試合は最終セットの第12ゲーム、世界ランキング53位のディアス・アコスタがマッチポイントをふいにし、勝負はタイブレークにもつれた。その後は互いに相手のマッチポイントをしのぐ中、バルセロナ大会で準優勝3度のチチパスが勝利を収め、優勝した前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)から続くマッチ連勝を9に伸ばした。
チチパスは20日の準決勝で世界59位のドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)を迎え撃つ。ラヨビッチは第16シードのアルトゥール・フィス(Arthur Fils、フランス)を6-4、3-6、6-2で撃破して勝ち上がった。
前週のモンテカルロ大会で準優勝を収めた第3シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は、6-4、6-3でマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)に快勝。第13シードのトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)は7-6 (7-4)、7-6(7-1)で第12シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)との接戦を制し、ルードとの準決勝の切符を手にした。
【翻訳編集】AFPBB News
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