約2年間ほど使用しています。
【良い点】
◆ 音質良い
◆ quiet mode(最も遮音するモード)だとそれなりにノイズキャンセルする
◆ 長時間使用しても耳が痛くない (個人差はありそうです)
【悪い点】
◆ 端末をシームレスに切り替えられない
PC ←→ スマホ間の切り替えがとても不自由で、片方の設定をすると片方が聞こえなくなることはままある。結果的に再設定しなければならないことになるので基本的には1つの端末での使用しか考慮していないと思われる。
接続同期等の再設定する際には、「Bluetoothボタンを30秒間押す」「充電ケースの蓋を5秒間閉じてから蓋を開ける」などストレス耐久テストをさせられる。
◆ 挙動の不安定さ
片耳が聞こえなくなる・ノイズが入るようになるなどは普通に起きる。
「再生デバイスを切り替え直す」「ケースに入れてとりあえず待つ」「再設定」等を行えば治るが根本的な制御に問題がありそうな挙動で、ケースを閉じても接続が切られないなどバグが残っていそうな感じで、何かの拍子で動かなくなることは全然あり得る。
◆ 公式アプリ
接続デバイスが認識しないなど不安定な点は非常に多い。
◆ サポート
電源が入らない初期不良品に当たり、返品・交換したが謝罪はなかった。決して安いものではないので誠意を持って対応していただきたかった。
【総評】
音がそこそこ良くても、不安定さや、ストレスを感じる設計が良い点をすべてを打ち消しているイヤホンだと思います。
接続関係のストレスのなさだけで言えば、最近の3,000~5,000円程度の製品のほうがマシなレベルなので、値段相応の価値があるとは自分には思えませんでした。
他の製品も似たような設計で作っているんだろうなと思ってしまったので、bose関係の製品は今後は買わないと思います。
※2023/06/17 追記
数日前に突然インジケータが赤白点滅になり、どの端末にも接続ができなくなりました。
公式ページの有線接続によるエラー修復処理を行っても修正できませんでした。
保証期間内だったため、交換申請をしたところ、新機種(qc earbuds 2)との交換になりました。
qc earbuds 2は概ね接続関係の問題は解消されているように感じましたし、装着感やノイズキャンセリング性能、音質も前機種よりも明らかに向上していました。
購入するのであれば、こちらの初代ではなく新機種のqc earbuds 2をおすすめします。
アプリ経由の接続関係で多少ごたつく可能性があるものの、
インナーイヤー型のノイズキャンセリングイヤホンとしては唯一無二だと思いますし、
カナル型が苦手な自分としてはqc earbuds 2は満足のいくイヤホンでした。