文具大手のぺんてるを巡る株式争奪戦が勃発した。文具で国内最大手のコクヨが投資ファンドを通じて37%を取得したうえに買い増しの方針を示したところ、国内2位のプラスが友好的な第三者「ホワイトナイト(白馬の騎士)」として、ぺんてる株の買い付けに乗り出した。国内文具市場は少子高齢化で先細りになると見込まれており、コクヨは海外に強いぺんてるを取り込もうと目論むが、両社の間には不信感が決定的になっており、先行き