戦国時代「甲斐の虎」と恐れられた武田信玄(たけだ しんげん)公に仕え、数々の勝利に貢献した名軍師・山本勘助(やまもと かんすけ。晴幸)。歌川国芳「名高百勇傳 武田信玄」より。目が天地を睨んでいるのは、不動明王を模しているため。その卓越した軍才をもって若い頃から活躍したイメージを持たれがちですが、どちらかと言えば大器晩成タイプだったようで、その前半生は謎に包まれています。※若い頃は武者修行の旅に出て全国各