┌───────────────────────────────────┐
│・この物語は天運を掴み、発言をコロコロ変えながらも中華圏史上に残る　　　　　　...│
│快挙を成し遂げたやる夫の物語です。彼の評価は文献によりさまざまで、　　　　　......│
│この物語のやる夫の評価が最も正確というわけではありません。　　　　　　　　　　　...│
│・基本的に史実に沿って行きますが、物語を読みやすくさせるために　　　　　　　　　 .│
│いくらかの脚色を行なっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│・存命人物を主人公とし、現在進行形の台湾問題に触れた繊細なものなので、　　　..│
│あくまで作者の見解に基づく人物評、解釈ということを踏まえてご観覧ください。　　　..│
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＼＿,, ― '' ￣　 　　　　　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ﾞ''-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ 　　　今J1で5連勝して無敗で首位突っ走ってるクラブってどこでしたっけ？
　　　　　　.,．　　　　　　　 　　 .＼　　 |
　　　　　／　　　　　　　　＼　　　　　　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　|　　　　俺最近見てないから忘れちゃったなー（棒）
　　　　　　　　　 　 　 　 　　/　　　　,,_上,,,_
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　　　.,r″　　｀ﾟ''￢――――---------- ＿＿
　　 　 　 　 　 　 ---‐　　　　 ,,,／　　　　　　 　 　 　 　 　 .,,,,-・'"｀　　　 : ｀ﾟ￢--､
-,,,,_、　　　　　　　　 　.,,,,,,--''″　　　　　　　　　　　　　.,,,r‐'"｀　　　　 　 　 　 　 　 ﾞﾟ'ヽ、
　 ｀￣"'''￢―一'''''',ﾆア゛　　　　　　 　 　 　 　 　 _,,-‐″　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　 　 　 　 　 ／ .,rﾍr,,_　　　　　　　　._, --'''"　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　|

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│これまでの物語は以下のサイト様達で纏められています。　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│【泳ぐやる夫シアター様】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-category-368.html　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│【嗚呼！やる夫道様】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│http://gokumonan.blog87.fc2.com/blog-entry-1230.html 　　　　....│
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││　　　　　　　　　　　　　　, -──- ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ, fヽ!／: / ニニﾆﾆヽ,＼: :ﾚ/!.／;'　　　　　　　　　│　 　 │
││　　　　　　　　　　　,　 ' :: :: :: :: :: :: :: :｀.. ､　　　__　　　　　　　　 ,､　　　　　 ､', : : / : : /-─ ‐- ─- .| : ヽ: ´: : /　　　　　　　　　.│　 　 │
││　　　　　　　＿ _ ./:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::＼´./､,　　　 　 　 .／/, -‐＿　 　.,> /: : : /　　　　　 　 　 !: : : ' : :ノｲ　　　　　　　　....│　 　 │
││　　　　　, _´:: :: :: :ヽ,､/:: :: :i:: :: :: :: :i:: :: :: :: :: ヽ::､:ヽ､=ﾆ｀' ／ : : :￣: -=ヽ_ニノ:|: : : :! -‐-､　 　 ,-‐- ', : : : ',: /　　　　　　　　　　│　 　 │
││　　　 ／, ':: :: :: :: :: ::',.i :: :: :|:: :: :: :: |:: :: :: :: :: :: :',:|ヽ-´ : : : /: : : : : : : : : :￣: / :| : : :i　　　　　　　　　　i: :i : :|:¨ヽ_　　　　　　　　 .│　 　 │
││　　　　/:/ :: ::, ' :: :: :::| :| :: :|:: :: :,' :/', :: :: :l:: ',: :: ﾚ´ : :/ : ;ｲ: : :/: : :, : : : : : :/､__.! : : | xﾃﾁ､　　　 xﾃﾄ､ ! :|: : !､´　　　　　　　　　 .│　 　 │
││　　　 ,'/' :: ::/ :: :: :: :::! :| :: :| :: /ﾚ'｀' |:: i:: ||､-‐‐´/:l / : / | : / _'､ : ', : :i : : <´/:|: : i:| 弋_:ﾘ 　 　 弋:ﾘ　|:,': : :|＼　　　　　　　　　 .│　 　 │
││　　　 !.i :: ::/ :: :: /:: /,-,!:: ::| :/x=､　.|:: |:: |!:,!｀T/ : i: : / ｀ !:/ ´　ヽ: :! : |: : : ヽ､_!: : ﾘ　　　　　, 　　　　 ﾘ : : :|: -ヽ_　　　　　　 　 .│　 　 │
││　　　　|:: ;ｲ::/ ::/ ::/､i {.| :: :!´ん:ﾘ.　.| :i:;/ﾚ,':: :|ﾚ !: :V xﾃzﾘ　　xﾃx!:|: : !_ : : : : /,: : |_i　　　　＿　　　 l-! : : :!:＼-‐ヽ　　　　　　　│　 　 │
││　　　　|::/|::l :: ,':: /　 ヽ,i :: |　ヾ-　　ﾚ'´　.i :: :i/ :!: : :',弋:ﾉ　　.弋::ﾘﾘ : :| |: ヽ､´人 : |: ＼　　ヽノ 　 ／: | : : !ﾚ￣｀　　　　　　　　..│　 　 │
││　　　　|::! ! i:: :i:: :i　　　 ',:: :|　　　　 　 '　/:: ::,'|:/.|: : : !　　 ,　　　　 |: : :|´ : : : ￣/ヽ| ﾉ: : ｀i　､_,　'.l :､|V!: V　　　　　　　　　　　....│　 　 │
││　　　　' | .|:: :::l :: | __ .／.', :|＼　　　-.／|::_:/ヽ'　.! : : ﾄ,　　r_.i　　 /: : :,': ＿,　'´　　｀ﾚ´ﾘ|.ﾉ　　＿ !_｀__ ﾚ　　　　　　　　　　　 　 .│　 　 │
││　　　　 ｀ .',:: :r‐ ´__　>- ､',:!　　 i￣ ´ .>(　)　l 　 ',:i :|彡ヽ __,　.'.i | : ﾘ_ヾヽ　　r─-r,‐'／¨／:: :: :: :: :: :｀.. ､　　　　　　　　　　 　 │　 　 │
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││　　　　　 / ／　　 ,'　　　　　　　ヽ, i.r'J /ﾉ/　　 , -‐ ./‐-　 ／.//　　　　 ',　　　 / '´:: :: /::i :: :: :: :: :: :: ヽ :: :: :: :ヽ　　　　　　　...│　 　 │
││.　　　　　|/ ./　 　.|　 　 i　 ,　ヽ　｀/-//i / .┌────────────────┐|:|', :: :: :: :: :: :: ', :: ヽ, :: ヽ　　　　 　....│ 　　 │
││.　　　　 /　,'　　 /.|　i 　 !､　',　／::/´／.| f´::|やる夫が祖国の運命を変えるようです.　|::/!､:: :: :',:: :: :: :: i :: :: '., :: :',　　　 　　..│　 　 │
││　　　　 i　 ' 　 /彡! .|　　!ﾐ＼i {--‐´:: i- ´:: ::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ..|ﾘ 　 ｀'..:: i :: :::i:: :|:: :: :: :' :: :i　　　　　...│　 　 │
││　　　　 |　i　 /´　 .ヽ|　 .|　｀. | |´:: :: ::i :: :: :: :|　第32話　　『両岸ニ異変アリ』 　 　 　 　.| .　　x==｀!:: :: |:: :|:: :: :: ::i:: :!　　　　　..│　 　 │
││　　　　 l　|　,'　　　　 ＼ |　 　i | :: :: :::!::,,:: 　└────────────────┘　.　|:J::i}| :i ::h,:,' :: ヽ;: :|:: :|　　　　　..│　 　 │
││　　　　 |　i､.| x=ﾐ　　 　 ｀＝=x.|:: :: :/,／　　 　.,　　 /　　　　　 　 /　　　 '!:|　 U'ノ!:!弋_ﾘ　　 　 ヽ‐´! :| :|)i :: :: :: :ヽ!:: ,　　　　......│　 　 │
││　　　　 |　|.｀'　　　 　 ,　　　 　 !ヽ-´　　＼　　.|　　,'　　　　　　 ./　　　 　 ',ヽノ ::/:|｀　　　 ,　　　　 ,'ｲ´::|´:: :: :: :: :::l::/　　　　　...│　 　 │
││　　　　 |　|　 i　　　　　　　　　,'　 / .i 　 　 ヽ　!　　|　　　 　 　 /　　　　 　 ＼'_ノ:: !'|　　　　_ _,　　　 | :: !- ,_ :: :: :/'´:',　　　　　...│　 　 │
││　　　　/　.!　 ＼　　 ｀ ´　　 /　 .,'　 '､　　　..ソ　　.!　　　　　　.{　　　　　　　 ／|:: ::'_＼　　　 　 　 ／|:: :|　　 ｀　‐ ､ :: '､　　　......│　 　 │
││　　 ./´／.|　　 ﾚ｀ t ､ ,　 ´/　　/_　　.ヽ　 ./　　 /　　　　　　　!　　　　 , ' ´:: :: ;', :: ',　　｀i ､__　 '　 .| |:: :|　　　　　　 .ヽ,:ヽ　　　..│　 　 │
││.　　' / 　 .|　 ./　　.|　　 , '　　 /|/¨ ヽ,　 ./　　　i　　　　　　 　 ',　　 ／:: :: ::／　.' :: :'　　 |　　 　 　 | |:: :|　　　　　　　 ,_ﾉ　　　....│　 　 │
│└─────────────────────────────────────────────────┘　 　 │
└─────────────────────────────────────────────────────┘

┌──────────────────────────┐
│やる夫の外交路線は、複雑かつバランス取りが難しい。　　　....│
└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼

┌──────────────┐
│リー・クアンユーがやる夫を　　　...│
└──────────────┘

　　　　　　　　　　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼
　　　　　　　　　//, '/　　　　 ヽﾊ 　､　ヽ
　　　　　　　　 〃 {_{ノ　　　 ｀ヽﾘ| ｌ │ i|
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌ●　　　 ● 从　|、i|
　　　　　　　 　 ヽ|l⊃　､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ│　　こちらは台湾から来られた総統にょろ。
　 　 　 　 /⌒ヽ__|ﾍ　　 ゝ._）　 　j /⌒i !
　　　　　　＼ /:::::|　l＞,､ __,　イァ/　 /│
.　　　　　 　 /:::::/|　|　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ |
　　　　　　　｀ヽ< |　|　　ヾ∨:::/ヾ:::彡'　|

┌───────────┐
│と紹介したのに対し　　 　 .│
└───────────┘

┌──────────────────┐
│やる夫が受け入れる姿勢を見せると　　　....│
│保守派から激しい非難を浴びた。　　　　 　 │
└──────────────────┘

　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼
　　 　 　／ （ ●）　（●）、
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ

┌─────────────────────┐
│また、APECに『中華台北』名義で参加すれば　　　.│
└─────────────────────┘

　　　　　　＿＿＿_
　 　 　 ／_ノ　ヽ､_ ＼
　　　oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::::＼
　 | 　 　 　 |r┬-|　　　　　|
　 ＼　　 　 ｀ー'´　　 　 ／

┌────────────────────────┐
│民進党からも「やる夫は信用できない」と言われた。　　　 .│
└────────────────────────┘

┌─────────────────────────────┐
│しかし従来通りの外交方針では孤立は免れず、　　　　　　　　　　　　.....│
│一方で台湾色を出せば内外からの拒絶反応を起こしかねない。　　......│
└─────────────────────────────┘

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　外交ってほんと難しいお。
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　"　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

┌────────────────────────────────┐
│分裂国家の元首としての外交には常にこうした微妙なニュアンスの差で　　　..│
│取り返しのつかない問題が起きる危険性がある。　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
└────────────────────────────────┘

┌────────────┐
│4月26日、シンガポール　　　.│
└────────────┘

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::::::　::　:　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,.-"　..::⌒ヽ^~＞ 　　　　:　::　:::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒ ～^―~⌒　＿　　　　　　＿
　　　＿へ"⌒‐-､_　.＿_ __　_　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　 　 |　 Ｌ＿＿＿」 　|
　 ￣⌒＾^^^ ~^⌒'　|llｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉill|　　_　-"⌒ヽ.._ 　 　 　 　　　　　|　ｉ========ｉｌ　|
　　　　　　　　　　　 |llｉｉｉｉｌ⌒ｌｉｉill|　　　^ー-　''＾ 　　＿＿　　　 　 |　ｉ========ｉｌ　|
　　　　　　　　　　　 |llｉｉｉｉ|≡|ｉｉill|　　　　　 　　　ｌ77|||||ll::l 　 　 　 |　ｉ========ｉｌ　|
　　　　　　　　 　 zＬ|llｉｉｉｉ|≡|ｉｉill|　　　　　　　　 |//||||ｌ::::l 　 　 　 |　ｉ========ｉｌ　|
　　　　　　　　　　|T:|llｉｉｉｉ|≡|ｉｉill|　　　　　　　　 |//|||li::: |___ 　 　 |　|}]―━―[ll|　|
　 ―┐　ｨｪｪｪｪｪｪT:|llｉｉｉｉ|≡|ｉｉill|_　 　 　 　 ┌‐|//||li::::::|◯ｌ―┐|　|≡≡≡≡||　|
　「「「「「「「「l|ヨﾖﾖ|T:|l]]]]]]]]]]l甲|―┐ -- : |.._」//!il:::::::|\\|ｉｉｉｉll|同TTTTT　－コ「
　「「「「「「「「l|ﾖﾖヨ|T:||三三三{⌒ｈ≡≡≡―|EEEEEE三三三三三三lｺｺｺｺｺｺｺｺ
　".',.'〟".',.'〟",.',.'〟".',.'〟",.',.'〟".',.'〟",.'〟".',.'〟",.'〟".',.'〟",.'〟".',.'〟",.'
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　_::: ::. . -　＿　:: .:.. - :::.. .:__　~:: .: --__~ ::. :___.. 　|_l |,,,;|_l 」,,,;;|_ｌ 」;;／　　 　　 　 .
　－　‐　~　_　__　　~　　　‐　‐　　‐‐_　　_～　 ～~⌒ - ~ _..⌒~／　　　 　 　 　 :
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　　 .／￣￣￣￣￣￣￣｀"''-､
　　 |　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　 '、
　　│/｀"''-､,,..ﾆ-‐'''"ﾞ´￣|　 　 　 i
　　 .|.|　　　二ﾆ　　　　 　 |　　　　│
　 　 ﾘ,-━　　　━‐-､　　.|ミ　　　│
　　 .{　　　ヽ:::::::::: 　 　 　 ｀ヽ　 　 | 　　ﾋﾞｷｯ
　　　〉ヽﾆ･ソ.::::::ﾉニ・ァ　 　 .| ./'⌒i
. 　 │　　/　 　 ヽ 　 　 　 　 |ﾉ >ﾉ/ 　　なにやらこの部屋くっさいのぉ～。
　　　'､　/　　 .ヽ　　　　　　 　 ､_,.ｲ 　　
　　 　 '､｀¨ﾌj⌒´. 、　　 　 　 / |　| 　　　カビ臭くてかなわんわ～。
　　　　 ', くィﾛｴiァ'＾　　　　 ./ . ﾘﾉ 　　　間違えて豚小屋入ってしもうたかのう？
　　　　　'、ヽ＿ノ.　 　 　 ／　　|
　　　　　 .'、　　 　 　 .／ . / 　 l、　
　　　　　 .,|､＿＿__／　　 ,',,.-''´.|
　　 　 　 .|.｀''――‐一''"´ 　 　 ﾉ｀"''
　　　　　　汪道涵(『海協会』会長)

　　　　　　　　　　　__=＝三三三==三=
　　　　　　　　　　=＝≡三三三三三三|三=
　　　　　 　 ,==≡三三三三≡＝＝=＝=|k`=
　　　　　 　''　一''￣'フ''￣　　　　　　　　 `　　`
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　,　　 　　|
　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 　　　|
　　　　　　　　　/　,, ,,　　　　　　　　　　　　 　　　|　　ﾋﾞｷﾋﾞｷ
　　　　　　　　 / /;;/;;/　_＿　 /　 　 　 　 　　　　| 　　
　　　　　　　　 |ﾃ//`ｰ升ュ_ﾆ''`　　　　 　　　 　　|　　　　
　　　　　　　　/;//　　 `ー 　 　 　 　 　 　　　　｜　　　なんかこの部屋うるせぇなぁ。
　　　　　　　　|ヾ　　　　　　　　　　　　　 :　　　 | 　　　
　　　　　　　　|ﾚ`＝' ､　 　 　 　 　　 　 　　　　|　　　　シンガポールは羽虫が息した時点で
　　　　　　　　|`＝=､__）　　　　　　　　　　　　 |　　　　始末されるって噂はウソだったのか？
　　　　　　　　|　⌒　　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　シンガがこんなんじゃ俺ら大陸の商品も触れねぇわ～。
　　　　　　　　|　　　　　　　 .:.:.:.:.:.:.:　　　　　|　　
　　　　　　　　ヾ､　　.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　　,,,ｲヽ 　
　　　　　　　　　　`ーコ.:.:.:.:.:　　　＿,,-一''三三ヽ
　　　　　　　　　　､-''⌒|!　 r一''´三三三三三=
　　　　　　　　　　 |　　 仆　',三三三三三三=,
　　　　　　　__,,--''´ヽ''´`ー ',三三三三三三
　　　　　　　　辜振甫(『海基会』理事長)

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　　 |　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　 '、
　　│/｀"''-､,,..ﾆ-‐'''"ﾞ´￣|　 　 　 i
　　 .|.|　　　二ﾆ　　　　 　 |　　　　│
　 　 ﾘ,-━　　　━‐-､　　.|ミ　　　│
　　 .{　　　ヽ:::::::::: 　 　 　 ｀ヽ　 　 | 　　ﾋﾞｷｯ
　　　〉ヽﾆ･ソ.::::::ﾉニ・ァ　 　 .| ./'⌒i 　　　　　　　　　　！？
. 　 │　　/　 　 ヽ 　 　 　 　 |ﾉ >ﾉ/ 　
　　　'､　/　　 .ヽ　　　　　　 　 ､_,.ｲ 　　
　　 　 '､｀¨ﾌj⌒´. 、　　 　 　 / |　| 　　
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┌──────────────────────────┐
│1993年4月26日、シンガポールで中国と台湾の代表者が　　　...│
│本格的な会談を実現。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,==≡三三三三≡＝＝=＝=|k`=
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　''　一''￣'フ''￣　　　　　　　　 `　　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　,　　 　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ　　　　/　,, ,,　　　　　　　　　　　　 　　　|　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /;;/;;/　_＿　 /　 　 　 　 　　　　| 　　
　　　　　　　　　　　　　　　！？　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾃ//`ｰ升ュ_ﾆ''`　　　　 　　　 　　|　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;//　　 `ー 　 　 　 　 　 　　　　｜　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ヾ　　　　　　　　　　　　　 :　　　 | 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾚ`＝' ､　 　 　 　 　　 　 　　　　|　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|`＝=､__）　　　　　　　　　　　　 |　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　⌒　　　　　　　　　　　　　　｜
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┌─────────────────────┐
│中国側は台湾を漸く口説き落としたと満足し、　　　│
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　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,_
　　　　　　　　　　　,ｨヾヾヾヾｼiﾐ､
　　　　　　　　　　rﾐﾞ｀｀ 　 　 　 ミﾐ､
　　　　　　　　　　{i　　　　　　　ﾐﾐﾐl
　　　　　　　　　　iﾞi ,,,ﾉ ､,,-=､　ﾐミﾐ!
　　　　　　　　　　{_i=･}-{_=･｀}￣ﾚｩ:}
　　　　　 　 　 　 　l￣,,,,_,ﾞ￣｀　:::ン　　　ﾌﾌｯ
　　　　　　　　　　　|/ _;＿_,､ヽ..::/l
　　　　　　　　　　　ヽ.~ﾆ~ ' .::::ノ/ }＼＿
　　　　　　　　　_,,.-‐' ｀ー '"::／ /　　|　 ￣｀''ｰ-､
　　　　　　r‐''" 　 ./　 i＼／ 　/ 　 　|　　　　　/　ヽ
　　　　　 / 　　　 /　　 | /;;;ヽ､ l ヽ ／　　　　 ノ　／}
　　　　　ﾉ　|　　　＞ 　 |' }::｛　ﾉ　　　＼　　 /　// ハ
　　　　 { ヽ |　　 {　　　 |　l:::l /　　 ｏ　/　 .:{　/ノ　/ |
　　　　/　ヽ|　　 l 　　　 |ﾉ:::::{　　（^ヽ/　 .::i／ ／　ﾉ |
　　　/　{　　|　　ヽ 　　　|::::::l　　　 ＼＼.:::|　 ／.::: ノ|

　　　　　　　． … ．
　 　 　　　：＿＿＿_：
　 　　　：／_ノ　 ー､＼：
　　　：／（ ●） （●）｡ ＼：
　 ：／::::::　r（__人__） ､ :::::＼：
　 ：|　　　 {　l／⌒ヽ　　　　|：
　 ：＼ 　　／　　 ／ 　 　／：

┌────────────────────────┐
│台湾側は中国に事実上台湾が対等な立場であると　　　　│
│認めさせた成果を喜んだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
└────────────────────────┘

┌──────────────────────────┐
│中国と台湾共通の公式見解は『中国は一つ』に尽きる。　　　　.│
└──────────────────────────┘

　　　 r-‐‐-､　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　
　　　ﾉ　　　　`,　　　 　 　 　 　 ,,,r‐-,　　　　　　　　　　　　　　　　　
. r‐'´ 　 　 　 ,'　　　　　　　＿ノ　　/ ／｀ヽ　　 r　　　　　　
ﾉ　　　　　　 ,'　 　 　 　 　 `-,　　　｀´　　
　　　　　　 ,'　　　　　　　, ' '　`‐´｀_つ　
　　　　　　'､_ , -､__ , ‐ '　　　　 ノ　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　く　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　
　　 ,-‐-､　　　　　　　　　　,‐-､_ ヽ　　　　 　　　
-‐'´　　　｀ヽ　　 , ､　　　,, '　　　`‐)　　　　 　 　 　
　 　 　 　 　 ｀‐´ 　｀-‐´　　　　 ＜　　　　　　 　 　
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ）　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ノ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 r'´　　　　　　　　　
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 丿　　　　　　　　
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノ´, っ　　　　　　　
　　　　　　 　 ,､　　 , - '　 /　/　　
￣〉 r---‐' ´　 ｀~´　　　 {　丿
　 `‐`　　　　　　　　　　　 ｀´

┌──────────────────────────────┐
│これは中国大陸、台湾に存在する正当な国家はただ一つであり、　　　....│
│それ以外は存在もしないというものである。　　　　　　　　　　　　　　　　......│
└──────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -─- .､,
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,不:::く｀ヽ;::､:::｀丶
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ハ:l::;;ヾ:ヽﾆヽ:ヽ::､ヾヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,':::i:ﾄヾヽ::ヽ:ﾄヾ､ヽヽヾ`ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 |::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀　 ﾘヽヾ',
　　　　　　　　　　　　　 　 ';:';ヾﾄヽu　`r'- ､　　u|::ﾄ`､
　　　　　　　　　　　　　　　 ヾヽﾍu　　|';二::!　　入',
　　　　　　　　　　　　　　　　 `トｋ 　　ヽ､ｚｿ　./::| ヾ
　　　　　　　　　　 ＿__._,r､　　 Y:j｀ ‐ ､　ｰ´／ ﾄｊ
　　　　　　　　 ／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ 　 ｣､
　　 　 　 　 　∧　,ﾉ　 Yヽ　　l　　ヽ　　 　 7ヽ~ﾍヽ.､
　　　　　　　/-'´｢　ヽ　ヽｊ＿. l　　　ﾄ､ 　/〃ﾊ　 | ヽ ｀ヾ ､_
　　　　　　r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)|　l　 ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl　 ヽ　 ヽj｀ヽ
　　　　　 / '´　 ﾄ､　 Yrイ　 ∧l　',　　ヽ 　Tﾍ', 　 l _..ノ 　　l j　',
　　　 　 ,′　 　.}､二ィ　}　/ 　 l　ヽ　 　',　|､､ﾍ.　| ＼　　／ }. ﾍ
　　　 　 i 　　　　トz'_ノ,ｲ　　　　| 　 ',.　　', l､ヽﾍ　| 　 | 　　　 j/ l
　　　　　|　　　ノ ＼¨7/　　　　　l　　ﾄ､　 ヾ ､ヽ ',.l 　 lｰ- ／/　 |

┌──────────────────────────────────┐
│しかし、この「正当な政府」の解釈は中国と台湾の間に大きな隔たりがあり、　　　...│
│それが長年双方の接触を妨げていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
└──────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　 _,,......---------......,,_
　　　　　　　　　　　 ,,ｒ‐''";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀゛''ｰ ､
　　　　　　　　　　　 {;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
　　　　　　　　　　　 ヽ _....--‐‐‐冖ー‐‐--......,,__;:;:;:;:;:;:;:;}
　　　　　　　　　　　　 ﾞｌ,,_-‐Θ－－－－-　　　 冖-..／
　　　　　　　　　　　　 ,'―￣.,｀.,.￣`ﾞﾞﾞﾞ""つ''=t__ ^'''','
　　　　　　　　　　　 〃;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;__..ｒ彡'l、　 --､ｌ
　　　　　　　　　　 　 ｀'''‐‐--‐‐''''´´ ・ ）　 丶/ う ｉ ｌ　,--,,_　　　　　　　　,ｒ
　　　　　　　　　　　 　 　 |__ﾟﾉ.　｀ ''‐‐´ 　 　 ｀.r　' /'´　__,, .ゝ..、　　 　 ノ{
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ ヽ　′　　　 　 　 __＞冖￣,,ﾆ-.、　 ｀ゝ_　　''、冫
　　　　　　　　　　　 ｨ‐'フ"',　`''´　__　　 _,-‐'__　 ／ﾞﾞ"ｌ　　/"''j　　ﾞﾞ-ｙ;ン′
　　　　　　　　　　　　｝,'　ｨ｀ヽ "￣ ,,..‐〃,-´_,-‐'´ 　 /　 / 　/'ﾍヽ''´｀
　　　　　　　　　　　 /l ｌ ',`-､ ヽ_ < /'/ｌ ,' .〃　 　 ／　／　／　/　ｌ
　　　　　　　　　 　 / ヽ',　ﾞヽﾞﾞﾞ''￣ﾌ ,' ｌ,' 〃　　 ｒ´　　　　 _.イ"'、 .ｌ
　　　　　　　　　 ./´｀'- ヽ､_ ゝ､　,' ,'　 ｌ〃　　 　 　 　 　 ﾉｌ　ｌ.　 ヽ_ヽ_
　　　　　　　　 _/　　　　ﾞﾞｰ冖ゞ./７　_ﾉ/ 　 /　_r----‐ｌ´ .ｌ ,'ｌ　 /´ ｀'′
　　　　　　 　 /　　　　　　　　 /　ｌ　//　　ノ'''";:;:;:;:;:;:;:;ｲ　,'/ .ｌ_/
　　　　　 　 / 　 /　　　　　 ／ 　 ｌ　ヽr'f,´;:;:;:;:;:;:;:,ｒ.／,'　l ｌ　 ｌ
　　　　　　/　　 .ｌ　　　　　,'′　　 ヽ　　　lゝ.. __,rﾝ'　/　/ ,'　 ﾍ

┌─────────────────────────────┐
│この『一つの中国』についての解釈は、92年香港で双方の幹部が　 　 │
│コンセンサスを見出したとされる「九二共識」が存在する。　　　　　　　..│
└─────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒´: : : : : : : : : : : :｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´: : : 〃 : : : : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　, : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :丶　　　　　　１、両岸の文書の使用問題は『中国』の内部事務
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : :／|: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : : : : :ヽ　　　　　2、両岸の文書の使用問題は『中国』の事務
　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : :/／　 |: :|＼: : : : : : : : : : : : : '; : : : : : : : : : :.　　　　 3、両岸の制度の違いと分裂状態を鑑み、
　　　　　　　　　　　　 　 ,′ : : : /　　　ｌ: :| 　 ＼: : : : :＼: : : : :| : : : : : : : : : :|　　　　関係強化と平等化の下解決を図る
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｉ: : :|: : :ｉi:　　 八 :|　　　　 ≪: : : ＼／:|: : : : : : ｉ|: : : |　　　　4、『一つの中国』の共通意識の確認
　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: /i|: : :ｉ| 　 ,,_＼ ､　　　 　 　 ＞≪:＼|: : : : : : ｉ|: : : |　　　　5、共通意識の下諸問題の解決
　　　 　 　 　 　 　 　 　 |/　|: : :ｉ|　〃f卞、＼　ヽｰ''"´　＿, ＼|: : : : : : ﾘ: : : |
　　　　　　　　　　　　　　　八　八 ｉ{　トiiﾊ　　＼ 　　,ィf汀卞ヾ|: : : : : :/ : : : |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ー=ﾆ小: : . 　弋.リ　　　　　　 トィii:Jﾘ }ｉ: : : :／∨ ＼|　　　　　
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: ＼: ＼　　　　　 　 　 弋..(ン /: : : : | 　∧: :､:｀二ﾆ=　　当然これくらいのことは常識よね。
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: :八 ⌒ 　 ｀　 　 　 　 ／／ 厶イ: : :|_ノ: : ＼八
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: : : i＼　　　　　　　　　　　　 　 / : : j＞─‐-　､＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: : :八: :丶、　 ﾍ　　　　 　 　 ´/: : : :′::.::.::./::.／⌒＞‐-､
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ' : :/　 Χ/ /＞　、_ ... 、イ 　 /: : : /::.::.::.:: /::./　　/　　　 厂＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / : /　 /〈〈　{::{{::.::.::.::.::.::j/ ｝　./: : : /::.::.::.:: /::./　　/　　　∨　　 ｀'ー―＜
　　　　　　　　　　 　 　 　 / : /　　{　　　Ⅵ{::.::.::.::.::./＼　/: : : /::.::.::.::.〃:/
　　　　 　 　 　 　 　 　 ／: : /　　│　　　Ⅵ{::.::.::.::.:ﾄ､___/: : : /::.::.::.::.::.Ii:.:|　　 {　 ／　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　周寧(『海協会』審査部副主任)

