東京で開催された体操世界選手権が16日に閉幕した。今大会中、大熱戦となったカテゴリの一つが、女子個人総合だろう。ともに16歳、米国のジョーディン・ウィーバーと、ロシアのビクトリア・コモワが、まさに世界最高峰の演技で競った。特に、ロシアの団体総合2位にも大きく貢献したコモワは、その抜群の演技力と美貌により、天才美少女と呼ばれる次世代のスターだ。旧ソ連時代の世界選手権優勝メンバーを母に持つサラブレッドで、