ウィーン警察のフロリアン・フィンダ(Florian Finda)副署長が会見で明らかにしたところによると、
性的虐待は昨年2月から6月にかけて、ウィーン南部の貧困地域のトイレや車庫、ホテル、加害者の自宅などで行われた。
容疑者のほとんどは14〜18歳で、ブルガリア、イタリア、セルビア、シリア、トルコ出身。うち2人は14歳未満であるため、
オーストリアでは刑事責任を問われない。大半は、非行歴がある。
13人は2月29日に取り調べを受けたが、容疑の一部を否認する者もいたという。
被害者の少女は、容疑者のうちの一人と交際していた。その交際相手に他の容疑者と引き合わされたという。
容疑者らは
性的虐待を撮影した動画や写真をメッセージアプリ「ワッツアップ」などのSNSを通じて仲間内で共有し、うち一人は、こうした素材を拡散すると少女を脅していたとみられている。警察によれば、実際には拡散されていなかった。
少女が昨年10月に母親に相談。その後、母親が告訴した。
警察は捜査が終了次第、送検する方針だという。
【翻訳編集】AFPBB News
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