　　　 　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::／ l::::::l::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　/::::::::::::::::/:::::::::／　　l::::∧:::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::/:::::／ 　 　 /:/　 ヽ:::::::::l::::::∧
　　　　　 　 ／::::::::::::::::::::/:／　　　　 /:/　　　 ∨:::}::::::::∧
　　　　　∠::_::::l::::::::::::::::/ｰ---､＿__ / __ -─ ´ V::i:::::::ﾉ::::＼
　 　　　　　 ノ'ﾍ::::::::::::/ T￣ﾋテ`　 　 　 ‐‐ﾋﾃ"ﾌV::::::/ヽ:!｀ヾ
　　　　　　　　　∧:::::::l　　　　　 　 　 l 　 　 　 　 /::::/　　　　(釣る気まんまんじゃないか……。
　　　　　　　　　{　＼:ﾊ u　　　　　　　〉　　　　　/／/　　　　　
　　　　　　 　 　 ＼　 ヽヽ　　　　　　 ′　　　　´/ノ　　　　　　　まあ、こっちとしてはやりやすいんだが）
　　　　　　　　　 　 ＞∧ 　　　　　　　　　　　　/
　　　　 　 　 　 　 ／ l　ヽ､　　　r──┐　　∠
　　　　　　　　／ 　/ l　　､ ＼　　￣￣　_／l　　＼
　　　　　,　 '´　　 /　 l　　 ＼　｀　ｰ‐ ´ ﾉ　 l　､　　｀ヽ､
　　　／　　　　　/　　 ヽ　　　｀ヽ､　 ／　　 ,　　　　　　　ヽ､
　／　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　 ｲ ∨ﾍ　　 /　　　　　 　 　 　 ＼
´､　　　　　　　　　　　　　＼　/l:.:.:.:.:.:∧　/　　　　　　　　　　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　許恵祐(『海基会』法律服務所長)

　　　 　 　 　 　 ...,ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ.:.、　　　　　　　　／ 　 ヽ　　　　俺達の解釈はこうだ。
　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:／¨}:.:八.:.:.:.:..ﾍ.　 　 　 　 　 ｌ　　　　ﾊ
　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.／　　j:/ 　 ヽ.:.:.:.:.:.　　　　　　 |　　　　　{　　　　　　1、『双方』は『一つの中国、二つの対等な政治実体』の原則に従う
　　　　　/.:.:.:.:.:;代う冫 　 ィﾋﾃぅ:.:.:.:.:.ﾍ.　　 　 　 ｌ　　 　 　.ｊ　　　　　　2、『双方』は「民主、自由､均富、統一の中国、両岸事務は
　　　　ノ:.八　ｌ　 　 　 　 !　　 　 }.:.:.:.:{｀丶. 　 　 | 　 　 　 ,′　　　　　中国人のもの」という原則に従う
.　　　　 ´ヾ{.从　　 　 　 ' 　 　 ,ｲ/}へ、 　 　 　 ｌ　 　 　 /　　　　　　 3、長期にわたって分裂状態にあることを鑑み、協力して文書認証のため
　　 　 　 　 ＼ﾍ　　 　 　 _　 　 /ノ　 　 　 　 　 }　　 　 /　,. .　　　　　妥当な解決策を見出す努力をする
　　　　 　 　 　ﾞ:へ　´ 　 　 　,ｲ.　　 　 　 　 　 /　　 　 {´　　 ＼　　　4,『双方』は「ひとつの平和で民主的に統一された中国を目指す」
　　　　　　　　ノﾍ〉　＞ 　＜.从　　　　 ＿_　 /　　　　 |　　　　　｀ ヽ　　原則に従う。
　　　　　　　　　ノ＞ ､　ｘ＜　　>‐-‐ ´　　　/　　 　 　 } 　 　 |　　　 ﾄ､　　5、『双方』は「平和で民主的に統一される」原則に従う。
　　　　　 　 　 ｛　　,ィﾆﾍ.　 ／　　 〃　　　/　　　　　 ﾉ　　　 |　　　 }　}　
　　　　　 ＜　　∨∧∨/∧{ 　 　 　 　 　 /　　　　　/{　　　　| 　 　 l 　|
　,. ＜´　　　　　　　 〉/{　　　-‐　 ￣｀　´　 　 　 　 |/｀　　　 l　　　 l　 |
λ　　　　　 　 　 　 }//|　{´　　　　　　　ヽ　　　　　 |　　　　 ﾉ 　 　/　.′
ｌ　　　　 　 　 　 　 ∧/{　 ヽ ＿＿,　-‐──-　_　　>‐-　 ∠＿_ ノ__ノ
.　　　　 　 　 　 　 ﾊ//ｌ　ｌ　　　　 l　 ヽ ヽ　　　　｀ー一'´
　ﾍУ　　 　 　 　 }///}　ｌ　　　　 l　　　　＼ 　 ＞
. 　 ｌ　 　 　 　 　 ハ//ｌ　|　／ 　 l　　　　　/´

　　　　　　　　　　　　　　　 　 ´￣￣￣￣￣｀　　　､
　　　　　　　 　 　 　 　 ´　 　 　 　 　 ＼　　　　　　　　 、
　 　 　 　 　 　 　 ／　　 　 |　　　　　　　＼ ／ヽ　　　　 ヽ
　　　　　　　　　 '　　　 {　　ト 、　　 　 　 ／ヽ　| i　　　　　:.
　　　　　 　 　 ′　 {　ハ　 |　 ｀　､＿_／　 　 ＸV 　 　 　 , i
　　　　　　　　i.　 　 ∨　ヽ {　 　 　 　 ＞＝≠ヽ.}　　 　 　 i|
　　　　　　　　| i　 　 ト ､___＼　 ､≠´　,x＝=ﾐ　 ′ 　 ／　i|　　　何これ……統一する気あるの？！
　　　　　　　　| i　　　|　,x=ミ 　 　 　 〃f::い　) ′　／ヽ 　i}
　　　　　　　　}ハ　　.| ( {ｨ:し 　 　 　 　 Ｖツ　 ′.ィ ヘ　i　.′　　どれもこれも先延ばしじゃない！
　　　　　　　　 　 ' 　 }　 ヽ'ﾂ　　　　　　 :::::: ムイ..:| .)　ノ　{
　　　　　　　　　　　Ⅵ､ :::::　 ′　　　　　　　　　|: :|　.ｲ: . 人
.　　　　　　　　 　 　 弋'一　　　　　　　　　　　　|: :ﾄ': :|: :　 ､_≧=‐一
　　　　　　　　　　　　　　　　　　v.:::::::ヽ 　 　 　 |: il: : :!: :　i{
　　　　　　　　　　 　 　 个:.､　　　 ￣　　　　　 , .:八: :|: : .八
　　　　　　　　　 　 ｰ=≦, : : ＞ ､ ＿＿　　 ´ /ノ´￣￣ ｀ヽ '.
　　　　　　　　　　　　 　 | : : | : : : :ヽ　　　　 /´　　　　　　　'. ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 | : : |,x=-､ノ}　　　 .′　　　 　 　 　 i : :.
　　　　　　　　　　　 ,. -‐| : : |　(⌒´ﾉ　　　.′　 　 　 　　 　 |: : : ,


　　　　　　　／ ::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::｀丶
.　　　　　／:::/::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　 　 .:::::::::::::::::::/::::::::／::::::::: イ:::::::: /::::::::::＼
.　　　 /::::::::､|:::::::::i::::／:::::　"´　 |::::::::∧ ::::::::::::::ヽ
　　　/::::/⌒'|:::::::::|/{:::／ー─-y'::::／　ヽ :::|:::::::::::
　 ∠ : /　⌒|:::::::::|　 ──=　 /／´￣￣|∨::::|＼|
　　厶八 {Y八 ::::::|　　　　　　　　｛ =─　{::::: 八　　　　あーのなぁ。うちでは中国ってのは中華民国なんだよ。
　　 　 ＼:、_　＼::|u　　　　　　 .　〉　　　;::: /＼|　　　　
　　　　　 ヽ:小　　　　　　 　 　 　 　 　 八/　　　　　　　そっちのいう『一つの中国』とは解釈がまるで違うことを理解しろって！
　　　　　　 }::|　 、 　 　 　 ＿＿
　　_＿___,厶ﾘ 　 ＼　　 　 ──'　 ／
. /　　　＜∨　　　　丶、
〈　　　　　　＼　　　　 　｀　ｧ≦‐-､
　二ﾆ=-　　　 ＼　　　　　/　　　　ヽー‐-､
'´　　＼　　　＼　＼　　　｛＼_＼ 　　＼ 　｝

　　　　 　 　 　 　 ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　 .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : : ＼
　　　　　　 　 　' : : : : : : : : : : : : : : : : /: : {: : : : : : : : : : : ＼ : : : : : : ヽ
　　 　 　 　 　 ': : : : : : : : : : : : : : : : :/': : : :ヽ、: : : : : : : : : :ハ : : : : : : :.
　　　　　　　　i : : : : : : : : : : : : i: : : :′ : : :|　 ＼ : : : : : : 〃ハ : : : : : : :
　　　　　　　　| : : | : : : : : : :|: :i|: : /　　 : : |　　　｀ ー-≪/: :,ハ : : : : |: i
　　　　　　　　| : : | : : : : : : :| ハ: :{　 　丶:.{　　　 　 　 　 ≫､: : : :, : : }: |
　　　　　　　　{ : : { : : : : : : :|′ ∨｀'ー―ヽ:.‐一 　 ー≪ｧ=ﾐ ヽj/ : : ﾊ |
　　　　　　　　′ : : : : : : : : { 　 斗≠=ミ､ヽ ＼　　　 ,ィ衍}　i} 〃: : /　ﾘ
　　　　　 　 　 ﾊ : ∧: : : : : : '　 7'r笊心　ヽ　 　 　 　 {ﾋｿ　/ｲ/: : /
　　　 　 　 　 　 i: : :ハ : : : : : ﾊ }代:じリ　　　　　　　　¨´　　 j: ／　　　そんなこといってたらいつまでたっても進まないじゃない。
　　　 　 　 　 　 l : :{　 ＼ : : : : ' 　｀¨¨´　　　　　　 　 　 '"" ｲ´
　　　　　　　　　 : :,ハヽ　＞z､: : ヽ"""　　　　　　　 ′ 　 　 ,
　　　　　　　　　 j/: :,:ヘ　 j : : ＞‐-　　　　 　 　 　 　 　 　 /i
　　　　　　　 　 / : :' : : 个ﾊ: : : :ヽ　　 　 　 　 　 -‐　 　 ..<: :|
　 　 　 　 　 ／: ィ : : : :,: : ∧: : : :'.＞　 .　　　　 　 　 ／　 〉 ﾄ､
　　　　　 ／７´ :' : : : :/: :/　ﾍ: : : :ﾍ｀ ー｀､ ー―‐,＜＼.∨: :|　i
　　　　　　 /: :/ : : : :/: :∧　 ∧ : : ∧　　　ヽ　　∧　　 V : : |　|
　　　　　　, : : : : : : /:／＼＼ .∧ : : ∧　 　 i}　 '　 V　.∧: : :|　}
　 　 　 　 : : : : : : :／　,,,,,,,｀'ー‐ハ : : ∧ 　 .i|　　　/'. / ∧: : Ⅵ


　　　　　　　　　　　　　　　　　,........-----.......､
　　　　　　　　　　　　　　,...:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:.､
　　　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::／l:::::;::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 　 /:::::::::/:::::／　 l:::/.＼:::::::::::::::::::::::ヽ
　　 　 　 　 　 　 ／::::::::::/:／　　 /:/　　 ヽ::::::::::::::::::::::::i
　　　 　 　 　 ,／:::::/:l:::://__　　 //-_＝‐-.ヽ::::::::::::::::::::::i
　　　　　 　 ム-t::/::::l://　__ヽ /´　,r―t=i､ ヽl:::::::::::::::::::l　　　別に俺達だってやる気が無いわけじゃない。
　　　　 　 　 　 /ｲ:::::/l'r ´込　　　　 ー ｰ'.'　 ,l:::::::::::/::::::l　　　
　　　　　 　 　 　 |:::::::::! ￣ 　 ﾉ　　　　　　　 /::::::::::/:::::::::l　　　ただ長い間分裂してたから考えが違ってくるのは当然だし、
　　　　　 　 　 　 |:::::/.l　　 　 ヽ.　　　　 　 ./::::::／､｀i:::::iヾ､　　それを長い時間かけて埋めようってことだ。
　　　　　 　 　 　 |::/　.l　　　　　　　　　　 /:::／_ヽﾉ.ﾉ'ヽl
　　　　　　　　　　´　　ヽ　　　 ＿　　　　　´　 '_,イ´　　　　　　　双方の解釈が一致しなきゃ「平和的に」統一されないし、
　　　　　　　　　　　　　　＼　 ｀￣｀　　　　 ／i;'::::l　　　　　　　北京の望む民間交流だって生まれないだろ？
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　,　 .'´　 '|:::i､!
　　　　　　　　　　/.ﾌ´フ´i⌒ヽ Y ´　　_,, -　´ ヾ゛
　　　　　　　　//_ﾆｰ_'=='-‐￣i∧r､´　　　　　　 >-､
　　　　　　　／　　 ´　　　　　//⌒.ヽ　　　 ／´　 　 ｀　 、
　　, .-----i　　,,　　　　_,,,r '〈ｲ:::::::::/ ＼／　　　　　　　　｀ ｰ_ ､
　/｀´￣￣/　　'　　 r ´　　　 .|-,､:/　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　ヽ

┌────────────────────────┐
│結局この会談では決定的な解決策はなかったが、　　　　..│
│トップ会談を早期に行うため「双方が解釈権を持つ」　　......│
│とするコンセンサスが確認されることとなった。　　　　　　　│
└────────────────────────┘

　　　　　　　　　　 ,. z ≦.　￣￣￣　　ミ　 .
　 　 　 　 　 .　≦ . : ＞: . . . . . . . . . . .　　　 ｀　.
　　　　　 ／　. . . . : :/　. . : : : : : . . : : . . . .　　　 ＼
　　 　 ／　　. . :,: : .;′. . . . . .` ､: . .ミ ､: : . . . .　 　 ヽ
　　 . ' ／.　　 / .／{: . . .′. . . . :＼: . . .ヽ: : . . . . 　　'，
　 〃:/ . .: : .:/〃　 |　　.{　　　　 　 丶　　∨: .　　　　 ハ
　 i :/′ :/ :/:/__　｜: : :|、 . . . .　　　 ヽ　 '，　　　 . . . '
　 }/ | : .:i .:7/￣ ｀'V:.. :{ ＼:.＿: : : : ／ く : ﾊ: : : : : : : .　i
　/'　{ : .:|..:{:{,z=ミ.､ '，: | 　´¨､¨＞',.＜ : :∨/!　. : : : i: . .|
　　　 . : :!.:ﾊ7 〃い　'､ { 　 　 '＜:... : :＞,.ﾍ }　. : : :.:}: . .!
　　　∧:'.:{ {　|: ｯ.:i′　ヽ　　 ´孑ラ..ミx＜:__}′: : : .:/: . .'
　　　　 ＼乂. 乂ソ　　　　　　　 ん.:;;（.j`y　.′. : ..:::ハ: :.′
　　　　　 }::::::｀　　　　　　　　 　 ﾄ ...'' :ﾘ ,ﾊ/: : ..:::／ } }:./
　　 　 　 {　　　　　 '　　 　 　 　 廴_ンノ /..:::::イ } ノ ﾉ/　　　　…………。
.　　　　 八　　　　　　 　 　 　 　 .:::::::: ／ 爪..:ん,. イV
.　 　 　 　 丶　　　　　　　　　 　 　 　 　 i:.. : :爪: ト . :＼
　 　 　 　 〃.i＼　 ´　ヽ　　　　　　 　 イ}: : : }.|: . | :/｀　ー一
　 　 　 　 {　ﾉ: ..:.i .　　　　　　 .　　 ´　 }′:./: !:. :∨
　　　　　　}/: : .:/　{ ＞‐_i≦　　　　　　|: . /.:. |::. : {
.　　 　 　 /:　 :/／:,:ィ´　 〉　　 　 　 　 }: .,':.:. !::. : :.

┌─────────────────────┐
│この『九二共識』は民進党は認めておらず、　　 　 .│
│後に深刻な議論を巻き起こすのだが……　　　　　 │
└─────────────────────┘

　　　　　　　　　　　 　　＿＿
　　　　　　　　　　　　-´　　　｀｀ヽ
　　　　　　　　　　／::::::::::|::::::　　　 ｀ヽ
　　　　　　 　　／:::＼::::::::<● >　　　｀ヽ　　　　なんですかそれ？
　　　　（（　　 /　<●>::::::::::⌒　 　　　　）
　　　　　　　　|　 　　___'__　　　 　　　　ﾉ　| |　　単なる国民党の解釈でしょ？
　　　　　　　　ヽ 　 　）vvﾉ:　　　　　　/　ノﾉ
　　　　 　　　　 ヽ　（__ン　　　　　　 人
　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　＼

┌───────────┐
│それは暫く後となる。　　.....│
└───────────┘

　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　 ／　　　　 ＼
　　　　　／　　⌒:::::::::⌒＼
　　 　／　　 （ ○）:::::（○）＼
　　 　|　　 　　　　__´___　　　|
　　　　ヽ、　　　　`ー '´　 ／
　　 　　ノ　　　　　　 　　　＼

┌───────────────────────┐
│7月下旬、国民党の非主流強硬派は会合を開き、　　　 │
│改めて主流派への対決姿勢を示した。　　　　　　　　　　│
└───────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨイﾐミミﾐミミﾐﾐ!ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾘミﾐミミﾐミミﾐミ彡ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ｆﾐﾒ --ーーー-弋メ.ﾐ!
　　　　　　　　　　　　　　　　 .ト.|　___ _____ ____　.|ミ;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ|. _,,,,,,_＿__,,,,,,_　 |ﾐ|　　　あの売国奴どもには任せてられないね。
　　　　　　　　　　　　　　　　 {.ﾄ.i~-ｪ:ｭ Ｈ.,ｨｪｭ~i-}!:7　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 l.|.ﾊ､_____ﾉﾊ､_____ﾉ .! }　　　国父と(※)蒋公の国を破壊し、
　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝf　 _, ,L__ 」、､_　 l‐'　　　国賊どもに売り渡そうとしている！
　　　　　　　　　　　　　　　__,. -'ﾍ, ｨー===-'〉, ,/─-
　　　　　　　　　　_　-‐ ''"　　　/　＼._._____._／!＼　　　￣ﾞー- ､
　　　　　　　　　ハ　　　　　　 /　　 |ヽ￣￣／/　　ヽ　　　　　 　 ﾊ
　　　　　　　　 |　 ヽ　　　 　 く 　 　 ! .>ーく　/　　 　 >　　　 　 /　!
　　　　　　　　　　　　趙少康(国民党右派『新同盟会』メンバー)

※…蒋介石。

　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ; ; ; ; ; ; ; |
　　　;: : : :: :: : r'´ _　｀ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ;|
　　　l:; : : : : : :{　 |.|　　 }: : : : : : : : : : : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ;.;
　　　':.::..: : : : :乂 Lｰｭ ﾉ__＿___: : : : : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ; /
　　　 ' : : : : : ;＞｀ ¨ ´: : : : : : : :｀ ' :＜_＿; ; ; ; ; ; ; ;/
　　　　 ＼::／: : : : : : : : : : : : : : :_;＞イｌ|ニ三ﾆﾆﾆﾐ
　　　　　 /: : : : : : : : : :_ ,r=＝ー‐‐/|iﾙ|!ミﾆ//ﾆ｀iﾐ　　　　
　　 　 　 ゝ=＝≧斥､¨〝fﾋツ　ﾌ 　 ﾘ ﾉ ﾐミ{.f ,ｿ/ミ　　　　親父も行政院長やめちまってから
　　 　 　 　 {∧`ﾐ¨-‐i　!　 ｀¨　　　　　　　ﾐ r　 ,'ミ;'　　　　全然ぱっとしなくなったしなー。
　　　　　　　 )∧　　´|　　　　　　　　　　 　 |こノiﾐ了
　　　　　　　"　 ':,　　ﾄ-=ｱ｀__ 　 　 　 　 　 |!　 ﾘ∧　　　　やっぱ俺ら若い外省人二世が
　　 　 　 　 　 　 __ ,ｨ彡｀廷三ミΞ了　　　,'　　　　',　　　　世を引っ張らなきゃいけないと思うわ。
　　　　f´￣i.￣ ¨ヾ､彡イ-‐ー‐ｧ￣　　　 /　　　　 ∧
　　rﾆニ二ﾆフ､ ｰ./--〉　≡=　　　　　 , '/　　　,. ' ; ; ',_
　 f三ﾆ=ー―く: :./: : ∧　　　　　　　／　　 , イ : : : : ; ; 〉≧-　 _
　 (: :+　-‐　¨ｿ.:/: : / 　ヽ　　　　 イ -‐/´; ; : : : : : : : ; l}: : : : : : : 7≧‐-ｭ,_
　　ゝ-‐　¨´: : /: : /　,．＜｀¨: ;´//// ,': : ; : : : : : : : : ; i: : : : : : :/ﾆﾆﾆﾆ7: :
　　　 トニ二ニ=-. : ´: : : : : : ∨///: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/ﾆﾆﾆﾆ/: : :　←去年立法委員選挙で当選


　　　　　　　 ___　　______　　
　　　　　　　 /´　｀´_＿___＼　　
　　　　　　　ｌ　 ｌ´｀´　　　 ヽ　
　　　　　　 /　丿　　／　＼ ｌ　
　　　　　　 |ミｌ　 ー(￢)-(￢)　 　 もはや中国国民党は中国国民党ではない……。
　　　　　　（６　　　　　(、_). ヽ 　
　　　　　　｜　　　 ノ　 3　　ﾉ　 　本土化を進めすぎたあまりやる夫のような
　　　　　 ／＼＿＿＿＿_ノヽ　 　大陸に何の関心も魅力も持たない本省人が幅を利かせ、
　　　 　 /　ヽ ┃　 ●><ｌ ┃ヽ　 『台湾国民党』となってしまった。
　　　　　|　　 ｌ┃___ｌ´ﾐｌ　 　┃ｌ
　┌─　ヾ　´ ￣ヽ｀ｌ_ｌ 　 　 ┃）　
　│　　　　`｀─-´ ｌ´≡≡≡ｿ
　│ 　　　　　　　　|:::::/::::::://　
　│＿＿＿＿＿＿ｌ;;;;/;;;;;;/　
　　　　　　 　 （＿＿_|）＿__|）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨイﾐミミﾐミミﾐﾐ!ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾘミﾐミミﾐミミﾐミ彡ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ｆﾐﾒ --ーーー-弋メ.ﾐ!
　　　　　　　　　　　　　　　　 .ト.|　___ _____ ____　.|ミ;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ|. _,,,,,,_＿__,,,,,,_　 |ﾐ|　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 {.ﾄ.i~-ｪ:ｭ Ｈ.,ｨｪｭ~i-}!:7　　　今まで国のために分裂状態を
　　　　　　　　　　　　　　　　 l.|.ﾊ､_____ﾉﾊ､_____ﾉ .! }　　　アピールしないよう努めてきたが、
　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝf　 _, ,L__ 」、､_　 l‐'　　　愛想にも限度ってもんがある！
　　　　　　　　　　　　　　　__,. -'ﾍ, ｨー===-'〉, ,/─-
　　　　　　　　　　_　-‐ ''"　　　/　＼._._____._／!＼　　　￣ﾞー- ､　　我々は我々で新たな盟主を掲げようじゃないか。
　　　　　　　　　ハ　　　　　　 /　　 |ヽ￣￣／/　　ヽ　　　　　 　 ﾊ
　　　　　　　　 |　 ヽ　　　 　 く 　 　 ! .>ーく　/　　 　 >　　　 　 /　!

┌─────────────────────┐
│新同盟会は8月に迫る国民党大会において、　　.....│
│やる夫の対抗馬を探し始めた。　　　　　　　　　　　 │
└─────────────────────┘

┌────────────────────┐
│最終的には大衆人気の根強い林洋港と、　　 　 │
└────────────────────┘

　　　　　　　　　 ／￣＼
　　　　　　　　　 | 　　　 |
　　　　　/≡)　　＼＿／　/ミ ヽ
　　.　／＿ノ　　＿__|＿__ ヽ＿　＼
　　／ ／　　 ／::＼::::::／::＼　 ＼ ＼
　 ( 　く　　.／< ＞>:::::<＜>u＼　 .>　）　　　　は？
　　＼　 ／ u　　（__人__).　　　 ＼'.／
　　　 ヽ|　　　　　 ｀⌒´　　u　　　|/
　　　 　 ＼　　　　　　　 　 　 　／

　　　　　　　　　　　　　 ,..-‐':"￣::''::::..､
　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::`::.､
　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ::::::::＼
　　　　　　　　　/':/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::k＼:::::ヽ
　　　 　 　　 　/::/i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍヽ:::::::i!
　　　 　 　 　 ,':::N l:::,:::fi::::::f|::i:::|ヽ:::::::::::::::::ヽ::::::::l
　　　　　　　 i:::::l!::|:i!士从::! l,r|i'二辷:::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　 |::|::li:（'´{::}ン⌒ヽ_´{::}ンﾞl:::::::::::::::::::::l
　 　 　 　 　　!:!::l::i　￣　 　 　　￣ 　 l:::::::::::::::::::::!　　　　え？
　　　 　 　 　 l:::::i::l　 　　｀ ｀ 　 　 　　!::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　|:::::!::', 　 　-‐-　　　U ﾉﾘ::::::::::::::::::|
　 　 　 　 　 　!:::;:::::＼　　￣　　　　,.ｨ´::::::::::::::ｉl::l
　　 　 　 　 　,ﾘハ::::::::::ヽ､ __ .....ィ::':::::!::::::::::::N l!ﾞ
　　　　　　　　　　rﾘﾊ:::i　ヾ:::::::::::::''''　|::::_:::f!|
　　　　　　　　　ノ '　tNヽ　　　　　 　,':/ ヾ|
　　　　　　_,..-ｲ　　/"ヾ＿　　　　　 ﾘ/iﾍ ヽ
　　　,r''''~　　/ _／　　　n | 　 　　厂　' ｿヽ.」ヽ
　 ／　　 　　~´　　　　ｌ　　l_　　 / ン　, ' _　　　＼

┌───────────┐
│陳履安に決定した。　　 　 │
└───────────┘

┌──────────────────────────┐
│しかし、かつて政治利用された経験を持つ林洋港は　　　　　　..│
│全く相手にせず結局この推挙案はお流れになってしまう。　　　.│
└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣ ／￣／￣＼ ／￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 |　　 |　　 　 ||　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＼＿＼＿／.＼＿／
　　　　　　　　　　　　　〈〈〈〈　ヽ　　　　|　 　|　 　|　 　　 .|
　　　　　　　　　　　　　 〈⊃　　}／￣／￣／￣ ￣／ ￣ ￣　＼
　　　　　　　 /|　　　　　　|　　 .|　 ／　 ／　 ::＼／　 ::＼:::／:: 　＼
　 　∩―－/ |　　　　　 .ﾘ　　 ,|／　 ／　.<●／ 　.<●>::::::<●>　 ＼
　／　(ﾟ)　､_ ｀ヽ　　　　./　　　 ||　　 |　　 　　|　　　　 （__人__）　　　　|
./　　(　●　 (ﾟ) |つ _／　　　　| ＼　 ＼　 　　＼　 　　｀ ⌒´　　　　／
|　／(入__ノ 　 ミ　　　 　　　　ﾘ/,,― /,,―　- /,,―　-ー　　､　,　-‐ ､
､　(＿／　　　 ノ新同盟会　,ﾘ　　 （　　 　, （　　　,　-‐　'"　　　　　 ）
＼＿＿＿　ノﾞ 　　 　　　　　/　`;ー　`;ー"　``;ー"　`　ー-ー　-ー'

┌────────────────────────────────┐
│そして8月10日、公然と国民党中央との対決姿勢を示したために　　　　　　　 .│
│居られなくなった新同盟会メンバーは積極的な反共、中台統一色を持つ　 　 .│
│政党『新党』を結成した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
└────────────────────────────────┘

