ---ｰ"′ _／ 　　＼ 　 ＼
　　　　　　 ヽ 　 　　　 　 ／　　　/ヽ＼ 　 ）
　　　　 　 　 i ｀`ｰ--ｰ"´　 　 　/　　ヽ､__ノ
　　　　　　　 i　　　　　　　　 　 /
　　　　　　 　l　　　　　　 　 　 ｛
　　　　　 　 ﾉ　　　　　　　　　　i
　　　　 　／　　　　　　　　　　　＼
　　　 ／　　　　　／´`＼　　　　 　＼
　　　 !　　　　 く" 　 　 　＼ 　　　 　ﾍ
　　　　＼ 　　　 ＼ 　　　　 ヽ　　　　 ﾍ
　　　　(´____＿___ノ 　　 　 　 ヽ　　　　ヘ
　　　　 ｀￣ ￣ 　　　　 　 　 　 ∨__＿___｀)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣´

　　　　　～三度跳躍してやらない夫の服を斬り




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ //
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､ﾍ､/ //
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三ミ}ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／rﾆﾆ`〈_ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|　ﾍﾆﾆ　} ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ 〈y'ﾞ ｀　へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,--´｀--､　　 ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/ ＼,　 ,／＼ 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/ （●） （●)　ヽ 　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　　 　 　 ﾄ､　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　}　　 ｌ 　 （__人__）　　 }　　　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｖ＼.　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣＼　 |::::::|　 　　l　　　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V ､＼　　 　　　　　　　　 ＼,　 ,／　　　　 ＼ ｰ'　　ｰ'´ 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼丶＼　 　　　　　　　（●）　 （●）　　 　　＼ 　・ 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　i| 　 　 　|i　 　 　 ___＿＿　　 　　　　|　（_人__）　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 i|　　　　　|i 　 　 ／ 　　　　＼　　　　＼｀ ⌒´　　　　　- ´ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　i|　　　　　 |i　　／＼､　,／゛　 ﾉし　　　　 /　　{ ＼　／─- 、ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　i| 　 　 　　 ,|i　 /,（〇）ヾ'（◯ ）) ⌒ ＼‐､/　　　） ／´ 　 　　,>
　　　　　　　　　　　　　　i|　　　 　　　,|i　 lﾞ⌒（__人__）⌒゛ 　 　　|　 Y　　,ﾉ'´　　　_, ,.-‐
　　　　　　　　.　　　 　 i| 　 　 　 　 　|i. 　 ＼ 　｀ヾ/ 　 　 　　 ／　 |､ｨ､)　 ､__,. -r'´ 　 ゝ
　　　　　　　　　　　　i|　　　　　　　　|i 　 ／⌒　　　　　　 　　￣＼ﾉﾉﾉ'ノ,. 　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　i|　　　 　 　 　 　 |i　|　 　 　 　 　 　 　 　 ,、　ヽ　/　　 /i,__／⌒ヽ
　　　　　　　　　　　i|　 　　　　　　　　　|i ＼　 ＼　　　　　　　 || 　 │　＼　＼/　　 /
　　　　　　　　　　　i|　 　 　 　 　 　 　　　i|i ＼　 ＼ 　 　 　／　　／　　　,,-‐< 　　 /
　　　　　　　　. 　 　 i| 　 　 　 　 　 　 　　　　i||,＼　 ＼ 　 i′ 　く　ヽ　　(, ＿＿ _ノ
　　　　　　　　　　　　i|i　　　　　　　　　　　／　　i|i＼ 　／]　　／　　|
　　　　　　　　　　　　i|i.　　 　 　 　 　 　/　　 　／ i|(ノ／))￣ヽ 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　i|i　　 　　　　　__|　.　　 | ／　,ゝ￣　　　ﾍ　　　 )
　　　　　　　　　　　　　　i|i.　　 　 　 （＿＿＼＼　／　　　　　 　 `ー‐'′

　　　　　～そして、言った




　　　　　　　　 　＿＿＿＿
　　　　　　　　 ゝ　　､／　　＼
　　　　　　　,（●）　 （● ）　　＼
　　　　　　/　 （__人__）　　　　　 |
　　　　　　|　　　|r┬|　　　　　　 |　　　　　　　これでやる夫は地下で眠るキル夫に
　　　　　 　＼_／⌒ヽ､-- .._　,／
　　　　　　 　 |　　　イ　　　 ｀￣ヽ　　　　　　　　　　　胸をはって報告ができますお！！！
　　　　　　　　ﾔ/‐<＿＿ ,..､　　　ヽ.
　　　　　　　　 | 　　　　　　　ゝ､　　 ﾞ.
　 　 　 　 　 　 ',　　　　　　　　　|ヽ,　ﾄﾍｲ´>
　　　　　　　　　',　　　　　　　 　 |ﾍﾄイ｢｣"´
　　　　　　　　　 ﾔ　　　　　　　　{〉､<"
　　 　 　 　 　 　 j　　　　　　　　 ﾄメヽ>
　　　　　　　　　/　　　 　 　 　 　 |
　　 　 　 　. イ./　　　　　　　　　　|
　　　　 イ　　,.ｲ.　　　　　　　 　 　 |
　. イ　 . イ´ /　　　　　　　　 /　　|
　ﾄ､_ イ　　　/　　　　　　/´l"　　　 |
　　　　　 　 /　　　　 　 /　 |　　　　|

