朝日新聞の箱田哲也氏による社説余滴「3年目の愚策の極み」(2021年7月4日付)を読んで、私が2年前に予想していた通りの結末になったことがわかり、あらためて安倍外交の負の遺産に怒りを覚えます。箱田氏は「日本政府が2年前、半導体素材の韓国への輸出規制を強めたのは、問題だらけの悪手だった」と指摘します。日本企業に賠償を命じた韓国の徴用工判決に対抗して、韓国政府への報復として採用された「悪手」です。この