やる夫はカタキのやらない夫を討つようです


　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 第十二話

　　　　　　　　　　　　　　　　　　～決意～　



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智家のキル夫は晋陽の戦いで討ち死にした


　　　　　ﾞ　　・　`　　　　　ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ
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　　　　　　・ﾟ　､＿";ﾞ; ; ;: ;";ﾞ; : ’,　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　
　　　　　ﾞ・　γyW ヽ　　　　　　　　／Wwヽ　 ﾞ 、
　　　　　　 ﾟ l ・　 N|　　　　　　　　|Zii　・　}}　　 !
　　　　　　 ;";ヽwW/　　|ｪｪｪｪｪｪ|　,ヽ从y,ﾉ　　 |
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　　　　　　　{　 ヽ、　　　　　　　　 `{　　　　 V
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趙・魏・韓の連合軍はその余勢で智領に進攻

智家の血族を根絶やしにした


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当時は復讐や再興を防ぐため敵対勢力の親族を絶つことは珍しいことではなかったが、

やらない夫は智家に仕えていた有力な家臣も処刑するために追い、そのための賞金までかけた。

彼の人物像からはやや離れた苛烈さを見せはじめていた。


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　　 ::　　　　　 　 ／　　　,,.-'"　　　　　　ヽヽ、　　 ::
　　　:: 　　　 ,,.-'"_　 r‐'"　　　　　,,.-'"｀　　　ヽ、　::
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　　　:: 　　i へ＿__ ヽゝ=-'"／　　　 _,,>　　　　　　i
　　 ::　　 ./ /　　＞ ＝'''"　￣￣￣　　　　 　 　 　 |
　　　　　 | .<_　ノ''"　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　:: 　　ヽ　 /　　　　　　　　 ヽ 　　　　　　　　　　　|
　　　　　　|　i　　　人＿　　　ノ　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　,'　' ,_,,ノｴｴｴｪｪ了　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　,'　　　　じｴ='='='" ',　　　　　　　　　　　　 i
　 ::　　　　i　　 　(___,,..----U　　　　 　 　 　 　 　 　 l
　　:: 　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 l
　　　　　　i　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l

　　　　　　　晋陽の戦いから3ヶ月後

　　　　　　 晋の国は趙領のあるお家



爻　　 _,,-‐ｔ‐''⌒ﾊ、　　　　　　　_,,,　-‐''三]
ｋ;;:､　(,,　ﾒ μ ,,´｀, -―一''''""~　_,, -‐／::::＼　　　　　　　 ／
､,＼;;:: 人人ｷ,,　 /　--一'''"~￣　　,／:::::['i']::::＼へ、　　／
ﾆヾ ＼ⅲⅲ Y,／　　　　　　　　　／ii[]:::[_,!_]::[];､＼　Yy,,..
-‐''`　 `.、:,:／　　　　　　　　　／ii;[ i ]~~[_!_]~[l];:ヽ ＼＿
＿,,､＿,,,,／　　　　　　　　　,／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　>￣ヽ
ﾊﾊ从 ／-―====r-===三''　､-―――――――‐＜　木ﾎYyy
(⌒)ｲﾄ爻------(　tｲ-‐'´::::::::,＼＿＿,,,....､_＿＿,,,_____`」￥　Y
　T,::爻Ooﾄ[iiii]<,,. ､ ｷ[]　 i::::::::::::::::[]::::::::::::::[]=======|爻爻三三
ー-　　''ー＾　二,,　ー---┴, -‐へ-O-ー-～～-―へ`~~　　　　]、
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　〓　　　　　　　　　　　━〓　　　ー　----　､---―

　　　　　　　　　　　　　　の応接間


　　　　　　　　　　　　|ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|　|
　　　　　　　　　　 .／|::::::　|　　　　　／　　 ＼　　　　　　　|　|:二二二二:|
　　　　　　　　　.／／|::::::　|　　　　　|二二二 |　　 　 　 　 |　|:::::::::::|:::::::::::|
　　　　　　　 .／／.　.|::::::　|　　　　　|ｌ|　寂　|l|　　 　 　 　 |　|:::::::::::|:::::::::::|
　　　　　　.／／　　　|::::::　|　　　　　|ｌ|　滅　|l|　　 　 　 　 |　|:::::::::::|:::::::::::|
　　　　 ／|／　　　　 |::::::　|　　　　　|ｌ|　為　|l|　　 　 　 　 |　|:::::::::::|:::::::::::|
　　　／／|　　　　 　 |::::::　|　　　　　|ｌ|　楽　|l|　　 　 　 　 |　|:::::::ll::|::ll:::::::|
　 ／／.　.|　　　　 　 |::::::　|　　　　　|二二二 |　　 　 　 　 |　|:::::::::::|:::::::::::|
／／　　　|　　　　 　 |::::::　|　　　　　0　　　　0　　　　　 　 |　|:::::::::::|:::::::::::|
／　　　　 |　　　　 　 |::::::　|　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　|:::::::::::|:::::::::::|
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　　　　 　 |　　　 艸 ::|::::::／　　　　　__）''（ ＿　　　　　　　 |　|:二二二二:|
　　　　 　 | 0: :::: 艸 ::|／　　　　　／_（~~~）_／　　　　　　 :|　|　　。|。　　|
　　　　 :0 |::::艸::::　::: |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|　|　　　|　　　|
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　　 :: 艸 ::|::艸:: ／
:::::艸::::　　|　 ／
　 :: 艸 ::　|／
:艸:::　　／
　　　／
　 ／
／

　　　　 　　　　　　　／｀i　　　 ／｀i
　 　 　　　　　　　／　　 | 　 ／ /:.:.|
　　　　　　　　／　 ＿__」,／ ／ . :.:|
　　　　　　　/ 　　´　　 　 　 　 -､::l　　　（今日こそ、やらない夫様のためにも
　 　 　 　 ,'　　　　　　　　　　 　.:.:.';
　　　　　　l 　 -―　　　　―-　 ::.::.:.l　　　そして趙のためにも使いの任をまっとうしなければ・・・）
　　　　　　|　 　 　 　 　 　　　　　:.:.:.|
　　　　　　 ',　　　　―　　　　　　.:.:/
　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　↑趙家の臣

　　　　　 i'⌒ﾞl |　　 l　　 　 　　＼　　カラカラカラ
　　　　　 |　　|. |　　 |　　 　 　 ﾄ　＼
　　　　　 |　　|　（　"￣⌒ヽ、　|＿"￣￣⌒ヽ、
　　　　　 |., -―t‐ - 、|ｿ,),)￣｀ヽ￣⌒ヽ|,),)ｿ
　　　　　 ヘ 　　|　　／＼　| y　　|＿ｨ 　 |　.|＼
　　 　 / 　　＼ .| ／　 　 ヽ| |　　 |　 |　　| 　|　ヽ
　　　　|―――＊――― |,| |＿__|　 |_＿|　 |― |
　　　　ヽ　　／ .|. ＼.　　 /__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)__.|　 /
　　 　 　 ×　 　|.　　＼／￣￣ゝ ￣￣|￣'＼／
　　　　　　 ｀ー-+― '´　　　　　　｀ー-+― '´
　　　　　　　　　　　　　↑木製の車椅子

.　　 　／＼_＿＿__／＼
. 　 ／　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　|　　／　 　 　 　 ＼　　|　　　　あっ
　　|.　　　　 ヽ＿/　　　　 .|
. 　 ＼.　 　 　 ∨　 　 　.／
. 　 ／　　　　 　 　 　 　 ＼



　　　　　　/　　　 i　　 |::::　 ヽ　　　　　　　　　ゝ,　　　　 　　　ヽ
　　　　　 .′ '　　ﾊ　　 ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　 　 ヽ　|
　　 　 　 | | │. /　＼. 　 ヾ　|　 ! /　!. !　｜ i::: :ト.:::: 　 　　　 ∨
　　 　 　 | | │ﾊ.|　 _ _､　　 | ,.x }/─ トl . /　i::::/:::∨ヽ:::::::　/
　　 　 　 |ﾊ　V. イ´　　｀ミ､.ｌ ,x=≠ミ.z/／ ,/ V::::::::::: ::::（::::::!|　　　　お久しぶり
　　　　　 l!　ゝ.　 l,x＝ミ､　 `　　　 　 ｲ／ / ) |:::::::::::::::::::＼ |
.　　　　　　 　 7∨ 　 　 　,:　 　 　／ j.ｲr '_ノ::::::::::::::: ﾊ::::ﾉゝ
.　　　　　　 　 　 ﾊ.　　　　　 　 ,　　 　 　 rイ:::::::::::::::::::::/
　　　 　 　 　 　 　 ゝ　　 ｀ 　 ´ 　 　 　.イﾊi!:::::::::::::: //
.　　　　　　　 　 　 　 ｀ 　　　　 　 , 　 　 |　ヾ.::::::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　 　　＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ::|
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　　　　　　　,、
　　　　　 ／　＼＿_／ ＼
.　　　 ／　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　/　　　　／　　　　 ＼　|　　　　　できない子様
　　　|　　　　　　 ヽ＿/　　　|
.　 　 ＼ 　 　 　 　 ∨　　 ／　　　　　　お久しぶりです
.　 　 ／　　　　 　 　 　 　 ＼



　　　　　　/　　　 i　　 |::::　 ヽ　　　　　　　　　ゝ,　　　　 　　　ヽ
　　　　　 .′ '　　ﾊ　　 ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　 　 ヽ　|
　　 　 　 | | │. /　＼. 　 ヾ　|　 ! /　!. !　｜ i::: :ト.:::: 　 　　　 ∨
　　 　 　 | | │ﾊ.|　 _ _､　　 | ,.x }/─ トl . /　i::::/:::∨ヽ:::::::　/　　　　お茶出すわね
　　 　 　 |ﾊ　V. イ´　　｀ミ､.ｌ ,x=≠ミ.z/／ ,/ V::::::::::: ::::（::::::!|
　　　　　 l!　ゝ.　 l,x＝ミ､　 `　　　 　 ｲ／ / ) |:::::::::::::::::::＼ |　　　　　お茶持ってきて～
.　　　　　　 　 7∨ 　 　 　,:　 　 　／ j.ｲr '_ノ::::::::::::::: ﾊ::::ﾉゝ
.　　　　　　 　 　 ﾊ.　　　　　 　 ,　　 　 　 rイ:::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　ハーイ＞
　　　 　 　 　 　 　 ゝ　　 ｀ 　 ´ 　 　 　.イﾊi!:::::::::::::: //　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑お手伝いさん
.　　　　　　　 　 　 　 ｀ 　　　　 　 , 　 　 |　ヾ.::::::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　 　　＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ::|
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　　　　 |/　　　 -‐　　　　　‐-ヽ|　　　　こういう田舎での生活も中々よさそうですね
　　　　 l　　"" 　＼＿＿＿/ 　l
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　　　　 l、　　　　　　　＼/　　 /
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　　　　　／　　　ー-- 、　　'ー-- 、
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　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 川　 |　　 　 　 　 ヽ￣
　　　 　 　 　 　 /　　　　　　/ｲ | |　　|ヾヽ　　　　　　　　 !　|{　 !　　　　　　|　}
　　　　　　　　　イ　　　　//カ .|＼ 　 !　く ＼ 〈V ﾄ､　　　|　|:ﾄ､{　　　　　　 ﾄ､!
　　　　　　　　　ｊ　　　/!:/|L士|.|　 ＼ !　　>=ゝﾍ .! |　　　} ﾉ:::|ハ　　　　 　 }
.　　　　 　 　 　 j　　　| ﾚ云＝ｧ､　　 ﾍ|　　ｵえホ７7　　//:|::::|　　 　 　 　 /　　　ホントにね。。。そういえば
　　　　　　　　　 ゝｲr､ i l:ヽ辷夕ゝ 　__　 ,.　､辷少'./ イ/|:::|::::!　　　　　　/
　　 　 　 　 　 　 　 ; ﾍ.|弋＿_ 　'´￣　￣ヽ、　　　ﾉ／彡|:::|::::|　　 　 /　 {　　　　キル夫の部下にやる夫っていうのがいたんだけど
　　　　　　　　 　 　 〉v ﾄ､　　　　　　|　　　 　 ￣　´ 人　|:::|::::|　, 　 / 人 |
　　　　　　　　　　く ＼_l　　　　　　　｀　　　　　　　く..イヽ、:l;ノ /　 / |/　　　　　　ソイツが主上と私に降参して田舎暮らしをしろって
.　　　　 　 　 　 　 〉　　＼　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : :.｀ｰ-　 /　′
　　　　 　 　 　 '´人　　　　　､　 　ー_-　　 　 ／: : : : : : : : : : : :.｀､　　　　　　　　　薦めてきたことがあったの
　　 　 　 　 ´: : : : : :＼ 　 　 　 ヽ、　 　 .　 ´/: : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　 　 ／: : : : : : : : : : :ヽ　 　 　 　 ＞ ´　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　/: : : : : : : : : : :.厂 |　　　　　/|人人人|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :../:.＼

　　　 　 　 　 　 　 _
　　　　 　 　 　 ／∧＼
　　　　　 　 　 //　∧　ヽ、　　　　 ,,ィ┐
　　　　　　 　 //　 '"´ 　 ￣￣ﾞ''＜/　 |
　　 　 　 　 / '"　　　＿　　　　　　 ｀ヽl!
　　　 　 　 / 　 　 '~´　　 　 　 　 ー-､',　　　　ほう・・・そんなことが
　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　 　 　 ｜　　　　　 　 ﾉ´￣｀ヽ　　 　|
　　　　 　 |　　　　　　 ｜ 　 　 ｜　　 ｜
　　　　　　＼ 　 　 　 　 ￣￣￣ 　 　 /
　 　 　 , '" ~/＼、＿＿＿＿＿＿_,,／
　　　 / 　 /＿＿＿∧　　　 ∧＿>　＼



　 ./　, - /　 /　　　　　　　　　　　 ヽ
　/ ｲ　 /i ／　　　　　　　　　　　　　 ヽ
ｲ'　,{　/　'　　 i　　　ｨ　　　　　　　　　　ヽ
　 / }ｲ　ｉ　　　|　　/.| ./|　　　,　　ﾉ .i　　 i　　　変な白デブなんだけど頭もキレる男で
. /　{ i　.|　 | . |　./　|/ .| 　 ィ　 ィ　 |　　 l
/イ 7ﾍ ﾘ　 | .ｲ / 　 '　 |.／ |.／ | ./　 ｨ .|　　　　キル夫の晩年の隆盛はやる夫の献策によってのようよ・・・
'　 /　 >,i　 |/.|/　￣￣ ' 　 .!'￣ |/ 　/ }/
　/-イヽ{　 {　, ＝≡≡　　≡≡ !　 , ‐-､　　　　　　夜神は出奔していたようだし晋陽の戦いではキル夫とやる夫の間も
　　　| ./|　 |ヽ、　 　 (二つ _ー (　　　ﾉ ）
　　　|/ .| .∧　|ぅr-,、-r 、 ＜ｲ ゝ、＿ノ　　　　　　　亀裂が入っていたのかもね。もし一枚岩だったらどうなっていたか。。。
　　　 　 l/　 ヽl /｀" ム　 ヽ/ |/
　　　　　　　　 ｲ　　　　i

　　　 　 　 　 　 　 _
　　　　 　 　 　 ／∧＼
　　　　　 　 　 //　∧　ヽ、　　　　 ,,ィ┐
　　　　　　 　 //　 '"´ 　 ￣￣ﾞ''＜/　 |
　　 　 　 　 / '"　　　＿　　　　　　 ｀ヽl!　　　　キレ者なのにやらない夫様とできない子様に
　　　 　 　 / 　 　 '~´　　 　 　 　 ー-､',
　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　田舎暮らしをすすめたんですか
　　 　 　 ｜　　　　　 　 ﾉ´￣｀ヽ　　 　|
　　　　 　 |　　　　　　 ｜ 　 　 ｜　　 ｜　　　　　なんというかふざけた奴ですね
　　　　　　＼ 　 　 　 　 ￣￣￣ 　 　 /
　 　 　 , '" ~/＼、＿＿＿＿＿＿_,,／
　　　 / 　 /＿＿＿∧　　　 ∧＿>　＼


　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ´￣ /　　々.　}ノ　　,イ＿,|　　∧､__ト､ⅰ　　 :}/} 　　:}! /　
　　　　　　　　　　　　　　　　/　 　 ヽ..ノ !: 　/´_ﾘ_八　?:′ ヽ{￣｀}　　　}/i 　　∧{
　　　　　　　　 　 　 　 　 rf7 　 　 ／　| |!　:f笊斥竿ヽ{　 ィ≠=ミ}　　 ∧!:　 /　 ＼　　でも何故か憎むことも出来ないヤツなのよね
　　　　　　　　　　　　　　八　 ーｲ{　　 }∧　} 乂zン　　　　　 、､､}:　 / !}ﾄ:.　{　　　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆ＼ /:}!|　　 ′}ノi.、、、 　 、 　 　 　 / ／レ'i::{:.　＼　　　　　キレる奴にありがちな嫌味がないっていうか
　　　　　　　　　 　 　 /二二二ﾆソ　 　 　 }`ト＼　　　　　　　 ／イ!ﾊ∧{|::|｀￣ ｀　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 /二二二ﾆ′　 　 　 ??∨:∧、　　ｒ┬ｧ　　??,.ｲﾙ:{::|　 |::|　　　　　　　夜神とはタイプが違ったわ
　　　　　　　　　 　 /二二二ﾆ′　　　　 　 ?{::{__|::〕iト｡.｀¨_..｡イ,ｧ{..._ |::トニｲ
　 　 　 　 　 　 　 /二二二ﾆ′　　 　 _..｡o＝ニ二}YﾆYﾆYﾆY二二≧o｡_

　　　 　 　 　 　 　 _
　　　　 　 　 　 ／∧＼
　　　　　 　 　 //　∧　ヽ、　　　　 ,,ィ┐
　　　　　　 　 //　 '"´ 　 ￣￣ﾞ''＜/　 |
　　 　 　 　 / '"　　　＿　　　　　　 ｀ヽl!
　　　 　 　 / 　 　 '~´　　 　 　 　 ー-､',　　　　なるほど・・・
　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　 　 　 ｜　　　　　 　 ﾉ´￣｀ヽ　　 　|
　　　　 　 |　　　　　　 ｜ 　 　 ｜　　 ｜
　　　　　　＼ 　 　 　 　 ￣￣￣ 　 　 /
　 　 　 , '" ~/＼、＿＿＿＿＿＿_,,／
　　　 / 　 /＿＿＿∧　　　 ∧＿>　＼