　　　 　 　 _,. -┬ ｆﾆト､
　 　 　 r'´　､r　|　| ,.L |
　 　 　 |　　 （_ノ　j {.　'､＼
　 　 　 |　　　 }‐イ-上　〉. ＼
　 　 　 |　 　 ﾉ´　　 　 /)ﾟo　|　　　・・・そうか
　　　 　i　　　 　 ｒ‐‐人__）　.|
　　　　　ヽ　　 .ノ　｀ ⌒´ .　|
　　　　　　i　　!,　　　　 　　ﾉ
　　　　　　.',　　ヽ、　.　 　/
　　　　　 　 ＼　 . 　　　　ヽ、
　　　　　　　　 ＼ 　　　　　|.i
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 ll 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 ll 　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ィ´　　　 　 　 |　.:|::|:.　|.....　　　　　ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 ....::::::|　.:|::|:.　|::::::::::::...　　　 ＼
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　　　　　　　　　　　　　/　　　　 　 ...:::::::::::::::::::::|　.:|::|:.　|::::::::::::::::::::　　　　　',
　　　　　　　　　　　　 /　 　 　 　 ::::::::＼:::::::::::::|　.:|::|:.　|::::::::::::::／:::::　 　 　 ',　　　　（みんな・・・）
　　　　　　 　 　 　 　 i　 　 　 　 　 :::::::::::＼:::::::|　.:|::|:.　|::::::::／:::::::::　　　　　 i
　　　　　　　　　　　　i　　　　　　　 　 ::::::::::::＼,|　.:|::|:.　|､／::::::　　　　　　　　}
　　　　　　　　　　　　l.　　　　　 　 　 　 ヽ::::::::::| ／::＼ |::::::ィ　　　　　　　　　 !
　　　　　　　 　 　 　 .l..　　　　　ヾ=三=＝'';ィ::::| | |::::| | | ､｀＝=三彡　　　 　 l
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　　　　 　/　　　　 ∩ノ ⊃ 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　／／::::/∧¨＼:::＼＼」ト（:::::::＞ｋー豸〉ｰフ
　　　　 　(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　　　　　　　　 （_//:::://　 ＼　＼:::＼辷>ゞーﾄ薔｝::::/て ヽ
　　　　 .　＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　　　　　　　　　　　　//:::://⌒　　｀　　⌒、く　〈_.／≠'＼::＼_ノ,
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　　　　 　　　　　　　　　_,､i､, -‐-､,､_　　　　　　　　　　　　ｒ＝与}.::::.　｀ 　　　｀三ミヾ　∨＼｝∨∠:シ
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　　　　 　 　 　 　 | i /　{＿9,.ｲ /ヽ9_ﾉ く｀i }　　　　　　　　 /　＞ｰ=-ミ｝¨｀Ｙ´￣｀Ｙ三三三ﾐ人
　　　　 　　　　　　いｿ　　　 .〈〈　　　　 .くｼ､
　　　　 　　　　 　 /ｌ r 一'　 .// 　 .`ー┐l:::ゝ
　　　　 　　 　 　 〈:::| i Fｴｴｴｴｴ`ｴｴｴヽ　|:::}
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　　　　 　　_,.　-‐ ' |　i　i　i　i ￣ i　i　i　i |｀ｰ- ､　　　　　.／￣|　　+　　　／　　　　　　　 　ヽ　　　+
　　　　 ..´: _,.　-‐ 'ヽ┬──────┬'｀ｰ- ､　　　　 .｜　::｜　　　 ／⌒　 　　　　 ⌒ 　　＼
　　　　 ‐ '´: : : : : : : : ﾚﾄ.＼　 　 　 ／ﾊ､l: : : : : : :　　 　 ｜　::｜x　　/ （ ●）　　　　（ ●）　　　|　 .人
　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,―　　　　＼ 　 | :::::（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）:: 　　 |　 ｀Ｙ´
　　　　 　　　　　　　　,.:::''::´::￣::`:::.、　　　　　　　　 | ＿＿_） 　::｜　.!　　　＼　　　 　 ／　　　/
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　　　　　　　　　　　　　　〈〈〈　ヽ
　　　　　　＿＿＿_　　　〈⊃　　}
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |
　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l　　　　（皆、笑っているんだお）
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／
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　　 ：; ／　　　　　　　　　　＼　　　／.／.／
　 　 ,　　　＼,　#;;;　,／　　　ヽ　／ ／／
　 　 |　　（○）　　　（＜）　　　|　／.／　　　　　　　　ドス！！！
　 　 ､　　　　（__人__）　　　　/／／
　　 　,"ヽ､ 　　´ー'´　　　'´ヽ／
　　 /　　　　　　　　　　　　　　　ﾞヽ､
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　　＼　　　 ヽ／／／　　...　ﾊ　　　　ヽ
　　　 ヽ　　　l／∠ 　 　　 　 l　ヽ＿　ノ
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　　　 　 ,i　　　 　 　 　 　 　 .l､　：;
　　　.. /　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　 ../　　　　　　　,r´ヽ　　　　　`,

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　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
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　　│　/＝≡＝=､､＼::::::::::::::,,／ ,,=＝≡＝ヽ、 l
　　│ //　　　　　　ヾ､ :;:;:;:;:; ﾂ 〃　　　　　　 ヾ,| 　　　や、やる夫～～～！！！
　　│　　　　　　　　 　　:;:;:;:　　　　　　　　　　　│
　　│　``―＝＝''" ":;:;:;:;:;:;:;:;゛ ゛ー＝===＝彳│
　　│　　;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;　　　│
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　　　　　 l　　.　　　　　　　　　　..　　; l⌒ '"⌒ ヽ、
　　　　　 |　　`　　::::::::::::::::::　　@　　　i!i|ｰ　　 .　 ＼
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　　　　　 （ 　ヽ'"（__人___）"'__ ,ノ!ii!i!.､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ
　　　　　ﾟ~゜´＾i!i!i!i!i!⌒ ´"´´!i!i!i!i!i!ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
　　　　　 （　i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! と_
　　　（￣i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!　,
　　　　`ー､i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! j
　　　　　　-　_i!i!i!i!i!i!　｀ ー'￣　　　 ￣
　　　　　　　　廴_i!i!ノ

　　 　 l:::::i:ﾄ､ヽ:::＼::::､＼::::::ヽ、::::ヽ::li､:ヽ::::i:l:::l::::ﾄ､::!::l､::::::l::::i
　 　 　 !:::::l::i::ヽ:ヽ、:＼:::､:ヽ、:::ヽ::丶、::＼ヽi:l:::i:::il::iヽ:l:::!:::::l::::l
　　　 /!::::i:::l:::::＼:ヽ、:ヽ:ヽ:::＼::::::ﾄ､:,.‐'"_,.ｨ､!l::l:::l:i::l:::!i:::ﾄ､::i::::l
　　　ﾉ!l:::::l:::::!::::::卜､:ヽ:::＼:ヽ::::ヾ::く_,.ｒ'少'ﾟoi!i:l::i::l::i:::il::::i:::!::l:::i
　　　　 !::::i:::::l:::::::::i-‐ヽ::ヾ、ヽ、ヽ:::!ﾞヽ´　 　 li !:l::i::l:::l!::::l::::i::l::l
　　 　 　 i::::l::::ヽ:::::ヽ辷ｴメ､＼ ヾ｀ヾ、 ﾞヽ　　　!l::i:::l::::ﾊ::::i::::l:::i::!
　　　　　 l::ﾊ:::::､:ヽ:＼　　　　　　　　ヽ 　　　　i::!l:::::/ｒ'!::::l:::i::l::i
　　　　 　リ　i:::::＼ヽ､ゝ　　　 　 　 　 　　 　　!l i::::!l　|:::li:::l::i::l
　　　　　 ﾉ　　!::::::lヾ.ヽ　　　 ､　 -　　　　 　　i 　!:ﾘ　ﾘﾉ!ﾊ:::l::i
　　　　　　　 　 l:i::::!　i＼　　　 ｀　　　　 　　　　　 iﾉ　 ｿ i! ｊ-┴-‐‐‐
　　　　　　 　 　 l!i::l　 !:::|ヽ、 　 -‐'二￣　　　　,/-‐'´￣　　　　　　　
　　　　　　　　　　 !l 　 i::i　 !＼、 　　　　　 　,.ｲ　　　　　　　　　　　　
　　　　　 　 　　 　 l! 　iﾊ!　iﾉ　 ヽ、　 　 　,.ｨ　| iヘ　　　　　　　 _,.-‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀>┬‐''　　 l i　 !　　　　　 ／　　　
　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐‐‐''´￣　 ﾍ　　　　| !　 l　　　 ／ ／　　


　　　　　　　　　　　　　／　　/　　　　　　　　　　　　　从　　　　　　　 ＼ゝ
　　　　　　　　　　　　/　　　 i　　 |::::　 ヽ　　　　　　　　　ゝ,　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　 .′ '　　ﾊ　　 ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　 　 ヽ　|
　　　　　　　　 　 　 | | │　/-＼-　 ヾ　|ニ| /-i!│　 |: i::::::ト.::::　　 　 　 ∨
　　　　　　　　 　 　 | | │ﾊ／　　　、　 │　　　　ヾ|　 /　i::::/:::∨ヽ::::::　/
　　　　　　　　　　　 |ﾊ　Vｨ＿＿, 　 ＼|､＿＿＿　 /／ ,/ V:::::::::::::::（::::::!|
　 　 　 　 　 　 　 　 l　ゝ oﾟ. ￣　　　　　 ￣　　ﾟoイ ／/ ) |:::::::::::::::::::＼ |
　　　　　　　　　　　　　 「 ` 　 　 ヽ　　　　　　／jｲr '_ノ::::::::::::::: ﾊ::::ﾉゝ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾊ　　　　　　　　　　　 　 rイ:::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ゝ.　　-　-　　　　　 ..イﾊi!:::::::::::::: //
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀　． ｀　　 　 .　'′ |　ヾ.::::::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)::::::::::::::::::::::::::::::{.　　 　 `