　　　　　　　 ___　　______　　
　　　　　　　 /´　｀´_＿___＼　　
　　　　　　　ｌ　 ｌ´｀´　　　 ヽ　
　　　　　　 /　丿　　／　＼ ｌ　
　　　　　　 |ミｌ　 ー(￢)-(￢)　 　
　　　　　　（６　U　　　(、_). ヽ 　
　　　　　　｜　　　 ノ　 3　　ﾉ　
　　　　　 ／＼＿＿＿＿_ノヽ　
　　　 　 /　ヽ ┃　 ●><ｌ ┃ヽ　
　　　　　|　　 ｌ┃___ｌ´ﾐｌ　 　┃ｌ
　┌─　ヾ　´ ￣ヽ｀ｌ_ｌ 　 　 ┃）　
　│　　　　`｀─-´ ｌ´≡≡≡ｿ
　│ 新　　　党 　　|:::::/::::::://　
　│＿＿＿＿＿＿ｌ;;;;/;;;;;;/　
　　　　　　 　 （＿＿_|）＿__|）

┌─────────────────────────────┐
│新党結成から3日後、党大会においてやる夫は党主席に再任。　　　....│
└─────────────────────────────┘

　　　　　　　 　＿＿＿_
　　　　　　　／ノ　　　ヽ＼
　　　　 　／ ／ﾟヽ　 ／ﾟヾ＼
　　　　／　　　⌒　　　⌒　　＼
　　　　|　　（＿＿__人＿＿）　 |
　 　　 ＼　　　　|lr┬-l|　　　／
　　　　ノ　　　　ﾞ=ニ二"　　　＼
　 ／´　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　|

┌───────────────────────────────────────┐
│副主席には連戦だけではなく、非主流派を指名するなどの余裕を見せつけ　　　　　　　　　　　..│
│党内における力関係の差を強調した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
└───────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈::::::::::::::::::::｀丶､/＿:_:_:_:_:_:::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ミ了`ｰ- ､::::::/::::::::::::::::::::::::￣:::::`::::―‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 lミミ　　　(三ｼ`‐---　　＿＿＿:::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 lミｼ　　,.　　　　 　　 ヾ三)　　　 }三三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fi7　 . "　　｀、 :　　　　 _ _　　　 ヾ三ミ三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| !　 '　､==z､ヽ|:　　, '"　　丶　　 ｀}ミミミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|i|　　｀ ｀二彡/　 　 ､ｰ==､、:　　　|ミミﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lﾘ　　　　 　_/　　　　 `二ﾆ｀`　　　|ミﾐ/
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　''´￣￣￣｀ヾ!:、 　 　f´'′　 :^ヽ　　　　　　　 ,.lミ/
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　l　｀ :r '´`^'､__,.-､ノヽ、　　　 ,.　" }ｼ
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　_,. -‐ 'ﾞ´ヽ　｛ ､-- ､:.:＿_　　　ヽ...　 '　　 /｝＼
　　　　　　　　 ＿＿_/　_,.　-‐ ''"´　　　　 /,ハ　ヾ｀ヾｴｴェｪｪ＞-　　　　　, 'ノ 　 ﾊ、
　 　　 _,. - '"´ 　／/'´　　　　　　　　,. -, {{（　 ヽ　｀丶｀二ﾆ´　　　　　　／´　　　| |
　,.　'´　　　　 ／　/　　　　　　　　　 i　//ヽヽ、 ,ﾍ　　　　　　　　　　,　'´　　　　 //
'´　　　　　　/　　/　　　　　　　　　　 、ヾ、 ＼＼| ヽ、 　 　 　 ,. -,:'´　　　　　／/
　　　　　　 /　　/　　　　　　　　　　／ヽ、｀`ｰ`､_｀丶＞---_彡'"´　　　　　／／
　　　　 　 /　　/　　　　　　　　　／　　　｀ ‐-　、｀　‐--｀ﾆ＝=----――'´／


　　　　　　　　　　　　　　　　　 , イ二二二ﾐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 //　　　　　　　　　ヽ',
　　　　　　　　　　　　　　_/ {　　　　　　　　　　 } |_
　　　　　　　　　　　　 ／ 　/　　　　　　　 　 　 |　 ',
　　　　　 　 　　 　 __/　 　 {　ｨ==z　　,ｰ==-､　} 　 ',
　　　　　　　 　 ／ / 　 　 }:| '-zｪx ｰ'　xｪｧ-'　 !!　　l
　　　　　　　　/ 　 |　ｨ―､| |　　ｰ´ i 　 ｰ 　 　 }|　　 }__
　　　　 　 　 /　　:i|/ 　　 } i{　／' ｰ'`ヽ　　　/,ｨｰ ､　　' ,
　　　　　　r-|　　　',　 　 ﾉ| {ﾍ　_ｨ===z､__,　/ {　　　　　 l
　　　 x--/　|　 ___ {`ー '　＼ヽｧ_7lｰﾊ　 ,／ /',　 　 / 　 }ﾆ=､
.　　 /　 / 　i!{´ 　 ',::::::::::::::::::ヽ 　　ｰ'　¨　／　 ー‐ '　　　＼::ヽ　　　　　　　　　　
　　/　 /　　 廴___ノ::::::::::::::::::::::::￣￣ ヽ／:::::::::::::::/⌒ヽ　　　}:::|

┌───────────────────────────┐
│しかし、同じく副主席となった林洋港は内心面白くなかった。　　　.│
└───────────────────────────┘

　__,冖__　,､　 __冖__　　 /　／/ ／￣＼
　`,-.　-､'ヽ' └ｧ --'､　〔／　/　|　　　　|
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　 　 `r＝_ﾉ　　　 /　　＼＿／
　 __,冖__　,､　　　,へ　　　 　 　　　　|
　`,-.　-､'ヽ' 　 く <´　　　7_／/ ￣￣￣ ＼
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　　　　＼>　　 　　/　　　::／:::＼::＼
　　　n　　　　　「 |　　　　 　　　　< ●>::::::<●＼
　　　ｌｌ　　　　　|｜ .,ﾍ 　　/　　　　` （__人__）　 |
.　ｎ.　ｎ.　ｎ　　ヽ二ノ__　 ｛　　　　　　|r┬-/ '　|
　 |!　 |! 　|!　　　 　 _| ﾞっ　￣フ　　　｀ ⌒´　／
　 o　 o 　o　　　　 (,･_,ﾞ> 　／　￣￣￣￣￣ ＼

┌───────────────────────────────┐
│もともと出世レースでやる夫を圧倒していたのが、どういうわけか　　　　 　 .│
│成り行きで総統職を先取りされた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│そしてなれると信じていたはずの総統の座は周囲の無能振りによって　 　 .│
│妨げられたと認識していた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
└───────────────────────────────┘

　＿　＿　　　　　　　　　　　　 　 __
　|主 | ､ﾉ　| --|- ヽ///　,フ_ 　 |ﾆ|ヽヽ.ﾉ ┌┼┐ﾉ十ﾉヶ┐斤_.斤　　　　 　 　 　 ｢!
. llll亅|/ヽ　l,　丿　ﾌヾ.ヽ　c_,ﾉ　ﾉ 亅|.メ |　| ,人亅.ｰ|‐ﾉﾉ亅　|三|　つ ･････････　o
　　 　 ￣ 　 　 　 '￣￣　 　 　 　 　 ￣　　　　　　　　　　　 ´　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　 　|
..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.. -‐- ､| _......_
　今や報道がレア……！　／　rへ　＼　　u　　＼　　　　やる夫総統就任……！
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　 l　　ヽ　u　 ／　　ｕヽ
　アンチ大量発生……！ { 　　ヽヽ　●　}r‐‐''''"）　　}　　　林洋港失墜……！
　　　　　　　　,r（　　　　　　|{　|ヾ　　￣　ヽ_●_ノ 　　/　）、
　　　r'⌒`ｰ-'　　ヽ　　　　　l　Ｋ >､（__人__）　　　　/　ﾉ　 `～～～ ､
　　　 ） キキキ　　 ）　　_／　ヽ >〈`┼┬ Ｔ ﾌ　 /　　{　ククク…　 ..）
　　 （　　 ……！（　　 ／.　　　ヾ コココフ ノ　　＼　 ` ｰ-～ー--‐'
　　　` ｰ-' ⌒ ｰ- '　 /　　/　　　　　　　　　　　　　　､　養老院行き決定……！
　　　　　　　　　　　 / 　/|　　　　　　　　　　　　　　|　i

┌──────────────────────────────────┐
│その自分が名ばかりの役職を与えられ、日に日に人気を失うことほど　　　　　　　..│
│かつて次世代の指導者候補だった男の自尊心を傷つけるものはなかった。　　　　│
└──────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　／￣＼
　　　　　　 　 　 　 |　　　　|
　　　　　　　　　　　＼＿／
　 ＿＿＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿＿
　│ ::::::::::::::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllll::::::::::::::::::::│
　│ :::::::::::::::llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll::::::::::::::::│
　│ :::::::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll:::::::::::│＜　林先生はすごいですよ。
　│ :::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll:::::::│　　 人望も能力もあるし、ポスト蒋経国なんて
　│ ::::::::::::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll::::::::::::::::│　　 うわさもありますからねぇ。
　 |￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣ |
　 |　 |　　 ワ　　　 .ゴ　　　　ン 　 　 | 　 |
　 | 　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　 |
　 |　 .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　.....|　　　※党内事情に詳しいLさん
　◎　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ◎

┌──────┐
│9月20日　　......│
└──────┘

　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:｀ヽ |!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.__ノ　ゝ、
:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:.: -‐―┴-:.､ヽ　　　 ＞ 、
:.:.__,.､／:.:.:.:.:.:__i二ﾕ_/二ﾆ'.,　, '　 _　ヽ
´:.:./__｀___､___|-----|――‐|.!´￣　 　 ',
;.:.:|　　ヽ、　 .| :::::::::: |:::〃⌒|!__　---　 .|
|:.:ﾊ　-―｀　,'|:.:.:.:._.. l-､! 　 :|.',　　 　 　 |
',〈　￣￣￣ .」　´　　_.人＿_ﾉ「￣￣｀ ./
. ｀ 「ΤＴT7　　　＜_.|＿＿＿ハ＿　／
:.iヽ.ヽ￣二!　　　　　　　,. -‐ｲ.　 　｀!
:.|　ヽゝ´__ﾉ　　　　　 ／.､.　 .|. 　 　 |
:.:',　　｀¨/　　　　 .／:.|. 　＼ |. 　 　 |
:.:.:＼__./　　　　 ./:.:.:.:|. 　 　｀|. 　 　 |
:.:.:.:.:.／　　　　 /:.:.:.:. |＼ 　 　 　 　 ﾉ
ヽ／　　　　　 /:.:.:.:.:. |　 ｀ー――‐'


　　　　　　　　　　　 ／￣＼
　　　　　　　　　　　|　　　 　|
　　　　　 　　　　 　 ＼＿／
　　　　　　　　　 　　 　 |
　l^ヽ 　 /^l 　　　／ ￣ ￣　＼
　ヽ ｀_/　/ 　 .／ 　＼　 ／ 　 ＼　　　その通り！　96年には総統の意向どおり総統選挙は
　r'ヽ 　　ヽ ／　　⌒　　　⌒ 　　＼　　　直接選挙になるからな。
　 ゝ、　r'ヽi|　　　　（__人__）　　 　　|　　　
　　`ヽｰ､ノ ＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／　　　私にも意欲はあるとも。

　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　_ -　´　　　 ｀丶 、　　　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ／　_, -┬ｒ - __　　　 ＼　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　∠二≧|ﾑ::V ,＞､___ ィ::::＼ j
　　　　　　　　　　　　　　　L ／ｔ「 /辷jﾘ　ヽ!　辷j_` ｢|::::|:i::::{
　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::l L＿__ﾉ!　　ヽ---- ' |:i::l::|:l::|　　　そうですか。
　　　　　　　　　　　　　　　　|l:::ﾊ　　　　､　　　　　　　|从ﾊV
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾍ l　　　＿＿＿＿　　 ″　 ﾉ　　　　しかし、もしもやる夫総統が出馬されるとしたらどうします？
　　　　　,....､　　　　＿＿__　　　ヽ!　　∨　　　 У　　　,ィ７/
　　　　 / 　 ヽ..._／二二二ト､ r‐ュ＼　 ` 二 ´　　_ -　|ｲ'　　　　一党では候補者が1人というのが原則ですが……。
　 　 ／　ｒ┴┴‐┼──‐弋三三マヽヽ ＿＿_ ／　 ,　l
　　j　 ￣＞──┴─　､:.:.:.|─‐９|<7|l 　　　　　　 /　　ヽ､
　 f'　 ７´ ´¨｀ヽ｀ヽヽ:::::::__ヽ|}}─ j|^:|Yl　　　　　　/ 　　 ｨ::::| ｀ヽ､＿__
　j 　､l::;′　　　Y:::::l:::l::::{　ヾ!|!ｭ:.:.:l|:::V 　　　　　 ′　／:|:::::l: : :／
　l　　l:::|　　　　 ||:::::|:::|::ﾊ　　＼_:.:.:ﾄ､::ﾄ､＿＿＿_ ィ´. : : |:::::l: /
　l　 ｀ヽヽ ＿_ノ/.::/::/:::::/ヽ　　　￣ヽヽ: : : : : : ／: : : : : |::::l:/
　 '　 ／ マ＝∠∠∠∠ -'"　 　 　 　 ∨_＿／. : : : : : : j::::l:′
　　' 　 　 ﾊ::::｢ -r ､　　 　 　 　 　 　 　 ∨}} }: : : : : : : : :|::::l !


　　　　　　　　　　 ／￣＼
　　　　 　 　 　 　 |　　　　|
　　　　　　　　　　 ＼＿／
　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　／ ￣ ￣　＼
　　　　　　　 ／　 ::＼:::／:: 　＼
　　　　　　／ 　.<●>::::::<●>　 ＼　　　愚問だな……！　彼が出ようとも私は次期総統にふさわしいと自認している。
　　　　　　|　　　　（__人__）　　 　　|
　　　　　　＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／　　　彼も長くやっているのだから、民主化のために私がでるのも道理だろう？
　　　　　　 /,,―　-ー　　､　,　-‐ ､
　　　　　 （　　　,　-‐　'"　　　　　 ）
　　　　　　 `;ー"　`　ー-ー　-ー'
　　　　　　　l　　　　　　　　　　　l

　　　　　　　　　／￣＼
　　　　 　 　 　 |　　　　|
　　　　　　　　　＼＿／
　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　／￣￣￣ ＼
　　　　　 ／　　 ::＼:::／::::＼
　　　　／　　 <●>::::::<●>　＼　　(党内における基盤はもはややる夫の1人勝ち……。
　　　　|　　　　　（__人__）　 　　|
　　　　＼　　　　 ｀ ⌒´　　　／　　　　しかし奴はまだ選挙の洗礼を受けていない。
　　　　　 ￣（⌒`::::　　⌒ヽ　　　　　　人をひきつける能力もいまいちとなれば、
　　　　　　　 ヽ:::: ~~⌒γ⌒）　　　　俺にも勝機があるというもの……。)
　　　　　　　　 ヽー―'^ー-'
　　　　　　　　　 〉　　 　│

┌──────────────────────┐
│林洋港、次期総統選挙に出馬する意欲を表明。　 　 │
└──────────────────────┘

　　　　　　　　l　　　　　　　　　l
　　　　　　　　ヽ、　　　　　　, '
　　　　　　　　　　丶､_　_,,／
　　　　　　　　　　　　　||
　　　　　　　　　　　　_,,l:l_＿＿
　　　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ー ､
　　　　　 　 ／　　　,,.-'"　　　　　　ヽ　 ヽ、
　　　　 ,,.-'"_　 r‐'"　　　　　,,.-'"｀　　　　　ヽ、
　　　/　　　 ヾ (　　　 _,,.-='==-､ヽ　　 　 　 　 ヽ、
　　　i へ＿__ ヽゝ=-'"／(じ::::::)_,,>　　　　　　　　 ヽ　　　　(真に大衆に支持されるのはこの俺だ！
　　 ./ /代ﾊ＞ ＝'''"　￣￣￣　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　
　　/ .<_弋ﾘ''"　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　 　 i　　　　　偶然規定でなった奴ではない！)
　 /　　　 i　　　人＿　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　.l
　,'　　　　 ' ,_,,ノｴｴｴｪｪ了　　　　　　　　　　　　　　　/
　i　　　　　　　じｴ='='='" ',　　　　　　　　　　　　　　/
　',　　　　　　 (___,,..---- ''　　　　　　　　　　　　 ／
　 ヽ、　　　　　　　　 __,,..　--------------i-'"
　　　ヽ､_　　　__ -_'"--''"ニニニニニニニﾆヽ
　　　　　 ｀¨i三彡--''"´　　　　　　　　　 　 　 ヽ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ

　　　　　　　　　　　 ,:;'''':;:;:;,,._,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:;:(:;:;:〃:;:〃:
￣￣￣￣￣|~'ｰ ､,,, ,:; :;:〃:;:〃:):;,,,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:(;ゞ::;: ;::;ゞ　,ｆ
::::::::::::::::iﾆ|:::::|.|`i ,|:; :;:〃:;:〃:ゝ:; :;):;: 　 　　　　　 ___ll___　　　　　　;;:( 丿;:,ゞ;:〃:;ヽ'.,l
::::::::::::::::i__|:::::|.|_,i:;:√〃:〃:;';:.ゝ〃:;;)　　　 　 　 [;厓.ll厓ﾞ]　　　　　　(,;:,ゞ;:〃:;ヽ'fl
:::::::::::::::::: :::::::|.: ノ:〃:;丿;,ゞ;〃ゝ; ;; ヽ:;、　　　　 .|冖''ll'冖j　　　　 :;:;(ゞ;::〃::ヽ丿;:,ゞ;:〃
.................. .......|.,{: :〃;丿; ,ゞ:;〃'ゝ. ;:; :;ヾ;:;）　　　 .|: fl |:::::|　　　　　;:(,;:::; :;:〃:;:〃:ヽ:::;:;
::::::::::::::::iﾆ|:::::|.|`i（. ::;:;:〃:;:;;丶;: ゝ;. ;:;;:〃:);:;　　　|: fl |:::::|　　 　 ;:(;:,ゞ;:〃:;ヽ:::;:;丿;:,ゞ;:〃
::::::::::::::::i__|:::::|.|_,i(:〃: :ヽ: ;丿;:,ゞ;:ヾ,;:;〃: ):;　　　:|: fl |:::::|　　　　(:. ;;:,ゞ;:〃:;ヽ'丿;:,ゞ;:〃
.................. .......|.　（: 〃:;〃;':;. ;:;〃:;:;l: ;;,ゞ;:)　━━:|: fl |:::::|━━━(丿;:,ゞ;:〃:;ヽ:;ヽ:;ヽ━━┓
::::::::::::::::iﾆ|:::::|. (:;:;:;::;〃:;':;:.〃:〃 ヽ:,ゞ;:: ;)　_i:::i_i::|: fl |:::::|::i_ｉ::::i_i::::i_i::::l　(;:::〃:;丿;:,ゞ; :i_ｉ:::
::::::::::::::::i__|:::::|.|`i,(〃 :〃:': ;:,,,; ;;; ;:〃:ヽ);;　≡:≡:|.r-il::::::|:≡:≡:≡:≡l:≡　iｮ:;:;ソ:〃）:;三
.................. .......|.|_,i `''"ﾞﾟﾞ'l ::'il　　."'･ｬ-､;;;ソ;;;;;;;;/ﾞ|￣| l lヽヾ;;ilY⌒Yli;;;;;l::;;;;,,...l! .|,,..,..,..,.;:;:;:;,...,..
:::::::::::::::::: :::::::|. ;;;-''￣　l ::'il　￣,l :i|,,ｖ．｀｀｀"""''''''''''"'''''ﾞ`″'''''''''''-､__,,; `;；li! .|;:；:`；;.；,.;;.;.;：
"""""""""""　_;;;;;;;;;r--･･''"""~｀　 　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　- _,lii: .|;；:;：:;.;:.`:;:；;;.;
`:;:；;.:,；:;_,-''"￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　　　　　 　￣ﾞ~'''--__:;:;；:;：
-'~　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　(まったく、気が早いものだお。
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　これも人柄のなせる技かお)
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　"　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／


: : : : :|: : : : : : : : : :|: : : : ／: : : : : : : : : : :＼
: : : : :|: : : : : : : : : :|／／／: : : : : : : : : : : : ::.
: : : : :|: : : : : : : : : :|／／: : : : : : : : : : : : : : : ::.
: : : : :|: : : : : : : : : :|／: : : : : : : : : : : :＞f´: : : :〉
: : : : :|: : i : : : : i: : |: : : : : : : : : :＞ ´　 .′: : /
: : : : :|: : i : : : : i: : |: : : : ､＞ ´　　　　 .′: :/
: : : : :|: : i : : : : i: : |― ´　｀丶..,,__　 　,′／
: : : : :|: : i : : : : i: : | く￣;少ﾐz　 ¨´ ,rｲ: '
: : : : i|: : i : : : : i: : |　　 {)ジ　　　　//´
: : : :i |i : i : : : : i: : |　　　　 　　 　 '/
: : : il ||:.:.i : : : : i: : |　　　　　　　　{:::!　　　　といっても多数派は僕達だ。
: : :.|| ||:.:.i : : : : i: : |　　　　　　　　ヽ!　　　
｀ヾji! ﾘ! :ｉ: : : : :i: : | 　 　　 　 　 ／:|　　　　どうあがいたってこれは覆せないよ。
ヽ 　　 リ|.: : : : i: : |　　｀ヽァ r‐'::::::::!　　
　 ＼ 　 ｀ヾ: : :.i: : |　　　　／::::::i::::::|
　　　 ＞　.,_｀¨ ヾ:j､　　／::::::::i:::i::::::!
　　　　　　　 爪_}　 ｀¨´｀ヾ::::::i:::|::::/
　　 　 　 　 /　ｨﾊ　　　　　 ｀" ''''
＼ 　 　 　 /／:::::ﾊ

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　(その通りだお。でも林洋港は本省人。
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　やる夫がのし上がれたのも本省人であることが大きいのだから、
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　非主流派達が担ぐことも十分に考えられるお)
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　"　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／


　　　　 　＿＿＿
　　　　／　　 　　＼　
　　 ／　 _ノ ''　'ー　＼　　　(この話題はさっさとかき消すのが良いお。　　
　／　　（●）　 （●）　 ＼　　　　国民にこれを忘れさせなくては……)
　|　 　　　 （__人__）　 　　|
　＼ 　 　 　｀ ⌒´　　　／

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　ところでAPECの件でアメリカから招待が来てるって本当かお？
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼


　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
　 　 |.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
　 　 |::::/　⌒　　⌒　 |:::|
　　　|:::〉 （●） （●） 〈:::|　　　うん。それも大統領じきじきにね、
　 　（@ ⌒（__人__）⌒ @）　　　
　　　 |　　　|r┬-|　　 |
　 　　＼　　`ー'´　 ／
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

┌───────────────────────────────────┐
│クリントン政権は11月にシアトルで開催されるAPECの首脳会議に　　　　　　　　　　.....│
│やる夫を招待していた。それも招待状には『中華民国総統』ではなく　　　　　　　　　　.│
│『台湾総統』と書いてあり、高まっていた国連復帰機運にいっそう火をつけるに　　　　│
│十分なものだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└───────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　＿,,,,,,,,,,,,,＿
　　　　　　　　　　 　 ,,r;:r""　　　　　　ヽ、
　　　　　　　　　　,r'"　"　　　　　,r''"` 　 ヽ、
　　　　　　　　 ,r"　 ／　　　,,r ,r"rヾ､`ヽ､　ヽ、
　　　　　　　　,|､_　（_ 　 _　（_,r"'"　　ヽ、 `ー､i
　　　　　　 　 ,|ヾl`'ー`ヽ!`i'"　　　　　　ﾞi、　　_,〕
　　　　　　 　 tヽ|　　　　　ﾞi、　　　　　　ヾー[」-!、
　　　　　　　　 ヾ|　　 　 ﾞi、,|　 _,,,;;;=''"` 　ヽﾉ､　〕
　　　　　　　　　 !i,‐-;;;;;;､,ﾞi、r'"-,ﾆlア 　　　|i､ﾞ`ｲ|　　　不倫とは文化だよ、ヒラリー。
.　　　　　　　　　 `i;-､ﾆｌｱ　i、　"　　　　　　|､ヾ|l|ﾞ
.　　　　　　　　　　 ﾞi, 　 　|:|　　　　　　　　 | ﾞi, ﾉ,
　　　　　　　　　　　 ﾞl、　 `!_,,.　　　　　　　|　ﾞi　|
　　　　　　　　　　　　 ﾞ!、　　,,,,.. -'''　　　 /　　| .|
　　　　　　　　　　　　　 ﾞi､　　 --　　　 ,r'　　　ﾞi_!-;
　　　　　　　　　　　　　　 `!､　　　　 ,r"_,,,r-'''ﾆ-‐''ﾞi
　　　　　　　　　　　　　　rヾ､`ーｒ‐''ﾆ""-‐'"　　　　 ヽ,.........,＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　__λ i,ヾ| i''"　　　　　　　_,,.r-t"_,r'"＿:＿:＿
　　　　＿＿＿_,......r-i'",r'ヽ | |:| |　　　　　_,,--'"　　 ~ヽ、:::::　　!.
　　＜￣ j'"ー'''''j;,￣￣　 `i | |:| |　　_,,r''"　　　　　　 　ヽ、:::::　 `t､/
　 　 冫>､i :::::,r'"　　　　　　i i,r ﾉ_,,r'"　　　　　　　　　　　ヽ、:::::..　/
　　　|,ｲ'" ::,r"　　　　　　　 ﾄ,i",r'"　　　　　　　　　　　　　　ヽ、 :::/
　　　/::::,r'" ＿＿　　　　　// |　　 　 r'"￣￣￣￣￣/　　　　ヽ/
　　　　　　　　　　　　ビル・クリントン

┌───────────────────────────┐
│APEC首脳会議に参加すること、それは中国と対等であると　　　 │
│改めて証明でき、国連復帰への後押しとなるだけではなく　　　　 .│
│国内の話題を独り占めできるという利点があった。　　　　　　　　 .│
└───────────────────────────┘

　　　　　　　　,.､--‐‐─‐-:. ,
　　　　　　 .,.':::::::::,,,:､::;;;,,,ﾉｿ:::::）
　　　　　　/::／ .＼,,lll,,／ ゝﾞ´
　　　　　/:/ 　<●>::::<●>＼　ﾋﾞｷﾋﾞｷ
　　　　　!/ ﾉ Ｌ 　（__人__）　　＼
　　　　　| 　⌒ 　　｀⌒´　　　 　|
　　　　　＼　 　　　　　 　　　 ／
　　　　.／⌒　　　　　　　　　　ヽ
　　 .／　　 /、　。　　　　。　r　 ＼
　　(＿￣￣＼'　　　　　　　　|)　 　.)
　　　　／⌒ヽJ三三三三三/　 ／
　　　/:::::::::::::::::::;;; ::::::::::::::::::::: し＾⌒ヽ
　　./::::::::::::::::::::ノ::::::::::::::::::::: ､:::::::::::::::.)
　　.|:::::::::::::::::::::|ヽ､::::::::,,:::::ノi:::::::::::::::/
　.　i::::::::::::::::::ノ　　 ￣＾￣　 ＼:::::::/
　 　ヽ,::::::::／　　　　　　　　　 .ヽ、__つ
　 　.ノ.＾/
　　.|_／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨヾヾヾヾｼiﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rﾐﾞ｀｀ 　 　 　 ミﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{i　　　　　　　ﾐﾐﾐl
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　iﾞi ,,,ﾉ ､,,-=､　ﾐミﾐ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{_i=･}-{_=･｀}￣ﾚｩ:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　l￣,,,,_,ﾞ￣｀　:::ン　　　ﾋﾞｷﾋﾞｷ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|/ _;＿_,､ヽ..::/l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.~ﾆ~ ' .::::ノ/ }＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,.-‐' ｀ー '"::／ /　　|　 ￣｀''ｰ-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r‐''" 　 ./　 i＼／ 　/ 　 　|　　　　　/　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　　　 /　　 | /;;;ヽ､ l ヽ ／　　　　 ノ　／}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　|　　　＞ 　 |' }::｛　ﾉ　　　＼　　 /　// ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { ヽ |　　 {　　　 |　l:::l /　　 ｏ　/　 .:{　/ノ　/ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ヽ|　　 l 　　　 |ﾉ:::::{　　（^ヽ/　 .::i／ ／　ﾉ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　{　　|　　ヽ 　　　|::::::l　　　 ＼＼.:::|　 ／.::: ノ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　ヽ､ ﾐ|　　　ﾞ､　　 |:::::l　　　/　 ヽ ヽl:::／:::ノ.::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　ｰﾆ:|　　 　ヽ　　|:::l　　 /　　　 }　}　　　-''''　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/,:::;;;;;;;:,　|　　　　ヽ　 |:/　　/　　　.::::|　|''￣　ヽ　|

┌──────────────────────────────┐
│非主流派がすっかり政権の中枢から締め出されたからというもの、　　.....│
└──────────────────────────────┘