.　　　＜"之Ｙ´;:　　　 /　　　　　　 ＼
　 　 　 八 /:/　, ,/ / : /　/　 ﾊ　　、ヽ
.　　　　|;ﾚ;,′: /: |: |: :/l : |.　 /|:ｉ|　 :ヽ '.　　　　そういえば、アイツはどうしたのかしら？
　 　 　 J　: ﾄ､| : l/Ⅳ-|イ{: :/`ﾄ+ｌﾉ,: : ｉ: |
　 　 　 ハ{: :lヽ|:! :!ｨ≠=r ∨ｨ≠=r}: :!:|ハ　　　　討ち取られたって話は聞いた？
　　　　　'; : :V八_{ 下歹 　　弋歹 ﾊ:Ｎ
　　 　 　 }j : :;（_∧.　　 　　 '　 　 ,ｿ_）　　　　　　　私はあの日以来、趙家に出仕していないから知らないの
.　　　　　/ｲ :! : V 个 、　ー　　,ｲ|ﾉ
　　　　　　|八 : :{ : !:.:r}＞‐　'l∨L ＿

　　　　　 　ｒ ､
　　　　　　 |　 ＼
ｰ―-､　____|＿ 　ヽ_
　　 　´　　 　 　 　　｀ヽ.
＼/　　　　　　　　　 　　:,　　やる夫が討ち取られたという話は聞かないですね
　i'　　　 　 -―　　　‐-　i
　l　　 し　　　　 　 　　 　l　　ただ・・・
　ゝ､ 　 　　　　　rっ　　/



.　　　　　　/　　 |　　　　　　　 　 　 　 |＼/. 　∨|!　 /　 ヾ　　 丶､ ＼
　　 　 　 〃　　 .ｌ　 { 　 l＼｢＼ﾄ､|＼l､|　 ＼ｨ　川　 |　　 ||　　 　 ヽ￣
　　　　　 ′　　 ハ l　　|　 弋"丁 　 ィ 　 　 ハ　／⌒ヽ .|　　　　　|　}
　 　 　 　| |　　 /　乂　 l　　　r‐　彡'´ 　 ／ 　∨ /⌒　∨ 　　　　 ﾄ､!　　　例のお触れ書きね
　　 　 　 | |　　 |／　 ＼l　 　 ￣　 　 　 　 　 　 　 ）　　 ハ 　 　 　 }
　　　　 　{｜　 l　 r,彡'/ヽ　　　　　 　 　u　 　 　 　 　 /:::|　　　　 /
.　　　　　 ',ﾄ､　ﾊ 　 　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　_ ノ|::::|　　/　 {
.　　　　 　 ヽ＼ ヽ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 爪 |:::|::::|　 / 人 |
　 　 　 　 　 　 　 ヽ 　 　 ､ノ⌒′　　　 　 　 　 / !　.|:::|::::l　/|/ 　 ｀
.　　　　　　　　　　　｀　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::l;ノ /
　　　　　　　　　　 　 　 丶　　　　　 　 　 　 　 　 ﾉｲ .!:::!　/
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ､　　　　　　　 　 　 　 | .{:::|i/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ r┬.彳　　 　 　 　 l_厶 ′

　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　| . 智家の重臣を　　　.|　　　, --――- ､
　|　捕らえたら　　　　　..|　／　　　　　　　　＼
　|　金十両贈呈！　　.　|/　､､, 　　　　､､,　　 ヽ
　|＿＿＿＿＿＿＿＿__/　 （ ・ ）　 　 （ ・ ） 　　|
　　　　　　 　| |　　　　　| 　 　／￣￣｀＼　　　 　|　　　　　　死んでたら五両だよ～
　　　　　　　 |_|　　 　 　|　　く-―――‐‐->　 　　|
　　　　　 　（　_)ｰ―‐--l　　　　ー――‐´　 　 　 |
.　　　　　　 ｀| ﾄ､　　 　 /´　　　　　　　　　　　 　 |､
　　　　　　　 |_|　｀ ､　 /　　　＿＿　　　　　　　　　l
　　　　　　　　　　　,｀-‐' ´￣　　　￣｀　､　 　 　 　 |
　　　　　　 　 　／　　　　　　　　　　　　　｀　　 l　　 |
　 　　　　 ,' ､/＿_, ､　　　　　　　　,､__, ノl＾l､ 　 |　　 |
　　 　 ,､ノヽ ヽ__/　| ＿＿＿＿_　ヽ｀　､ﾉ　､_ ゝ'7　　|
　　　　＼ｰ'　　　　 l´_ノ　　　　　￣ヽ　　　　　/´＼　 ＼
　 　 　 　 ＼　 　　 l―‐--- ＿＿___ヽ　　 　/ﾉ　 　｀ ー'
　　　　　　　 ｀ー‐´　　　　　　　　　　｀ー-‐' ´

　　　　　 f^ヽ　　　　 　 　　／',
　　　　　 |:.:.:. ヽ　　　　　／　　!
　　 　　　|:.:.:.:.:.:.ゝ-─-<　　　 |
　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:..　 　　 　u 　',
　　 　　,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 　 　　　　　,　　　国境も検問を厳しくしていますし
　 　 　,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　‐- 　,
　　　　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　　　　　l　　　そのうち捕らえられるかも知れません
　 　 　 ';.:.:.:.:u.:.:.:.:.:.:.:.:　-―　　/
　　　　　ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　 ／　　　
　　 　　／:.:ﾞ"''':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ＼　
　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. ..| 　


　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 ∧ |　 ,　　,'　　　　 ,ｨ　　 　 　 ,'　　 i　　 ハ
　　　　 　 　 　 ／　_,　　　 　 }!　i　　,'　　　,／ ,'　　 　/ /i 　 ./|　　　 |
　　　　　　　／　イ7　　　　　 |　 |　 ,'　´¨,ﾃﾅ=i‐- 　ｨ／ 十-.|,,_i　　　 .i
　　　　　　　￣　　i　　　i!　 从　 | .i l　,rｆj￣ヾ､／/｜　,ム」_:,;　　　　 .|
　　　　　　　　　　 |　 / .|　　 ∧ .| .| lK {| ::::::ﾘ　　 　l／,ｲ}:::::::ﾊﾉ/　　　|　　　　　.・・・。
　　　　　　　　 　 人 八 {､　 ,' ∧ >　l,　 ゛ｰ ''　 　 　 　 K.__,/ }/　 / ﾉ.,'
　　　　　 　 　 ／　| {_ ノ!　　　|::|{　＼!　u. 　 　 　 　 　 ｀""　ｲ.//／./
　　　　　　　　　　　Vーイ{ 　　|::|　ト.､ >　 　　 __　　 　'　　　 イ／
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　.|::|　|::|::|　 　 ／　 ＼　　　　　,ｨ'
　　　　　　　　　　　　 /　 ／Yﾟ|::|　|::|::|､ ／　／~＼ ヽ‐､_,／
　　　　　　　　　　 　 /..／ ＿ﾄ.|::|　川ﾟ|＞イ　,.へ　`＜　ヽr‐ｧ―=‐､
　　　　　　 　 　 　ー ",/´＼ﾉ/!_|　 .|: |,　　イ　,､〆｀`'ｰ　/;;/.:/　　 ﾍ
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 ﾍ:.:|;i;;;;;;;ﾊ　　　∨￣　　　/;;/.:/　/　　ﾊ

　　　　　 f^ヽ　　　　 　 　　／',
　　　　　 |:.:.:. ヽ　　　　　／　　!
　　 　　　|:.:.:.:.:.:.ゝ-─-<　　　 |
　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:..　 　　 　u 　',
　　 　　,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 　 　　　　　,　　　　噂で聞いているかも知れませんが
　 　 　,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　‐- 　,
　　　　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　　　　　l　　　　他にも申し上げ難いことが
　 　 　 ';.:.:.:.:u.:.:.:.:.:.:.:.:　-―　　/
　　　　　ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　 ／　　　
　　 　　／:.:ﾞ"''':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ＼　
　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. ..| 　


　　　　　　 　 　 　 ,'　　　 ﾊ　 川　/　　,　　　 　/　 　 　 　 　 　 　 ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 ∧ |　 ,　　,'　　　　 ,ｨ　　 　 　 ,'　　 i　　 ハ
　　　　 　 　 　 ／　_,　　　 　 }!　i　　,'　　　,／ ,'　　 　/ /i 　 ./|　　　 |
　　　　　　　／　イ7　　　　　 |　 |　 ,'　´¨,ﾃﾅ=i‐- 　ｨ／ 十-.|,,_i　　　 .i
　　　　　　　￣　　i　　　i!　 从　 | .i l　／　しﾍ､／/｜　,孑气く　　　　 .|　　　言ってみて
　　　　　　　　　　 |　 / .|　　 ∧ .| .| lK｜ ｛::::}　|　 　l／ｌ ｆ:::ｉ ｌヾﾉ/　　　|
　　　　　　　　 　 人 八 {､　 ,' ∧ >　l, 弋_辷'ン_　 　 　 ､辷ﾝ 　/　 / ﾉ.,'
　　　　　 　 　 ／　| {_ ノ!　　　|::|{　＼! 　 ￣"´　 　 　 ｀"￣　ｲ.//／./
　　　　　　　　　　　Vーイ{ 　　|::|　ト.､ > u 　　 　　　 　'　　　 イ／
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　.|::|　|::|::|　　　　　　　　　　　　　,ｨ'
　　　　　　　　　　　　 /　 ／Yﾟ|::|　|::|::|､ 　　　⊂ニ＝⊃　 ／
　　　　　　　　　　 　 /..／ ＿ﾄ.|::|　川ﾟ|　　 　　　　　　　／

　　　　　 f^ヽ　　　　 　 　　／',
　　　　　 |:.:.:. ヽ　　　　　／　　!
　　 　　　|:.:.:.:.:.:.ゝ-─-<　　　 |　　　　お触れでは重臣となっていますが
　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:..　 　　 　u 　',
　　 　　,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 　 　　　　　,　　　 その範囲は広まりつつあります
　 　 　,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　‐- 　,
　　　　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　　　　　l　　　 元智家の臣とはいえ、晋国の民でもありますし数も多すぎます
　 　 　 ';.:.:.:.:u.:.:.:.:.:.:.:.:　-―　　/
　　　　　ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　 ／　　　　　あまり苛烈に処刑範囲をひろげるとやらない夫様の評判にも
　　 　　／:.:ﾞ"''':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ＼　
　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. ..| 　



　　　　　　 　 　 　 ,'　　　 ﾊ　 川　/　　,　　　 　/　 　 　 　 　 　 　 ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 ∧ |　 ,　　,'　　　　 ,ｨ　　 　 　 ,'　　 i　　 ハ
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　　　　　　　／　イ7　　　　　 |　 |　 ,'　´¨,ﾃﾅ=i‐- 　ｨ／ 十-.|,,_i　　　 .i
　　　　　　　￣　　i　　　i!　 从　 | .i l　／　しﾍ､／/｜　,孑气く　　　　 .|
　　　　　　　　　　 |　 / .|　　 ∧ .| .| lK｜ ｛::::}　|　 　l／ｌ ｆ:::ｉ ｌヾﾉ/　　　|
　　　　　　　　 　 人 八 {､　 ,' ∧ >　l, 弋_辷'ン_　 　 　 ､辷ﾝ 　/　 / ﾉ.,'
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　　　　　　　　　　　Vーイ{ 　　|::|　ト.､ > u 　　 　　　 　'　　　 イ／
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　　　　　　 　 　 　 ,'　　　 ﾊ　 川　/　　,　　　 　/　 　 　 　 　 　 　 ﾍ
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　　　　　　　￣　　i　　　i!　 从　 | .i l　／　しﾍ､／/｜　,孑气く　　　　 .|
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　　　　　　　　 　 人 八 {､　 ,' ∧ >　l, 弋_辷'ン_　 　 　 ､辷ﾝ 　/　 / ﾉ.,'
　　　　　 　 　 ／　| {_ ノ!　　　|::|{　＼! 　 ￣"´　 　 　 ｀"￣　ｲ.//／./
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　　　　　　　　　　 　 /..／ ＿ﾄ.|::|　川ﾟ|　　 　　　　　　　／



　 　 　 　 　 　 　 　 ｢＼￣｀''ー--　､､、
　　 　 　 　 ＿＿＿ |:;::∧　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　〈＼　 ／ |:.:.:.:∧　　　　　　　 　 ＼
　　　　　 　 ＼ /　　|:.:.:;:;''　　 　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　　　　 ,'　　　　　　　　　　　　　　 　 　 '　　　　　誰も口に出していませんが
　　 　 　 　 　 {:...:...::....:.....　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　 |.:.:.:.:. :. :;＿:;:;:.:.: 　 　 　 　 　 　 :!　　　　　もうお止めしなければならない範囲は
　　　　　　　　 ヽ:.:.:;::.:'´:;':;':;::;.:.:.:.:.　　　　 　 　 /
　　 　 　 　 　 　 ｝:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:;:;:.　 　 　 　 ﾘ､　　　　　　とっくに超えています　　　実はこのようなことも・・・
　　　　　　　　 　 ＼:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;　 　 　 ／　｀ヽ
　　　　　 　 　 　 　 ｀ヽ⌒>:;::;:;:;:;.:.:　　　／
　　　　　　　　　　　　 　 ￣￣￣／/／

　　 　　　　　　　　　　　　□
　　　　　　　　　　　　┌──┐
　　　　　　　　　　　　└──┘
　　　　　　　　┌──────┐
　　　　　　　　└──────┘
　　　┌───────────────────┐
　　　│　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　└───────────────────┘

　　　　　　　　 　 　 　 /
　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　/　/{(､　__　　　　　　　 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　 / 　　　,j:i　ｊ!　i!:iV,::'二:ヽ､_　 　 　 　 　 　 ;
　　　　　　 　 　 　 / ,　　　,:j:i:V　 ;ゞ,:ｲ´⌒ヾミ､ヾ; :i!　　 　 　 ,
　　　 　 　 　 　 　 i /=孑彡,j;:i!　..:::,.:::::＞=ｰ`ヽヽ!!ﾘ　　　 　 /　　　　　いや～めでたい
　　　 　 　 　 　 　 |､_,イ≧ミ`i! ｿ::::i,ｨ'辷ﾆﾐー､__!!.　　 　 　 /
　　　　　　　　　 　 〉ﾍﾞ,ゝ=',ｿ,ｲ::::K`=`==='-‐''ミ､.　　 　　 /　　　　　　　今日はキル夫が死んだ日の
　 　 　 　 　 　 　 〃ﾞ´二,ﾇ ´ .:::::l(´二´￣｀ヾヽ ik; 　　　 /
　　　　　　　　 　 i! i′　(　　　　,彳￣ヾﾐ､ 　'jリﾘ; 　　　/　　　　　　　　　二か月記念パーティーだろ！！！
　 　 　 　 　 　 　 V´　　.j ､_　 　 　 　 i!i ト 　//´ 　 　 '
　　　　　　　　　 　i　　 _f'ニ≧､_＿___ ﾞﾉﾘ 　 ′　 　　,
　　　　　　　　　　 ゝ-ｲ`亠亠亠亠'≧=,.'!　　　|　 　 ;
　　　　　　　　　　　|ﾄf´､_＿＿_____r=ﾆ7j!　 　 j !　　|
　　　　　　　　　　　|ﾄ､`'､L__i__l__j,才´,〃 　／// 　 i
　　　 　 　 　 　 　 ,iヽ`､_＿＿___,. イﾞ　／　／　　　{
　　　　　　　 　 　 ﾉi ii ﾞ"ｰ≡三三ﾂ　.〃／ 　 　 　 ヽ､_
　　　　　　　　_／　ﾊ.i　　　　　　　_,.／
　　　_＿＿_／　　 V .`ｰ-ｔ-‐=ｰｧ'／
　 ／　　 ／　　　　 V　 　 _, -' ／
／　　　　　　　　　　 V　　 　／　／

　　　　　　　　　/ﾆＹﾆヽ　　　　　　　　
　　　　　　　　/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩＿＿＿∩　　　　　
　　　　　　 ／::::⌒｀´⌒::::＼　　　　　　　　　 　 　 　 　 |ノ　⌒　　⌒ヽ　　　　まあ確かにめでたいけど
　　　　　　|　,-）＿＿＿（-、|　　　　　　　　　　　　　　 /　　●　　　● |
　　　　　　| l　　 |-┬-|　　l |　　　　　　　　　　　　　　|　　　　( _●_)　 ミ　　　　　２ヶ月ってパーティーが多すぎっていうｗｗｗ
　　　　　／　　 　`ー'´ 　､｀￣￣ヽ　　　　　　　　　／彡､　　　|∪|　　ミ
　　　　/　＿＿　 　　　　　Y￣)　 |　　　　　　　　(　 (/　　　　 ヽノ＿ 　|　　　　確かに多すぎクマ
　　　　(＿＿＿）　　　　　　 Y＿ノ　　　　　　　　　ヽ/　　　　　(＿＿＿ノ
　　　　　　　　　＼　　　　　　|　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　/　　　　　　　　　クマも暇じゃないんだクマ
　　　　　　　　　　|　　／＼　＼　　　　　　　　　　／　／＼　　|
　　　　　　　　　　|　/　　　 )　 )　　　　　　 　 　 (　 (　　　 ヽ　|
　　　　　　　　　　∪　　　 （　 ＼　　 　 　 　 　 ／　 )　　　　∪
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＿)　　　　　　　 (＿／

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ___＿＿＿＿__
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　／　　　　　　　　　　`
　　　　　　　　　　　 　 　 , '　　　　 　 　 　 　 　 　 `.
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 '　　　　　　　　　 　 　 　 　 '
　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　　　　　　　 　 　 　 　 :i
　　　　　　 　 　 　 　　　|　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　うっひっひ
　　　　　　　　　 　 　 　 |　ﾍ ＿＿__,..ノ,　廴_＿__ノ　|
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ イ {ii:::::;ﾁi ,j　,ｲ iｆ:::::;ﾁｊ, 　{　　　　まあそういうな
　　　　　　　　　　　　　　　 ゝﾞ¨￣¨､ノ　ゝ ¨￣¨ﾞ.
　　　　　　　　　　　　　　|　f　　　　　 人　　　　　 ヽ|　　　　　貴公達にイイ物見せてやろうと思ってなあ
　　　　　　ー―‐ 　､ 　　|　ゝ,　　　, ｲ￣iヽ　　 　 ノ
　　　≦　　 　 　 　 ,ヽ､_,ゝ､　`ー　 ,ｆ ー|―(　ヽ´メ_ヽ＿　＿____　　　酒がうまくなるぞ～
_,／´　　　　　　 　 .｀ー'/　 ヽ. 　ﾞーｊ､　 |,　f｀　.|ー ､ ＼｀´　 　　ヽ
　　 　 ￣｀＜,　　　　／　,/ ,/￣1､ j　　l{　 {　　| ｲ　ゝ,, Yｊ　　　　∧､
　　　 　 　 　 　 　 ヽ,_ 　 |　,i　　 ゝｲ　_.ｲ､,ｲ 　.:Y´.　　ハ　　　　　ｿハ
＼　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾍ__,ヽ.＿ﾍ.:.:.:.:/⌒ﾍ,＿,j´ﾞ.:／　 i　　　　　　ｊ ｊ