　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　（○） （O）
.　|.　　　.||　（__人__）
　 |　 　 ﾉi　　! 　 | }
.　 |　　 し'　｀ ⌒´ﾉ
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　　　/　　　 く
　　　|　　　　 ＼

あああああああああああああ

他の刺客たちも、最後はすさまじいよね…。

　　　～趙の志ある士は、




　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　 ―――　　　　　　　　　　　　――― ＼
　　　　　　　／　　　　　　　 　 ＿　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　 ＼
　　　　　 ／　 　 　 　 　 /´ ,..::::::::::.ヽ ヽ　　 　 　　　　/´ ,..:::::::::::.ヽ ヽ ＼　　　　　　やる夫さんは立派に志をはたされましたよ
　　　　／　　　　　　　　,'　 ,;::::::::::::::::::',　',　　　　　　　,'　 ,;:::::::::::::::::::',　',　＼
　　 ／　　　　　　　　　 {　 {:::::::::::::::::::::}　}　　　　　 　 {　 {::::::::::::::::::::::}　｝　　＼
　／　　　　　　　　　　　'、 ヽ::::::::::::::／ /　　　　　　　 '、 ヽ::::::::::::::／ /　 　 　 ＼
　|　　　　　　　　　　　　(;;;;;;;;;;）)￣　　　　　　 ,　 　 　 　 　 　 ￣　　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　　 　 ／'　　 　 　 　　　　　　<　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　　　｛{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　|　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　 　＿＿_　　＿_ 　＿＿_ 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
　＼　　　　　　　　　　人　　　　　　　 ヽ　　 ´　 　 ｀　　'　　　　　　　　　　　　 ／
　　 ＼ 　 　 　 　 　 （ し.）　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　＼　　　　　　　｀¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／

　　　　やる夫の死を聞いて、




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､、v､
　　　　　　　　　　　　　　 r――--Σ:::::::::::::::N､
　　　　　　　　　　 　 ＿　|　ir―――Ζ;::::::::::::::）
　　　　　　,..､ r――' 　 ｀'　 '=＝=､￣　Ζ::::::::::::ミ　　　・・・兄さん
　　　　 ／　 ＼ゝ、_　 　　'´　　 　 )　　　Z::::::::::::::ﾐ
　　　／　　　　 ＼　ヽ_,　じ～=＝'"　 　 ミ::::::::::::::N　　　　 ＿＿_
　　 (　　　 ' ,　　　＼　　(　　　　　／￣￣::::::::::::N　　 ,ｨ'´　.／　 ￣ヽ､
　　　＼　　　' ,　　　 ＼　｀i　　,／＜) ,）::::::::::::::ﾉ　 ／: l * /　　　　　　＼
　　　　 ＼　 　 ' ,　　　 ´　,,..イ(つ-'" '::::::::::／　　/: :l: :l　 .l　　　　　　　　＼
　　　　　　＼　　_,,.　- ''"´ /::｀'''''´:::::::::::／　　　 ,':.l:.:l: :.l * l　 　 　　 　 　 　l
　　　　　　　　7 　 　 　 　 ｲ:::::::::::::::::::N´　　　　 l: l: :l: :.l　 l_　　　 ＿＿　　 l
　　　　　　　 〈 　　　,. . :'"´!:::i::::::::::::::ヾ　　 _,､､r､l:l!ヽ!ヽ:l * l｀ｰ '´: : : : : ￣l´　　　　　く、黒沢、一体どうしたんですぅ？
　　　　　　　　i ,.　'": : : :,.r''ﾍ;|i:::::::::::::::i　　 `ヽ```i､　l　ﾘl　 l: : : : : : : : : : : :l
　　　　　　　 /': : : :,.: :'" :|: : : : i::i!::::::::::i　　　　lｨ-､ﾊ　ゝ,. .l.*.l: : : : : : : : : : : :l
　　　　　　　/: : ／ : : : : |: : : : :ヽ＼ヽ::ヽ　　　ゞi.　 ﾍ 　 `l!,ｨ'.l: : : : : l: : : : : :.l
　　　　　 　 i／: : ;.: :'"´￣｀ﾞ ヽ､: : : ヾYヽ　　　　!　 ,ｲ‐‐'´:::::::l: : : : : l: : : : : :.l
　　　　　　/: : :／: : : : : : : : : : : :＼: : : :ヽ　　　　l　/::l:::::::::::::::::l: : : : : l: : : : : : l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 　 　 　 　 〉'::::l!:::::::::::::::/; : :.: : :l: : :: : : : !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./::::::::｀'ｰ､,／lll!: : : : :.l: :l: : : : :.ﾍ

　　　　皆、彼の為に涙を流して泣いた伝えられる～




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,. -─- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／,;:;:;;;;;:;:;:;:;:｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'.:..:.:.:.;;;;;;rrrr､:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l::;ｨ'´;;;;' ｀ヽ｡-､ヽ.::!　　　　あの・・・バカヤロー・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾐﾚ'"´.　,..　¨¨｀,ｨ;;彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾐ!. i i::i l.:::! l:l .l:! l;;彡
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　iﾄ､i i:::iﾉ:::l/::l/::!ﾉ:::|　　　 　 /l　/l
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾄ､　　　　 ヽ入:::::::::::::::::::｀VⅥ　 　 _../　ﾚ' ..!
　　　　　　　　　　　　ﾄ､.　!　Vl ,..ィノ::`1 ﾐヽﾆﾆ彡'´　L:爪Y´./l　 ｀`　ヽ
　　　　　　　　　　 　 |　ヽ|　〃／./::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣:ｒl　/ .l.:.:.:.:.　　／ﾄ､
　　　　　　　　　　 　 ィ´ヽ ﾉ／ /　　:::.人::::::::::::::::::::::::::::::::!!::! ゝ '　　／.ィ´ `ヽ

