生まれたときから新興宗教の信者として育てられ、様々な制約を受けて苦しみながら育った“宗教2世”たち。両親が統一教会信者だった小川さゆりさんは「信仰熱心だった10代の頃、教会の活動でショッキングな体験をしてパニック発作に苦しむようになったが、親は理解してくれず脱会した。宗教による子どもへの権利侵害を訴えていきたい」という――。※本稿は、横道誠(編)『みんなの宗教2世問題』(晶文社)の一部を再編集したもの