　　　　 _　-‐lﾆ ＝ー...､
　　 ､ '´　／ノ（: : ::.:::ノ:l::｀ヽ
　　 ＼ l'/::.⌒_ヽ／- 'ヽ::l:::ﾄ､
　 　 /冫￣!　{　o＼:, ::_::メ､レ′　　　　　 ＿＿＿＿__
_　　/: :l　　l　　ー ': :ヽﾟ_ノ|!　　　　　　　／　ー　　　─＼
┴v: : l　　ﾊ　 　 ／ヽ、:.:::/|　　　　　＼＼ （ ○）　 （ ○）|
__/: : l　　l, ‐ヽ､/　 : : l} ,,,..-‐'''"⌒ゝ-r''⌒`i;, （__人__） ,',i|
://: :l　　|　　　{　　: :/´:.:::::::::::::::::::::::::::ゝ､__,ﾉﾉ ）┬-）･：／
/' : : l　　|　　　　 ￣/::::::;;::-''"｀`'"'／／ヽ　ー `'　 　 <
_: : :!　　|-j-.......＿/::Y、:　　　　 ／／ ＼　￣＿＿　　 ）
／:::l　　 |ｲ::::::::::::::::::::::|　´　　　　 (　 　＼　￣　　　　　/
〉:::::＞ ､| l:::::::::::::::::::::::|　　　　　　　＼＿ ）　　　　 　/
￣　　 　 j-ー-　_:::::::l　　　　　　 /′　　　　　　　 /
　 　 　 ／　　　　: :｀:ヾ　　　　　/ 　　　　　　　　/
　　　　　　　　　 　　　　　　　　(　 　 　(/　　　,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 　/　 　./

┌────────────────────────────┐
│中国政府はやる夫の大陸軽視に警戒心を抱くようになった。　　　　.│
└────────────────────────────┘

┌────────────────────────────┐
│非主流派は外省人であるため大陸に少なからず関心を持ち、　　.....│
│そのため統一大前提の交渉を行うことができた。　　　　　　　　　　....│
└────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _, - ‐ ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　,　'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／／´
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 / /　　 　 　 ／二二二、ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / /　　　　 ／／ 　 　 　 丶丶
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 !　! 　 　 ／／ 　 　 　 　 　 ｝ ｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼｀二二／　　　　 　 　 　 ﾉ .}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,-´二ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 （ﾐ（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ）ﾐ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / /　　　　　 ,　'｀＼、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /ﾐι）　 ,- ‐ ´＿＿　　｀‐- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _ヽ｀λﾉ　ノ´二 *＿_　｀ヽ、　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ l~/フ／￣／丿） 　｀ヽ * ヽ　r ｔ－`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 , -－'┐乂　 / ／／ノ i　 ヽ｀、　ヾ. ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ、-－￣| 弋/,--－' __,人ヽヽ ｀i　　!ゝ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　ヽ: : : : ｜リ　●　　　 　 ｀ヽリ. !＊ i　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ: : :./ ＼i. 　 __　　 ●ノ 丿 i　　 !　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .|: / * i : ヽ、|/￣ヽニン　, ' !　　i　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 少 　 /:.、－水ァ‐‐ -イ´ムi ＊ !　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ ＊ /／ ﾝ´ｘ丶ヽ｀>　! / : : !　　 i　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 く 　 　 /く　/ /X !丶｀´　 i（: : : :i　　　!.　ト 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　/くﾉ｀ヽ/ X !　ヽ　＿!: ヽ : !　 　 i　 ﾄ、ン
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀´ノ／＼/＼　￣ ´／: : : :｀.i ヽl / !｀ヽ'〈 フ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∠／/ : : : : : :＼ ／ : : : : : : : ! /ｌ丶 i>/┘β
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, - － ' ´ : ヽ: : : : : : :/ : : : : : : : : : : i_ _ , - '/ `へ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 く＼: : : : : : : : 丶: : : ／ : : : : : : : : : : : : : : :　＼　　＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 _ , - － ' ´ ∟ ＼: : : : : : : ヽ／: : : : : : : : : : : : : : : : : , '￣｀－,／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼ヽ : : : : : : : ｀L_＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : , -－' ´＿ヘ/￣｀ヽ、
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 >ヽ : : : : : : : └、＼: : : : : : : : : : : : :, -－´┌─┘: : : : : : : : : : ｀－-,
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼ ＼: : : : : : : : ´ヽ｀ヽ、_ _ , - －´＿／￣ : : : : : : : : : : : : : :　／ <
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ⌒ヽ : : : : : : :￣ V ＼／ヽ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : , ／　/￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／（　 ／　ノ⌒): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :, - ‐ ' ´　 /￣
　　　　　　　　　 　 　　　　　 ／　/ / 　 （　,／　 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.,-－´ ＿/´￣￣
　　　　　 ＿＿＿＿　/⌒⌒｀ヽ / ./　　/ /　＼｀－─ -　、_ ＿ ,　- － '´　　 /
　　　　／　　 　 　　＼　　　　_　＼ 　 / /.　　　´ ＼ ／ ＼　　へ ／￣￣ ￣
　　 ／　 _ノ 　ヽ､_　　＼　　 / ＼　ヽ'　/　　　　　　　　　　｀´
　／ 　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼／＼__.＼__ノ
　|　　　　 （__人__）　　　　|
　＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／.　　
　 　／／￣￣￣ / /
. ／／ 　 　 　 　 / /　　　

┌──────────────────────────────────────┐
│しかし、やる夫は共産党に入党したこと以外まるで大陸と接点がない生粋の本省人で、　 　 │
│数々の脱国民党支配の政策から、潜在的な台独であると囁かれるようになった。　　　　　　..│
└──────────────────────────────────────┘

┌──────────────────────────────────────┐
│このため中国は台湾の国連加盟問題を牽制するためわざわざ七ヶ国語に翻訳された　　......│
│台湾の独立を牽制する『台湾問題と中国統一白書』を発行。　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└──────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　／￣ﾞヽ.　　　　　　　　 　 　 l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
　　　　　　　　　　, '/｀ﾞ' ､　 l　　　　　　 　 　 　 ,!;:;:;:;:;:;:;:;:＿＿;l＿_;:;:;:;:;:;:;:l
　　　　　　　　　, ':〈　　 /　ﾘ　　　　　　　　　　 ﾑ;:''"´￣＿＿;:;|;:;＿~｀丶､!
　　　　　　　　, '　　｀''''" 　/　　　　　　　　　　 ,{__, ィ''"´ r‐っ ￣ r-､丶､;:;l
　　　　　　　, 'ヽ,ヽ､,,::'"　, '　　　　　　　　　　 ,'ミﾐ:::::ゝ , . ￣:.　 　 ｀`′,}:`i!
　　　　　　 /　　~'ｰ彡　/　　　　　　　　　　　,'ミﾐ:::/　,. -‐- ､:.　　 , - ､ヾ:::l
　　　　 　 /　　　　彡　/　　　　　　　　　　　lミ:::::' ,:' ,ｨ戓ﾆ>,:'　: ｨ戓ゝ、ﾞi::l
　,,,,,,　,,'"/　　　　 ,'　 /　　　　　　　　　　　〃ﾍ:::j　:.　　‐ '" ,.　ヽ` ﾆ　　 !:l
"　　ﾞヽ, '　　　　,, '" /　　　　　　　　　　　　{に}ﾊ::, :.:.:.:..　　 (r:､ ,､〉　　　 l:ﾊ
　　　, 'ヽヾ､ミ 彡:: /　　　　　　　　　　　　　ヽいjl::',　:ヽ　　　　,' ;　ヽ　　ﾉlﾉ}
　　, '　ヽ＼､,,,ｿ::. /　　　　　　　　　　　 　 　 丶-ltﾂ .:.: l:.:　 ,r'ﾆ=ﾆ､ ﾞi, 　 i_ﾉ
::／"　　　 ::::::::　,ｲ　　　　　　　　　　　　　　　　　l　 ､:.:.l:.:　 ｀ ''―''" 、　 /
"::　　　　　::::::　/ﾞtt,ヽ,,,,,,　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､、ヽ丶、:.:..　　　ノ:／
::.　　　　::::::::::::/ ,,､-'"　ヾ｀' ､　　　　　　　　　　　,(ﾆヽﾐミ=､、::.::.::.::''"／
　　 　 .:::::::::::,､ '"　　　 　 ＼,',　　　　　　　　　／:.:.:.｀ヽヽ、:.:.:　￣　 ,!
　　　 :::::,､-'"　　　　　　　　:::ﾘ　　＿＿＿,,r―'‐-- ､、:.:＼＼:.:.:.　　　l、
　　　 ''"　　　　　　　　　　::: "/"´⌒丶:::::::｀ヽ､｀`ヽ､::::::｀ミﾆゝ丶、　　八

┌───────────────────────────────────┐
│それに行政院が反論をするなど、両岸関係に亀裂が入り始めている矢先での　　　　│
│APEC首脳会議への招待状だった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
└───────────────────────────────────┘

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　うん、辞退するお。
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　代わりを出すお。
.＼　"　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　ノ　　 ―　|
　　　|:::::::〉U（ ●） （●）|　　　どうして？
　 　（@　::::⌒（__人__）⌒)
　　　 |　　　　 |r┬-|　 |　　　　台湾をアピールする絶好の機会じゃない。
　 　　＼ 　　　`ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜


　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼
　　 　 　／ （ ●）　（●）、　　　　確かに発表すればすぐにアピールできるお。
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |　　　でもやる夫が行けばどうなるお？
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´: : : : : : : : : : : : : ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＞ 、
　　　　　　　　　 　 　 　 　 / : : : : : : : / : : : : : : : : : : :／ : : : : : :＼_
　　　　　　　　　　　　　 　 ′: : : : : : :/: : : : : :..|: : : ／: : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　,′: : : : : : : ′: : : : : :|: ／ : : : : : : : ／ﾊ: : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　| : : : : : : : :.| : : : : : : :.|: : : : : : : : :／／　'. : : : : j
　　　　　　　　　　　　　　|: : : : : : : : :| : : : : : : :.|: : : : : ＞´／　　　 :, : : : ′
　　　　　　　　　　　　　　| : : : : : : : .:| : : : : : : :.|-‐''´_,.　''´　　　　　∨: ;
　　　　　　　　　　　　　　|l : :.:: : : :.:.:.| : : : : : : :.|´__―‐.､ｰ==ァ　　 　|: /
　　　　　　　　　　　　　　|:!: :.:. : :.:.:.:.:| : : : :ｉ: : :.〈　/心ﾐ　　　　　ﾄ､__ lｨ′
　　　　　　　　　　　　　　| ! :.:.: : .:.:.:.ｉ| : : : :ｉ: : :.| ｀ゞ:ﾋ　　　　　　'¨` /:|
　　　　　　　　　　　　　　| l:.:.:.:. :.:.:.:.:i| : : : :ｉ: : :.|　　　　　　　　 {及!/: ′
　　　　　　　　　　　　　　| l:.:.:.:.: .:.:.:.:i| : : : :ｉ: : :.|　　　　　　　　'.｀¨/: :,　　　江沢民の欠席は避けられないか。
　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヾ:.:.:.:.:.:.:.j| : : : :ｉ: : :.|　　　　　　　　/　':.:.:,
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼:.:.:.:.j| : : : :|ｖ: :.|　　　　　　　　　ｲ:.:. !
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／'.＼;i| : : : :| v.:.|　 -=====　 ／:.:.:ji:.|
　　　　　　　　　　　　　　　／　　＼　＼: :j|　Ⅵ､ 　　　　 ／:.:.:.:.:.ハ!
　　　　　　　　　　　　　 ／-､　　 　 ＼　ヾ| 　lﾘ ＞---∠.;:.:.:.:.:.:/　l|
　　 -―― ､――‐… ´: : : : '.　　　　　＼ 　　 / ､　　　　 ヾ:.:.:/ 　 |
　/: : : : : : : : ヽ : : : : : : : : : : : , 　 　 　 　 ＼ / 　|　　　　 　 ｀′
. ′ : : : : : : : : : '. : : : : : : : : : ∧　　　 　 ／／__} |､
/ : : : : : : : : : : : : '. : : : : : : : : : ∧　　 ／､//:::::::ﾊ|: ≧ｰ- ､


　　　　　　　　　＿＿＿
　　 　　　／）／ノ '　ヽ､＼
　　 　 ／ .ｲ '（●） 　.（●）＼　　　　そうだお。そんなことになれば
　 . 　/,'才.ﾐ).　 （__人__）　　　＼　　　クリントンのメンツは丸つぶれだお。
　 . 　|　≧ｼ'　　 ´ ⌒｀　　　　　|
　　.　＼　ヽ 　　　　　　　　　 ／　　　両方の顔を立ててやるにはこれが一番なんだお。

┌────────────────────┐
│9月2１日、総統府はやる夫の欠席を発表。　　　 │
└────────────────────┘

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼ （ ;;;;(
　 ／　　＿ノ　 ヽ__＼) ;;;;)
／ 　　 （─） 　（─ /;;／　　民主化したとはいえ台湾は小国。
|　 　　 　 （__人__） l;;,´|
./　　　 　 ∩ ノ)━・'／　　　　そこんとこをうまくやってかないといけないお。
(　 ＼　／ ＿ノ´.|　 |
.＼　 " 　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

┌──────────────────────────────┐
│9月23日、銭復外交部長は立法院において国連加盟問題に関する　　　 │
│答弁を行なった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└──────────────────────────────┘

　　　　/＼＿＿_／ヽ
　　 ／''''''　　　'''''':::::::＼
　 . |（●）,　　　､（●）､.:|　＋
　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|　　　　　国連加盟にあたって、外交部長は
. 　 |　　 ｀-=ﾆ=- '　.:::::::|　+　　　　大陸が加盟していることをどう認識されていますか？
　　 ＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／　　　　　+
,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

　　　／　　　　|
　　/　　　　　　| 　|
　 ｌ　　／￣￣￣　＼
　 |／　　　　　　 肉　＼
　/　　　　 ＿　　　　　　ヽ
Ⅵ　　　 イ　・　｀┬　・⌒}ｌ　　　　『中国はひとつ』という原則に変わりはないが、
　|　　　　|＿＿ノ　　| ＿/|　　　国連に再加盟するためには不適当である。
　|　　　　　　　　　_　`ヽ　|
　|　　　　　　,　 ┴亠‐く　|　　　　
　ﾊ　　　　/　　　　　　　ヽ|
/　 ＼　　|　　 ￣￣　　 |イ^ヽ ＿
　　　　＼.l　　　　　　　 /| |　　|
　　　　　　＼＿＿＿／| | |　　|

　　　　　　　銭復

　　　　　　　　　　/ 　　|　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　|＿_　|／ 　￣＼　│
　　　　　　 　／ ＿ｌ＿　　　　　　　＼|　／
　　　　　　/ 　　||_人_||　　　　　　　　V
　　　　　/　 　　||_人_||　　　　　　　　　V
　 　　　ｌ 　―:､」　{
　 　　　|　{　　･| 　ゝ_ィ ･￣￣`ヽ　　　　　　なぜなら国連には既に『一つの中国』が
　 　　　|　ゝ　　|　 　　|　　　　　 }　　　　　　　加盟しているからだ。
　 　　　|　　　／　 　　ヽ――‐ノ
　 　／│　　{ ＿＿ン　　　　　　　　　　∠
　／　　| 　/ 　　　　￣￣ ＼　　　　/ /　|
　 　　　|　| 　　ゝニﾆフ　　　|　　　/ / 　:|
　　　　八 |　　　　　　　　　　| 　／／
　　　/ 　　＼　　　　　　　　/／／|


　　　　　　(ヽ、００　　∩
　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ
　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）　　　(ヽ、００　　∩
　　　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
／￣ー―‐　、　　　　　　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　 〇　 〇
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　 　 　　　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::i　　 ., -―- 、 　 ___
:::::::::::::::::::_＿_ノ､/〉'　 ／::::::::::::::::::て/::_:::ヽ
:::::::::::::::/ u　 て;/7　/::::::::::::::::::;ｧ､､:::「ｪ ヽ::〉 __
::::::::::::/　　　　 /〈　 i::::::::r､::／=ﾐ ｀く.u J／:::::::::＼
:::::::::::j　u　　 ､ ´_}ヽ.|::::::iｵ/u　ﾆi < iヽｧ/:::::r----J　 　.r:´二ﾆヽ
::::::::::i　　 （二７´_.L.,　､ハ　〉 　_　_ﾏ/ﾝ::::r ' ;tr /;j　　　i::/r-､r-|　 r一ー､
::::::::::|、　　 .r ' c ／､:.:.:ヽ ヽ　 ｰ」: : : : ii ヽu.___､/　 ＿ん' ｀´ム.'　 |:::r―┤
:::::::::／￣ ´」ｰ／:.:.:.:.＼:.:.＼＼__j: : : : : ヽ　ヽフ｀ヽ´　 | | ヽ'ｰン､ _/ﾊu.'_' |
i:i i:::i:iヽi　´　!':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.',:.:i: : : : : : : :「=| : : : |: !　　７!｀:´|<　 ７ﾏ.ヽー'

┌────────────────────┐
│この答弁に非主流派と新党は猛反発した。　　....│
└────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 -‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ´ : : : : : : : : : : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {: : : : :_:_:_:_:_（　Ｌ _）: ﾘ
　　　　　　　　　γ´¨⌒ヽx=x　　　 Ｙぅk‐-ミ―‐云=ｘ`く
　　 　 　 　 　 /7　ﾉ　　　 ＼ ヽ　　 Ⅵ　{ﾋﾀ｀　ﾋｹﾌ/⌒
　　　　　　　　{/／　, '＾ヽ八 }　}､　　{J トｰＹ ⌒Ｙ,ｲ　　　　　待ちなよ！
　　　　　 　　／　 イ　:、 　 ｀ｰ-‐=ﾐ ｀圦 ｰ^ー_くノ
　 　 　 　 ／　,.ｲ　｛＜⌒ヽ、　　　ノ x┴＼￣ /　　　　　　　それって矛盾してるじゃないか！
　　　　　(._ ／ ﾊ　　ト ミぅ: :｀¨¨´ハ : : : : ヽ｀¨ヾﾐﾒ、
　　　　　　　 　 ｀＼　ヽ_ ) V/ : : : ﾉ} : : : : : :Vﾍ: :.Vﾍ　　　　　　向こうが中国だとするならば
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_〉　 '，: : : : :,┐ : : : : Vﾊ: : Vﾊ　　　　　こっちはなんなんだ？！
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 廴__ ノ＾ヽ: : : : : ﾚ/}: : ﾚ/}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {､__: :斗ｈ}ニ{∩ﾄ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 }ﾆﾆニ{∪!ニ辷ｹﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニコ》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ才二}

┌──────────────────────────────────────┐
│この事実上の『一つの中国』放棄とも捉えられる発言は彼らにとって受け入れがたく、　　　....│
│同時に彼らが忌み嫌う大陸とかぶるかのような論調まで見せ始めた。　　　　　　　　　　　　　.│
└──────────────────────────────────────┘

┌────┐
│その後　 │
└────┘

　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　 　 　 r'´, ‐- ､__｀,ゝ、
　　　 　 　 　 　 　 　 l 〈_　,.二ﾆ'"､__ヽ
.　　　　　　　 　 　 　 lr,ｺ|:　 ‐-,　 ､-｀|　　　　『一つの中国』は未来的、目標・・・・原則・・・・！
　　　　　　　 　 　 　 ,||ｌ_||;.ィ、 {.___,ﾊ__|
　　　　　 　 　 ＿.／ |｀ｧ|:: |.ﾄﾞﾆﾆﾆﾆ,.||　　　　だが現実的には『二つの中国』でも止むを得ない・・・・！
.　　　 , くﾞ´￣＿│　:|/ハ::ヽﾞﾆﾆﾆﾆﾝﾉ
　　　/ 　 Y'ﾞ´　　| 　 | ﾞ　 ` ｰ--＝イ＼　　　目標のため今日だけやらなくてはいけないが・・・・
.　　/ﾞヽ、│　 　 |　　ヽ　　　:::::::/|　| ＼＼
　 /ﾞヽ、　 |　　　 |　　,.へ､.＿_./ ﾍ、|　　＼〉、　　これは明日からがんばってもいいっ・・・・！
. 〈.　ｎ∩ｎl,、　　 l_／　 oヽ;:::/__　 ヽ!　　 /　}､　　　　 　 　 　 　 ｎ　 _.,､_
. /ﾞｿ| || ||∥|　　　　　 　 　 V　　　 　 　 /　/　l　　　　　　　　　ノ ,ｈ_| | |.|
/,rﾍl　 　 ´/　　　　　　　　ノ　　　　　　/　,.r',ニヽ、　　　　　 r'～ j |////
!{　　`　 イ　　 　 　 　 　 〈 o 　 /7'ｰ‐/　/ /　,二ﾏ.　　 　 ／`　ｰｧ─ '´
ヽ.　　　 /　　　　 　 　 　 ﾉ　　,〈〈__ｏ/＼'./ ／　　,.ゝ-‐''"　 　 ／
　 `ｰｧ ´　　　　　　　　 ノ　　〈　｀ニ7 　 `'ヘ.　／　　　　 　 ／
　　　　　　　　　江丙坤(経済部長)


　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　　何言ってんだ。
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　国民党は外来政権だろ。
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼


　　　 ,. :´: :: :￣￣三二ヽ
　　／: : : : : : : :（L）: : : : :〉
　/: ,.z≦ﾆﾆニ二二二二＞　　 ━━┓┃┃
　{:,/三ミ　ノ 　　　｀ヽ　ミl 　 　 　 　 ┃　　　━━━━━━━━
　.Vミミ 　(○　.,r'｀)(〇 ﾐﾊ　　　　 　 ┃　　　　　　　　　　　　　　　┃┃┃
　　('ﾐ ⊂⊃ ﾊ从从) ⊂ﾐｿ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┛
　 i⌒ヽ 　 　 （_'ﾟ　　　　　　　≦　三　ﾟ｡　ﾟ
　 ヽ≦ﾍ ＞｡≧ 　　　　　　　　三　＝=-　ﾟ
　　{:',: : :ﾊ -ｧ,　　　　　　　　　　≧=-　。
　　 V :｀ -ｧ,　　　　　　　　　　≧=-　。
　　　　　　≦｀Vヾ　　　　　　　　ヾ　≧

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　蒋公も前総統も外から来た人に選ばれた人だお。
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　つまりココの住民が選んだわけではないんだお。
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼


　 　　　　　＿＿＿_
　　　　　／⌒　　⌒＼
　　　 ／（ ●） 　（●）＼　　　　ココの住民が自分達の指導者を選ぶことは
　　／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　　|　　　　　|r┬-|　　　　 |　　　200年以上夢見てきたことなんだお。
　　＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

┌───────────────────────────────────────┐
│もはややる夫の発言は非主流派がこだわる『中華民国総統』のものではなくなっていた。　　　..│
└───────────────────────────────────────┘

　　　　　　　 ／.:￣￣￣￣￣ .＼
　　　　 　 ／: : :　　 　 　 　 　 　 ＼
　 　 　 ／: : : :　　　　　　　　　　　　＼　　　　　
　 　 ／: : : : : :　　　　　　　　　　 　 　 ＼.　 　 　 　 　原住民も漢民族内の省籍も関係ないお。
　 ／ : : : : : : :.:.:.:.:　　_　　　　　　　　_ 　 ＼.　　 　
　|:::: : : : : : : : :.:.::.:.:´⌒＼,, ;、､､／⌒｀　 　l　　 　 　　そして国民党はその選択肢のひとつになる。
　|:: : : : : : : : :.:::::;;（　● ）　ﾉヽ　（　● ）;;:: | 　 　 　 　
　|:: : :: : : : : : : : : : :´"''",　　　 　 　"''"´　 l　　　　　　それだけの話だお。
　＼ :.: : : : : : : : . . . . （　　　 j　　　 ）　　／　　　
　 　＼:::: : : : : : ::.:.:.:.:.:.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′／
　 ／´￣￣｀ﾞ'ー､:;:;:;:;:;:;:;_:_: : : : : : : :イ
　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ヽﾉ

┌───────────────────────────────────────────────┐
│それまでやる夫の政策に一定の理解を示していた郝柏村も完全に反やる夫となり、　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
└───────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,.-───‐- ,.、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／_,.,. ──.､_,. -─‐-､｀'‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,´‐'"　　　　　　　　　　　　`'‐ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //, _,. ‐　‐.､　 ､　　 i　　 _,. ､.._　 i、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ﾌ　_,.､._　　＼ ヽ　/,.‐''"　　　 ヽ、i、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i ./‐'"￣`'‐､ ､_i、i | |/,.　　_,. -,,=.,､ i、|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.‐'i /　　 ‐',"￣ヽ‐､ヽi //二ﾆ‐''"‐､　　 | i ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/ i,　　/"(´９　＞ >　| <∠ と９ ＞　　 | i,　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,i´　 　 i. ｜　'‐二-‐''" /　 ｜　i‐-､ﾆ二-‐　　|　'v　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ‐'　　　　 i. | i、　　　　　_,　 ,.　 、 ヽ　　　　　　｜　|　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　／　|　　　　　 | |、i、　　 _／｀'　　　　 '' ＼_　　　　/ | /,　　　　 i｀`'‐､
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　 i　　　　　｀､　i. l　　 '　　 ＿＿＿＿　　｀　　 / / i/　　 　 　 |　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　 , 　　 　 |　　　　　 　 '、i　 r _,. ‐''" ,----- ､｀`'‐.､ヽ, ' ./ /　　　　　　|　　　 i.
　　　　　　　　　　　 , -'　　　　　l　　　　　　　 ヽ　　　　‐'"　　∧　　｀`''　　　 / /　　　　　　　|　　　 ',‐.､
　　　　　　　　 　 ／　|　　　　　　　　 ,.‐' ｀`'‐､｀iM　　　 ,.イ　/　',　 i＼　 　 ト'V ,. ─.､　　　　　　　　' 　 ＼
　　　　　　　 　 ,i　　　i　　　　　 i.　　'　　　　　　|　＼ ／ / ./　 　i　 ',　＼／　/　　　　｀ヽ　 i　　　　　　　　＼
　　　　　　 　 /　　　　　　　 　 　 ',　　　　　　　 |　　 ｀　 ￣　　　　￣　　　 　/　　　　　　 i /　　　　　　　　　　'、
　　　　 　 ,.‐/　　　　 |　　　　＿ 　 i、　　　 　 ノ ＼　　　 　 ＿＿　　　　 ／ .|　　　　　　 /　　　　　　　　　　　｀i‐､
　　　　.／　.i　　　　　 i　 ,／　　　　 'i'-.,,._,.‐'"　　　 ＼_,.=ニ-─-ニ=、／　　 ヽ、　　　_,.'　　　　　　　 |　　　　　i 　＼
　　　,i´　　 |　　　　 　 ',/　　　　　　　',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 `' ‐''"'　　　 ￣ ヽ 　 ｉ　　　　　|　　　`:、

┌──────────────────────────┐
│この発言は主流派外省人にも動揺を与えた。　　　　　　　　　　.│
│中でもやる夫の旧友蒋彦士は、直接問いただしている。　　　....│
└──────────────────────────┘

　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　ノ　　 ―　|
　　　|:::::::〉U（ ●） （●）|　　　やる夫君、どうして外来政権だなんて言うんだい？
　 　（@　::::⌒（__人__）⌒)
　　　 |　　　　 |r┬-|　 |　　　　僕には理解できないよ。
　 　　＼ 　　　`ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　じゃあ聞くけど、中華民国が建国された時
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　台湾はどこの領土だったお？
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　日本だったお？
.＼　"　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／


　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　ノ　　 ―　|
　　　|:::::::〉U（ ●） （●）|　　　そうだよ。でもそのたった半世紀前は清の領土で、
　 　（@　::::⌒（__人__）⌒)　　　本省人は漢民族じゃないか。
　　　 |　　　　 |r┬-|　 |　　　　
　 　　＼ 　　　`ー'´ ／　　　　　君だって客家の漢民族だろう？
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

　　　　　　＿＿＿
　　　　／ノ　 ヽ､_ ＼
　　 ／（●）　（●.）　＼　　　　　　そこが問題だお。中華民国が成立した時
　／　　（__人＿,）　　　 ＼　　　　台湾は日本で、孫文に国の盟主になってくれとは言ってないお。
　| 　ｌ^l^lｎ ⌒ ´ 　　 　 　 |
　＼ヽ 　 L　　 　 　 　 ,／　　　　清の頃も化外の地扱いされてろくな扱いではなかったお。
　　　 ゝ 　ﾉ　　　　　　　　　　　　隔離された状態で大陸と同じ帰属意識を持てるかお？
　　／ 　 /

　　　　　　　　　＿＿＿
　　 　　　／）／ノ '　ヽ､＼　　　　　　　　
　　 　 ／ .ｲ '（●） 　.（●）＼　　　　　　だから君達外省人が来た時、やる夫たちは当初は歓迎したけど
　 . 　/,'才.ﾐ).　 （__人__）　　　＼　　　　やっぱり別人種だって感じたんだお。「とても同じ民族ではない」と。
　 . 　|　≧ｼ'　　 ´ ⌒｀　　　　　|　　　　
　　.　＼　ヽ 　　　　　　　　　 ／　　　　これが発言の真相だお。


　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　ノ　　 ―　|
　　　|:::::〉U（ ●） （●）|　　　
　 　（@　::::⌒（__人__）⌒)　　　　…………。
　　　 |　　　　 |r┬-|　 |　　　　
　 　　＼ 　　　`ー'´ ／　　　　　
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ―） 　（―）＼ 　　　　でも、思いつめないで欲しいお。
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　別に外省人を排除する気なんてさらさらないんだお。
　 |　　　　　　　　　　　　　|　　　もう君達だって台湾人なんだお？
　 ＼ 　　 　 　　 　 　 　／