やらない夫の目がヤバイ事に・・・

　　　　　i　!　　　　　　　　......:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:/;:.:;:.:|
.　　　　　ｌ ヾ､ 　　`　,　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.:〈;.:.;.:.;,'ヽ
.　　　　　r`ヽﾉ　　　　￣￣二二￣￣,;:.:.,:-‐;､:.:.ヾ;.:./;.:.;i
.　　　　　ｌ |:;:ｌ :r::';"｀'ｰ;-t‐-t-;:-t tr‐ ';" 　 .iヾ;.:.ﾉ/,;,;,/
　　 　 　 | l:;:ｌ :ｌ:::i　 　 !:::iヾヽ i: / ﾉヾ:::i　_　 j::/:.i'／,;/　　　　　　ほれ、コレだ
　　 　 　 ｌ ヾ! .ヾ､''___"／,; ﾉ,'_|:_!〈;:;;,:.`ー -‐":;,::.:.:;;/
.　　　　　｀ヽ､　　;,:.:.:.:.:.:.:.; l/;,;,;,;,;ヾ:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.;,:.:.:／
　　　　　　　 `' ‐'i"T;i:.:.　 ヾ,;,;,;,;,;/:.:.:.:.:.:.:.:|'T`;t/
　　　　　　　　 　 |　|ﾉ ,　;　;｀￣:.:.i:.:.i:.:;i:ii;;!ﾘ;.;.;!
　　　　　　　　　　!　{ｿi-rt-t-r-i-t-rrﾘｿ)｝:.:.:.|
　 　 　 　 　 　 　 '､:.｀`'=tﾆ!ﾆtﾆ!ﾆｿﾘ='‐'´:.:.:/

　　　/ノＹヽヽ
　　 /（0)(0）:::ヽ　　　　　　　な、なんだこれっていうｗ
　.／ ⌒｀´⌒　::＼　　
　| )ノ(、_, )ヽ,　（::::| 　　　　　
　|.l　,;‐＝‐ヽ 　l :::| 　　
　＼ ｀ニニ´　::::／
　／｀ー---―´＼



　　　　　 ∩＿＿＿∩
　　　　　 | ノ　　　　　ヽ.
　　　　　/　,, ノ　U　ヽ ヽ　　　骸骨だクマ！！！
　　 　　|　|||||●　　　● ）
　　　　彡､　　 ( _●_)　 ミ
　　　/＿＿U 　|∪|　　 　ヽ
　《 ( ＿＿＿.） ヽノ（￣￣ 丿》

　　　　　　　　　　　　,．- '' ￣~｀ヽ
.　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 .ヽ
.　　　 　 　 　 　 /　　　 .　　 .　　.:　ﾍ
　　　 　 　 　 　/ . :::;'　 ::::::::'　　.:: :　 ',
　　　　　　　　/: : :'ﾞ　　.::::::'　　 .::: :　　',　　　いや～～～～驚かしちゃってすまんだろ　常識的に考えて
.　　　　 　 　/　,. -｡‐ケｰ'ゝ、.　':::: : 　.}
.　　　 　 　/　.::｀ｰ::::彡　　f ｀｡､ .ﾞ':: : : l　　　　実はこれ、キル夫の髑髏で作った盃なんだ
.　　 　 　 ,'　　　｀¨´　　 ﾍ:｀ゝ､_>、｀'　l
. 　 　 　 ,'　　　i´::.　.,.　　 ゝ、:: :　　　.} 　 　 　 これに酒を入れて飲むと格別だろ～
　　　　 ,': :.　　 ゝ．_;､::. .　 . .､　　　　,'
　　　 　{:: :　　　　　　｀ｰ=:;;:ノノ　　 .,'　　　　　　貴公らも使いたいだろ～特別に今お貸ししよう
.　　　　{::::.. .　　　　　　　　　　　　 ,'
　　　　ﾍ::::::: : :::':':'':''::::.:.. .　　　 .:::;'　　　　　　　　　飲め飲め！！！
　　　 　 ヽ::::.:. . ｀' ' '':':':::::::..::::::::::;'
.　 　 　 　 ヽ、::::::::::.:.:....:.:::::::::::／
　　　　 　 　 ￣｀ ‐-　．;_;．＜

　　　/ノＹヽヽ
　　 /（0)(0）:::ヽ　　　　　　　・・・
　.／ ⌒｀´⌒　::＼　　
　| )ノ(、_, )ヽ,　（::::| 　　　　　えっと、でっていうは歯医者の予約があるんでこれでっていうｗ
　|.l　,;‐＝‐ヽ 　l :::| 　　
　＼ ｀ニニ´　::::／
　／｀ー---―´＼



　　 　　　　 ∩＿＿＿∩
　　　　　 　 | 　ノ　　　u ヽ
　　　　　　/　|||＿　　　＿ |　　　　　あ、クマも医者に酒を止められてるんだったクマ
　　　　 　 |　u　　( _●_)　 ミ
　　 　 　 彡､　u　|∪|　　､｀＼　　　　お暇するクマ
　 　 　 /　＿＿　 ヽノ　/´>　 )
　　.￣ (＿＿＿）￣￣￣ (_／￣

⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
　　　　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　　о
　　　　　　　　　　　　　｡

　　　　　 f^ヽ　　　　 　 　　／',
　　　　　 |:.:.:. ヽ　　　　　／　　!
　　 　　　|:.:.:.:.:.:.ゝ-─-<　　　 |　　　
　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:..　 　　 　u 　',
　　 　　,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 　 　　　　　,　　　　　庶民はその頭蓋を盃ではなく
　 　 　,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　‐- 　,
　　　　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　　　　　l　　　　　　尿瓶にしているとまで噂しております
　 　 　 ';.:.:.:.:u.:.:.:.:.:.:.:.:　-―　　/
　　　　　ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.::.:　　 　 ／　　　
　　 　　／:.:ﾞ"''':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ＼　
　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. ..| 　

※キル夫（＝智伯）の頭蓋を盃か尿瓶にしてたのは史実、それほどやらない夫（＝趙襄子）から恨まれていた


　　　　　　　／　　/　　　　　　　　　　　　　从　　　　　　 ＼ゝ
　　　　　　/　　　 i　　 |::::　 ヽ　　　　　　　　　ゝ,　　　　　　 ヽ
　 　 　 　 ′ '　　ﾊ　　ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　　ヽ　|
　　　　　| | │　/　＼ 　 ヾ　|　 l / .i!│　 |: i::::::ト.::::　 　 　 ∨
　　　　　| | │ﾊ ー─　、　 / ー─､ヾ|　 /　i::::/:::∨ヽ::::::　/
　　　　　|ﾊ　Vｨ （○） 　＼ |　（○ ） 　/／ ,/ V:::::::::::::::（::::!|　　　　・・・
　　　　　 l　ゝ ＼　　　　　 ｀　　 　 　 イ ／/ ).|::::::::::::::::::＼|
　　　　　　　 「 ` 　 　 ヽ 　 　 　 　U .／jｲr.'_ノ:::::::::::::::ﾊ::::ﾉゝ
　.　　　　　　 　 ﾊ　 　 　 　 　 　 　 　 　 rイ::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　ゝ.　 ￣￣　　　 　 　 イﾊi!::::::::::::://
　　　 　 　 　 　 　 　 ｀　．　　　 　 .　'′ |　ヾ.::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　　　 ＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ|
　　　　　　　　　　　　　　　)::::::::::::::::::::::::::::::{.　　 　 `
　　　　　　　　　　　　　　ノ:: - ―　… ...－::` …‐- ､

　　　　　　　 　 ┌ 、　　 　 　 　 　 ,. ┐
　　　　　　　　　 |　:,＼＿＿＿＿／,:　|
　　　　　　　　 　|　 ／　　　　　　＼ 　|　　　　　　　できない子様、何とか戻って来てはくれませんか？
　　　　　 　 　 　 V　　　　　　　　　　V
　　　　　　　　　　|　　　三三 　 　 U |　　っ　　　　　やらない夫様をお止め出来るのは貴方しかいません
　　　　　　　　　　|　 三三三三　U　 |　っ
　　　　　　　　　　ヽ.　　,ー―､　　　 /
　 　 　 　 　 　 　 　 ＞｀ー─'　　＜


　　　　　　　　　　　 .′ '　　ﾊ　　 ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　 　 ヽ　|
　　　　　　　　 　 　 | | │　/-＼-　 ヾ　|ニ| /-i!│　 |: i::::::ト.::::　　 　 　 ∨
　　　　　　　　 　 　 | | │ﾊ／　　　、　 │　　　　ヾ|　 /　i::::/:::∨ヽ::::::　/
　　　　　　　　　　　 |ﾊ　Vｨ＿＿, 　 ＼|､＿＿＿　 /／ ,/ V:::::::::::::::（::::::!|　　　無理よ・・・
　 　 　 　 　 　 　 　 l　ゝ ＼ ￣　　　　　 ￣　　　イ ／/ ) |:::::::::::::::::::＼ |
　　　　　　　　　　　　　 「 ` 　 　 ヽ　　　　　　／jｲr '_ノ::::::::::::::: ﾊ::::ﾉゝ　　　　　私はこの体
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾊ　　　　　　　　　u.　 　 rイ:::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ゝ.　　-　-　　　　　 ..イﾊi!:::::::::::::: //　　　　　　　　臣としての職務にたえられないわ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀　． ｀　　 　 .　'′ |　ヾ.::::::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)::::::::::::::::::::::::::::::{.　　 　 `

　　　　　　 |＼　　　　　　　　　/ヽ
　　　　　　 |　 ＼　 　　　　　/ 　 |
　　　　　　 i 　　 ＼＿＿＿/　 　 |
　　　　　　 ヽ,.　　　　　　　　　　　|　　　　できない子様！
　　　　　　 / 　 ＿ヽ,,　　ノ＿　　 |
　　　　　　 i　　　　　　　　 　 　 　|　　　　　主は貴方の「能力」や「頭脳」を必要としているわけではありません！
　　　 　 　 ヽ　　　　ﾉ￣| 　 　 　/
　　　　　　　 > 　　´ ￣ ｀　　　 <


　　　　　　　　　　　 .′ '　　ﾊ　　 ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　 　 ヽ　|
　　　　　　　　 　 　 | | │　/-＼-　 ヾ　|ニ| /-i!│　 |: i::::::ト.::::　　 　 　 ∨
　　　　　　　　 　 　 | | │ﾊ／　　　、　 │　　　　ヾ|　 /　i::::/:::∨ヽ::::::　/
　　　　　　　　　　　 |ﾊ　Vｨ＿＿, 　 ＼|､＿＿＿　 /／ ,/ V:::::::::::::::（::::::!|　　　そうね・・・過分にもそのようだわ
　 　 　 　 　 　 　 　 l　ゝ ＼ ￣　　　　　 ￣　　　イ ／/ ) |:::::::::::::::::::＼ |
　　　　　　　　　　　　　 「 ` 　 　 ヽ　　　　　　／jｲr '_ノ::::::::::::::: ﾊ::::ﾉゝ　　　　　そうでなかったらあのようなこと言われないものね
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾊ　　　　　　　　　u.　 　 rイ:::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ゝ.　　-　-　　　　　 ..イﾊi!:::::::::::::: //　　　　　　　　だからこそ戻れないの
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀　． ｀　　 　 .　'′ |　ヾ.::::::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)::::::::::::::::::::::::::::::{.　　 　 `

　　　　　　　　　　　　　　　／｀i　　　 ／｀i
　　　　　 　　 　 　 　 　／　　 | 　 ／ /:.:.|　　　
　　　　　　　　J｀　　／　 ＿__」,／ ／ . :.:| 　 　
　　　　　　　　）　　/ 　　´　　 　 　 　 -､::l　 　 　　え？主がなにか言われたのですか？
　　　　　　　 て　 ,'　　__　　 　 　__　　　.:.:.';
　　　　　　　　　　l 　 ´　 　 　 　 　｀　J::.::.:.l　　
　　　　　　　　　　|　 　 　 ＿　 　　 　 　 :.:.:.|　　
　　　　　　　　　　 ',　　　ｲ　 !　　　 　 し .:.:/
　　　　　　　　　　　ヽ　　 ￣ 　 　 　 　　／


　 ::, -┴ ､　　　::/l　　:::ﾄ､　　　 ::l　　　　..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:.
∠´　 　 　ヽ ::__:ｉ l　　:::l　｀､　　 :l　　　　.:::::ｊ:::.:.:.:.:.:.ハ:.
　 　￣｀~ヽ ｀y　l　l :∧:l＿_ ｀､ .::l　::::::::::::___:ｊ:::.:.:.:.:.:!　j/
　　ヽ､　 　 l/　/| -V￣ヽ　　　W|　::::「二ヽ|.:.:.:.ﾘ V　　
､　　　l 　 /イ´:::!　　　　 　 　 　 .|　:::|┌j　l.:.:.:/　　　　
_ ＼.　L／ /!::::::|"､＿＿＿＿＿ .|　:::|/／/ .:（　　　　　
ｉ　ノ｀'´　 ∧ ヽ::|　　　￣￣￣　´l　::::|　／　:.:ゝ＼
二__ __ ,イ /　　｀　　　　　　 　　 }　::::|く´　 :.|　`ー
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　　 　　　　　　　　　　　　□
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　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　＼　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　/｀ﾞ''―‐┬　　　|
　　　　　　　 　 　 　 |　、＿ 　l　　　..|　　　　　　見舞いに来ただろ
　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　 丿　　　|
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l＼
　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　,'　　＼
　　　　　 人　 　 　 　 丿　　 　 　/　　　　＼


　 ./　, - /　 /　　　　　　　　　　　 ヽ
　/ ｲ　 /i ／　　　　　　　　　　　　　 ﾟ．
ｲ'　,{　/　'　　 i　　　ｨ　　　　　　　　　　ヽ
　 / }ｲ　ｉ　　　|　　/.| ./|　　　,　　ﾉ .i　　i　　　あ、やらない夫様
. /　{ i　.|　 | . |　./　|/ .| 　 ィ　 ィ　 |　　l　　　　
/イ 7ﾍ ﾘ　 | .ｲ / 　 '　 |.／ |.／|/./　 ｨ |　　　　戦後処理が多くてお忙しいでしょうにわざわざ申し訳ございません
'　 /　 >,i　 |/.|/ ∩　　 '　　i∩　|/　/ }/　　　　
　/-イヽ{　 { . 　 ∪　　　　　∪　!.／!　　　　　　 　それなのに私は・・・すぐに復帰いたしますので　
　　　| ./|　 |ヽ、'' 　　､＿ 　 　 ノ ∧!　　　　　　
　　　|/ .| .∧　|ぅr-,、---r ､＜ｲ/　`　　　　　　　　　以前のようには任につけないかもしれませんけど・・・　
　　　 　 l/　 ヽl /｀"Ｖﾑ' / ヽ/|/　　　　　　　　　
　　　　　　　　 ｲ　　　　|

　　　　　　　　　 , --────-- ､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　 .／　　　　　　　　 ─── 　　　 ──＼
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼
　　｜　　　　　　　　　／／:::::::::丶＼　　:／／::::丶丶　　　お前・・・あのような目にあって
　　.｜　　　　　　　　｜ {:::::::::::::::::|　 |　 ｜ {:::::::::::::|　|
　　　|　　　　　　　　　 ＼ヽ:::::::／ ／　　 ＼ヽ:::::::ﾉ／　　　　まだ働くつもりか？
　　　.|　　　　　　　　　　　　　,／　　　　|　 　 　 ＼
　　　 |　　　　　　　　　　　　｜　　　　 ｜　　　　 ｜　　　　
　　　 |　　　　　　　　　　　　｜　　　　 ｜　　　　　|
　　　 .|　　　　　　　　　　　　 ＼＿＿／＼＿＿／
　　　　|.　　　　　　　　　　　　　ヽ　　, ─ 、　ノ　'
　　　　.|　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　 |　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ）
　 　 　 丶　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l
　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 )
　　　　　　 .＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　 く


　　　　　　　　　 　 ､__／　／ 　 ,　 ￢…'"´　｀`丶､ヽ､.:', 　　､　',｀ヽ}
　　　　　　　　 　 　 ｀￣/　　／　　 　 　 　 　 　 　 ヽ.ﾍ:}　ﾉ 　ヽ}
　　　　　　　　　　　　　/, '　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ソ.ィ.:. .　 ヽ.
　　　　　　 　 　 　 　 / /　 |　.'⌒| .∧ 　 　 ! '⌒ヽ　　Vﾊ.:. .:.　 ..＼　　　　　　当然でしょう
　　　　　　　　 　 　 　 /|　 .|　./　|/　 ＼ 　 !＼{　　 　 Vﾊ.:.:.:.:. ..:ﾄ^`
　 　 　 　 ┼　 　 　 |/ :|　: j∨　　　　 　 ＼| 　 ＼|　　 :}/}.:.:.:.!:.:.:}　　　　　　　　貴方のことは先代からも任せられているですよ
　　　　　　　　　　　　　 |: : ハ `ー'"　　　　`ｰ=彳│　　 ﾊ7.:.:.ﾊ:.厶　　 .|
　　　　　　　　　＋　　　| :/＾ﾘ ////　'　　　 /////|　　/./.:.:./　}　　＿_人
　　　　 　 　 　 　 +　　 |/::::人　　　 ､　__　　　　　 |　 V.:i:.:.:,′　 　 　 ｀Ｙ´￣
　　　　　　　　　　　　 　 ゝ、::::::＞　._　　　　 _　　ィ| ././.:l:.:.{　　 　 　 　 |
　　　　　　 　 　 |　 　 　 　 ∨::ﾉ::::::E二ﾆﾆﾆ7:::::::::::|/_|:.:八:.!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,,　　、　　　　　　　ｌ
　　　　　　　　 ゝ_　　　 _/　 .. ＞..、　　　　　l
　　　　　　　　　　`''''''‐" 　_ __ ﾆ:＿丶　　 　 1
　　　　　　　/　、　　　　　　＾''''ー ､__　ゝ　　 │　　　もういい
　　　 / . ｌ 丿　　l'"! 、 、　'''-ｰ-､ ´　^ｰ-..､　.
　　　 |　」　|　　|　|| ! 　! ｌ　│　'　　 ,ｒ _..,,　ｆ.　　　　　お前は十分にやった
　　　 `、　 '、　ゝ　ﾉ　/ l　..′ ,´　　|　l│l .ｉ
　　　　　　　｀- － ﾞ‐'′　 --"　　,ﾍ ∪ ﾉ l.　　　　　　これ以上、臣として働くお前を見たくないだろ！
　　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　´ /
　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 ｀）　　　　　　　常識的に考えて！
　　　　　　　　　　 f　　　　　　　 丿　　 ヽ/
　　　　　　　　　　入 ＿＿＿ -'　　　　　,′　　　　　　　　
　　　　　　　　　（　V ｖ 　　　 　"‐＿ -'′
　　　　　　　　　　''-二ﾆ -=　　`'`ソ　/
　　　　　　　　　　　 ´　‐‐;ｭ ｀' ､ノ　 /...
　　　　　　　　　　　　 　ニ　　　′　丿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !.