　　　　　　　　　やる夫はカタキのやらない夫を討つようです　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～終り～



　　　,,,:::;;..,,,
,,(;; ;;;;;;ヾ;; ;;;;; );;;;）)
::,,,: (::::;; ;;;;;;ヾ;; ;;;;; );;;;）)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,, .. ,,
ヾ ;;;; ヽ;;;;;;; ＿;;;; ゞ ;;;;;）,, ,,　　　　　　　　　　　　　　　　　..,, - ''　　　　"'' ｰ ; ..,
,(:::､ゝll ;;;l ;;;/／ノ ;;;;;;;ノ　 ''ｰ - ,,　　　　　　　　_ ,,, -- ''　　　　　　　　　　　　　''
､;; ;;;;;,）;; ll ;;;;;ﾉ ;;;;ゞ;;;;)　　　　　　　'' ｰ - ,,, :- ''
.ゞ;;;;,r ;;;|ll ;;;lll ;;;;,,ﾉ~　　　　　　　　　 　-''
　　　〉|liヾi/
;;ゞ..;;;||l; li;;l|;;ゞ ;;;ゞ　;;;ゞ:: ;;;ゞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,　　　,,,
;;;;;ゞ::|:|lil i |;;;;;ゞ;;;;;ゞ;;;;;; ゞ;;;;;ゞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (;;;ゞ ヾ::;;;:
ｌｌｌｌｌ;;::|i| lﾉli|ｌｌｌｌｌ;;ｌｉｉｌｌｌ ｌｌｌｉｉ;;ｌｌｌｌｌ;;ゞ;;;)　　　　　　　　　　　　:: ::　::: ::: ::l￣￣￣￣￣
"""'''||l li〉l|""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
""　ﾉ|l i l li|　ﾞ" ''ﾞ"　ﾞ" ﾞ　"ﾞ" ﾞ"ﾞ" ﾞ　..＿__　ﾞ"　,,ﾞ" ﾞ"''　" 　"''" ﾞ"　ﾞ" ﾞ"　ﾞ" ''"
ﾞ "" 〉ﾉ　|ll,ヾﾞ"ﾞ" ﾞ"　ﾞ" 　'ﾞ" ﾞ" " "..〃:::::::ヽ　" ''""ﾞ" ﾞ"'' ""ﾞ''""ﾞ"　ﾞ" ﾞ"''　ﾞ" ﾞ
ﾞ";;ﾞ'"ノ i　J　ヽﾞ" ﾞ"ﾞ" ﾞ　＿__　ﾞ"　　|;;i;;:::;;:;;|" ﾞ"　" ﾞ"　ﾞ"　 ﾞ"　ﾞ" ''""ﾞ" ﾞ"''　ﾞ"
ﾞ" "ﾞ "ﾞ"　ﾞ" ﾞ"　ﾞ" ''" "〃:::::::ヽ　" ::l;::::::::::::lww"　ﾞ" ''" ﾞ"ﾞ "　ﾞ" ﾞ"''　ﾞ" "''　ﾞ"
"''　ﾞ" ﾞ"　''ﾞ" ﾞ"ﾞ''"""ﾞ" |;;i;;:::;;:;;|" ﾞ"　""ﾞ"　ﾞ" ﾞ"''　ﾞ"ﾞ" ﾞ" ﾞ"''" "ﾞ"　ﾞ" ﾞ"''　" "
ﾞ" ﾞ"　''ﾞ" ﾞ"ﾞ''""ﾞ"　ﾞ wl::l;::::::::::::lww　" " 　''ﾞ" ﾞ'" ﾞ"''　ﾞ" ﾞ"''" "ﾞ"　ﾞ" ﾞ"''　" " 　'
"　ﾞ" ﾞ" ＿,─‐- ､' ﾞ"''" "ﾞ"　ﾞ" ﾞ"''　ﾞ"ﾞ" ﾞ" 　ﾞ" """ ""　　"　ﾞ" ﾞ"" 　'ﾞ" ﾞ'"　ﾞ"
ﾞ" ﾞ"　／ｧjハ )ニ￣>ｽ_ "ﾞ"　ﾞ" ﾞ"''　ﾞ"ﾞ" 　ﾞ" 　ﾞ" "''　""''' 　ﾞ" ﾞ"''" " 　''ﾞ" ﾞ'"
ﾞ"　../／/ '7⌒ヽ　/ムﾁ　ﾞ" 　ﾞ"''　ﾞ" 　ﾞ"　 ﾞ"　''ﾞ"　 ﾞ"ﾞ''"　"ﾞ"　 "''"　"ﾞ"　ﾞ"
ﾞ" 　ﾄ､ /　 i 　 __ノVfチ'"　 "ﾞ"　　ﾞ"　 ﾞ"''　　ﾞ"ﾞ"　 ﾞ"　　''ﾞ" 　ﾞ"ﾞ''""ﾞ"　 "''""
　　人爻ーキ三彡彡' )　　　ﾞ"　　ﾞ"　 ﾞ"''　　ﾞ"ﾞ"　 ﾞ"　　''ﾞ" 　ﾞ"ﾞ''""ﾞ"　 "''""
　　　 ｀ｰ-=ｧテ＜-､_ {　　　ﾞ"　　ﾞ"　 ﾞ"''　　ﾞ"ﾞ"　 ﾞ"　　''ﾞ" 　ﾞ"ﾞ''""ﾞ"　 "''""
"''""　　　し{＿,、　ｲて　ﾞ" ﾞ"'　ﾞ" ﾞ"''　ﾞ"ﾞ" 　ﾞ" 　ﾞ" "''　""''' 　ﾞ" ﾞ"''" " 　''ﾞ" ﾞ'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　CAST






.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絶対、端役かと思ったけど結構でたねー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとかっこいい人もいたね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 私、凄く性格よかったな～


　　　/＾§::::/:::::〃ﾊｌ､::ヽ＼__|_/: : |: : : 「^｀｀ ｀｀｀´´｀ヽ;!: !____|___/ /: :／{: :｛: : : : : :ヽ: : : :',_.r'::/::::ｲ::::::l:ｊﾊ:::::ヽ:::::＼　　　 i! ..,＿＿_　　　　　 　 　 ,;ﾞ
.　　/::/:::!:::::|:::::/ｨ´ !トヽ::|::::..::::::/ ∧: : :|　＼　 　 ,／ 　|: | :::::::::/: :{=/⌒{: : |＼}⌒: : ' : : : :} |:::|::/‐|:::::::l/┤ﾊ::l:::|:::::rﾍ　 //　,∠Ｙ　 }ｘ丶.　 　 　 ,;ﾞ
　　|::::!::::|::::::L/　　　　　ｌｊ::::::i__/: : :ｒ{: : :ly斥ﾐ 　　 ,,__　,从!.____.{: :人{　、 ＼|　、　ヽ: j: : : :.i_l:::仏≦ﾍ::/ ｚ≦ﾊl:::|:::::|::::! ,' {　/　　|　 lヽﾍ　＼　　 ;ﾞ
　　i:::j::::!|::::::| ○　 　○ ! ! ::|厶ィ八|: : ::! ﾋ:ﾘ　　　 ＜ :':::ハ::::ヽ|/: :ﾊ y=ﾐ　 　ｨ＝ﾐ ∧/ ﾄ: ﾚ ::ﾘ ヒｿ　′ヒｿ /::::l:::/:::::!.!ハ/ｚ弌　ヘL、 ', !　 丶/
　　|::|V‐|:＼!　　　　　　ﾚ|ｒ┘ノ: :从: : : | '''''　　　　''''' { :∧l_____|: :j: Y xx　　　　xx / : |ﾉ　:|::::｛　　　　　 　 /::::::｢）:::::::|.!　ﾘ ,,,,　, 　 ´`ヽ ﾘ　 ﾊ￤
　　|::| ` |::::::|　　 △　　 ﾉ|　　 V/: Vヽ: :! 　 　 ▽ 　 人′ﾉ　　｛八: ゝ_　 ヽフ　　/: : :.:|: ;}:lﾊ:::ト,;-;-^;,-;-;/::::::/ヽ|:::::::!| 人 　 ｒ- ､ ""　/　/ｨ　i
　　|::|　 ﾊ::::ト,,,,,,,　,,,,,イｌ:::|　　　`"{;'ﾚ;ヽ|'';'';'';';';';';';';';';';'}　 ∩"~) ＼{＼{;';';';';;';';';';';;!: :/;';;}:/|./ ∨{_~||_~||_;７:イV_||:;}! :::::!.!'　;'`::...._.......::::::/　/:...i.:..|
　　|::|　{　i:::|,,,,,,,,,`y',,,;;}.!:::! 　　　　/::::::;':::::j,,,,,,j:::Oi::::::;:::V::ヽ／　 　 　(;';';';';;ノ(・・)∨;';;';;) 　 　|::/ ,.|:三:|.:.:.:.:.;.:.⌒ヽ:::::::i!　 {....:....ハ...:.../..::.j,,:,:,}...:.!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元智領の女の子が居る店の皆さん＝けいおん！の５人