　　　 ＿＿＿＿＿
　　 /:::::::::::::::::::::::::::.＼
　　|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
　　|　ノ　　 ＼　 ｉ:::::::|
　　|（─） （─ ） 〈::::::|　　　それはわかってるよ……。
　(⌒（__人__）⌒::::　@）
　　|　 |r┬-| 　u　　|　　　　僕をはじめ副総統達も外省人だからね。
　　＼ `ー'´　　　 ／
　,--　ゝーー ___／ /ゝ--、
ｲ　/ |.!､ _____ ／　ノ　|　　 i
|　i　 |,／(__）ヽ／　　 |　 　l

┌────────────────────────────────────┐
│11月下旬、憲法改正後初の地方首長民選選挙が台湾省の21ヶ所で開催される。　　　 │
└────────────────────────────────────┘

　　 ＿,　 　 ＿, 　 　 ＿　 　 ＿ 　 　 ＿ 　　 ＿,　 　 ＿　 　 ＿
　　 |_|_|　　 |_|_| 　　 |_|_|　　 |_|_| 　　 |_|_|　　 |_|_|　　 |_|_|　　 |_|_|
|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿
|　 ＿|　|　 ＿|　|　 ＿|　|　 ＿|　|　 ＿|　|　 ＿|　|　 ＿|　|　 ＿|
|＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|

　　　　　　　＿__
　　　　　　 /中/二
　　　　 。 /￣　－　　　 。 －　　　　。 。 。 －　　　　＿＿
　　　　o孕o三　　　　 ＠孕＠三　　o孕孕孕o三　 ／中／　　　。 －
　　　　　　　　 。 － 　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣　　　　o孕o三
　　　　　　　　o孕o三　　　　　　　　　　　 ＿／￣￣＼_//=3
　　　　　　　＿__　　　　　　　。 －　　 ━┷-○ー○ー┘三
　　　　　　 /中/二　　　　　o孕o三　　　　　　。 －
　　　　 。 /￣　－　　。 － 　　　　　　　　　 @u@三　　　　 。 －
　　　　o孕o三　　　　o孕o三　　　　　　　　　　　　　　　　　＠孕＠三




　　　　　　　 ＼人_,/
　　　　　　　　）ﾋﾞｷｯて
　　　　　　　　/´⌒Y,.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　⌒ヽ
　 ＼人_,/　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　　r´
　　）ﾋﾞｷｯて　　　　　　　　　 　 　 　 　 ・　　・
　　/´⌒Y,.　　 ,,.､--‐‐─‐-:. ,
　　　　　　 　.,.':::::::::,,,:､::;;;,,,ﾉｿ:::::）
　 　　　　　 /::／ .＼,,lll,,／ ゝﾞ´　 　 　 　 　ﾁｭｳｶ　　 ﾐﾝｺｸ　　　ﾂｫﾝﾄﾝ
　　　　　　./:/ 　く○>::::く○>＼　　　　　 　 中華……民酷……総統……
　　　　　　!/ ﾉ Ｌ 　（__人__）　　＼
　　　　　　| 　⌒　　　｀⌒´　　　　|　　　　　やる夫……だぜェ……！？
　　　　　　＼　 　　　　　 　　　 ／　　　　　
　　　　　 　　＼　,,,,　　　　,,, ／

┌──────────────────────────────┐
│この選挙は立法院選挙の勝利の余勢を借りた民進党がどれだけ　　 　 .│
│取る事ができるかが注目されたが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│終わってみれば国民党は13、民進党は1つ減らして6つという　　　　　 　 .│
│予想外の国民党の健闘に終わった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
└──────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　-‐''　 ｀ﾞ'ｰ　＼　　　　　　　　　　　　　　　　ま、これくらいにしてやるお。
　　　　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　　
　　／￣￣ |　 　 　 （__人__）　　　　| ._ｒ､　　 　 　 　 _ｒ､
_／　　　　　＼　　　´ヽ＿/ `　　 ／ｒﾄ､ヽ＼　　　　ｒﾄ､ヽ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 ー‐　　　　　 ヽ ヽ ヽ ＼ 三 ヽ ヽ ヽ ＼
　　 ｙ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ ヽ ヽ　〉　　 ヽ ヽ ヽ　〉
　　/　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ├　　　/　三　├　　　/
　　|　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 （　 　 <　　　　 （　 　 <
　　|　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ゝ　　 ヽ　　　　ゝ　　 ヽ


　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿_
　　　 ：／￣| ：　　：　 .／　/　　#　　;,　ヽ
　　：. ｜　::｜　　　 ／⌒　 ;;#　 ,;.;::⌒ 　:::＼　：
　　　 ｜　::｜：　　/ -==、　 　 　 （ ≡）　..:::|
　 ,―　　　　＼ 　 | ::::::⌒　__´___　 ⌒　 　:.:::|　：　　　まあいいのではないでしょうか。
　| ＿＿_） 　::｜： !　#;;:..　 l/ﾆﾆ|　　　　.:::::/
　| ＿＿_） 　::｜　 ヽ.;;;//;;.;`ｰ‐'ｫ　　..;;#:::/
　| ＿＿_） 　::｜ 　　.＞;;;;::..　　　　..;,.;-＼
　ヽ＿＿）＿／ ：　 /　　　　　　　　　　　 ＼ 　ﾊｧﾊｧ....

┌─────────────────────────────────────┐
│一方、分離独立したてで勢いのあるはずの新党は1つも当選できない　　　　　　　　　　　....│
│という散々な結果に終わり、結党から数ヶ月のうちに大失速をしてしまう。　　　　　　　　 　 │
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　 , ‐'""ﾞﾞﾞ'''‐､
　　　　　　　　　　　　　 ,",=‐=､　　　 ﾞ'i､
　　　　　　　　　　　　 ,,i,,rl´|__,, ﾞi　　　　ﾞ'i,
　　　　　　　　　　　,‐" ‐-｀ﾞﾞ､''''ﾞ‐､,　　　 ﾞ､,,,,,
　　　　　　　　　　　l　　　_, ‐‐ゝ､,, ﾞ''‐､,　　ﾞ　｀i
　　　　　　　　　　　ﾞ'‐､　i彡　 ﾞ'ヾ='‐-'´'i､,,-‐､
　　　　　　　　　　　　　ﾞ''ヾ=ﾐ　 f=ﾆ"δ_|:::i ﾆ 'i
　　　　　　　　　　　　　　rﾞ''｀ﾞ'　 , ノ｀ﾞ'､ﾞ、ﾉ ﾞ' ﾉ-　,,_
　　　　　　　_,,,,rヘ､‐''""ﾞ､　　　ﾉ´:::::::ﾉ　　i‐"　　　,,｀ﾞ''-､
　　_, -,ﾆ,''" 'ﾆ　ヽ ｀､　　ヽﾞ'''''",ｒ=‐''‐ヽ, ノ‐-､r'‐"´　　　）
　 ゝ,,/ｒ‐‐,　　"　　i_ﾉ‐'''''"｀'''''＼ゞ‐''"/,　　"',,,｀ﾞ, ﾍ,　_,‐'
　　 （,/ ｒ'" _,,,,,i　 /　　　　　　　 ｀ﾞ‐-//　,　　　　,__ﾉ'"
　　　 ﾞ‐|　ﾉ　　ﾞ､_l　　　　　　　　　　 ﾞ';ゝ､i　i　,-‐'
　　　　 .ﾞ''"　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞ''''´´ﾞ'''''´


　　　　 .r-、 _００　　　　 　 　 　 /::::'┴'ｒ'
　　　　 .|::::'´::::r┘　　!「`L00、|.l└ｸ_;厂　 /
　　　　 .|::::「|:::|　 　 l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./
　　　　 .￣└r''"´］_ l| | ｒﾞ=ﾞ┐ |└ァ::/　/　 /
　　　　 ､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/　 / ／
　　　　 . ＼＼｀´ |:::|. l| l　〈::/　 ､ !　　 　 '／

　 　 　 　 　 　 　/二三￣￣: :: :｀ヽ、
　　　　　　　　　〈: :: :: :（M）: :: :: :: :: ::＼
　　　　　　　　∠二二二二ニﾆﾆ≧ｭ､ :ヽ
　　　 　 　 　 　 lミ　　ノ 　_ヽ,,. 　ミ三ヽ:j
　　　　　　　 　 ﾍﾐ≦ﾟﾐ(⌒ヾ≦ﾟ≧ ミ彡/
　　　　 　 　 　 ヽﾐ⊃ (从从ﾊ ⊂⊃ ﾐ'ﾉ
.　　 　 　 /⌒ヽ　 ﾍ　　|r┬| 　 　 ./⌒i
　　　　　　＼〃:｀:⌒＞,｀ﾆﾆ　,. イ/≧/
　　　 　 　 从 l||l::｀'/ﾆ'ヾ : ,ｨ/ﾆl||l人/}
　　 　 　 　 ( ⌒ ) ::|ﾆ|: : \: ;'ﾆ/( ⌒ )

┌──────────────────────────────────────┐
│この選挙は、主に立法院選挙以降目立った功績を挙げられなかった民進党に対して　　　　.│
│やる夫が台湾の自主路線をアピールしたことが検討につながった。　　　　　　　　　　 　　 　 .│
└──────────────────────────────────────┘

　r､　　ｌ ヽヽ、ヾ二、　 ヽ　＿,　 　 　 | 　 　 ﾄ､ ＼　 　 　 ＼　　　 ／::..∠..-‐'´::..::..::..::..::..::..::.
__ヽ:＼｢＼ ＼｀ｰ=ﾆ　　　｀　　　　　　 |　　　 |　ヽ、｀ r冖､ 　 ＼_／::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
::.:ヽ.＞:;: -―┴―个-､　　　　 　 _∠］　　 ,ｲ＿,.. ‐'´::.::.::.:｀: ＜´::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..
::.＿:／　　 , -ﾍ_厂　　､｀ヽ ‐- イ､_::.:l　,　/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼　 ::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
/ヽ/　　 ／　/´　　､ヽ　V　〉/ /ﾄ､]]/ / /::./::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀ヽ､　 ::..::..::..::.::..::..::..::..::..::..::..:
　 _)　／　　,′_l　　}｜_匕{｛/,ｲ | / / /,::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::｀ヽ、　 ::..::..::..::..::..::..::..::..::
. ∧　　＿上ヘ｀__厶ノ´::.::.:://｜リ／::.ｌ::ｌ.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ、　::..::..::..::..::..::..::.
/ 　/＾Ｙ´　　　｢丶､｣::.,::.::∠rvィ//::.::.::.l/:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.} 　::..::..::..::..::..::..::..
　/ 　入＿　 -{_｀ｰ-{::.l::./,ｨ示斤'′::.::./::.::.::.::.::::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ 　::..::..::..::..::..::..::..:
ノ　／　く￣　　｛ ｀ヽl::.〉ｌ/ >=' /｝::.::.::.:〈::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::../　::..::..::..:_;:-‐'⌒ヽ、
_冫　　　 ∨￣　ヽ_　ﾚ:/} /　 //::.::.::.::.::.｀ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:／　::..::..::.＜
∧_　 　 ／ヽ、　　 ） l/} /　 ｢/::.::.::.::.::.::.::.::.:｀ヽ､::.ー--::､::.::.::.::.::.::.::.::.:／　 ::..::..::.|ヽ､::..＼
　 /⌒ヽ、　　}＿　＾Ｖ} ￤　{/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀ﾌｰ-､::.:｀::ー;二ニ-廴　:}＼::..::ｌ　 ＼::..ヽ、
　　　／｛　　 ﾄ､＿厂l〉　　 {|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:::＼::.::.￣了／::.::.〉介､＼ヽ ｀ヽ:＼　 ＼::..l
　 ／　　｀ヽ　｀ｰ､ ﾄ､ヽ　　 [|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ::.::.〈〈::.::.:: //l ﾄ､〉/::..|　　 ＼}　　 ヽj
｀ヽ、　　￣｀ヽ､＿ﾘ::.＼＼　l|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ｌ::.::.::＼ヽ//l::| ﾄ / ﾄ､j
::.::.::.ヽ､_,.. -‐'´::.::.::.:: ／＼ヽlL::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: ｌ::.::.::.::.｀¨1 |::| |::.∨
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::. ／　　／只卞、::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: ｌ::.::.::.::.::.::| |::.| |::.: |
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::／　 　 / /::.::| ﾄ､＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: ｌ::.::.::.::.::.:| l::.:| |::.::.l

┌──────────────────────────────┐
│しかしその裏では、宋楚瑜が用意周到な選挙態勢を整えていた。　　　　.│
└──────────────────────────────┘

　　　　　　　　 　 ,ｨtvt‐z＿＿_＿＿_
　　　　　　　　　 ,＞ '´　､　　　 ｀丶､_｀ヽ､r―‐r､
　　　　　　　　／／　　　 }ヽ、　　ヽ　/7/|｀ト､_} |
　　　 　 　 ／//　　　 |l /|　|l ﾄ､　 } ヽﾆ∧| ヽニヽ、
　　　　　 /　/ ｌ　　　　ｌ/ l|　|l | _ﾚ1ﾄ､　ヽ |＼ ＼_ヽ＼
.　　　　 /　/ l l　|　　 /　 | ,化｢ l ハl| 　 |ハ　￣丁 ＼ヽ　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿/::
　　　　/　 {　| ﾄ､l　／|　イ/ﾉ ｣厶-刋　 ,′ l　　　ヽ、 {ﾉ　　　　　　　　　　　　 ,..:'´:; -‐フ7::..:
　　 　 l l　 |　|{　Ｌ斗 ｌ　 / 彳｣沙′/　/　　l|　　　　ﾄ､　　　　　　　 　 　 　 ／::..／ ／／::..::..
　　 　 | |　 ! 七´≧弍ﾍ/　　　　　 /　ｲ　　　|　　　　ヽ.｀ヽ、　 　 　 　 　 ／::..／_／／::..::..::..:
　　　 ！ﾄ、＼ V´{沙　　　　　 　 /／ l 　 　 |ヽ　　　　 ＼ ｀ ー- ､＿_／::..／￣_／::..::..::..::..::.
　r､　　ｌ ヽヽ、ヾ二、　 ヽ　＿,　 　 　 | 　 　 ﾄ､ ＼　 　 　 ＼　　　 ／::..∠..-‐'´::..::..::..::..::..::..::.
__ヽ:＼｢＼ ＼｀ｰ=ﾆ　　　｀　　　　　　 |　　　 |　ヽ、｀ r冖､ 　 ＼_／::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
::.:ヽ.＞:;: -―┴―个-､　　　　 　 _∠］　　 ,ｲ＿,.. ‐'´::.::.::.:｀: ＜´::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..
::.＿:／　　 , -ﾍ_厂　　､｀ヽ ‐- イ､_::.:l　,　/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼　 ::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
/ヽ/　　 ／　/´　　､ヽ　V　〉/ /ﾄ､]]/ / /::./::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀ヽ､　 ::..::..::..::.::..::..::..::..::..::..::..:
　 _)　／　　,′_l　　}｜_匕{｛/,ｲ | / / /,::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::｀ヽ、　 ::..::..::..::..::..::..::..::..::
. ∧　　＿上ヘ｀__厶ノ´::.::.:://｜リ／::.ｌ::ｌ.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ、　::..::..::..::..::..::..::.
/ 　/＾Ｙ´　　　｢丶､｣::.,::.::∠rvィ//::.::.::.l/:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.} 　::..::..::..::..::..::..::..
　/ 　入＿　 -{_｀ｰ-{::.l::./,ｨ示斤'′::.::./::.::.::.::.::::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ 　::..::..::..::..::..::..::..:
ノ　／　く￣　　｛ ｀ヽl::.〉ｌ/ >=' /｝::.::.::.:〈::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::../　::..::..::..:_;:-‐'⌒ヽ、
_冫　　　 ∨￣　ヽ_　ﾚ:/} /　 //::.::.::.::.::.｀ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:／　::..::..::.＜
∧_　 　 ／ヽ、　　 ） l/} /　 ｢/::.::.::.::.::.::.::.::.:｀ヽ､::.ー--::､::.::.::.::.::.::.::.::.:／　 ::..::..::.|ヽ､::..＼
　 /⌒ヽ、　　}＿　＾Ｖ} ￤　{/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀ﾌｰ-､::.:｀::ー;二ニ-廴　:}＼::..::ｌ　 ＼::..ヽ、
　　　／｛　　 ﾄ､＿厂l〉　　 {|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:::＼::.::.￣了／::.::.〉介､＼ヽ ｀ヽ:＼　 ＼::..l
　 ／　　｀ヽ　｀ｰ､ ﾄ､ヽ　　 [|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ::.::.〈〈::.::.:: //l ﾄ､〉/::..|　　 ＼}　　 ヽj
｀ヽ、　　￣｀ヽ､＿ﾘ::.＼＼　l|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ｌ::.::.::＼ヽ//l::| ﾄ / ﾄ､j
::.::.::.ヽ､_,.. -‐'´::.::.::.:: ／＼ヽlL::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: ｌ::.::.::.::.｀¨1 |::| |::.∨
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::. ／　　／只卞、::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: ｌ::.::.::.::.::.::| |::.| |::.: |
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::／　 　 / /::.::| ﾄ､＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: ｌ::.::.::.::.::.:| l::.:| |::.::.l

┌─────────────────────────────────┐
│やる夫と連戦がハイポリティクスを優先する中、宋楚瑜は地方政治という　　　　.│
│重要なローポリティクスを担当していたが省政府の業務は腹心で副省長の　 　 .│
│林豊正に任せ、自身は毎日地方を回っていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
└─────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　, ．-──‐‐- ､
　　　　　　　　　 ,r'フ´ ,．-─‐‐-ミヾ､
　　　　　　　　 / ,r' ／　, ､-ーー- ､ヽ＼
　　　　 　 　._「7ﾈｨｲ／　7　　,ｲ　　`ﾄ V1
　　　　　　〈二ｶ_」ｺ ,　/　,　//, 　　 l　ヾ!
　　 　 　 　.f7j^ヾY ,l!-|仁l/l// / j　|　 , ﾄ､
　　 　　　 ./ l|　 l1､ ,ｨf孑7 从/ｨ/_/ ,ｲ l |/
　 　 　 　 ,! 」! 　 |t､ ´￣　　ゞtﾝｲ //,ｲ!′　　　お仕事任せたわぁ。
　　　　　/ j　　/l」　!　　､_ _　 ｀/／,ｲ/　　　　　
　 　 　 /　lj　 j　ﾊ　Lヽ　＿, イ i´　l |"
　　　 /　　,厶ｲ＼＼｀卞ミ ｰy‐ヘ´ l |
　　　/ ／: : : :＼ :＼＼VLﾄ､ﾘ＼:_: 乂. 　　　　　　 　,r―ｭ、
.　　/ /: : : : ＼: : ＼::}　|＼ヽ ミｰ=ミ_: ＼|￣￣￣￣ 匕二7
　 / /|: : : : : : :ヽ: : : ﾑく:::::::＼＼＼::::}: : :ヽ 　　　　　ﾉ--- 〉
. 厶ｲ | : : : : : : :|: : : : : : :＼::::::ヽヾ !:::| : : : |｀ ｰ==イ｀ｰ-イ{
　　 V: : : : : : : ::|: : : : : : : : : ＼:::::V:!::|: : : 人 　／ :`ｰ---/　／￣｀ ｰ- 、
　　 /: : : : : : : :∧: : : : : : : : : : :.＼V:ﾘ: : : |: :∨: : : : : : : :/／　　　　　　　＼
.　 /: : : : : : : :/　 ＼: : : : : : : :: : : :.Ⅴ: : : .|:./: : : : : : : :／　　　　　　　　 　　＼
　/: : : : : : : :厶ｲ从_,＞ｭr‐―っｒ========ｧ: : : : : :／　　　　　　　　　　　 /::::::＼
./: : : :／√￣￣￣: :/ {　　⌒￣＞‐---＜: : : : ／　　　　　　　　 ／￣￣ヽ:::::::::::::ヽ
|: : : : : :/: : : :: : : : : : ＼＼＿_ヲ{: : : : : :}: ::.＼／　　　　　　　　　/ 　 　 　 　＼::::::::::
∨: : : : : : : :: : : : : : : : : Y´　　| :!.: : : : :.fア＾´　　　　　　　　　　/　　　　　　　　＼::::
..{: : : : : : : ＞―――'^^'二二》::!: : : :,ｲﾘ　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　 ／::ヽ
　￣￣￣＿＿＿＿＿＿＿√: : !ィ爪ノ 　　　　　　　　　　　/　　　　　　　 ／::::::::::::
￣￣￣　　　　　　|　　 　　|: : : :八ハ::＼　　　　　　　　　　/　　　　ヽ.　／::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 |　　　　 |: : /:／::::》::::::〉　　　　　　　　 /　　　　　　X::::::::::::::::::::::::::


　　　　　 　 　 ／:|:::::::::::::::::::::::::::ﾉ-ヽ .._ _::::::V:::::::::::::::::::::∧
　　 　 　 　 ／ :::::|::::::::::::::::::::::::::!|　　　　 ｀ﾞ｀vゝ::::::::::::::::::::∧
　　　　　 　 i　:::::::|::::::::::::::::::::::::::!|　　　　 　 　 ヽ:::::::::::::::::::::∧
　　 　 　 　 ｉ　:::::::|::::::::::::::|_ :::____,メ　　　　ﾄ--　∨::::::::::::::::::∧
　　 　 　 　 |　:::::::|::::::::::::::| ::: ハ|　　　　　　　　　ﾍ::::::::::::::::: ;:∧　　　はいはーい。
　　 　 　 　 |　::::（｀ｌ ::::::::::ｌ　　━━━　　　 ━━　{ ヾ､::::::::l i.∧
　　 　 　 　 |　:::::::|:::::ﾄ=ミ::｀ 　/l/　　　　　　　　/l/ iミ彡‐ｧﾐ　ｉ∧
　 　 　 　 ／ ｌ人／_,／｀＼ 　　 　 　 　 　 　 　　　,!'ﾞ /´,,__ `''ｫ∧
　‐ﾞ──┴‐┴タ /_ｫ‐---'ﾞヽ..,,__　 　 σ 　 　_,. ィl r Yﾍ!　￣! ヽ──
　　　 　 　 　 　 L（r_ｲ＿!__,!_｣　　 ￣￣￣￣　　　 `ﾐﾆ7こZ.オﾝ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　林豊正

┌────────────────────────────────┐
│視察先では蒋経国のスタイルを踏襲した野球帽、ジャンパー姿で臨んで　　　.│
│経済発展華やかなりし蒋経国時代を想起させ、　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _r ''~丁ﾆ＝┐__
　　　　　　　　　　　　　　　　rイヾ l　　 |　　　/~ヽヘ
　　　　　　　　　　　　　　　 ベ　　　 - ┴‐-　＜/　　｀l
　　　　　　　　 　 　 　 　 〈/　／　　　　　　　　　＼ ヽ;k
　　　　　　　　　　　　　　く 〃　　　　　　　　　　　.:.:ヽﾝ{:'.
　　　　　　　　　　　　 f≫/:/:./　:!:;　　 ヽ:ヽ　.:lヽ :.:.:.:.V=ﾊ
　　　　　　　　　　　　《 ∨/:.:.l.:l .:!:l　　 .:.:}:.:!　:.l:.:!:.:ﾊ:.:.lヾ､ゞ
　　　　　　　　　　　　 ||/ﾘ:.|.:.|:.l :.l.:k:.　.:.:ﾊ:.j _;ﾑバ|:/:.;}|K/| 　　　　　　　　　ﾊ二二 l
　　　　　　　　 　 　 ≫ｲﾊ:.:l.:.l`ト儿 ＼ノ オ少t;ｧ j:.:.;ｲｌ|||:.:|　　　　　　　　 厶ヽ＿＿ヽ
　　　　　　　　 　 〃　ルﾍ:.ヽヾ 卞云　 　 ´┴‐'ノ／::|:l|:!!:.:!　　　　　　 　 .|　　ﾋﾟﾙｸﾙ|
　　　　 　 　 　 　 .／;.:":. .ゞ､ヽ.:_:＞　 '＿,　"" フ:.:.: .|:l|ヾ.:.ヽ　　　　 　 　 |　/,|1000 :!
　　　　　　　　　／／.:.:.:r┘ 〉:.:.:/个ト､.｀´　 イ.厶.:.:.:.|ｨ―‐‐‐┐　　 l´￣｀l～ﾞ'| ﾉﾏ々|
　　　　　　　 ／／.:.:.:./┴‐'7.:.:∧ ヽr‐ｲ二´t≦__｣:.:.:.|　　　　 ﾊ　 　 |' ￣`|㍑::| ･ω･ !
　　　　 　 ／／.:.:.:f厂　　 /.:.:/ｾ ＼} Z　 ／ﾊ＼　! .:.|　￣r‐ ﾍ ヽ___.Ｌ.--┴ｰ┴- 　,,｣
　　　　 ／〃 .:.:.:./j:　 　 /:／ 己＼｛ Z／　l|ｷ|! ヽ!.:./　r/┘ =＝　 ￣￣￣￣￣￣ 　＝= ､
　　　 /:.// .:.:.:r-V::　　 //　 {￣ ＞'　|＿　||=;||　 |/ ゞ￣〈( ／／／／ﾝ- ―ーク-っ／／ )〉
　　 ./;/ / .:.:.{{≫′　 〃　　 ｝／　」／　 `'||‐'||-〃　 ﾊ　〈｀　ー＝= /‐ ､＿___三彡'=＝一″
　　 ﾚ　/=＝ラ　　W　　　　　ﾌ广T　　　　　　　 /　　　 l　/　　　／Y_　 /
　　　 /.:..:／　　　イ^ﾌーr‐ｧﾍ ／j　　　　　　　　　　　　ﾚ′　∠_〉 /∧厶
　　　 !／　 彡≦{_l　ﾘl.:.:l.:.:ﾄ-K　　　　　　　　　　　　　/　彡"k;ﾇ　〃／ ∧
　　　/　　　／ ﾆ__）　 !:ﾊ:.:.!.:.:>＼　　　　　　 　 　 　 ∧≧＜ﾚ ヽ__　　　＞!
　　./　　 イl　／　＼ .{:! l:.ﾊ:.｝ミ≧　　　　　　　　　／:./〃／＼/　ス 丁:l:.:!
　 / 　／ﾍl／　Y´　∧､ ヾ >ﾊミ三≡= ､　∠　=孑':.:./　 /;　/ /_,ｲ十":./!.:|
　.l　 /　／ヽヽノ　,ム＜ﾚｸ　! ＼ヾミ三 ≡≡三ﾖ／/　 / 　 ／　 才.:.:./ l:.:!
　|　/／　　 ,Vｲフ　rﾍ ､ V　 l 　 ＼　 ￣￣￣ス　/　 ' l　　 　 ／.:.:.:.:/　l:/
　| /　　 　 /　 `ﾑ;f ､　l入〉　 l 　 　 ＼　 　 /　∧′　 ∧＿／!.:.:.:.: /　〃
　| !.　　 ／　 ／ ヽlJヽｸ　　　 l　　 　 　 　 //　　∨　 /　　 　 |:.:.:／　/'
　|ﾊ__／　 ／　　　　　>|　　　　　　　　　／　　　　 ∨/" 　　　 l／
　　　　　/　　 　 　 　 >l　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V　　　　　l
　<´￣　　　　　　　 　>l　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　　 /
　　ヽ　　　　　　　 　 ヽﾄ､　　　　　　　　　　　　　　_∠N　 　 /
　　　l　　　　 　 　 　 ／ﾍ＞､　　_　_＿＿＿＿_ムY　 ヾ、／

┌────────────────────────────────────────┐
│そして地方の有力者、庶民と盛んに交流を持ちインフラ整備など大量に金をばら撒くことで　　 　 │
│衰退にあえぐ地方経済を支援し、支持を固めていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└────────────────────────────────────────┘