　　　　　　　/:/: . :/: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :ヽ: . :}: .| ﾉ
　 　 　 　 /:/|: . /: . : . : . : . : . :/: . : . : . : . : . : . : . : .:',:.:|:∧
　 　 　 　 |/ :|: /: . : .:/: . : . : . :{: . : . : . : . : . : . : . : . : ', |'　　　　
　　　 　 　 　 j:/!: . : .,': . : .:／: .|: . : . : /: . ｨ: . }: . : . : . Ｎ　　　　　臣はもういらないと・・・
　　　　　　　　　|:|: .:.:|: . : /ｌ: .:.∧: . : .:,': ./ |: . ﾊ: }: . : . |　　　　　
　　　　　　　　　|:|: .:.:|: . /‐|: ./-､',: . :.|: ﾑ-|: /‐}:.|: . ://
　　　　　　　　　 :ﾊ: . {:.:ム⊥/二　',:.::.|/.二L' .⊥ｊ: .:/
　　　　　 　 　 　 ∧: ∨ ゞ( ・ )ﾉ 　'ヽ:j ゞ( ・ )ﾉリノ/:.
　　　　　　　　　 /: ∧:_＼　￣　　　　　 　￣ ∠:イ::.|
　　　　　　 　 　 !:/;;/|:∧ 　　　　　 ; 　　 　 　 /: |ヽｊ
　　 　　　　　　　　};ｌ |' /;＼　　 　-　-　　　　ｲヽ:|　〉〉
　　　　 　 　 　 　 !;L./;ム};;＞ .. 　 　 　 .. イ;∧ﾆﾆノ

　　　　　　　　　　　　,..-''"´::::::::::::
　　　　　　　 　 　 ／　　　::::::::::::::
　　　　　　　　　 /　　　　　　:::::::::
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　::::::::　　　　いや、そういうことを言っているんじゃないだろ
　　　 　 　 　 .,'　　　　　　　　:::::::
　　　　　　　　l 　 ,.-―-ｲ､:..　::::::　　　　　考えたんだが・・・お前、俺の室に入らないか？
　　　　　　 　 |　　 ●　　 |:::　　:::
　　　 　 　 　 　 　 ヽ― ‐'　　　:::　　　　　　正妻は無理だが・・・
　　　　　　　　l　　　　　　/　　　::
　　 　 　 　 　 ',　u. 　 　 { ＿_ノヽ
　　　　　　　　 .ヽ、　、　　}――‐
　　　 　 　 　 　 |ヽ　 l　　/:::::::::::::
　　　 　 　 　 　 |　|　　　 ヽニﾆニ
　　　　　　　 .／|　.',　　　　　　.....
　　　　　 ,,-''　　＼ ＼　　　　　::::
　　　 __r'　　 　 　 .＼ ＼　　　　::
-‐''"´　l　　　　　　　 ＼ ｀￣￣￣´


　 　 　 　 !/ /　 　 .ヘヽＶ｣∠ヽ. 　 ＼＼＼
　　　_＿ノ／　..- ､￣≠‐- :.:｀ヽへ　　＼＼}　　　／　　　　ｰ┼‐　ヽ
　　 　 ﾌ　 ／　　　　　 　 　 ｀ヽ:.:Ｖ| !　　 Ｖ{　　 / 　 　 　 　 .イ⌒ヽ
　　　//／　　　　　　 　 　 　 　 ?Yリ　　 　 :、　|　　|　　 　 ヽﾉ 　ノ
.　　 i//　 　 　 |　　　　　　　　　 ∨ﾊ　　ｉ　､ ＼|　　|
　　　/　　./ /　!　　 !　ﾄ､　　　　　∨｝　 } 　厂｀|　　ゝ-'　　 |ヽＬ'　ﾉ__
　 　 |　　/メ｣ノ{　　 i　 !ヽ/　　//　ｊ/　　ｊ!　ﾄ､　| 　ｰ┼　　 .|ノ|ヽ ﾉ |
　　　! i　{.ｰｒｧ┐、　｢`＋=イ_.ｲ/　ﾊ　　/ Ｖ⌒ヽ.!　 ‐┼　 　 ￣￣
　 　 ﾚヘ| （●）　＼{ ´（●）ｊ/V　/　! ! |　　　 　 | 　(ノヽ　 　 |　　|
　　　　　7 ///　､ 　 　 /// ノイ　!ﾉ｜{　　 　 ＿|　　 　 　 　 ﾚ　｜
　　　　 人　 　｀Y￣｀ヽ 　　ﾉﾊ｢:|::l　∧ゝ　 　 ｀ヽ.　ｰ┼　　 　 　 ﾉ
.　　　　　　＞ .. ゝ. 　 ﾉ　..イ∧|::ｊ::ｊノ　　　　　 　 |　　(｣
　　　　　　 　 ,...≧=ｒ 　 {--､::八{リ　　　　　　　　＼ . ﾉ
　　　　　　 ／!:::{　ｏｏ／　/:::>､

　　　　　　　　　　　　　　 　l　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　_ノ　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　＿＿_　　 　ヽ　 　 　／　＿＿_　　 ヽ
　　　　　　　　　　　l　　 /::::::::;;;;;; ヽ　 　 l　　　l　 /::::::::;;;;;; ヽ　　l
　　　　　　　　　 　 |　　.|:::::::::::;;;;;;;;;l　　　|　　　|　.|:::::::::::;;;;;;;;;l　　|　　　　　何故だ！？
　　　　　　　　　　　ヽ　 ヽ::::::::::::::/　 　ノ　　　 ＼ヽ::::::::::::::/　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　 　 　 　 　 .　　　 ￣￣　 、
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 l　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 l　 　 　 　 　 　 l l　　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 ノ　ヽ　 　　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ‐----一'　　　　ゝ‐----一'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -_　　　_-―――-_　_- 　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ


　　　　　　　,':.: : :　.:.:　:.: :　.:　 .:.:　.:.: .: .:　.:.:. :. Ⅵ
　　 　 　 　 i:.: : :　 :.:　:.: : : :.:　:.:.:.　.:.: .: .: .:.:.: ＼:＼
　　 　 　 　 l :l|.:.: .:.:.:ﾄ､:.ﾄ､:.:.:j:.:.:.:.: /!:.:ﾊ:.: ﾊ.:　:.:.:トﾐ≧
　　 　 　 　 |.:j|:.:.:.:ﾄ､|弌!弌ノ!:.:.:.:/ T7''T'7 |.:　:.: |　　　　　　臣下としての私がいらないなら
　　 　 　 　 Ⅵk:.: :!.ｧ^笊ﾐ¨V:.:／ ｧ^笊ﾐ¨Ⅵ:. .ｲ:.j
　　　　　　 　 ﾘﾊ:.:圦 乂iｿ ﾉ´ 　 ヽ.乂iｿ ﾉ.j:./ Ⅳ 　 　 　 　 そう言ってくだされば結構
　　 　 　 　 　 八＼{　　　　　　　 　 　 　 /ｨ　ﾉ
.　　　　　　 　 　 ヽﾊ 　 　 　 ゝ 　 　 　 　 /ｨﾍ　　　　　　　　哀れみは不要です
　　　　　　　　　　 /:.＼ 　 　 ＿_ 　 　 　.ｲﾊ:.kﾍ
.　　　　　　 　 　 厶ｨ:.:/ﾐiｘ.　 　 　 　 ィ:.:.:.Vﾊ!　`
　　　　　　　　　 　 ﾑﾊV:.:ﾏ=≧=≦=7:.:.:.:.:.Vﾊ
　　　　　 　 　 　 　 ﾊV:.:x仆ミ//彡仆x :.:.:/Vﾊ

　　　　　　　　　　　　　　 　l　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　_ノ　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　＿＿_　　 　ヽ　 　 　／　＿＿_　　ヽ
　　　　　　　　　　　l　　 /_ ヾ|∥,ヽ　 　 l　　　l　 /_ ヾ|∥,ヽ　　l
　　　　　　　　　 　 |　　.|ﾆ=-●-ﾆl　　　|　　　|　|ﾆ=-●-ﾆl　　|　　　　哀れみ・・・じゃない・・・
　　　　　　　　　　　ヽ　 ヽ〃小ﾐノ　　 ノ　　　 ＼ヽ〃小ﾐノ　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　 　　 　 　 .　　　　￣￣　、
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 l　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 l　 　 　 　 　 　 l l　　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 ノ　ヽ　 　　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ‐----一'　　　　ゝ‐----一'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -_　　　_-―――-_　_- 　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ

　　　 ./　　　 /　　　　 　 　 　　i::V　　N!
　　　 j　　 　 {　　　　 　 　 　 　 i:::|　　<
　　 ./　　　　　　　　　　　　　 　 |::l/i　ル
　　 | .!　　　 i　　　　　 ! 　 　 　 .|::i i /　　　　　　お帰りください
　　 |;ハ　　 ﾊ　 　 {　 ハ　!　 　.iｲ:| ﾘ
　　 |!　 ' 　 | ヽ　 /／ 　 ヽ|　 ./ |:.|　　　　　　　　　臣下としてまだ私にかける情があるなら・・・
　　 |　　ハヽ , ,ヽ{　　 , , , .ｲ:.:/ 人:ーへ
　　　　 {:ヽ!:.:丶.　r_っ　／/|:.///::::｀¨¨´|
　　　　 l::::ヽﾙ|　 「二二イ　|'.//:::::::::::::::::|


　　　　　　　　　 , --────-- ､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　／　　　　　　 　 　 　 　 l　　　　 ＼
　　　 ／　　　　　　　　　　　 　 ノ::::::::::::::::::::::.＼
.　　 / 　　　　　　　　　　　 _, -'´:::::::;;;;;;;;;;;;;;::::::　＼
　　｜　　　　　　　　　／ ／￣◯　　:;;;;;;:／／￣◯ヽ
　　.｜　　　　　　　　｜　|.　　 　.|　 ,|:;;;;:|　|.　 　　.| ｜　　　　
　　　|　　　　　　　　　＼ ＼＿／ ／::;;;;::＼＼＿／／
　　　.|　　　　　　　　　　　　　,／　　　:::|::　　 　 ＼　　　　　
　　　 |　　　u　　 　 　 　 　 ｜　 　 　 ｜　　　　 ｜
　　　 |　　　　　　　　　　　　｜　 　 　 ｜　　　　　|　　
　　　 .|　　　　　　　　　　　　 ＼＿＿／＼＿＿／|　　
　　　　|.　　　　　　　　　　　　　 トエエエエエイ　 |　　
　　　　.| 　 　 　 　u　　 　 　 　 '.{ 　 　:l　 　 }/　/　　
　　　　 |　　　　　　　　　 　 　 　 .{　 　:l　 　 }/ ）　　　
　 　 　 丶　 　 　 　 　 　 　 　 　 .{　 　 　 　}　 l　　　
　　　　　 ＼ 　 　 　 　 　 　 　 　 　､`ｰ一一 '　)　　　
　　　　　　　＼　　　　　　　　 　 　 　 u　 　 　/
　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　／

⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
　　　　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　　о
　　　　　　　　　　　　　｡


　 ::, -┴ ､　　　::/l　　:::ﾄ､　　　 ::l　　　　..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:.
∠´　 　 　ヽ ::__:ｉ l　　:::l　｀､　　 :l　　　　.:::::ｊ:::.:.:.:.:.:.ハ:.
　 　￣｀~ヽ ｀y　l　l :∧:l＿_ ｀､ .::l　::::::::::::___:ｊ:::.:.:.:.:.:!　j/
　　ヽ､　 　 l/　/| -V￣ヽ　　　W|　::::「二ヽ|.:.:.:.ﾘ V　　
､　　　l 　 /イ´:::!　　　　 　 　 　 .|　:::|┌j　l.:.:.:/　　　　
_ ＼.　L／ /!::::::|"､＿＿＿＿＿ .|　:::|/／/ .:（　　　　　
ｉ　ノ｀'´　 ∧ ヽ::|　　　￣￣￣　´l　::::|　／　:.:ゝ＼
二__ __ ,イ /　　｀　　　　　　 　　 }　::::|く´　 :.|　`ー
　||　|「　|l |.　　　　　　 　 　 　 ,ィ　:::::|　ヽ　jﾉ


　　　　　　　　　　　　　|＼　　|＼
　　　　　　　　　　　　　|　　＞|　 .＼
　　　　　　　　　　　　　|／　　|　　　 ＼　　　　　　（なんとタイミングが悪い
　　　　　　　　　　　　 /　　　　　u
　　　　　　　　　　　　 |　　　　＼　　|||　 |　　　　　　やらない夫様の遠まわしのプロポーズでもあったんだろうが
　┌―――┐　 　 　.|　　　　　　　 |||　 |
　｜・・・・・・　＞　 　 　 －　　　　 　 　 /　　　　　　　できない子様もあのようなことがあって傷ついておられる）
　└―――┘　　　　 　ヽ　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　＞　-　　　⌒ヽ
　　　　　　　 　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　（しかも・・・謀臣としてのプライドを傷つけられたとあっては）
　　　　　　　　　 　　　/ 　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　 　　　|　　　　　 　　　　　　|

　　　r‐ ､ 　 　 　 　　 　, -‐ｫ
　　　|　　＼　 　 　 　／　 　|
　　　| 　 　 　-――-　　　　|
　　　|　／ 　 　 　 　 　 　ヾ |
　　　l/　　　 ー' 〃ー'　　　`,
　　　i　　 　　-　　　　-　 　　',　　　　ともかく、やらない夫様は貴方をお待ちしています
　 　 |　　￣￣｀　　　´￣￣　 i
　　　i　∪　　　　　　　 　 　 　|　　　　どういう形にしろ復帰してくださればと私も思っていますので
　　　ヽ　　　　r――┐ 　 　　
　　　　ヽ　　　｀￣￣´ 　 　　
　　　　　＞　　　　　　　　　　
　　　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　　　 　　
　　　　　　　　　　　　　　 　　
　 /　　　│　　　　 　 !　　　　　　　 　 V|ヾ　　　　　 ゝ
　.　　! 　│ 　　 │　　|　 　 ヽ:　 　 　 ヽハ　　　　　　＼
　　| ∧ ハ　　　.│　　 |　　　　ﾊ 　　　　ヾゝ::.:.:.:.:.:. 　ヽヘ
　 ::, -┴ ､　　　::/l　　:::ﾄ､　　　 ::l　　　　..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:. |
∠´　 　 　ヽ ::__:ｉ l　　:::l　｀､　　 :l　　　　.:::::ｊ:::.:.:.:.:.:.ハ:. ,
　 　￣｀~ヽ ｀y　l　l :∧:l＿_ ｀､ .::l　::::::::::::___:ｊ:::.:.:.:.:.:!　j/　　　　うん
　　ヽ､　 　 l/　/| -V￣ヽ　　　W|　::::「二ヽ|.:.:.:.ﾘ V
､　　　l 　 /イ´:::! __＿＿＿＿＿ |　:::|┌j　l.:.:.:/　　　　　　　　　わかってはいるんだけどね
_ ＼.　L／ /!::::::| '￣|「::::::::::|「　〉 |　:::|/／/ .:（
ｉ　ノ｀'´　 ∧ ヽ::|　　￣￣￣　´　l　::::|　／　:.:ゝ＼
二__ __ ,イ /　　｀　　　　　　 　　 }　::::|く´　 :.|　`ー
　||　|「　|l |　　r､　 　　　　　 　,ィ　:::::|　ヽ　jﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　／｀i　　　 ／｀i
　　　　　 　　 　 　 　 　 　　　　　　　／　　 | 　 ／ /:.:.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ＿__」,／ ／ . :.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　´　　 　 　 　 -､::l
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,'　　　　u.　　　　　 　.:.:.';
　　　　　　　　　　　　　　　　　l 　 -―　　　　―-　 ::.::.:.l　　　　では、また
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 　 　 　 　 　　　　　:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　　―　　　　　　.:.:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　／

　　　　∠ニ´_/　　　　　　　　　　　　ヽ　　　 |　 }人　{ヽ.　＼ヾ
　　　　 　 　 /　　　　 　/!　　　　 ﾄ　|　ヽ　　.| 　ﾐ　　ﾉ　ヽ._
　　　　　 　 |　　　　 　/ |　|　　　 | | | ヽ |　　| ヽ }　　 {´￣
　　 　 　 　 }|　　　　 / __| ||　 ヽ､|__ﾘ＿_ ヽ!　 |V-/,ｲ 人
　　　　　　 ﾘ|　|　　_／　 ﾘ |　| /　y　　　　ﾘ|　i´[]´　/.ﾉ　　　　・・・
　　　　　　　 |　､ | |jィ=≠ァ! // 　 ィ≠=ァ　! ´|/|　| |/
　　　　　　　 ヽ　､| | 弋付ソ|/"　　弋ｲタ　　|　|ノ/
　　　　　　　　 ＼v||　　　　　 　 　 　 　 　 　 !　!/
　　　　　　　　　　 |ヽ　　　　ヽ　　　　　　　／|　ﾄ,
　　　　　　　＿_　　|ヽ　　　　 　　　 　 　 ｲ､/ 　| }＿......,,__
　　　　　 ／　　｀ーヽ　ヽ､_ .　 ‐ ‐ 　 ／ .ﾉ/ 　./　／　　　ヽ
　　　　　|　￣＼　　 ヽ　ヽ　＼ ｰ ‐ ´ ／ i 　 /　/　 　 　 　 ヽ

なんというすれ違い

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┼┼┼┼┼┼┼┨二≡＝ :　三..三　 ≡ ◎ 二 ≡◯二 三=:┠┼┼┼┼┼┼┨
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' ' .' '..' '. . '..' '..' '..' '.. ''..'.' '..' '..' '..' '.. ''..'.' '..' '..' '..' '..' ' .' '..' '. ' ' .' '..' '. ' ' .' '..' '.

