今季モナコに移籍した日本の10番は、リーグ戦5試合中3試合出場、127分間プレーし無得点と苦しんでいる。その南野について聞かれた森保監督は「存在感を見せることとチームの中で他の選手と連携連動して戦っていくことのクオリティを上げている」と分析した。
「移籍したあとの難しい状況の中でしっかり戦いながら自分のポジションを確保しようとしている。簡単ではないと思うが、助っ人でチームに加入していると思うので、プレー内容以外に結果も責任としてかかってくる。そこはこれまでも厳しい環境の中で戦っているので、いい選手なのは間違いないので出続けてほしい」
さらに「心配していない。試合の出場は去年よりも(試合に)出ていける流れだ」と昨季よりも出番は増えるだろうという予想を立てていた。
8月24日から視察に出かけた森保監督はこれまでにフライブルク(堂安律)vsボーフム(浅野拓磨)、シャルケ(吉田麻也)vsウニオン・ベルリン(原口元気)、ケルンvsシュツットガルト(伊藤洋輝、遠藤航)、ヘントvsアントワープ(三好康児)をチェックした。また、吉田麻也はデュッセルドルフのJFA事務所に来て会話をしたと明らかにしている。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社】