　＿/:／l:.|　　　/l　|　 l　　 l|　　　 l　ヽ ＼　　　　　　　　　　　　　 　 　 _,_.-､,-‐､
'´￣ｲ:ニ:ｲ　　l/＿ヽﾄ、l_　　lﾍ　 　 |　l | 　 ヽ　　　　　　　　　 　 　 　 ,ノ　　　　　｀＾"!_._
／/ j:|　l　　　l　　 　ヽ-ヽ｀ヽ卜、　l　j｜　 ト l　　　　　　　　　 　 ,-'i＾""''{　　　　 ､ﾄ-.,_｀＾┐
/:l　/:l　l　　　|　､＿.二 _　「　＼l　/イ/ｌ　 l｜ l 　 　 　 　 　 　 　 }./.　　 ｀ｰ,　　〉｀´　　｀'､_}
.:/ /:/　l　　　|　　￣￣ヾﾐ　　　 ﾚ_⌒ヽ}　 l　|｜　　　　 　 　 　 　 |::::..　　　　｀‐'´　　　　 |
,'　l:::l 　 ヽ　　l　///　　　　　　 {　=ﾐ　/／|　| l　　　　　　　　　　　|:::::::　　　　　　　　　　 .|､　　　ニューボトル10本まとめて行くわよぉ！
　 「´　　　l＼ ',　　　 r -　　._　/　,,,, /ｲ　/ﾚ'　　　　　　　　　　　　|::::::　　　　　　　　　　　| )
　/ |　　　l　　＼　 　 !　　　　 ｀ ７　 l/　//　　　　　　　　 　 　 　 .|::::::　　　　　　　　　　　| .）　　　どんどん持ってきなさぁい！
ノ|　l　 　 !　　　　　　 '、　　 　／　／ イ:|　　　　　　　　　　　　 　 |::::::　　　　　　　　　　　| )　　　
　l　 !　 　!　 ＼　 　 　 ヽ. _／ ７¨´　| ﾊ::l　　　　　　　　　 　 　 　 |:::::::　　　　　　　　　　 .|ｨ
　,l 　!　　|_,　 - ≧　､ ＿　_,　ｲ　　　l　| L!　　 /l　　 　 　 　 　 　 |:::,.--―￢''''''￢‐-..,,,_ | }
/　!　l　　|　　〃￣ ﾌ水ﾍ＼　 |　　　ｌ　l　　　 /　} 　 　 　 　 　 　 |'´::::..._,,...-----....,,,,_　｀''{
　　ヽ l 　 |　　ヽ＼// l ヽ_〉:〉 l　 　 /!　|　　/ ／　　＿_　- '´　　.}‐'""´-‐‐￢‐‐‐--..,,｀''-{
￣＼ﾊ l　 |、　　￣l:|　l:ト-ｲl　!　　/　l　 l／ /／／　　　　∠　 .／´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
　　　Vﾍ　 l ＼＿　|:l　l:|＼＿/　 /＿／￣￣｀ー-,___,,..--‐'''''''´　 ..＞ｰｰｰ----==-‐''"´
　　　 ｝　＼!　　　　|:l　l:|　 ∨ ／　　 　　　 ／ /ノ　/ /´'::::/::: ／　　 i　　 l　　{´

┌───────────────┐
│そして極めつけは経歴である。　 　 .│
└───────────────┘

　　　　　　　　　　　　_,,、　＿
　　　　　　　　　　　ｔ匕ア::-‐＜￣　‐-
　　　 　 　 　 イ.:〆.::〆　　　　　｀　、　 　＼
　　　　　 ／I7.:〃.::/」　　 　 　 　 　 ＼ ＼　＼
　　　　 /　I7.:〃.::/｣ 　 　 ＼　　 　 　　l　 ヽ　 ヽ
　 　 /　 {{l:::|l|::::ｌ}}　 　 l |　 ＼　　　　 i　　 l　 ﾊ　　 _,,.
　 　 ′　{{|:::|l|::::|}}　|　 | ﾄ､ ／ ｀　､ 　 |　　|　　|　／ｲ
　　 |　　 {{|:::|l|::::|}}　|　 |　X＼ 　'､ ＼人 _|_　　|/i|ｌ|ｌ|
　　 |　　 {{|:::|l|::::|}}　 、 ∨ヽ _,,;;;;;彡,,　　　　i　 |i|ｌ|ｌ|l|
　　/ /　 {{|:::|l|::::|}}　　＼ヽ　´´￣ 　 　　 　 ! lli　|l|ｌ|ｌ|lﾚ　　　　　 　＿＿__
　 / / ,　 小:.ぃ::.ﾏ} ＿　 ＼＼,"""　　 　- ´i　|ｌ|ｌ |ｌ|ｌ|ｌ|ｌ|l 　 　 　　.|　　　 |
　/ / /　/ ｌ　＞=rｆ<⌒ヾ　　＼ 　 　 　 　 　 ;　|l|l| |ｌ|ｌ|ｌ|ｌ　　　　　 .|　:―‐|
/ / /　 　 | {:{___ﾉハﾄ =='＼ ー一 　 　　 . イ l|l|ｌ|!|ｌ|ｌ|ｌ|ｌ|　　　　 　 .! ::::::::::l　　ﾉノ
/ /　/ 　 | `￢1|　 |:|＼ ＼＼　 ー　〔_　　|　|ｌ|l|||ｌ|ｌ|ｌ|ｌ|　　　　　　　V::::::〃ヽ,
≧x. / 　 丿 　 ﾉ:|　 |:|　 ヽ　＼＼ -r=く}＼ﾑイ￣￣ ヽ　　　　　 / )(_／　_ヽ
三三≧==三≧ト．,,_ ｀′　 }　 } ＼＼_ﾉハ、`￢-､::::::::::::::＼　　 j　〈-‐'ﾞ´,.-（

┌──────────────────────────────┐
│日本では外省人＝支配階層、エリート層のイメージが先行するが、　　　 │
└──────────────────────────────┘

┌──────────────────────────────────────┐
│その生まれは毛沢東らを排出した湖南省で、軍で中将にまで昇進した父を持つものの　　　 │
│共産党との戦争に敗れ台湾へ渡ると眷村という外省人の軍人家族が多く住む　　　　　　　.....│
│閉鎖された、下町風情の残る慎ましい居住区に暮らすこととなった。　　　　　　　　　　　　　　 │
└──────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 . 　 ´ - ､＼　　　　　,. ‐ｧ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／／／ ／/＼＼ 　 ／　/
　　　　 　 　 　 　 　 　 ／／∠_／　/ 　/＼ Y　,ィ´
　　　　　 　 　 　 　 .／,イ／ 　 ｀ヽ厶_ /　 //／/ 　 , -―　、
　　　　　　　　　　∠／　　　　　 　 　 ｀こゞ// 　辷彡＝=ﾐ､,ﾊ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｀ｦ=/厶=ﾁ'´￣｀ヽ.　 }ｲi
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_ノﾌ〈/　　{／⌒ヽ　ｉ　ﾉﾘ}
　　　　　　　　　　　　　　,. -‐=≦三彡い ヽ.　丨-= ／ｰ'´ﾙ'＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　 ′ /　　　　　ハ } _」-‐!　 /ヽ￣厂厂}ｰ‐､　 ｀　　、
　　　　　　　　　　　 　 ｉ　 ！　　　_ノ｜ｉ|/{｀ ーi　 　 ,ﾊ/　/　j ｣ }lj―一::'´}
　　　　　　　　 　 　 　 l　 　ﾄ､　　　　 l il|　ト､＿ヽ　/　厂￣//ヾ、::::::::::__,ｲ_
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 ｜ﾊ `ｰ‐'　l il|　|::::|::::::￣丁::::￢/厶ﾆゞ､￣:::|::/:∧
　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 | | j　 ｰ'　 | ｌ|　|::::|:::::::::::::| :::::::/ ′≡≡ヽ:: l/:/:::: ',
　　　　　　　　　　　　 ｉ　　｜l rﾍｰ- ､ | ｌ|　|::::|:::::::::::::| ::::/　 　 　　 　 V::/::::::::: ,
　　　　　　 　 　 　 　 l 　　 ! r≦ﾐ､｀ヽ l,ﾊ　|::::|:::::::::::::| :/　i　 　(　 ) 　 |::|::┌ ､ i
　　　　　　　 　 　 　 ﾉ 　 厶ｨ'⌒>､ヽ. †　l　! ::|:::::::::::::| | 　l 　 　 　 　　|::l::::ヽ. l |
　 　 　 　 　 　 　 　 | † ｛ｰ }j ,.ｲ |！ '.　N　|::::|:::::::::::::l :＼Ｌ＿＿＿＿_|::l:::::: } l |
　　　　 　 　 　 　 　 l 　 ﾊｰ|l | |-|_ﾊ__i　!　｜::|:::::::::::::| ::::: | ::::::::::::|:::::::::|::|::::::ﾉ l |
　　　　　　　 　 　 　 |　.'　l　} j ! 　 　 ∨ 　 ! ::|:::::::::::::|::::::::| ::::::::::::|::::::: l:::!::::Lノ::l
　　　　　　　 　 　 　 j/ 　 `T´ |　　 　 　　　|::::|:::::::::::::| ::::::| ::::::::::::| ::::: |', ', :::::: /
　　　　　　　　　　　 　 　 　 l 　!　　 　 　　　|::::|:::::::::::::| :::: | ::::::::::::| ::::: !::', ', :::/
　　　　　　　　　　　　　　　 ！ ｀ｰ‐-へ　　　＼|:::::::::::::|:::::::| ::::::::::::|:::::: i ,.ﾍ_∨
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｌ_｣｀ー一 ′　　　 ｀ ー‐┴‐┴‐ ―┴一'´

┌────────────────────────────────────────────┐
│軍の高官経験者を一家の主に持つにもかかわらず生活は貧しく、少年期に父の軍服を改造した服を　　.....│
│ボロボロになっても普段着として着用したりするなど貧窮した生活を行っていた。　　　　　　　　　　　　　　　...│
└────────────────────────────────────────────┘

┌────────────────────────┐
│眷村は低所得の外省人を中心に形成された村で、　　　　.│
│外とは異なったコミュニティを形成していた。　　　　　　　　 │
└────────────────────────┘

;;;,,,,＿;|＼ ＼|￣'' 目　　　　 　..　　;;. ｌ　:.　　　::.
' 　　　＼|￣　　;;./ ヽ_(´∀`)y-~ : .　|　　　∧∧
　　　　　 ￣￣'''' |～|ﾉ( ヽﾍ)￣￣￣''＼,~-∩‐,,)
　　　　　　　　　　|__,,|　　´　。　　゛　　　,＼(_ｿと)
./´二ヽ　　　　　　∧wﾉｌ::.　　　　　　　 　　.( ,(xﾉ ::.
（.,,｀ー）　　　　　　(Дｷ.,）　　　　;;::　..,_　　 ﾚﾉ_ゝ、
/,`ー'~つ　　　　 と'[](_,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　＼
（´￣ヽ)`ヽ　　　　(＿__,,)~　　　.∧,∧　　:::;　∧＿∧ヽ
´"￣　´"｀　　.,､　　　　　　　　 (,‐Д‐)　　　（∀^メ,,）　＼　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (つ]]]｀)　　　とｌ33;;;;`)　　　ヽ　..|＼ヽ
　　;:"　　　　　　　　　　　　　　 (`つし'　　　（;;;;;`)(';;;;）;;:.´ ::;　ヽｌ　 .＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［］[]]]　　　　　　　　　　　　　;|　　　ｌ´.ヽ
　　　　　　　　　　　::;　　　　　　　　[[[][]　　　　　　　　　　　　　|　　　|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧　　;;:.,　　　　　　　　　ヽ　　.ｌ　.ｌ
　;;:"　　　　　　　　　　　　　　　　（；　　　,）　　　　　::;;;;;　　..,"´　　＼_|＿|
　　　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧　　　）　　　　　　　(⌒￣ヽ　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 （；ｘ∀･,）＿〔〕）　　　∧＿∧(A^*ﾘｌ　　　　　.＼
　　　　　　　　　　　　　　　 （｀つ]　'つ / ヽ　　　（∀｀,,　と　　ｌ　　　　　.,,:,　＼
　　　　　　　;;;'ﾞ　　　　　　　:::|　　ｌ　|　 ｌ～.|　　［と´　ｌ⌒ｌ)　　）～　　;;;;;,´　　...＼
　　　　　　　　　　　　　　　　L＿）_,,）　|＿,|　　　（￣（＿.）),,'Ｊ　　　　　":;　　　　ヾ

┌─────────────────────────────────┐
│そこでは独特の共通言語が使われるだけではなく、低所得地域ならではの　　　│
│隣人との繋がりの強い風土を持ち、宋楚瑜はそのような環境の中で　　　　　　....│
│育ち、人間として重要な人間関係を学んでいった。　　　　　　　　　　　　　　　　......│
└─────────────────────────────────┘

┌───────────────────────────────┐
│そして努力の末にアメリカ留学を果たし、政治の中枢に躍り出た彼は　　　..│
│立身出世を夢見る地方の人間にとってまばゆい存在となった。　　　　　　　.│
└───────────────────────────────┘

　　　　　 　 　 　 　 l|　　 l　-─‐|- ___　 |　　　　　 　 　 /　　　/　/　　　　　 |
　　　　　　　　　 　 l l　 　 ',l＼　 |＼ 　 ‐|-　　　　　 ＿/＿＿///　　 /　　　l|
　　　　　　 　 　 　 l　l　　 　 l_ヽ_|__ ＼　 | ヽ.　　 　´／/ __,／//￣／ 　 　 l l
　　　　　　　　 　 /ｌ　ヽ　　 　l｀ヽ !､ i　)＼!　＼　 ／／'__ 　　/_,／/　　 　 ｌ l
　　　　　　　　　l´ l　　 ＼　　＼　 ￣｀　　　　　｀' /i_´ヽ､_!フ＞　/／　　 / .l
　　　　　　　 　 ヽ |　　 　 ＼_ 　＼　　 　 ,、　　　l_,.!ｬ',　　　　 ,ノ　　　 ／　l
　　　　　 　 　 　 ｀l　　　　　　|｀､‐｀　　　'､.ヽ-‐ '´,ノi__',_　_,-'´　 　 .／　　.l
　　　 　 　 　 　 　 l.　l.　　　　|　 ＼　 　_,-｀‐｀‐´ｫ　l-‐ﾍ´　/＾i　,／　　　/
　　　　　　 　 　 　 ',　l　 　 　 ﾄ､,/　｀ｙ´　／l￣l´/　l 〉　}⊃　/'´　　　　/__
　　　　　　　　　　　 ', l',　　　　l ヽ ／　 / ∠l　∨　 l′/‐'　/　　　　　/　　ヽ
　　　　　　　　　　　　',.l ',　　 　｀ｙ´　　　　　/　　　　　 　 ／　　 ／／　　　　',
　　　　　　　　　 ,ｒ‐‐-',ｌ ',　＿／　　　 　　/　　　　　　／　　 ,／／　 　 _　　　ヽ
　　　　　　　　／　　　　　/l／　　　　 /　/　　　　 　 /　　 ,／〃--‐‐ ´　 ヽ、　 ヽ
　 　 　 　 　 /　 　 　 　 / l_　　　　　/　l 　 　 　 , -'‐､　／￣´　　　　　　 　 ｀ヽ　ヽ
　　　 　 　 /　　　　 　 /　i ｀i　　／　 _,.l　　,.-､_ﾉi　　 l´　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　ヽ
　　　　　 /　,,.-‐ '"＾>'l 　 l　|　　　lT´,) ',／ 　 ヽ l　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 ）
　　　　　 ／　　　 く　 l 　 ｌ. lヽ、 / l'´/ノ、　　　 ',|　___L_　　_,.-‐ '"´｀ヽ、　　 　 　 ／
　　　 　 　 　 　 　 l ＼l　　　l　 Y　 l/＾ヽ ',　　　　<´　　　i／　　 　 　 　 ヽ　　　／
　　　　　　　　　　　l　　>　　　　 ヽ/　　 ヽl　 ／ヾ ヽ　　　l 　 　 　 　 　 　 ヽ ／ ヽ、

>>393-395
あー、だから台湾の田中角栄と呼ばれてるのか

┌─────────────────────────────────────┐
│その一方で連戦ら御曹司系の政治家とは常に折り合いが悪く、　　　　　　　　　　　　　　......│
│馬英九に至っては選挙で利用するだけ利用して切り捨てる行為を行っている。　　　　　　...│
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　　ﾄ､:;:＼:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; --;:─''"!
　　　　　　　l::ﾄ､:;:;:;:` ー──:;:;:''":;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡!
.　　　　　 　 ':! __`　､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｘ≦f三三三三|
　　　　 　 　 |!ヾ三}　 ￣ｨ三ｦ　`ヾ三三三んﾍ　　　えー？！　眷村育ち？！
　　　　 　 　 l! ＿....　　 ........　　　　ヾ三三f { ﾘ
　　　　　　　 | fｔ‐ｒミ　.::::''ニニ、　　 三三rく/　　　　　　　キモーイ！
　　　　　　　 l `ｰ='彳 ::ヾｲ弋ノﾞ::.　　三「f"/
　　　　　　　 '.　￣´j:　 :　￣´　:::.:.　 ﾐｲ/-'　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ＿Ω＿＿＿
　　　　　　　　'.　 ,ｨ'　　.:^ヽ..　　　　 jﾂト．　　　　　　　　　 　　　　　　 　　／|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|＼
　 　 　 　 　 　 ∨;:ヽ ＿:ノ　＼:: ｀ヽ　ﾊ　ﾄ､　　　　　　　　　　　　　　　 　 |＿.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|＿|_＿＿
　　　　　　　　　 }､ト= ｪｪ=ﾃｱヽ}　　 /　i .|:〈ヽ　　　　　　　　　　　 　 　　／　　　⌒ｗｗ⌒　　＼　　　　眷村育ちが許されるのは
　　　　 ＿..,, ィ//:::i　ゞ┴シ′ 　 ／　 ' /:::::ヾ:.＿__　　　　　　　 　　　／　　 （ ◎） 　（◎）　　　＼　　　　テレサ・テンたんだけだYO！
一 ''"´　　 　 :{ {::::::ゝ　⌒　 　 ／ 　 / /:::::::::ﾉｨ1　　ﾞ …- ．　　　 　 /　∵∴⌒Y__人__Y⌒∵∴ 　ｌ
　　 　 　 　 　 ヽヾ.::::: ー‐一イ　　 ./ /::::::::ｲ/　|　　　　　　　　　　　 |　　　　　　｝r┬-｛　　　　　　 |　　　　　　
　　　　　　　　　 ` ー─┴──一 一" ￣　　ノ　　　　　　　　　　　　＼ 　　　　　`ー'´ 　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　貴公子たち


　　　　　　　　　　 ＿rｘvｘvｘvｘｬ―-　、
　　　　　 　 　 ,ィｆ＞^厂{爻}勹⌒＾下ミ ｀ヽ、　：'
　　　　　 '：rfﾌ::.::.::.:_｀ー'＾ー'::.::.::.::ノ レヽ>､ヽ
　　　　 ＿fｦ::.::.rｘtﾀ^⌒＾⌒^X≧z:::⌒:.:::.:::圦ﾊ　　：'
　 '： /r‐ｖ':r彡 |l| l|l| l ｉl ｌi l l| !l| ｌ|ﾄミｋ::.::.::.:Vfハ
　　　{〈 ィ/＾ ,1ｌ ｌ|l !|l| |l|| |l | ｌ | ｌ |l| ! |ヽ>、::.:V! l|　：'
　　　｀７/ // ll　）レ　|l!| ｌ| ｌ | l | |ｌ| ! |//＾ヽ:/⌒》
'：　/丁7 ｌ| l　l|　⌒　| |l!| |l |l l|ｌ | |l| | |ﾄﾐ=彳|厂´|
　　ﾚ⌒l| ｌ| |　|l| !l| !ｌ| |l | || |l |l| | l|! | |ﾚ⌒ヽ|ﾚ⌒!
　　　 /|ｌ |ｌ！ |仆ミ｣ｌ ｌ| ｌ |､｣ 斗 ヒて {{ィ/77ﾊ＼j　：'
'：　　//lハﾄ､ヽ　f--ｔﾐ ::::::::::: f‐‐ｱ彡　'/// l |! | |
　 　/// 7∧ヽﾊ .ﾞ==' :::::::::::::::ゝ=‐'　//ﾊ /! j l　| |　：'
　　〃 // ハ/小.　　　　､. 　　 　／〈// l｜| |　! |　　：'
　　″{ { ,'　// |l ヽ、　 -‐-‐　 　 ／// ハ | |　| ﾄ､　,　=彡
　　⌒ヾﾒ､/,'＿川 |｀丶､　　　 , イ　// ,'ｌ　lﾙ'　l| | ∨∠/三
　　:―::.::厂:.:.:/// |!| l|l /｀fT!＾ヽ￣} ' / |　|l ＼_!｣ / 彡竺三
　　ー=彳:.:.:.///:｀Yヽﾙﾍ /」ﾄ､／:/ /ﾊ/⌒7:´:.:.:.:｀ヽ三三三
　　'⌒Ｖ:.:.:.:.{ l {:.:.:.:＼ <ヽ:.:.jj:.:.:.:./ //ノ:.:.:.;':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼三三
　　　　　　　　　　　　努力の人(笑)

┌───────────────────────────────┐
│その激しい気性で衝突も多い宋楚瑜だが、やる夫とは　　　　　　　　　　　　.│
│決別した後も再び和解して接近するなど奇妙な縁を持っている。　　　　　　 │
└───────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__ _rrｚ=､、_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　...::.::.::｛>{くｔｱ〉}::.::..　 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／...::.::.::.::.::.`ｰ＝‐'.::.::.::.::.::..＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／...::.::.::.::.::.::.　 ィ^⌒＾⌒＾⌒^ヽ:.ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / .::.::.::.::.::.::／　/　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　∧::.::.::.::.::.:/ 　 ｲ |　|　　 　 　 l　|　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /　ﾍ ::.::.::.:/　ｌ 斗┼十　　　　ｊ⊥｣　l　 　 l
　　　　　　　　　　　　　 　/　　 ヽ::.::.:l　| | 厶≠ミﾒ　 　 〃｣_ﾉ｀'|ｌ ｜ ｜
　　　　　　　　　　　　　　/ 　 　 ∧::.::|　l |仏'::::}丨ヽ 　 /ィぅ心ﾐ|| ∥｜
　　　　　　　　　　　　　/　　　 /　 Ⅵ 　 |弋辷ソ　 ｊ／　 ﾋ::ﾉバﾘ ハ｜
　　　　　　　　　　　　 /　　　 / 　 /小、　////　 　 　 ,　////ﾉイ　}ﾉ
　　　￣ 二≧- _ 　　/　　　 / 　 〃|| |l＼_＞　　　　　　　 ∠／|l
　 -一 ﾆニ二二三孑…ｰ＜ヽ 　　ｌ_儿ｌ| 　|＼　　´　 ｀　 イ　 ハ
　-一￢　ニ二三´/　 　 ∧ ＼　 }ハ{ |　ト､　｀　　＿, ＜ ∠_|
　　　　　-‐ ￢ア´/　　 _/.::.:.V＾＞､_　>'´　　　　　　　　　　　 ｀ ヽ、
　　　　　　　　／ /　　 _/.::.:.V:.:.|　／´ ＿＿＿　　　　　　 ＿＿ 　 ヽ､
　　　　 　　　/ ／|　　 ヽ::.::.:.:.:.:.／　　　 ,　　　　、　　　　　 ,　　　　､ ヽ
　　　　　　　/／｜　 　 |::.::.:　/　　　　 /　/::::::ヽ　ｌ 　 　 　 ｌ　{:::::::i　i　 ｀、
　　　　　　 /　　　ｆ 　 　 ﾉ:.:.:/　　　　　{　 {:::::::::ﾉ　!　　　　　! 丶::::ﾉ　ｌ　　 ヽ
　　　　 　 /　　　∧　{ 〈::.::./　 　 　 　 丶　｀　´ ノ　　　　　　｀ー-- ´　　　 ヽ
　　　　　 '　　　/ .::... ＼ヽ:/　　　　　 　 ｀ー‐ ´　　　　　　　　　 ヽ ////　　　}
　　 　／ 　　　＼　　::.::.:.. {　　 ////////　　 /　　　　　　　　　　　ｌ　　　　 　!
　　　　　　　　　 ｀ ┬―- ｌ　　　　　　　　　　!、　　　　 人　　　 , ´　　 　　 /
　　　　　　　 　 /:.:.:.:.:.:｀ｌ::.{　　　　　　　　　　｀i｀ ﾆ二--二ﾆ´ ﾉ　　　　　　 /
　　　　　　　　　{: : : :|::.::}ハ{丶、　　　　　　　　　｀´　　　　　 ｀´　　　　,, イ
　　　　　　　　　丶、〈､-‐７￣｀ヽ｀ー､＿＿__　　　　　　　　　　　　_,ィ ´/
　　　　 　　　　　Y＞'´￣广ー―ﾍー―┴　 /´　｀＞-､＿__,,　, ＜´ﾉー'

　　　　　　　　／:|　　　｛　　　　　|　　　　＞ｰ- -´‐´　　 / 7 ／　　ヽ、
　　　　　　　 i: : : | 　 ￣丁　ｰ―く　＿＿／　　　　　　　　　´　　　　　 ｌ
　　　　　　　 {: : : |＼　　 |　　　　｜ 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ
　　　　　　　 !: : : |　 `ｰ＜ 　 _＿人 　 　 │　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　 ｌ
　　　 　 　 　 ｌ: : :|　 　 　 |　 　 　｛　　　　/ｌ　　　　　　　　　　　　 丶　　　　ｌ
　　　　　　　　ゝ: : : : l: : : ｌ　　　　　ｌ　　　　ｌ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　ｌ
　　　　　　　　 丶: : : :ｌ: : ｌ　　　　　　ｌ　　　 ｌ　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 　 ｌ


┌──────────────────────────────┐
│それも自ら地位を勝ち取ったと自負する人間臭い性格が、　　　　　　　.....│
│同じく苦労をしたやる夫に共感できるものがあったのかもしれない。　　....│
└──────────────────────────────┘

>>398
今は完全に縁切れてるんじゃないの？
やる夫も完全に緑派に傾倒してるし
また接近したの？

┌──────┐
│12月30日　 　 │
└──────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,._
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,, ''″⌒}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ″　　.:.:.j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /″　 .:.:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　 _∠._　　.:.:::::／
　　_　　_＿　　-ｭｒ⌒iニニ￣'二ﾌ　,､:::::::::ﾘ｀_ー-　_ ,,. ､
Tf（__）_＿__￣_　{ ｀７_＿ ,, ___/´／:::::::::::/　　　　￣,{{__ﾘｰ- .._ , ､
¨ゝﾀﾘ --- ﾘ-'￣L._//__//ニ7 .::::::::::::／ーﾘ‐l7‐; ７_.イ- r､_ /ゝｸー- ,
　　　　　　　　　　　″ | /　　.::::::::::／　￣''￣ﾘ´　　″￣ﾘ¨ ゝ''´￣￣
　　　　　r-― … 　￣ 」　　.:.::::／- .__
　　　　　 ￣￣　　―- t_,.-‐'"´￣￣

┌────────────────────────────┐
│連戦、休暇と称しマレーシアとシンガポールを非公式に訪問。　　　 .│
└────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/､;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ{;:;:＼;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
　　　　　　　　　ｶｼｬ　　　　　　　　　　　　　　　　.i;/＼;:;:;X､＿＿＿＿＿＿＿__j
　　　　　,....､　　　　＿＿__　　　ｶｼｬ　　　　 　 　 ﾘ (ﾐ､ヾL;:__;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
　　　　 / 　 ヽ..._／二二二ト､ r‐ュ　　　 　　　 /_,, ｀´ .:　r=｀､` '' ‐r―--＝=〈
　 　 ／　ｒ┴┴‐┼──‐弋三三マヽ　　　　 / ﾄｭﾐy　　 ｀~´　　,ノ::::::::::::::::::::ﾉ
　　j　 ￣＞──┴─　､:.:.:.|─‐９|<7|l　 　　,'　｀`ラ, ,ｨｴ二丶、^ヾﾐ:::::::::::::ｨﾍ　　　クアラルンプール名物マーライオンはどこでおじゃるか？
　 f'　 ７´ ´¨｀ヽ｀ヽヽ:::::::__ヽ|}}─ j|^:|Yl 　 　 !　 ,.. /　.: 'ヾﾋi≧ｧﾐ　,}::::::::::ノｸﾉ　　　
　j 　､l::;′　　　Y:::::l:::l::::{　ヾ!|!ｭ:.:.:l|:::V 　 　 ﾞl,/ (;'　,rぅ､、　　　　 ,':::::r'"(.イ
　l　　l:::|　　　　 ||:::::|:::|::ﾊ　　＼_:.:.:ﾄ､::ﾄ＿_,,.ｨ'l ﾍ`ﾆ"´　ヽ　　_,.　,':::ｸ>-ﾍ-ゝ､、
　l　 ｀ヽヽ ＿_ノ/.::/::/:::::/ヽ　　　￣ヽr‐'´　/l'! lﾄﾐ三=ァｨ` ,:" , ,ﾙｲ /:.:.:.::/ ﾘ ｀`t､ー-
　 '　 ／ マ＝∠∠∠∠ -'"　 　 　 　 ∨ 　 {i,ヽ丶-‐ '"ノ ,/,／:::://:.:.:.:.:/ /　　　 ヽ:::
　　' 　 　 ﾊ::::｢ -r ､　　 　 　 　 　 　 　 ∨ 　ヾ.丶.,＿_,, -‐'"　 ／ﾉ:.:._／／　　　　　}::
　　 }　　　ﾊ::::∨　 ヽ　　　　　　　　　　　ヽ、　 ゝﾐミ三ニ＝≦,,ムﾆ彡'"　　　　　 ノ::
　　/　　　　ヽ:::ヽ　　ヽ　　　　　　　　　　　＼'"::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::丶､＿＿,,r ''":::::::

┌──────────────────────────────────┐
│休暇といえど行政院の職員らも引き連れ、両国の元首と会っていることからも　 　 │
│実質上の苦しい外交情勢を打破するための訪問であった。　　　　　　　　　　　　　 .│
└──────────────────────────────────┘

