旅行サイト「トリップアドバイザー」は、7月15日〜9月14日にかけて投稿された日本語・外国語それぞれの口コミで、写真投稿の割合が多かった日本の観光スポットを「夏のフォトジェニック観光スポット」としてランキング形式で発表しました。
以下、日本人旅行者が多く写真を投稿したスポット、外国人旅行者が多く写真を投稿したスポットをそれぞれで挙げていきます。
日本人旅行者の「夏のフォトジェニック観光スポット」
日本人の写真投稿が最も多かった観光スポットは、新潟県・弥彦山のふもとにある「弥彦神社」。口コミでは「夏の盛りなのに爽やかさが漂う景色」といった声や、弥彦山を背景に佇む荘厳な境内を見て「引き締まった気持ちにもなりました」という声も。
次に富山県の国宝「瑞龍寺」が「全体の雰囲気が非常に素晴らしい」といった声とともに2位に。他には、かつて青函連絡船として使われていた八甲田丸を利用した展示施設「青函連絡船 メモリアルシップ 八甲田丸」(青森県)や、長崎県の「端島(軍艦島)」などが並ぶ結果となっています。
外国人旅行者の「夏のフォトジェニック観光スポット」
一方で外国人の写真投稿が最も多かったスポットは、北海道の「洞爺湖」。口コミでは「美しい景色」「美しい自然と水晶のように澄み切った水」と、その豊かな自然に魅了された人の声が寄せられています。
2位の空中に浮かぶガラスの大屋根がシンボルの複合施設「オアシス21」(名古屋)には、「夜景を撮りに行ってください」といった口コミが寄せられ、多くの写真投稿が。他には鍾乳洞が見事な「おきなわワールド 文化王国・玉泉洞」(沖縄県)や、びっしりと並ぶ招き猫が圧巻の「豪徳寺」(東京都)などでの写真投稿が集まる結果となっています。
ちなみに同サイト上に投稿されている写真の数は全世界で1億を突破。1年前に比べると1.5倍以上になっているとのことで、さまざまな景色の良い場所で写真を撮るモチベーションから、旅行先を決定する人も増えているかもしれないということでした。
(宮原れい)
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