50A6800 [50インチ] レビュー・評価

購入して４年で画面が映らなくなった。サポートに連絡しても着信が１回あったのみで、折り返してもまったく繋がらない。メールでサポートに連絡するも基盤か液晶交換で６万ぐらいかかると言われて終わり。それで良ければ受け付けますと上から言われとても不快だった。使い方も一般家庭で使っていたのみなのに、こんなにすぐ壊れたのは初めてです。もうこのメーカーの製品は絶対に買いません。

とりあえず直ぐに故障する。新品で購入後直ぐに画面が映らなくなる不具合あり交換商品も同じく直ぐに画面映らなくなる不具合再発結局、その後二回修理に来るも直らずで購入店の対応で違う機種に交換するも一年経たずでまた不具合発生。購入検討の人は考え直したほうが良い。どうしても購入するならネット通販ではなく地元の家電量販店などで購入したほうが後々スムーズに対応してもらえる。ハイセンスのお客様センターの対応は終わっているので覚悟してください。綾野剛がCMに出ているからといっても商品は流石のChina製品なので信用は禁物です。

【デザイン】今どきの薄型額縁フレームの飽きの来ないデザイン。画面左下の「とってつけ」ランプ（兼ジョイスティック）の半透明乳白色の出っ張りが気になる人は気になる。

【操作性】もたつきもなく、ストレスフリーの操作性。ネットテレビはＬＡＮ環境次第。

【画質】ぱっと見、奇麗だと感動する。が、しばらくしてムラを感じる。白い画面でハッキリと気のせいでなかったとわかる。画面によっては、墨汁を垂らしたように左右の淵に色ムラを知覚することができる。気のせいかと思ったが、そうではないことが白色画面ではっきりとわかる。四隅の暗さと、墨守を薄く垂らしたようにのびる画面のシミが気にならなければ、800万ドットの４Ｋ画面は美しいと言っていられる画質。200万画素のフルＨＤ（２Ｋ）もそつなく（女性のあばたなどを上手く隠し美肌にして）見せてくれる。赤色の色再現性も
ぱっと見、まずまずの出来。　ＩＰＳパネルでないからか、画面垂直方向から視線を少しでも斜にすると、画面が白っぽくなる。

【音質】抜けのよい、聞き取りやすい音。シアターの音響を求めるなら、不足感を感じる。重低音や（疑似）サラウンドなどを求める機種ではない。

【応答性能】リモコンは、遅くも早くもなく、ストレスフリーの応答性。スイッチを入れた瞬間に画面がつくほどではないが、待たされると
思うほど遅くはない。

【機能性】ＨＤＤ接続などはしていないので、ノーコメント。４Ｋ画質がダウンコンバートできるか試したい。４Ｋチューナー内蔵と言う点でお手軽である。

【サイズ】今どきのサイズ設定で無駄がない。７〜８年前の43インチのサイズの寸法で置ける。

【総評】昔（5〜6年前）ほどユーザーのこだわりがないのか、画質に対する要求レベルがダウンしたのか、光源ムラ（から生じる色ムラ）をあまり気にしなくなったユーザーが多くなった結果がこのテレビの高評価なのかもしれない。鮮やかな色をにじみをあまり感じさせずに描くところは評価したいが、色ムラになってしまう不要な光の明暗（まだら模様とバラツキ）が大きく減点となるテレビ。また視点が画面垂直方向から１ｍの距離で８〜１0度ずれた(垂直方向に座っている人の隣にいる）だけで画面が白っぽくなり色再現性が低下する。実店舗で必ず視聴することをお勧めする。

追記：画面垂直方向から視線をわずかに斜めにずらしただけで、墨汁を垂らしたような画面左右に縦に伸びる帯状のシミも強くなる。