　　　　　　　　,ト--ミ､、_:::::::::::::::::｀:"'':―┼――――l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｱﾚﾊｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙﾉﾀﾞｾﾞ>
　　　　　　　 /ミミ三三ﾐ'ー‐-- ､、＿:::::::|:::::::::::::::::::::::j
　　　　　　　 {ミミミ三三、　　 　 ､ｰ=､`'┴―――fミ',
　　　　　　,..､ﾐﾐミミミ三ｼU　. . . . `―' l ii l　(ヲ　　lミil
　　　　　 //う{ﾐﾐミミf'"　　　_,,.,,_:.:.:.:..　 _j_　.:.:.:.　　lﾐﾘ
　　　　　 l V　}ﾐﾐミミ　　　 ',ｨでiﾝﾐ、:.:.､__, -,ｨも=､',l:l′
　　　　　 'i l ,ﾉヾミミ'　　　 ´￣｀ﾞ`ラ .:. 三 f"´￣｀' lj　　　　だ、だまるでおじゃる！
　　　　　 ヽヽへ}ミﾐ　　　　 ｀二ﾆノ ,、 jl　',` ―''" ,l!　　
　　　　　　 ヽ二ﾉミ'　　　　　////,ィ'" 　 　 ﾄ、///,!　　　　　ただボケてみただけでおじゃるよ！
　　　　　　 , -fｿ!'ミ　　　 　 　 ／ `^ヽ,＿ノi　　　 ,'　　　　　おぬしの言う『イースト』ではドジっ子と言うではないか！
　　　　　 ,/（/　{i,ﾐ'　　　　　／　 _,,...,＿,,..,、l　　 /
　　　　　/　ヽ　 lN,　　　 ／　 ,ィiTTTTTト, ,}　 ,/
　 , -―/　　 ヽ ', ヽ　 　 {　 ,/⌒'ｰ'‐'‐'‐',ﾘ l　 /
　/　　/ 　　　 ヽ'、 ヽ 　 l　 {,ゝ､‐r‐'ﾝ-i/ ,/ ,ｲ丶､、
"i　　 {、　　　　 ヽヽ丶　丶 ヾ<Zェｪｪｼ'　ﾉ ,i'lヽ、　｀ヾー-- ､
　l,　　 ＼　　　　 ヽヽ 丶、 ｀ ｀ ‐ -- ‐'"/ノ ,l　 ＼　　＼　　ヽ

　　 , ‐'´　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿`‐､
　∠ -‐'' ／　　　　　ｌ||　　　ｌ||　　　 　 l|l　　　　||l　 　 　 `‐､￣
　　　　, '　　　ｌ||　　　　　　　　　　ｌ|ｌ　 ,　 　 l|ｌ　　 　 　 　 　 ヽ
.　 　 /　　　　　　l||　 　 ｌ||　　　,ｨ　　/l/|　　　　　　 ||ｌ　　　 、ヽ
　　 /　　 ｌ||　　　　　 ,ｲ　./!　 / |　 /　　| lll ﾄ､　 ||l　　　 |l　 l＼!
.　 ,' ,.イ　　　　l|| 　 / l ll/ l |l/　| ll/　　　ｌ　 | l　　 　 ||l 　 　 |
　／　| lll　 /|　　　/　| /　| /　 | /　　　　ヽl !.ヽﾄ、　　　　　 ||
.　 　 |　　/ :l　lll　/─|/‐-l/、　l/　　 ,. -─ヽ!ｰ` ヽ　|ll　 |ll　|
　　　l ll /　 | r:､ / 　 　 　 　 `　 　 '´　 　 　 　 　 ヽ　 ,r‐､　|
　　　! ./　　|/| |ll|.＝＝＝=｡==　　　　==｡=＝＝＝ |l|ｌ|'-､ l　!
　　　|/　　　　| | |　 ｀　ｰ--‐ '　| :　　　ｰ--‐ ' ´ 　 |　!｀ i | ||　　　　 　クク・・・・それはただの『おバカ系』だろう・・・・？
　　 　 　 　 　 | | !　 　 　 　 　 ::| :　　　　　　　　　　| .|ヽｌ l　!
　　　　　　　／ｌ |l|　　　　　　　:::| :　　　　　　　　　　|ｌｌ!_ﾉ.,'　!＼　　　　それにあんたがやっても　　
　　　　　 ／　　`ｉ| 　 　 　 　 r_::| :　_，　　　　 　 　 :| |_ノ　,'　　＼　　　誰もブヒらねぇ・・・・！
　　　 _, ｲ 　 　 　 ヽ 　 、　　 　 ｰ'　　　　　　 ,　　　,|,!　ll ,'　　　　ト
-‐' ´ 　.|　　　 　 　 ヽ　 ￣￣￣￣￣￣￣￣　　／:|　　/ 　 　 　 !
　 -‐' ´|　　 　 　 　 |;;ヽ　　 　 ＿＿_　　　　　.／::　:| l /　　 　 　 :|
.　　 　 |　　　　　 　 |;;;;;;;＼　　 ￣￣　　　　／:::　　│/　　　　　　 |
　　 　 |　　　　　　　 !;;::::::::::＼　　　　 　 .／::::　　 　 |/　　 　 　 　 :|
. 　 　 |　　　 　 　 　 l;:::::::::::::::::＼　 　 ／:::::　　 　 　 |　　　　　　 　 |
　　　 |　　　　　　 　 :|:::::::::::::::::::::::`ｰ:'::::::　　　　　　　|　　 　 　 　 　 |
.　 　 |　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　 |　 　 　 　 　 　 !
　 　 |　　　 　 　 　 　 |:::::::::::::　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　マハティール・ビン・モハマド

　　 | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ|
　　 |丶､;;; _;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,: ィ";_|
　　.ﾄ､;;;;;;｀ ` '' ー --- ‐ '' ";;;;;:ィ;:;!
　　{;:｀`' ､ ,_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , - -'ヽ;:;:;;;{
　　l;:;:;:;:;ﾐ　 ＿` '' ｰ -‐ '"　　　ﾘ;:;:l
　　|;;;;;;rﾞ　'´ﾞ゛ﾞ゛ﾞ`ヽ　　/'ﾞﾞﾞﾞ゛`ヽ';;;;|
　rヾ;;;;;| 　　r旬-､　　　ｨ旬-､　　|;;|
　|`ヽ;;;|　　　｀￣´　　　ｉ`─'ﾞ　　 };|´）　　なん……だと……？
　ヽ　|::|　　 　/　r　　　'､　　u 　!:| /
　　!､ |:} し　　　弋r､_r-ﾉ　　　　|:lﾉ
　　　`'|　　　　,ｨ'　　　　ヽ　　　 /´
　　　　| 　 　　|　,ィ=＝､ `､　U/
　　　　| 　 ヽ. ヽｉ}⌒⌒}lノ　　./
　　　./|ヽ u ヽ 弋､ｪｪｪﾉﾉ /::/
　,r'ﾞ^|　| ＼　､　｀──'´ﾉ／
´　ヽ{::::::|　 ＼ヾ､　　　ノ'ﾞ/::::＼


　　　　　　　 ＿､‐-､, -‐ｚ._
　　　　　 　 ＞　` " "　′.＜
　　　　　　／ " " " " ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ＼
　 　 　 　 7 " " ",.",ｨ ﾊﾞ ,ﾞ ﾞ ヾ　　　　　　 r‐ ' _ノ
　　　　 　 ! " " /-Ｋl/　Vｌﾊﾞ.N　　　　　＿ ) (_
　　　　 　 | "ｎ l =｡== _ ,≦ﾊ!　 　 　 （⊂ﾆﾆ⊃)
　　　　　　|."しｌ|　￣　,._ ∨　　　　　　 ｀二⊃ﾉ　　まあそれはともかくあんたの国も変わったな・・・・
　　　　　　| " ﾞハ　 ー--7′　　 　 　 （( ￣　　　
　　　　　 r'ﾆﾆヽ._＼.　¨/　　 　 　 　 　 ;;　　　　　以前は引き篭もってばかりだったというのに
　　　　 r':ﾆニ:_`ｰ三`:く._　　 　 　 　 　 [l、　　　　休暇と称して俺に会いに来る・・・・！
　　　／: : : : : : :｀,ニ､: :_:_;＞　　　 　 ／,ｨつ
. 　 /: : : : : : : : / : : : ヽ＼　　　　 ,∠∠Z'_つ　　ボスは中国が怖くないとみた・・・・！
　　| : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ.　　 / .r─-'-っ
. 　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''"￣: : :l: : : :l 　 /　 ）:::厂 ´
　　 |:.:.:.:.::.:.:.:ｌ -─-: : /:_:_:_:_l　/￣｀Y´
.　　 |:.:.::.:.::.::l._＿: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉

　　　 /､;:;:;:;:;:;:;:;:;ｰ-:;､_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
　　 ./ﾐﾐﾐミミ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｰ-;:;､;:_;:;_:;::-‐'"´i
　　 lﾐﾐミミミミミミミｰ-::､;;;;_;:;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:;:;:;:i
　　,!ミﾐミミミミミミﾐ　　　＿;`-､;;;!:-‐'''´|ﾐi
　//｀,ヾミミミﾐｼ‐'″　　'ー‐' 　:　 'ﾆﾌ' i;/
　l l　,rヾミミﾐ 　　　　　_,,,,,　　 ﾉ　 _,,_　l
　',ヽヾ､ヾミミ 　　　 ｨで)ヽ､ 　 r';ｨび､.ﾉ　　　大陸も市場開放する時代に理想ばかり求めては
　 ヽ､__,, ミミ 　 　　 ｀ﾞﾞ'''"ﾌ｀　 | ｀ﾞ'''ﾌ'i　　　ジリ貧になるのは目に見えているでおじゃる。
　　〃 i l ミﾐ　　　　　 ／´　 　 | ｀ｰ'´l
　　／ヾ.l ﾐﾐ　　　　　　　/'　 　 |　　/　　　　最近は大陸への投資が過熱する一方……リスクヘッジも兼ねて
.　/:::::',ヽヽ`　　　　　　 / ｀ `ﾞｰ-'　/　　　　　政府としては東南アジアの市場開拓を狙いたいのでおじゃるよ。
r/::::::::::',ヽヽ　　　　　　 　 　 i:i　', /
/::::::::::::::ヽヽ＼　　　　'"ｰ=＝=-'/
ヽ:::::::::::::::::ヾ､　` ､　　　ﾞ'一''ｰ'ﾉ′
､　＼:::::::::::::::ヽ　　｀ ｰ‐-t't::i´ﾞｰ-､
.｀-､　｀ｰ-:､::::::ヾ'､ 　 　 //:::l　ヽ　｀ﾞｰ- ､


　　　　 　 　 ｀ヽミメ、　. -‐,=‐
　　　 　 . . .-‐‐ミ i!　Y i! 厶イ_＿
　　　∠..., =‐-　i!　 i!　 i!　i!　＜´
　　　 .ィ´ i! 　 i!　i!　i!　i! 　 i!　i! ヽ
.　　, ′i!　i!　i!　i!　i!　i!　 i!　 i!　i!.!
　 /イ i!　i!　i!ｨ i! i./::､ i! ﾄ､　i!　i!　!
　　/i!.／/i!./::iメi/:::::::,ﾒ､「ヽﾄ､ i! i!j　　　　　お互い民族には苦労しているということか・・・・
　 /イ i!/! /==｡=､:::::.=｡==＝:i!,...i! |
　　　 ｊ/ j/ i::｀:‐:/:::::::: ｰ一.:´:|ir, }.|　　　　　こっちも理想としては華僑の締め付けを無くしたいが・・・・
　　　　　　　i:::::/.::::::、　　 .::::::|Lﾝii|　　　　　あの経済力とそれにマレー人の反感があっちゃあな・・・・
　　　　 　 　 i: ｀‐――一'.;.::::ハ.i! ｊ;＼
　　 　 　 　 　 ､ 　ー　..:::::／;　 ヽ:{;;;;;;;ﾄ､__　　民族って奴はほんと厄介だよ・・・・！
　　　　　 . -=''7ﾍ.....:.:::::／;;; '　　　ｊ;;;;;;;j;;;;;;;
　　 -‐'";;;;;;;;;;/;;;;;;ヽ .イ;;;;: ' 　 　 /;;;;;;;;|;;;;;;;
　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;|:.:;;:::'　　　　/;;;;;;;;;;;!;;;;;;

∠-'';::／　,∠/　.／::　　 ::＼.ヽ＼ ヽ　ヽ　＼　ヽ. ＼
::::r''∠- '´:∠ -ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝl‐-ヽ} 　 ﾄ､　lヽ.　!
:::l::::-==＝ﾓ＝= _::::／:::::::::/_　 ` ／ ,ﾍ.　| ヽ |. ヽ.!
: |::::　｀　 ー‐=''"::´:::::::::::::/ﾆ´＞,'／　 ヽ |　ヽ!　 ﾞl　　
::|:::::　　　 　 ..::::::::::::::::::::::/　　　 ﾊ 　 　 ヽ!　　　　　　　まあ華僑ってのは賢いからな・・・・
:|::::::　 　 ...:::::::::::／::r:::::::i_:　　　,'l }　　　　　　　　　　　
|l::::::　　　　　 　 ｀＿＿:::　　　 /.|′　　　　　　　　　　特にシンガポール人は金儲けには聡いから
iﾍ::::.. 　 　 ￣￣　　　　 ｀ヽ　./^'　　　　　　　　　　　　あんたらの姿勢は歓迎されるだろうよ・・・・
:|::ヽ:::..　　　　　　‐＝=;;　　　/
::l::::::ヽ::..　 　 　 　 :::::::　　　/　 　 ,.､　　　　　　　　　　それが東南アジアの活性化につながるってのも悪くは無い・・・・！
:::l::::::::::＼.　　　　　　　　　/　　／.:/:ヽ.
::::|::::　:::::::＼. 　 　 　 　 ,ｲ　／....::/::::::::ヽ.

┌─────────────────────────────────────────────┐
│四日間の日程で連戦はマハティール、ゴー・チョクトンといった東南アジア政界の重鎮と会談し、　　　　　　　　.│
│シンガポールにおいては中国の海南島の共同開発に合意するなど際立った成果を上げた。　　　　　　　　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│この休暇の名を借りた事実上の外交は以降も続けられ、やる夫政権を支える政治戦略の一つとなる。　　　　│
└─────────────────────────────────────────────┘

　　　 　 __､ｰv''７-;ｚ.__
. 　 　 _＞　｀　　　　 ﾆ=
.　　　＞　 ､NヽN､N､トゝ
.　 　 ｲ　ｨ`　　 「.|　 　 .V.7
.　 　 l.　ヽ.　__　| |　　 /.ハ
　　　| r=i.| l⌒ヾﾚ''　 ﾚ'"う.〉　　　シンガポールは何も無いといわれるが違う・・・・！　
　 　 |.{に|| .ゝ..__｡"　く｡.ノく　　　　　　　上手いメシはいくらでも・・・・！
.　　 j. `ｰ|!ド、""r _　'〈:" (.._　　　　　
. 　 / 　 /! ｌＸ.Ｚ.ｴ.ｴｴェ'ｴT´　　　　　　　　　アジフライとか・・・・！
　_ノ＿,/ |　ヾェェ:ｪ:ｪ:ｪ:ｪＬ.__　　　　　､ﾞ`;｀"ｰ;-;､
￣｢|　 ﾄ､,l､ .､,_ 　 　 　 　 　 |　　　　 j　r-(＼: : {
.　ｌ.|.　 |j"　.;、 "'‐､!　ｉ　ｉ　　|`iｰ-,､._;'⊂,ヽ､ヽ|;:'ﾞ
.　!.!　 jﾞ .: ∩ f｀ｌ.i｀ｈﾞ‐､＿_.ﾊ│　|　{(＼.|. |!. ||
　|.|　 '､;'' ;|. |.;|. |.|│| '";=ﾆ{|.| |　│j:,:ﾊ ヾ ｌ　;|
　!.!.　 |. 'y'　ﾚ' /' /./`´|`ｰ' |.|.|　∠ﾙｌ |　;　 .ﾉ
　　　　　ゴー・チョクトン


　　　　　　　　,ト--ミ､、_:::::::::::::::::｀:"'':―┼――――l
　　　　　　　 /ミミ三三ﾐ'ー‐-- ､、＿:::::::|:::::::::::::::::::::::j
　　　　　　　 {ミミミ三三、　　 　 ､ｰ=､`'┴―――fミ',
　　　　　　,..､ﾐﾐミミミ三ｼ　　. . . . `―' l ii l　(ヲ　　lミil
　　　　　 //う{ﾐﾐミミf'"　　　_,,.,,_:.:.:.:..　 _j_　.:.:.:.　　lﾐﾘ
　　　　　 l V　}ﾐﾐミミ　　　 ',ｨでiﾝﾐ、:.:.､__, -,ｨも=､',l:l′　　　　いただきますでおじゃる♪
　　　　　 'i l ,ﾉヾミミ'　　　 ´￣｀ﾞ`ラ .:. 三 f"´￣｀' lj
-、 　　　 ヽヽへ}ミﾐ　　　　 ｀二ﾆノ ,、 jl　',` ―''" ,l!
　　ヽ、　　 ヽ二ﾉミ'　　/ / / / ,ィ'" 　 　 ﾄ、/ / /.,!
、　　 ヽ　 , f-､､!'ミ　　　 　 　 ／ `^ヽ,＿ノi　　　 ,'
　ヽ、　 ヾ　　　/i,ﾐ'　　 　 " ／　　 　　　、l　　　 /
　　 ヽ　,‐ヽ__,ノ lN 　　 :: ／ ｲｴｴｪｪｪｪｴｲ, ,}　::,/
、　　 ヾヽ__） ヽ ', ヽ　 　 { " |⌒'ｰ'‐'‐'‐',ﾘ l　 /
　ヽ、 ,.-ヾ, ＼ ヽ'、 ヽ 　 l 　{,ゝ､‐r‐'ﾝ-i/ ,/ ,ｲ丶､、
_　 　>､ _ﾉ､＼＼ヽヽ丶　丶 ヾ　Zェｪｪｼ'　ﾉ ,i'lヽ、　｀ヾー-- ､
(｀'''ヽ'---'､＼＼＼.ヽ 丶、 ｀ ｀ ‐ -- ‐'"/ノ ,l　 ＼＿＿_ 　　ヽ
￣¨　　　　 　 ＼＼＼＼　　　　　　　　　　　　　 ノ　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　 ＼> .＼＼　　　　　　　　　　　（く￣ ヽ　　,　 |
　　　　　　　　　　　　　　＼>　　　　　 (^ヾ｀'ｰ-ヽ､_￣ _ノ,--　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (￣｀ヽ ヽ､

>>398
前の総統選挙の時に全く出席しなかったやる夫の誕生会に
突然出席して二人でちゃっかり映っちゃってます。
完全な和解ではもちろんないんでしょうが、やる夫がその後選挙出馬をけしかけたとも。。

ちなみにこれがその写真です

http://big5.ifeng.com/gate/big5/res.news.ifeng.com/attachments/2011/01/04/rd_or_4f35cdc3db25cfd5145a944c6570a918.jpg

>>409
なるほど、そりゃ意外だわ
日本にいると馬も宋も一緒くたに青軍団にくくられてるような印象受けるからね

┌───────────────────────────────────────────┐
│やる夫政権は順風満帆だった。連戦の休暇外交により国際的孤立から脱そうとする中、　　　　　　　　　 │
│大陸との関係改善にも一定の成果を上げつつあり、やる夫の目指す民主化が完成しつつあった。　　　 .│
└───────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ｘ　　　　 ＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　Ｘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／}　 ／.　＼　　　　　/,ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 × 　 / / ／　　　 __＼　　　/　　　ヽ、　. ．　゜
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _ノ_,ﾑ′　　　(（:::::）　）　（─‐ ）　ヽ、　　　　　　　　,
　　　　　　　　　　　　　　　_／　/,. -‐〉:::::::::´￣｀／　　　i　　ヽ´￣:::ヽ　　　　　;
　 　 　 　 ☆ . . 　 　 ,.　'´!{　　ゝ-‐''＾""¨二.ノ　ヽ＿＿人＿ﾉ　 　:::::ヽ
　　　 　 　 　 　 ×ｘ .　　 ぃ　　　　　.ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　　.　'´　　　　 ,. 介iｰ-､　｛　　　　　　　　ー─　　　　　　　　|
　 Ｘ　 　 ／　　 　 　 ／ヽ' Ｌ!　　ヽ. Y　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　′ ;　☆
　　 ｘ ／　　　　　　/　／⌒ヽ　　込J　　　　　　　 ,.‐ヽ　　　　　　／　　　　/　゛キラッ☆
　　 i'´　　　　 　 ／-r'ｰ､　　ﾍ-┴‐〉 ｀'i￢　 ヘ.__{:::::::}.　　　　／　　　゜　．
　 　 ｰ ､ --－'´　　　ｺ:..:.}:　 　 ＼ 丶　 .ｌ　| -､匸⌒´:_;-､ノ　｝_ ´　　　　　　　　゜ ×.
　　　　　｀ヽ､　　　　└;.:.　　　 ..　 }　 〉　ヽ.｜　〈__:,.イv/´〕、冫｀i　　x
　　　　　　　　｀　￢ゥ´:..:....:..:..:..:　,ﾉ､　＼　{　!　　　　{.{j_/,ィう′　!
　　　　　　ｘ　'　　　Y:..:..:..Ｘ:..:..:.∠.._　　　 ヽ.} |.　　 　 }　｀ﾏ^V　　 |　　　　　　X

┌───────────────────────────────────────────────┐
│この日、大陸への渡航の解禁を利用して24人の台湾人観光客が遊覧船"海瑞号"に乗っていた。　　　　　　　　　...│
└───────────────────────────────────────────────┘

┌─────────────────────────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　, -──- ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ, fヽ!／: / ニニﾆﾆヽ,＼: :ﾚ/!.／;'　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　,　 ' :: :: :: :: :: :: :: :｀.. ､　　　__　　　　　　　　 ,､　　　　　 ､', : : / : : /-─ ‐- ─- .| : ヽ: ´: : /　　　　　　　　　.│
│　　　　　　　＿ _ ./:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::＼´./､,　　　 　 　 .／/, -‐＿　 　.,> /: : : /　　　　　 　 　 !: : : ' : :ノｲ　　　　　　　　....│
│　　　　　, _´:: :: :: :ヽ,､/:: :: :i:: :: :: :: :i:: :: :: :: :: ヽ::､:ヽ､=ﾆ｀' ／ : : :￣: -=ヽ_ニノ:|: : : :! -‐-､　 　 ,-‐- ', : : : ',: /　　　　　　　　　　│
│　　　 ／, ':: :: :: :: :: ::',.i :: :: :|:: :: :: :: |:: :: :: :: :: :: :',:|ヽ-´ : : : /: : : : : : : : : :￣: / :| : : :i　　　　　　　　　　i: :i : :|:¨ヽ_　　　　　　　　 .│
│　　　　/:/ :: ::, ' :: :: :::| :| :: :|:: :: :,' :/', :: :: :l:: ',: :: ﾚ´ : :/ : ;ｲ: : :/: : :, : : : : : :/､__.! : : | xﾃﾁ､　　　 xﾃﾄ､ ! :|: : !､´　　　　　　　　　 .│
│　　　 ,'/' :: ::/ :: :: :: :::! :| :: :| :: /ﾚ'｀' |:: i:: ||､-‐‐´/:l / : / | : / _'､ : ', : :i : : <´/:|: : i:| 弋_:ﾘ 　 　 弋:ﾘ　|:,': : :|＼　　　　　　　　　 .│
│　　　 !.i :: ::/ :: :: /:: /,-,!:: ::| :/x=､　.|:: |:: |!:,!｀T/ : i: : / ｀ !:/ ´　ヽ: :! : |: : : ヽ､_!: : ﾘ　　　　　, 　　　　 ﾘ : : :|: -ヽ_　　　　　　 　 .│
│　　　　|:: ;ｲ::/ ::/ ::/､i {.| :: :!´ん:ﾘ.　.| :i:;/ﾚ,':: :|ﾚ !: :V xﾃzﾘ　　xﾃx!:|: : !_ : : : : /,: : |_i　　　　＿　　　 l-! : : :!:＼-‐ヽ　　　　　　　│
│　　　　|::/|::l :: ,':: /　 ヽ,i :: |　ヾ-　　ﾚ'´　.i :: :i/ :!: : :',弋:ﾉ　　.弋::ﾘﾘ : :| |: ヽ､´人 : |: ＼　　ヽノ 　 ／: | : : !ﾚ￣｀　　　　　　　　..│
│　　　　|::! ! i:: :i:: :i　　　 ',:: :|　　　　 　 '　/:: ::,'|:/.|: : : !　　 ,　　　　 |: : :|´ : : : ￣/ヽ| ﾉ: : ｀i　､_,　'.l :､|V!: V　　　　　　　　　　　....│
│　　　　' | .|:: :::l :: | __ .／.', :|＼　　　-.／|::_:/ヽ'　.! : : ﾄ,　　r_.i　　 /: : :,': ＿,　'´　　｀ﾚ´ﾘ|.ﾉ　　＿ !_｀__ ﾚ　　　　　　　　　　　 　 .│
│　　　　 ｀ .',:: :r‐ ´__　>- ､',:!　　 i￣ ´ .>(　)　l 　 ',:i :|彡ヽ __,　.'.i | : ﾘ_ヾヽ　　r─-r,‐'／¨／:: :: :: :: :: :｀.. ､　　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　>´　／　/　　　 ヽr‐､　／/'ﾐj f|´ /　　 ヽﾙ'-‐_,ﾉ　　, 7ﾚV　 ヽ　 /　　 /'／ -‐ ´￣ ¨｀ .. ､ :: :: ::｀ヽ,　　　　　　　　.....│
│　　　　　 / ／　　 ,'　　　　　　　ヽ, i.r'J /ﾉ/　　 , -‐ ./‐-　 ／.//　　　　 ',　　　 / '´:: :: /::i :: :: :: :: :: :: ヽ :: :: :: :ヽ　　　　　　　...│
│.　　　　　|/ ./　 　.|　 　 i　 ,　ヽ　｀/-//i /　_／　/ ∥　　　　.,'/　　,　 , -‐､　 ／:: :: :/:/ |:|', :: :: :: :: :: :: :: ', :: ヽ, :: ヽ　　　　　.....│
│.　　　　 /　,'　　 /.|　i 　 !､　',　／::/´／.| f´:: :｀ヽr´｀-_/-─-' !､　 r､/:: :: :: }/::,_,::/::/!:,'　',| -､:: :: :',:: :: :: :: i :: :: '., :: :',　　　　　...│
│　　　　 i　 ' 　 /彡! .|　　!ﾐ＼i {--‐´:: i- ´:: :: :::/　 　 /　　　　　 ＼　ヽ :: :: ::!././::! :,'´ﾘ 　 ｀'　 ヽ :: i :: :::i:: :|:: :: :: :' :: :i　　　　　..│
│　　　　 |　i　 /´　 .ヽ|　 .|　｀. | |´:: :: ::i :: :: :: :: :{　 　 .i　　　　　　　 ヽ∧r ､_／ .i ヽ, !　　　　　　x==｀!:: :: |:: :|:: :: :: ::i:: :!　　　　　 │
│　　　　 l　|　,'　　　　 ＼ |　 　i | :: :: :::!:: :: ／´ .',　　 }　　　　　　　 ./　　'｀ヽ__ ///}|xﾃﾁ　　　　|:J::i}| :i ::h,:,' :: ヽ;: :|:: :|　　　　　..│
│　　　　 |　i､.| x=ﾐ　　 　 ｀＝=x.|:: :: :/,／　　 　.,　　 /　　　　　 　 /　　　 '!:|　 U'ノ!:!弋_ﾘ　　 　 ヽ‐´! :| :|)i :: :: :: :ヽ!:: ,　　　　......│
│　　　　 |　|.｀'　　　 　 ,　　　 　 !ヽ-´　　＼　　.|　　,'　　　　　　 ./　　　 　 ',ヽノ ::/:|｀　　　 ,　　　　 ,'ｲ´::|´:: :: :: :: :::l::/　　　　　...│
│　　　　 |　|　 i　　　　　　　　　,'　 / .i 　 　 ヽ　!　　|　　　 　 　 /　　　　 　 ＼'_ノ:: !'|　　　　_ _,　　　 | :: !- ,_ :: :: :/'´:',　　　　　...│
│　　　　/　.!　 ＼　　 ｀ ´　　 /　 .,'　 '､　　　..ソ　　.!　　　　　　.{　　　　　　　 ／|:: ::'_＼　　　 　 　 ／|:: :|　　 ｀　‐ ､ :: '､　　　......│
│　　 ./´／.|　　 ﾚ｀ t ､ ,　 ´/　　/_　　.ヽ　 ./　　 /　　　　　　　!　　　　 , ' ´:: :: ;', :: ',　　｀i ､__　 '　 .| |:: :|　　　　　　 .ヽ,:ヽ　　　..│
│.　　' / 　 .|　 ./　　.|　　 , '　　 /|/¨ ヽ,　 ./　　　i　　　　　　 　 ',　　 ／:: :: ::／　.' :: :'　　 |　　 　 　 | |:: :|　　　　　　　 ,_ﾉ　　　....│
└─────────────────────────────────────────────────┘

(はい、チーズ！)