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＿ 　　　　　　　　　　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>＿＼＿＿／￣＼　 ｜　　　　　私の役って現実にいる男性の役だと思うんですよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　＼　 　 ／￣　｜.｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌ ＝＝――＝＝＝｜｜　　　　　　本当は矜持を貫きたい！でも生活もある！っていう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜＼＼┌┐　＼＼ ∥)|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ──／　 ───イ /|　　　　　　　でも物語だから大分矜持よりでしたけどね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∠　～　 　 　　 | ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜⊂二二二⊃ ｜ ｜　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜　 ー-　　　 イ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＿＿＿／　|/　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ―――/｜　　　　　 /￣￣￣￣￣へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　 |＼　 ＿／|　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜　　　　　　 | Y￣　フ /| 　　　　　　　　　｜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お店のマスター＝福本シリーズの黒服

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 `　､:￣:::::‐-:.........＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　＞:::::::::::::::::::::::::::｀:::...、
　　 　 /: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',　　　　　　　　　　　,....::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : ! 　　　　　　　 ,...:::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　|: : |: : : : : |: /　 ＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:| 　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V 　　　　 .´￣ ￣ ＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　お前の部下くれよ
　　＜ : _: : : / 〈　{} 　 |/　 .ﾚ　{} 　} |:./ヽ: : |　 　　　　　　　 .／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::l
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　 ﾚ{: :.|ヽ:|　　　　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/l:::::::::::!　　　絶望した
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　 ､　　　　 {ﾊ/　V　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ:::::::::::/´!:::::::::;'
　　　　　 ＼_!　　　　　　＿　'　　　　 !　　　　　 　　　　 ￣￣.フ::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ヘl:::::::::/,___l::::::::;'
　　　　　　　 ヽ　　　Tﾆｰ‐‐‐,‐''　 ／　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::;ィ::::∠,,,ィ::::::ム'￣ﾚ',）/
　　　　　　___,ｒ| ＼　 ｀二二´　／　　　　　　　　　　　　　　￣￣7:::::::::＜´ /ｲ´（＿/:::/￣ヽ'¨7::/
　　　　／:/::::| ＼　 ヽ ｀_⌒ ィ´　　　　　　　　　　　　　　　　　ム'イ1::::::`Tヽ　 　 /／　__ ´ ｨ::/
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､　　　　　　　 　　　　　　　　　　　l:::/.＼',　＼　'　 ∠ィ.／ﾙ'、
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ′　/〉　　＞　 _ イ／.王'、　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 /.,' .',　　　　 　./　　　　ヽ-､ -

　　　　　　　　　　　　　　　　　中行氏と范氏＝伊藤誠と糸色望　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩＿＿＿∩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ノ　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　●　　　● |　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　( _●_)　 ミ　　　　韓は戦国「七雄」の国の中では
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 彡､　　　|∪|　　､｀＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　＿＿　 ヽノ　/´>　 )　　　 一番活躍してないし、華々しく強かった時期がないから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (＿＿＿）　　　/　(_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　 /　　　　 　 　 　 「七雄」に入れるなって言われてるけど晋陽の戦いのような
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　／＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　/　　　 )　 )　　　　　　　　　　時代の運命に微妙に巻き込まれる不思議な国クマー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∪　　　 （　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　韓氏＝クマー

　　　,／テ=､
　　 | ///,.-ｰ｀，〃´ﾚ,
.　　|　//　/￣　､,､､､,､,､,Z　　〃
　　|　　　/　　　ﾐ　　　　　＼　　′
.　/｀ｰ、ﾉ|.　r‐､ヽ　,.==ヽ'　-ヽ　　_
/､　　　> 1 |.ｌ=| |　'　,=､　.=,<　　　´　　　意外にもおいしい役だったな
　｀　ヽ´彡. ｀ｰ|/　////ｒ_~'ヽゝ　　っ
　　　/　ｲ　　／|　　,=:=:=,=,=「
　　/　７　.／|.　.|　　.ｰ'ｰヽ'ﾉ.￣|
　/　三／　　|i.　ヽ　.l　ｌ　i ; ; 　|
./´￣　.|　　　|:|　　｀ｰ---,―--'
　　　　　|　　　|+|､＿__/|　　|''ー..,,__

　趙氏の屋敷新築の現場監督＝黒沢



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./::::::::::::::;ﾊ:/ゝ、::::::::::__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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!:::::::::::l　ﾞ　..:.:.:7"::;:::::＿::､ヾﾞi::　:.: ,.ヾ､:::::::ﾊ
::::::::::::iゝ. .:.:.:.:.l::::k'_´_o__ﾞ,!:::7　　7;:::＼ﾞ¨" ,!
::::::::::::lゝ　:.:.:.:.:ﾞー───‐'.:.:.:.: k'^ヽ、ﾞi　 ﾉ　　　　　　俺の役を言ってみろ！！！
::::::::::::ゝ　　:.:.ｧ''''":::￣￣::''ー'':::ヽ｀ﾟ'-ﾞ_,!　丿
:::::::::::::::〉.:.:　 ,ｎ　:.: rャ:.:.:: z､ :.:.:. .:.:ヾ､:.:.: ,ﾉ　　　　　　　忘れてないだろうな
l:::::::::::::i.:.:　　|:::| .:.:.|::::| :.: i:::::|.:.:.:.;ﾍ.:.:.:. ,ヾ }
|::::::::::::l:.:　　_レﾍ:.:.|:::::!:.:. !:::::|.:.:.:l:::;!.:.:./::i 〉
}::::::::::::!:.: ´　 .:　,}:.:|:::::l:.:. !::::::!.:.:,!::;!.:.:,'.:.:,',!
!::::::::::::l.:.:......:.:　/:l.::l::::::!:: l:::::::|:.:,!::;!:.:,'.:.:7.!　　　 ,ﾊ
:::::::::／i :.:.:　 ,/::::ゝl::::::し':::::::i.::,!::;!.:;',!:/　｀ー‐'"　}
:::／ 　 ｀ー､"::::::::::::::::::::::::::::::｀´:::ﾚ':!;/:.:.:.:......:.:　,/
:::l　:　 :　　:: ゞ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｿゝ.;,;＿,,,,／
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　　キル夫の親衛隊＝ジャギ

