政府は、残業時間の上限規制によって、トラック運転手が不足する物流業界の「2024年問題」に対応するため、30年度までの物流効率化に関する中長期計画を策定した。 国が定める「標準的運賃」の見直しなどにより、24年度の運転手の賃金について、10%程度の引き上げ実現を目指す。また、倉庫前での荷待ちや積み下ろし作業にかかる時間を、1人当たり年125時間削減する目標(19年度は750時間)も明記した。 標準的運賃は貨