　 ./　, - /　 /　　　　　　　　　　　 ヽ
　/ ｲ　 /i ／　　　　　　　　　　　　　 ヽ
ｲ'　,{　/　'　　 i　　　ｨ　　　　　　　　　　ヽ
　 / }ｲ　ｉ　　　|　　/.| ./|　　　,　　ﾉ .i　　 i
. /　{ i　.|　 | . |　./　|/ .| 　 ィ　 ィ　 |　　 l
/イ 7ﾍ ﾘ　 | .ｲ / 　 '　 |.／ |.／ | ./　 ｨ .|
'　 /　 >,i　 |/.|/ｬ云坏　　　!ｬ坏|/ 　/ }/
　/-イヽ{　 {　, 弋二ン　 　 弋ﾝ l .／
　　　| ./|　 |ヽ、　 　　　　_'　　ノ /
　　　|/ .| .∧　|ぅr-,、-r 、 ＜ｲ /
　　　 　 l/　 ヽl /｀" ム　 ヽ/ |/
　　　　　　　　 ｲ　　　　i


　 ./　, - /　 /　　　　　　　　　　　 ヽ
　/ ｲ　 /i ／　　　　　　　　　　　　　 ヽ
ｲ'　,{　/　'　　 i　　　ｨ　　　　　　　　　　ヽ
　 / }ｲ　ｉ　　　|　　/.| ./|　　　,　　ﾉ .i　　┃
. /　{ i　.|　 | . |　./　|/ .| 　 ィ　 ィ　 |　　┃
/イ 7ﾍ ﾘ　 | .ｲ / 　 '　 |.／ |.／ | ./　 ｨ'┤
'　 /　 >,i　 |/.|/　￣￣ ' 　 .!'￣ |/ 　/ }/
　/-イヽ{　 {　, ＝≡≡　　≡≡ !ﾊ /
　　　| ./|　 |ヽ、　 　 　　　　　_ ｲし , ‐-､
　　　|/ .| .∧　|ぅr-,、(_つ＜ー (　　　 ﾉ ）
　　　 　 l/　 ヽl/｀" ﾇ　 　　　　ゝ、＿ノ
　　　　　　　 　i　　　┃

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　　　　　 　 |:::|:::::::::ｉ | ｜　　/､＿､i＼　 |ﾉ_j_｣_｀ト: l 　ｉ:::::|
　　　　　　　|::|!::: |::Ⅵ　v: : : f　iｼﾄ、　＼i　 ,.＝､ ﾄ､/ ｌ: :::| 　　　　　うわ　びっくり
　　　　 　 　 |ハ:::|､:∧从: : : |ｆ代歹　　　　代歹: : {ﾚ ｌ:../
　　　　　　　　　Ⅵ V:::Vハ: : : '.　　 　 　 ′ 　 ﾉ: /,ｲ!ﾚ′　　　　　　　どなたかしら・・・
　　　　　　 　 　 ｀{　V:|ヾ: ﾊ : : ﾄ､　 （_｀ｱ　 .ィ: 〃/ ﾘ
　　　　　　　　　　 　 . '´￣ﾊ: : |}　＞‐ｧ≦千l　{ﾙ'
　　　　　　　　　　　/　　　{ ﾊ: | 　 　 ′} } l｜/ハ
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　　　　　　　l:.:.斗-:.7彡:.:/:./:./:. |:./:.:.|　　　　た、助けてください！！！
　　　　　　　|:.:/:|:.:.ム/|ｲ:./ﾚム:ｲ/:./:.|
　　　　　　　Ⅵ:.:|ム叉〉|/: ﾑ叉7!:./:.:ﾘ
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　　　　 　 　 |入ﾊ u　　 ..: 　 u.　,Ⅳ
　　　　　　　　　}:l:ヽ.　「　￣〉　./ｲ
　　　　　　　　, =-:| ＼｀¨¨´.／ |L
　　　　　　 ／　厂l }　 ｀¨¨´　 .{　　＼
　　　 _. イ　　 .ﾊ　ﾘ　　　　　　 ＼!　　 丶
イΖ´　　　　 /ム､　　　　　　　 ム　　＿__二
　 z=彡￣　 〈｀ヽ ミx､＿＿ ィ彡／|＿＿_===

　　　　　　 /　/ :/V|V } r'〃 　 　 ／　　　　　　　 ｀ヽ　　':　:丶
　　　　　　　 / :/::　 .::r'/ /　 　 〃　 　 , 　 　 　 　 　 '.　　': :ﾘ
　　　　　　　 |:/l::::: .::::{″′　　 .′ 　 /　 　 :ｉ i　　 　 　 : ::ｌ
　　　　　　　 |　|::::/:::爿 i　　 　 l !　 _厶斗　｜LL　!　 | !: ::!　　　や、夜神！！！
　　　　　　　 　 |:::|:::::::::ｉ | ｜　斗i'´/从｣人__ﾉ_j_｣_｀ト　l ｉ:::::|
　　　　　　　　　|::|!::: |::Ⅵ　v　　 ,ィｆ仡＾　 　 ｨ仡ﾄxiﾄ､/ ｌ: :::|　　　　　　　何処だぁ～～～こっちのほうにいるはずだ探せ！！！＞
　　　　　　 　 　 |ハ:::|､:∧从　　　ﾋ_り　　　　ﾋ.り　{ﾚ′′｜
　　　　　　　　　　　Ⅵ V:::Vハ 　 '.　　 　 　 ′ 　 ﾉ　/,ｲ!ﾚ′
　　　　　　　　 　 　 ｀{　V:|ヾ: ﾊ 　 ﾄ､　 （_｀ｱ　 .ィ　〃/ ﾘ
　　　　　　　　　　　　 　 . '´￣ﾊ　 |}　＞‐ｧ≦千l　{ﾙ'
　　　　　　　　　　　　　/　　　{ ﾊ　| 　 　 ′} } l｜/ハ
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:.:.／:.:.:.:.∠¨”!:.:.:/示:.:.:ﾊ　　　　追われてるんです！！！
イ:.:.:.:／ 5:).〉|／〈こ|:./　　　
ィテ/　¨＝=/　　 ＼!'　　　　　　匿ってください！！！
/ｲ:.|　u　　　　　_　ノ
|:∧|　　　　　　　　 ′
|′　　　　　 ,仁_ｱ′
ゝ.　　　　　 〈こｺ ′
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　　　 　_＞　--く
､ .　イ　 {　　 　 .}

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　　　　　 ′　　 ハ l　　|　 弋"丁 　 ィ 　 　 ハ　／⌒ヽ .|　　　　　|　}
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　　　　 　{｜　 l　 r,彡'/ヽ　　　　　 　 　u　 　 　 　 　 /:::|　　　　 /
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　　　　　 .l:/:./:.:./ {:.:丁ヌ「^ゝ・ｱ／:/|'.:.:ハ　　　かたじけない
　 　 　 　 |:.:.{:.:八 .|ｨ:.|´　　　　ｲ-ャ｡}!:./:ﾊ|
　　　　　　}:.:|/:.:.:爪.|^!　　､_　　 - 斤:/〉'
　　　　　　l:.:|:.:.:,|:{　.　　　　} ¨¨ヽ　/ｲ
　　　　　　,}:|:.:/.|ﾊ. ヽ　　　ゝ._／　'
　　　　　 ハⅥ {　　　＼　　ャ ／
　　　　／ 　 }!　l　　　　 ＞rイ
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　　　　　　　　　　　　　 ┃|:::::l￣￣￣￣|::::::||:::::l￣￣￣￣|:::::|┃　　　　　|　ll　　　|　　　　　　できない子様、できない子様
　　　　　　　　　　　　　 ┃|:::::|:::::::::::::::::::::|::::::||:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|┃　　　　　レ'　　　/-､　　
　　　　　　　　　　　　　 ┃|:::::!:::::::::::::::::::::!::::::||:::::!:::::::::::::::::::::|:::::|┃　　　　（＿__　　/　 し　　　　　こちらに不審者が来ませんでしたか？
　　　　　　　　　　　　　 ┃|:::::|:::::::::::::::::::::|::::::||: て::::::::::::::::::::|:::::|┃
　　　　　　　　　　　　　 ┃|:::::!:::::::::::::::::::::|::::::||::..て:ドンドン:|:::::|┃　　　　　　 　　　|　ll　　　|　　　
　　　　　　　　　　　　　 ┃|::::├┬┬┬┤:[|||[|（-┬┬┬┤::::|┃　　　　　　 　　　レ'　　　/-､　　
　　　　　　　　　　　　　 ┃|::::├┼┼┼┤::::||:::├┼┼┼┤::::|┃　　　　　　 　　（＿__　　/　 し　
　　　　　　　　　　　　　 ┃|::::├┼┼┼┤::::||:::├┼┼┼┤::::|┃
　　　　　　　　　　　　　 ┃|::::├┼┼┼┤::::||:::├┼┼┼┤::::|┃
　　　　　　　　　　　　　 ┃|::::├┼┼┼┤::::||:::├┼┼┼┤::::|┃
　　　　　　　　　　　　　 ┃|::::└┴┴┴┘::::||:::└┴┴┴┘::::|┃
　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣


　　　　　 /イ　　　 .r'´ ∨　　　　　　　　　　　　　ヽ:　:ヽ
　　　　 /　/ :/　　 } r'∨ 　 　 ／　　　 　 ､　　　　　':　:丶
　　　　　 / :/::　 .::r' ∨　　　〃　/ !　 　 　 ﾄ､ '.　　　': :ﾘ
　　　　　 |:/l::::: .::::{ ∨′　　.′/　.|　 　!　|　　V 　 　i: ::ｌ
　　　　　 |　|::::/:::爿 i　　 　 l　ハi.｜　　i　LL　!　 | 　!: ::!
　　　　　 　 |:::|:::::::::ｉ | ｜　　/､＿､i＼　 |ﾉ_j_｣_｀ト: l 　ｉ:::::|　　　　来ていませんよ
　　　　　　　|::|!::: |::Ⅵ　v: : : f　iｼﾄ、　＼i　 ,.＝､ ﾄ､/ ｌ: :::|
　　　　 　 　 |ハ:::|､:∧从: : : |ｆ代歹　　　　代歹: : {ﾚ ｌ:../　　　　　何かあったのですか？
　　　　　　　　　Ⅵ V:::Vハ: : : '.　　 　 　 ′ 　 ﾉ: /,ｲ!ﾚ′
　　　　　　 　 　 ｀{　V:|ヾ: ﾊ : : ﾄ､　 （_｀ｱ　 .ィ: 〃/ ﾘ　　　　いえ、不審者が来ていないのならいいのです。戸締りを厳重に＞
　　　　　　　　　　 　 . '´￣ﾊ: : |}　＞‐ｧ≦千l　{ﾙ'　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　/　　　{ ﾊ: | 　 　 ′} } l｜/ハ
　　　　　　　 　 　 .′　 　 ヽ }人ヽ_＿.ノノ丿!′　i　　　　　　　　　はい、お勤めご苦労様です。
　 　 　 　 　 　 　 i　　　　　 ﾄ､　､二二´イ ノ ｉ　　|　　　　　　　
　　　　 　 　 　 　 | ｉ　　　 Ｖ 　 ｀ ー― '´　 v′　|　　　　　　　とんでもない。失礼いたしました＞
　　　　　　　 　 　 ｌ ｌ　　　　∨ /　　 　 　 　 ｉ　　 l

　　　　　　　　　　　 .′ '　　ﾊ　　 ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　 　 ヽ　|
　　　　　　　　 　 　 | | │　/-＼-　 ヾ　|ニ| /-i!│　 |: i::::::ト.::::　　 　 　 ∨
　　　　　　　　 　 　 | | │ﾊ／　　　、　 │　　　　ヾ|　 /　i::::/:::∨ヽ::::::　/
　　　　　　　　　　　 |ﾊ　Vｨ＿＿, 　 ＼|､＿＿＿　 /／ ,/ V:::::::::::::::（::::::!|　　　　・・・もう大丈夫よ
　 　 　 　 　 　 　 　 l　ゝ ＼ ￣　　　　　 ￣　　　イ ／/ ) |:::::::::::::::::::＼ |
　　　　　　　　　　　　　 「 ` 　 　 ヽ　　　　　　／jｲr '_ノ::::::::::::::: ﾊ::::ﾉゝ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾊ　　　　　　　　　　　 　 rイ:::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ゝ.　　-　-　　　　　 ..イﾊi!:::::::::::::: //
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀　． ｀　　 　 .　'′ |　ヾ.::::::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)::::::::::::::::::::::::::::::{.　　 　 `
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ノ:: - ―　… ...－::` …‐- ､

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _ -‐- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ.::／.:|.:.:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /l.:./|.:.:/从:.:ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いや～助かりました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾉ'ｿ {ノ ｔ｡ｧﾑ:.:｝‐-ー─ -　、
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾔ｀ﾟ´. , 　 ﾐ从::ﾍ:::::::::::::::|:::::::｀ヽ　　　　　　　　　　　　, rｧ　　「噂」を聞いて晋国に戻って来たんですが
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /ヾ、f _ ) ｲ /|:::::ﾍ::::::::::::!::::::::::::::｀＞、＿＿＿＿＿_f´ {
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /::::::::｀ ‐ ' ／. |＜:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::://　　 ｀ｰｧ　　触れ書きのことは全く知りませんでした　　
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／＼::::::::::∨ィ7　i:::::フ::::::::::::＼_:::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::| |　⊂ﾆア
　　　　　　　　　　　　 　 　 ,＜´:::::::::::ゝr‐-∨ﾊ.　!::::/:::::::::／::::::｀ヽ￣￣　｀ー----.ヾﾆ _ﾆ-’
　 r―‐‐、 ＿＿_,,-─＜´::::::::::::::::::::::／　　 ∨ﾊ |::/::::::／::::::::::::::::::ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　危うく捕まって処刑されるところでしたよ　
　 ｀￣>､ ｀ﾘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞´ 　　　　 ∨ﾑ/::::::::::::::::::::::/::::::.:::ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　
　 fﾆﾃﾉ　 ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::＞´　　 　 　 　 　 ∨::::::::::::::::::::／::::::::::::::::}　　　　　　　　　　　　　　　　はた迷惑な触れですね！！！
　zﾆｼ-─´ ｀￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::∧

　　　　　　　　 　 　 /　　　!i!　 //　 ,'　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　 　 　 　 ,'　　　 ﾊ　 川　/　　,　　　 　/　 　 　 　 　 　 　 ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 ∧ |　 ,　　,'　　　　 ,ｨ　　 　 　 ,'　　 i　　 ハ
　　　　 　 　 　 ／　_,　　　 　 }!　i　　,'　　　,／ ,'　　 　/ /i 　 ./|　　　 |
　　　　　　　／　イ7　　　　　 |　 |　 ,'　´¨,ﾃﾅ=i‐- 　ｨ／ 十-.|,,_i　　　 .i　　　　はた迷惑な触れって貴方ねえ～～～
　　　　　　　￣　　i　　　i!　 从　 | .i l　／　しﾍ､／/｜　,孑气く　　　　 .|
　　　　　　　　　　 |　 / .|　　 ∧ .| .| lK｜ ｛::::}　|　 　l／ｌ ｆ:::ｉ ｌヾﾉ/　　　|
　　　　　　　　 　 人 八 {､　 ,' ∧ >　l, 弋_辷'ン_　 　 　 ､辷ﾝ 　/　 / ﾉ.,'
　　　　　 　 　 ／　| {_ ノ!　　　|::|{　＼! 　 ￣"´　 　 　 ｀"￣　ｲ.//／./
　　　　　　　　　　　Vーイ{ 　　|::|　ト.､ > u 　　 　　　 　'　　　 イ／
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　.|::|　|::|::|　　　　　　　　　　　　　,ｨ'
　　　　　　　　　　　　 /　 ／Yﾟ|::|　|::|::|､ 　　　⊂ニ＝⊃　 ／
　　　　　　　　　　 　 /..／ ＿ﾄ.|::|　川ﾟ|　　 　　　　　　　／



／--::ｧ:::::::7／::::::::/::/:::::::::::::,. ‐'"::::::::::／:::::::::／／:::::ﾊ､　　　
::::::／::::::／::::::／::/:/:::::＞'":::::,. イ:::／:::::::::／:／::::::::/::ハ　　
／::::::／:::::／:::::://__,.．　＜　　/／:::::,. ＜::／:::::::／::/::::ﾊ　　　？
:::::／/:::::/｀ヾミ//￣｀X ､　　∨:::::　´/:::／:::::::／::／::, ':::::　　.
／:::/i:::/ ／　/'　｀`ﾒ､弋ﾊ ／／イ'"／:::＞::´::／:::イ::::l::::　　 　　だってそうでしょう？
::::://|/ 　　　　　／ 　 ｀¨´／　／／--─ｧ::／-rイ::::::::l:::: 　
:://　!　　　　　　　 　　 ／　／ ´　　 /／∠　∨l::|:::::::::::/　　 　　　智家の血筋を消すならともかく晋民でもある
//　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 ／ヽ､｀`ヽ､}:|ﾘ:::::::::/::　　
/　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 } ｀`┴'ｿ::::::／:::::　　 　　　　智家の元重臣まで処罰するなど何の得もない
　　　　　　　　　　　　　　　 　r'⌒　　　/l　　　/:::／/::::::,′　
　　　　　　 '´　　　　　　　　　　　　　 ｲ/　　 /イ::::/::::::/　　　　　　　　早晩取り下げることになる令です
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::/::::::/!
　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　 　ｌ/!::::://　　　　　　　　　　・・・しかしあのような令がまかりとおってるということは
　　　　　　　　 　｀　　──- 　 .._　　 　 　 　 ,'::i|::/|:'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　､ 　 　 /::::ﾙ　||　　　　　　　　　　　　異国の地で聞いた噂は本当のようだ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｰ　 /l:::/　　|!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /' l/　 　 |
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /,'

　　　　　　　　 　 　 /　　　!i!　 //　 ,'　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　 　 　 　 ,'　　　 ﾊ　 川　/　　,　　　 　/　 　 　 　 　 　 　 ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 ∧ |　 ,　　,'　　　　 ,ｨ　　 　 　 ,'　　 i　　 ハ
　　　　 　 　 　 ／　_,　　　 　 }!　i　　,'　　　,／ ,'　　 　/ /i 　 ./|　　　 |
　　　　　　　／　イ7　　　　　 |　 |　 ,'　´¨,ﾃﾅ=i‐- 　ｨ／ 十-.|,,_i　　　 .i　　　　　噂？
　　　　　　　￣　　i　　　i!　 从　 | .i l　／　しﾍ､／/｜　,孑气く　　　　 .|
　　　　　　　　　　 |　 / .|　　 ∧ .| .| lK｜ ｛::::}　|　 　l／ｌ ｆ:::ｉ ｌヾﾉ/　　　|
　　　　　　　　 　 人 八 {､　 ,' ∧ >　l, 弋_辷'ン_　 　 　 ､辷ﾝ 　/　 / ﾉ.,'
　　　　　 　 　 ／　| {_ ノ!　　　|::|{　＼! 　 ￣"´　 　 　 ｀"￣　ｲ.//／./
　　　　　　　　　　　Vーイ{ 　　|::|　ト.､ > u 　　 　　　 　'　　　 イ／
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　.|::|　|::|::|　　　　　　　　　　　　　,ｨ'
　　　　　　　　　　　　 /　 ／Yﾟ|::|　|::|::|､ 　　　⊂ニ＝⊃　 ／
　　　　　　　　　　 　 /..／ ＿ﾄ.|::|　川ﾟ|　　 　　　　　　　／