　　 　 ,　 -―ー-　、
　　 ／　　　　　　　 ヽ
　　' 　 　 　 ⌒　 　 ーヽ
　 l　　　　　(●)　　(●)　､
　 {　　　　　ﾄｪｪｪｪｪｪィ 　 }　　　　俺はこんなに暴力的じゃないぜ
　　､.　　 　 ヽｪｪｪｪｪノ　ノ
　　　＞　　　　　　　 ＜、
　　/　ー―- .､ 　　 r､　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ⊂ニニ⊃
　　`ー―- ､_ノ　　　l/　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿__
　　,' 　　　　　　　　　l　,/　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　＼
　　l　　　　　　　　　　|´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ ⌒　　 ⌒　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　（⌒）　 （⌒）　 ＼　　　　　　　
　　　智瑶＝キル夫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　___'__　　　　　|　 　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 　`ー '　　　 ／　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/⌒⌒／ 　　　　　　　　　　 ヽ⌒⌒ヽ.　　
　　　　　　　　　＿r=ー―r-- ._　　　　　　　　　　　　　　　（_ﾉﾉ / 　 　 　 　　　　　　　　　|しし_ノ　　
　　　　　　, -＜:.:.:.:.／/:.:.:l:.:.;ハ:. ＞ 、　　　　　　　　　　　　　　| 　 r　　 　　　　　　　l　　|　　　
　　　　 ／:／:.:.:V ∧/:.:.:./;/i:.:.:.}:.|:.ヾ:.＼
　　　／:.:/:.:.:.:.:/ ∧:.{:.:.V:.:.:.:l:.:. |:.:!:.:ハ:.:.:ヽ　　　　　　　　　　　　やる夫の親友＝できる夫
　　/:.:.:,ｲ:.:.:.:.:∧ ∨|ﾘ:./:.:.:.:.:l:.:/|、V:.:/}:.:.:.ハ
　 ,ﾊ:.〈:.:.!:.:.:/:.:.:}/:.:.{{/:.:.:.:.:.:」/:.ハ:.VИ:.:ﾊ:.:.:'.
　.ハ:.:.j:.:ト､|:.:.:ハ:.:.:|!:.:.:.:.:.〃:.:「:.:.}:.:!':.:!:.:!:.}:.:./'.
　}:.:.:.V:/{ー!:.:.|:.:.:.:.:.|:.:..::彳!:.:/:.:./:./:.:.l:.:,!:.:V:.:.:.l
　 マV/ ┰ｧヽト､:.:.:ゞ-/:.:.j:./:.:.:j:./:.:.:.l:.:.j:.:.|:.:.:.:.l　　　なにか私の扱いひどくありませんか？
　　レ' 　 ´　　　ハ:.:.:/:.:.ﾊ/:.:.://:.:.:.:.:|:./:.ハ:.:.:,′
.　〈　　　　　　　　/イ:.:./:.:.:.:.;/ｲ:.:.:.:.:.:N／:.:l:.:/
　　ﾏ　　　　　　　　 }:./:.:.:.:.:/:. ゞ、:.:.:./:.:.:.:.:}/
　　 L__　　　　　　　j/厂「ﾚ':.:.:.:./:.:.:りl:.:.:.:.:/
　　 {　　　　　　　　　　　}:.:.:.:.:./|:.:.:/:.:.:.:.:./
　　 ｀l　　　　　　　_,　　/:.:.:／ハ:.:.{:.:.:.|:..{
　　　ゝ-　..＿, ＜　　_ム＞ ´ _＞へ:.:ト↓
　　　　　　　＼　　　　　　　／　　｀^ゞ'ヽ{
　　　　　　　　 ＼　　　,　 ´　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　ヽ／　　　　　　　 x====}

　　　　　　知過らしき人＝夜神月

　　　／￣￣＼
　 ／ _ノ　 ヽ､_ ＼
.　|　（ ●）（● ）　|
.　|　　（__人__） 　│　　できない子と比べて小さすぎるだろ　
　 | 　　｀⌒ ´　 　|
.　 | 　 　 　 　 　 |　　　　常識的に考えて
.　 ヽ　　 　　　　/
　　 ヽ　 　　　 /
　　　>　 　　 <
　　　|　　 　　 |
　 　 |　　　 　 |

趙無恤＝やらない夫


　　　　　　 　 V　　　　　　 /　　　　　 ﾍ　　　　!　 　 l　　　　ﾍ　　　　'.
　　 　 ｀ヽ.　 / 　 　 　 　 / 　 　 　／　 ｉ　　　 |　　　|　　　　　l　　 　 |
　　　 　 　 ﾝ′　　　　　/　／　／　　　 i 　 　 |　　　ﾄ､　　　　|　　|　 |
　　　　　,/ /|│　　　　 j／j ／　｀　‐- ､.!　 　 |　　　|__ﾍ.　 　 !　　!　ｌ|
　　　　　{ 　 |│　　　　 |　__　　 ￣￣ヽ　i 　　 |ﾍ.　/_　　}　　 |　 ,'　 ﾘ
　:　　　　'.　　ﾍ　　{　　 |　-~｀`''=ー-､..,,_'ヽ.　 |　V　　`　} 　 ,'　/　/
　　　　　 ﾊ.　┼ﾑ　 '.　　!　　ゝ（●)ﾉ　　　 ＼|　 -一='" |　/　/／
　} 　 l 　 }　＼_,.厶. ﾍ , -､　　 ｀　´　　　　　　　 (●)ﾉ　リ /／　　　　　この話、私が正ヒロインよね？
ノ　　　　,'　　　 ７　／ ／.　　"""　　　　　　 ､ 　 　　　 ｲ /
　 {　　 ☆　　　 ,／ ／　ヽ　　　　　　　　　　/　 　"""ﾊ/
　 乂.　,ﾊノ　,.イ　 ノ⌒j、.　　　　　　　　　　　　　　　, ′
　 　 ﾚ′／ 　 r'　_ ノ　}-‐'――‐ ､　￣￣′　　／
　　 /＼/　　　 ｀7＿_ノ ,r――――'　　 　 　_.ィ´　　　　　　　　ｷﾗｯ
.　　::::::::＼　　 ｀ヽ　 ／　`::'　　｀`''=ー-ｰ''"´
　 　:::::::::::: ＼　　 ｰ〈_＿／:　 .／l　}　｀ 　　・・☆　　　 |
. 　 :::::::::::::::::::＼-､ 　}::::::::::::: 　 　 V　　　　　　　　　─┼─
　 　 /／　　-─‐}__ﾉ::::::::::::::::　　　 | 　 　 　 　 　 　 　 |
　　／　 　 　 　 　 　 　｀ ＼　 　 /:!

　　　　　　趙孟談らしき人＝できない子

　　　　　　　　　　　　 (ヽ三/)　））
　　　　　　　　　＿＿　 ( i)))
　　　　 　　　／⌒　　⌒＼　＼
　　　　　　／（ ●） 　（●）＼ ）
　　　　.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼　　　　やる夫のおかげで予譲のかっこ良さが
　　　　| 　 　(⌒)|r┬-|　　　　　|
　　　 ,┌､-､!.~〈`ー´/　　　 ＿/　　　　　三割増しになったお！！！
　　　 | |　|　|　 __ヽ、　　 　/
　　　 ﾚレ'､ﾉ‐´　　￣〉　　|
　　　　｀ｰ---‐一'￣

