2018年2月、当時13歳だった男性が、本人の同意なく医療保護入院措置で強制入院させられたことは違憲・違法だなどとして、児童相談所を設置する東京都や母親などを相手取り、損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が6月14日、東京地裁であった。原告の火山優さん(18歳、仮名)が意見陳述。「医療保護入院は精神科医が必要と認める限り、下手すれば何十年もの間退院できない」と述べ、身体拘束の期限がないことを「無期懲役状態」と