　　 .:::::::::::::/:.:./レｲ:.:.|:.:.:./:.:.}､:.:.:V:.:∧:.:.:.:.l:.:.:.:.:.＼:.:.
　　::::::::::::::″:/:/:.:.|:.:.:.:.:.:|!:.:.:|:.ヽ:.:.V:.∧:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:
　 .::::::::::::::|:.:/!/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ:.:.:ト､:.Y:.:V:.:.}:.:.:.:.:.|:.:.:V:.:/:.
　 :::::::::::::::|:,{:.|.:.:|､:.:.:.:.:.:./:.:.:x､:.:ヽ!:.:.:＼|:.:.:.:.:.|、:.:.V:.:.
　 :::::::::::::::|:ﾊ:|:.:.ﾄ.L_＿/ﾘ爪:.:＞､:.:.V＼:.:.:.:.:.|:.:Y:ハ:.:.　　　　　　貴方の噂ですよ
　 ::: ::::::::: |ﾊ::.:.:.ド=ﾟ≠:.ハ:V|ｧ==z≒Y:.:.＼:.:|:.:.:!:.:.::.:.
　　:　:::::::::::::V:.|^　..:::,′　 }'　¨¨「ﾞ´ :}从:.:|:>|:ﾊ:.:.:.:.:.　　　　　　　例の戦で怪我をなさって引退されたとか
　　 　 :::::::::::::}:.|:::::::: ′　　　　　　　 ﾊ }:.:|:.|:./ ﾊ:.:.:.:
　　　　 :　:::::::|ﾊ:::::〈　　　　 　 　 　 　　Ⅵ:|/ 〈_A:.;|/　　　　　　　災難でしたねえ　
　　　　　　::::::|ハ::　｀ ^　　　　　　　　　　}/　　　.〉:.:.
　　　　　 　 :::::::∧ ｀ドｰ-　.__，　　　　　　 r- イ:.:.:.:.
　　　　　　　　:::::∧ ゞ＝== '´　 　 　 　 ／　　}ハ:.:
　　　　　　　　　:::::ﾊ ー-　　　　　　.　＜　　　 | 人:.
　　　　　　　　　 :::八　　　　　 .　＜ 　　　 _.　＜／:
　　　　　　　　　　　　＞-- イ　　　　_.　＜ 　 イ::::::::
　　　　　　　　　　　　:::. イ::人__.　＜　　　 イ::::::::::::::
　　　　　　　　　　:::::／:::::::{＞ ´　　　　／::::::::::::::::::::

　　　　　　　/:/: . :/: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :ヽ: . :}: .| ﾉ
　 　 　 　 /:/|: . /: . : . : . : . : . :/: . : . : . : . : . : . : . : .:',:.:|:∧
　 　 　 　 |/ :|: /: . : .:/: . : . : . :{: . : . : . : . : . : . : . : . : ', |'　　　
　　　 　 　 　 j:/!: . : .,': . : .:／: .|: . : . : /: . ｨ: . }: . : . : . Ｎ　　　
　　　　　　　　　|:|: .:.:|: . : /ｌ: .:.∧: . : .:,': ./ |: . ﾊ: }: . : . |　　　　その噂と貴方が外国から戻ってきたことと
　　　　　　　　　|:|: .:.:|: . /‐|: ./-､',: . :.|: ﾑ-|: /‐}:.|: . ://
　　　　　　　　　 :ﾊ: . {:.:ム⊥/二　',:.::.|/.二L' .⊥ｊ: .:/　　　　　　　嬉しそうにしていることと何の関係があるの？
　　　　　 　 　 　 ∧: ∨ ゞ( ・ )ﾉ 　'ヽ:j ゞ( ・ )ﾉリノ/:.
　　　　　　　　　 /: ∧:_＼　￣　　　　　 　￣ ∠:イ::.|
　　　　　　 　 　 !:/;;/|:∧ 　　　　　 ; 　　 　 　 /: |ヽｊ
　　 　　　　　　　　};ｌ |' /;＼　　 　-　-　　　　ｲヽ:|　〉〉
　　　　 　 　 　 　 !;L./;ム};;＞ .. 　 　 　 .. イ;∧ﾆﾆノ

　　　　　　　　//:/: j :/: // : : : ／:|: |: : :l: :
　　　　　　　//:/／/!: : l/ : :／: : /l: :! : /: :
　　　　 　 イ/ 〃V :|: :/l!／／ :ｲ Λ:|: /: : :
　　　 　 　 l ノ{l f:〉 : :/ /／:／/:/!: l:l / : : :
　　　　 　 ／　´~! :／!/ :／,-/:/ l: :';/ : : : :
　　 ,　　 ´　　 　.|/　 .l!イ =-/く.　'; / : : : : :　　　　えええ？貴方ともあろう人がここまで言ってわかりませんか？
. 　 {　　 　 　 　 　 ／l! ' ､ 　l!　ヽ V: : : /: :
　　 〉､ ､　　　　　 　 　 　 ＼l!心 V : : :/: : :　　　　　仕官ですよ仕官！やらない夫さんは懐刀で相談役の貴方が居なくなって
.　 /.　ヽ｀　　　 　 　 　 　 　 ｀¨~7 : : :ハ: : :
　 {　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / : : /! l:l'､ :　　　　　さぞかしお困りのことでしょう？私が仕官さしあげようと思っているのです
. ノ｀　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: :／!ﾘ :ﾘ: :',:
｛ 　{ヽ　　　　　　　　 　 　 　 /／　 /: /: /: :
Λ　＼＼_　　　　　　　　 　 / 　 　/／: /: / :,
.　'　　　 ￣｀'　　　　　　　 　 　 　 '　/:/: / :/:　　　　　　貴方、もちろん私を推挙してくれるのでしょう？
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:厶ｲ: /: :
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 l ,': : :
､_　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.　　 }' :|: :/
　｀ ー-､.....__　　　　　　　 -‐=≦.　　 　 レ'!:/


　　　　　 |/ /　　 　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 ∨ﾍ　　　 　 ﾄ､ ＼_
　　　　　　 /　　　 /　/　 l:　 　/　 l　 　 　 　 　 　 ∨i　　 ､ 　 |　￣
　　　　　 　l ., 　　/ ,ｲ　 ,ｲ 　　l　　ﾄ､ヽ 　　 / |　　 l :|　 　 | 　 |
　　　　　　 | |　 l/‐},≦､l　 　　Ｌ　 l＿V 　 ∧/　　 |/ 　 　 ﾊ　 ト､　　　　　　（死ねばよかったのにこの男・・・）
　　　　　　 | ﾄ.　　| _＿_ ヽ.　 　|´ヽ{─ l　 ｲ / 　 　/ 　 　 /　l/⌒ヽ
　　　　　　 | | ヽ　| .＿＿_ノヽ　|　＿＿__ 　V　 　∧　 　 ,' 　´　　　　　　　　　なんですか？その嫌そうな顔は？良い話じゃないですか？＞
　 　 　 　 ﾚ 　ヽj{ 　 l {j ﾃ　三　 l {ij }　ﾉ　 /　 ／〉│ |　 {
　　　　　　　 　 　 l 　ー≠　　　　＝＝-　∠≠'r' ﾉ:jﾉ　|　 |
　　　　　　　　　　　' .　　　 ヽ 　 　 　 　 .∧‐' |:::|　 ﾊ 　',
　　　　　　　　　　 　 ＼　　 ｰー　　 . ／ |::|.　|:::|. /　ヽ_＞
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ` ､.　　　　 イ 　　|:l. /l:::|´
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀ T ´　　　 　 ヽ､V:ﾉ

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＼,　　　　　ヽ
　　　　 　 |　　　　　　　　　　　　　　V∧　 　　　Vヽ,
　 /　　　│　　　　 　 !　　　　　　　 　 V|ヾ　　　　　 ゝ
　.　　! 　│ 　　 │　　|　 　 ヽ:　 　 　 ヽハ　　　　　　＼　　　　ちょっと聞いてるんですか、ねぇ！＞
　　| ∧ ハ　　　.│　　 |　　　　ﾊ 　　　　ヾゝ::.:.:.:.:.:. 　ヽヘ
　 ::, -┴ ､　　　::/l　　:::ﾄ､　　　 ::l　　　　..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:. |
∠´　 　 　ヽ ::__:ｉ l　　:::l　｀､　　 :l　　　　.:::::ｊ:::.:.:.:.:.:.ハ:. ,　　　　　（でも、このコウモリ野郎を仕官させるかはともかく・・・
　 　￣｀~ヽ ｀y　l　l :∧:l＿_ ｀､ .::l　::::::::::::___:ｊ:::.:.:.:.:.:!　j/
　　ヽ､　 　 l/　/| -V￣ヽ　　　W|　::::「二ヽ|.:.:.:.ﾘ V　　　　　　　　　この馬鹿げた触れをやめさせる口実には使えるわね）
､　　　l 　 /イ´:::! __＿＿＿＿＿ |　:::|┌j　l.:.:.:/
_ ＼.　L／ /!::::::| '￣|（● ）「　〉 |　:::|/／/ .:（
ｉ　ノ｀'´　 ∧ ヽ::|　　　　　　　´　l　::::|　／　:.:ゝ＼
二__ __ ,イ /　　｀　　　　　　 　　 }　::::|く´　 :.|　`ー
　||　|「　|l |　　r､　 　　　　　 　,ィ　:::::|　ヽ　jﾉ


　　　　 .／ ´　 ｀　　　　　　　　　　　　　ハ　:::',
　　　 〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.', ::::,
　 　 ∥　　　　　 ./::　　　 ヽ,ハヽ、　　　ij　|　::i　　　　　
　　 ∥_i,,-1'''"7''/;;,, i　　　,,ィ''''l"''-,,_　 ∥ i! ::::l　　　　　なんだか夜神を見てたら悩むのが馬鹿馬鹿しくなってきたわ
　　 il´ .i　.|___/ﾊ/ l　!　 　　 l　j　ｿﾊ ｀.∥./ ヽ::i　　　　　
　　 |i　 l l l乂｀t;;;、ミl　lヽﾊ. l-‐_,,,=ｧ　./::Y　 ヾ、_　　　 　・・・よし！
　　 .l　 | i l,,j　ゞiiiiﾘｧヽヾ ノ ﾉjiiij.ﾘ/.j　/l:::ﾄ, ヽ,,l_
　　 从ハ　＼.ゝー''´　　｀"´ヾ-<,,./ /　', lﾊ　::l
　　　 ＼j ヽ ハ"""　　 ,、　　　　/／!／ 　.',::::|
　　　　　',　＼｀ヽ　　　　　　　　／ .ﾉl　　　　',::l
　　　　　 ',　:::ﾊ 、　　　-　　　　 ／l:::|＼　　　',＼
　　　　　　ヽ、:j　｀i=‐::::......,,,,, イ　i:::l::i、 .＼　　',
　　　　　　　 ヾ、　ヾ　ﾐ＝==-∥ ヽ::'、ヽ、 ＼,,ﾊ
　　　　　　　　　　 _ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.il　　 ヽ,ゝ´　　　＼

　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　,. -'"´　　　　　｀¨ー 、
　　　　　／　　　　　　　　　　ヾ　　ヽ、
　　　　/　　　　　　　　　　　　　}; 　ヽゝ.
　　　/　　　　　　r´　　 __, .．イ ﾄ┬-、i
　　 ,'　　　　　　 L._∠,´.!___,.ノ　ヾ,￣ ヽ,　　　　お前がこのコウモリ野郎を使えと言うなら使ってやる
　　 i　　　　　　　　　　　　　　　　　}　 　 ｝
　　 |　　　　　　　　　　ヽ ,＿＿_,,ノ｀ー-'ヽ,　　　　夜神を使うなら他の元智家に仕えてた
　　 i　　　　　　　　　　　　　　 ￣ "'''"´　　}
　　 ：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　　　　　他の臣も許せという話も筋は通る　　
　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,!
　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　！
　　　 ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{
　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!
　　　　.}　　　　!　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　i　　　　 ヽ、　　　　　　　　　　i　　,'
　　　　l　　　　　　ヽ、　　　　　　　　 |.　/
　　　 /　　　　　　　　ヽ..,,_＿＿＿,,..ﾉノ
　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛

　　　　　　　　　　　.　-===ｚミ.
　　　　　　　　　／:.イ7/:.:.:.:/||:.:＞､
　　　　　　　　ｲ,／／:.:|:.:.:./:.ﾘ:./:.:.ハ
　　　　　　　,:.〈:.|/:.:.:.:.:.レ:.:〃:.八/:.:∧
　　　　　　　l:.:.斗-:.7彡:.:/:./:./:. |:./:.:.|　　　　（コウモリ野郎だと・・・！）
　　　　　　　|:.:/:|:.:.ム/|ｲ:./ﾚム:ｲ/:./:.|
　　　　　　　Ⅵ:.:|ム叉〉|/: ﾑ叉7!:./:.:ﾘ　　　　　ありがとうございます
　　　　　　　 |匕{:|　 u　..:i　　　 jｲﾊ/
　　　　 　 　 |入ﾊ u　　 ..: 　 u.　,Ⅳ
　　　　　　　　　}:l:ヽ.　「　￣〉　./ｲ
　　　　　　　　, =-:| ＼｀¨¨´.／ |L
　　　　　　 ／　厂l }　 ｀¨¨´　 .{　　＼
　　　 _. イ　　 .ﾊ　ﾘ　　　　　　 ＼!　　 丶
イΖ´　　　　 /ム､　　　　　　　 ム　　＿__二
　 z=彡￣　 〈｀ヽ ミx､＿＿ ィ彡／|＿＿_===


　　　/　　 ,　　,'　.i　 　 i　　　　　、　　 　 ヽ　　　　　 | 　 i
　　 ,' ,　 ./　　|　 :|　 　 |　　 ヽ　　ヽ　　　　.', 　 　 　 | 　 |
. 　 { .|　 .|　　 |　 :|　 　ハ　 　.', 　 　',　　 　 }　 　 　 .| 　 !
. 　 ! .|　 .|　　 |ﾆ=|､　　　 .ﾞyﾆキ―-､',　　　,'　　　 　 !　 ハ　　　　ありがとうございます
.　　ﾍ!　　', 　 弌仆ｔヽ、　　 ｨf乏ぇ、 .|　　 /r-、　　 /　./
.　　 　 ヽ　、　!　込;}ﾞ　｀ヘ/乂い } ﾉ |　　/ァ-､',　 ./　/
　　　　　ヽ ヽ　,`､__,,　　　　 　 `'"’, /!　./ ,'.　 !j　./　ﾊ
　　　　　　 ヾlヽﾐ　　　 　 　 　 ￣´ /ｿ　从'＞'"＞'　｜|
.　　　　　　　 ヽ、　　｀ 　 　 　 　 　 ,ｲ／〃　／　　　.l､!
　　　　　　　　|　ヽ、　、　　　 　 　 '／　 |"´,　 　 ﾍ/
　　　　　 　 　 ヽ|　.ヽ　￣｀　　　イ 　 　 ﾄヘ　　 从
　　　　　　　　　 ｀　　.｀ぇr‐.＜　　　　_,,ｨ|　 ｀ﾞ从ヘ
　　　　　　　　　　　 　 　 |＿,,,... -‐,i彡ィﾍ

　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　,. -'"´　　　　　｀¨ー 、
　　　　　　　／　　　　　　　　　　ヾ　　ヽ、
　　　　　　/　　　　　　　 ,ゝ=＝=く、}; 　ヽゝ.
　　　　　/　　　　　 　､_γ　r,J三;ヾ ｀ヾ,ﾄ┬-、i　　　　ただし、条件がある
　　　　 ,'　　　　　　　 く( 　 {三●;= }　　)>● ヽ,
　　　　 i　　　　　　　　　ゝ　 ゞ'丕シ　 ノ　} 　｝　　　　　できる子、お前もまた出仕しろ
　　　　 |　　　　　　　　　　｀ ＝=＝ ´,ノ｀ー-'ヽ,
　　　　 i　　　　　　　　　　　　　　 ￣ "'''"´　　}　　　　　　慣れないうちは色々不便もあるだろう、夜神を補佐につける
　　　　 ：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./
　　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,!　　　　　　　　それからお前を暴行したヤツらは別だ
　　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　！
　　　　　 ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　　　　　　　　一人残らず捕らえて処刑する
　　　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!
　　　　　　.}　　　　!　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　i　　　　 ヽ、　　　　　　　　　　i　　,'
　　　　　　l　　　　　　ヽ、　　　　　　　　 |.　/
--､＿　 /　　　　　　　　ヽ..,,_＿＿＿,,..ﾉノ


　　　 /　　 　 /　 　 i｣′　 __,／　　　　　　　　　　　　　　_　｀弋⌒¨´
　　　. 　 ／　'　　　ｉ ｌi廴 _,／　　　　　　　 .　,　　　　、　 　｀丶. ｀ヽ、
　 　 ｉ　/j/ 　 　 　 | |｢　 /　　 　 　 　 　 / / i、　　　 ヽ　 　 、 ＼、＼
　 　 |,/ .′ｉ　i　 ､八{｀¨7　　 　 　 　 /_,/_∧_|_＼ ヽ　　}　　､ ＼ 弋ト-`.
　 　 ｌ{　{　 |　|　　l＼_ _j　i　　　　　,/　_}.厶.斗{__ ヽi　_,ﾊi　　ｌ、　ヽ.}｀
　　　　 ‘,　l　 、　l＼7^1､|、　　　ノ{　_人_jぅ_j厂｀　|　瓜j　　|､＼　 ＼　　　　・　・　・
　　　　　‘, { 　 ＼}〉, { r{　い.　　 　 ∨ 　 ｀¨¨`　　 j.ノ迅}　 ,jハ　｀ト--`ｰ
　　　　　 ,}人　 .　i'∧ヽ.＼l八 ヽ、　 |　　　　　　　　 　 〉|.ノi{　_j　ノ
　　　　　　 　 ヽi　|//i＼＼__、ヽ、`ト| 　 　 　 　 　 　 / 从弋 て´
　　　　　　　　　l　|//|　,ｉ'>､_{,＼ ＼}　　し 　 　 　 __，　 ′`　ミ_,
　　　　　 　 　,ノ　∨∧_}//,厶　 　 　 　 　 　　<´　ﾉ　/
　　　 　 　 ／ ／}　＼{///{,//〉、　　 ｀ 　.._　　　　　,i′.
　　　　　 /　./　ﾉ　　jバ¨⌒'<,//>、　 　 　 ｀≧r‐‐〈ハ.、
　　　　　,{　 ｉ{　{　　/i.ノ{　､　｛ヽ./∧　 　 ／,ノ^}　　 ヽ./>､