　　　　　　予譲＝やる夫



　　　　　　　　　　　| / ／　　　 ヽ　 　', ',　弋　|　　　γ-'　 l　　｀´ <　　/　　　|
　　　　　　　　　　　|／　　　　　　ヽ　　　',　 _| |　 　/::ﾄ{〈｡〉)|.､　　　 ( 匚_　　　|
　　　　　　　　　　　レ| 　⌒ヽ　　　＼　　ヽ (＿|　 l:::::l ヾ_,.､/:::ヽ /　 ／　/　　 |
　　　　　　　　　　 /　| ､ゝ､　　　　　 ＼　 ヽ　　ヽ |::::|　 /::|ヽ::::::ヽ　　( /´　　　|
　　　　　　　　　　 |　 | | lゝヽ　　　　　　＼ ﾍ⌒　 ﾚV__/:::::|　ヽ::／　　l　　　　 l　　　史記では私の内容は
　　　 　 　 　 　 　 l　l　l | l::l |　　　　　　　 ｀`＼　ヽ　 レv'‐/　/ ヽ,-┘　　 　/
　　　　　　　　　　　V,,,,　ヽﾟ/　　　　　　/　⌒　 ＼　ヽ　　| L /｀´　/　　/ 　/　　　　 漢字で五文字だけだったけど
　　　　　　　　　　／|　　　　　　　　　　　ミミﾐヽ､　 ｀‐ ､＿| ノ_,. ､ /　　/　/
　　　　　　　　　/-､ |　　　　　　　　　　 　　　｀ヾﾐ　　　 |　/　　　ヽ　 / ／　　　　　　　カタキでは大活躍したかしら！
　　　　　　　　∠＿) ',　　　 ､　　　　　　　　　　,,,,,,,,,　　 |/　／　 /　 ／
　　┌ ､　　　　/　　　ヽ　　 ､　　　　　　　　　　　　　　 l l　/　　/-‐'
　　 ',　 ヽ　(⌒⌒)　|￣ ＼　l´>､__,　　　　　　　　　　　//　＿／
　　　l　　',　＼／　/|　　 　ヽ｀ ´　　　　　　　　 _,. ‐´//　　　　ヽ
く´ ヽ|　　 l　　 　 /　ヽ　　/::ヽ─────　´　　 /ﾚ　　　　　 |
　ヽ　ヽ　　|　　 /　　　　　|:::::::::::ヽ/ヽ＿　　　 ,. -'　　|, -‐ ‐-､_|＿
　 ヽ　 ヽ　| ,.-<　　 　 /　 ｀ﾞ`＞､L/l:::::::｀ヽ‐'　　/´　|, -‐‐-､_/　　｀ヽ､
　　ヽ　　　/　　l　　　/／_,..-'::::／/::lヽ::::::::::〉　　ヽ　├‐-　/　　　　　　ヽ
　 /　￣｀`l　０/､　 ／　　7::／　/:::::l　ヽ:／　　 　／￣｀ヽ　　　　　　　　l
　 l　　─ ､ヽ '　|　 |　　　　　　/:,:::::/　　　　　　/ レ-‐､/　　　　　　　　　|

　　　　　　　　　　　　　予譲の妻＝金糸雀

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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─丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞‐
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ　　　　　　ニニニニニニニニニニニニニニニ
二二二二二∠二二二二二二二二二二二二二二　　Zzzzzzz　　　二二二二二二二二二二二二
───────── ./ﾆY二ヽ　 　／⌒ '"⌒ ヽ、　　　　　　　──────────────
─────────/　ー ー　ヽノ　　ｰ　　 　 　＼　　　　───────────────‐
　　　　　　　　　　　／　（＿)（＿）　.＼　　　　　　,; 　 ＼　,rｰ､
　　　　　　　　　　　|-）　⌒｀´⌒:::: （-,　⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　| 〈 ,_＿＿＿ 　､ 〉 i,ﾉ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　魏氏＝でっていう

　　　　　　　　　　　　　～やる夫はカタキのやらない夫を討つようです～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原作：司馬遷『史記』

　　　　　　　　　　　　　 　 最終話～士は己を知る者の為に死す～終りかな？今日は終りです　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


.

乙でしたー
割りとそっけない原作をよくぞ此処まで。
本当に面白かったです。

乙！

そうか、敵は取れなかったか・・・・

でもまぁ、これでよかったのかもね。
戦乱にならず金糸雀も平穏に暮らせただろうから。

おつつつ
いい物語の膨らませ方だった

乙なのです。

映画のようなラストが美しい。

元ネタを知らなかったので最初は金糸雀がSATSUGAIされるのかと思ってましたｗ

完結乙です。

荊軻、専諸、聶政とまだ残ってる刺客が>>１さんを狙っている・・・・
刺客列伝の中で曹沫だけは余り認めたくないな。あの人のやったことは誉められたことではないし・・・・。

日も変わったので

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●　



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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
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─丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞──丞‐
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二二二二二∠二二二二二二二二二二二二二二　　Zzzzzzz　　　二二二二二二二二二二二二
───────── ./ﾆY二ヽ　 　／⌒ '"⌒ ヽ、　　　　　　　──────────────
─────────/　ー ー　ヽノ　　ｰ　　 　 　＼　　　　───────────────‐
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　　　　　　　　　　　|-）　⌒｀´⌒:::: （-,　⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　| 〈 ,_＿＿＿ 　､ 〉 i,ﾉ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　　　／￣￣＼　　　　 　 .,. -ｰ冖'⌒'ｰ-､　　　　 　 ／.:.:.:.::::::::::::::::::::::::.:::.:.:.＼
　 ／ _ノ　 ヽ､_ ＼　 　 .,ノ　　　　　　　　 ＼　　 　 .／,.:::::.:.:::∧::ﾄ:::::::::::::::::::::.:.ヽ
.　|　（ ●）（● ）　|　　./　,r‐へへく⌒'￢､　 ヽ 　 ´ /.:..:;ｲ::/:　ｌ::!ﾊ:∧:::::::::::::::::|　　　おい・・・こいつまた甲板で寝てるぞ
.　|　　（__人__） 　│　 .{ノ へ.._、 ,,／~`　　〉 　｝　.../::ｲく`く 　 ,斗匕xヘ:::::::::::::|
　 | 　　｀⌒ ´　 　|　 　 |　￣`y'¨Y´￣ヽ―}j=く　　..´/|==`eｉ ｉ!===e==:::|:rx::::::|　　　　流石にちょっと迷惑でござるな　
.　 | u 　 　 　 　 |　　 .{,`ー‐〈＿ｭ`ー‐'　　ﾘ,ｲ}　　 　　|`ｰｧ'::::　`ー '　u:|:|n|:::::l
.　 ヽ　　 　　　　/ 　 　 .ｲ;；∵r;==､､∴'∵;　シ　　 　 .！/.::::__,　u 　 .:::::|:|り::::::l　　　　　常識的に考えて困るだろ
　　 ヽ　 　　　 /　　　　　＼ 　 こ¨｀　　u ノ{　 　 　 　 └'に二..つ .::::,.:ｲ: :::::::::::l
　　　>　 　　 <　　　　　　　个-､＿_,,..　‐'´　　　 　 　 　 ', 　━　 .:::／.:/::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧　　.:::／　.:/:::::::::/＼:::l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.::ヽ.:ィﾞ_,, ィ/:::::::／／　>l

　　　　 　 　 　 　 　 /⌒Ｙ⌒ヽガバッ
　　　　　　　　　　　/（○) (○ヽ
　　 　 　 　 　 　 ／::::⌒｀´⌒:::u＼　　　　　　うわあああああっていうｗｗｗｗ
　　　　　　　　　 |　,-）　　　　 （-、|
　　　　　　　　　 | l　　ヽ＿＿ノ　l. |
　　 　 　 　 　 　 ＼/⌒)⌒)⌒) ／ 　 /⌒)⌒)⌒)
　　　　　　　　ノ￣ .|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/
　　　　　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/
　　　　　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/
　　　　　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／
　　　　　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／


　　　　　／￣￣＼
　　　 ／　　 _ノ　　＼
　　　 |　　　 （ ○）（○）
　.　　 |　Ｕ　　 （__人__）　　　　　　　うわびっくりした
　　　　|　　Ｕ　　|r┬-|　　彡
　.　　　|　　　　　｀ ⌒}　　　彡　　　　大声上げるなだろ
　.　　　ヽ　　　　　 　 }
　　　　　ヽ　　　　　ノ
　　　　　／　　　　 ＼
　　　　/ /＼　　　/￣＼＿＿＿＿l⌒l
　　 　 |　|　 ＼　/　 ヽ　＼_＿＿＿＿|
　Σ(⌒ノ　　　ゝ　　　 ＼＿_）

