いま、紅茶飲料が熱い─。茶葉の種類や量、甘さや香りなど個性を打ち出しやすいという特性に加え、コーヒーやお茶から紅茶に乗り換える消費者が増えているからだ。そんな中で「午後の紅茶」ブランドで首位に立つキリンビバレッジ追撃に向け、日本コカ・コーラが動き出している。誕生30年を迎えた「紅茶花伝」ブランドで総合ブランド化を図る考えだ。舌が肥えている消費者を相手に、味の多様化が勝負の鍵を握って