　　　　　　　　　　　　　　　　～場所は変わって晋の山奥～


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　　　y;wﾘﾞW゛jﾘwj从ﾘj"W.......:::::::::......:::::::::..jl ::::::::::::::::::::::::::::::::.....::::::::::: li;;;;...;;;;::;;....;:::;;...ji::::;;:
　　　::ﾞｉ........ﾄ ;i:iii;:::;iii:i;::'':;iノ,.,;;;;;;;..:::::::::....;;k　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: Z;;;wWti ijk:;;;k;;;,,::;
　　　::.ﾞﾞヽ(. | ..;;;ii;:'':ii;;;.. | ヽﾞﾞﾘw;y.ﾉ,w'ﾊ 　　　:.:.:.:. :.:. :.:.:. :.: . :.. :.:.:. :.: :; ; | ll;;;;~::|::::::|lki;;;:|
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　　　　　　 lﾞﾞﾞﾞ, ; iii::ﾞ,; ,ﾞ| ::　 〉;.::.;ii;..'' 　~'',;''ﾟ ;~'',;'',;';　,,,_/,,___,,____/_,,____,,_;ii'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:　.
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:　　　　; :.ﾍ; ヽ,.ﾙ;nﾉ;;;l;;l;rw. :;:;: ;: ;:;'',;'',;''ﾟ ;~,;;;;;;,___,,_____,,___,___,,____;,`:'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.: '　　;T:;:
　　　　　rw. :;:;: ;: ;:;'',;'',;''ﾟ;:;'',;'',;''ﾟ ;~ ;~,;;;,___,,____／_,,___,___,,____;,`:'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.: '　　;T:;:
　　　　　　;: ;: ;:;'',;'',;''ﾟ;:;'',;'',;''ﾟ ;~ ;~,;;;,____／_,,___,____／,,____;____／,`:'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:

　　　　　　／ニニニニニニニニニニニニニヽ
　　　　　 ’ニニニニニニニニニニニニニニ ﾊ
　　　　　ｉニニニニニニニニニﾆ}ヽｨニニニニｉ|
　　　　　|ニニニニニニニニ /}/　/∨ヽニニﾆ|　　　　　　　　どうやら例の触れは取り消しになったようだぜ
.　　 　 ﾄ.!ニニニニニニ==─…ﾐｘ 0 ／》ﾆﾆﾆ│
　　　　Ⅳ≧ー…ｬ77//--｡-ｫ///l} 0 彳ニニﾆ|
　　　　 》　f77ﾊ　 ∨/≧==彡//ノ 　 《ニニニl|　　　　　　ﾄ
　　　 　｀7 V//}　　∨////厶イ==ﾐ 　 iニニニ|　　　　　　|∧
　　 　 　 ⌒i￣ ＿＿￣￣´ 　 》//∧　lヽﾆﾆﾆl|　　　　　　|/∧
　　 ﾄ　　 　 ∨ .//|　ﾄ.　{7∧ ∨///i|　∨＼ニゝ ＿＿ 　 |　 ∧
　　 |∧　　　 ∨//|　|∧ ∨∧ ∨//l|　 ｉ}///777{厂三{　 |　 /∧
　　 |/∧　　　 }ヽ/|　|/∧ ∨∧ ∨/l|　 ﾘ　 }////|∧三≧|　 　 ∧.=
　　 |　 ∧　　､|__i/|　|//∧ 》/∧仆ー=彡'　'/// l|/∧三 i|　　　　三
　　 |　 /∧　　≧彡. 》====≦///　　　l　i　'//三|　 ∧三|　　　　三
＼　|　 　 ∧イ三／三》 ∨////　　　　j　ｌ //三 i|　 /∧ .乂＿_ノ三


　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　おお！マジかお！
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　これで山から堂々と降りてカタキが討てるお
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 y‐-､　　　　　　　 　 　 　 　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　 {廴/レ-／　＿_ヽ　　　 　 　 　 　 　 　 　
　　　　　　　　　　　　　　　r'"ゞ､::∧/＿ノミﾐァ´　　　　　＿＿＿ 　　　
　　　　　　　　　　　　,z≦´　　 ∧:::: 彡j{||||||||}　　 　 ／　 .,;;,. !､_＼　　
　　　　　　　　　　 ／　 　 　 　 }弋＿人｀ーi"　　 .／ (O）illi（○）lii. ＼
　　 　 　　 　 　 　iィ⌒ヽ＿＿ノ.:.:.:.:.:}　.}:::::/　　／ 　　（__人__） 　　Ｕ ＼
　　 　 　 　 　　　 |:::::::::::}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　/:::/　　 |　　　 　||!!ii!!ii|　Ｕ　 　　.|
　　 　 　 　 　　　 |:::::::::::|.:.:.:.:.:.:.:.:.: /　/／　　　.ヽ ,,_人､ノヽ／　　 　　 ／
　　　　　 　 　　　弋::::::〈.:.:.:.:.,＞‐'" 才!　　　　　 )ヽ　　　　（ｪ|　　 　／ i
　　 　 　 　 　 　 　 |:::::::ﾙ_／三三三}　　_yz＜＜　　　　　　 ＞r_ ∩　 |
　　　　　　　 　 　　 ｀ｰ'".:.:.:.:≧=‐‐ﾙ＜´.:.:.:.:.:.:.:.:)　　　　　て　!､＿＼　 |
　　　　　　　　　　　　 |.:.:.:.:.:.:.:.入　 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／^⌒`Y´^＼､::ﾞｉ ＼　＼ |
　　　　　　　　　 　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:廴ﾉ.:.:.:.:.＞-‐'".:.:.:.:／　 　 　　 　　 ＼.__
　　　 　 　 　 　 　　 i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:!.:.:.／イ;i.:.:.:.:.:.／
　　　 　 　 　 　 　　 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i!Y´　 弋＿_,ノ
　　　　　　　 　 　 　 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ／
　　　　　　　　 　 　　|.:.:.:.:.:.:.:.:./


　　　　　　　　 ,-'"￣￣￣＼　ﾞ
　　　　　　　 /＼，#､／ 　 　ヽ ;：　　　　な、なにするんだお・・・
　　　　　　　i （○） ；（○） u　i　；
　　　　　　　ヽ （__人__）　　　/　;
　　　　　　　　i　　　　　　　 ､＼　;
　　　　　　　　|　 　!　　　　／__｝ ；
　　　　　　　,-|　.　|ー-､/ ゞノヽ
　　　　　　｛_　i､___,l　　 |　　　　| ；
　　　　　　　）ｿ(___i）---|　　　　|
　　　　　　　　　　　　　 ゝ-i--i´ ；
　　　　　　　　　　　　　　　 ｀-ﾞ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,. -─- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／,;:;:;;;;;:;:;:;:;:｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'.:..:.:.:.;;;;;;rrrr､:.:.:ヽ　　　　　　じゃかましーーー！！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l::;ｨ'´;;;;' ｀ヽ｡-､ヽ.::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾐﾚ'"´.　,..　¨¨｀,ｨ;;彡　　　　　　敵討ちなど考えるなって何度言ったらわかるんだ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾐ!. i i::i l.:::! l:l .l:! l;;彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　iﾄ､i i:::iﾉ:::l/::l/::!ﾉ:::|　　　 　 /l　/l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾄ､　　　　 ヽ入:::::::::::::::::::｀VⅥ　 　 _../　ﾚ' ..!　　　　キル夫はなんのために
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､.　!　Vl ,..ィノ::`1 ﾐヽﾆﾆ彡'´　L:爪Y´./l　 ｀`　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　ヽ|　〃／./::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣:ｒl　/ .l.:.:.:.:.　　／ﾄ､　　　テメーを逃したと思ってる！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ィ´ヽ ﾉ／ /　　:::.人::::::::::::::::::::::::::::::::!!::! ゝ '　　／.ィ´ `ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾄ､, ´/　./:::''　 ::::｀Y::::::::::::::::::::::.人::::::// .i!　／　 ´ ;;　　 .ﾞ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ V.:.:.i　 / ,:: 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::｀Y::　 !' ﾉｲ　i　　:;:;:;;:;ﾞﾞﾞ´: .
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: 三/.:::::::::＞==７¨｀!:::::::::::::::::::::::::.::人　　((　/　 ,| 　／/　: : 丿
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 '::（￣￣￣７{入 ｲ　ヾノ人:::::::.人::::::::::｀Y::::::::ﾉ / 　 　 /,,,__....: : : :　》
　　　　　　　 　 　 　 　 ..,'::::::/―――{ :| !´ .|　　ヽ:::::::｀ ｀Y、::::::::::::::::::│弋以> /::: :.:.:.:.;;;;;;;｀`〉
　　　　　　　　 　 　 　 （i::::::i　　　　　∨´＼ ＼　　}ｧ⌒ __〉::::::::::::::::::::::│　　　ｧﾐﾐﾆ.:.:;:;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　 代:::>　　　　 ヾ＞‐ つ‐し':::::::::::::::::.人:::::::::::::::::│　　　/　ヾ;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧
　　　 　 　 　 　 　 　 　 L_三≧=ニ三＞‐'￣´ヽ:::::::::::::::::::::｀Y::::::::::::::::::│　　 │　;;:;:;:;:;:;;:;ﾞ::::::ﾞﾞ´:
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 }:::::::::::::::::::::::.人::::::::::::::::/　　　│　:;:;;;;: :::::::::::::::ノ

　　　 ,／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
./::::::::::::::;ﾊ:/ゝ、::::::::::__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::;ﾍl　ヾ　　,,'ﾆ¨--¨ﾆ､‐-''´ヽ:::::::::::::::::!
!:::::::::::l　ヽ. 　 7"::;:::::＿::､ヾﾞi　 　 _ヾ､:::::::ﾊ　　　　俺はなんのために仲間と討死もできず、
::::::::::::i丶.　　 l::::k'_´_o__ﾞ,!:::7　　7;:::＼ﾞ¨" ,l,
::::::::::::ｌ丶　　　ﾞー───‐' 　 . k'^ヽ、ﾞi　 ﾉ　　　　おめおめと戦場から逃げ出したと思ってるんだ！
::::::::::::ゝ　 　 ,ｧ''''"￣￣￣''ー''¨ヽ｀ﾟ'-ﾞ_,!　丿
:::::::::::::::〉　,.'",ｎ.　　rャ 　 ,-､　　　ﾞヽ､ 　 ,ﾉ　　　　　あ～～～～～～～！！！ごら！！！
l:::::::::::::ｉ　　　|:::| 　 |::::| 　.i:::::|　　;ﾍ 　 _ヽ.,!
|::::::::::::ｌ　　 _,レﾍ.　|:::::!　 !:::::l　 ,l:::;!　 i:.:i 〉
}::::::::::::!　'´　　　,}　|:::::l　 !::::::!　,!:::;!　;': 7,!
!::::::::::::l 　 　 　,/l.　!:::::!　ｌ::::::l　,!:::;! 〃.7.l　　　 ,ﾊ
:::::::::／i.　　　,/::::ゝ.l::::::し'::::::i. ,!:::;!.〃,/　｀ー‐'" ,}
:::／ 　 ｀ー､":::::::::::::::::::::::::::::::¨:::::ﾚ'!_/　　 　 　 ,/
:::l　:　 :　　:: ゞ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ゝ.,,,＿,,,,／
:;'　;　　:　　::　　｀ヽ、::::::::::::＿::::::::/　l
;　,'　　; :　　::　　　　￣￣:::: ,' ￣　;　i､


　　　　　　　　　　　　　 ,　-―ー- 、
　　　　　　　　　　　 ／ノ　　ヽ､_　　ヽ　て
　　　　　　　　　　　'＝=　　 =＝＝　　 ､　そ
　　　　　　　　　　'　＝　　　 ＝＝　　　l　　　　　　そ、それは・・・
　 　 　 　 　　　 { 　〈_,ｨ､＿,ノ　　 　　　}
　　　　　　　　　　､.　　ﾚ'＿,ﾉ 　 　 ..　ﾉ
　　　　　　　　　　　＞　　　　　　　 ＜、
　　　　　　　　　　/　ー―- .､　　 r 、　ヽ、
　　 　　　　　 　 `ー―- ､_ノ　　 l　 ＼　 ＼
　　　　 　 　 　 ,'　 　 　　　　 　　l　　　ヽ _,ﾉ
　 　 　 　 　 　 l　　　　　　　　　　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,,........,,,,,,_
　　　　　　　　　　　　　　_..-''ﾞﾞ:::::::::::::::;;;;; 　 ゛''-...,
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`､
　 　 　 　 　 　 　 /..::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　 　 　 /.:::::::::::::::::::::::: :;:　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, l
　　　　　　 　 　 l..::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;:;._,,,,.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |
　　　　　　　　　l.::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;::,r'|' .,r'. ／.,､...;;;;;;;;;;;;;;.!　　　テメーは例の嫁のいる家に帰れや
　　　　　　　　　| ::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;:l.　V.;;;;ﾍ,,/│;;;;;;;;;;;;;;;｛
　　　　　　　 　 | ::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;|`､', ,.:;....;;...,iii_゛ｰ ..,_.... ,.l　　　　せっかく例の触れが取り消されたんだからよ
　 　 　 　 　 　 ｌ:::::::::::::::::::::::: :;;;;;;;;`､｀ﾞ..;モ..lﾆ.: :二=,,,,二.ﾉ'
　　　　　　　　./:::::::::::::::::::::::: :;;;;;;; `､┴.. .;`､゛L::::゛ｰ・ﾊ;i`､　　　　　それがキル夫の馬鹿の望みだろうに！！！
　　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;　ゝｧ . ; .....''゛ﾞ''''- -ｲｨ. ﾞl
　　iﾞｉ　　 .／.:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ.._ 　 　_...-―''ﾆヘ!
　　l .i,　　＼ _.____: ::: : 　.:;;;;;;;;;;;;;:; ,.､i,.;;;;;; ｌ　; i`l.'.;;.､i,. ;ﾅノ
　　l,. i.　　　　 ,r'.￣ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ゛'''''''''''”ﾞ／l`､;;;.|　 l　 |..::! ! l;l ｌ.ｌ
　　l　 ｉ　　 .／　　　 　 　 　 　 ／ /.　`､.| ;│;; l :.i | |.l /
　　.!　 i　ヘ．..,,　　　　　　　 ／　/..i.　　 l. :;.t,,_凵. -´/
　　.l 　 i.　: :｀゛''- .._　　　　./. 　/. .',.　　 `､ ;..:::. ,iﾅ／ .,./
　　 l　　i. : : : : : : : : :"ﾞ''‐-/　　.ｌ　　.i,　 　 ゛l''''''´　 .／/
_,, !ﾞ.| 　　`､. : : : : : : : : : :/. 　　ﾍ'- ..ﾞ,,__. 　!　　　-'ﾞ　/


　　　　　 　＿＿＿
　　　　　／_ノ　ヽ、＼
　　 　 oﾟ（＞）　（＜）ﾟo.､　　　　　じゃあ、お前はカタキを討ちをしないのかお！！！
　　／　　　（__人__）　　...＼
　　|　　　　　ﾉ　　　ヽ,　　　|
　　.＼　　　（/⌒ﾉ´ﾌ 　 .／
　　 .　.>　　 .￣￣´　　<.

　　|ヽ＿／ヽr'（ ノ（／|　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,､-ｰ ―-　､,
､,r､|　　　　　　　　　　｀''"（　　　　　　　　 　 　 　 ,､ '"　　　つ 　 　 ｀ﾞ' - ､　　　　　　 lヽﾚﾚヽ／l＿
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ''イ　　　　　　 　 　 ／　　　　　　　と　　　　　　ヽ,　　＼―'
　　　　　　　　　　　　　　　　７　　　　　　　　／　　　　""　ｰ　　　　　　　　　 ヽ　　ﾉ
　　┃　よ.　こ　あ　　　　　/　　　 　 　 　 /　　　　 ,ｨ　　rニ　　　　 　 　 　 　 ', ＜　　　　思
　　┃.　く　 と　の　　　　 （ 　 　 /:|　　　,'/lrﾚ"(ﾞ（"（　　　　　　　 　 　 　 　 　 l つ　　　　い
　　┃　思　を　時　　　　　＞ 　/ :|　　 ,'| （,,（ﾞ,,r--ｰ―-==;z ､　　　　r､r､　 　 | ろ　　　　だ　　　　　　しねーよ！
　　┃　い　　　 の　　　　 ,ｲ　 / : :|　　,'lﾞﾐo　〈" :,,､-ｰ ､;;Y　/:|｀ﾞ''ｰ､ノ ﾉ .jY､　 |　）　　　　し
　　つ　だ　　　　　　　　　 |　 / ::::::|　　l|ﾞﾐｏ　 ヽミ::ﾞ' ﾞﾞｰ-ﾉ :/ /::,､;;; ､｀' ､ｿ ノﾘr }∠　　　　て　　　　　　　なんで人の死に場所奪った
　　//　せ　　　　　　　　 ,「　/ ::::::::|　　lヽ(｡/-yｰｰ-ミﾆ;;"ノ', :}::ﾞ -2,,ﾞi,l::::ﾞl"彡 ﾘｲ ろ.　　　 み
　 ・・　　　　　　　　　　　（　/ ::::::::::|.　 ,':::| |::::: |　､:::|　,,､::〉:::::''ｰﾞ'､''- ､;;彡'",,,／ｲ　う　　 　 ろ　　　　　　　　男のカタキなんか
　　　　　　　　　　　　＿（_,/::::,､- ､|　 ,'::::| |: l| l: | | l:: |;;/ :/　r,ｧ":::｀ﾞ＞ｰｰｲ) ,, ｲ　/　　　　 //　
）　　　　　　　　　　／　''ｰx三＝､-＼' ::::|ll| |;|.l |;;| l: |;;;/ / ./;;/ / /ﾌ:::　　::イ:::/／＿　　　 ・・　　　　　　　　　討ちにいかなきゃなんねーんだ！　
ﾚ"ﾌ／~|　＿　,､ ,/　_彡"´￣　　ヽ:ヽヽlﾚl　|;|.l |;;| l |;;;/ / /;;/ / /// /〉 :::/ ::/ ￣∠＿＿　　　　　（
　 :::::,､-|/ ,'"V .N'''"/-ｰ-､"ﾞ　　　} l|::|ヽ: ', |;|.l |;| l |;;/ / /;/ / /// // :: /::::/　 /|　　 /::::|　　　/ヽ|
:::／´　 ,,､ﾉ　 _/::l :/ｰ '''''''ﾞ　.::|　::ﾉ:/::ﾘ:::ヽ:ﾞj;|.l |;j l |;/./ /;/ /,///:/;/　 /::: /　./::|　　/ : ::ﾚ'"W"
/　　 ／ノ',／:::::::| {　　　 　 .::j-彡"::ノ::l|:: l'':::ヽ|:ヽ;|;| l /;/ ,／/::／/／|ｲl|::/　/::::|　 /:::::::::/
　　　j／ :::',　...::::| ::' ､,,,,,,,,,､-'===彡'"::/::: ',::::::::::'ｰ-､ﾞ::::::ﾞ''::∠／;;ｨ'": //;;|ﾉ ./::::: |　/:::::::::/　　　／/
:::.........Y ..:::::l　 ,,;;;| :: :::::::::::|~ヽ:::"／"" 三ﾐ ',::::::::}}::::::::::~''ｰ'''"´::::::::ヒノ:/ノ　/::::::: | /::::::::::/　　／:::/
::::::::ｲj:{::::::;r'Y'"　| :::::::::::::ﾉﾐ: |:: /:::::..,､- '''ｰ､ヽ　:}}､:::::::''",､ ''""彡 ::'" /｀'､/::::::::: |/::::::::: /　／:::: /
:::::::::j l|ﾞﾚ'"　',　　ﾋ-ｰ '''" 　 |:::l|:::／ｨ-ｰ'　　',|　}}　::: ／彡　 彡　::" /　　 ヽ:｀ﾞ''ｰ､:::::::::/／::::::::/
　　　　　　　　　　 ｀'ｰ､　　,r':::,r'' '"´￣　 　 | ＼〉"彡"　　 彡　::'" /　　　 〉　　　 ｀ﾞ'／:::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彡"" ::　 l|　　　/l|　　　 ／:::::::::::: /ｰ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::/　　ヽ､