>411
宋楚瑜も青っちゃ青なんですが、ああいう性格なんで坊ちゃんの
馬とはほんとに仲悪いです。

┌──────────────────────────────┐
│長い間中国人としての教育を受けた台湾人にとって大陸の名勝は　　　 .│
│決して届くことのないおとぎ話の世界であった。　　　　　　　　　　　　　　　..│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│それが解禁によってやっと訪れることができるようになったため　　　　......│
│台湾人の間では大陸への旅行がブームとなっていた。　　　　　　　　　　...│
└──────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　-───-
　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : :ヽ: : :＼
.　　　　　　　　 ／: /: : :/: : : : :ヽ: : : : ',: : :.ヽ
　　　　　　　　/: : /: : :/{: : : : : : |: : : :.:|:.:.:.:.:.:..
　　　　 　 　 /: : /:＼/∧: : : : : :|:. :. : :|:.:ハ.:.:.:',
.　　　 　 　 /: : : |＼/___ノ : : : : :トｘ___ l.:.|:.:|.:.:.:.|
　　　　　　 ': : !: :|: :{　　　∨＼__|　ヽ: :l:.:|:.:|.:.:.:.|
　　　　　　ｉ: : :|:八: | 　 __　　　　 __　V: /: :|.:.:.:.|
　　　　　　|: : :l : :ヽ| ィ'⌒｀　　　'⌒ヽV: : :.|:.:.:.:|　　　いや～、大陸も思った以上にいいとこだねぇ！
　　　　　　|: : :| : : ハxxx　　　　　 xxx|: ｌ :｜.:.:.|
　　　　　　|∧:|: : : :八　　　～～　　 ﾉ: l :.ﾉ.:.:.:.|　　　　人も素朴だし、食べ物も合うし、
　　　　　　l　ハ: : : :l:.:＞ 、　　　.. イ.:|: l /.:.:∧{　　　　何よりこの風景！
　　　　　　　　　＼: |ヽ_ノl＼ ￣／ト､j: l/.:.:/
　　　　　　　　,...:-‐ヾ".:.:.{　 >j<　 }.:.:.∨lメ‐-:..、


　　　　　　　　　　　　　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､
　　　　　　　　　 　 　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.
　　　　　　　　　 　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.: | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'
　　　　　　　　　　.:.:.:.:.:.:: : | : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .:.:.: ／|::::::::|ヽﾊ : ::::::| .:.:.:.:|
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.　　　 　 　 　 　 |.:.:.:.:.:.:|,ｨ'| :.:.:.|:.:.:.:.| ゞ=≠ミ､　＼ ::!　!　￣Y:.:.:.ﾄ : |
　　　　　　　　　 |.:.:.:.:.:.// | :.:.:.|:.:.:.:.| `ち少j　　　 `　　,ｨ=ミゝ､/ |:.:.|
　　　　　 　 　 　|.:.:.:.:.:.ゝ.〈|:.:.:.:.＼ ::! .弋zン　　　　　 ん::〉/ /::::::| : |
　　　 　 　 　 　 |.:.:.:.:./::＼|.:.:.:.:.:.:.:l`　　 　 　 　 　 　 ら;/　/ :::::::| :/
　　 　 　 　 　 　!.:.:.::/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:|　　　""　　　　　, ｀´.　,' : :::::::|/　　　そうだね。
　 　 　 　 　 　 ,:.:.: /.:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.|　　　　　　　　　　　"".:::::ⅣⅣ
　　　　　　　　/.:.:./.:.:.:.:/ : :.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､ 　 　 　 `ｰ - 　 　 /:::::|::|
　　　　 　 　 /,;:::/.:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　＼　　　　　　　　＜ : :::|::|
.　　　 　 　 // Y.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ :::ﾄ､　　＞　_　　＜:::::::::::::::::|::|
　　　　　　// ./.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:./: :|::/　　＼　（＼:::::::::::::::::::::::::::|::|
　　　　　 ,'/ ./.:.:.／ .:.:.:.:.:.／: : :|ﾊ　　 　 ハﾊ: :ヽ- ､ :: ::::::::::|::|

　　　　　　　　　　　 　　　 -‐…‐-
　　　　　　　　　　 ,.　´　　　 　 　 　　 ｀　､
　　　　 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 ｀ 　 　 　＼
　　　 　 　 　 /　　 　 /　 　 l　　　 　ヽ 　 　　ヽ
　　　　　　　/　　　　/' 　 　 |　　 　 　 '
.　　　　　　 ′　 ′, 　 　 　ri　 　 　 　 | 　 !　　　',
　　　 　 　 |　 　 |　|　　　 /ハ　　ヽ.　　|!　 |　　　 i
　　　 　 　 |　 　 |　|. 　 ｌ {<彡ヽ 　 ﾄ､.　!ﾐ､ |　　　 }
.　　　　　　 　 　 |　| 　 从ｘぅｫ　＼｛　ヽ}　 ヽ　　 ﾊ!
　　　　　　 }　 　 ! 八　〃んﾊ　　　 　ｨ笊ﾐ　}. 　//
　　　　　　八　　:|　 .:ヽ{ 弋;:ｿ　　　　 ら::;ｿ从/ｲ/　　　さすが黄金路線だけあって綺麗だよね。
　　 　 　 / 　　.: :| ,. '冫）､::.::.:. 　 　, 　｀¨　{: :　 ′
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　　〃 /:::::‐-ミ::::::: ヽ　　　∨ ｀ チ }:::: ､:|:: 　 ト..､
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　　　　　∨: | : : :|,.≦　　 r=ミ }、: :!:::/::::!　　　　ここは寝たきりのおばーちゃんの故郷だし、
　　　　　 {::::从: : !つ　＿_　(こハ: :|:/::::::{　　　　いっぱい写真を撮ってお土産にしないとねー！
　　　　　 ヽ:: ∧ :|　　{ー '} 　 爪:}:ﾉ::::::::/
　　　 　 　 } :::: ヽﾄ .　 ー_' .ィ:ヽ:/ .:::::::/
　　 　 　 　 V:::::: {ト､:下､_/｜:/:::{::::::::{
　　　　　　　 V:::::::}::::〉:! /　＼:ヽ:::＼:::|
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　 　 　 　 　 　 ∨:::: ＼乂､ ﾄくV:o::::::::: ＼

　　　　　　　　　　_ 　-――-　､
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　　　　　_」:::::::｛ (´:::::::::::∠二ニミ:::::::＼:::::＼
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　｛ 　!/|:::::::ｰト､,...__　　　､__,..-=二|´|＼＼::::ﾐl
　　　l　|:::::::|::|　 ｀ ≦} 　 ≧r=c=ミ|::|::::＞､|:::/ 　　　あー、オメーら
　　　l　|:::::::|::l　r=cミf　　　 　 ﾋ'__ﾉ!ﾄ､/　　l/ 　　　　　右手に見えるのがー……
　　　ヽﾊ::::::l:ﾊ　　ﾋ'_ﾉ　　　　　 　 ﾉﾉ　ゞ　l
　　　 ｛　ヽ､|:::ﾊ　　　　i　 　 　　　　 ﾊ､_ノ　 　　(こいつらホント金持ってるあるねー……。
　　 　 　 　 ＼:::}　　　 ｀　　　　　　/:::::＼ 　　　　　　やっぱり政府の言うことは信用できねーある)
　　　　　　　　　ﾊ、　 　 ,_　　 　 ∠ﾊ:::::::::l
　　　　　　　　　　 ＞　、　　,. ＜≫ｲ|:::::::::|＿
　　　　　　　　　　　 　_/｀Ｔ´／ ／> l::l:::::::|＼＼＿＿
　　　 　 　 　 　 　 ／/　/二ヽ<／　//::::/＿＿ ￣＼＼
　　　　　　＿＿／ ∠／>‐＜　ヽ__//::::/￣￣＼＼/
　　　　　　　　　　　　　中国人ガイド


　　　　　　　　　　　　. . :-─────-: . . .＿
　　　　　　　　,. . : :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ、
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　　|: : /: : /: : : :/: : : {　∨: : : : : : ∧　　　ー' 　 　 ヽ:.:. |:.:/
　　|: /: : /:. : : /: : : :八　∨: : : : : : ∧ ////　　　　　}:.: |/　　　　うわぁ、きれぇ！
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　　 　 　 ヽ仏　 　 　 , 　 　 ｀¨´　l/! / .ﾉ
　　　　　　　八 　 　 　 　 　 　 　 ,-i'＜ﾍ　　　　　　　　笑ってー。
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　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ﾆ=､
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　　　ー＝二フ　　　　　　　　 ＼　　＜_ヽ__／l　ゝ､
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　　　　／　 ／　　　 卜､|l∠_＼　 ヽ､≧r‐-､|　/　|　　　　　
　　 ／　　/　　　　lﾊl／ｲ巾　> `ｰ-､|V「ﾆヽﾄ､〈　 |　　　　　む？
　∠＿,イ/　　 |　/i,）　　 V_ノ　　　　　　)_ソl |＜ 〈
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　　　　　V　　　　　ヽ⊂フ　　　　　　　　　　　 /　　L　7ヽ ヽ:::::::
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　　　　　　　　　　　　　　中国人船員

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　　　 ゝ|　 ｰ‐=ﾆｔ..ナ)　＼ ﾉ　 / / ｆ弋 ﾅﾆ=一 .|__
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　　 | | |　　　　　　　　　　|　　|　 　 　 　　　　　| | ||　　　待てお前達、何をするつもりだ？！
　　 ヽヽ|　 　　 　 　　　- ヽ /　- 　　　　　　　/ﾉ/ﾉ
　　　 ヽ |ヽ　　　　　　ヽ_ /　ヽ_ノ　　　 　　／|/ /
　　　　 ||＼＼ 　　　　 　ヽ__／　 　　 　 ／ ／|/
　 　 　 | |　|＼/　　　　　　　　　　　　　 |　 |　 | |
　　　　/ ヽ　 /　 　 　　__ ヽ/__　 　　　　| 　 /　|_
　　　/ | 　＼|　| 　　_／　ヽノ　＼__　　/ ヽ/　　|＼
　 　 |　|　 　 ＼ |　　　 ヽ_＿_／　　　　 ／ 　 ／　 |
　　 /　＼ 　 　 ヽ 　　　　　　　　　　 ／　 _／ 　　　|
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　　　　　　　　　　　　中国人船員

　　　　　　　　　　 　 　 　 ｲﾘ{丁{┐
　　　　　　　　　　　　　∠]∀二二ユ
　　　　　　　　　　　 　 {￢「　rf汽かi
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　　　　　　　　 　 　 ∥{　 |ﾄ､_　　　厶
　 　 　 　 　 　 　 　 Lj┬!`ｰ〕 _ 〔 {
　　　　　　　　　　　_｣　! ! !_ {　{_,} } }
　 　 　 　 　 ＿,∠._｣__Lゝ三三三〔二
　　 　 　 ／／ {､　　　　| |　 |　_ }　冂
　 　 　 / /　　__ゝ､_＿_｣ |　 L〕L! _}
　　 　 / /　　 ソ´＼_､〔]LL三三彡'
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　　　　　　　　 !|ﾊﾞｆｨヾ　　 'ｆ'ヾ!|::|:!:|: :| -‐　　　_,,ｚ､!: : :!: : :厂
　　　　　　　　　 |ﾊ `´　, 　｀´ |:::ﾚ::|!: :' xｚ､　　 ｆ'-ｌl|:!: :ﾊ: : ＼　　　何？　今の音……
　　　　　　　　 　|::.!、 　 _　　 ｨ:::ト､!: バ弋）　　｀゛´|ﾊ_:|': : ゝ´
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　；ｌ;;ｌ ｌ::::::::;ｌﾞ‐=‐'　:::::丶="z=≠zｌ;;ｌ;;;;;;ｌ;;;;;;ﾐｌ；　　　　　　　　
　；ｌ;ｌ　ｌ;;;;;;;;! _==ヾ:::::::: ｲ fczヽ ｌ;;;;;ｌr ‐､;;/；　　　　
　；{　 ｌ;ｌ;;;ヽ" ｌﾟri..ｌ:::::::::::　辷.:'　ｌ;;;/ﾘ　ﾞｌ；　　　　　　 　わ、我は台湾人じゃねーある！
　 　； ﾚ ､;;ゝ ﾞ ='　　_　　 〃"　 {;ﾉ'ﾌ､‐'；　　　　　　
　　　　　；ｌ八 U"　 　、 _　　 ノ ｌ;;;;;;ヽ；　　　　　　　　 　大陸……
　　　　 　　　； ､ __ / 'Ｙ::_ﾞ'く；　；ｌ;;ｌ;;;;;ｌ；　　　　　　　　　　　
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　　　　〃 　_,ﾉ人ヽ､,,__　 　 　 I　 _／ﾐ::::::::ヽ
r-､ 　 〈'''ﾆ´､ﾞｉ};=ﾖ´ ＿`'''ー-､゛　 ';ヾ::::::::::::::ヽ
）　} 　 } ､-ｎ才''､,`ｰﾐ''-ﾆｎニゝ　　';:::::::::::::::::::::',
.ヽ(　　Lｨr'ﾅﾌ:　 '`ト+-i､....,_　,　　　 ';:::::::::::::::i::::i
､i ｆ､_ ,'　　　'､_,､　　 　 　 ' ｀'ヽi、, 　 }::::::::::::::ｌ::::|　　　おいおい、もう２時間も遅れてるじゃねぇか……。
.ﾉﾉ }｝ヽ､;;;;＿__-_;;;;;__､._　　　　　'ヽ、ﾊ:::::::::__:ｌ::::|
‐'/ノ ﾉ}｝＼｢＿｣＿__/｀ヽ、　　　　 ' ｿ:::}／１}:l::::l
｀`ｰ-ｪ∠´_|＿_｣＿_｣｀'ｰf->、　　　 ,!／_-'´,':l::::l
　　 ト-､＿＿＿＿　￣￣￣`ﾞ　　　l;!（´ ﾉ ,':::l:::|
　　 r'i　 /　　i⌒ヽ￣ﾞ　　　　 　 　 ,'-'｀_,ノ::::::l:::l
:､.　 ﾌl　　　　　　　　　　　　　　 ,.ノ-＜-l::::::::::::::';
:::｀''ｧ:::l　　　　　　　　　　　 ,. ‐":: 　 　 ヽ::｀ヽ::::::::ヽ
:::::/:/:;〉、　　　　　　　 , -".: .: . ヽｰ―--':::::::::::::::::::
:::::;}:::/　 ￣｀``"'' '' "´.: .: .: ./　　 ｀ヽ､_::::::::::::::::::::::
　　　　　タダの船着場の警備員

　　 r‐'⌒ヽ､　　　 ＿__　　　,rｰヽ､
　 ﾄ´　　　　'r‐''"´::＿__`_ヽ〈　　　`i､
　 {、　　 、 ｿｨ'''入ノ!ノヽｨ_,`ヽ　, ' _)'
　 ヾ.ｨ(_i_,r彳ﾉ~::i!::::::i!::::l!:::i!:´'.ト'-'´
　　　 　 iｰ':::;r'ｰ'｀`''' ﾆ'､~ `'ｰ!|
　　　 　 |::::i′　　 ／i iヽ　　 |:!
　　　 　 |:::::! .'ニ･ﾆ不下ﾆ･ネ!'　　　　　仕方な～～～～いワよう。
　　　　　!_:::| '"VﾞV｀' ||`'ﾞVV`|!
　　　　 ｛ﾊ::ｌ　 ｆ⌒i　 ||　ｆ⌒i ｎ　　　　　　ま、夜はおっかないから明日捜索活動に入るわよ。
　　　 　 i ﾄ';:!　｀`´ .-､!‐ ｀ﾞ´ |ﾉ
　　　　　ヽ､ﾄ､　　 　 　 ｿ`V'`}
　　　　 ,_ |｀|　　 　 　_/_;-､;r､!
　 r‐ヾ｀ /　.!　　 　 ´ヾヽ､) /i
_r'　　/::/　i :! 　 　 ／`'､::｀:;ﾉ､_
　　／:i´　 i　i　 　 '　〃 厂{　 } _,.ﾆ､_
.／::::::::l 　 !　:',　　　　　　　 } 〈/　`ヽ
:::::::::::::::l　 l:　.: '､　　　 }　　,ﾉノ′　　',
::::::::::::::::',/:.:　 .: .:`ーｫ:'`ｰ'ヽ/ }　　　 i}
::::::::::::::::::',.:.　　.: .: ./ |:::::::::::::::｀ヽ､　　}

タダの船着場の警備員(ほんと平凡なんですってば！)

　　　　　　　　　　　,.-'::wフrz::そ:'==三Ξ:::::::::
　　　　　　 　 　 　/:::::::;::;:::::--:::--::､:::::::ニ::::==
　　　　　　　　 ,／:イ' ' "　　　　,　　ζ::::==／
　　　　　　　　/'´ /　　　　　　 |　　　|:::::::/
　　　　　　　 jl　 ./　　　　　　　l、　　|::::/
　　　　　　　l:l　 /　　　　　　　 ミ､　.ﾉ:::i
　　　　　　　||　./ニ-　　　　　　 `　 ヾ:|
　　　　　　　 || | i ､＿＿,.. -─‐ 　　　||
　　　　　　　　Yl_ヽ 7/ｒ〒⌒'ﾞ` ノ/　　 ll
　　　　　　　　ヽ、　　　 '-,､^フ　 '　　　ヾ　　　　　　やれやれ、面倒起こしやがる。
　　　　　　,. -ー .7 　　,　'二.. ,＿,＿,_ ,　,＼、
　　　　 ／　　　 jl_」_,__,￣, ＋ '　 '　 '｀`＾'￣'ﾞﾞ
　　　　i、　　　 /j　' '　'￣'
　　　,..ゝ 　 　 /,!
　　/　　　_　 /:'　　,.-　　＿,,,,,,,..＿　｀ヾr
　 _ヽ、,/´　　｀￣￣l,:::::'''"　　　,.__△、 ＂
/´ ﾞ￣゛　.　　　　 _,.ﾆﾕ-ｎ-z'::::::∠´_ﾞl
　　　　　､-zt‐'Ｔ´　/´.//,'┴二--‐''"
__　　　 {::::i l ヽ､i、 i　_」,.'"´´ ,.--　　　､--ー'"
.l　　　　`''''''ﾞ''''`ー''´ Ｚ_,. ="´　　　　　 >＼
. ＼＿__,.-'^ー' r､　　　/　　　　　　,.:':::::::::::::＼

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│翌日　 　 │
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⌒｀ﾞ''ｰ-､,_　　　　　　　　　,,i,ｨiｰ'木i;i;ヽ イ木木i;木木i;木ヽi;木 _,,.-‐''"　　　　;';_;;　,;';_;;,;';　 ヽﾐ＼ : /;;ii/ゞ
;_;;｀、;_Ｔ,;';;;｀ヽ　　　　r';木i;;林i;;林i;;i;;木林i;;木i;;林木i;;i;;林i;;／　,;';_ｌiｌi／　';_;;,;';_;;,;'　;__,,.-‐''" :＼;;Ｙ;;ii/ 7ii
;ｌi;Ｙｌiｌi';ヽ,;';_;;、 }､_ 傘 iii林 i;;i 艸i;;i;;森i;;木l;;林i;;l;;木i;;i;;林i／　,;';_ｌi;';_/　;;,;／;_';_;;,／　　　;';_;;; ;_:; }..;;;ii{ /i/;;
;ｌiｌi,i;ｌiｌiｌiｌi;ﾉ;_;Ｙ;;,;';_;;｀ｰ- -、';_;;,;';_;;,;';_;;,;';_;;,;';_;;,;';_艸;,;'林;.,./　';_;ｌiｌi/ ;'/　;ｌiｌi,i;;_;;,;'ｌi/;　　;,;';_;;,;'ヽ _ｌi |..;;;ii|／ i|i
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　　　　　　　　　　　℃　　　 　 -‐── ､
　　　　　　　　 　　' ,　∫　 r', ＿ヾ　ヽ、 ヽ
　　　　　　　　　～ 　　､__ ﾉ 　ｪ ､ヽ､ヾ　　 ヽ
　　　　　　　　 ,　　 　　 >､　　´｀o　' ヽ　ヽ　 i
　　　　　　 _／ﾉﾞi　 _　{　_´__　_ ｀　　　|＼　　i　　　一応データでは
　　　　　　{{´~,-'_ノ｀） }}´ｰ─-ヽ　　　 i ,-ヽ ﾉ　　　　　ここら辺をいつも通っているというが……
　　　　　　ﾉ /　　／　ﾉ｀-- ､ ,-ﾉ　　　' ィﾘ /
　　　　　r'　｀´ {´ -‐つ　_`＿　　 , - '´／ i
　　　　　 }　',　 ´,-‐´　｀ゝ　　￣｀/ //ﾞ　､.i
　　　　　 ヾ,　 　 i　　　　 i!､　　 ,'　//　　　',
　　　　　 　 i　　 i　　　　 i!ﾉ　 , '　/ｿ　　　　ヽ
　　 　 　 　 iゝ　ｿ,　　　 ノ　_／￣´｀ ｰ､´　　 ﾍ
　　　　　　 i　　'' i　　／ 　 /　 /´　　　　　　　　ヽ
　　　 　 　 i　　　i　./　 　 /　 ,　　　　'　　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　船着場の警備員


　　　　/＼＿＿_／ヽ
　　 ／ ,,,,,,,ﾉiヽ,,,,,,:::i|li:＼
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.　　|　⌒,,ﾉ(､_, )ヽ⌒ u.::|　　　　隊長、あれでは……？！
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,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､.
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　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

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　　　　　　　　　　　　　く　-=ﾆ二三￣￣￣　　　　　　　￣三二ﾆ=---　　　　　｛
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　　　　　　　　　　　　ﾊ　　}}:ii'　　,ー―rｯ――､ノ　r‐ｫ　く　ｰ―rｯ―ァ　　|/ﾋ　,'　　　　　　,,;
　　　　　　　　　　　　　,　うﾊ|　　　　冖￢'^　　　　:|-:{　　　　冖￢'^　　　ｉ}{　}},'
　　　　　　　　　　　　　ヽ　Ｙi}　　　　　　　　　　　　|-:{　　　　　　　　　　　ﾘノ/　　　　！！　ほう……これはこれは……。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│やる夫が祖国の運命を変えるようです　 .│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 │次回　第33話　　　『凡て台湾人のもの』 ,,│　
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　　　　　　　　　　　　　　　／　 　　 ,　 　 　　　　　 　　　ヽ　ﾉ　|　　　　　 |::::::|　　 　　　|　ヽ　ﾉ　　　　　　`､　　　＼
　　　　　　 　 　 　 　 　／　 　 　 , '　 　 　 　　　　　 　　　|　ヽ ＼　　 　 ｀ ⌒´　　 　／　/　ｊ 　　　　　　　 `､　　　 ＼
　　　　　　 　　　　　／　 　 　　, '　　　　　　　　　　　 　　　＼　￣　　　　　　　　　　　￣　　/　　　　　　　　　`､　　　　＼
　　　　　　 　 　 .／　 　 　 　, '　 　 　 　 　　　　　　　 　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　 `､　 　　　 ＼

今週のあとがき

　　　　　　　　　　　　　　　,.ｨ::'"´｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 ./:::::::::::-/l､_-::::::::::/)
　　　　　　　　　　　　`>~ rｪｭ〕|.| |〔ｪｭ`i 　彡
　　　　　　　　　　　　彡.,　´г|.| ﾄ┐i.r､ ir i'
　　　　　　　　　　　　 i.iii::::i ii::::l.l l.....l.ll:::l|||::|　　　　　　 ∧　　　　只今5連勝中、リーグ戦無敗で
　　　　　　　　　 .ﾄ 　 .|:lll:::::ll!:::::ll/:::::|/::::l l:::l　　　　　　,'　',　　　　　首位を突っ走るJクラブを言ってみろ！
　　　　i`､　　　　l `､ _l:l.l.|ヽ､:::::::::::::::::／.| |_.,i　　l.､　 .,'　　',
　　　　 ', `､　　 .l　 `､ヽ_l､　`ｰ　‐　'/　 l_ ノ rヽl `､ /_　　',　／
　　　　　',　 `<'"／////,j ',　.ゝr' ／　 ／｀　ー､　 `､　　｀ .ヽ / /
　　　　　 ',　 ,r/////／＿ `､　　　 ／　 .｀ヽ,r .､　i　'　, r '`ゝ､./
　 ､ｰ ,,_　,r'´ ///,／　　,_, ﾐ .｀> ／　　　　 /　　　i,r '´　　　　　ヽ
　　 ＼ .｀` i　i//l　　　 ｼﾍ　 ／‐　、　　 ./　　　 .i.`i､､　　　　　 /
　　　,r＼　 〉l//l　　　　　　/　　　　ヽ　/r ‐　､　.i　`` i-ｰ､ . 　 ﾍ
　　i'　　 ,i＿.｣//　　　　　　l　　　　　 .}/　　　　ヽ!　　　i　　 ヽ
　　i　　 i////,/　　　　　　 ゝ､　　　 /.l　　　　　 l　　　 l　　　 i
　/.//　 l////i　　　　　　　　　｀　´)￣ヽ､　　 ノ /,　　 l/i/i iii..　.
　 ////,.i////l ,,,,,///'''' ﾉ,ｧｰ`､巛.`､￣__ ｀_/　　　'/　.l
　　　　　l////''''''''　　　　　　 `　``､`､`､ ミ　　　　　　ﾉ　　　 /
　　　　　 i///　 ､､`､ ､ ／　　　　　　　 i　　　　　　　/ /,////

乙
水滸伝の時代から河賊というのは物騒ですよね…

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　　　　　　　　　 ｒ.､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　////////////////////
　　 　 　 　 　 　 V/≧ｭｒァ='≧ー-､_, -=ニ７　　　　　　　　ｲ　　／////////////////////
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　　　　　　　　　　{ ｼ ｒ､　＼　//, -z__, Y /　　（　　　　 /::/　　　｀　＜｀　　ー＜/////////
　　　　　　　　　　〉i! ｢　 ｀ ｰ '´　　　ｊ 1_｢｀　　　V　　 /:::::ヽ､＿.....ー---｀　＜　　｀　＜///!
　　　　　　　　 　 ｣Yｒ!　ヘ､_j l!_,ｚ'_｀　ﾉｲﾄ､　　 　 V　 ｀_ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::、｀　＜　７
　　　　　　　　　ｒｲ'ﾉｙi　'ﾆﾟｨﾊ｀'､ﾟ,ｨ　/　ｊ/　ヽ　　　 ヽ ｊ::::::::::::_　-　´￣￣　ｊ::::::::::ヽ　　　｀　＜
　　　　　　　　 ｲｊ/7 ,人 ｒｭ､:j_ィｪｪ､ 7 ｊ'　　　 ﾊ　　 　 }:::::::::｢　　_　--ｱｲｿ T:::::::::ｲrY｀ー--ｲ::/ ,＜
　　　　　　　 ｒ'ｿ‐'{ハ!　ヽ￣ニ￣´, ｣ﾘ 　 ｿ　　 ',　　 ﾉｨ::::::::K_´､　_xィ｡´ ｊ　!::::::::::|} /::::::::::::::ノ ,ｲ
　　　　　　／´-''　　￣ヾﾊ＿,＿ﾉ彡'　　ヾﾊ　　 l! ／　!:::::::ヾｰ｡､ゞｲ_z＝'＿!::::::::::lﾉ::::::::::ー-':::::ﾉ
　　　　　/　　　　　　　　　｀ｰｧー<　　　　　 ﾄ.　人　 　 V:::::::::ト7　　　 _　｀ヾ￣￣￣ニニニニ'＝-
　　　　ｒｊ!　　　　　　　　　　 人＿ｲ）　　　　／ｌ　 ﾊ　 　 !::::::::::ﾄ'ｰ- _ ィ__ヽ　|::＼ニニニ＝－＝ニ
　　　 ｲ､!　　 ヽ　　　　_Y_　 ヾﾆ'ノ　ヽｪイ///!　　　　 ﾉｲ:::j:/　>.ヾｒイ　　） !::ハ!ﾆイニニニニニニ
　　　人ﾊ　　　 ﾊ 　 ｊ////77ヾー=彡＝＜77{　　　 ij　　 !:!', ｲ　 ﾊ ヾ=‐´ィ:/　／ニニニニニニニ
　 　 { ｿ　､　　　　　/777_////＞ｲ＝ｭ///ヾﾊ　　　ｲ＿ ｨ:ｌ　　　 ｒｰ＜_ヽzｙ　'´￣　Vニニニニニ
　　 ﾊﾉ　　＼　　　 {/イ///ﾉ='　　　　　∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧-ｱ　　　ｊニニニニニ
　 　{ｿ　　　　｀ヾヽ　｀ゞ＝'　　　　　＜見よ！　台南は熱く燃えている！！＞　　 ｌニﾆｒ‐ァ-
　　〉Y　　　　　ﾊ　　　/ｊ　　　　　　ﾉ/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨　 　<Y´/ニj!ﾆｲﾆY
　 ｒｧ{彡!　　　　 '、　　　　　　　　　　／＿＿ ＿ヾノ　 　 ﾉニニﾆ＞ｲ-―==ﾍ　　イ j!ｲニj!ニﾘﾆﾉ!
　 7{ ヾ>　　　　　 }ヽ　　　　　//　/イ　i　,ｨ　j{　　　　　 /ニニﾆj!ニニニニニ｀≦ニｊﾆﾊニﾍﾆヾニ
　　 ヽ ヽ.　　　　　i}　ヾ}　　ィ＿=イ_,ｧ ｊｰ'{　 ｲ!　　　　　 〉ニﾆﾆ{!ニニニニニニニﾆ{!ﾆﾆヾニﾍニニ
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　　　やる夫が祖国の運命を変えるようです

　　　特別編・黒井先生と食べる台湾料理　その３
　

　　　明日21時より投下予定