　　　　　　　 /ﾆＹﾆヽ
　 　(ヽ　 　/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ
　　(((i ) ／::::⌒｀´⌒::::＼　　　　　　　　すっげー面白い夢を見たっていうｗｗｗ
　／∠_|　,-）＿＿＿（-，|＿＿＿
( ＿＿＿､　　|-┬-|　　　　,＿　　）　　　　やる夫が義士！？腹が痛いっていうｗｗｗｗｗ
　　　　|　　　　`ー'´　　 /´　／／
　　　　|　 　 　 　 　 　 / 　 ( i)))
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ)


　　　　　　　　　＿_ 　 ,. -;ｚ_
　　　　　　　 ＿_ヽ.　`'　　　 ｀ヽ.
　　　　 　 　 ,＞ ｀　　　　　　 　 l　　　　
　　　　　　∠-　　　 ,.ﾍ、、 　 　 |　　　　面白い夢を見た？海は退屈だ聞かせろや！
.　　　　　　 /ｲ./ ,4/ｭ　r_ﾆゝ、_　|　　　　　
　　　　 　 　 lｲ/l＝｡ｧ　f'｡ ラ|ｆr｝ |　　　　
　　　　　　　　　 l:｀/　_､二ノ |ﾚ'　ヽ.　
　　　　　　　　　 ﾊヾニニフ ,ｲ　|＼_ヽ
　　　　　 ,、-‐ '"7ヽ. ー .／ l　/　 l　`''ｰ- ､.._
.　　　　 / l　　　/　ﾄヽイ　　ﾚｲ l 　 l　　 　 　 ﾊ
　　　　/　 l　　/　_⊥.|:ヽ.__,ノ:|⊥._　l 　 　 　 l　ヽ

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　　　　　　　　　 ／7:.:.:l:.:.:|:.:/7∧:.:.:|:.:.:.|:.:.:.:ヽ:.ヽ :. :i:.:.:i　　　やる夫が義士なの？へぇ～面白そう
　　　　　　　　　　 /イ:.||:.:||:.|　　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L」 :.:.:l:.:.:|
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　　　　　　　　　　　|:.:.:.:.:i|　　　　　 乂:::沙ｲ/:.:.:.:.:.: ′:.:.::.
　　　　　　　　　　　|:.:.:.:从　　〈　　　 　 　 /:.:.:.:.:.:/ :.:.:.:.:.:.i
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　　　　　　　　　　　　　　|　　/＼_＿,厶イ／／　　　　＼:.:.:.＼


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　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼
　　 　 　／ （ ●）　（●）、　　　　おい、お前ら他のスレを汚しちゃ迷惑だ
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |　　　　「やる夫達は大航海に出るようです」でやりな　
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　 / ﾆＹﾆヽ　　 〈巛ヽ
　　　　　　　 / （ ﾟ )( ﾟ ）ヽ　〈⊃　}
　　　　　　／::::::⌒｀´⌒::::＼| 　 /
　　　　　 |　 ,-）＿＿＿（-，|　／
　　　　　 ヽ＿　 |-┬-|　 ／ /
　　　　　 (⌒) 　 `ー'´ 　 　/　　　　　　 じゃあ、行くっていう
　　　　 / 　_/　　　　　 　 ノ
　　　　ゝ__ノ 　 　 　　 /￣ヽ　　　　　　 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1338386295/
　　　 　 　 | 　 　 　 　|　 　 |
　　　　 　　| 　 　 　A / ⌒ ヽ
　　　　　　｜　　　 |　ヽ､＿ ﾉ
　　 　 　 　 ∨ 　　|（　 　 （
　　　　　 　 / 　　　） ＼　　）
　　　　　 　 l　　　/ 　 　）ノ
　　　　　 　 し__ソ
　　　　　　　　　 |||　||　|||
　　　　　　　　　　 ili　ili
　　　　　　 　 　　､ﾊ/|,,､

　　　　　　　　　　　　　～やる夫はカタキのやらない夫を討つようです～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原作：司馬遷『史記』

　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


.

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＼
[|[||　番外編(大航海キャラによる語りへ続く).　>
　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／

　 NヽN｀　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞ､　　　>>1です
.、Nヾミ　　　　　　　　　　　　　　　　i
　ヾミﾐ､　　　　　　 _,.ｨｲ八、　　　　 !　　　　皆様、ご愛読ありがとうございました
　　ー-=ﾆ ＿,..､_'"'ノ,."-'ニ'ヾ､.＿ l_
　　　　　{F|! '､辷ﾞiニ{´'_辷,ﾞ ﾞ!r'-r,^､i　　　　　私が書いているもう一つのスレ
　　　　　 l;jﾞ､_ 　 ﾉ　ヽ)、　　ﾉ'　 ゝ:'/
　　　　　　｀!　￣ヽ '　　￣~´　 ,'.,ｨ'　　　　　　　やる夫達は大航海に出るようですでも
　　　　　　　i.　　 --一 、　　　,'　|
　　　　　　　 ヽ、 `二ﾆ´　　.／　 ﾄ、　　　　　　　大航海のキャラを使ったカタキの語りを番外編でやってみようと思います
　　　　　　　,..-i;:ヽ、　　 ,. '´　　／ ヽ､_
　　　　_,.イ´　 j　　￣￣　　 ／　　　,i､ﾞト-､　　　　明日あたり投下します

.

　 NヽN｀　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞ､
.、Nヾミ　　　　　　　　　　　　　　　　i
　ヾミﾐ､　　　　　　 _,.ｨｲ八、　　　　 !　　　　　あまったスレはどうしようかな
　　ー-=ﾆ ＿,..､_'"'ノ,."-'ニ'ヾ､.＿ l_
　　　　　{F|!　￣ ﾞiニ{'´　 ￣ﾞ!r'-r,^､i　　　　　　私は過去作はあまり好きではないので
　　　　　 l;jﾞ､_ 　 ﾉ　ヽ)、　　ﾉ'　 ゝ:'/
　　　　　　｀!　￣ヽ '　　￣~´u　,'.,ｨ'　　　　　　　　やる夫没後の登場人物のスピンナウトでも書いて埋めましょうか？
　　　　　　　i.u　　_＿_　　　　　,'　|
　　　　　　　 ヽ､ ´ -- ｀` 　 .／　 ﾄ、
　　　　　　　,..-i;:ヽ、　　 ,. '´　　／ ヽ､_
　　　　_,.イ´　 j　　￣￣　　 ／　　　,i､ﾞト-､


万が一見たいその後がありましたら書き込んでください。多数であれば一定期間でもっとも多かったもの。
全く意見が無ければその後をパッと思いつくものを書きます。

①金糸雀のその後

②やらない夫とできない子

③黒沢と翠星石

④けいおん！メンバーと夜神

⑤ジャギのその後

.

乙でした

１しかないでしょ

はらたいらに全部！・・・と言いたい所だけど、一つ選ぶとしたら１かなぁ
ぶっちゃけ全部気になるｗ

完結乙でした～

正直言えば途中で読むのをやめようかと思いましたが
最後まで読んでこの清涼感を得るとは思いませんでした
トイレでの暗殺未遂がなければ、やらない夫は暴君か暗愚として殺されていただろうな


>>661
敵はとったと思う、相手の服を切ったことによって
そして、最後まで敵を討つ事を止めずに死んだ事も含めて