　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,-´￣￣￣￣￣￣￣￣｀-､
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,-´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀-､
　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼.
　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　 　 　 iﾞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞi
　 　 　 　 　 　 　 .|:|{::::::|{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}|::::::}|:|
　　　　　　　　 　 i:::| {:::| {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |:::}. |:::i
　　 　 　 　 　 { |::::|　{;;| ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ |;;}　|::::| }　　　つうか、このやり取り何度目だ！
　　　　　　　 　 {::::::|　　 　 ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,---､;;;;;;;;;;;;;;;;;;／　 　 　 |::::::}.
　 　 　 　 　 　 |＼;;l　　　 ________________ l　　 l ________________　　　l;;／|　　　　山に逃げた3ヶ月のウチに10回はしてるぞ！
　 　 　 　 　 　 |＼　　　　|　 　________　｀i　　 i´　________　　 |　　　　／|
　 　 　 　 　 __|;;;;::｀i 　 　 |　＜　 ・ 　＞ | 　 | ＜ 　・　 ＞　| 　 　 i´::;;;;|__
　　　　　　｀ー､ ニ　　　　＼　 ￣￣_____}─-{____￣￣ 　 ／　　　 ニ,,―´
　 　 　 　 　 　 |::::::::＼ :　___ ￣￣￣＿　　　 ＿ ￣￣￣___　　:／:::::::|　　　　　だがこれで最後だ！俺は山を降りる！
　 　 　 　 　 　 |:::::::::::}. 　l::::l　 l~^l　 |::::|　　　|::::| 　l~^l 　|:::| 　 {:::::::::::|
　　　　 　 　 　 |:::::::::| 　 .|:::::|　.|::::|　.|:::::|　　|::::::|　.|::::|　.|:::::|　　 .|::::::::|　　　　　　オメーともこれでおさらばだ！
　　　　 　 　 　 |:::::::::| 　 .|:::::|.　|:::::|　|::::::|　 |:::::::| .|:::::|　|:::::::|.　　 |::::::::|
　　　　 　 　 　 |::|ヽ;;}　　|:::::::|. |::::::| |::::::::|　|:::::::| |::::::| |::::::::::|　 　{;;/|:::|
　　　　 　 　 　 |::|　　　　|::::::::::||:::::::||:::::::::| |::::::::||::::::::||:::::::::::|　　　　.|:::|
　　　　 　 　 　 ＼｀-,__,-´ ＼::::::::::::::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::／ ｀-,__,-´／
　　 　 　 　 　 　 ￣|￣　　|　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　|　 　 |￣
　　　 　 　 　 　 ／ |　　　　|　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　| 　 　 | ＼
.　　　　　　　 ／　　|　　　　 |　　　＼:::::::::::::::::::::::／　　　|　　 　 |　　＼
　 　 　 　 ／　　 　 |　　　　　|　　　　￣￣￣￣　　 　 | 　 　 　 |　　　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨz=ミ、　　　いいか！もう一度だけ言い残していく！
　　　　　　　　　　　　　　　rl　　　 　 　 　 fﾑ>〉::::}
　　　　　　　　　　　　　 　 j｣　＿　　　 　_〈勿くこi　　　　もう、智家の血筋はいない　カタキを討っても意味は無い
　　　　　　　　　　　 ＿ 斤夭f批｀}_)￢＜_ノハ　 〉
　　　　　　　　　　 〔_7 7{ f⌒ヽ＜ﾆミｰ个z≦升/　　　　　キル夫の望みはお前に生きて貰いたかったんだとよ
　　　　　　　　　　　/i/ィ.人　　 /　　 ￣｀ヾｱr‐'￣￣l__
　　　　　　_r≦ニ∨/f∧Vな≧{　 /＞ ミ辷ノ r――こi〕ト,　　よく考えてみろ・・・アバヨ！！！
　　　　　/∠V⌒7 /｀ヽ l ﾄ毛vﾉ __l-（　＞--ィ＼三ﾆ三ﾄ､ﾊ
　　　 　 {ｲ{　〕C// 〉ifﾊ (⌒Y´`{/=)ﾆ≧ニニ{‐{≧===ヽ} 〉
.　　　 　 Vﾄ个-く ｼｲ/｀fこrヘ>ｲ＝＝〉⇔ﾑV{斗z∠　ﾉｲ/
　 　 　 　 `＜ニ＞ '　　｀ ー==｀　ー‐＝＝＝' ＜ﾆﾆ＞ '

ジャギもまた一人の漢であった・・・

＼::;:;:|;:;;;;i!:;:;:::;;:;:;:;:!;:;:;lli!i|.:.:.:.:.ゞ.:.ヾ:ヾ｀ 　　　　　　　　ﾊﾞヾ ヾヾヾ ゞﾐヾヾ　ヾゞヾヾヾ ヾヾﾊﾞ　ヾヾヾゞ:;:;:;:;:;:
.:.:..＼|;:;::;!;:;:;:;::::::;:;:l;:;:;:ｌlll|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.:ヽ:;;y.,,ヾゞ　ヾヾヾヾﾊﾞヾｼﾞヾヾ,|l;;ヾ;;;:;:;:;:;:;:
..:.:.:.:.:|;:;:::i:;:;:;;::::!;:;::::;;;;;ｌｌi||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|.:ﾊﾞヾゞ ﾞ　ヽヾ　ヾ,、ヾー、;;;;;;;|ヾゞゞ;:;:;:;:;:;:
..:.:.:.:.:|;;:;;:;!;:;::::::!i:;;:;::::::ｌlｌil|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノヾ　ヾヾヾゞ彡 ﾊﾞ ゞヾ 　ﾊﾞ:.:;;;|:;:;v';:;:;:;;;;:;;:
..:.:.:.:.:|:;:;;;;:!;:;:::::ｌ:;:;;;:;;;;ｌｌlill|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾞ:.:ヾ ゞヾヾ.:ﾊﾞ ヾｼﾞ:;;;;;;;｀/;:;:;:ll;;:;）;:;:l!;:;:;:;:;:;:;:
..:.:.:.:.:|:;:;;:::i:;::::::;;;;;;;;;;::::;iiｌi| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾊﾞヾゞｼー-､ﾐゞ;:;ヾゝゞ:;:;::;＼ー-|;;;;;;:;::::::::::::;::;
..:.:.:.:.:|:::;;:;;;i!;;::;:::::;;:;;;::;;iiill|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾞ ヾゞヾノヾゞゞﾞ.:;ヾ;:;:/ﾊﾞ;:;:ﾞ'.､|;:;:;:::;;;:;;;:;;:
..:.:.:.:.:|::;:;:;:;!::;:;l;l;::::::;:::;:;::::| ,.　　　.　　　 '""ﾞ"　　　　　　　　　　　　|::;:;:;:;;;;::!ﾊﾞﾞヾヾ.:ヾ;:;ヾゞﾞ;;:;:;y;::;::＼l;;;;;;;;;;;
　　,ノ;::: ';l:v:.:::;;;;i;:;;､:;;:;;:;|/",.,.,.,.　　 　　,..　　 ,,.,._w　　　　　　　　ﾉ.:ヽ.:.:.;;;|.:.:..,:| .ゞヾ＼;;;;;;;;;;;:;::ヽ;:;:;:;:;ヽl;;;;;;;;
　 /:;;;:::;::::::ヽ::::;;;:;;:;;ヾ;;;;;;ヽ-、 ,,　　　""ﾞ ' 　 ,.,,..　　　　　　　　 /.:.:.:.:i.ヽ-'､.:.:.:|-、.:.:.:.:..＼;;;;:;;;:;::::;;;;;;;:;::;l|;;::::::::
／;:;;;;:;;;;:;:;:;/:;!;:;:;:::::;;;:;ヽ;;;:ヽ;;;(,,")　　　　　　　－　－　　 　　／.:.:.:.:./.:.l.:.:.ヽ.:/ヾ >、.:.:.:.:.:.＼:;::;;;;;::;:;:;:;;;:;;:::::;:::::
;:;; , -ー''''"ヾ;:;;;:;;;:;;;;:;_;:;ヽl;ヽ、ﾉ|　　''""　　/（ー －）ヽ　.:.: ´"w"WwWwヾ.:.:.:.:l;:,;,;wWw.:.:.: ヽ;::;:;:;;;;;;;;/.:;;:;;:;!;;:
''''"wWwwWwwWWwwwWw`:;:wW　　　　 ゝ （_人_） ノ　　　　　　 　 /|￣￣￣￣￣￣￣￣ |`ー-:.:::...;;;;:;!i.:;;
wWwwwWWwww＿＿＿＿＿＿＿＿＿/ 　 　　　||_　　　 　 　 　 / .ｌ　　.....................................|;:;::::;::::;:::;:;:;:::::::
.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニ ニ ニ ニ ニ ニ ニ. |　　 　 　 |）.､ヽ　　　　　/.;;; ｌ　　　................................|;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::
　　　　ﾉi　　　　|!三三三三三.:三三三　〉　|⌒ |　l´@i!|　　 　　/.:;;;;: ｌ　　　...............................|;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::
　　　　　　　　　'.ニニニニ.:从ニニニニ(__ノ 　（＿）ヽ'/wW　　/.:;;;;;;; |　　 　............. ..............|;;;;;;;;;;;;;;;:;;:::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　 ,;;'人,,i .:　'　 　 　 　 　 　 　 　 　　　/.:;;;;;;;;;.:ｌ　　　　..........................|;;;:;;;;;;;;;;;;;::::::::::::
　　''"" :.　 .　::. 　　　　　 ﾉﾉ .:;.（. ,　　"''　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.;;;;;;;;;;. l　　　　 ........................|;:;;;;;;;;;;;;;;;::;:::;;;;:::::
　　　　　　　　　　　　　 （ﾞ:　 ,.:.人:.　　　　　　　　　　　　　　　 .:.;;;;;;;;;;; ｌ　　　 　 　 　 　 　 |;;:;:;;;;;;;;;;;::::::::;::::::
　　　　　　　　　　　　　从ヾ;. '',人ヾ, ;::　　.:.:　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　　＿＿　　--.|;:;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;::::
　　　　　　　　　　　　　'''''"'"''''"'''"　　　　　　　 　　　　, -───　 '"￣￣￣　l-､∠￣_/;:;:;;;;;:;;;:;;;;::::;:;:::;:::
　 '" ''" 　　-ー-　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　_/.>─-- '"'　ヽ-　 　 　 　 , -ｰ／;:;:;:;:;:;:;:ｌ!:;:;;:;:;ヽ;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,_／,;;lヽー-'　　　　　　''""　　　　'''"ﾞ´''"- '""
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /-<:_;i;:;ｌ;:`i 　　　''""''

　　　　　　　　　　　　　　ttp://www.youtube.com/watch?v=aPMKXBOiVl8

　　 　 ,　 -―ー-　、
　　 ／　　　　　　　 ヽ
　　' 　 　 　 ⌒　 　 ーヽ
　 l　　　　　(●)　　(●)　､　　　キル夫の望み・・・
　 {　　　　　ﾄｪｪｪｪｪｪィ 　 }
　　､.　　 　 ヽｪｪｪｪｪノ　ノ
　　　＞　　　　　　　 ＜、
　　/　ー―- .､ 　　 r､　ヽ
　　`ー―- ､_ノ　　　l/　 /
　　,' 　　　　　　　　　l　,/
　　l　　　　　　　　　　|´

　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　 ィ´￣　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　.　/　 rｰ- ､　 ヽ ム
　　　　　　　　　　 /1　/,､＼　f⌒Y⌒Y
　　　　　　　　　　 ! | //　＼　ﾄ､{} /!
　　　　　　　　　　 ト!'　__　　` ＜ヽ／/　　　　金糸雀・・・
　　　　　　　　　.　 Yi ｨr;ﾐ　　 ｨr;ﾐ下ｦ
　　　　　　　　　　　ゞ ,,ゞ'　 ,　 ゞ',,ﾑ'
　　　　　　　　　　fﾆ今,､　r-_ｧ r会ｭ
　　　　　　　　　「{三-'r-｀Tブ了三}
　　　　　　　　 ﾉj=イ!　７∧_〉=_ｧヘ
　　　　　　　 /　　{ |!' /∧ﾏj=7 　　 !
　　　　　　　 1　　 〉Yｲ_o} |_ノ 　　　ト、

⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
　　　　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　　　о
　　　　　　　　　　　　　　｡


　　 　　　　　　　 ,,．: ''''""~""'''‐．.
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／　ノ　　　　ヽ､_　　　　　＼
　 　 　 　 /　( ー )　　　( ー ) 　 　　　 ｀､
　　 　 　/´　　　　　　　　　　　ﾟo　　　　　 ',
　　 　 　i　　 （　　人　　　）　 　 　 　 　 　 ',
　　　 　 !　　　~''''´⌒´''''´　　　　　 　 　 　 |
　　　　　＼　 　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.'
　　　　　　 >　　　　　　　　　　　　　 　 ／
　　　 　 ／　　　　　　　-----‐‐‐'''"~　　＼

　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 ´￣｀　　　 ´￣｀　　　　古いことわざに
　　　 　 　 ／　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　 /　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　 ヽ　　 /　　　ヽ　　　※「士は己を 知る者の為に死し、女は己を説ぶ者のために容つくる」
　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　ゝ　　ー' 丿　　ゝー'　 く
　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　 ﾊ　 ヽ　 |　　　　と、あるお・・・・
　　 　 　 |　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ゝ＿ノ ゝ__ﾉ　 |
　　 　 　 ヽ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀´￣｀´　 ／
　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　 　 　 　 　 　 > 　 　 　 　 　 ヽ　 ＿＿＿＿＿／
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ

※立派な男は自分のことを知って評価してくれる者のために死に、
　　女性は自分のことを喜んでくれる者のために化粧するという意味

　　 　 　 　 　 　 _..．-――― - ､
　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　　 ／ ヽ、　　　,／　　　　　 ＼　　　　　キル夫はやる夫みたいなダメな奴を
　 　 　 　 /　（● ）　　（● ）　　　　　　ヽ
　　　　　/　　（　　人　　　） 　ﾟo 　 　 　 ﾍ　　　　重く用いてくれたんだお！！！
　　 　 　i　　　｀￣⌒｀￣´ 　　　　　　　　　’
　　　 　 !　　 　　｀￣ ´　　　　　 　 　 　 　 |　　　　キル夫はやる夫にとっては己を知る者なんだお！！！
　　　　　＼　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 , ′
　　　　　　 >　　 　　　　　　　　　　 　 ／
　　　 　 ／　　　　　　　 - 一…　 ¨￣＼

　　 　　　　　　　 ,,．: ''''""~""'''‐．.
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／ ＼　　　 　／ 　　 　　＼
　 　 　 　 /　( ○ )　　　( ○ ) 　 　　　 ｀､　　　やらない夫を討つ！！！必ず！！！
　　 　 　 /´　　　　　　　　　　　ﾟo　　　　　',
　　 　 　i　　 （　　人　　　）　 　 　 　 　 　 ',　　　金糸雀・・・すまないお！
　　　　　!　 　 ~''''|:::::::::|''''´　　　　　 　 　 　 |
　　 　 　＼ 　　　.|:::::::::|　　　　 　 　 　 　 ,.'
　　　　　　 >　　　|:::::::::|　　　　　　　 　 ／
　　　 　 ／　　　　''''''''''-----‐‐‐'''"~　　＼


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼　　　　　・・・ぐっ
　 ／　 /⌒)　　　⌒ﾟo　 ＼
　 |　　/　/（__人__）　 　 　 |
　 ＼/　/ 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／

　～こうしてやる夫はキル夫のカタキを討つために山から降りた～




　　　　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　 。ﾟ　／　　　　 　　　＼ﾟ 。 　　　　ダッ！！！
　　　 　　／ 　　　　　　　　　　＼
　　 　 　 |　　　　 　　　　　　　　 |
　　 　　　＼　　　 　　　　　　　／
　　　,,.. ．-‐' 　　　　 　　　　　＼
　 <"　　 ,__,,_　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　ヽヾ丿　　|　　　　 　 　 　 　 i　　ヽ
　　　　ヽ＆　i　 　　　　　　 　, -ii、ヽ、 )
　　　　　　　　|　　　　 へ. 　i　　　 i^ﾞ''"
　　　　　　　　|　　　 /　　＼|　　　 |　.
　　　　　　　　|　　　/　 　　 |　　　 |　.
　　　　　　　　|　　 /　　　　 ｀--- ´

・・・史記には復讐を決意する以前のやる夫（＝予譲）が

一体、どのような人物であったのか・・・

また、どのような生い立ちで家庭がどうだったのか・・・

などは、ほとんど書かれていない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃´/ 　 7ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 // /　　/ .//}
　　　　　　　　　/￣ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣,ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣,ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣,ヵ'￣ヵ'￣ヵ'￣'7// /　　/ .// /
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　. / 　//　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //　 //'{l「（{{句j刈}ﾚ′
　/＿,ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'＿ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'＿ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'＿ヵ'＿ヵ'＿,ヵ'___,ヵ__弋沁少ｨjﾘ′
　'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ' 'ｰｰ' 'ｰｰ'. 'ｰｰ' 'ｰｰ' ヾ＝一"

　　　　　　　　　　　　 (ヽ三/)　））
　　　　　　　　　＿＿　 ( i)))
　　　　 　　　／⌒　　⌒＼　＼
　　　　　　／（ ●） 　（●）＼ ）　　　　
　　　　.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼　　　　「歴史に残った男」としてのやる夫の物語は今これよりはじまる
　　　　| 　 　(⌒)|r┬-|　　　　　|　　　
　　　 ,┌､-､!.~〈`ー´/　　　 ＿/
　　　 | |　|　|　 __ヽ、　　 　/　　　　　　　
　　　 ﾚレ'､ﾉ‐´　　￣〉　　|
　　　　｀ｰ---‐一'￣

　　　　　　　　　　　　　～やる夫はカタキのやらない夫を討つようです～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原作：司馬遷『史記』

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　 第十二話～決意～終り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




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[|[||　　第十三話へ続く　　　　　　>
　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／

乙

やる夫も漢だったか・・・

おつつん
夜神の「己の才を用いてくれる所に行く」、ってのも当時の士人のあり方だよなぁ