なめる・こする・皮をむく 40代のリップケア「やってはいけないNG行動」

大人世代にとって、リップの存在は侮れない…。

なんたって
・口角が下がる
・唇がしぼむ
・カサカサ唇
・唇のの色が悪い
・輪郭がぼやける

若い頃と違って色々問題が出てくるので、口紅を塗ったらすぐ素敵とはなりにくい。

そこで、大人世代に必要な老け顔脱出“テコ入れ美容”。

大人の唇の美しさを引き出す！リップケア。知っておくと何かとお得よ〜ってこと、お伝えしていきますね。

◆40代頃からの唇の悩み

そもそも、歳を重ねた唇は日々老化と戦っています。

例えば

・口角が下がる → 筋肉の衰え
・唇がしぼむ → コラーゲンの減少で弾力が失われる
・カサカサ唇 → 保湿力低下
・唇の色が悪い → 色素沈着
・輪郭がぼやける →老化

こんな悩みありませんか？ 私は、40歳くらいから気になり始めました…。

そんな同じ悩みを経験してきた美容のプロが実践している、40代50代におすすめなリップケアをご紹介します。

◆?リップクリームはくるくる塗りが基本

左右に往復塗りしている人が多いですが、たて皺が気になる人は、たてのシワに入れ込むように、まずシワに沿ってクルクル回しながら塗ってみてください！

まんべんなく、保湿成分が行き渡って口紅が塗りやすくなります。

【SHOKOの愛用品】

◯キュレル(Curel)リップケア バーム

指で優しくつけることができます。スキンケアの時に使っています。

◯メンソレータム(MENTHOLATUM)薬用リップNj(ナチュラル)

SPF20なので、昼間の乾燥だけでなく紫外線から守ってくれるので、外出の時は持ち歩いています。

◆?唇が萎んでいる人は、リップ美容液を1日10回以上つけてみよう！

年齢を重ねるごとにコラーゲンの産生が低下して、唇が小さく萎（しぼ）んでいきます。小さくなってきた、萎んできたと感じたら、すぐテコ入れしてみてね。

【SHOKOの救世主コスメ】

◯タカミリップ [唇用美容液]

◯オバジ ダーマパワーX リップエッセンス

唇の老化を感じると、リップ美容液を1日10回は必ずテコ入れします。

◆?唇の色が悪い・色素沈着している人は クレンジングを見直して！

口紅が残ったままだと、乾燥やトラブルの原因になります。また、こすって落とすと、摩擦によるくすみや口輪筋が緩むことにより、口角の下がりにつながって、さらに老け顔まっしぐらとなってしまいます。

そうならないためには、ポイントメイクリムーバーをたっぷり含ませて、口紅を優しくオフしましょう。

◆?乾燥ガサガサ唇になってしまった時の対処法は

「ラップパック」で唇を柔らかくしましょう！

バームなどの保湿剤を塗ってからラップで密閉すると、皮膚の奥からほぐれて柔らかくなります。

皮が硬くなってスクラブケアをする場合、ラップパックで唇をふやかしてからやると、とっても柔らかな唇になるのでおすすめです。

◆?唇・口周りの老けを感じたら、保湿しながら、口角下制筋ほぐしマッサージ

口角が下がっている人は下に動く筋肉が強くなっているいるかも。まず鍛えるのではなく、硬くなった口角下制筋をほぐすことを優先しましょう！

【SHOKOの最近お気に入りコスメ】

DEW リップゾーンセラム カネボウ

唇と口周り同時にケアできる 優れものです。

夜の集中パックとしても、昼ちょっと笑顔がぎこちなくなったら口周りに塗ってほぐす時にも使え、同時にケアできるのでスキマ時間美容として重宝しています。

◆NG行動“なめる”“こする”“皮をむく”

絶対やってほしくないNG行動は “なめる”“こする”“皮をむく” 無意識でクセになっている人も多いから、気をつけてくださいね。

唇は角層が薄く皮脂腺がないため、自力ではバリア機能をつくれないとてもデリケートな部位でもあるけど、唇はターンオーバーがとても早い。

3〜4日ほどで新しいものに生まれ変わると言われているので、その皮がめくれている状態だったら、古い皮膚から新しい皮膚へ脱皮して、進化している直前の状態だと思って、優しく見守り体制に入ってください。決してそれを無理やりはがしてしまうようなことはやめてくださいね！

美唇まで、あと少し踏ん張って我慢して、耐えてください。

＜文／SHOKO＞

【SHOKO】
ヘアメイクアップアーティストとして1994年より雑誌のビューティー企画や広告・CM・舞台・TVで活躍。50歳から始めたYouTubeチャンネル「SHOKO美チャンネル」では、スキンケア・メイクアップ・エイジングケアなどについて発信。　著書に『1秒で惹きつける人になる 読むだけで「最高の自分！」大人の美容BOOK』（KADOKAWA）